2018年04月23日
メバル爆☆
あれから2か月・・・
やたらと昔のように感じる前回の出艇から、いつの間にか2か月・・・
カヤックは埃を被ったまま、春を迎えてしまいました。
愛艇を漕ぐ感触を純粋に楽しもうと考えながら道具を準備した前夜!
シンプルに楽しもう・・・!
テーマ等どうでも良い・・・!
ルアーは・・・ミノー&TGベイトのみ・・・!
★2018paddling-⑥★
☆4/22(日)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
復刻ロッド改(Garcia)
3月は仕事もプライベートも多忙でKFから遠ざかっていました。
記事が更新されないことで心配して連絡を下さった方・・・ありがとうございます。
確かに仕事は忙しかったのですが、休日はあります。
その休日には・・・海に向かわず陸で遊び惚けておりました!
FBもしくはインスタで交流のある方には目障りだったかと思うほど・・・美味しい食事の写真を投稿した期間でした!
お陰様で増量中でした。
カヤックを漕がなければ!
そうして迎えた土曜日・・・(明日の日曜日は田んぼの手伝いだから、カヤックはまた来週だ!)と思っていたら父が
『明日は行かないのか?10時までに戻ってくればいいから、朝だけ行って来れば?』と・・・!
ありがたい!
まだ暗い現地に到着するとセブンビーチの方々が大勢で車中泊をされていました。
その輪の中から現れたパパモグラ氏がお声をかけて下さいました。
このEPでの出席率が高いパパモグラ氏・・・またこの夏もよろしくお願い致します!
どむオ氏が遅れて到着予定だけど、8:30着岸がリミットのため先に出艇することに。
カヤックからの日の出・・・懐かしい。


太陽に誘われて磯場の方角に漕ぎ進み、そこから直角に方向を変えて、すり鉢ポイントに辿り着きました。
海水温は前日の発表で13℃を超えていた。
この春は海水温の上昇が異常に早い。
もうシーバスどころか、青物すら可能性が見えて来た。
まずはシーバスを探そうとトローリングを続けていましたが、すり鉢ポイントではTGベイトを落としてみました。
早々と見切りを付けて、再びトローリングしながらソイ爆ポイントまで漕ぎ漕ぎ・・・
そうそう、今回は久々のカヤックを純粋に楽しもうと、積極的に漕ぎ回りました。
渋滞も一方通行もない。
道筋を強制されることもない。
路上には存在しない自由度・・・素晴らしく贅沢な海上散歩だ。
そしてソイ爆ポイントでもTGベイトに反応がないまま、どむオ氏が合流した。
彼はソイ爆ポイントに腰を据えてテンヤを試すようだ。
僕は再び磯場方向に大きく移動する。
トローリングでのシーバス探しのためだ。
しかし残念ながら、シーバスとは出会えないままに折り返した。
折り返したら、そのままソイ爆ポイントに向けて漕いでいたけれど、どむオ氏の姿が沖のソイ爆付近に見えた。
漕ぐ方向を沖側に修正して、彼の元へと向かった。
すると何か魚をネットインしている。
『メバルです!食べます?』
遠慮なく頂こうと艇を横付けする。
漕ぎ寄る僕にカメラを向けていることに気付いたから・・・

アブのステッカーが写るように艇首を右に向けてみた(笑)

極々狭いエリアではあるけど、彼が浮いていた真下に海藻が生えているようで、何か魚探に反応があるため続けていたら、ようやく1匹目が釣れたところだったらしい。
頂いた獲物をストリンガーに通したら、どむオ氏がテンヤに次のエビを付けている間に、僕はTGベイトを落とした。
巻き巻き・・・当った!
食い込まなかったため再度着底させてから巻き巻き・・・
乗った~!

メバル~!
出艇から2時間ノーバイトで、ようやくの1匹・・・2か月振りともありスカッとした気分だった。
そして、どむオ氏も2匹目!
サイズアップで尺を余裕で超えている!
このままパツレンかと思いきや、どうやら群れているのはホント狭い一角らしい。
いくらか流されたら神経質なほどに漕ぎ戻って位置取りを修正しながら・・・
怒涛のパツレン劇!!

落とせばアタる!
アタらなければ丁寧にポイントに入り直せば・・・アタる!
しかしショートバイトが多くティップで弾いてしまう。
ここは・・・この竿の出番!!
(この記事にある通り当時はベイト仕様での復刻だったわけですが・・・
このところタックルが充実して来たこともあり出番が激減していました。
そこに、グリッサンドの他にもスピニングロッドが欲しい・・・との思惑が重なり、父に再復刻の作業をお願いしておいたのです!
父は冬の間に完成させてくれました。
今シーズンから『復刻ロッド改』と名付けて活躍してもらいます。
特に期待しているのが、夏のコチング!
これまではグリッサンドでスピンテールをキャストしていたコチングですが、確かにグリッサンドの使用感はコチングに最適ではあるのですが、コチングの最中に突発的なナブラに遭遇すると、ルアーを交換している間にナブラが沈んでしまうことも多かったのです。
そこで、グリッサンドの他にコチングロッドを用意できれば、グリッサンドはナブラ撃ち用にセッティングできる・・・と考えたのが始まりでした。
同じくグラス素材のグリッサンドよりもライトなため食い込みは抜群で、他にはテンヤにも最適なロッドだと思います。)
フェザーライトに結んであるTGベイト(CHピンクゴールド)を取り外すのも面倒だったため、新たにミドキンを取り付けました。
そうして復刻ロッド改の(予想以上の)ポテンシャルを目の当たりにすることに!




ロッドをチェンジした途端の4連発!
ティップが抜群の食い込みでショートバイトを弾かない!
が、ライントラブルのため一時的にフェザーライトでも!

すぐに復刻ロッド改に戻し・・・!

が、お次は根掛かり・・・リーダー結びなおす間も惜しかったため、ラストスパートはフェザーライトで・・・!


10匹コンプリート~!!
久々のKFで“爆”とは・・・とても幸せな時間だった。
サイズも尺前後と、とても贅沢な獲物となった。
どむオ氏は自分用に数匹だけキープし、僕に6匹も譲ってくれた。
メバルも16匹もいれば、ソフトクーラーにも入りきらず6匹はストリンガーのまま沖上がり。
途中で、遅めの出艇となったチョビー氏に久しぶりの挨拶をして、無事に着岸!
そして贅沢なプリンショット・・・!

とてもとても楽しかった。
いよいよ本格シーズンが開幕する。
一気にモチベーションが沸騰して来ました。
GW中の投稿にご期待下さい!
★ルアー★
TGベイト60g(モモキン,ミドキン)
★獲物1匹ゴミ1個運動★

2018総数:獲物19匹ゴミ20個
★ベイト(獲物の胃の内容物)★
8割はアミでした。
他にはバチと、タコかイカの足が。
★肴★

お昼に食べたメバルの天ぷら旨かった!
夕飯の刺身・煮魚は、写真を撮り忘れました。

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やたらと昔のように感じる前回の出艇から、いつの間にか2か月・・・
カヤックは埃を被ったまま、春を迎えてしまいました。
愛艇を漕ぐ感触を純粋に楽しもうと考えながら道具を準備した前夜!
シンプルに楽しもう・・・!
テーマ等どうでも良い・・・!
ルアーは・・・ミノー&TGベイトのみ・・・!
★2018paddling-⑥★
☆4/22(日)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
復刻ロッド改(Garcia)
3月は仕事もプライベートも多忙でKFから遠ざかっていました。
記事が更新されないことで心配して連絡を下さった方・・・ありがとうございます。
確かに仕事は忙しかったのですが、休日はあります。
その休日には・・・海に向かわず陸で遊び惚けておりました!
FBもしくはインスタで交流のある方には目障りだったかと思うほど・・・美味しい食事の写真を投稿した期間でした!
お陰様で増量中でした。
カヤックを漕がなければ!
そうして迎えた土曜日・・・(明日の日曜日は田んぼの手伝いだから、カヤックはまた来週だ!)と思っていたら父が
『明日は行かないのか?10時までに戻ってくればいいから、朝だけ行って来れば?』と・・・!
ありがたい!
まだ暗い現地に到着するとセブンビーチの方々が大勢で車中泊をされていました。
その輪の中から現れたパパモグラ氏がお声をかけて下さいました。
このEPでの出席率が高いパパモグラ氏・・・またこの夏もよろしくお願い致します!
どむオ氏が遅れて到着予定だけど、8:30着岸がリミットのため先に出艇することに。
カヤックからの日の出・・・懐かしい。
太陽に誘われて磯場の方角に漕ぎ進み、そこから直角に方向を変えて、すり鉢ポイントに辿り着きました。
海水温は前日の発表で13℃を超えていた。
この春は海水温の上昇が異常に早い。
もうシーバスどころか、青物すら可能性が見えて来た。
まずはシーバスを探そうとトローリングを続けていましたが、すり鉢ポイントではTGベイトを落としてみました。
早々と見切りを付けて、再びトローリングしながらソイ爆ポイントまで漕ぎ漕ぎ・・・
そうそう、今回は久々のカヤックを純粋に楽しもうと、積極的に漕ぎ回りました。
渋滞も一方通行もない。
道筋を強制されることもない。
路上には存在しない自由度・・・素晴らしく贅沢な海上散歩だ。
そしてソイ爆ポイントでもTGベイトに反応がないまま、どむオ氏が合流した。
彼はソイ爆ポイントに腰を据えてテンヤを試すようだ。
僕は再び磯場方向に大きく移動する。
トローリングでのシーバス探しのためだ。
しかし残念ながら、シーバスとは出会えないままに折り返した。
折り返したら、そのままソイ爆ポイントに向けて漕いでいたけれど、どむオ氏の姿が沖のソイ爆付近に見えた。
漕ぐ方向を沖側に修正して、彼の元へと向かった。
すると何か魚をネットインしている。
『メバルです!食べます?』
遠慮なく頂こうと艇を横付けする。
漕ぎ寄る僕にカメラを向けていることに気付いたから・・・

アブのステッカーが写るように艇首を右に向けてみた(笑)

極々狭いエリアではあるけど、彼が浮いていた真下に海藻が生えているようで、何か魚探に反応があるため続けていたら、ようやく1匹目が釣れたところだったらしい。
頂いた獲物をストリンガーに通したら、どむオ氏がテンヤに次のエビを付けている間に、僕はTGベイトを落とした。
巻き巻き・・・当った!
食い込まなかったため再度着底させてから巻き巻き・・・
乗った~!
メバル~!
出艇から2時間ノーバイトで、ようやくの1匹・・・2か月振りともありスカッとした気分だった。
そして、どむオ氏も2匹目!
サイズアップで尺を余裕で超えている!
このままパツレンかと思いきや、どうやら群れているのはホント狭い一角らしい。
いくらか流されたら神経質なほどに漕ぎ戻って位置取りを修正しながら・・・
怒涛のパツレン劇!!
落とせばアタる!
アタらなければ丁寧にポイントに入り直せば・・・アタる!
しかしショートバイトが多くティップで弾いてしまう。
ここは・・・この竿の出番!!
2015/03/01
(この記事にある通り当時はベイト仕様での復刻だったわけですが・・・
このところタックルが充実して来たこともあり出番が激減していました。
そこに、グリッサンドの他にもスピニングロッドが欲しい・・・との思惑が重なり、父に再復刻の作業をお願いしておいたのです!
父は冬の間に完成させてくれました。
今シーズンから『復刻ロッド改』と名付けて活躍してもらいます。
特に期待しているのが、夏のコチング!
これまではグリッサンドでスピンテールをキャストしていたコチングですが、確かにグリッサンドの使用感はコチングに最適ではあるのですが、コチングの最中に突発的なナブラに遭遇すると、ルアーを交換している間にナブラが沈んでしまうことも多かったのです。
そこで、グリッサンドの他にコチングロッドを用意できれば、グリッサンドはナブラ撃ち用にセッティングできる・・・と考えたのが始まりでした。
同じくグラス素材のグリッサンドよりもライトなため食い込みは抜群で、他にはテンヤにも最適なロッドだと思います。)
フェザーライトに結んであるTGベイト(CHピンクゴールド)を取り外すのも面倒だったため、新たにミドキンを取り付けました。
そうして復刻ロッド改の(予想以上の)ポテンシャルを目の当たりにすることに!
ロッドをチェンジした途端の4連発!
ティップが抜群の食い込みでショートバイトを弾かない!
が、ライントラブルのため一時的にフェザーライトでも!
すぐに復刻ロッド改に戻し・・・!
が、お次は根掛かり・・・リーダー結びなおす間も惜しかったため、ラストスパートはフェザーライトで・・・!
10匹コンプリート~!!
久々のKFで“爆”とは・・・とても幸せな時間だった。
サイズも尺前後と、とても贅沢な獲物となった。
どむオ氏は自分用に数匹だけキープし、僕に6匹も譲ってくれた。
メバルも16匹もいれば、ソフトクーラーにも入りきらず6匹はストリンガーのまま沖上がり。
途中で、遅めの出艇となったチョビー氏に久しぶりの挨拶をして、無事に着岸!
そして贅沢なプリンショット・・・!
とてもとても楽しかった。
いよいよ本格シーズンが開幕する。
一気にモチベーションが沸騰して来ました。
GW中の投稿にご期待下さい!
★ルアー★
TGベイト60g(モモキン,ミドキン)
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2018総数:獲物19匹ゴミ20個
★ベイト(獲物の胃の内容物)★
8割はアミでした。
他にはバチと、タコかイカの足が。
★肴★
お昼に食べたメバルの天ぷら旨かった!
夕飯の刺身・煮魚は、写真を撮り忘れました。

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2018年02月25日
ブログ開設5周年!
こんにちは!
ドンコ食べたさに穴釣りしたけど・・・全く釣れなかった。
意気消沈して何気なくナチュログにログインすると・・・
“ブログ開設5周年!”
思い返せば当時は確か・・・
半年限定の本社勤務で、スーツ着て山手線で通勤してた。
広尾の寮に持ち込んだノートPCでブログを開設したことが、つい最近のような気もするし遠い過去のような気もする。
当初と比べて成長したことは・・・記事を執筆するためのタイピングでしょうか(笑)
仕事でも業務日誌とかPCで文章を打ち込むことは多いですが、このタイピングは非常に役に立っている。
改めてブログ情報を確認すると・・・
・記事総数:297
・コメント総数:598
・累計アクセス数:177,495pv
時々は自分が過去に書いた記事を読み返してみるのだけど、当時の気持ちを忘れていることもあるし、文字に残しておくことも大事なのだと、記事が積み重なるほどに強く感じるようになりました。
記事もそうですが、現場で自分が積み重ねて来たことを信じ・・・その過程で得た仲間を大切にし、だけど過去だけを見るよりかは常に先を見て・・・これからも頑張りたいと思います。
カヤッキングの面では、安全面とかマナー面もそうですが、何よりもパドリングが好きな今の気持ちを末永く持ち続けていたい。
フィッシングの面では、今年の課題は・・・実はマダイを見据えております。
(マダイは内緒にしてたけど!釣れてから『実は狙ってました。』と言うよりも、有言実行でありたいと思ったから。)
その他に特に話題もないのだけれど・・・
ナチュログが5周年を教えてくれたから、記念に書いてみました。
おしまい。
★肴★
保存食のルイベ

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2018年02月19日
カヤック小突きカレイ
こんにちは!
本題の前にホウボウ御膳の写真から

刺身,昆布〆,味噌汁,酒蒸し,炊き込みご飯!
僕は釣った魚で料理をする時には、このような“フルコース”的なお品書きが好きなのです。
西洋料理的なフルコースとも違い居酒屋の宴会コース的な並びですが。
①刺身
②汁物
③焼・蒸・煮
④〆
“和”に飽きて“洋”にしたい日にも似たような並びにしちゃいます。
それで以前はSNSにアップするには〇〇定食とのネーミングを使っていたのですが、いつだかパグラー氏に『定食と言うより御膳では?!』と言うようなコメントを頂き・・・『確かに!その言葉の方が様になる!』と思い、このところ〇〇御膳としています(笑)
今回のホウボウ御膳は前回の乗合船釣行での獲物です。
確か2,3日後に食べた気がする。
あれから1週間が過ぎ・・・
今日19(月)が代休で休みのため土日月の3連休なのでした。
しかし寒い日が続き・・・
自室から、木枯らしが吹く庭を見下ろせば、バァちゃんのお達者カーが無人のまま動き続けると言う怪奇現象が頻発し・・・
これを科学的に言うと“強風”と呼ばれる現象のようですが。
僕が最も嫌いな自然の摂理であります。
18(日)に予約していたおこめたちとの乗合船釣行も中止となってしまいました。
(前日に『出船中止の電話来ないな・・・?』と思い船長に電話したら『Uさん?!電話くれて良かった~!携帯が壊れて連絡できなくなってたもので・・・』とのことだった汗)
退屈だからカヤックにステッカー貼ったりして過ごしました。

釣りが出来ない=肴を調達できないまま迎えた3連休の最終日・・・
久々にカヤックが漕げそうな予報です。
厳寒期に試そうと温めていた“小突きカレイ”に挑戦すべく前日にエサを用意しておいて、凍てつく早朝に海に向かいました。
★2018paddling-⑤★
☆2/19(月)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
カレイに良さそうな砂地まで漕ぎ進み、水深18mくらいで釣りを開始した。
理想は水深20~25mまで行きたかったけど、今日の予報だと無理は出来なかった。
この水深で遊漁船のような“小突きカレイ”は成立するのか?!
イソメを付けて、着底したらオモリで底をトントン・・・
小突きカレイは未経験のため、前夜にyoutubeで勉強した(笑)
開始直後は風も潮も緩かったため、パラシュートアンカーも使わずオモリも20号で良かった。
アタリないまま風が出て来て、オモリを30号にチェンジして・・・
全くアタリがないままに飽きてしまった(笑)
アイナメ狙いに切り替えて根際に漕いでエサも別なモノに替えると・・・グングン!
・・・アイナメは裏切らない!
小気味良い抵抗で浮いて来たのは・・・

ムシガレイ(33cm)でした。
カレイを諦めた途端にカレイ・・・
でも本命はマガレイかマコガレイだから、また違うけど。
他のカレイが虫エサで釣るのに対して、このムシガレイはジグとかテンヤとか、何にでも釣れてくれる。
その後はパラシュートアンカーを入れて有望ポイントで本腰を入れましたが、残念ながら風が出てしまい9時過ぎに終わりとしました。
また来週~!
★獲物1匹ゴミ1個運動★

2018総数:獲物9匹ゴミ9個
★肴★
1匹では家族分の夕飯には足りないため、昼ご飯でバァちゃんと半分ずつ食べちゃいました。
ムシガレイは煮るより焼くのが旨い。


バァちゃんは
『子持ちでねぇが?』
と言って喜んでくれた。
バァちゃん的には、カレイの価値は卵の有無が全て・・・とでも言うかのように、普段から『子持ちが?!』と言って卵の有無を気にしている。
確かにカレイ類の卵は美味しいけど、でも身も美味しいから、卵が無いカレイにも・・・もう少し優しくしてあげて欲しい(笑)
また機会あれば小突きカレイ開拓も頑張ってみます!

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本題の前にホウボウ御膳の写真から

刺身,昆布〆,味噌汁,酒蒸し,炊き込みご飯!
僕は釣った魚で料理をする時には、このような“フルコース”的なお品書きが好きなのです。
西洋料理的なフルコースとも違い居酒屋の宴会コース的な並びですが。
①刺身
②汁物
③焼・蒸・煮
④〆
“和”に飽きて“洋”にしたい日にも似たような並びにしちゃいます。
それで以前はSNSにアップするには〇〇定食とのネーミングを使っていたのですが、いつだかパグラー氏に『定食と言うより御膳では?!』と言うようなコメントを頂き・・・『確かに!その言葉の方が様になる!』と思い、このところ〇〇御膳としています(笑)
今回のホウボウ御膳は前回の乗合船釣行での獲物です。
2018/02/10
確か2,3日後に食べた気がする。
あれから1週間が過ぎ・・・
今日19(月)が代休で休みのため土日月の3連休なのでした。
しかし寒い日が続き・・・
自室から、木枯らしが吹く庭を見下ろせば、バァちゃんのお達者カーが無人のまま動き続けると言う怪奇現象が頻発し・・・
これを科学的に言うと“強風”と呼ばれる現象のようですが。
僕が最も嫌いな自然の摂理であります。
18(日)に予約していたおこめたちとの乗合船釣行も中止となってしまいました。
(前日に『出船中止の電話来ないな・・・?』と思い船長に電話したら『Uさん?!電話くれて良かった~!携帯が壊れて連絡できなくなってたもので・・・』とのことだった汗)
退屈だからカヤックにステッカー貼ったりして過ごしました。
釣りが出来ない=肴を調達できないまま迎えた3連休の最終日・・・
久々にカヤックが漕げそうな予報です。
厳寒期に試そうと温めていた“小突きカレイ”に挑戦すべく前日にエサを用意しておいて、凍てつく早朝に海に向かいました。
★2018paddling-⑤★
☆2/19(月)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
カレイに良さそうな砂地まで漕ぎ進み、水深18mくらいで釣りを開始した。
理想は水深20~25mまで行きたかったけど、今日の予報だと無理は出来なかった。
この水深で遊漁船のような“小突きカレイ”は成立するのか?!
イソメを付けて、着底したらオモリで底をトントン・・・
小突きカレイは未経験のため、前夜にyoutubeで勉強した(笑)
開始直後は風も潮も緩かったため、パラシュートアンカーも使わずオモリも20号で良かった。
アタリないまま風が出て来て、オモリを30号にチェンジして・・・
全くアタリがないままに飽きてしまった(笑)
アイナメ狙いに切り替えて根際に漕いでエサも別なモノに替えると・・・グングン!
・・・アイナメは裏切らない!
小気味良い抵抗で浮いて来たのは・・・
ムシガレイ(33cm)でした。
カレイを諦めた途端にカレイ・・・
でも本命はマガレイかマコガレイだから、また違うけど。
他のカレイが虫エサで釣るのに対して、このムシガレイはジグとかテンヤとか、何にでも釣れてくれる。
その後はパラシュートアンカーを入れて有望ポイントで本腰を入れましたが、残念ながら風が出てしまい9時過ぎに終わりとしました。
また来週~!
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2018総数:獲物9匹ゴミ9個
★肴★
1匹では家族分の夕飯には足りないため、昼ご飯でバァちゃんと半分ずつ食べちゃいました。
ムシガレイは煮るより焼くのが旨い。
バァちゃんは
『子持ちでねぇが?』
と言って喜んでくれた。
バァちゃん的には、カレイの価値は卵の有無が全て・・・とでも言うかのように、普段から『子持ちが?!』と言って卵の有無を気にしている。
確かにカレイ類の卵は美味しいけど、でも身も美味しいから、卵が無いカレイにも・・・もう少し優しくしてあげて欲しい(笑)
また機会あれば小突きカレイ開拓も頑張ってみます!

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2018年02月10日
ミドキン神話・・・改めアカキン神話?
★船★
☆2/10(土)
☆EP.とも丸
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
3連休の初日!
事前に予報を確認すると、3連休は初日の土曜のみしか釣りは出来なそうな予報でした。
(本当は某所に遠征する計画を練っていたけれど断念した。)
金曜の日中に、どむオ氏から連絡が。
カヤックには微妙な予報だから、船に乗らないかと。
この誘いには・・・乗った!
仕事から帰宅して暗い中で準備を進める。
今回はジグを絞って持ち込もうと考えました。
まずメインはTGベイトを使いたい。
普段はTGベイトが入っているライトジグ(~80g)ケースごと持ち込みますが、ケース内に押し込まれているジグの中で、使うのはTGベイトのみ・・・と、言うわけでTGベイトのみ準備します。
次にTGベイト意外のジグを選んだわけですが・・・普段はメインのジグケースに100~150gのジグを、更に別なジグケースに180~250gのジグを収納しているのですが、メインのジグケースを持たないことに決めました。
100~150gのジグで底取り出来る状況なら、TGベイトで対応できるだろうと思ったためです。
念の為180~250gのジグケースをバッカンの底に入れて、ほぼTGベイトと、予備として持ち込んだ150gのジグが数個・・・で挑みます。
船上からの日の出・・・!


沖に到着して・・・先発はTGベイトのピンクグローでした。
早朝まだ光量が少ないと考えたわけですが、幸先良く反応を得ることが出来ない。
前回同様に出鼻を挫かれた空気が漂う船上・・・
(前回⇒)
前回は、このような沈黙の中でTGベイトを巻き始めた僕が船中ファーストキャッチ含む連発となったのだった。
今回も再現なるか?!
しかし・・・!
ポツポツと釣れ始まったのは他のメンバーでした(泣)
どむオ氏もホウボウを!
船長は『アカキンが当ってる。』と言っている。
確かに釣れた人のジグを見るとアカキンを使っている人に釣れているようだ。
が、この頃から気になることがあった。
僕の左隣の型が徐々にペースを上げて遂には船中イチバンのペースで釣り続けたわけですが、その方はオールシルバーのようなカラーを使っていたのです。
確かに“アカキン”はヒットカラーではあるけど、アカキン以上のヒットカラーはシルバーなのでは??
でも、まだまだ僕はTGベイトで勝負したい。
それにしても、ポツポツと釣れ出したとは言え、まだまだペースは悪い。
僕は以前ノーバイトだ。
ピンクグローからグリーンゴールドグローベリーにチェンジしたけど、それでも何も変わらない。
広く探る目的で、スピニングのグリッサンドに持ち替えてみた。
潮が速い場合等に対応するために、PE0.8号を巻いて準備していたのだ。
そして結んでおいたのはメーカーオリジナルのいわゆる“ミドキン”
このタックルで遠投⇒フリーフォールすれば、広く探ることが可能になる。
その1投目・・・ようやくのバイト!が、乗らない!
コツン・・・だけで食い込まずに終わるバイトが今日は多かった。
どむオ氏は普段から
『TGベイトでは釣れる気がしない。』
と言っているのだけど、TGベイトで1バイトのみに苦しむ僕の隣で、彼はTGベイトを持ち出した。
結んであったのは“ブルピン”だった。
“タダ巻きでマダイが釣れる”と評判のTGベイトだけど、カラーは“ミドキン”に限定された話だと思う。
だから僕はミドキンから試して、続いてキャスティング厚木店オリジナルカラーである3カラー(いずれもミドキンベース)を加えて、更に他のジグ(スローナックルとかMMジグとか)で気に入っているピンクグローを『このカラーのTGはどうなの?』と考え使い始めた。
これまでに感じていることは、ソイに対してはTGベイトでもピンクグローが効く感じ。
他にアイナメ,ヒラメ,マダイには、評判通りミドキンが効いている。
ミドキンもキャスティングオリカラの3色を使い分ければバリエーションはあるし、そこにピンクグローがあればローテーションとしても十分だと思っていた。
そこに・・・定番のミドキンを差し置いてブルピンを使う隣の彼・・・
『TGベイトでは釣れる気がしない。』
と言っていたのは、もしかして・・・これまでセオリーを無視してミドキン意外のカラーを使っていたのか?!
だけど
(そりゃブルピンじゃ釣れないさ・・・)
と冷ややかな目を向ける僕の目の前で・・・
彼はプルピン1投目でムシガレイを釣った。
え・・・
今日は
“TGじゃ釣れない日”
とか
“(マダイゲーム動画で僕が参考にしている田辺哲男氏風に言えば)巻きじゃ釣れない日”
ではなくて単にカラーがダメだったのか?!
この出来事でミドキンを信じきれない心理状態に陥ってしまった僕は、迷走することに・・・
タックルをチェンジしたり巻きスピードを変えたり時にはアクションを加えたり・・・
“色々と試す”意味では良いことだけど、特に戦略も無く思い付きで行動するだけの時間帯が過ぎた。
どれだけ皆が“渋い”と言っていようが、それでも釣っている人はいる。
恐らくノーフィッシュは僕だけだ。
(前回とは雲泥の差・・・)
どうにか状況を打開しないと。
他の客の中には、釣れなさ具合に集中力を切らしてしまった方も見受けられる。
どむオ氏も『渋いですねぇ・・・』を繰り返してる。
僕も口数が減ってはいるが・・・でも気持ちは切らさなかった。
この状況を攻略してこそ、また新しい成長に繋がると思うから。
そして、左隣りの方が沈黙を破るように3連発(フグ,ホウボウ,ホウボウ)した。
これを糸口にしたいと考えた僕は、その方の真似をしてみようと思った。
3連発の全てを盗み見していたため、アクションのイメージは頭に入っていた。
彼が使うようなオールシルバーのジグが無かったため、代わりになるかはわからないけどナマラジグSTの“レッドエッジチャート”カラーに交換した。
それでアクションは・・・
彼はスピードを落とした1ピッチで、リーリングとロッドアクションを同時に入れてジグを弱く跳ねさせてるように見えた。
それを3,4ジャークしたら再フォールさせている。
ボトムから2~3mしか浮かせていないように見える。
真似てみたら、タックルのバランスの問題で全く同じ風にはやり辛かったので、1/2ピッチにしてみた。
それを4ジャークほどで再フォールさせる。
ボトムから2m弱しか浮かせない。
ボトム集中攻撃の点も肝かもしれないけど、ロッドアクションのテンポとか振り幅とか、その独特の動きがハマったのだろう。
真似をしたら意外と簡単に・・・食った!
どむオ氏に
『釣れて良かったですね~!』
と祝福されながらの本日1匹目(待たせ過ぎ・・・笑)
そしたら船長が
『写真撮らせて!』と。

船長に声を掛けられる直前に血抜きのために刃物を入れたので、この撮影の間に血吹雪を浴びました。
偏光グラスのレンズにまで血痕が・・・
どうにか1匹目が釣れたことに安堵しつつも、お隣さんを真似たアクションが本当に“どハマり”パターンなのか、それとも偶然なのか、確かめたい。
同じアクションを続けてみることにした。
そしたら割と間を置かずに・・・また来た。
またホウボウでした。
これは・・・このアクションは・・・僕のレパートリーには無かったバリエーションだ!
とても収穫になったと思う。
これでペースを掴んだ僕は、TGベイトも再開してみた。
ミドキンを信じ切ることが出来なくなってしまっていたため、ピンクグローを巻いた。
そしたら、こちらも割とすぐに・・・食った~!!
ここからはナマラSTのフワフワアクションとTGを交互に使い、とても寂しい釣果ではあるものの
ホウボウ③,カナガシラ②,ムシガレイ①となりました。
ホウボウが割と型揃いなのがせめてもの救いでした。
(とは言っても特大サイズは混じらなかった。)
今日の経験を忘れない限り、どれだけ絶望的な状況でも何かハマるパターンがあることを信じて試し続けることの大切さと、試し続けるための引き出しを増やす必要性を学ぶことが出来ました。
そして“ミドキン”意外のTGベイトの品揃えが欲しくもなりました(笑)
実際・・・TGベイトの例えば“アカキン”とか持っていたら、今日の状況でも釣れたのかな?とか、とても気になります。
※80gのアカキンは試したけどダメでした。TGベイトは60gだけが微細動する・・・との話は本当なのでしょうか。
本当は『次に船に乗る日(2/18)までにTGアカキンを調達する!』とは前々から思っていたのですが、今回の乗船は前日に決まったため対応デキなかったのです。
前回のホウボウジギングも僕がTGベイトで釣っていた以外にはアカキンが好釣だったため、この“アカキン”というカラーは僕の中での評価が上昇中なのです。
次回・・・鬱憤晴らしに闘志を燃やして・・・明日はTGアカキン買って来ます!
★ルアー★
ナマラジグST150gレッドエッジチャート
&TGベイト60gピンクグロー
★肴★
熟成中

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☆2/10(土)
☆EP.とも丸
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
3連休の初日!
事前に予報を確認すると、3連休は初日の土曜のみしか釣りは出来なそうな予報でした。
(本当は某所に遠征する計画を練っていたけれど断念した。)
金曜の日中に、どむオ氏から連絡が。
カヤックには微妙な予報だから、船に乗らないかと。
この誘いには・・・乗った!
仕事から帰宅して暗い中で準備を進める。
今回はジグを絞って持ち込もうと考えました。
まずメインはTGベイトを使いたい。
普段はTGベイトが入っているライトジグ(~80g)ケースごと持ち込みますが、ケース内に押し込まれているジグの中で、使うのはTGベイトのみ・・・と、言うわけでTGベイトのみ準備します。
次にTGベイト意外のジグを選んだわけですが・・・普段はメインのジグケースに100~150gのジグを、更に別なジグケースに180~250gのジグを収納しているのですが、メインのジグケースを持たないことに決めました。
100~150gのジグで底取り出来る状況なら、TGベイトで対応できるだろうと思ったためです。
念の為180~250gのジグケースをバッカンの底に入れて、ほぼTGベイトと、予備として持ち込んだ150gのジグが数個・・・で挑みます。
船上からの日の出・・・!
沖に到着して・・・先発はTGベイトのピンクグローでした。
早朝まだ光量が少ないと考えたわけですが、幸先良く反応を得ることが出来ない。
前回同様に出鼻を挫かれた空気が漂う船上・・・
(前回⇒)
2018/01/23
前回は、このような沈黙の中でTGベイトを巻き始めた僕が船中ファーストキャッチ含む連発となったのだった。
今回も再現なるか?!
しかし・・・!
ポツポツと釣れ始まったのは他のメンバーでした(泣)
どむオ氏もホウボウを!
船長は『アカキンが当ってる。』と言っている。
確かに釣れた人のジグを見るとアカキンを使っている人に釣れているようだ。
が、この頃から気になることがあった。
僕の左隣の型が徐々にペースを上げて遂には船中イチバンのペースで釣り続けたわけですが、その方はオールシルバーのようなカラーを使っていたのです。
確かに“アカキン”はヒットカラーではあるけど、アカキン以上のヒットカラーはシルバーなのでは??
でも、まだまだ僕はTGベイトで勝負したい。
それにしても、ポツポツと釣れ出したとは言え、まだまだペースは悪い。
僕は以前ノーバイトだ。
ピンクグローからグリーンゴールドグローベリーにチェンジしたけど、それでも何も変わらない。
広く探る目的で、スピニングのグリッサンドに持ち替えてみた。
潮が速い場合等に対応するために、PE0.8号を巻いて準備していたのだ。
そして結んでおいたのはメーカーオリジナルのいわゆる“ミドキン”
このタックルで遠投⇒フリーフォールすれば、広く探ることが可能になる。
その1投目・・・ようやくのバイト!が、乗らない!
コツン・・・だけで食い込まずに終わるバイトが今日は多かった。
どむオ氏は普段から
『TGベイトでは釣れる気がしない。』
と言っているのだけど、TGベイトで1バイトのみに苦しむ僕の隣で、彼はTGベイトを持ち出した。
結んであったのは“ブルピン”だった。
“タダ巻きでマダイが釣れる”と評判のTGベイトだけど、カラーは“ミドキン”に限定された話だと思う。
だから僕はミドキンから試して、続いてキャスティング厚木店オリジナルカラーである3カラー(いずれもミドキンベース)を加えて、更に他のジグ(スローナックルとかMMジグとか)で気に入っているピンクグローを『このカラーのTGはどうなの?』と考え使い始めた。
これまでに感じていることは、ソイに対してはTGベイトでもピンクグローが効く感じ。
他にアイナメ,ヒラメ,マダイには、評判通りミドキンが効いている。
ミドキンもキャスティングオリカラの3色を使い分ければバリエーションはあるし、そこにピンクグローがあればローテーションとしても十分だと思っていた。
そこに・・・定番のミドキンを差し置いてブルピンを使う隣の彼・・・
『TGベイトでは釣れる気がしない。』
と言っていたのは、もしかして・・・これまでセオリーを無視してミドキン意外のカラーを使っていたのか?!
だけど
(そりゃブルピンじゃ釣れないさ・・・)
と冷ややかな目を向ける僕の目の前で・・・
彼はプルピン1投目でムシガレイを釣った。
え・・・
今日は
“TGじゃ釣れない日”
とか
“(マダイゲーム動画で僕が参考にしている田辺哲男氏風に言えば)巻きじゃ釣れない日”
ではなくて単にカラーがダメだったのか?!
この出来事でミドキンを信じきれない心理状態に陥ってしまった僕は、迷走することに・・・
タックルをチェンジしたり巻きスピードを変えたり時にはアクションを加えたり・・・
“色々と試す”意味では良いことだけど、特に戦略も無く思い付きで行動するだけの時間帯が過ぎた。
どれだけ皆が“渋い”と言っていようが、それでも釣っている人はいる。
恐らくノーフィッシュは僕だけだ。
(前回とは雲泥の差・・・)
どうにか状況を打開しないと。
他の客の中には、釣れなさ具合に集中力を切らしてしまった方も見受けられる。
どむオ氏も『渋いですねぇ・・・』を繰り返してる。
僕も口数が減ってはいるが・・・でも気持ちは切らさなかった。
この状況を攻略してこそ、また新しい成長に繋がると思うから。
そして、左隣りの方が沈黙を破るように3連発(フグ,ホウボウ,ホウボウ)した。
これを糸口にしたいと考えた僕は、その方の真似をしてみようと思った。
3連発の全てを盗み見していたため、アクションのイメージは頭に入っていた。
彼が使うようなオールシルバーのジグが無かったため、代わりになるかはわからないけどナマラジグSTの“レッドエッジチャート”カラーに交換した。
それでアクションは・・・
彼はスピードを落とした1ピッチで、リーリングとロッドアクションを同時に入れてジグを弱く跳ねさせてるように見えた。
それを3,4ジャークしたら再フォールさせている。
ボトムから2~3mしか浮かせていないように見える。
真似てみたら、タックルのバランスの問題で全く同じ風にはやり辛かったので、1/2ピッチにしてみた。
それを4ジャークほどで再フォールさせる。
ボトムから2m弱しか浮かせない。
ボトム集中攻撃の点も肝かもしれないけど、ロッドアクションのテンポとか振り幅とか、その独特の動きがハマったのだろう。
真似をしたら意外と簡単に・・・食った!
どむオ氏に
『釣れて良かったですね~!』
と祝福されながらの本日1匹目(待たせ過ぎ・・・笑)
そしたら船長が
『写真撮らせて!』と。

船長に声を掛けられる直前に血抜きのために刃物を入れたので、この撮影の間に血吹雪を浴びました。
偏光グラスのレンズにまで血痕が・・・
どうにか1匹目が釣れたことに安堵しつつも、お隣さんを真似たアクションが本当に“どハマり”パターンなのか、それとも偶然なのか、確かめたい。
同じアクションを続けてみることにした。
そしたら割と間を置かずに・・・また来た。
またホウボウでした。
これは・・・このアクションは・・・僕のレパートリーには無かったバリエーションだ!
とても収穫になったと思う。
これでペースを掴んだ僕は、TGベイトも再開してみた。
ミドキンを信じ切ることが出来なくなってしまっていたため、ピンクグローを巻いた。
そしたら、こちらも割とすぐに・・・食った~!!
ここからはナマラSTのフワフワアクションとTGを交互に使い、とても寂しい釣果ではあるものの
ホウボウ③,カナガシラ②,ムシガレイ①となりました。
ホウボウが割と型揃いなのがせめてもの救いでした。
(とは言っても特大サイズは混じらなかった。)
今日の経験を忘れない限り、どれだけ絶望的な状況でも何かハマるパターンがあることを信じて試し続けることの大切さと、試し続けるための引き出しを増やす必要性を学ぶことが出来ました。
そして“ミドキン”意外のTGベイトの品揃えが欲しくもなりました(笑)
実際・・・TGベイトの例えば“アカキン”とか持っていたら、今日の状況でも釣れたのかな?とか、とても気になります。
※80gのアカキンは試したけどダメでした。TGベイトは60gだけが微細動する・・・との話は本当なのでしょうか。
本当は『次に船に乗る日(2/18)までにTGアカキンを調達する!』とは前々から思っていたのですが、今回の乗船は前日に決まったため対応デキなかったのです。
前回のホウボウジギングも僕がTGベイトで釣っていた以外にはアカキンが好釣だったため、この“アカキン”というカラーは僕の中での評価が上昇中なのです。
次回・・・鬱憤晴らしに闘志を燃やして・・・明日はTGアカキン買って来ます!
★ルアー★
ナマラジグST150gレッドエッジチャート
&TGベイト60gピンクグロー
★肴★
熟成中

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2018年02月07日
メープルサーモン
★エリアフィッシング★
☆2/3(土)
☆EP.那須白河フォレストスプリングス
☆ウェアリング:ハンティングハンガーダウンベスト(ジェットスロウ)
『寒い日が続いています。』
この言葉が皆さんにはネガティブに聞こえますか・・・?
僕にはポジティブにすら聞こえます。
キンと冷えた空気は心地よいから。
正しい服装で体幹の体温を保つことが出来ていれば、むき出しの頬だけが冷えるくらいは丁度良かったりする。
学生の頃・・・部活で走るような練習の時には、寒いほど何故か、誰よりも走れた。
それは空気が澄んでいるからか、呼吸がとても楽で息が切れないからと感じていた。
冷たくて済んだ空気・・・
その体感から、久しぶりに燻製がしたくなった。
併せてウイスキーでも呑めば気分は北欧・・・
・・・と言った具合で、久しぶりにトラウトが食べたく釣りたくなった。
前日は仕事を昼までで半休して午後は道具の準備を。
久しぶりの釣りだから、道具を掘り出すだけで時間が掛かる。
夕方には不足していた消耗品の買い出しも・・・
(ティペットとかは古いと劣化しているかもしれないから、在庫はあったけど念の為に補充した。)
道具を準備していると、前回のチケットが出て来たけれど、そこには4年前の日付が記されていた・・・
昨冬は行かなかったことは確かだけど、それほどご無沙汰だったとは・・・!
震災直後の2011年初夏こそエリア巡りもしたけど、僕はトラウトに関しては経験が浅い。
今では足が向く動機は専ら“食べたいから”だ。
食材確保に気合いを入れて・・・早起きで白河に向かった・・・!
白河FSに通い始めたのは中学か高校の頃だったか・・・年に1度ほど父に連れて行ってもらっていた。
あの頃は父のルアーロッドを借りていたと思う。
その頃とはアクセスも改善されて“あぶくま高原道路”を使えば、いわきから白河は意外と近い。
オープンが7:00のところ、1時間半前の5:30に着いたけど、それでも5人ほど先客がいた。
ここはランディングネットを置いて順番取りするのがローカルルールとなっている。

この競争率の激しさ・・・ポイント選びの自由度を考えても、本当は平日に来たい釣り場だ。
更には水面に氷が張ってしまえば、溶けるまでの時間は流れ込みしか釣りが出来ない。
予報では最低気温マイナス10℃の朝だったから、ポイント確保のためにも早起きは必須だったのだ。
先客5名はルアーマンのようだ。
これならフライ専用のセカンドポンドは独り占め・・・が、しかし!
“土日のセカンドポンドはルアー解禁です。”との案内・・・

オープンすると先客2名はサードポンドに、3名はセカンドポンドに・・・!
良型が溜まるとされる流れ込みは占領されてしまったため、ファーストポンドの流れ込みから入ってみた。
僕の戦略は“アホの一つ覚え”的に決まっている。
(インジケーターを付けた)ルースニングで、2mとかのロングティペットを使用してボトムに沈める。
水深が2m無いポイントでも、軽いフライをボトムに到達させるにはオーバーかと思うほどのロングティペットが要される。
と・・・某エリアオーナーに手ほどきを受けたのですが。
これを実践することで特に得をするのが、この厳寒期なのです。
水温が下がって魚がボトムに沈む季節・・・良型が優先的にボトムに陣取るためか、このボトムまでフライを沈める方法だと良型のヒット率が明らかに高い。
僕は本当にエリアトラウトの知識は乏しいのだけど、この理屈だけ覚えて愚直に実践しているだけで、高確率で美味しいお土産に恵まれる。
それで今回も実践したのですが・・・
幸先良く周りのルアーマン達はヒットさせる中で、僕にだけファーストヒットが訪れない。
でも想定内・・・!
ルアーもフライも、動かす釣り方だと好奇心旺盛なアベレージサイズのトラウトは積極的に反応するみたい・・・と言うのは、過去何回かの経験で知っている。
念の為それを確かめようとストリーマーを引っ張ってみたら、30cmほどのレインボーが簡単にヒットした。
持ち帰り制限が10匹のため、理想は良型を10匹揃えること。
だから幸先良く釣れた30cmはリリースした。
“動かせば釣れる”ことはわかったけど、あくまでも僕は“数釣り”をしに来たのではない。
いつもの釣り方を信じて続ければ、10匹全てとは言わずとも数匹の良型(50~60cm)には出会えるだろう。
そう考えて、周りのペースに惑わされないよう自分の釣り方を続けると言う・・・己の心との闘いのような1日が幕を開けた!
ファーストポンドで2匹目を釣ることが出来ず、セカンドポンドに移動した。
目の前のルアーマンは連発している。
だが、30cm台のレインボーだ。
『俺はあれを釣りに来たのではない!』
そう何度も自分に言い聞かせる。
(でも時々・・・『小さくてもいいから釣りたい・・・!』との気持ちもよぎったけど。)
そして、自分の選択が間違いではないことを確信できた瞬間が、ようやく訪れた。
久し振りのインジケーターの消し込みにフッキングしたら・・・
ジジーっ!!
良型確定のファーストラン!
ラン&・・・ブレイク!!
何故だ~?!
実は前夜に父からインジケーター接続済みのティペットを譲り受けたのですが、これがどうやら古く劣化していたようで・・・でも1度のブレイクでは、それを疑うことが出来なかった。
たまたま結び目から切れていたから、ノットが甘くて抜けてしまった?と考えて、再び父のティペットを結びなおして再開した。
そしてほどなく・・・ジジーっ!!・・・プツン!
何故だ~?!
ティペットを確認すると、結び目でもない個所から切れていた。
それでようやく“劣化”を疑った。
“逃がした魚は大きい”
だけど時刻はまだ10時前だ。
再び良型と遭遇出来ることを願って、次は前日に調達した新品のティペットを結んだ。
だけど、その後は遂に、ドラグを勢いよく引っ張り出すほどの良型は現れなかった。
どの釣りでもそうだけど、素晴らしいチャンスは何度も訪れない。
だから貴重なチャンスは確実にモノにしなければ。
改めて思い知らされた。
落ち込む僕を嘲笑うかのように、ポンド内の清掃要員である巨大なチョウザメが何度も目の前を泳いだ。

2mはあるだろうか・・・デカい。
・・・それにしてもヒットのペースが悪い。
周りのルアーマンはハイペースで釣っている。
(きっと心の中では俺をバカにしているに違いない・・・)とか、どんどん弱気になる。
動かせば釣れることはわかっている。
でも、良型だけ持ち帰りたい・・・!
非情に激しい葛藤があったけど、それでも昼までは同じ釣り方を貫いた。
10:00にFSカフェがオープンしたアナウンスがあり、気分転換のためにも早めの昼食にしようと考えた。
10:30だかには休憩にしたと思うけど、その時点で釣果は僅か4匹・・・
でも2匹目以降は40cmほどのサイズで、とても太って銀ピカのヒレピン・・・と質には恵まれたから、3匹はキープした。
そして楽しみな昼食・・・!
ここに釣りに来ると、楽しみの半分は昼食かもしれない。
中には時間を惜しんで昼食も摂らずに釣りを続けたり、釣りながらオニギリを頬張っているような人も目にする。
だけど、これだけ美味しいメニューを食べれるのだから、僕は昼食には時間を贅沢に使いたい。
メニューを眺めていると・・・
『寒かったでしょう。』
と言ってコンソメスープのサービスが!
美味しいスープが身に染みる・・・!
そして目に留まったのは

イトウ食べたことない!
迷わず注文した。

他には若サケのスモークオイル・・・なんだっけ?正式名称は忘れた。

そして白河FS定番のジャンバラヤ!

どれも美味しかった!
でも・・・ランチに¥3,000は張り切り過ぎた。
当たり前の値段のルアーが2個も買えるがな!
だけど、それでも悔いが残らないくらい美味かった。
そして後半・・・!
もうサイズを選ぶ余裕は無くなりつつある。
しばし同じ釣り方は続けるけど、キープの基準を若干下げておこう。
それでも数が揃わなかったら、やはり最終的には小さいとわかってはいても表層の元気な魚を釣ることも致し方ない。
そう考えながら迎えた12:30・・・?
放流タイムが!
放流された魚は直後から口を使うのか?
そもそも放流される魚の型・質はどうなのか?
疑問はあったけど、まずは釣ってみよう。
放流直後にペースアップしたフライマンのインジケーター位置を参考にした。
中層を釣っているようだ。
ここで遂に僕も、そのフライマンを真似る形でティペットを短くした。
そして呆気なく釣れたレインボーが・・・
お?型も質も悪くない!
ずっと求めていた良型ではないけれど、40cmほどでメタボ体型な銀ピカ・ヒレピンだった。
放流された魚の質がこれならば、食い気が立っているうちに何匹か釣ってみよう!
そこからプチ連発で・・・スカリの中には食べごろサイズが8匹ほど揃った。
そして放流直後のラッシュは落ち着いてしまったのだけど、ここで残りノルマ2匹の計画を練り直した。
幸先良く9匹目のキープは確保してから、残り1匹はやはりボトムで良型を狙いたい。
それで、朝一に入りたかったポイントの近くに入ることが出来て、幸先良く9匹目のキープが出来た。
最後の1匹はボトムで・・・と考えたけど、結局は沈黙が長すぎて心が折れてしまった。
最後も中層で追加して、まずまずの美味しそうな体型のレインボー10匹を持ち帰ることが出来た。
(イロモノは混じらなかった。ゲストとして嫌いではないのだけど。)
さて・・・!
帰宅して本来の楽しみである食卓!!
この魚は身の色で美味しさが格段に違う(身が赤いほど美味しい)と思うのですが、この40cm級では身が白い可能性もある・・・50~60cmが混じらなかったから今回は刺身は無しかと半ば諦めていたのですが・・・
2枚に卸したところで、台所を覗きに来た父とともに喜ぶ!
『赤いな~!』
これが・・・父曰く『昔と比べても本当に美味しくなって来てる。』林養魚場の“メープルサーモン”!!
翌日以降に調理して食べる予定だったのですが、急きょ当日の夕飯に刺身を用意しました!

刺身を褒めることは少ない母が『甘いね~!』と・・・
この味・・・林養魚場のトラウトは本当に美味しいけれど、確かに5年も前であれば40cm程のレインボーではこれほどの旨味はなかったと思う。
震災直後にエリア通いをした頃なら、イワナ系とレインボー系を交配させた種(ロックトラウトとか)に限っては独特の旨味を感じることはデキた。
でも、とうとう大半を占めるアベレージサイズのレインボーまで、この旨味に辿り着いたのか・・・!
林養魚場を強烈にリスペクトします!
このトラウトの味に対して、数年前の記憶で“こんなものか”と結論付けてしまっている方がいるのなら、どうか“年々改良されている”ことを理解して、また時々は食べてみることを、心からオススメ致します。
そうして翌日の日曜日は休日当番で会社に泊まり・・・
月曜の夕方に帰宅しました。
そしたら・・・!

“立春朝搾り”て・・・自分は初めて知ったのですが、全国の酒造で割と盛んみたいです。
立春の朝に搾った酒です。
立春・・・実は!立春である2月4日は僕の誕生日なのです。
(自分の誕生日から春が始まるみたいで昔から気に入っているのですが・・・)
それで父が、誕生日プレゼントとして注文してくれていたのでした。
1日遅れの宴・・・!
そう、肴は冷蔵庫にストックされている!

ルイベ!

ハラスの塩焼き!
(マグロのトロみたいに脂がスゴイ!)

フライ!秋に山形で買って来たタルタルソースが合う!

筋子!
もう数週間すればイクラになるのでしょうか?
イクラが“レッドキャビン”と呼ばれるのに対して、僕の中ではマスの卵は“オレンジキャビン”でイワナ系の卵は“イエローキャビン”だと思ってます。
(もしかしたら公に呼ばれている名称かも)
どれも旨い~!
酒が進みました!
更に更に!
翌6日は・・・
仕事を昼で終えて午後は燻製!
(燻製器から立ち上る煙を見ていたら、思わずウイスキーを求めてコンビニに走ってしまいました。)
出来上がり・・・

冷燻!
これが最も食べたかった!
文句なしに旨い~!
最終的には温燻で熱を通したものも本日7日に食べたのだけど、写真を撮り忘れました。
残るはルイベが3筋ほど冷凍庫に。
これは来客時の肴としましょう。
とても満足な食材確保となりました!

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☆2/3(土)
☆EP.那須白河フォレストスプリングス
☆ウェアリング:ハンティングハンガーダウンベスト(ジェットスロウ)
『寒い日が続いています。』
この言葉が皆さんにはネガティブに聞こえますか・・・?
僕にはポジティブにすら聞こえます。
キンと冷えた空気は心地よいから。
正しい服装で体幹の体温を保つことが出来ていれば、むき出しの頬だけが冷えるくらいは丁度良かったりする。
学生の頃・・・部活で走るような練習の時には、寒いほど何故か、誰よりも走れた。
それは空気が澄んでいるからか、呼吸がとても楽で息が切れないからと感じていた。
冷たくて済んだ空気・・・
その体感から、久しぶりに燻製がしたくなった。
併せてウイスキーでも呑めば気分は北欧・・・
・・・と言った具合で、久しぶりにトラウトが
前日は仕事を昼までで半休して午後は道具の準備を。
久しぶりの釣りだから、道具を掘り出すだけで時間が掛かる。
夕方には不足していた消耗品の買い出しも・・・
(ティペットとかは古いと劣化しているかもしれないから、在庫はあったけど念の為に補充した。)
道具を準備していると、前回のチケットが出て来たけれど、そこには4年前の日付が記されていた・・・
昨冬は行かなかったことは確かだけど、それほどご無沙汰だったとは・・・!
震災直後の2011年初夏こそエリア巡りもしたけど、僕はトラウトに関しては経験が浅い。
今では足が向く動機は専ら“食べたいから”だ。
食材確保に気合いを入れて・・・早起きで白河に向かった・・・!
白河FSに通い始めたのは中学か高校の頃だったか・・・年に1度ほど父に連れて行ってもらっていた。
あの頃は父のルアーロッドを借りていたと思う。
その頃とはアクセスも改善されて“あぶくま高原道路”を使えば、いわきから白河は意外と近い。
オープンが7:00のところ、1時間半前の5:30に着いたけど、それでも5人ほど先客がいた。
ここはランディングネットを置いて順番取りするのがローカルルールとなっている。
この競争率の激しさ・・・ポイント選びの自由度を考えても、本当は平日に来たい釣り場だ。
更には水面に氷が張ってしまえば、溶けるまでの時間は流れ込みしか釣りが出来ない。
予報では最低気温マイナス10℃の朝だったから、ポイント確保のためにも早起きは必須だったのだ。
先客5名はルアーマンのようだ。
これならフライ専用のセカンドポンドは独り占め・・・が、しかし!
“土日のセカンドポンドはルアー解禁です。”との案内・・・
オープンすると先客2名はサードポンドに、3名はセカンドポンドに・・・!
良型が溜まるとされる流れ込みは占領されてしまったため、ファーストポンドの流れ込みから入ってみた。
僕の戦略は“アホの一つ覚え”的に決まっている。
(インジケーターを付けた)ルースニングで、2mとかのロングティペットを使用してボトムに沈める。
水深が2m無いポイントでも、軽いフライをボトムに到達させるにはオーバーかと思うほどのロングティペットが要される。
と・・・某エリアオーナーに手ほどきを受けたのですが。
これを実践することで特に得をするのが、この厳寒期なのです。
水温が下がって魚がボトムに沈む季節・・・良型が優先的にボトムに陣取るためか、このボトムまでフライを沈める方法だと良型のヒット率が明らかに高い。
僕は本当にエリアトラウトの知識は乏しいのだけど、この理屈だけ覚えて愚直に実践しているだけで、高確率で美味しいお土産に恵まれる。
それで今回も実践したのですが・・・
幸先良く周りのルアーマン達はヒットさせる中で、僕にだけファーストヒットが訪れない。
でも想定内・・・!
ルアーもフライも、動かす釣り方だと好奇心旺盛なアベレージサイズのトラウトは積極的に反応するみたい・・・と言うのは、過去何回かの経験で知っている。
念の為それを確かめようとストリーマーを引っ張ってみたら、30cmほどのレインボーが簡単にヒットした。
持ち帰り制限が10匹のため、理想は良型を10匹揃えること。
だから幸先良く釣れた30cmはリリースした。
“動かせば釣れる”ことはわかったけど、あくまでも僕は“数釣り”をしに来たのではない。
いつもの釣り方を信じて続ければ、10匹全てとは言わずとも数匹の良型(50~60cm)には出会えるだろう。
そう考えて、周りのペースに惑わされないよう自分の釣り方を続けると言う・・・己の心との闘いのような1日が幕を開けた!
ファーストポンドで2匹目を釣ることが出来ず、セカンドポンドに移動した。
目の前のルアーマンは連発している。
だが、30cm台のレインボーだ。
『俺はあれを釣りに来たのではない!』
そう何度も自分に言い聞かせる。
(でも時々・・・『小さくてもいいから釣りたい・・・!』との気持ちもよぎったけど。)
そして、自分の選択が間違いではないことを確信できた瞬間が、ようやく訪れた。
久し振りのインジケーターの消し込みにフッキングしたら・・・
ジジーっ!!
良型確定のファーストラン!
ラン&・・・ブレイク!!
何故だ~?!
実は前夜に父からインジケーター接続済みのティペットを譲り受けたのですが、これがどうやら古く劣化していたようで・・・でも1度のブレイクでは、それを疑うことが出来なかった。
たまたま結び目から切れていたから、ノットが甘くて抜けてしまった?と考えて、再び父のティペットを結びなおして再開した。
そしてほどなく・・・ジジーっ!!・・・プツン!
何故だ~?!
ティペットを確認すると、結び目でもない個所から切れていた。
それでようやく“劣化”を疑った。
“逃がした魚は大きい”
だけど時刻はまだ10時前だ。
再び良型と遭遇出来ることを願って、次は前日に調達した新品のティペットを結んだ。
だけど、その後は遂に、ドラグを勢いよく引っ張り出すほどの良型は現れなかった。
どの釣りでもそうだけど、素晴らしいチャンスは何度も訪れない。
だから貴重なチャンスは確実にモノにしなければ。
改めて思い知らされた。
落ち込む僕を嘲笑うかのように、ポンド内の清掃要員である巨大なチョウザメが何度も目の前を泳いだ。
2mはあるだろうか・・・デカい。
・・・それにしてもヒットのペースが悪い。
周りのルアーマンはハイペースで釣っている。
(きっと心の中では俺をバカにしているに違いない・・・)とか、どんどん弱気になる。
動かせば釣れることはわかっている。
でも、良型だけ持ち帰りたい・・・!
非情に激しい葛藤があったけど、それでも昼までは同じ釣り方を貫いた。
10:00にFSカフェがオープンしたアナウンスがあり、気分転換のためにも早めの昼食にしようと考えた。
10:30だかには休憩にしたと思うけど、その時点で釣果は僅か4匹・・・
でも2匹目以降は40cmほどのサイズで、とても太って銀ピカのヒレピン・・・と質には恵まれたから、3匹はキープした。
そして楽しみな昼食・・・!
ここに釣りに来ると、楽しみの半分は昼食かもしれない。
中には時間を惜しんで昼食も摂らずに釣りを続けたり、釣りながらオニギリを頬張っているような人も目にする。
だけど、これだけ美味しいメニューを食べれるのだから、僕は昼食には時間を贅沢に使いたい。
メニューを眺めていると・・・
『寒かったでしょう。』
と言ってコンソメスープのサービスが!
美味しいスープが身に染みる・・・!
そして目に留まったのは
イトウ食べたことない!
迷わず注文した。
他には若サケのスモークオイル・・・なんだっけ?正式名称は忘れた。
そして白河FS定番のジャンバラヤ!
どれも美味しかった!
でも・・・ランチに¥3,000は張り切り過ぎた。
当たり前の値段のルアーが2個も買えるがな!
だけど、それでも悔いが残らないくらい美味かった。
そして後半・・・!
もうサイズを選ぶ余裕は無くなりつつある。
しばし同じ釣り方は続けるけど、キープの基準を若干下げておこう。
それでも数が揃わなかったら、やはり最終的には小さいとわかってはいても表層の元気な魚を釣ることも致し方ない。
そう考えながら迎えた12:30・・・?
放流タイムが!
放流された魚は直後から口を使うのか?
そもそも放流される魚の型・質はどうなのか?
疑問はあったけど、まずは釣ってみよう。
放流直後にペースアップしたフライマンのインジケーター位置を参考にした。
中層を釣っているようだ。
ここで遂に僕も、そのフライマンを真似る形でティペットを短くした。
そして呆気なく釣れたレインボーが・・・
お?型も質も悪くない!
ずっと求めていた良型ではないけれど、40cmほどでメタボ体型な銀ピカ・ヒレピンだった。
放流された魚の質がこれならば、食い気が立っているうちに何匹か釣ってみよう!
そこからプチ連発で・・・スカリの中には食べごろサイズが8匹ほど揃った。
そして放流直後のラッシュは落ち着いてしまったのだけど、ここで残りノルマ2匹の計画を練り直した。
幸先良く9匹目のキープは確保してから、残り1匹はやはりボトムで良型を狙いたい。
それで、朝一に入りたかったポイントの近くに入ることが出来て、幸先良く9匹目のキープが出来た。
最後の1匹はボトムで・・・と考えたけど、結局は沈黙が長すぎて心が折れてしまった。
最後も中層で追加して、まずまずの美味しそうな体型のレインボー10匹を持ち帰ることが出来た。
(イロモノは混じらなかった。ゲストとして嫌いではないのだけど。)
さて・・・!
帰宅して本来の楽しみである食卓!!
この魚は身の色で美味しさが格段に違う(身が赤いほど美味しい)と思うのですが、この40cm級では身が白い可能性もある・・・50~60cmが混じらなかったから今回は刺身は無しかと半ば諦めていたのですが・・・
2枚に卸したところで、台所を覗きに来た父とともに喜ぶ!
『赤いな~!』
これが・・・父曰く『昔と比べても本当に美味しくなって来てる。』林養魚場の“メープルサーモン”!!
翌日以降に調理して食べる予定だったのですが、急きょ当日の夕飯に刺身を用意しました!
刺身を褒めることは少ない母が『甘いね~!』と・・・
この味・・・林養魚場のトラウトは本当に美味しいけれど、確かに5年も前であれば40cm程のレインボーではこれほどの旨味はなかったと思う。
震災直後にエリア通いをした頃なら、イワナ系とレインボー系を交配させた種(ロックトラウトとか)に限っては独特の旨味を感じることはデキた。
でも、とうとう大半を占めるアベレージサイズのレインボーまで、この旨味に辿り着いたのか・・・!
林養魚場を強烈にリスペクトします!
このトラウトの味に対して、数年前の記憶で“こんなものか”と結論付けてしまっている方がいるのなら、どうか“年々改良されている”ことを理解して、また時々は食べてみることを、心からオススメ致します。
そうして翌日の日曜日は休日当番で会社に泊まり・・・
月曜の夕方に帰宅しました。
そしたら・・・!

“立春朝搾り”て・・・自分は初めて知ったのですが、全国の酒造で割と盛んみたいです。
立春の朝に搾った酒です。
立春・・・実は!立春である2月4日は僕の誕生日なのです。
(自分の誕生日から春が始まるみたいで昔から気に入っているのですが・・・)
それで父が、誕生日プレゼントとして注文してくれていたのでした。
1日遅れの宴・・・!
そう、肴は冷蔵庫にストックされている!
ルイベ!
ハラスの塩焼き!
(マグロのトロみたいに脂がスゴイ!)
フライ!秋に山形で買って来たタルタルソースが合う!
筋子!
もう数週間すればイクラになるのでしょうか?
イクラが“レッドキャビン”と呼ばれるのに対して、僕の中ではマスの卵は“オレンジキャビン”でイワナ系の卵は“イエローキャビン”だと思ってます。
(もしかしたら公に呼ばれている名称かも)
どれも旨い~!
酒が進みました!
更に更に!
翌6日は・・・
仕事を昼で終えて午後は燻製!
(燻製器から立ち上る煙を見ていたら、思わずウイスキーを求めてコンビニに走ってしまいました。)
出来上がり・・・
冷燻!
これが最も食べたかった!
文句なしに旨い~!
最終的には温燻で熱を通したものも本日7日に食べたのだけど、写真を撮り忘れました。
残るはルイベが3筋ほど冷凍庫に。
これは来客時の肴としましょう。
とても満足な食材確保となりました!

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2018年01月31日
ゴムの釣り
★2018paddling-④★
☆1/31(水)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
“-6℃”
愛車のサーモメーターで目にした外気温としては・・・この冬の最低記録を更新した。
数日前の雪の朝でも“-5℃”だった。
でも、その寒さにも心を強く持つことが出来た朝でした。
今日は出艇場所&時間帯を即決し兼ねる予報でした。
風が大嫌いな僕らしい基準で選んで・・・EP.Oで早朝からの出艇が最も良さそう。
それで5:00のアラームで最新の予報を確認したら、午前中のEP.Oは風が吹く予報に変わっていた。
むしろ風が吹く予報だったEP.Nの方が、9時前後の2,3時間なら浮けそう。
早朝は我慢して8時頃の出艇とすることにして、二度寝した。
6:00に起きて朝食を。
日の出からの出艇の場合だと、夜明け前の台所で物音を立てて家族を起こしてしまうのを気にして朝食はコンビニだけど、今日は既に家族全員が起きていた。
7:00に車に乗ったら、冒頭の“-6℃”だったわけです。
(仕事の場合は6:40頃に出発するのですが、6:30~7:00が最も気温が下がり切る時間帯かと思う。)
体の芯まで冷えた前回のKFが思い出される・・・
それでも迷わず出発した。
前夜の布団の中でも『何故これほど心が躍るのだろう・・・』とか考えていたのですが、本当に不思議と、今日のKFは楽しみでした。
前回はバサロで2匹のアイナメを釣ったわけですが、交通事故的なと言うか・・・確かに『こうすれば釣れるかも。』と考えて釣り方は選択しているわけですが、どうも『こうすれば釣れるだろう。』とまで確信を持って釣ったわけではなかったのです。
だから終わってから自分なりに考えて・・・(何故TGベイトでは釣れなかったのだろう,TGベイトとバサロの差はどの部分だろう。)
それで自分の中では納得する理屈に辿り着いたから、その理屈に確信を持つことが出来るかどうかが掛かっていたのが、今日でした。
その理屈と言うのはベタなことなのですが・・・
海水温が下がったために、どうしてもターゲットとしている魚は、ベイトを追うにもスピードは遅く,距離は短く,それからベイトに追いついても食いが浅い・・・そのことが前回の結果に表れたのかな?
と考えました。
実はこのところ海水温のチェックを怠っていたのですが、この大寒波の影響なのか、いつの間にか昨冬の最も下がり切った頃と同等まで・・・海水温が低下していました。
8℃台です。
(昨冬は例年より低下が甘かった。)
と、言うわけで2,3年前までは“オフシーズン”と呼んでいた、2,3月の(海水温的に)厳寒期の釣りをしなければいけないタイミングに既に入っていたのです。
そのことに気付くのが遅れたために、自分の釣り方をシフトし切れていなかったことに気付きました。
例年だと海水温が10℃を切る2,3月を前にして、年末年始頃の海水温11,2度くらいのタイミングでアイナメが好釣になる時があるのですが、そのタイミングは産卵後の回復を目的とした荒食いなのか、比較的テンポの速い釣りでもアイナメは元気良くバイトしてくれます。
そのタイミングが『そろそろだろ・・・まだか・・・?』と思っていたのですが、実は過ぎていたみたいです。
海水温の低下が激しい年は、意外にも春先の開幕が早かったりもするようだから、そこだけは期待できる点だとして・・・それにしても今冬は『1匹釣れれば御の字』みたいな時期が2か月は続くだろうか。
(湾奥遠征の頻度が増えそうだ・・・)
だけど、その厳しい時期でも『1匹釣れれば御の字』のところを『もう1匹・・・』と欲張るところが、良くも悪くも僕の性格なのです。
仲間たちは魚の活性にも増して気持ちがオフシーズンな状況ですが、僕はオールシーズン楽しみたい。
そのためにも、また釣り方の幅を広げようと思い付いたところでの今回となりました。
どういう点かと言うと・・・
過去にも似たようなアイディアが浮かんではいました。
要約するとバサロのフックだけ交換して他の漁具系を真似てみるアイディアです。
バサロのヘッド部(シンカー)を、テンヤ・カブラ・タイラバ・インチク等のヘッド部(シンカー)に見立てるわけですが、それぞれの漁具ごとにヘッド部の形状には意味があるため、代用品にはならないだろう・・・とも思い当時は素直にテンヤを買って試したのでした。
このアイディアが自分の中で萎んでた中で、昨夏くらいに興味がソソラレル動画を観ました。
それは“テンヤマゴチ”と呼ばれる釣り方でした。
元々はテンヤにエビを使ってマゴチを釣る乗合船だと思うのですが、エビの代わりにワームをセットする方法が流行して来ているらしいのです。
何が利点なのか・・・?
それは、エビはワームに比べたらエサ持ちが悪いわけですが、フックから落ちにくいワームだと、大胆にキャストして広く探ることも出来るわけです。
でも、ワームならジグヘッドを使えば良いのでは?
そこは恐らく・・・テンヤの独特の形状から生まれるフォールの遅さが大事なのではないかと思いました。
他に着底時の姿勢とか。
この『エサとワームの垣根を超える。』と言うか『エサ釣りをルアーチックに。』と言うか・・・この点に着目しただけで釣りの幅はかなり広がるのだと気付かされました。
それで、昨夏のコチングはスピンテールのキャスティングでしたが、来夏はスピンテール,ワーム,テンヤを組み合わせて使い分けてみたいと考えていたところでした。
どれもライトなスピニングが愛称が良いと思います。
その点は・・・現状ではナブラ撃ちと兼用でグリッサンドのみですが、春までには秘伝のスピニングがお披露目となることでしょう。
この話は現物が完成してからとします。
で、ハードルアー,ソフトルアー,エサ,漁具を組み合わせたゲームフィッシング・・・のアイディアを温めていたところ!
これまた興味深い動画を発見したのでした。
それは田辺哲男氏の“イワシマダイ”ゲームなのですが、田辺氏はイワシの群れに着いた大鯛に対して、タイラバ,カブラ,テンヤ,ワーム・・・それもワームのリグとして用いるのはテンヤとジグヘッドと・・・実に多彩な引き出しを披露してのゲームフィッシングでした。
(ジグヘッド&グラブを縦に巻いてマダイが釣れるのも衝撃でしたが・・・)
結局はマダイの活性とかベイトパターンとか次第で刻一刻と変化するヒットパターンに対応していく釣り方でしたが、その中でも田辺氏は“巻きの釣り”と“フォールの釣り”との言葉で二極化して考えているように感じました。
これらを自分の釣りに置き換えたら・・・当然マダイも釣りたいので参考にはしますが、マダイに限らずアイナメ等の根魚にも有効なアプローチだと思い至りました。
それで、とてもとても前置きが長くなりましたが、前回の2匹のアイナメを振り返ってみると・・・
バサロHD40gをキャスティングで使っていたところ、ボトムに反応が映ったため咄嗟に縦に落としてリフト&フォールで食い込んだものでした。
これ思い返して振り返ってみると・・・ロッドアクションとしては『これテンヤじゃね?!』と感じたのです。
同じリグでもキャストしてスイミングとか横に速いアクションでは反応が無かったけど、遅いフォールとか、むしろストップするくらいのテンポのアクションには反応があった。
これが海水温10℃を切った中での釣り方のヒントじゃないのか?と思いました。
それで、今回は急きょエビを用意することはデキなかったため、前回同様バサロ&ワームではあるけども、テンヤ風な誘いを基本として、とても緩いアクションを心がけてみよう・・・!と前夜の時点でイメージしていました。
『エサと違ってワームは止めてたら見切られるでしょ?』との疑念が捨てられずにアクションを入れてしまいがちだけど、そこは『エビが付いている。』と自分に言い聞かせて“ステイ”の時間も意識的に設けました。
更にタックルも・・・
何度かテンヤでも使用したグリッサンドですが、これまではナブラ撃ちの兼用のためにPE2号で流用してました。
(水深が浅いからどうにか対応デキていた。)
でも今回は(理由は後日にしますが)別件で細いPEを試してみたい事情があったため、ついでにPE0.8号を巻いたリールを持ち出してみたのです。
さて・・・ここまで読んで下さった方は本当にお疲れ様でした。
(書いている僕も疲れて来ました。)
いよいよ出艇です。
8:16に漕ぎ出しましたが、フラッグ未装着だと気付いて漕ぎ戻り、再出艇で8:22でした。
前回の反省を生かして、ドライスーツの中に重ね着しました。
下半身には薄いスウェットと、上半身には裏起毛のロンTを。
漕ぎ出して空を見上げたら、雲一つない快晴・・・そして意外にも風がない。
そのため・・・汗が吹き出しました。
額から吹き出す汗が頬を伝うのが清々しい・・・この真冬にこれが味わえるのも、パドリングの良いところ。
沖に着いて水深は14~28m・・・斜面を流します。
それにしても無風な上に潮も流れない・・・バサロ28gで余裕の垂直着底です。
これは潮が効き出すまで魚も動かないだろうか・・・?
が、バサロのテンヤ風アクション釣法は見事に結果を出してくれました!
ボトムでのステイからの・・・デッドスローなリーリングで・・・食い込んだ~!
(テンヤと違いオフセットフックのワームなため、食い込ませるための間を置いてからフッキングしました。)

ちなみに・・・
アイナメは(何故かワームで釣った時ほど顕著に)ネットインしてから体をトルネードすることが多いと感じるのですが、今回もグルグル回転されました。
これでフックがネットに絡まるから、数釣りが出来ている日なら雑にハンドランディングしちゃうのですが・・・
今回は丁寧にネットランディングして、フックを外してネットを解いたのですが、アイナメの捻じる力でバサロのワイヤーが曲がってしまいました。

グローピンクヘッド・・・殉職・・・!
ヘッドをイエローにチェンジして、しばし時間を置いてから、次はロッドでリフトしたところバイト・・・!
食い込ませるためにそこからリーリングで追わせてからフッキング!

前回同様に2匹のアイナメ!
この後は風が徐々に強まり、最終的にはバサロHD80gまで使用しましたが、ヘッドが重くなるとフォールも速くなってしまうためか、追加は叶いませんでした。
ちなみにTGベイトも試しましたが、1,2度ほどのショートバイトでした。
遅れて出艇して来たチョビー氏とすれ違って片付け・・・

40cmと37.5cmでした。(オスとメス)
そして、そこから釣具屋に向かいました。
実は前夜にネットサーフィンして気になっていたものが。
ダイワの“紅牙遊動テンヤ+SS”です。
ヘッド部の向きでテンヤ&カブラの使い分けと、フックの使い分けも出来る。
これは長々と書いた“アイディア”に有効活用できそう。
試しに1個だけ買ってみたから試すけど、恐らくバサロに落ち着きそうな気がする・・・
理由は“アピール”でしょうか。
カヤックからだと僕の場合は、神経質な魚を相手にする場面は少ないと思っていて、どちらかと言うとまずはアピールかなと思っているところがあるのですが、バサロには“ブレード”が付いています。
(当然バサロでは、テンヤのようなフォール姿勢は出来ないし、インチクのような波動も出せないと思うけど。)
これからの“魚が鈍い時期”は、こうして“ゴムの釣り”をどこまで結果を出せるのか、この冬はチャレンジしてみたいと思います。
では、また次回!土曜の釣行が今から楽しみです。
★ルアー★
バサロ28g
★獲物1匹ゴミ1個運動★

2018総数:獲物8匹ゴミ8個
★ベイト(獲物の胃の内容物)★
甲殻類,イカもしくはタコ,貝・・・荒食いしていたようです。

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☆1/31(水)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
“-6℃”
愛車のサーモメーターで目にした外気温としては・・・この冬の最低記録を更新した。
数日前の雪の朝でも“-5℃”だった。
でも、その寒さにも心を強く持つことが出来た朝でした。
今日は出艇場所&時間帯を即決し兼ねる予報でした。
風が大嫌いな僕らしい基準で選んで・・・EP.Oで早朝からの出艇が最も良さそう。
それで5:00のアラームで最新の予報を確認したら、午前中のEP.Oは風が吹く予報に変わっていた。
むしろ風が吹く予報だったEP.Nの方が、9時前後の2,3時間なら浮けそう。
早朝は我慢して8時頃の出艇とすることにして、二度寝した。
6:00に起きて朝食を。
日の出からの出艇の場合だと、夜明け前の台所で物音を立てて家族を起こしてしまうのを気にして朝食はコンビニだけど、今日は既に家族全員が起きていた。
7:00に車に乗ったら、冒頭の“-6℃”だったわけです。
(仕事の場合は6:40頃に出発するのですが、6:30~7:00が最も気温が下がり切る時間帯かと思う。)
体の芯まで冷えた前回のKFが思い出される・・・
それでも迷わず出発した。
前夜の布団の中でも『何故これほど心が躍るのだろう・・・』とか考えていたのですが、本当に不思議と、今日のKFは楽しみでした。
前回はバサロで2匹のアイナメを釣ったわけですが、交通事故的なと言うか・・・確かに『こうすれば釣れるかも。』と考えて釣り方は選択しているわけですが、どうも『こうすれば釣れるだろう。』とまで確信を持って釣ったわけではなかったのです。
だから終わってから自分なりに考えて・・・(何故TGベイトでは釣れなかったのだろう,TGベイトとバサロの差はどの部分だろう。)
それで自分の中では納得する理屈に辿り着いたから、その理屈に確信を持つことが出来るかどうかが掛かっていたのが、今日でした。
その理屈と言うのはベタなことなのですが・・・
海水温が下がったために、どうしてもターゲットとしている魚は、ベイトを追うにもスピードは遅く,距離は短く,それからベイトに追いついても食いが浅い・・・そのことが前回の結果に表れたのかな?
と考えました。
実はこのところ海水温のチェックを怠っていたのですが、この大寒波の影響なのか、いつの間にか昨冬の最も下がり切った頃と同等まで・・・海水温が低下していました。
8℃台です。
(昨冬は例年より低下が甘かった。)
と、言うわけで2,3年前までは“オフシーズン”と呼んでいた、2,3月の(海水温的に)厳寒期の釣りをしなければいけないタイミングに既に入っていたのです。
そのことに気付くのが遅れたために、自分の釣り方をシフトし切れていなかったことに気付きました。
例年だと海水温が10℃を切る2,3月を前にして、年末年始頃の海水温11,2度くらいのタイミングでアイナメが好釣になる時があるのですが、そのタイミングは産卵後の回復を目的とした荒食いなのか、比較的テンポの速い釣りでもアイナメは元気良くバイトしてくれます。
そのタイミングが『そろそろだろ・・・まだか・・・?』と思っていたのですが、実は過ぎていたみたいです。
海水温の低下が激しい年は、意外にも春先の開幕が早かったりもするようだから、そこだけは期待できる点だとして・・・それにしても今冬は『1匹釣れれば御の字』みたいな時期が2か月は続くだろうか。
(湾奥遠征の頻度が増えそうだ・・・)
だけど、その厳しい時期でも『1匹釣れれば御の字』のところを『もう1匹・・・』と欲張るところが、良くも悪くも僕の性格なのです。
仲間たちは魚の活性にも増して気持ちがオフシーズンな状況ですが、僕はオールシーズン楽しみたい。
そのためにも、また釣り方の幅を広げようと思い付いたところでの今回となりました。
どういう点かと言うと・・・
過去にも似たようなアイディアが浮かんではいました。
2016/02/01
要約するとバサロのフックだけ交換して他の漁具系を真似てみるアイディアです。
バサロのヘッド部(シンカー)を、テンヤ・カブラ・タイラバ・インチク等のヘッド部(シンカー)に見立てるわけですが、それぞれの漁具ごとにヘッド部の形状には意味があるため、代用品にはならないだろう・・・とも思い当時は素直にテンヤを買って試したのでした。
このアイディアが自分の中で萎んでた中で、昨夏くらいに興味がソソラレル動画を観ました。
それは“テンヤマゴチ”と呼ばれる釣り方でした。
元々はテンヤにエビを使ってマゴチを釣る乗合船だと思うのですが、エビの代わりにワームをセットする方法が流行して来ているらしいのです。
何が利点なのか・・・?
それは、エビはワームに比べたらエサ持ちが悪いわけですが、フックから落ちにくいワームだと、大胆にキャストして広く探ることも出来るわけです。
でも、ワームならジグヘッドを使えば良いのでは?
そこは恐らく・・・テンヤの独特の形状から生まれるフォールの遅さが大事なのではないかと思いました。
他に着底時の姿勢とか。
この『エサとワームの垣根を超える。』と言うか『エサ釣りをルアーチックに。』と言うか・・・この点に着目しただけで釣りの幅はかなり広がるのだと気付かされました。
それで、昨夏のコチングはスピンテールのキャスティングでしたが、来夏はスピンテール,ワーム,テンヤを組み合わせて使い分けてみたいと考えていたところでした。
どれもライトなスピニングが愛称が良いと思います。
その点は・・・現状ではナブラ撃ちと兼用でグリッサンドのみですが、春までには秘伝のスピニングがお披露目となることでしょう。
この話は現物が完成してからとします。
で、ハードルアー,ソフトルアー,エサ,漁具を組み合わせたゲームフィッシング・・・のアイディアを温めていたところ!
これまた興味深い動画を発見したのでした。
それは田辺哲男氏の“イワシマダイ”ゲームなのですが、田辺氏はイワシの群れに着いた大鯛に対して、タイラバ,カブラ,テンヤ,ワーム・・・それもワームのリグとして用いるのはテンヤとジグヘッドと・・・実に多彩な引き出しを披露してのゲームフィッシングでした。
(ジグヘッド&グラブを縦に巻いてマダイが釣れるのも衝撃でしたが・・・)
結局はマダイの活性とかベイトパターンとか次第で刻一刻と変化するヒットパターンに対応していく釣り方でしたが、その中でも田辺氏は“巻きの釣り”と“フォールの釣り”との言葉で二極化して考えているように感じました。
これらを自分の釣りに置き換えたら・・・当然マダイも釣りたいので参考にはしますが、マダイに限らずアイナメ等の根魚にも有効なアプローチだと思い至りました。
それで、とてもとても前置きが長くなりましたが、前回の2匹のアイナメを振り返ってみると・・・
バサロHD40gをキャスティングで使っていたところ、ボトムに反応が映ったため咄嗟に縦に落としてリフト&フォールで食い込んだものでした。
これ思い返して振り返ってみると・・・ロッドアクションとしては『これテンヤじゃね?!』と感じたのです。
同じリグでもキャストしてスイミングとか横に速いアクションでは反応が無かったけど、遅いフォールとか、むしろストップするくらいのテンポのアクションには反応があった。
これが海水温10℃を切った中での釣り方のヒントじゃないのか?と思いました。
それで、今回は急きょエビを用意することはデキなかったため、前回同様バサロ&ワームではあるけども、テンヤ風な誘いを基本として、とても緩いアクションを心がけてみよう・・・!と前夜の時点でイメージしていました。
『エサと違ってワームは止めてたら見切られるでしょ?』との疑念が捨てられずにアクションを入れてしまいがちだけど、そこは『エビが付いている。』と自分に言い聞かせて“ステイ”の時間も意識的に設けました。
更にタックルも・・・
何度かテンヤでも使用したグリッサンドですが、これまではナブラ撃ちの兼用のためにPE2号で流用してました。
(水深が浅いからどうにか対応デキていた。)
でも今回は(理由は後日にしますが)別件で細いPEを試してみたい事情があったため、ついでにPE0.8号を巻いたリールを持ち出してみたのです。
さて・・・ここまで読んで下さった方は本当にお疲れ様でした。
(書いている僕も疲れて来ました。)
いよいよ出艇です。
8:16に漕ぎ出しましたが、フラッグ未装着だと気付いて漕ぎ戻り、再出艇で8:22でした。
前回の反省を生かして、ドライスーツの中に重ね着しました。
下半身には薄いスウェットと、上半身には裏起毛のロンTを。
漕ぎ出して空を見上げたら、雲一つない快晴・・・そして意外にも風がない。
そのため・・・汗が吹き出しました。
額から吹き出す汗が頬を伝うのが清々しい・・・この真冬にこれが味わえるのも、パドリングの良いところ。
沖に着いて水深は14~28m・・・斜面を流します。
それにしても無風な上に潮も流れない・・・バサロ28gで余裕の垂直着底です。
これは潮が効き出すまで魚も動かないだろうか・・・?
が、バサロのテンヤ風アクション釣法は見事に結果を出してくれました!
ボトムでのステイからの・・・デッドスローなリーリングで・・・食い込んだ~!
(テンヤと違いオフセットフックのワームなため、食い込ませるための間を置いてからフッキングしました。)
ちなみに・・・
アイナメは(何故かワームで釣った時ほど顕著に)ネットインしてから体をトルネードすることが多いと感じるのですが、今回もグルグル回転されました。
これでフックがネットに絡まるから、数釣りが出来ている日なら雑にハンドランディングしちゃうのですが・・・
今回は丁寧にネットランディングして、フックを外してネットを解いたのですが、アイナメの捻じる力でバサロのワイヤーが曲がってしまいました。
グローピンクヘッド・・・殉職・・・!
ヘッドをイエローにチェンジして、しばし時間を置いてから、次はロッドでリフトしたところバイト・・・!
食い込ませるためにそこからリーリングで追わせてからフッキング!
前回同様に2匹のアイナメ!
この後は風が徐々に強まり、最終的にはバサロHD80gまで使用しましたが、ヘッドが重くなるとフォールも速くなってしまうためか、追加は叶いませんでした。
ちなみにTGベイトも試しましたが、1,2度ほどのショートバイトでした。
遅れて出艇して来たチョビー氏とすれ違って片付け・・・
40cmと37.5cmでした。(オスとメス)
そして、そこから釣具屋に向かいました。
実は前夜にネットサーフィンして気になっていたものが。
ダイワの“紅牙遊動テンヤ+SS”です。
ヘッド部の向きでテンヤ&カブラの使い分けと、フックの使い分けも出来る。
これは長々と書いた“アイディア”に有効活用できそう。
試しに1個だけ買ってみたから試すけど、恐らくバサロに落ち着きそうな気がする・・・
理由は“アピール”でしょうか。
カヤックからだと僕の場合は、神経質な魚を相手にする場面は少ないと思っていて、どちらかと言うとまずはアピールかなと思っているところがあるのですが、バサロには“ブレード”が付いています。
(当然バサロでは、テンヤのようなフォール姿勢は出来ないし、インチクのような波動も出せないと思うけど。)
これからの“魚が鈍い時期”は、こうして“ゴムの釣り”をどこまで結果を出せるのか、この冬はチャレンジしてみたいと思います。
では、また次回!土曜の釣行が今から楽しみです。
★ルアー★
バサロ28g
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2018総数:獲物8匹ゴミ8個
★ベイト(獲物の胃の内容物)★
甲殻類,イカもしくはタコ,貝・・・荒食いしていたようです。

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2018年01月28日
バサロ炸裂!
★2018paddling-③★
☆1/28(日)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
今日はチョビー氏と!
朝は風が吹く予報の為、二度寝して8時半に集合しました。
前夜の暴飲暴食(昼:カツ,夜:飲み会(ステーキ),夜中に帰宅後:鍋に残っていたビーフシチュー)が祟って胃がチクチクと痛い。
ダラダラと準備をして9時半を過ぎたところでの出艇でした。
EP.O攻略なるか?!
前記事に書いた通り相変わらずTGベイトに夢中なため、基本タックルはフェザーライト&TGベイトで迷わなかった。
そこにバサロHD(30,40,60,80g)も持ち込んで・・・水深12,3mを境としてシャローでは30,40gをキャスティング,ディープでは60,80gをバーチカルに・・・と考えました。
それから、海況次第で底取りが難しかった時に備えて念のため重いジグも持ちたい。
久し振りにスロースクイッドを用意しました。
(スロースクイッドは90~150gを数個だけ持ちましたが、出番ナシでした。)
水深15mまでの地形変化豊富なエリアでTGベイトを使い続けましたが、1時間以上ノーバイトが続きました。
遠くに浮いているチョビー氏も同様みたい。
開始直後に船が近付いて来て、擦れ違ったと思ったらUターンして僕の方に向かって来た。
広い海に2艇しか浮いていないカヤックに対して向かって来るわけだから、何か作業の都合でどうしても通りたいコースなのだろう。
船首に立った方が脇に避けて欲しいとジェスチャーしている。
等速巻きをしていたTGベイトを急いで回収して漕ぎ漕ぎ・・・邪魔をしてしまったと思い頭を下げると、両手で大きく丸を描いてくれた。
『そこまで避ければ大丈夫!』の意だと解釈した。
この船は似たコースを何度も往復しているため、再び邪魔をしてしまう事態は避けようと動向を気にしながら釣りを続けた。
その船の動きを観察していたら、1隻・・・また1隻と船が集まってきた。
合計で4,5隻いただろうか。
網を扱って漁をしているのだろうか?それとも遊漁船?でも釣り人が乗っているようには見えない。
僕が浮いている位置は地形変化が豊富なエリア(通称ソイ爆ポイント)だけど、数百m離れた船の密集地帯は水深20~25mの砂地(ホエール氏が座布団を釣った方面)だと思う。
砂地で漁を・・・?
もしかするとカレイでも寄っているのだろうか?それともホウボウ??
いずれにしても、ホウボウならもちろん,カレイでもムシガレイならTGベイトで釣れるだろうし、砂地に行きたい・・・!
だけど、これより砂地側に近付いたら船の邪魔をしてしまう。
この距離感が限度だ・・・
このソイ爆ポイントは、水深18mまでは地形変化があり根魚が豊富だけど、それより深くなると平坦な砂地となる。
魚探を見ると17m・・・もう100mも漕げば砂地だと思うけど・・・
船が離れるのを待ちながら、17mラインでTGを巻き続けた。
と、コツン・・・
1バイト~!!
いつもは巻き続ければ中層まで追って来て食い込むけど、ショートバイトで終わってしまった。
再び着底させて巻くと同じようにコツン・・・またショートバイトだ。
時合か?!
ここは集中して巻き続けよう。
と、そのタイミングでLINEが。
チョビー氏からの釣果報告だろうか?!
いや弟だった。
日立にモンベルが出来る?!
何やらカヤック試乗できる人工池も出来るだと?!
情報を教えてくれたLINEだった。
これは詳しく読みたい・・・が、今は時合だ!
有り難い情報を教えて来てくれた弟には申し訳ないと思いつつも、簡単にスタンプ1個だけ返信をしてTGを巻き続けた。
すると5分ほど間が空いてから再びコツン・・・
と、計3回のショートバイトで時合(?)は終わりました。
しかし今日は、魚探に反応が映る。
中層に浮いたベイト群らしき反応も。
その反応にTGベイトを落としても素通りなのだけど。
ただ、水深12~14mほどのエリアに反応が多いことが気になりだした。
そこで、バサロHDを。
今日の凪具合なら、この水深でも40gで底が取れるだろうと考え、フルキャスト!
着底したらロッドでアクションを加えながらリーリング・・・と、魚探に反応が!
急いで巻き取って艇の真下に落とした。
水深13mほどで、底から5mくらいの範囲で何かが映る。
ロッドを上下させてロングフォールさせたら・・・食い込んだ!
凍てつく冬の海で・・・欲しかった1匹・・・アイナメでした!

40cm弱?35cmはあると思うけど、背中に傷を負っていたからリリースした。
ズレたワームを綺麗にセットし直していると再びピコピコピコ!
咄嗟にラインの傷だけチェックして落とす!
アイナメパツレン!

これは35cmも無さそうだ・・・リリース!
今までの釣れない雰囲気がウソのように、2匹のアイナメを釣ることが出来た。
魚探の反応は何だったのか。
何かベイトがいて、それに着いていたアイナメだったのか。
でも序盤から魚探反応にTGベイトは通していたし、ショートバイトはあった。
ワームだから、ショートバイトで離さず食い込んでくれたのだろうか。
確かに魚信⇒即アワセではすっぽ抜けるかもと感じたバイトだった。
コツンと感じたら等速巻きで食い込ませる・・・結局TGベイトの時と似たフッキングをした。
結果として、この2匹で終わってしまったけど、冬の海・・・ましてや地元のカヤックアングラー達が集わなくなりつつあるほど“不釣続き”のEP.Oで、どうにか結果出てくれた。
またチャレンジしてみたい。
(冬の間にエサを用いてカレイ・アイナメの小突きにも興味がある!)
そして冷えた体にラーメンが旨かった!

と、ここまで急いで書いて誤字のチェックもデキていないのですが、もう時間が・・・!
ではでは、これより夕飯を御呼ばれに行って参ります。
実は友人おこめの知り合いの飲食店なのですが、何度か釣った魚を届けていて、そしたら
『お礼に、あんこう鍋をご馳走するから、2人でおいでよ。』
と言って下さった。
有り難く頂きます!
ではまた!
★ルアー★
バサロHD+フラッシュJ
★獲物1匹ゴミ1個運動★

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☆1/28(日)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
今日はチョビー氏と!
朝は風が吹く予報の為、二度寝して8時半に集合しました。
前夜の暴飲暴食(昼:カツ,夜:飲み会(ステーキ),夜中に帰宅後:鍋に残っていたビーフシチュー)が祟って胃がチクチクと痛い。
ダラダラと準備をして9時半を過ぎたところでの出艇でした。
EP.O攻略なるか?!
前記事に書いた通り相変わらずTGベイトに夢中なため、基本タックルはフェザーライト&TGベイトで迷わなかった。
そこにバサロHD(30,40,60,80g)も持ち込んで・・・水深12,3mを境としてシャローでは30,40gをキャスティング,ディープでは60,80gをバーチカルに・・・と考えました。
それから、海況次第で底取りが難しかった時に備えて念のため重いジグも持ちたい。
久し振りにスロースクイッドを用意しました。
(スロースクイッドは90~150gを数個だけ持ちましたが、出番ナシでした。)
水深15mまでの地形変化豊富なエリアでTGベイトを使い続けましたが、1時間以上ノーバイトが続きました。
遠くに浮いているチョビー氏も同様みたい。
開始直後に船が近付いて来て、擦れ違ったと思ったらUターンして僕の方に向かって来た。
広い海に2艇しか浮いていないカヤックに対して向かって来るわけだから、何か作業の都合でどうしても通りたいコースなのだろう。
船首に立った方が脇に避けて欲しいとジェスチャーしている。
等速巻きをしていたTGベイトを急いで回収して漕ぎ漕ぎ・・・邪魔をしてしまったと思い頭を下げると、両手で大きく丸を描いてくれた。
『そこまで避ければ大丈夫!』の意だと解釈した。
この船は似たコースを何度も往復しているため、再び邪魔をしてしまう事態は避けようと動向を気にしながら釣りを続けた。
その船の動きを観察していたら、1隻・・・また1隻と船が集まってきた。
合計で4,5隻いただろうか。
網を扱って漁をしているのだろうか?それとも遊漁船?でも釣り人が乗っているようには見えない。
僕が浮いている位置は地形変化が豊富なエリア(通称ソイ爆ポイント)だけど、数百m離れた船の密集地帯は水深20~25mの砂地(ホエール氏が座布団を釣った方面)だと思う。
砂地で漁を・・・?
もしかするとカレイでも寄っているのだろうか?それともホウボウ??
いずれにしても、ホウボウならもちろん,カレイでもムシガレイならTGベイトで釣れるだろうし、砂地に行きたい・・・!
だけど、これより砂地側に近付いたら船の邪魔をしてしまう。
この距離感が限度だ・・・
このソイ爆ポイントは、水深18mまでは地形変化があり根魚が豊富だけど、それより深くなると平坦な砂地となる。
魚探を見ると17m・・・もう100mも漕げば砂地だと思うけど・・・
船が離れるのを待ちながら、17mラインでTGを巻き続けた。
と、コツン・・・
1バイト~!!
いつもは巻き続ければ中層まで追って来て食い込むけど、ショートバイトで終わってしまった。
再び着底させて巻くと同じようにコツン・・・またショートバイトだ。
時合か?!
ここは集中して巻き続けよう。
と、そのタイミングでLINEが。
チョビー氏からの釣果報告だろうか?!
いや弟だった。
日立にモンベルが出来る?!
何やらカヤック試乗できる人工池も出来るだと?!
情報を教えてくれたLINEだった。
これは詳しく読みたい・・・が、今は時合だ!
有り難い情報を教えて来てくれた弟には申し訳ないと思いつつも、簡単にスタンプ1個だけ返信をしてTGを巻き続けた。
すると5分ほど間が空いてから再びコツン・・・
と、計3回のショートバイトで時合(?)は終わりました。
しかし今日は、魚探に反応が映る。
中層に浮いたベイト群らしき反応も。
その反応にTGベイトを落としても素通りなのだけど。
ただ、水深12~14mほどのエリアに反応が多いことが気になりだした。
そこで、バサロHDを。
今日の凪具合なら、この水深でも40gで底が取れるだろうと考え、フルキャスト!
着底したらロッドでアクションを加えながらリーリング・・・と、魚探に反応が!
急いで巻き取って艇の真下に落とした。
水深13mほどで、底から5mくらいの範囲で何かが映る。
ロッドを上下させてロングフォールさせたら・・・食い込んだ!
凍てつく冬の海で・・・欲しかった1匹・・・アイナメでした!
40cm弱?35cmはあると思うけど、背中に傷を負っていたからリリースした。
ズレたワームを綺麗にセットし直していると再びピコピコピコ!
咄嗟にラインの傷だけチェックして落とす!
アイナメパツレン!
これは35cmも無さそうだ・・・リリース!
今までの釣れない雰囲気がウソのように、2匹のアイナメを釣ることが出来た。
魚探の反応は何だったのか。
何かベイトがいて、それに着いていたアイナメだったのか。
でも序盤から魚探反応にTGベイトは通していたし、ショートバイトはあった。
ワームだから、ショートバイトで離さず食い込んでくれたのだろうか。
確かに魚信⇒即アワセではすっぽ抜けるかもと感じたバイトだった。
コツンと感じたら等速巻きで食い込ませる・・・結局TGベイトの時と似たフッキングをした。
結果として、この2匹で終わってしまったけど、冬の海・・・ましてや地元のカヤックアングラー達が集わなくなりつつあるほど“不釣続き”のEP.Oで、どうにか結果出てくれた。
またチャレンジしてみたい。
(冬の間にエサを用いてカレイ・アイナメの小突きにも興味がある!)
そして冷えた体にラーメンが旨かった!
と、ここまで急いで書いて誤字のチェックもデキていないのですが、もう時間が・・・!
ではでは、これより夕飯を御呼ばれに行って参ります。
実は友人おこめの知り合いの飲食店なのですが、何度か釣った魚を届けていて、そしたら
『お礼に、あんこう鍋をご馳走するから、2人でおいでよ。』
と言って下さった。
有り難く頂きます!
ではまた!
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バサロHD+フラッシュJ
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2018年01月23日
TGベイト炸裂!
★船★
☆1/21(日)
☆EP.とも丸
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-78/150-KR_LFJ(Abu Garcia)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
おこめと乗船して来ました!
前夜にLINE
『いま友達と飲んでて、そのまま泊まるから朝そちらに迎えに来て欲しい。』
胸騒ぎが・・・
早朝4時過ぎに迎えに行くと案の定・・・具合の悪そうなおこめが。
『二日酔いどころか、そのまま酔いだから。』
(船に乗る時くらい体調整えて来い!)
と言いたいところだけど、逆に僕も昨冬・・・
泡盛を飲み過ぎて運転を彼に任せた挙句に船上でトイレに通い詰めると言う・・・その際は船の楽しみの1つでもある会話が少なくなってしまっておこめ(友人N)にも詰まらない思いをさせてしまったろうから、今回は文句は言えない。
お互い様だ。
彼の体調が僅かでも快方に向かい釣りを楽しむことが出来ることを祈るばかりだ。
自分の経験から
『アルコールが残っていると喉が渇くから飲み物を多めに買っておいた方がいい。』
とのアドバイスをして、コンビニで買い出しして港に着いた。
おこめは出船直前まで車内で寝て体調回復に努めていたが、降りて来ると
『いくらかマシになったかも。』とのこと。
5:30頃だか、船長が乗船の案内を始めた。
いつもはくじ引き。
おこめには
『(酔いにくいように)後方の釣り座(とも)を引いてくれ!』と懇願されて船長の元へ向かったが・・・
どうやら今日は都合により座席は既に指定されているらしい。
船『Uさんたちは・・・』
U『後ろ・・・後ろ・・・』
船『ごめん前だわ・・・』
と、言うわけで右みよしに乗船!
荷物を運びこむと、デッキがシャーベットで滑る。
寒い朝となった。
出船までの間にタックルセッティングを済ませるが・・・フェザーライトに搭載したアブのリール『レボBJ』のハンドルが回らない・・・
寒さのあまりグリスが硬くなってしまったのだろうか。
今日もTGベイトを試したいから、このタックルも使いたい・・・
出船まで時間があったから車内から予備のリールを持って来ようか悩んだけど、予備リールにはPE巻いてないことを思い出して断念した。
レボBJはしばらく回してみたらスムーズに戻ったから、予想通りグリスのせいだと考えて無事に釣りが出来ることを信じてタックルセッティングを終えた。
6:00
いざ出船!
直近の釣果情報だと、この時期恒例のホウボウが釣れている。
去年のホウボウパターンの時には水深45m前後だった。
その水深なら、移動はいつもより近いかも。
30分くらいかな?
僕は船内の椅子でウトウトし始めたけど・・・おこめはスマホをいじってる。
大丈夫だろうか?(汗)
6:30
そろそろポイント到着かと読んで、気が早い僕は釣り座に出た。
でも意外と走って6:40頃に船が減速した。
水深は57m・・・?
船長の『はいどうぞ~』の釣り開始のアナウンスは6:45頃だった。
スキッドジグ250gを落としてリーリングを交えて広い層を探ることから始めたけど
船長のアナウンスは『底の方を探ってみてね。』と
あくまでもターゲットはホウボウなのだろうか。
着底の感触も柔らかく明らかにホウボウが居そうな底質に思えた。
が、しかし・・・
誰も釣れていない。
12~14名とか乗っているだろうから、誰かしら出会いがしらのヒットに恵まれても良さそうなものだけど。
みよしの先端に昇ってジグを操作していると、その高い目線からは船上の全てが見渡せる。
静かな船内・・・
と、船長がみよし側からパラシュートアンカーを入れたのが気になった。
いつもはアンカーは入れずに細かなポイント修正を繰り返すけど、今日に限って何か理由があるのだろうか?
微速前進しながらのドテラなら、みよしからポイントに入れる点で有利だけど、アンカー入れて後方に流されながらだとその利点はない。
みよしは揺れが大きいため酔いやすいのと、ジグのアクションも意図せず大きな上下幅となってしまう。
特に控えめアクションが良いホウボウにはどうなのだろう・・・と、マイナスなイメージばかり頭をよぎる。
とか考えながらも、とにかくファーストバイトが欲しい。
誰も釣れてないからヒントもない。
これは・・・大胆に小手先を変えた釣り方をしてみよう。
TGベイト
本当は、先に書いた通り水深45m前後を予想していたから用意したTGベイト・・・60mとかなるとドテラ流しでは使い辛い。
潮が緩い場面なら水深70mでも使えたけど、この海域は潮が速いことが多い気がする。
でもアンカーのお陰でラインが立つことから、軽いTGベイトでも対応可能だろう。
フェザーライトに持ち替えてTGベイト(メーカーオリジナルの通常のミドキン)を落としてみた。
ほぼ真下に落ちた・・・
パラシュートアンカー恐るべし!
参考までに書いておくと・・・
TGベイトは60g,ラインはPE1.5号です。
この釣り方をするならPEは0.8号とか1号とかが合うとは思うけど、タイラバ船ではないのにタイラバみたいな釣りをちゃっかりさせてもらっちゃうわけで、ファイトで主導権を握れずに他の客に迷惑掛けるのも忍びないと思い通常のジギングタックルと同じ号数にしました。
(※ジギングタックル1本は2.5号も使ってる。)
それで1投下目は着底の感触がどれくらい手元に伝わるものか確かめようと、底トントンしてみた。
(砂煙を上げる目的でホウボウジギングでは多用されるアクションみたい。)
数回の底トントンの後にリトリーブを開始した。
底から5mほど巻いたら・・・
コン!(え、もう食った?!)
コンコン!(まだ巻いて!)
ココココ!(フッキング~!)
TG1発目で幸先良いヒット!
巻き上げて来るとホウボウのような重量感はない。
小さいホウボウか、もしくはカナガシラか?
でも、それらではないような小気味良い感触がある。
何か違う魚かも。
浮いて来たのは・・・ムシガレイ!
TGベイトでヒットしたことをおこめに告げて再びTGを。
間髪入れずに・・・
ゴン・・・(まじで!)
ググググッ!(フッキング~!)
ホウボウ!
更にホウボウ追加で結局3連発くらいした!
※バイトレンジは底から5~10mほど巻いてからと、意外に追って来る。
そしたら船長が操舵室から出て来て・・・
船『TGベイト?』
U『TGベイト!』
操舵室に戻りアナウンス・・・
船『TGベイト当たってるからね、小さなシルエットも試してみて下さい。』
このTGタダ巻きでのバイトの感触を分かち合いたい僕は、おこめに
『TGベイト貸そうか?!』
と勧めて彼も迷っていたところ・・・
おこめの隣の方が連発を始めた。
シルエットは決して小さくはないジグだ。
他の客もポツポツとホウボウを釣る人が見えてきた。
そしたらアナウンスが。
『当らない人は、ティップだけのジャーク試してみてね。リールは1/3とか小さくね。カラーはアカキンね。』
釣れている客の情報を、船長が集約して共有する。
これは良いことだと思う。
田辺哲男のマダイ動画を観ていたら言っていたけど
テンヤ船とかタイラバ船とか限定しないで、同じ船内で色々試せばテンヤが釣れる時間帯とかタイラバが釣れる時間帯とかあって、釣れてる人の情報を船長が把握して拡散して・・・そうすればみんなで釣れる。釣れるから楽しい。楽しいから客が来る。客が来れば漁協が儲かる。
それで儲かれば、マダイの放流も増やせる。そして更に釣れるようになる・・・
これはマダイに限らず僕らが乗船しているジギング船でもそうだと思う。
何も自分だけ釣果を独り占めしようとか、他の客より釣ってやろうとか、そういう欲よりも、みんなで釣った方が楽しいと思う。
そういった意味では、初対面の隣の客とコミュニケーションを取ることも大事だし、楽しいし、そもそもそれが、乗合船の醍醐味かなとも、この頃は思うようになりました。
さて、好釣な滑り出しだったTGベイトもバイトが遠のいたため、船長のアナウンスに従ってアカキンのジグを探してみる。
シャウトのRGPZ(レッドゴールドピンクゼブラ)カラーシリーズを揃えてあるのだけど、その中からまずはシルエットの小ささを優先してショーテル130gを使ってみた。
反応がない。
好釣な方のジグを見るとシルエットは大きい。
幅の広い、いわゆるスロー系のジグだ。
ここはシルエットは小さく・・・のパターンは変わったと考え忘れることとして、フラッシュ150gに交換した。
そしてフワッフワッと小さいアクションで・・・来ました~ホウボウ!
(これが、この日TGベイト意外のジグで釣った唯一の魚でした。)
その後は序盤ほどの時合はなかったけど、TGベイトでポツポツと拾う感じに。
根掛かりしないことに安心してキャスティング厚木店オリジナルカラーをローテし始めた。
過去カヤックからのホウボウを釣っている印象のある“MGグリーンGオレンジベリー”は何故か反応が悪い。
(釣れない時間帯に使ってしまっただけかも。)
メーカーオリジナルのピンクグローではフォール中のバイトでホウボウ1匹?
続いてマダイを釣ったことのある“DCグリーンGグリーンベリー”では・・・

ヤリイカが!
TGベイトをスローに巻いていると、潮の効き具合とかが巻き抵抗の変化でわかる感じなのですが、このイカの時は
『重い・・・潮が効いてる?それにしても重い・・・ゴミか?』
と思いクラッチ切ってみたらジグが落ちていかない。
魚の可能性も感じて軽くフッキングして巻き上げ!
フッキングが甘かったと感じていたから途中で追いアワセ入れるか迷いながらも、そのまま巻き上げたらイカでした。
追いアワセ入れてたら身切れしていたことでしょう・・・
そんなこんなで結局・・・
ホウボウは2人で15匹でした。
おこめと一緒の時は僕のクーラーに混ぜて入れてしまうので、どちらが何匹とかわからないけど、ほぼ同数か、もしくは後半追い上げたおこめが1匹くらい多いかも。
他に僕のムシガレイとヤリイカでした。
ムシガレイは水面でのバラシも1匹いた。
帰港すると他のお客様が
『何使ってたんですか?!いきなり釣ってましたよね?!』と・・・
開始直後の連発でイメージが固定されてしまったのでしょう。
後半追い上げたおこめも同数釣っているし、更におこめの隣の方は僕らの比じゃないくらい釣っていたけど。
ただ、僕のタダ巻きリーリングを見て、他の方たちからはタイラバ使ってると思われていた感は否めない(笑)
そして

この船長は釣りながら誰が多く釣ったか見ているのだろうけど、それでHPに載せるクーラーを目星を付けて写真を撮りに来ているのだと思う。
だから帰港後に真っ直ぐ自分のところにカメラを持って来る姿を見ると(俺が竿頭か?!と)ちょっと嬉しかったりもする。
が、しかし・・・ほぼ毎度のことながら、僕のクーラーは2人分ですから・・・(泣)
以前はおこめではない友人と乗った時には、当然ながら僕の釣果しかクーラーに入らないわけだけど、そんな時に限って僕は絶不調で・・・帰港後にいつも通り写真を撮るべきクーラーを物色しに来た船長が、僕のクーラーを覗こうとしたから・・・
U『え、俺?!釣ってないからね?!』
船『うん、知ってる。見ててそんな感じした。』
知ってたのか~い!(冷やかしか~い!)
と、まぁこんなやり取りも楽しかったりする。
なにはともあれ、他の船は更に不調だったようだし・・・どうにか楽しめて良かった!
また次回!
★ルアー★
ヒットジグ:TGベイト,シャウトのフラッシュ
★肴★

イカ刺し旨かった!
(水産加工系の仕事をしている母がイカも手馴れていたから助かった。イカの捌き方を実況付き実演してもらったけど、きっと次回も母にお願いすることだろう。)

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☆1/21(日)
☆EP.とも丸
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-78/150-KR_LFJ(Abu Garcia)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
おこめと乗船して来ました!
前夜にLINE
『いま友達と飲んでて、そのまま泊まるから朝そちらに迎えに来て欲しい。』
胸騒ぎが・・・
早朝4時過ぎに迎えに行くと案の定・・・具合の悪そうなおこめが。
『二日酔いどころか、そのまま酔いだから。』
(船に乗る時くらい体調整えて来い!)
と言いたいところだけど、逆に僕も昨冬・・・
2017/05/28
泡盛を飲み過ぎて運転を彼に任せた挙句に船上でトイレに通い詰めると言う・・・その際は船の楽しみの1つでもある会話が少なくなってしまっておこめ(友人N)にも詰まらない思いをさせてしまったろうから、今回は文句は言えない。
お互い様だ。
彼の体調が僅かでも快方に向かい釣りを楽しむことが出来ることを祈るばかりだ。
自分の経験から
『アルコールが残っていると喉が渇くから飲み物を多めに買っておいた方がいい。』
とのアドバイスをして、コンビニで買い出しして港に着いた。
おこめは出船直前まで車内で寝て体調回復に努めていたが、降りて来ると
『いくらかマシになったかも。』とのこと。
5:30頃だか、船長が乗船の案内を始めた。
いつもはくじ引き。
おこめには
『(酔いにくいように)後方の釣り座(とも)を引いてくれ!』と懇願されて船長の元へ向かったが・・・
どうやら今日は都合により座席は既に指定されているらしい。
船『Uさんたちは・・・』
U『後ろ・・・後ろ・・・』
船『ごめん前だわ・・・』
と、言うわけで右みよしに乗船!
荷物を運びこむと、デッキがシャーベットで滑る。
寒い朝となった。
出船までの間にタックルセッティングを済ませるが・・・フェザーライトに搭載したアブのリール『レボBJ』のハンドルが回らない・・・
寒さのあまりグリスが硬くなってしまったのだろうか。
今日もTGベイトを試したいから、このタックルも使いたい・・・
出船まで時間があったから車内から予備のリールを持って来ようか悩んだけど、予備リールにはPE巻いてないことを思い出して断念した。
レボBJはしばらく回してみたらスムーズに戻ったから、予想通りグリスのせいだと考えて無事に釣りが出来ることを信じてタックルセッティングを終えた。
6:00
いざ出船!
直近の釣果情報だと、この時期恒例のホウボウが釣れている。
去年のホウボウパターンの時には水深45m前後だった。
その水深なら、移動はいつもより近いかも。
30分くらいかな?
僕は船内の椅子でウトウトし始めたけど・・・おこめはスマホをいじってる。
大丈夫だろうか?(汗)
6:30
そろそろポイント到着かと読んで、気が早い僕は釣り座に出た。
でも意外と走って6:40頃に船が減速した。
水深は57m・・・?
船長の『はいどうぞ~』の釣り開始のアナウンスは6:45頃だった。
スキッドジグ250gを落としてリーリングを交えて広い層を探ることから始めたけど
船長のアナウンスは『底の方を探ってみてね。』と
あくまでもターゲットはホウボウなのだろうか。
着底の感触も柔らかく明らかにホウボウが居そうな底質に思えた。
が、しかし・・・
誰も釣れていない。
12~14名とか乗っているだろうから、誰かしら出会いがしらのヒットに恵まれても良さそうなものだけど。
みよしの先端に昇ってジグを操作していると、その高い目線からは船上の全てが見渡せる。
静かな船内・・・
と、船長がみよし側からパラシュートアンカーを入れたのが気になった。
いつもはアンカーは入れずに細かなポイント修正を繰り返すけど、今日に限って何か理由があるのだろうか?
微速前進しながらのドテラなら、みよしからポイントに入れる点で有利だけど、アンカー入れて後方に流されながらだとその利点はない。
みよしは揺れが大きいため酔いやすいのと、ジグのアクションも意図せず大きな上下幅となってしまう。
特に控えめアクションが良いホウボウにはどうなのだろう・・・と、マイナスなイメージばかり頭をよぎる。
とか考えながらも、とにかくファーストバイトが欲しい。
誰も釣れてないからヒントもない。
これは・・・大胆に小手先を変えた釣り方をしてみよう。
TGベイト
本当は、先に書いた通り水深45m前後を予想していたから用意したTGベイト・・・60mとかなるとドテラ流しでは使い辛い。
潮が緩い場面なら水深70mでも使えたけど、この海域は潮が速いことが多い気がする。
でもアンカーのお陰でラインが立つことから、軽いTGベイトでも対応可能だろう。
フェザーライトに持ち替えてTGベイト(メーカーオリジナルの通常のミドキン)を落としてみた。
ほぼ真下に落ちた・・・
パラシュートアンカー恐るべし!
参考までに書いておくと・・・
TGベイトは60g,ラインはPE1.5号です。
この釣り方をするならPEは0.8号とか1号とかが合うとは思うけど、タイラバ船ではないのにタイラバみたいな釣りをちゃっかりさせてもらっちゃうわけで、ファイトで主導権を握れずに他の客に迷惑掛けるのも忍びないと思い通常のジギングタックルと同じ号数にしました。
(※ジギングタックル1本は2.5号も使ってる。)
それで1投下目は着底の感触がどれくらい手元に伝わるものか確かめようと、底トントンしてみた。
(砂煙を上げる目的でホウボウジギングでは多用されるアクションみたい。)
数回の底トントンの後にリトリーブを開始した。
底から5mほど巻いたら・・・
コン!(え、もう食った?!)
コンコン!(まだ巻いて!)
ココココ!(フッキング~!)
TG1発目で幸先良いヒット!
巻き上げて来るとホウボウのような重量感はない。
小さいホウボウか、もしくはカナガシラか?
でも、それらではないような小気味良い感触がある。
何か違う魚かも。
浮いて来たのは・・・ムシガレイ!
TGベイトでヒットしたことをおこめに告げて再びTGを。
間髪入れずに・・・
ゴン・・・(まじで!)
ググググッ!(フッキング~!)
ホウボウ!
更にホウボウ追加で結局3連発くらいした!
※バイトレンジは底から5~10mほど巻いてからと、意外に追って来る。
そしたら船長が操舵室から出て来て・・・
船『TGベイト?』
U『TGベイト!』
操舵室に戻りアナウンス・・・
船『TGベイト当たってるからね、小さなシルエットも試してみて下さい。』
このTGタダ巻きでのバイトの感触を分かち合いたい僕は、おこめに
『TGベイト貸そうか?!』
と勧めて彼も迷っていたところ・・・
おこめの隣の方が連発を始めた。
シルエットは決して小さくはないジグだ。
他の客もポツポツとホウボウを釣る人が見えてきた。
そしたらアナウンスが。
『当らない人は、ティップだけのジャーク試してみてね。リールは1/3とか小さくね。カラーはアカキンね。』
釣れている客の情報を、船長が集約して共有する。
これは良いことだと思う。
田辺哲男のマダイ動画を観ていたら言っていたけど
テンヤ船とかタイラバ船とか限定しないで、同じ船内で色々試せばテンヤが釣れる時間帯とかタイラバが釣れる時間帯とかあって、釣れてる人の情報を船長が把握して拡散して・・・そうすればみんなで釣れる。釣れるから楽しい。楽しいから客が来る。客が来れば漁協が儲かる。
それで儲かれば、マダイの放流も増やせる。そして更に釣れるようになる・・・
これはマダイに限らず僕らが乗船しているジギング船でもそうだと思う。
何も自分だけ釣果を独り占めしようとか、他の客より釣ってやろうとか、そういう欲よりも、みんなで釣った方が楽しいと思う。
そういった意味では、初対面の隣の客とコミュニケーションを取ることも大事だし、楽しいし、そもそもそれが、乗合船の醍醐味かなとも、この頃は思うようになりました。
さて、好釣な滑り出しだったTGベイトもバイトが遠のいたため、船長のアナウンスに従ってアカキンのジグを探してみる。
シャウトのRGPZ(レッドゴールドピンクゼブラ)カラーシリーズを揃えてあるのだけど、その中からまずはシルエットの小ささを優先してショーテル130gを使ってみた。
反応がない。
好釣な方のジグを見るとシルエットは大きい。
幅の広い、いわゆるスロー系のジグだ。
ここはシルエットは小さく・・・のパターンは変わったと考え忘れることとして、フラッシュ150gに交換した。
そしてフワッフワッと小さいアクションで・・・来ました~ホウボウ!
(これが、この日TGベイト意外のジグで釣った唯一の魚でした。)
その後は序盤ほどの時合はなかったけど、TGベイトでポツポツと拾う感じに。
根掛かりしないことに安心してキャスティング厚木店オリジナルカラーをローテし始めた。
過去カヤックからのホウボウを釣っている印象のある“MGグリーンGオレンジベリー”は何故か反応が悪い。
(釣れない時間帯に使ってしまっただけかも。)
メーカーオリジナルのピンクグローではフォール中のバイトでホウボウ1匹?
続いてマダイを釣ったことのある“DCグリーンGグリーンベリー”では・・・

ヤリイカが!
TGベイトをスローに巻いていると、潮の効き具合とかが巻き抵抗の変化でわかる感じなのですが、このイカの時は
『重い・・・潮が効いてる?それにしても重い・・・ゴミか?』
と思いクラッチ切ってみたらジグが落ちていかない。
魚の可能性も感じて軽くフッキングして巻き上げ!
フッキングが甘かったと感じていたから途中で追いアワセ入れるか迷いながらも、そのまま巻き上げたらイカでした。
追いアワセ入れてたら身切れしていたことでしょう・・・
そんなこんなで結局・・・
ホウボウは2人で15匹でした。
おこめと一緒の時は僕のクーラーに混ぜて入れてしまうので、どちらが何匹とかわからないけど、ほぼ同数か、もしくは後半追い上げたおこめが1匹くらい多いかも。
他に僕のムシガレイとヤリイカでした。
ムシガレイは水面でのバラシも1匹いた。
帰港すると他のお客様が
『何使ってたんですか?!いきなり釣ってましたよね?!』と・・・
開始直後の連発でイメージが固定されてしまったのでしょう。
後半追い上げたおこめも同数釣っているし、更におこめの隣の方は僕らの比じゃないくらい釣っていたけど。
ただ、僕のタダ巻きリーリングを見て、他の方たちからはタイラバ使ってると思われていた感は否めない(笑)
そして

この船長は釣りながら誰が多く釣ったか見ているのだろうけど、それでHPに載せるクーラーを目星を付けて写真を撮りに来ているのだと思う。
だから帰港後に真っ直ぐ自分のところにカメラを持って来る姿を見ると(俺が竿頭か?!と)ちょっと嬉しかったりもする。
が、しかし・・・ほぼ毎度のことながら、僕のクーラーは2人分ですから・・・(泣)
以前はおこめではない友人と乗った時には、当然ながら僕の釣果しかクーラーに入らないわけだけど、そんな時に限って僕は絶不調で・・・帰港後にいつも通り写真を撮るべきクーラーを物色しに来た船長が、僕のクーラーを覗こうとしたから・・・
U『え、俺?!釣ってないからね?!』
船『うん、知ってる。見ててそんな感じした。』
知ってたのか~い!(冷やかしか~い!)
と、まぁこんなやり取りも楽しかったりする。
なにはともあれ、他の船は更に不調だったようだし・・・どうにか楽しめて良かった!
また次回!
★ルアー★
ヒットジグ:TGベイト,シャウトのフラッシュ
★肴★
イカ刺し旨かった!
(水産加工系の仕事をしている母がイカも手馴れていたから助かった。イカの捌き方を実況付き実演してもらったけど、きっと次回も母にお願いすることだろう。)

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2018年01月20日
巻いた6時間
★2018paddling-②★
☆1/20(土)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
今日はどむオ氏と!
僕らが地元の出艇地として利用しているEP(エントリーポイント)はEP.NとEP.Oがあるのですが、このところ釣果に隔たりがあります。
僕はそれほど気にしていなかったのですが、特にどむオ氏は
『Oは魚がいない。』
とまで発言している状況でした。
それでメンバーはEP.Nに通う傾向が顕著な今日この頃・・・
釣り人の性としては魚っ気があるポイントを選ぶのは定石でしょう。
釣り方とか云々以前にポイント選びが先なわけです。
僕もEP.Nは好きなのですが、このところEP.Oが心配にすらなって来ました。
どういうことかと言うと・・・
(非常に可笑しな例え話ですが・・・!)
例えば両EPが自分の2人息子か教え子的な存在だったとしましょう。
『Nは出来がいいから可愛がろう!Oは出来が悪いから育児放棄だ!』
とは・・・なかなかならないと思うのです。
それよりも
『Nは結果が出ているから放任しよう,Oは行き詰っているから気にかけてあげよう。』
の方が自然な感じ・・・
と、とても強引な例え話ではありますが、自分の中ではどちらも思い出が詰まった出艇地なわけで、EP.Oが釣れないと聞けば聞くほどに、魚がいることを確かめたくなると言うか・・・
メンバーの気持ちがEP.Oから離れていくのが、何だか自分のことのように(自分が嫌われていくかのように)寂しいと感じる・・・みたいな不思議な感情があるのです。
EP.Oにも貴重な思い出が詰まっているからかと思います。
・出沈・着沈を除いて初めて沖で沈した時のこと。
・(初めてのKF仲間)F氏と初めて一緒に漕いだ時のこと。
・チョビー氏と出会った時のこと。
・クロソイ爆の時のこと。
・An氏がモンスターボール投げてた時のこと。
・ホエール氏が座布団を釣った時のこと。
・どむオ氏が座布団を釣った時のこと。
・老兵氏と出会った時のこと。
・大物鱸氏たちと並んでナブラ撃ちをした時のこと。
・big-13氏がマダイを釣った時のこと。
・An氏の送別KFの時のこと。
・ダービー優勝の座布団を釣った時のこと。
・ウミガメを見た時のこと。
・アザラシを見た時のこと。
挙げ続けたら思い出が尽きないことに改めて気付きます。
そんな素晴らしいホーム出艇地・・・
今日こそは久しぶりに『やっぱEP.Oもイイ漁場だわ!』と言ってみたい。
そう心に闘志を燃やして、どむオ氏が待つEP.Oに車を走らせた遅い朝でした。
実は前日にはEP.Nでの待ち合わせを約束していました。
それも、朝だけ風が吹くような予報だったから遅めの9時出艇で約束しました。
ところが起きて朝ご飯を食べていると、どむオ氏からLINEが。
どうやら波が高いようで、EP.Oに変更となったのでした。
現地に到着すると順調に艤装準備が進んでいるどむオ氏・・・
U『おはよ~!』
ど『おはようございます。』
U『いや~楽しみだ!』
ど『テンション高いっすね?!』
U『そりゃ~今日も釣れる気しかしてねぇからな!』
ど『いや~ここは魚いないっすよ?』
・・・
と、まぁ毎度のことながら朝の準備の時間というのはとても楽しいひと時なのです。
僕も急ぎ艤装準備をしたけど、どむオ氏はタックル準備が済んでなかった。
僕は前日にタックルのセッティングは済んでいたため、そこで準備の遅れは埋めることが出来た。
EP.N用にジグを選抜していたから、若干だけどジグを選び直して艇に積み込んだ。
今回はタイトルにもあるように『巻きモノ』を中心としてみた。
リーリングでティップが絞り込まれて、頃合いを見計らってフッキングする瞬間が、しつこいけど本当に病みつきになっています。
それと、もはや慢性的な持病とでも言える域に達している“手首痛”を和らげるためにも、ロッドでアクションする必要のない釣り方は直近のテーマでもあります。
※手首痛の原因はパドリングではなくジギングだと、このところ判明して来た。
それで巻きモノとは、もはや書かなくても先が読めていそうですが・・・
まずはTGベイトで間違いない。
それに加えてスキッドジグ(アブ)&スイッチバック(ネイズ)のスキッディング用ジグです。
“スキッディング”と呼ばれる操作でのスイッチフォールでは前回のヒラメを釣りましたが、リトリーブではカヤックからは釣った記憶がまだなかったのです。
船からは、11月だかにイナダがスキッドジグの“タダ巻き”で何匹か釣れたのですが、その時のバイトの感触が心地よかったことは覚えています。
着底からのリトリーブで・・・反応するリトリーブスピードもバイトレンジも時間とともに変化しましたが、それもまた楽しめた一因でした。
あの感触をもう一度・・・
と、言うわけで8割以上の時間を巻きに徹した日でした。
出艇したら最短ディープ(※秋頃に見つけた、ソイ爆より近い距離での水深15,6mのポイント)でTGを巻き巻き・・・
そしたら幸先良くどむオ氏が!
ど『アイナメが釣れましたよ~!タイラバです。今日は魚いますよ~!』
と・・・45cmだかの良型を釣った。
タイラバか・・・TGベイトでも釣れるかも。
そう信じて、ソイ爆・・・すり鉢・・・と漕ぎ回りながら巻き続けましたが、何も反応がない。
途中で浅い磯場に漕いで水深7,8mでバサロをキャストした。
これも反応がない。
再び巻きモノに戻る。
どむオ氏と合流して潮目の中を巻いたけどノーバイトは続く・・・
どむオ氏も釣った1匹のアイナメ以外にはバイトが無いらしい。
そして気持ちが折れたどむオ氏は、1匹のアイナメを手土産に帰って行った・・・
普段なら一人になると途端に詰まらなくなり帰るところだけど、今日の僕は不思議なほどに気持ちが折れなかった。
どうしてもEP.Oの魚に遭いたい。
途中で、気持ちが折れない理由が思い当たった。
それは前回の“釣れた時のイメージ”が鮮明に思い出せたからかも。
前回は4匹の魚(アイナメ,クロソイ,ヒラメ,ムシガレイ)が釣れたけど、それぞれ違った感触のバイトだった。
それらのバイトの瞬間を代わる代わる思い浮かべては・・・
『次こそ食うぞ・・・!』
と信じ続けて巻き続けることが出来た。
本当に、自分の内面としては納得の内容となった6時間だった。
しかし結果は伴わず6時間ノーバイト・・・
EP.Oでも釣れることを証明するどころか、更に釣れないイメージを上塗りしてしまった。
だけど、これを僕は『魚がいない。』で片付けたくはない。
(そもそもどむオ氏は釣ったから!)
海水温が10℃ほどまで下がった冬の海・・・1,2年前なら諦めていたけど、みんなで試行錯誤して、昨冬は何かしら釣ることが出来た。
そうやって『未知』を開拓して、釣りの引き出しを増やして来たのがスライダーズだから・・・この停滞するEP.Oの釣況をも、どうにか打開したいのだ。
水がある限り魚はいる。
そして魚は生きている限りは食事をする。
食事をする限りは釣ることは不可能ではない。
(簡単ではない場合は多いけども。)
そして、厳しい釣況の中でどうにか釣ることが出来た1匹は、とても嬉しかったりもする。
そう言った経験を何度かして来たからなのか、このところ厳しい釣況にこそ燃える時がある。
そうした気持ちで勝負できたのが、今日でした。
この厳しい釣況を打開するためには・・・
(どむオ氏は打開していたわけだけど・・・)
戦略家のチョビー氏の気持ちがEP.Oに向いてくれれば、久しぶりにタッグを組んで浮いてみたいところでもある。
冬の間に・・・どうにか勝負したい。
そんなことを考えて、片付けしながらのビールが、ただひたすら旨かった。

そして、6時間ノーバイトとの結果にしては、稀に見るほどに気持ちは晴れた1漕ぎでした。
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2018総数:獲物4匹ゴミ0個

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☆1/20(土)
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Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
今日はどむオ氏と!
僕らが地元の出艇地として利用しているEP(エントリーポイント)はEP.NとEP.Oがあるのですが、このところ釣果に隔たりがあります。
僕はそれほど気にしていなかったのですが、特にどむオ氏は
『Oは魚がいない。』
とまで発言している状況でした。
それでメンバーはEP.Nに通う傾向が顕著な今日この頃・・・
釣り人の性としては魚っ気があるポイントを選ぶのは定石でしょう。
釣り方とか云々以前にポイント選びが先なわけです。
僕もEP.Nは好きなのですが、このところEP.Oが心配にすらなって来ました。
どういうことかと言うと・・・
(非常に可笑しな例え話ですが・・・!)
例えば両EPが自分の2人息子か教え子的な存在だったとしましょう。
『Nは出来がいいから可愛がろう!Oは出来が悪いから育児放棄だ!』
とは・・・なかなかならないと思うのです。
それよりも
『Nは結果が出ているから放任しよう,Oは行き詰っているから気にかけてあげよう。』
の方が自然な感じ・・・
と、とても強引な例え話ではありますが、自分の中ではどちらも思い出が詰まった出艇地なわけで、EP.Oが釣れないと聞けば聞くほどに、魚がいることを確かめたくなると言うか・・・
メンバーの気持ちがEP.Oから離れていくのが、何だか自分のことのように(自分が嫌われていくかのように)寂しいと感じる・・・みたいな不思議な感情があるのです。
EP.Oにも貴重な思い出が詰まっているからかと思います。
・出沈・着沈を除いて初めて沖で沈した時のこと。
・(初めてのKF仲間)F氏と初めて一緒に漕いだ時のこと。
・チョビー氏と出会った時のこと。
・クロソイ爆の時のこと。
・An氏がモンスターボール投げてた時のこと。
・ホエール氏が座布団を釣った時のこと。
・どむオ氏が座布団を釣った時のこと。
・老兵氏と出会った時のこと。
・大物鱸氏たちと並んでナブラ撃ちをした時のこと。
・big-13氏がマダイを釣った時のこと。
・An氏の送別KFの時のこと。
・ダービー優勝の座布団を釣った時のこと。
・ウミガメを見た時のこと。
・アザラシを見た時のこと。
挙げ続けたら思い出が尽きないことに改めて気付きます。
そんな素晴らしいホーム出艇地・・・
今日こそは久しぶりに『やっぱEP.Oもイイ漁場だわ!』と言ってみたい。
そう心に闘志を燃やして、どむオ氏が待つEP.Oに車を走らせた遅い朝でした。
実は前日にはEP.Nでの待ち合わせを約束していました。
それも、朝だけ風が吹くような予報だったから遅めの9時出艇で約束しました。
ところが起きて朝ご飯を食べていると、どむオ氏からLINEが。
どうやら波が高いようで、EP.Oに変更となったのでした。
現地に到着すると順調に艤装準備が進んでいるどむオ氏・・・
U『おはよ~!』
ど『おはようございます。』
U『いや~楽しみだ!』
ど『テンション高いっすね?!』
U『そりゃ~今日も釣れる気しかしてねぇからな!』
ど『いや~ここは魚いないっすよ?』
・・・
と、まぁ毎度のことながら朝の準備の時間というのはとても楽しいひと時なのです。
僕も急ぎ艤装準備をしたけど、どむオ氏はタックル準備が済んでなかった。
僕は前日にタックルのセッティングは済んでいたため、そこで準備の遅れは埋めることが出来た。
EP.N用にジグを選抜していたから、若干だけどジグを選び直して艇に積み込んだ。
今回はタイトルにもあるように『巻きモノ』を中心としてみた。
リーリングでティップが絞り込まれて、頃合いを見計らってフッキングする瞬間が、しつこいけど本当に病みつきになっています。
それと、もはや慢性的な持病とでも言える域に達している“手首痛”を和らげるためにも、ロッドでアクションする必要のない釣り方は直近のテーマでもあります。
※手首痛の原因はパドリングではなくジギングだと、このところ判明して来た。
それで巻きモノとは、もはや書かなくても先が読めていそうですが・・・
まずはTGベイトで間違いない。
それに加えてスキッドジグ(アブ)&スイッチバック(ネイズ)のスキッディング用ジグです。
“スキッディング”と呼ばれる操作でのスイッチフォールでは前回のヒラメを釣りましたが、リトリーブではカヤックからは釣った記憶がまだなかったのです。
船からは、11月だかにイナダがスキッドジグの“タダ巻き”で何匹か釣れたのですが、その時のバイトの感触が心地よかったことは覚えています。
着底からのリトリーブで・・・反応するリトリーブスピードもバイトレンジも時間とともに変化しましたが、それもまた楽しめた一因でした。
あの感触をもう一度・・・
と、言うわけで8割以上の時間を巻きに徹した日でした。
出艇したら最短ディープ(※秋頃に見つけた、ソイ爆より近い距離での水深15,6mのポイント)でTGを巻き巻き・・・
そしたら幸先良くどむオ氏が!
ど『アイナメが釣れましたよ~!タイラバです。今日は魚いますよ~!』
と・・・45cmだかの良型を釣った。
タイラバか・・・TGベイトでも釣れるかも。
そう信じて、ソイ爆・・・すり鉢・・・と漕ぎ回りながら巻き続けましたが、何も反応がない。
途中で浅い磯場に漕いで水深7,8mでバサロをキャストした。
これも反応がない。
再び巻きモノに戻る。
どむオ氏と合流して潮目の中を巻いたけどノーバイトは続く・・・
どむオ氏も釣った1匹のアイナメ以外にはバイトが無いらしい。
そして気持ちが折れたどむオ氏は、1匹のアイナメを手土産に帰って行った・・・
普段なら一人になると途端に詰まらなくなり帰るところだけど、今日の僕は不思議なほどに気持ちが折れなかった。
どうしてもEP.Oの魚に遭いたい。
途中で、気持ちが折れない理由が思い当たった。
それは前回の“釣れた時のイメージ”が鮮明に思い出せたからかも。
前回は4匹の魚(アイナメ,クロソイ,ヒラメ,ムシガレイ)が釣れたけど、それぞれ違った感触のバイトだった。
それらのバイトの瞬間を代わる代わる思い浮かべては・・・
『次こそ食うぞ・・・!』
と信じ続けて巻き続けることが出来た。
本当に、自分の内面としては納得の内容となった6時間だった。
しかし結果は伴わず6時間ノーバイト・・・
EP.Oでも釣れることを証明するどころか、更に釣れないイメージを上塗りしてしまった。
だけど、これを僕は『魚がいない。』で片付けたくはない。
(そもそもどむオ氏は釣ったから!)
海水温が10℃ほどまで下がった冬の海・・・1,2年前なら諦めていたけど、みんなで試行錯誤して、昨冬は何かしら釣ることが出来た。
そうやって『未知』を開拓して、釣りの引き出しを増やして来たのがスライダーズだから・・・この停滞するEP.Oの釣況をも、どうにか打開したいのだ。
水がある限り魚はいる。
そして魚は生きている限りは食事をする。
食事をする限りは釣ることは不可能ではない。
(簡単ではない場合は多いけども。)
そして、厳しい釣況の中でどうにか釣ることが出来た1匹は、とても嬉しかったりもする。
そう言った経験を何度かして来たからなのか、このところ厳しい釣況にこそ燃える時がある。
そうした気持ちで勝負できたのが、今日でした。
この厳しい釣況を打開するためには・・・
(どむオ氏は打開していたわけだけど・・・)
戦略家のチョビー氏の気持ちがEP.Oに向いてくれれば、久しぶりにタッグを組んで浮いてみたいところでもある。
冬の間に・・・どうにか勝負したい。
そんなことを考えて、片付けしながらのビールが、ただひたすら旨かった。
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2018年01月15日
To be continued
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
東北のフィジカルモンスターUでございます。
2017年は年間100漕ぎを達成したこともあり、仲間からは体力系のニックネームを頂きました。
チョビー氏のブログでは前々から
『体力バカ』
と紹介されていましたが、そのニックネームを思い出せないどむオ氏が
『チョビーさんが言ってた・・・何でしたっけ?フィジカルモンスター?』
それから忘年会の席でチョビー氏が
『体力バカ・・・でも“バカ”は言葉が悪いから、そうだスタミナお化けにしよう。』
こうして僕のニックネームは追加されました。
ありがたい。
さて、そんな僕ですが、充実した2017年(・・・言葉で表現するならば“欲しいものは全部手に入れた。”と言えるかもしれない。)
それで燃え尽き症候群とでも言えば良いのか、モチベーションを見いだせないで正月を過ごしました。
中途半端な心境での初釣りは1/5(金)おこめと2人でとも丸に乗船しました。
おこめが開始早々に良型のクロソイ(46~47cmくらいだったかな?)を釣ってから、いくらか間が空いて僕は同サイズのホウボウでした。
(ヒットジグはネイズのスイッチバック250g)
確か2017年も初釣り1匹目はホウボウだった。
新年だから赤い魚で縁起が良い。
幸先良いスタートだったけど、中盤は沈黙・・・
僕は新年に目出度い魚・・・ホウボウとも違う赤い魚=マダイが欲しいと思い、TGベイトを巻き続けました。
そのうち他の客はサバ・ワカシがポツポツと釣れ出した。
良型のサバにそそられて何度かTGベイトを休ませて別なジグをシャクッたけど、でも釣れたとしてもサバ・ワカシで、そもそもペースも悪い。
それならば、どうせペースが悪いならば、やはりマダイを求めてTGに集中しよう・・・
と粘ってみましたが、煮魚サイズのマゾイが釣れたのみでした。
貧果な初釣りでしたが、ホウボウが良型だったことに救われました。
船中で他の客も、恐らくサバ・ワカシその他の小物を除いた“イイ魚”は1匹釣れたかどうかの程度だったと思います。
翌1/6(土)は再びおこめと、今度は穴釣りをしてドンコ1匹でした。
だけど、それでも、釣りは面白い。
ただ、2018年のカヤックフィッシングの目標?のようなものが、まだ定まっていない状態でした。
それから1週間ほど悩み・・・
ようやく方向性が見えて来ました。
それは・・・過程を楽しむことです。
2017年は、目標に縛られた感もありました。
100漕ぎは、回数ありきになりつつあったところも否めません。
もちろんイヤイヤ出ていたわけではないのですが。
他にはダービーのためにヒラメを優先していたところとか。
それを今年は、1回1回のKFの質を大事に楽しみながら、釣りたい魚を釣りたい方法で、数も求めずに釣る・・・それでいいかと。
もちろんダービーのためのシーバスも釣りますけど、それは、その時々の自分の気持ちで決めようと思います。
シーバスに気持ちが向かない日は、ダービーのことは忘れて他の釣りをすればいいかなと。
それで、過程を楽しむ・・・釣りたい方法で・・・の話をすると、自分が好きな釣り方は何なのか?
それはナブラ撃ち,スピンテールでのコチング,TGベイトでのマダイ,バサロでのアイナメ,そしてジギング・・・
2017年のナブラ撃ちは、トップゲームが出来なかったことが心残りでした。
ソルティガのドラドポッパー,ドラドペンシル,ドラドスライダーの3個を入れたトッププラグケースは、常に持つようにはしていたのですが。
コチングは、2016年が確かやらず終いだったために2017年は久しぶりにやりたいと思い、そうしたらとても楽しかった。
2018年は早い時期からスピンテールも常備したい。
TGベイトでのマダイは、地元でも要開拓だと思うのと、また機会あれば乗っ込み時期のNの海にでも遠征しようか・・・
他には、地元の乗合船でも引き続き積極的に試そうと思うのと、日本海の真鯛ジギングにも興味を持っているところです。
おこめと遠征するかも。
バサロでのアイナメは・・・これはコチングとTGベイトにも言えることですが、向こうアワセではない感覚が好きなのです。
ナブラ撃ちとかのプラグでの釣りとかジギングだと、どうしても向こうアワセの場合もあります。
フォールで咥えられた時とかは咄嗟に糸ふけを回収してアワセるから、自分でアワセた感はあるし、向こうアワセだとしても僕はタイミング見て追いアワセ入れるから、アワセた感が全くないわけでもないのですが・・・
バサロ(ワーム),コチング,TGベイトは、カツカツ・・・と来ても巻き続けて、食い込ませてからガツンとフッキングする。
そのフッキングが成功した時が、とても快感なのです。
それとジギングは、2017年の終盤で大量にジグを買い足したこともあり、選んで使用するだけでもとても楽しい。
その中でも2018年のテーマとして選んだが・・・
スキッディングとか言う釣り方です。
アブガルシアのスキッドジグと、ネイズのスイッチバック・・・それぞれカラーは1種類ずつ(スキッドジグ=リアルスクイッド,スイッチバック=グラントグリーン)に絞って、各サイズを揃えました。
スキッディングの詳細は検索して頂いて動画でも観て頂いた方が早いかと思うので割愛しますが、その独特の操作でのフォールから、高速リトリーブ・・・の組み合わせで“オールタイミングがバイトチャンス”とか謳っていて、まぁ言葉だけが何かと大袈裟な点だけは、ハナにつくのですが、その通りに使えれば、ホーム海域でのKFにもとても有効かなと思うのです。
と言うのは、水深10~20mほどのエリアが主なため、アイナメやヒラメ等の底物が水面までジグを追って来る姿もしばしば。
これが例えば動力船で沖の深いところで釣っていれば、いくらオールタイミングがバイトチャンスと言っても、確かにジグのアクション的には回収の瞬間まで期待が持てる動きをしているとは言え、上層で食って来るのはせいぜい青物くらい。
でもホームのKFであれば、ジグのアクションも、底物の捕食レンジも、どちらも噛み合って本当の“オールタイミングがバイトチャンス”になるかもしれない。
そもそも、スイッチフォールのアクションがイカを模しているとすれば、冬のイカパターンにも有効だとも思うし。
そう考えて・・・すみません前置き長くなりましたが、試したいことが定まった中での、新年初浮きを迎えました。
★2018paddling-①★
☆1/13(土)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
夜勤明けで、出艇は昼の12時前でした。
自宅での出発準備が順調だったために11時半頃にも出れそうかと思いましたが、現地に着くと馴染みのオカッパリアングラー3名とお会いして話し込んでしまいました。
いつも仲良くして頂いてありがとうございます。
1月の海・・・2017年は1月下旬にワラサが釣れている。
数こそ少ないかもしれないが、青物も可能性はあるだろう。
海水温も11℃はある。
そして冬のワラサは脂が乗っている。
食べたい・・・
いやいや、乗っ込みで浅い根の上にアイナメがいる頃だ。
バサロも捨てがたい。
早朝からの出艇だとサミングする親指がキンキンに冷たいからバサロも敬遠してしまうけど、今日は気温こそ低いが太陽はガンガンに照っている。
でも、そう言えば・・・数日前に底引き網でヒラメが大漁だったらしいじゃないか。
素直にジギングか・・・
でも、初浮き初物は縁起の良い真鯛・・・こちらも可能性は高くはないけど、狙う価値はあるだろう。
そうだ、真鯛に限らず1匹目が釣れるまでは、TGベイトで通してみよう。
そう心に決めて、漕ぎ出しました。
と、その前にお清めもしました!

沖に漕ぎ進むと、弱~中程度の向かい風でした。
もっと微風にならないとA山ピンポイントは流しづらいと考えて、傾斜が緩やかなB山に。
TGベイトを落としては巻き巻き・・・
1流し目でコツン・・・今のはバイトだ~!
TGベイトに反応してくれる魚は、確かにいる。
(実は午前中にどむオ氏がEP.Oでノーバイトを食らっていたから、こちらは1バイトもらっただけでとても安心した。)
有望な傾斜に漕ぎ戻っての2流し目・・・
カツカツ・・・(来た来た・・・!)
グングン・・・(まだまだ・・・確実に食い込ませよう。)
フェザーライトのティップが徐々に絞り込まれる。
ゴンゴン・・・(そろそろ!)
グーン・・・!(反転したっぽい!)
フッキング~!!
首を振る感触!
ここまで明確に感触が伝わってくるのは、もしかしてマダイか?!
もしくは首振りと言えば・・・

アイナメでした~!(35cmでした。)
本当はTGで1匹釣ったら別な釣りをしようと考えていたけど、フッキングがあまりにも心地よく出来たから、もう1匹続けてみたくなってしまった。
でも、追加できないまま・・・いくらか風が緩んで来た。
A山に移動して、今度はスイッチバック150gを落とした。
呆気なく根掛かりロストしたため、130gにチェンジ・・・こちらのサイズは細身のタイプです。
スキッディングフォールと、高速リトリーブを繰り返し・・・続いて1ピッチに切り替えたところで、何かがヒット!
重量感からすると“イイ魚”決定!!
ビール瓶アイナメかソイか良型ヒラメか・・・と喜んだのも束の間・・・フックオフ!
そのまま再度フォール!
1ピッチと1/2ピッチを組み合わせて続けていると・・・またヒット~!!
先ほどと似た感触!イイ魚に違いないから今度こそ獲りたい!!
浮いて来たのは・・・

クロソイ!47.5cmでした!
スイッチバックで釣れた。
(1/5の船でもホウボウを釣ってはいる。)
嬉しいけど、次はスキッディングで釣ってみたい。
両手でサミングして・・・
※この両手でのサミング、動画で見るとカッコ悪いし“何故両手?”と思ってた。
でも、実際にロッドを煽りながらフォールさせてみると、片手のサミングじゃバックラッシュしちゃうんです。
フォール・・・フォール・・・・
?!?!?!
着底前に何かがヒット~!

ヒラメ~!
これはリリースしました。
スキッディングで釣れた・・・本当はスローナックルとかナマラジグSTとかのノーマルなスロー系のジグが使いたい時期だけど、敢えて当面はスキッディングを使い込んでみようと考えて挑んだ新年・・・幸先が良すぎる!
続いて回収タダ巻きでのヒットも味わいたかったけど、そうそう続かない。
B山に戻ってTGベイトを再開した。
そうしたらカヤックからは珍しい魚が!

ムシガレイ!(34cm)
カヤックから釣ったのはテンヤで1度,スピンテールで1度・・・でしょうか。
さて、今夜はスライダーズ新年会のため、ケツは決まっている。
終盤の30分くらいでいいから、浅場でバサロも試したい。
見切りを付けようと決めて、TGベイトを高速回収した・・・ら、グーン!!
中層で何かがヒット~!
高速回収に反応するのは、まさかの青物か?!
いや、走らない。
これは、過去にも高速回収に何度かヒットしてる魚・・・ヒラメかも。
そして重量感的には座布団級だ。
ロッドは73cmを釣ったのと同じフェザーライト・・・この曲がり具合と、感触・・・懐かしい感じだ。
でも、座布団と間違う感触で、秋にマダイも釣っている。
ポイントも同じだ。
マダイの可能性も信じたい・・・とにかく確実に獲る!
追いアワセも入れた。
ドラグも必要以上に締めていない。
ショックを吸収する弾力があるフェザーライト・・・申し分ない。
と、思ったのですが・・・フックオフしてしまいました(泣)
マダイだったかな・・・それとも座布団級の寒ヒラメだったかな・・・(泣)
マダイだとしたら他にも群れている可能性も考えて、追加で何度か巻き巻きしましたが、もう反応はない。
諦めて浅場でバサロ・・・もノーバイトに終わり、こうして初浮きは終了しました。
8度のバイトで、6度のヒット、キャッチは4匹のみ・・・取りこぼしが多いけど、これもまた、ここからの1年に対するチャレンジ精神が刺激されて良い結果だったかと思う。
結局のところ、同じ海で100回浮いても、全く飽きてない自分に気付きました。
今はすぐにでも再び浮きたくて仕方ない。
浮ければドラマが待っている。
終わりはない。
そうした気持ちから、今回はタイトルを決めました。
続く・・・!
★ルアー★
TGベイト,スイッチバック(ネイズ)
★獲物1匹ゴミ1個運動★
拾い忘れました。
2018総数:獲物4匹ゴミ0個
★肴★
今夜はアクアパッツァの予定!

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今年もよろしくお願い致します。
東北のフィジカルモンスターUでございます。
2017年は年間100漕ぎを達成したこともあり、仲間からは体力系のニックネームを頂きました。
チョビー氏のブログでは前々から
『体力バカ』
と紹介されていましたが、そのニックネームを思い出せないどむオ氏が
『チョビーさんが言ってた・・・何でしたっけ?フィジカルモンスター?』
それから忘年会の席でチョビー氏が
『体力バカ・・・でも“バカ”は言葉が悪いから、そうだスタミナお化けにしよう。』
こうして僕のニックネームは追加されました。
ありがたい。
さて、そんな僕ですが、充実した2017年(・・・言葉で表現するならば“欲しいものは全部手に入れた。”と言えるかもしれない。)
それで燃え尽き症候群とでも言えば良いのか、モチベーションを見いだせないで正月を過ごしました。
中途半端な心境での初釣りは1/5(金)おこめと2人でとも丸に乗船しました。
おこめが開始早々に良型のクロソイ(46~47cmくらいだったかな?)を釣ってから、いくらか間が空いて僕は同サイズのホウボウでした。
(ヒットジグはネイズのスイッチバック250g)
確か2017年も初釣り1匹目はホウボウだった。
新年だから赤い魚で縁起が良い。
幸先良いスタートだったけど、中盤は沈黙・・・
僕は新年に目出度い魚・・・ホウボウとも違う赤い魚=マダイが欲しいと思い、TGベイトを巻き続けました。
そのうち他の客はサバ・ワカシがポツポツと釣れ出した。
良型のサバにそそられて何度かTGベイトを休ませて別なジグをシャクッたけど、でも釣れたとしてもサバ・ワカシで、そもそもペースも悪い。
それならば、どうせペースが悪いならば、やはりマダイを求めてTGに集中しよう・・・
と粘ってみましたが、煮魚サイズのマゾイが釣れたのみでした。
貧果な初釣りでしたが、ホウボウが良型だったことに救われました。
船中で他の客も、恐らくサバ・ワカシその他の小物を除いた“イイ魚”は1匹釣れたかどうかの程度だったと思います。
翌1/6(土)は再びおこめと、今度は穴釣りをしてドンコ1匹でした。
だけど、それでも、釣りは面白い。
ただ、2018年のカヤックフィッシングの目標?のようなものが、まだ定まっていない状態でした。
それから1週間ほど悩み・・・
ようやく方向性が見えて来ました。
それは・・・過程を楽しむことです。
2017年は、目標に縛られた感もありました。
100漕ぎは、回数ありきになりつつあったところも否めません。
もちろんイヤイヤ出ていたわけではないのですが。
他にはダービーのためにヒラメを優先していたところとか。
それを今年は、1回1回のKFの質を大事に楽しみながら、釣りたい魚を釣りたい方法で、数も求めずに釣る・・・それでいいかと。
もちろんダービーのためのシーバスも釣りますけど、それは、その時々の自分の気持ちで決めようと思います。
シーバスに気持ちが向かない日は、ダービーのことは忘れて他の釣りをすればいいかなと。
それで、過程を楽しむ・・・釣りたい方法で・・・の話をすると、自分が好きな釣り方は何なのか?
それはナブラ撃ち,スピンテールでのコチング,TGベイトでのマダイ,バサロでのアイナメ,そしてジギング・・・
2017年のナブラ撃ちは、トップゲームが出来なかったことが心残りでした。
ソルティガのドラドポッパー,ドラドペンシル,ドラドスライダーの3個を入れたトッププラグケースは、常に持つようにはしていたのですが。
コチングは、2016年が確かやらず終いだったために2017年は久しぶりにやりたいと思い、そうしたらとても楽しかった。
2018年は早い時期からスピンテールも常備したい。
TGベイトでのマダイは、地元でも要開拓だと思うのと、また機会あれば乗っ込み時期のNの海にでも遠征しようか・・・
他には、地元の乗合船でも引き続き積極的に試そうと思うのと、日本海の真鯛ジギングにも興味を持っているところです。
おこめと遠征するかも。
バサロでのアイナメは・・・これはコチングとTGベイトにも言えることですが、向こうアワセではない感覚が好きなのです。
ナブラ撃ちとかのプラグでの釣りとかジギングだと、どうしても向こうアワセの場合もあります。
フォールで咥えられた時とかは咄嗟に糸ふけを回収してアワセるから、自分でアワセた感はあるし、向こうアワセだとしても僕はタイミング見て追いアワセ入れるから、アワセた感が全くないわけでもないのですが・・・
バサロ(ワーム),コチング,TGベイトは、カツカツ・・・と来ても巻き続けて、食い込ませてからガツンとフッキングする。
そのフッキングが成功した時が、とても快感なのです。
それとジギングは、2017年の終盤で大量にジグを買い足したこともあり、選んで使用するだけでもとても楽しい。
その中でも2018年のテーマとして選んだが・・・
スキッディングとか言う釣り方です。
アブガルシアのスキッドジグと、ネイズのスイッチバック・・・それぞれカラーは1種類ずつ(スキッドジグ=リアルスクイッド,スイッチバック=グラントグリーン)に絞って、各サイズを揃えました。
スキッディングの詳細は検索して頂いて動画でも観て頂いた方が早いかと思うので割愛しますが、その独特の操作でのフォールから、高速リトリーブ・・・の組み合わせで“オールタイミングがバイトチャンス”とか謳っていて、
と言うのは、水深10~20mほどのエリアが主なため、アイナメやヒラメ等の底物が水面までジグを追って来る姿もしばしば。
これが例えば動力船で沖の深いところで釣っていれば、いくらオールタイミングがバイトチャンスと言っても、確かにジグのアクション的には回収の瞬間まで期待が持てる動きをしているとは言え、上層で食って来るのはせいぜい青物くらい。
でもホームのKFであれば、ジグのアクションも、底物の捕食レンジも、どちらも噛み合って本当の“オールタイミングがバイトチャンス”になるかもしれない。
そもそも、スイッチフォールのアクションがイカを模しているとすれば、冬のイカパターンにも有効だとも思うし。
そう考えて・・・すみません前置き長くなりましたが、試したいことが定まった中での、新年初浮きを迎えました。
★2018paddling-①★
☆1/13(土)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
夜勤明けで、出艇は昼の12時前でした。
自宅での出発準備が順調だったために11時半頃にも出れそうかと思いましたが、現地に着くと馴染みのオカッパリアングラー3名とお会いして話し込んでしまいました。
いつも仲良くして頂いてありがとうございます。
1月の海・・・2017年は1月下旬にワラサが釣れている。
数こそ少ないかもしれないが、青物も可能性はあるだろう。
海水温も11℃はある。
そして冬のワラサは脂が乗っている。
食べたい・・・
いやいや、乗っ込みで浅い根の上にアイナメがいる頃だ。
バサロも捨てがたい。
早朝からの出艇だとサミングする親指がキンキンに冷たいからバサロも敬遠してしまうけど、今日は気温こそ低いが太陽はガンガンに照っている。
でも、そう言えば・・・数日前に底引き網でヒラメが大漁だったらしいじゃないか。
素直にジギングか・・・
でも、初浮き初物は縁起の良い真鯛・・・こちらも可能性は高くはないけど、狙う価値はあるだろう。
そうだ、真鯛に限らず1匹目が釣れるまでは、TGベイトで通してみよう。
そう心に決めて、漕ぎ出しました。
と、その前にお清めもしました!
沖に漕ぎ進むと、弱~中程度の向かい風でした。
もっと微風にならないとA山ピンポイントは流しづらいと考えて、傾斜が緩やかなB山に。
TGベイトを落としては巻き巻き・・・
1流し目でコツン・・・今のはバイトだ~!
TGベイトに反応してくれる魚は、確かにいる。
(実は午前中にどむオ氏がEP.Oでノーバイトを食らっていたから、こちらは1バイトもらっただけでとても安心した。)
有望な傾斜に漕ぎ戻っての2流し目・・・
カツカツ・・・(来た来た・・・!)
グングン・・・(まだまだ・・・確実に食い込ませよう。)
フェザーライトのティップが徐々に絞り込まれる。
ゴンゴン・・・(そろそろ!)
グーン・・・!(反転したっぽい!)
フッキング~!!
首を振る感触!
ここまで明確に感触が伝わってくるのは、もしかしてマダイか?!
もしくは首振りと言えば・・・
アイナメでした~!(35cmでした。)
本当はTGで1匹釣ったら別な釣りをしようと考えていたけど、フッキングがあまりにも心地よく出来たから、もう1匹続けてみたくなってしまった。
でも、追加できないまま・・・いくらか風が緩んで来た。
A山に移動して、今度はスイッチバック150gを落とした。
呆気なく根掛かりロストしたため、130gにチェンジ・・・こちらのサイズは細身のタイプです。
スキッディングフォールと、高速リトリーブを繰り返し・・・続いて1ピッチに切り替えたところで、何かがヒット!
重量感からすると“イイ魚”決定!!
ビール瓶アイナメかソイか良型ヒラメか・・・と喜んだのも束の間・・・フックオフ!
そのまま再度フォール!
1ピッチと1/2ピッチを組み合わせて続けていると・・・またヒット~!!
先ほどと似た感触!イイ魚に違いないから今度こそ獲りたい!!
浮いて来たのは・・・
クロソイ!47.5cmでした!
スイッチバックで釣れた。
(1/5の船でもホウボウを釣ってはいる。)
嬉しいけど、次はスキッディングで釣ってみたい。
両手でサミングして・・・
※この両手でのサミング、動画で見るとカッコ悪いし“何故両手?”と思ってた。
でも、実際にロッドを煽りながらフォールさせてみると、片手のサミングじゃバックラッシュしちゃうんです。
フォール・・・フォール・・・・
?!?!?!
着底前に何かがヒット~!
ヒラメ~!
これはリリースしました。
スキッディングで釣れた・・・本当はスローナックルとかナマラジグSTとかのノーマルなスロー系のジグが使いたい時期だけど、敢えて当面はスキッディングを使い込んでみようと考えて挑んだ新年・・・幸先が良すぎる!
続いて回収タダ巻きでのヒットも味わいたかったけど、そうそう続かない。
B山に戻ってTGベイトを再開した。
そうしたらカヤックからは珍しい魚が!
ムシガレイ!(34cm)
カヤックから釣ったのはテンヤで1度,スピンテールで1度・・・でしょうか。
さて、今夜はスライダーズ新年会のため、ケツは決まっている。
終盤の30分くらいでいいから、浅場でバサロも試したい。
見切りを付けようと決めて、TGベイトを高速回収した・・・ら、グーン!!
中層で何かがヒット~!
高速回収に反応するのは、まさかの青物か?!
いや、走らない。
これは、過去にも高速回収に何度かヒットしてる魚・・・ヒラメかも。
そして重量感的には座布団級だ。
ロッドは73cmを釣ったのと同じフェザーライト・・・この曲がり具合と、感触・・・懐かしい感じだ。
でも、座布団と間違う感触で、秋にマダイも釣っている。
ポイントも同じだ。
マダイの可能性も信じたい・・・とにかく確実に獲る!
追いアワセも入れた。
ドラグも必要以上に締めていない。
ショックを吸収する弾力があるフェザーライト・・・申し分ない。
と、思ったのですが・・・フックオフしてしまいました(泣)
マダイだったかな・・・それとも座布団級の寒ヒラメだったかな・・・(泣)
マダイだとしたら他にも群れている可能性も考えて、追加で何度か巻き巻きしましたが、もう反応はない。
諦めて浅場でバサロ・・・もノーバイトに終わり、こうして初浮きは終了しました。
8度のバイトで、6度のヒット、キャッチは4匹のみ・・・取りこぼしが多いけど、これもまた、ここからの1年に対するチャレンジ精神が刺激されて良い結果だったかと思う。
結局のところ、同じ海で100回浮いても、全く飽きてない自分に気付きました。
今はすぐにでも再び浮きたくて仕方ない。
浮ければドラマが待っている。
終わりはない。
そうした気持ちから、今回はタイトルを決めました。
続く・・・!
★ルアー★
TGベイト,スイッチバック(ネイズ)
★獲物1匹ゴミ1個運動★
拾い忘れました。
2018総数:獲物4匹ゴミ0個
★肴★
今夜はアクアパッツァの予定!

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2017年12月30日
2017年を総括!
2017年を振り返り・・・恒例の総括記事を書きます!
(ナチュログの記事募集キャンペーン「2017年最高のギア」とのテーマに絡めた内容としてみます。)
まずは新年の釣り初めはボートでした。
2017/01/05
バイキングカヤック“忍”を模した120gのジグを使って、正月に相応しい赤い魚を釣ることが出来ました。
この回が象徴するように、今年は“アソビゴコロ”も大事にした年でした。
続いて1月に青物が釣れて驚きました。
2017/01/26
この頃からですが、今年はバーチカルなジギングが好きになった年でした。
バーチカルかキャスティングか・・・釣り方のバリエーションが増えつつ、時たま良い想いも出来ました。
2017/07/09
スピンテールでのコチングは大好きです。
そして楽しかったのはカヤックシーバスのトップゲーム・・・!
2017/07/28
2017/08/01
2017/08/04
2017/08/05
2017/08/08
2017/08/10
2017/08/12
2017/08/17
2017/08/18
2017/09/05
来シーズンはkayak55.comダービーのターゲットがシーバスらしいから、もしトップゲームでエントリー出来たら楽しいと思う。
それから、コチングと同じように大好きなのが“TGベイト”
オリジナルカラーを調達してマダイに挑んだシーズンでした。
2017/04/06
2017/11/01
このマダイは本当に嬉しかった。
それから約2週間後・・・今度は青いのが。
2017/11/14
いつか釣りたい・・・その夢が叶いました。
それから今年の目標でもあったダービーの結果は?!
2017/07/16
73cmで優勝することが出来ました!
本当に嬉しかった。
更に夢は続く・・・
2017/12/25
2017/12/25
2017/12/25
2017/12/25
一人旅を満喫して更に高級魚を味わうことが出来た・・・!
メーターヒラマサ祝い,ダービー優勝祝い,年間100漕ぎ前祝い・・・どう位置付けても良いだろうと、贅沢をしました。
そうして満喫した1年・・・
冒頭で書いた通り道具に関しても書きたいと思います。
まずは今年お世話になった思い出のルアーを!
①MMジグ(Daiwa)
このジグを逆付けして水平フォールさせる使い方で、何度も救われました。
年明け早々のワラサから始まり、ダービー優勝のヒラメもMMジグでした。
②スピンガルフ(ima)
こちらはコチングで大活躍しました。
来年もコチングしたい・・・!
③プガチョフコブラ(ima)
このルアーが信頼を勝ち取ったのは・・・カヤックシーバス!トップゲーム!
高速ドッグウォークからのポーズでバコッ!!
『出た~!乗った~!』
が口癖になりそうでした。
④TGベイト
このジグはマダイ以外にもアイナメ,ソイ,ヒラメ,ホウボウ・・・まだまだ可能性を感じる釣り方です。
来年も引き続き使用してみようと思います。
⑤TBジグ
このジグで・・・メーターヒラマサを釣ったのです。
以降は結果が出ていないのですが、デビューは鮮烈でした。
ここまでルアーの話でしたが、それよりも更に思い入れが詰まった道具があります。
それはパドルです。(愛艇:デリカ丸も当然ですが!)

スウィングスター・エンペラーは、今年の初漕ぎから使い始めました。
つまり、エンペラーで100回漕いだことになります。
朝焼けの中を沖に向かって漕ぐ清々しい時も、鳥山を追いかけるアドレナリン全開の時も、強風撤退の時も・・・常に握っていたのはパドルでした。
愛車のハンドルのように、自分の手に感触が残っています。
また、パドルと艇は大事にしたいから、また新年初漕ぎは、酒と塩でお清めをしてから出艇しようと思います。
最後に、素晴らしい2017年の締めくくりは・・・!
2017/12/28
“年間100漕ぎ”を達成して、何か気持ちに変化を感じているところです。
回数に拘る必要もないため、来年は是非とも回数より質を優先したKFを心がけたいと考えています。
積極的に遠征とか新しい釣りにも挑戦したいと思っています。
他にも、フラットフィッシュダービーが終わったことと、80cm以上の青物を釣る・・・との目標を達成できたことから、来年は魚種に拘る必要もなくなりました。
結果より楽しさ,アソビゴコロを優先して楽しみたいと思います。
では・・・
皆さん良いお年を!!

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2017年12月28日
★2017paddling-100★
年間100回漕ぐこと・・・いつからか目標としていたこと。
でも、年間100回漕いだから、どうしたと言うのか。
何も自慢にはならない。
幸いにして今年2017年は、メーターヒラマサを釣ることが出来たり、kayak55.comフラットフィッシュダービーで優勝させて頂いたり、その度に『おめでとう!』との言葉を頂けた。
釣りをする人としての性で言えば、それらの釣果の方が嬉しいし名誉なことだとも思うし、もし自慢をするならこちらの方だろう。
だけど僕は、この“年間100漕ぎ”こそ本当に真剣に向き合って来た夢でした。
何故そこまで思い入れを持ったのか・・・その理由から、改めて振り返りたいと思います。
まずは過去記事を
この記事以外にも、いつだか書いたことがありましたが・・・津波で仲間を飲み込んだ海が、あの頃は憎くて堪らなかった。
水道も復旧しない3月・・・まだ震災の数日後だった。
幸いにして実家は激しい揺れにも耐えて無傷で、電気も復旧していた。
蔵に米の蓄えがあったから、ペットボトルの緑茶で炊飯して食べていた。
でも・・・食事も喉を通らない日もあった。
その姿を心配して、食べるように促して来た母に対して、僕は怒鳴り散らした。
『仲間が死んでるかもしれない時に、飯なんか食えるか!!』
僕は30歳の今でも両親と口喧嘩はするけども、あの時ほど母に対して激しい言葉をぶつけたことはあったろうか。
“ぼっち”は、高校で隣のクラスの同級生だった。
共通の友達が多かったから、自然と遊ぶようになった。
特にBBQが忘れられない。
自由奔放な彼は、事前の準備など誰かにお任せするようなキャラだった。
僕が野菜を切っていても手伝わない。
だけど、火おこしは毎回ぼっちの役目だった。
だから、僕はBBQの回数こそ経験しているかもしれないが、今でも火おこしは不慣れだ。
ずっと不慣れでいいと思ってる。
火おこしは、ぼっちの仕事だったから。
ぼっちと同じ会社の入社試験を受けると知って・・・彼は優秀だったから、強烈なライバルだと思った。
だけど、同じ学校からは求人3名枠に対して3名しか応募しなかった。
それで晴れて同じ会社に就職したわけだけど、新入社員の頃の僕らは、とても良く夜遊びをした。
学生から社会人になれば、遊び方も付き合いも変わる。
そんな中で、ぼっちはアウトドアに興味を持ち出した頃だった。
でも、結局ぼっちと釣りに行けたのは1度だけだった。
もし今でも生きていたならば、ぼっちはどんなジャンルのアウトドアを楽しんでいたのだろう。
少なくとも、時々は僕と釣りをしていただろう。
もしかしたらカヤック漕いでたかもしれない。
そんな彼の分まで・・・とか、勝手に使命感を背負っているわけではない。
だけど、憎たらしいとまで感じた海・・・その海で思う存分に遊ばせてもらえたら、海のことを許せるかもしれない。
そう考えて、1つの節目として目指したのが“年間100漕ぎ”でした。
★2017paddling-100★
☆12/28(木)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Slow Dancer Ⅱ SLC-60L-Ⅱ(Golden Mean)
“年間”で100回漕ぐ・・・それは当然ながら、年間を通じて時間を贅沢に使っての挑戦です。
例えば釣り大会に出て“優勝する”との目標は、難易度は別として、大会の当日の頑張り次第で達成可能な目標です。
でも“年間100漕ぎ”は、どれだけ364日99漕ぎを頑張ろうが、残り1日1漕ぎが及ばなければ、振り出しに戻ってしまうのです。
この挑戦のために少なからず犠牲にして来たこともありました。
だから、今年ダメなら、もう次は難しいかも・・・と感じつつありました。
それで、先日の遠征で99漕ぎ目を漕ぎ終えてからも、まだ気は抜けなかった。
年末も残すところ数日・・・大晦日が迫るほどに、焦りも出る。
カヤックは、どうしても天候に左右される。
いくら時間や体力に余裕があろうが、出れない日は出れない。
もし99漕ぎで大晦日を迎えたら・・・冷静さを欠いて無茶な出艇もしかねない。
だから、出来れば今日・・・まだ日付に余裕があるうちに、どうにか達成したい。
そう考えて、極寒の夜明け前・・・布団から這い出た朝だった。
いつもなら飛ばしがちな運転も、今朝は冷静に安全運転だった。
例えば、このタイミングでスピード違反で捕まって免停ともなれば、そこで即チャレンジ終了となる。
そうやって、ここ数週間は本当に大事に過ごして来ました。
風邪をひいたら、おしまい。
腰を痛めたら、おしまい。
車が故障したら、おしまい。
もう目標達成は目前だ・・・残る心配は風だけだ。
予報では早朝のみ風が緩い。
爆風が吹く前の1~2時間ほど浮ければ良さそう。
途中で工場の煙突を見ると・・・真横だった。
既に吹いている。
予報は外れたのだろうか。
それとも、このあと本当に短時間だけでも凪ぐのだろうか。
心配しながらEP.Oに着いた。
車から降りると、無風だった。
でも今日はオフショア方向の風だ。
陸にいては当たらない風が、沖では強烈に吹き付ける心配がある。
明るくなって沖の海面を目視してから出よう。
こんな時いつもなら、沖の海面を目視出来てからカヤック降ろして準備することが多いけど、それでは今日はチャンスを失うかもしれない。
暗いうちからカヤック準備して・・・明るくなって沖の海面を目視したらウサギが跳んでいて・・・即カヤック片付け・・・なんてリスクも覚悟だった。
そして準備を済ませて沖の海面を眺めると・・・凪いでいる。
これは出れる!
ようやく100漕ぎが叶う!!
出艇時に苔で滑って転倒しないように気を配って、いざ出艇!!
100漕ぎ目・・・
年明け1漕ぎ目と何か変わったろうか。
わからない。
でも、100回も漕いでも、カヤックからの日の出は変わらず美しかった。

今日は、先日ダービー優勝賞品として頂いたロッドのデビュー戦だ。
明日は後輩の伝手でボートに乗ることもあり、その前に新ロッドの感触を確かめたかった。
数種類のジグを試していると・・・
風が吹き始めました。
自分の中でのプランより30分~1時間くらい早い撤退となってしまった。
100漕ぎ目を何か釣果で飾りたかったけど、それは仕方ない。
100回漕いでも、風に負けないパドラーになれたわけじゃない。
浮けただけでも幸せだ。
この、浮けることに喜びを感じることが出来る気持ち・・・100回漕いでも変わらない、それは良かった。
片付け・・・パドルを真水で洗って乾かしてたら、凍ってた。
これほど極寒の中での片付けは初めてだった。
凍てつく空気の中で帰宅後に片付け、明日のタックル準備を済ませて、いまPCに向き合って・・・終わってみれば呆気なかった気もする。
だけど、苦労はあった。
体調管理とか、その辺の努力に関しては、たかが遊びではあるけど、自分でも良くやったと思う。
これだけ遊び尽くせば、ぼっちの分も遊べたと言えるだろうか。
100回漕ぐ間も、これから先の何回もの間にも、ぼっちと漕ぐことは1度たりとも叶わない。
だけど、いつまでも過去を引きずっても仕方ない。
“これで一区切り”とでも言えば、それは自分の勝手な都合ではあって、ぼっちからすれば何も頼んでもないのに勝手に遊び惚けて勝手に納得して・・・と思われてしまうけど、それでも、良かったと思う。
ぼっちを亡くして落ち込んでた当時の僕に、別な同級生が掛けてくれた言葉を今でも覚えてる。
『亡くなった人のことを時々は思い出して話題に出すのも、弔いになるんだってな。』
て・・・こうして“年間100漕ぎ”の記録を遺せたから、僕はカヤックを続けている限り、時々は彼との思い出も懐かしみながら思い出すことが出来るだろう。
撤退の途中で、空高く舞う鳥たちに誘われて、珍しく空を見上げた。
普段は、艇の上から上空を見上げるとバランスを崩すのが怖くて、空を見上げることはない。

今日でまた、海が好きになった。

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でも、年間100回漕いだから、どうしたと言うのか。
何も自慢にはならない。
幸いにして今年2017年は、メーターヒラマサを釣ることが出来たり、kayak55.comフラットフィッシュダービーで優勝させて頂いたり、その度に『おめでとう!』との言葉を頂けた。
釣りをする人としての性で言えば、それらの釣果の方が嬉しいし名誉なことだとも思うし、もし自慢をするならこちらの方だろう。
だけど僕は、この“年間100漕ぎ”こそ本当に真剣に向き合って来た夢でした。
何故そこまで思い入れを持ったのか・・・その理由から、改めて振り返りたいと思います。
まずは過去記事を
2017/03/11
この記事以外にも、いつだか書いたことがありましたが・・・津波で仲間を飲み込んだ海が、あの頃は憎くて堪らなかった。
水道も復旧しない3月・・・まだ震災の数日後だった。
幸いにして実家は激しい揺れにも耐えて無傷で、電気も復旧していた。
蔵に米の蓄えがあったから、ペットボトルの緑茶で炊飯して食べていた。
でも・・・食事も喉を通らない日もあった。
その姿を心配して、食べるように促して来た母に対して、僕は怒鳴り散らした。
『仲間が死んでるかもしれない時に、飯なんか食えるか!!』
僕は30歳の今でも両親と口喧嘩はするけども、あの時ほど母に対して激しい言葉をぶつけたことはあったろうか。
“ぼっち”は、高校で隣のクラスの同級生だった。
共通の友達が多かったから、自然と遊ぶようになった。
特にBBQが忘れられない。
自由奔放な彼は、事前の準備など誰かにお任せするようなキャラだった。
僕が野菜を切っていても手伝わない。
だけど、火おこしは毎回ぼっちの役目だった。
だから、僕はBBQの回数こそ経験しているかもしれないが、今でも火おこしは不慣れだ。
ずっと不慣れでいいと思ってる。
火おこしは、ぼっちの仕事だったから。
ぼっちと同じ会社の入社試験を受けると知って・・・彼は優秀だったから、強烈なライバルだと思った。
だけど、同じ学校からは求人3名枠に対して3名しか応募しなかった。
それで晴れて同じ会社に就職したわけだけど、新入社員の頃の僕らは、とても良く夜遊びをした。
学生から社会人になれば、遊び方も付き合いも変わる。
そんな中で、ぼっちはアウトドアに興味を持ち出した頃だった。
でも、結局ぼっちと釣りに行けたのは1度だけだった。
もし今でも生きていたならば、ぼっちはどんなジャンルのアウトドアを楽しんでいたのだろう。
少なくとも、時々は僕と釣りをしていただろう。
もしかしたらカヤック漕いでたかもしれない。
そんな彼の分まで・・・とか、勝手に使命感を背負っているわけではない。
だけど、憎たらしいとまで感じた海・・・その海で思う存分に遊ばせてもらえたら、海のことを許せるかもしれない。
そう考えて、1つの節目として目指したのが“年間100漕ぎ”でした。
★2017paddling-100★
☆12/28(木)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Slow Dancer Ⅱ SLC-60L-Ⅱ(Golden Mean)
“年間”で100回漕ぐ・・・それは当然ながら、年間を通じて時間を贅沢に使っての挑戦です。
例えば釣り大会に出て“優勝する”との目標は、難易度は別として、大会の当日の頑張り次第で達成可能な目標です。
でも“年間100漕ぎ”は、どれだけ364日99漕ぎを頑張ろうが、残り1日1漕ぎが及ばなければ、振り出しに戻ってしまうのです。
この挑戦のために少なからず犠牲にして来たこともありました。
だから、今年ダメなら、もう次は難しいかも・・・と感じつつありました。
それで、先日の遠征で99漕ぎ目を漕ぎ終えてからも、まだ気は抜けなかった。
年末も残すところ数日・・・大晦日が迫るほどに、焦りも出る。
カヤックは、どうしても天候に左右される。
いくら時間や体力に余裕があろうが、出れない日は出れない。
もし99漕ぎで大晦日を迎えたら・・・冷静さを欠いて無茶な出艇もしかねない。
だから、出来れば今日・・・まだ日付に余裕があるうちに、どうにか達成したい。
そう考えて、極寒の夜明け前・・・布団から這い出た朝だった。
いつもなら飛ばしがちな運転も、今朝は冷静に安全運転だった。
例えば、このタイミングでスピード違反で捕まって免停ともなれば、そこで即チャレンジ終了となる。
そうやって、ここ数週間は本当に大事に過ごして来ました。
風邪をひいたら、おしまい。
腰を痛めたら、おしまい。
車が故障したら、おしまい。
もう目標達成は目前だ・・・残る心配は風だけだ。
予報では早朝のみ風が緩い。
爆風が吹く前の1~2時間ほど浮ければ良さそう。
途中で工場の煙突を見ると・・・真横だった。
既に吹いている。
予報は外れたのだろうか。
それとも、このあと本当に短時間だけでも凪ぐのだろうか。
心配しながらEP.Oに着いた。
車から降りると、無風だった。
でも今日はオフショア方向の風だ。
陸にいては当たらない風が、沖では強烈に吹き付ける心配がある。
明るくなって沖の海面を目視してから出よう。
こんな時いつもなら、沖の海面を目視出来てからカヤック降ろして準備することが多いけど、それでは今日はチャンスを失うかもしれない。
暗いうちからカヤック準備して・・・明るくなって沖の海面を目視したらウサギが跳んでいて・・・即カヤック片付け・・・なんてリスクも覚悟だった。
そして準備を済ませて沖の海面を眺めると・・・凪いでいる。
これは出れる!
ようやく100漕ぎが叶う!!
出艇時に苔で滑って転倒しないように気を配って、いざ出艇!!
100漕ぎ目・・・
年明け1漕ぎ目と何か変わったろうか。
わからない。
でも、100回も漕いでも、カヤックからの日の出は変わらず美しかった。
今日は、先日ダービー優勝賞品として頂いたロッドのデビュー戦だ。
明日は後輩の伝手でボートに乗ることもあり、その前に新ロッドの感触を確かめたかった。
数種類のジグを試していると・・・
風が吹き始めました。
自分の中でのプランより30分~1時間くらい早い撤退となってしまった。
100漕ぎ目を何か釣果で飾りたかったけど、それは仕方ない。
100回漕いでも、風に負けないパドラーになれたわけじゃない。
浮けただけでも幸せだ。
この、浮けることに喜びを感じることが出来る気持ち・・・100回漕いでも変わらない、それは良かった。
片付け・・・パドルを真水で洗って乾かしてたら、凍ってた。
これほど極寒の中での片付けは初めてだった。
凍てつく空気の中で帰宅後に片付け、明日のタックル準備を済ませて、いまPCに向き合って・・・終わってみれば呆気なかった気もする。
だけど、苦労はあった。
体調管理とか、その辺の努力に関しては、たかが遊びではあるけど、自分でも良くやったと思う。
これだけ遊び尽くせば、ぼっちの分も遊べたと言えるだろうか。
100回漕ぐ間も、これから先の何回もの間にも、ぼっちと漕ぐことは1度たりとも叶わない。
だけど、いつまでも過去を引きずっても仕方ない。
“これで一区切り”とでも言えば、それは自分の勝手な都合ではあって、ぼっちからすれば何も頼んでもないのに勝手に遊び惚けて勝手に納得して・・・と思われてしまうけど、それでも、良かったと思う。
ぼっちを亡くして落ち込んでた当時の僕に、別な同級生が掛けてくれた言葉を今でも覚えてる。
『亡くなった人のことを時々は思い出して話題に出すのも、弔いになるんだってな。』
て・・・こうして“年間100漕ぎ”の記録を遺せたから、僕はカヤックを続けている限り、時々は彼との思い出も懐かしみながら思い出すことが出来るだろう。
撤退の途中で、空高く舞う鳥たちに誘われて、珍しく空を見上げた。
普段は、艇の上から上空を見上げるとバランスを崩すのが怖くて、空を見上げることはない。
今日でまた、海が好きになった。

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2017年12月25日
KF一人旅~100漕ぎリーチ~
※今回の遠征記は4部作で、この記事は4/4です。
1/4,2/4,3/4が未読の方は先に読んで下さい。
前日に続いてアーリーチェックアウトをして、三度同じ出艇地に向かった。
この日は足漕ぎカヤックの方1名(キンメを釣ると言っていた!)とゴムボート2名の方と居合わせた。
話し掛けて下さったけど、結果から言えば3日間で会話した4名のアングラーの方々・・・皆それぞれにアマダイの釣況は別々なことを言っていた!
『今年は釣れている。』『今年は釣れていない。』・・・情報とは難しいものです。
僕としては、この最終日はアマダイには拘らない。
前日から『やっぱりエサを買ってアマダイ釣ろうか・・・』と散々悩んだけど、きっと読者の方々やスライダーズの仲間たちも、最終日にはジグで挑んでワラサでも釣っちゃう僕を、恐らく期待してくれているだろう。
やるだけやってみよう・・・!
★2017paddling-⑨⑨★
☆12/22(金)
☆EP.小田原某所
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:FeatherLight63,SJC-63/180-KR_SJ
水深50~80mほどで数種類のジグを試したけど・・・結果としては浅い方でブルルン!と1度だけ感触があっただけで、何も釣ることが出来なかった。
『どうにか1匹・・・』と考えつつも、意識は帰宅後の甘鯛御膳に傾いていた。
もう、いいじゃないか。
この海には3日間、十分にお世話になった。
時間に余裕を持って片付けて、ゴミ拾いもして終わろう。
そうして、感謝の気持ちを込めて、ゴミ拾いをして帰路に就いた。
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

2017総数:獲物276匹ゴミ277個
素晴らしい旅だった。
また来たい。
それは、遠征先として訪れた土地に対して愛着が生まれたこともあるけど、別な遠征先にも行きたい気持ちも湧いて来るから、旅そのものが更に好きになったと言うことだろう。
そして年間100漕ぎにリーチを掛けた。
別に帳尻を合わせたわけではないけど、ピッタリ100になるかどうかの状況です。
もしかしたら達成できない可能性も・・・
最後までハラハラものです。
残り一週間で休日と海況がマッチするタイミングはあるのでしょうか。
風よ、凪いでくれ・・・
★肴★
最後に甘鯛御膳を!

計12匹の甘鯛で・・・

刺身&湯引き


潮汁

昆布〆

フライパンを使って・・・

酒蒸し

松笠揚げ

御馳走様でした~!!

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1/4,2/4,3/4が未読の方は先に読んで下さい。
2017/12/25
2017/12/25
2017/12/25
前日に続いてアーリーチェックアウトをして、三度同じ出艇地に向かった。
この日は足漕ぎカヤックの方1名(キンメを釣ると言っていた!)とゴムボート2名の方と居合わせた。
話し掛けて下さったけど、結果から言えば3日間で会話した4名のアングラーの方々・・・皆それぞれにアマダイの釣況は別々なことを言っていた!
『今年は釣れている。』『今年は釣れていない。』・・・情報とは難しいものです。
僕としては、この最終日はアマダイには拘らない。
前日から『やっぱりエサを買ってアマダイ釣ろうか・・・』と散々悩んだけど、きっと読者の方々やスライダーズの仲間たちも、最終日にはジグで挑んでワラサでも釣っちゃう僕を、恐らく期待してくれているだろう。
やるだけやってみよう・・・!
★2017paddling-⑨⑨★
☆12/22(金)
☆EP.小田原某所
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:FeatherLight63,SJC-63/180-KR_SJ
水深50~80mほどで数種類のジグを試したけど・・・結果としては浅い方でブルルン!と1度だけ感触があっただけで、何も釣ることが出来なかった。
『どうにか1匹・・・』と考えつつも、意識は帰宅後の甘鯛御膳に傾いていた。
もう、いいじゃないか。
この海には3日間、十分にお世話になった。
時間に余裕を持って片付けて、ゴミ拾いもして終わろう。
そうして、感謝の気持ちを込めて、ゴミ拾いをして帰路に就いた。
★ルアー★
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2017総数:獲物276匹ゴミ277個
素晴らしい旅だった。
また来たい。
それは、遠征先として訪れた土地に対して愛着が生まれたこともあるけど、別な遠征先にも行きたい気持ちも湧いて来るから、旅そのものが更に好きになったと言うことだろう。
そして年間100漕ぎにリーチを掛けた。
別に帳尻を合わせたわけではないけど、ピッタリ100になるかどうかの状況です。
もしかしたら達成できない可能性も・・・
最後までハラハラものです。
残り一週間で休日と海況がマッチするタイミングはあるのでしょうか。
風よ、凪いでくれ・・・
★肴★
最後に甘鯛御膳を!
計12匹の甘鯛で・・・
刺身&湯引き
潮汁
昆布〆
フライパンを使って・・・
酒蒸し
松笠揚げ
御馳走様でした~!!

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Posted by いわき2011 at
14:10
│Comments(2)
2017年12月25日
KF一人旅~湯河原~
※今回の遠征記は4部作で、この記事は3/4です。
1/4,2/4が未読の方は先に読んで下さい。
翌朝はアーリーチェックアウト・・・部屋のキーをフロントの回収ボックスに返却して玄関を出る!
チェックアウト時にもスタッフに別れを言えなかったことが、アーリーチェックアウトの寂しかったところ。
※この宿はドミトリー的な部屋もあるけど、僕は個室が取れた。
それもベッドしかないような狭い部屋だから、値段は3千円台と、品川と言う立地条件を考えても、カプセル並みに格安だった。
そうしてアマダイを求めた連浮に向かった・・・
★2017paddling-⑨⑧★
☆12/21(木)
☆EP.小田原某所
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63
僕は1回毎のKFを特別なモノにしたい。
だから、何か変化を付けることも好き。
狙いを変えたり、アプローチを変えたり・・・
だけど、この日は違った。
前日の続きがしたかった。
同じくオキアミで、再びアマダイが釣りたい。
この旅が終われば、地元ではアマダイは釣れないのだ。
それに、数が釣れた点では出来過ぎとも言える前日だけど、サイズには満足できなかった。
出来れば40アップを・・・!
この日は準備中に、カートップボートの方が1名・・・駐車スペースの件とか、とても親切に教えて下さった。
旅先で誰かと会話すると思うけど、この親切な初老の方とも、この先もう会えないだろう。
何の義理もない余所者に対して良くしてくれる。
自分が心躍らせて訪れた遠征先の海で、そうした優しい方がいる。
“一期一会”なる言葉の意味・・・今まさに体感しているのだと感じる。
出艇したら、前日の後半を費やした水深50~90mのエリアに向かって釣りをした。
前日は釣るごとにサイズダウンを繰り返したけど、この日は逆だった!




だけど、どうも大幅なサイズアップとはならない。
事前に得た情報だと、アマダイは浅いポイントほど数は釣れるけど小さい、深いポイントほど数は減るけど大きい・・・だった。
それが、どの水深でも(とは言ってもリールの糸巻き量の問題で100m以内で浮いてたけど)釣れ方が変わらなかった。
ここは、敢えて手を付けてない水深40mに・・・
そして見つけた良型!

目標の40アップか?!
とにかく刺身サイズと言っても良さそう!!
ここから更に追加したかったけど、残念ながら海況が。
風はまだ大丈夫だったけど、ショア方向の風で海面がラフになって来た。
半ば満足してる感もあったため、潔く撤退した。

計測したら・・・38.5cm!
40アップはならなかったけど、それはまた、いつか挑戦しなさいとの海からの挑戦状だろうと解釈する。

この日はゲスト無しアマダイのみ5匹でした!
片付けが終わってもまだ10時前・・・
そうだ、厚木に向かおう。
TGベイトのオリジナルカラーを発売しているキャスティング厚木店で、何かジグを物色したかったのだ。
それと・・・前日から車の異音が気になっていた。
このままアクシデントに発展すれば、翌日の帰路に就くことが出来ない。
ついでだから厚木のディーラーに寄ってみよう。
このアウトランダーでも1,2度と、前に乗っていたデリカでは何度も、異音の経験はあった。
今回の心当たりはタイヤ交換・・・
デリカに乗っていた頃に、自分でタイヤ交換した直後に走行中の“コンコン”との異音で街の車屋に駆け込んだことがある。
そしたら、ナットが緩んでいた。
車屋から教わったのは、タイヤ交換して100キロとか走った後に再度、増し締めすることが望ましいらしい。
これは、交換時に締め付けてから、タイヤの座りが落ち着くとナットの締め付けにムラが出来ることがあるみたい。
そのことを覚えていたから、また同じトラブルも疑った。
でも、当時の反省も踏まえて今では定期的な増し締めもしている。
アウトドア派で長距離運転も多いから、車のアクシデントは致命的だから。
だから・・・それに、デリカの時とは音が違う。
それで、ナットの増し締めは試みないままに、ディーラーに向かった。
車を預けて、待ち時間に外出して昼食を。
バーミヤンで鳥南蛮ランチにした。

サイズアップ記念にノンアルで乾杯も。
満腹でディーラーに戻ると、間もなく点検結果を聞かされた。
『ご自分でタイヤ交換されましたか・・・?』
そのフレーズ聞いたことある!
どうもすみませんでした!!(恥)
ただ、増し締めもしていることも話すと、車載されているカヤックを眺めて・・・
『アルミナットだと、錆が発生してナットの座りが変わることもあります。』
とのこと!
カヤック愛好家の皆様・・・タイヤ交換を自分で実施していないとしても、定期的な締め付けチェックが必要かもしれないです。
異音が消滅して快適なドライブが復活しました。
キャスティングではスローナックルのグローピンク(あれだけストックあるのに!)とオリカラ(パープルグローゼブラと言えばいいのかな?)を購入しました。
それから今宵の宿泊地に向かう!
湯河原の『The Ryokan Tokyo Yugawara』です。
湯河原に到着すると、まだチェックインの時刻まで1時間もある。
だから海沿いをドライブすることにした。
湯河原から10分か20分で、カーナビが『静岡県に入りました。』と告げ、熱海に入っていた。
この、小田原~真鶴~熱海にかけての海沿いは、本当に心地よい景色だ。
(地元でも海沿いドライブは出来るけど)
こちらの海沿いは地形的に傾斜があるため、広大な大海原を見下ろすことが出来るのだ。
本当に心地よいドライブ・・・この景色を写真に撮りたかったけど、日ごろから思っている“最も優れたレンズは肉眼”が頭をよぎった。
写真に撮ったところで、今この時の感動は遺せない。
だから、写真に撮る間も惜しんで、自分の瞼に焼き付けるのだ。
それが、昔から思っている自分なりの主義だ。
確か小学校高学年の頃だったか、遠足の時に母から『アンタは写真を撮ることをしないからね。何か撮って来てウチの人にも見せなさいよ。』と言われて、使い捨てカメラを持たされたことがある。
でも・・・その頃から既に僕は『友達と記念撮影するヒマがあったら、その時間も惜しんで友達と戯れていたい。』と考える子供だった。
だから写真の撮り方なんて慣れてなかったし、何を撮ればイイのかわからない。
それで『こんなモノ撮って・・・』と、母に苦笑いされるような意味もない光景しか撮って来なかった気がする。
今でこそ、釣った魚の写真は写り方で見栄えが大きく左右されることを気にして、撮り方を気にしているうちに上達したかもしれないけど、そんなわけで昔から、写真は苦手なのだ。
もし今回の海の景色を見たいと言う人がいるのならば、是非とも自分の足で訪れてみて欲しい。
僕が撮った写真を見るよりも、自分の肉眼で見た方が、きっと感動もあるはずだと思うのです。
そんなこんなで、宿に着いた。
それでも、まだチェックインの時刻じゃない。
駐車場でタックルセッティングを始めた・・・
そう、翌日は遠征の最終日で、朝だけ浮いて帰路に就くつもり。
最終日くらい・・・普段通りの慣れ親しんだジグで挑んでみたい。
あれこれ悩んで、2タックルを準備して、チェックインとなった。
ドミトリーの部屋だ。
ロビーでは白人系の女性客が笑顔で挨拶してくれた。
何語かわからないから、笑顔で応じておいた。
そう、これで良いのだ。
笑顔は万国共通だ。
衣類等の荷物を整理して、温泉に入って(部屋はドミトリーだから格安だけど、風呂は大浴場で温泉かけ流しだった!)それからスタッフに飲食店の情報を教えて頂いて、タクシーで湯河原駅前に向かった。
今回の旅は観光が目的ではない。
だけど、遠い土地に来たのだから、地元では食べられない魚が食べてみたい。
せっかくだから贅沢をしよう・・・このような時にお金をケチったら、何のためにサラリーマンしてるのかわからないではないか。
給料日前で財布が寂しかったから、降ろしてはいけない口座から予定外に降ろしてしまった。
現地で評判が良いらしい『居酒屋にのみや』さんにお邪魔した。
まだ早い時間だったため客は僕だけだった。
そのことが幸いして、カウンター越しに店主が話しかけて下さった。
僕は素直に、地元でも美味しい魚はいるから、食べたことない魚種を味わいたい旨を伝えた。
そしてショーケースの中にヤガラを見つけた。
注文したら、お頭付きで盛り付けてくれた!

それからカワハギの肝和え

蒸しガキ!

生ウニの天ぷら!(ウニを大葉で包んである。)

一人旅先での、一人呑み・・・自由な時間を満喫する僕に、店主はサービス品を出してくれた。
『肴が好きなようだから、これをどうぞ。ナマコのコノワタです。ショッパイから、少しずつカジって食べてみて下さい。』

ナマコとか、ゲテモノ系は実は苦手なのだけど、これは美味しかった!
そしてヒレ酒も!

前にどこかで1度だけ呑んだことがあるけど、その時は美味しいとも感じなかった。
不味くはないけど『ヒレ酒ってこんなものか・・・』程度で、特別に何とも感じなかったのだ。
でも、今回のは美味しかった。
『これがヒレ酒か~!前に呑んだのは、きっとニセモノだ!』と感じるくらいだった。
そうして気分良く呑んでいたけれど、そう言えば・・・アカムツとかキンメとかはないのかな?
それらを求めて、2軒目を探しに出た。
湯河原は意外と静かな街で、店がまず少ない。
たまたま目にした寿司屋に入ってみた。
回らない寿司・・・数千円するかもしれないけど、今日は妥協しない。
店内には他の客はいなかった。
ビールをお願いすると店主は『福島から来たなら、こちらのを!』

オススメとか聞き出そうと会話を続けていると、僕の地元『いわき市平』まで知っている・・・『フラガール』とか知っている・・・いわきも全国区だな・・・
この2日間は浮いている最中に寒さを感じたけど、店主が言うには『湯河原は暖かいところ。この冬は特別に冷える・・・これじゃ私は冬を越せないかもしれないですよ。』と。
名前を忘れたけど、地元では聞いたことなかった貝とか、アオリとか・・・日本酒とか出してもらいながら何貫か握って頂いた。
途中でお土産についてアドバイスを求めてみた。
小田原方面の名産は干物とか蒲鉾とかだから、地元と被るため他のモノを探していたのです。
『明日いわきに帰るのですが、地元でも海産物は手に入るので、他に何かありますか?』
そうしたらミカンを勧めてくれた。
言われてみれば、道中の所々にミカンの直売所を目にした気がする。
そうしてご馳走様をして、宿に戻った。
風呂に入ると外国人2名連れが入浴中だった。
顔立ち的にはカリブ系のように見受けられる方たちだった。
目が合うとニコッと微笑んでくれた。
明日で最終日・・・
この旅も、良いものとなった。
清々しい気持ちで、眠りに就きました。
★獲物1匹ゴミ1個運動★
まとめて最終日に!
2017総数:獲物276匹ゴミ259個

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翌朝はアーリーチェックアウト・・・部屋のキーをフロントの回収ボックスに返却して玄関を出る!
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※この宿はドミトリー的な部屋もあるけど、僕は個室が取れた。
それもベッドしかないような狭い部屋だから、値段は3千円台と、品川と言う立地条件を考えても、カプセル並みに格安だった。
そうしてアマダイを求めた連浮に向かった・・・
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☆ウェアリング:ドライ
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僕は1回毎のKFを特別なモノにしたい。
だから、何か変化を付けることも好き。
狙いを変えたり、アプローチを変えたり・・・
だけど、この日は違った。
前日の続きがしたかった。
同じくオキアミで、再びアマダイが釣りたい。
この旅が終われば、地元ではアマダイは釣れないのだ。
それに、数が釣れた点では出来過ぎとも言える前日だけど、サイズには満足できなかった。
出来れば40アップを・・・!
この日は準備中に、カートップボートの方が1名・・・駐車スペースの件とか、とても親切に教えて下さった。
旅先で誰かと会話すると思うけど、この親切な初老の方とも、この先もう会えないだろう。
何の義理もない余所者に対して良くしてくれる。
自分が心躍らせて訪れた遠征先の海で、そうした優しい方がいる。
“一期一会”なる言葉の意味・・・今まさに体感しているのだと感じる。
出艇したら、前日の後半を費やした水深50~90mのエリアに向かって釣りをした。
前日は釣るごとにサイズダウンを繰り返したけど、この日は逆だった!
だけど、どうも大幅なサイズアップとはならない。
事前に得た情報だと、アマダイは浅いポイントほど数は釣れるけど小さい、深いポイントほど数は減るけど大きい・・・だった。
それが、どの水深でも(とは言ってもリールの糸巻き量の問題で100m以内で浮いてたけど)釣れ方が変わらなかった。
ここは、敢えて手を付けてない水深40mに・・・
そして見つけた良型!
目標の40アップか?!
とにかく刺身サイズと言っても良さそう!!
ここから更に追加したかったけど、残念ながら海況が。
風はまだ大丈夫だったけど、ショア方向の風で海面がラフになって来た。
半ば満足してる感もあったため、潔く撤退した。
計測したら・・・38.5cm!
40アップはならなかったけど、それはまた、いつか挑戦しなさいとの海からの挑戦状だろうと解釈する。
この日はゲスト無しアマダイのみ5匹でした!
片付けが終わってもまだ10時前・・・
そうだ、厚木に向かおう。
TGベイトのオリジナルカラーを発売しているキャスティング厚木店で、何かジグを物色したかったのだ。
それと・・・前日から車の異音が気になっていた。
このままアクシデントに発展すれば、翌日の帰路に就くことが出来ない。
ついでだから厚木のディーラーに寄ってみよう。
このアウトランダーでも1,2度と、前に乗っていたデリカでは何度も、異音の経験はあった。
今回の心当たりはタイヤ交換・・・
デリカに乗っていた頃に、自分でタイヤ交換した直後に走行中の“コンコン”との異音で街の車屋に駆け込んだことがある。
そしたら、ナットが緩んでいた。
車屋から教わったのは、タイヤ交換して100キロとか走った後に再度、増し締めすることが望ましいらしい。
これは、交換時に締め付けてから、タイヤの座りが落ち着くとナットの締め付けにムラが出来ることがあるみたい。
そのことを覚えていたから、また同じトラブルも疑った。
でも、当時の反省も踏まえて今では定期的な増し締めもしている。
アウトドア派で長距離運転も多いから、車のアクシデントは致命的だから。
だから・・・それに、デリカの時とは音が違う。
それで、ナットの増し締めは試みないままに、ディーラーに向かった。
車を預けて、待ち時間に外出して昼食を。
バーミヤンで鳥南蛮ランチにした。
サイズアップ記念にノンアルで乾杯も。
満腹でディーラーに戻ると、間もなく点検結果を聞かされた。
『ご自分でタイヤ交換されましたか・・・?』
そのフレーズ聞いたことある!
どうもすみませんでした!!(恥)
ただ、増し締めもしていることも話すと、車載されているカヤックを眺めて・・・
『アルミナットだと、錆が発生してナットの座りが変わることもあります。』
とのこと!
カヤック愛好家の皆様・・・タイヤ交換を自分で実施していないとしても、定期的な締め付けチェックが必要かもしれないです。
異音が消滅して快適なドライブが復活しました。
キャスティングではスローナックルのグローピンク(あれだけストックあるのに!)とオリカラ(パープルグローゼブラと言えばいいのかな?)を購入しました。
それから今宵の宿泊地に向かう!
湯河原の『The Ryokan Tokyo Yugawara』です。
湯河原に到着すると、まだチェックインの時刻まで1時間もある。
だから海沿いをドライブすることにした。
湯河原から10分か20分で、カーナビが『静岡県に入りました。』と告げ、熱海に入っていた。
この、小田原~真鶴~熱海にかけての海沿いは、本当に心地よい景色だ。
(地元でも海沿いドライブは出来るけど)
こちらの海沿いは地形的に傾斜があるため、広大な大海原を見下ろすことが出来るのだ。
本当に心地よいドライブ・・・この景色を写真に撮りたかったけど、日ごろから思っている“最も優れたレンズは肉眼”が頭をよぎった。
写真に撮ったところで、今この時の感動は遺せない。
だから、写真に撮る間も惜しんで、自分の瞼に焼き付けるのだ。
それが、昔から思っている自分なりの主義だ。
確か小学校高学年の頃だったか、遠足の時に母から『アンタは写真を撮ることをしないからね。何か撮って来てウチの人にも見せなさいよ。』と言われて、使い捨てカメラを持たされたことがある。
でも・・・その頃から既に僕は『友達と記念撮影するヒマがあったら、その時間も惜しんで友達と戯れていたい。』と考える子供だった。
だから写真の撮り方なんて慣れてなかったし、何を撮ればイイのかわからない。
それで『こんなモノ撮って・・・』と、母に苦笑いされるような意味もない光景しか撮って来なかった気がする。
今でこそ、釣った魚の写真は写り方で見栄えが大きく左右されることを気にして、撮り方を気にしているうちに上達したかもしれないけど、そんなわけで昔から、写真は苦手なのだ。
もし今回の海の景色を見たいと言う人がいるのならば、是非とも自分の足で訪れてみて欲しい。
僕が撮った写真を見るよりも、自分の肉眼で見た方が、きっと感動もあるはずだと思うのです。
そんなこんなで、宿に着いた。
それでも、まだチェックインの時刻じゃない。
駐車場でタックルセッティングを始めた・・・
そう、翌日は遠征の最終日で、朝だけ浮いて帰路に就くつもり。
最終日くらい・・・普段通りの慣れ親しんだジグで挑んでみたい。
あれこれ悩んで、2タックルを準備して、チェックインとなった。
ドミトリーの部屋だ。
ロビーでは白人系の女性客が笑顔で挨拶してくれた。
何語かわからないから、笑顔で応じておいた。
そう、これで良いのだ。
笑顔は万国共通だ。
衣類等の荷物を整理して、温泉に入って(部屋はドミトリーだから格安だけど、風呂は大浴場で温泉かけ流しだった!)それからスタッフに飲食店の情報を教えて頂いて、タクシーで湯河原駅前に向かった。
今回の旅は観光が目的ではない。
だけど、遠い土地に来たのだから、地元では食べられない魚が食べてみたい。
せっかくだから贅沢をしよう・・・このような時にお金をケチったら、何のためにサラリーマンしてるのかわからないではないか。
給料日前で財布が寂しかったから、降ろしてはいけない口座から予定外に降ろしてしまった。
現地で評判が良いらしい『居酒屋にのみや』さんにお邪魔した。
まだ早い時間だったため客は僕だけだった。
そのことが幸いして、カウンター越しに店主が話しかけて下さった。
僕は素直に、地元でも美味しい魚はいるから、食べたことない魚種を味わいたい旨を伝えた。
そしてショーケースの中にヤガラを見つけた。
注文したら、お頭付きで盛り付けてくれた!
それからカワハギの肝和え
蒸しガキ!
生ウニの天ぷら!(ウニを大葉で包んである。)
一人旅先での、一人呑み・・・自由な時間を満喫する僕に、店主はサービス品を出してくれた。
『肴が好きなようだから、これをどうぞ。ナマコのコノワタです。ショッパイから、少しずつカジって食べてみて下さい。』
ナマコとか、ゲテモノ系は実は苦手なのだけど、これは美味しかった!
そしてヒレ酒も!
前にどこかで1度だけ呑んだことがあるけど、その時は美味しいとも感じなかった。
不味くはないけど『ヒレ酒ってこんなものか・・・』程度で、特別に何とも感じなかったのだ。
でも、今回のは美味しかった。
『これがヒレ酒か~!前に呑んだのは、きっとニセモノだ!』と感じるくらいだった。
そうして気分良く呑んでいたけれど、そう言えば・・・アカムツとかキンメとかはないのかな?
それらを求めて、2軒目を探しに出た。
湯河原は意外と静かな街で、店がまず少ない。
たまたま目にした寿司屋に入ってみた。
回らない寿司・・・数千円するかもしれないけど、今日は妥協しない。
店内には他の客はいなかった。
ビールをお願いすると店主は『福島から来たなら、こちらのを!』
オススメとか聞き出そうと会話を続けていると、僕の地元『いわき市平』まで知っている・・・『フラガール』とか知っている・・・いわきも全国区だな・・・
この2日間は浮いている最中に寒さを感じたけど、店主が言うには『湯河原は暖かいところ。この冬は特別に冷える・・・これじゃ私は冬を越せないかもしれないですよ。』と。
名前を忘れたけど、地元では聞いたことなかった貝とか、アオリとか・・・日本酒とか出してもらいながら何貫か握って頂いた。
途中でお土産についてアドバイスを求めてみた。
小田原方面の名産は干物とか蒲鉾とかだから、地元と被るため他のモノを探していたのです。
『明日いわきに帰るのですが、地元でも海産物は手に入るので、他に何かありますか?』
そうしたらミカンを勧めてくれた。
言われてみれば、道中の所々にミカンの直売所を目にした気がする。
そうしてご馳走様をして、宿に戻った。
風呂に入ると外国人2名連れが入浴中だった。
顔立ち的にはカリブ系のように見受けられる方たちだった。
目が合うとニコッと微笑んでくれた。
明日で最終日・・・
この旅も、良いものとなった。
清々しい気持ちで、眠りに就きました。
★獲物1匹ゴミ1個運動★
まとめて最終日に!
2017総数:獲物276匹ゴミ259個

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2017年12月25日
KF一人旅~アマダイを求めて~
※今回の遠征記は4部作で、この記事は2/4です。
1/4が未読の方は先に読んで下さい。
12/19(火)
旅に不足していた道具を買い足して、高速に乗ったのは13時くらいだったと思う。
この日は道中で翌日の出艇地を決断したら、近くに車中泊をする。
だから寝る時間までに車中泊地点に到着すれば良い。
(夜勤明けで寝不足&翌朝が早起きとなるから、20時とか21時に就寝したい。)
その前に・・・船橋でkayak55.comさんにお邪魔しました。
実は目的が・・・!
先日フラットダービーで優勝させて頂いたわけですが、その賞品について連絡を頂いた内容によると・・・
ロッドのみ“長物”として通常配送では対応出来ない,長物の配送だと年明けまで待つことになる。
とのことでした。
それならば、道中で時間に余裕があったこと、それとあわよくばアマダイ情報を収集できるかもとの期待から、自然と足が向いたのでした。
到着は店舗が開店する16時!
入店すると・・・トロフィーと賞状も未配送だったため、記念撮影して頂きました!

ついでに小物を購入・・・
レイルブレイザのGホールドを。
プロフィッシュのコンソールカバーに艤装したスターポートに取り付けて、ランディングネットをホールドしたいと考えました。
漕いでいるとランディングネットが左右に動いてしまうことが気になっていたのです。
Gホールドは3サイズあるようですが、大きいサイズを・・・僕のランディングネットは旧愛車デリカのマニュアルシフトノブをグリップに使用しているため、一般的なランディングネットに比べてもグリップが極太なのです。
それから遠征の目的を伝えてアマダイ情報を・・・
事前にwebから得た釣り方のイメージでは足りなかった部分を質問させて頂きました。
これで、アマダイ素人の僕にも釣り方の形はわかった・・・!
それで賞品として頂いたロッドを手にして車に乗り込み・・・何か足りない。
購入したばかりのGホールドを忘れていた!
店内に戻りGホールドを受け取り、車を走らせた。
翌日の予報を見るとNの海はダメだ。
小田原方面にしよう。
そうして小田原厚木道路の平塚PAに車中泊することとした。
運転中に気付いたこと・・・トロフィー忘れた!!
PAに到着したらビール飲みながらごめんなさいメールして、結局は宅急便で送って頂くことに。
しかし平塚は寒い・・・
外気温0℃・・・地元と変わらないではないか。
何度もクーラーボックスの上の荷物からどけてビールを取り出すのも億劫で、ビールは車外放置で外気で冷やしました。
そうして寝袋に入ったら意外と心地よく眠れました。
この寝袋は中途半端な冷え込みだと暑いくらいだから、この夜くらいの冷え込みだと丁度良い。
そうして、この日を迎えた・・・!
★2017paddling-⑨⑦★
☆12/20(水)
☆EP.小田原某所
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63
起きたらPAで朝食を摂って出艇地に向かった。
ここは以前に訪れた時には休日のためかカートップボート,ゴムボート,そしてカヤックのアングラーで賑わっていた。
だけどこの日は平日・・・ゴムボートの方が1名いたのみでした。
僕の車のナンバーから遠征者だと気付いてくれて、話し掛けて下さいました。
その方はアカムツを釣ると言っていたかな?
さて、出艇したら相変わらずの急勾配な水深・・・岸から500m以内で水深50mにも達します。
まずは40m台から仕掛けを落としてみました。
市販の仕掛けは用意せずにシンプルな1本針で始めてみました。
カヤックだと市販のアマダイ仕掛けは長すぎて扱い憎いと思ったためです。
僅かな違和感も察知できるよう中通しの天秤に、オモリはホエール氏の話を参考にして30号を、ハリスは1m程度だったでしょうか。
タックルは“ライトアマダイ=スピニング”と知ってグリッサンドにPE1.2号とした。
オキアミを刺したら仕掛け投入!
柔らかい感触の着底・・・持ち上げると埋まっていた感触・・・泥底だ!
これは幸先良くアマダイ的なポイントを発見できた。
着底したらオモリで小突いて泥を舞い上がらせて、リール1~3回転ほど巻き上げて、当たらなければ再び着底させて小突いて・・・
風向きがオフショア方向だったため、水深が徐々に深くなる。
そのうちに、遠くに釣り船が来た。
遠くとは言っても岸と平行な方向での遠くだ。
同じ水深ラインではないだろうか。
やはりアマダイのポイントは間違っていないかもしれない。
そうして・・・コンコン・・・!
何か来た~!
(軽い・・・)

トラギス?
続いて

オジサン?
確か何かの記事では、アマダイ釣りでは外道でポイントが合っているか否か判断できるとのこと。
カサゴとか釣れたら根があるとなるから、そこはアマダイのポイントではない。
トラギスやオジサンはどうだっけ?
慣れない海の魚は無知のため、ピンと来ない。
でも着底の感触は相変わらず泥底だ。
もう少し続けていると・・・
先の2匹とは違う明確なアタリが!
浮いて来たのは・・・綺麗な魚体!!

アマダイだ~!!
とても嬉しい!
正直この1匹目を釣るまでは不安もありました。
お金を掛けて遠征して来て、目的が果たせなかったらどうしよう・・・
その不安が、この1匹で消し去られました。
気分を良くして続けていると、小舟の漁師の方が何やらジェスチャーしながら『おーい!』と叫んでいる。
こちらに船尻が向いていたから問題ないと思っていたら、微速後進しながら何か作業をされていた。
つまり進行方向に僕が浮いているものだから、邪魔なのだ。
頭を下げて場所をどけた。
余所者としては、知らない土地だと漁の手法も無知なわけだ。
別に怒っていたわけではないように感じたけど、それでも漁師さんの作業の妨げとなってしまったわけで、もし度が過ぎて怒らせていれば、地元アングラーにも迷惑を掛けることになる。
この出来事を正直に書いてしまうことで批判も覚悟だが、以後、気を付けるためと、それから僕と同じように遠征を計画される方の参考になれば良いと思って書きました。
慣れない海では事前にルールを調べることは当然だけど、漁の手法とか漁師さんの作業の流れを知ることも有効かもしれない。
それで、その船は同じエリアに留まって作業を続けていたため、サイドチェンジすることにした。
ポイントは再び探すしかない。
水深50m地点で根掛かり1度してから、また泥底を見つけることが出来た。
そして、外道混じりだが釣れ始める!

アマダイ2匹目!

ベラ系?

アマダイ3匹目!
サイズダウンが続く・・・
この辺りでアタリに対する印象に変化が。
コンコンとかモゾモゾと微妙なアタリに時間を掛けて食い込ませても、呑み込まれるかエサを取られる。
で、あれば積極的にキキアワセをしてみよう。
そうしてテンポが良くなる!






ユメカサゴ?

こうして初日は6匹のゲストと7匹のアマダイを釣ることが出来た!
そう言えばセンターコンソールを応急的にイケス仕様に!

ソフトクーラーを忘れた・・・いや実は、荷物を減らすために持たずに来た。
だけど、現地に着いたら、やはりストリンガーではなくて、高級魚は大事に冷やしたいよな・・・と感じたから。
普段はルアー類を大量に収納しているコンソール・・・今回はエサ釣りだから、僅かな針と糸をポケットに、予備の天秤とオモリはコンソールカバーの上に取り付けたレイルブレイザ・収納ポッドに!て出来たからこそ、イケス仕様に出来たもの。
プロフィッシュは使い方のバリエーションが素晴らしい!
(艤装してある収納ポッドも、人気商品らしいですよ!)
そうして本来は江之島か鎌倉に宿泊する予定だった、この日の夜・・・
品川に向かいました。
遠征の一週間くらい前だったでしょうか。
職場のT先輩が何やら嘆いていました。
福島県の職場から、同僚たち数名と日帰りで品川出張に行くらしいのですが、16時半くらいに出張先での用から解放されるため、T先輩としては終電まで品川で酒を飲みたいと考えていた。が、同行する先輩方は皆すぐに帰りたいようで誰も付き合ってくれないとのこと。
・・・(当初は初日はNの海で浮く予定でいたこともあり)品川ならそれほど遠くはない!
僕がお供します!
こうして17時頃に品川駅で待ち合わせる約束をして、宿泊先も変更して予約し直していたのです。
宿泊先は・・・『ゲストハウス品川宿』です。
北品川駅前にカヤック車載の愛車を停めてチェックイン!(駐車場代は¥1,900だった。)
チェックインするなりフロントのオーナーが『釣り好きな方ですか?』
そう・・・服装がfinchで、imaのトートバックを持っていたから。
オーナーは大手の釣具店に勤務していたことがあるそうです。
品川駅に向かうと、何やら先輩からLINE連発して来る。
どうやら、出張先でお世話になった本社の偉い方の誘いを受けてしまい、結局は出張者みんな飲んで帰ることになったらしい。
先輩は正直に僕との約束を話したら『そのU君も社員なら、ここに呼んだらいいさ!』となったようで・・・
みなスーツのテーブルに僕だけfinch来てお邪魔させて頂きました。
(後に気付いたけど、恐らくこの店かタクシーに、finchのネックウォーマー“ツイストビーニー”を忘れました!この旅で唯一の失った大事なモノ・・・)
ビールから紹興酒を頂いて・・・お会計は〇万〇千と222円だったと記憶しています。
その偉い方が『U君222円だけ出して!他のメンバーは1,000円ずつお願い!』
僕の財布には何枚かの札と、小銭は2円しかなかった。
U『すみません小銭がないので、千円だけでも受け取って下さい!』
偉『いやいやU君は小銭だけでいいんだよ、222円ないの?』
U『小銭は2円しか・・・』
そしたら隣の先輩が
T『おれ220円ならあるよ。』
偉『じゃU君2円でいいじゃん!』
え・・・
U『すみませんご馳走様です!』
きっと何杯も飲んだビールは1円で飲み放題、同じく何杯も飲んだ紹興酒も1円で飲み放題、いくらか食べた料理は無料の試食・・・だったのだと、そういうことにさせて頂こう。
本当にご馳走様でした!!

※この写真は、本社メンバーと別れてから、出張メンバーの発車待ちの間に駅の立ち飲みバーで飲んだ時の写真・・・ここでも僕は¥1,000しか払わなかった。
本当に・・・先輩方に恵まれた会社生活だと思います。
そうして釣り具のキャスティングを覗いたりして、宿に戻りました。
オーナーにオススメのラーメン屋を聞いて食べたら、また戻る。
ビールを買い込んで、フロント脇の休憩スペースで釣り談義させて頂きました。
そうしたら常連客だと言うアメリカ人女性が現れてキャンディーを頂きました。
これは僕の口には合わなかった!お菓子類は日本製が良い!
でも、言葉も通じないけど、笑顔で差し出してくれたモノを笑顔で(thank you!くらいは言いましたが)受け取るだけで、人と人のコミュニケーションは成立しちゃう。
普段の社会生活(例えば職場とか)では無意識にも気を遣って言葉を選んで・・・そうした日常に疲れていたこともあったから、この新鮮な交流が、言葉は通じないのに・・・むしろ言葉が通じないから、言葉を選ぶ必要がないからこそ、どこか安心した。
そうして早めの就寝とした。
★獲物1匹ゴミ1個運動★
ゴミ拾いは最終日に!
2017総数:獲物271匹ゴミ259個

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1/4が未読の方は先に読んで下さい。
2017/12/25
12/19(火)
旅に不足していた道具を買い足して、高速に乗ったのは13時くらいだったと思う。
この日は道中で翌日の出艇地を決断したら、近くに車中泊をする。
だから寝る時間までに車中泊地点に到着すれば良い。
(夜勤明けで寝不足&翌朝が早起きとなるから、20時とか21時に就寝したい。)
その前に・・・船橋でkayak55.comさんにお邪魔しました。
実は目的が・・・!
先日フラットダービーで優勝させて頂いたわけですが、その賞品について連絡を頂いた内容によると・・・
ロッドのみ“長物”として通常配送では対応出来ない,長物の配送だと年明けまで待つことになる。
とのことでした。
それならば、道中で時間に余裕があったこと、それとあわよくばアマダイ情報を収集できるかもとの期待から、自然と足が向いたのでした。
到着は店舗が開店する16時!
入店すると・・・トロフィーと賞状も未配送だったため、記念撮影して頂きました!

ついでに小物を購入・・・
レイルブレイザのGホールドを。
プロフィッシュのコンソールカバーに艤装したスターポートに取り付けて、ランディングネットをホールドしたいと考えました。
漕いでいるとランディングネットが左右に動いてしまうことが気になっていたのです。
Gホールドは3サイズあるようですが、大きいサイズを・・・僕のランディングネットは旧愛車デリカのマニュアルシフトノブをグリップに使用しているため、一般的なランディングネットに比べてもグリップが極太なのです。
それから遠征の目的を伝えてアマダイ情報を・・・
事前にwebから得た釣り方のイメージでは足りなかった部分を質問させて頂きました。
これで、アマダイ素人の僕にも釣り方の形はわかった・・・!
それで賞品として頂いたロッドを手にして車に乗り込み・・・何か足りない。
購入したばかりのGホールドを忘れていた!
店内に戻りGホールドを受け取り、車を走らせた。
翌日の予報を見るとNの海はダメだ。
小田原方面にしよう。
そうして小田原厚木道路の平塚PAに車中泊することとした。
運転中に気付いたこと・・・トロフィー忘れた!!
PAに到着したらビール飲みながらごめんなさいメールして、結局は宅急便で送って頂くことに。
しかし平塚は寒い・・・
外気温0℃・・・地元と変わらないではないか。
何度もクーラーボックスの上の荷物からどけてビールを取り出すのも億劫で、ビールは車外放置で外気で冷やしました。
そうして寝袋に入ったら意外と心地よく眠れました。
この寝袋は中途半端な冷え込みだと暑いくらいだから、この夜くらいの冷え込みだと丁度良い。
そうして、この日を迎えた・・・!
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☆12/20(水)
☆EP.小田原某所
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63
起きたらPAで朝食を摂って出艇地に向かった。
ここは以前に訪れた時には休日のためかカートップボート,ゴムボート,そしてカヤックのアングラーで賑わっていた。
だけどこの日は平日・・・ゴムボートの方が1名いたのみでした。
僕の車のナンバーから遠征者だと気付いてくれて、話し掛けて下さいました。
その方はアカムツを釣ると言っていたかな?
さて、出艇したら相変わらずの急勾配な水深・・・岸から500m以内で水深50mにも達します。
まずは40m台から仕掛けを落としてみました。
市販の仕掛けは用意せずにシンプルな1本針で始めてみました。
カヤックだと市販のアマダイ仕掛けは長すぎて扱い憎いと思ったためです。
僅かな違和感も察知できるよう中通しの天秤に、オモリはホエール氏の話を参考にして30号を、ハリスは1m程度だったでしょうか。
タックルは“ライトアマダイ=スピニング”と知ってグリッサンドにPE1.2号とした。
オキアミを刺したら仕掛け投入!
柔らかい感触の着底・・・持ち上げると埋まっていた感触・・・泥底だ!
これは幸先良くアマダイ的なポイントを発見できた。
着底したらオモリで小突いて泥を舞い上がらせて、リール1~3回転ほど巻き上げて、当たらなければ再び着底させて小突いて・・・
風向きがオフショア方向だったため、水深が徐々に深くなる。
そのうちに、遠くに釣り船が来た。
遠くとは言っても岸と平行な方向での遠くだ。
同じ水深ラインではないだろうか。
やはりアマダイのポイントは間違っていないかもしれない。
そうして・・・コンコン・・・!
何か来た~!
(軽い・・・)
トラギス?
続いて
オジサン?
確か何かの記事では、アマダイ釣りでは外道でポイントが合っているか否か判断できるとのこと。
カサゴとか釣れたら根があるとなるから、そこはアマダイのポイントではない。
トラギスやオジサンはどうだっけ?
慣れない海の魚は無知のため、ピンと来ない。
でも着底の感触は相変わらず泥底だ。
もう少し続けていると・・・
先の2匹とは違う明確なアタリが!
浮いて来たのは・・・綺麗な魚体!!
アマダイだ~!!
とても嬉しい!
正直この1匹目を釣るまでは不安もありました。
お金を掛けて遠征して来て、目的が果たせなかったらどうしよう・・・
その不安が、この1匹で消し去られました。
気分を良くして続けていると、小舟の漁師の方が何やらジェスチャーしながら『おーい!』と叫んでいる。
こちらに船尻が向いていたから問題ないと思っていたら、微速後進しながら何か作業をされていた。
つまり進行方向に僕が浮いているものだから、邪魔なのだ。
頭を下げて場所をどけた。
余所者としては、知らない土地だと漁の手法も無知なわけだ。
別に怒っていたわけではないように感じたけど、それでも漁師さんの作業の妨げとなってしまったわけで、もし度が過ぎて怒らせていれば、地元アングラーにも迷惑を掛けることになる。
この出来事を正直に書いてしまうことで批判も覚悟だが、以後、気を付けるためと、それから僕と同じように遠征を計画される方の参考になれば良いと思って書きました。
慣れない海では事前にルールを調べることは当然だけど、漁の手法とか漁師さんの作業の流れを知ることも有効かもしれない。
それで、その船は同じエリアに留まって作業を続けていたため、サイドチェンジすることにした。
ポイントは再び探すしかない。
水深50m地点で根掛かり1度してから、また泥底を見つけることが出来た。
そして、外道混じりだが釣れ始める!
アマダイ2匹目!
ベラ系?
アマダイ3匹目!
サイズダウンが続く・・・
この辺りでアタリに対する印象に変化が。
コンコンとかモゾモゾと微妙なアタリに時間を掛けて食い込ませても、呑み込まれるかエサを取られる。
で、あれば積極的にキキアワセをしてみよう。
そうしてテンポが良くなる!
ユメカサゴ?
こうして初日は6匹のゲストと7匹のアマダイを釣ることが出来た!
そう言えばセンターコンソールを応急的にイケス仕様に!
ソフトクーラーを忘れた・・・いや実は、荷物を減らすために持たずに来た。
だけど、現地に着いたら、やはりストリンガーではなくて、高級魚は大事に冷やしたいよな・・・と感じたから。
普段はルアー類を大量に収納しているコンソール・・・今回はエサ釣りだから、僅かな針と糸をポケットに、予備の天秤とオモリはコンソールカバーの上に取り付けたレイルブレイザ・収納ポッドに!て出来たからこそ、イケス仕様に出来たもの。
プロフィッシュは使い方のバリエーションが素晴らしい!
(艤装してある収納ポッドも、人気商品らしいですよ!)
そうして本来は江之島か鎌倉に宿泊する予定だった、この日の夜・・・
品川に向かいました。
遠征の一週間くらい前だったでしょうか。
職場のT先輩が何やら嘆いていました。
福島県の職場から、同僚たち数名と日帰りで品川出張に行くらしいのですが、16時半くらいに出張先での用から解放されるため、T先輩としては終電まで品川で酒を飲みたいと考えていた。が、同行する先輩方は皆すぐに帰りたいようで誰も付き合ってくれないとのこと。
・・・(当初は初日はNの海で浮く予定でいたこともあり)品川ならそれほど遠くはない!
僕がお供します!
こうして17時頃に品川駅で待ち合わせる約束をして、宿泊先も変更して予約し直していたのです。
宿泊先は・・・『ゲストハウス品川宿』です。
北品川駅前にカヤック車載の愛車を停めてチェックイン!(駐車場代は¥1,900だった。)
チェックインするなりフロントのオーナーが『釣り好きな方ですか?』
そう・・・服装がfinchで、imaのトートバックを持っていたから。
オーナーは大手の釣具店に勤務していたことがあるそうです。
品川駅に向かうと、何やら先輩からLINE連発して来る。
どうやら、出張先でお世話になった本社の偉い方の誘いを受けてしまい、結局は出張者みんな飲んで帰ることになったらしい。
先輩は正直に僕との約束を話したら『そのU君も社員なら、ここに呼んだらいいさ!』となったようで・・・
みなスーツのテーブルに僕だけfinch来てお邪魔させて頂きました。
(後に気付いたけど、恐らくこの店かタクシーに、finchのネックウォーマー“ツイストビーニー”を忘れました!この旅で唯一の失った大事なモノ・・・)
ビールから紹興酒を頂いて・・・お会計は〇万〇千と222円だったと記憶しています。
その偉い方が『U君222円だけ出して!他のメンバーは1,000円ずつお願い!』
僕の財布には何枚かの札と、小銭は2円しかなかった。
U『すみません小銭がないので、千円だけでも受け取って下さい!』
偉『いやいやU君は小銭だけでいいんだよ、222円ないの?』
U『小銭は2円しか・・・』
そしたら隣の先輩が
T『おれ220円ならあるよ。』
偉『じゃU君2円でいいじゃん!』
え・・・
U『すみませんご馳走様です!』
きっと何杯も飲んだビールは1円で飲み放題、同じく何杯も飲んだ紹興酒も1円で飲み放題、いくらか食べた料理は無料の試食・・・だったのだと、そういうことにさせて頂こう。
本当にご馳走様でした!!
※この写真は、本社メンバーと別れてから、出張メンバーの発車待ちの間に駅の立ち飲みバーで飲んだ時の写真・・・ここでも僕は¥1,000しか払わなかった。
本当に・・・先輩方に恵まれた会社生活だと思います。
そうして釣り具のキャスティングを覗いたりして、宿に戻りました。
オーナーにオススメのラーメン屋を聞いて食べたら、また戻る。
ビールを買い込んで、フロント脇の休憩スペースで釣り談義させて頂きました。
そうしたら常連客だと言うアメリカ人女性が現れてキャンディーを頂きました。
これは僕の口には合わなかった!お菓子類は日本製が良い!
でも、言葉も通じないけど、笑顔で差し出してくれたモノを笑顔で(thank you!くらいは言いましたが)受け取るだけで、人と人のコミュニケーションは成立しちゃう。
普段の社会生活(例えば職場とか)では無意識にも気を遣って言葉を選んで・・・そうした日常に疲れていたこともあったから、この新鮮な交流が、言葉は通じないのに・・・むしろ言葉が通じないから、言葉を選ぶ必要がないからこそ、どこか安心した。
そうして早めの就寝とした。
★獲物1匹ゴミ1個運動★
ゴミ拾いは最終日に!
2017総数:獲物271匹ゴミ259個

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Posted by いわき2011 at
13:50
│Comments(0)
│KF日誌│艤装&釣り談義│エンジョイ☆カヤッキング│遠征記│“爆”認定(10匹~)│kayak55.comフラットフィッシュダービー
2017年12月25日
KF一人旅~段取り八分?~
旅がしたい。
そう思い立った先に、この感動が待っていた。
SNS等で繋がっている方には既に伝わっているかと思いますが、思い出を回想して文字に残したいと思います。
カヤックフィッシング(=KF)と呼ばれる趣味に出会ってから、行動範囲が広がりました。
初めての遠征は早春の東京湾奥だったと記憶しています。
出艇する頻度の高さからタックル等は常に車載しておくようになり、出艇前に艇とクーラーだけ積めば出発できるような生活が常となりました。
愛車と出掛ければどこでも釣りが出来る。
そこにカヤックが積んであればどこでもKFが出来る。
地元で慣れたキャスティング主体の青物,根魚,更に今シーズンのテーマでもあったバーチカルなジギング,そこにカヤックシーバス・・・そのくらいの道具があれば、対応できるKFフィールドの幅には可能性を感じるようになりました。
KF遠征・・・何度も通ったのは東京湾奥で、他に聖地・富津,Nの海,小田原に1度ずつ・・・その経験の中で当初は“未知の海で獲物に出会うために試行錯誤すること”とか“アウェーの海に浮くこと”の面白さに夢中になったけど、いつの頃からか“旅そのもの”に魅力を感じるようになりました。
海のこと,土地のことや街のこと,それから何気ない出会い(一期一会?)とか。
自分が求める“旅”とは何だろう。
温泉旅館で贅沢な宴会プランもいいけど・・・それは仲間がいる時がいい。
自由気ままな一人旅・・・自分が求めるモノを我儘に最優先すればいい。
臨機応変な予定変更が利くKF一人旅・・・その旅先で浮いて、1匹の魚との出会いに夢中になってみたい。
だから、宿はどうでもいい。
どうせ早朝からの出艇のために暗いうちのチェックアウトにもなることだ。
それで、常日頃から遠征候補地での格安な宿泊先を探すことが退屈な時の時間潰しの手段となった。
そうして目についたのが・・・バックパッカー向けの“ドミトリー”なる言葉でした。
ドミトリーとは何か?
それはこの場で僕が薄い情報を書くよりも、出来れば検索して頂きたい。
でも簡単に言えば、同室内に複数の(カプセルホテル風の)ベッドが敷き詰められているような宿泊施設?
外国から,もしくは日本各地からの単独旅行者とかが集うところ?
共用の休憩スペースとかもあるから、道中での情報交換も兼ねての交流,出会いも楽しむことができる・・・?
それらのイメージに惹かれました。
僕は英語とか話せないのですが、それでも、言葉が通じない人たちに囲まれる可能性がある場に飛び込むことにも、別に不安は感じなかった。
それぞれの“旅”に対する姿勢に触れてみたいとも思った。
それで、まずはドミトリー形式の宿を探して、地理的な条件から出艇地を判断・・・が、この旅の出発地点でした。
そこで最も目を惹かれたのは『The Ryokan Tokyo Yugawara』でした。
※詳細は検索して下さい。
そこから出艇地は相模湾を主体にしようと考え、江之島と鎌倉にゲストハウスを見つけました。
出艇地は結局のところ(単独でもあるため)過去に浮いた経験のある場所から選ぶことが無難かと考え・・・
Nの海KF,鎌倉もしくは江之島に宿泊,小田原KF,Yugawaraに宿泊,帰路・・・との計画にまとまり宿泊先を予約手配しました。
そして次は釣りの内容を考える・・・
そもそもKFの面で言えば相模湾に遠征する目的は、地元と違う急勾配な水深の海で、地元では出来ない釣りがしたいのです。
地元では時たま動力船に乗った時に限られる水深30m~のジギング・・・それがカヤックから出来る。
そのことが目的ではあったのですが、でも対象魚は時期的なところでも左右されるから、釣果情報とか収集しないと・・・
そうしてwebから得られた情報が“カヤックアマダイ”でした。
相模湾であればカヤックからアカムツとかも釣ることができるようですが、でもアカムツは地元でも船に乗れば手が届かない魚ではないのです。
それに対してアマダイは、地元では目にしないし、食べたこともない・・・
アマダイを釣ろう。

こうして、今回の旅の目的・目標が決まりました。
そうした計画途中では、実はC-49氏が遠征途中のどこかでガイド役をして下さるような話も頂きました。
東京湾はシーバスの宝庫ですが、その釣り方も多種多様です。
僕が念願叶っていないカヤックシーバスのジャンルとして、マンメイドストラクチャーを撃っていくシチュエーションとか、他にはバーチカルなジギングがあります。
その何れかをご案内して頂こう・・・と期待してはいたのですが、残念ながらC-49氏は休暇が取れなかったそうです。
残念だけど、仕方ない・・・
夜勤明けで準備を済ませ、12時頃の出発だった。

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そう思い立った先に、この感動が待っていた。
SNS等で繋がっている方には既に伝わっているかと思いますが、思い出を回想して文字に残したいと思います。
カヤックフィッシング(=KF)と呼ばれる趣味に出会ってから、行動範囲が広がりました。
初めての遠征は早春の東京湾奥だったと記憶しています。
出艇する頻度の高さからタックル等は常に車載しておくようになり、出艇前に艇とクーラーだけ積めば出発できるような生活が常となりました。
愛車と出掛ければどこでも釣りが出来る。
そこにカヤックが積んであればどこでもKFが出来る。
地元で慣れたキャスティング主体の青物,根魚,更に今シーズンのテーマでもあったバーチカルなジギング,そこにカヤックシーバス・・・そのくらいの道具があれば、対応できるKFフィールドの幅には可能性を感じるようになりました。
KF遠征・・・何度も通ったのは東京湾奥で、他に聖地・富津,Nの海,小田原に1度ずつ・・・その経験の中で当初は“未知の海で獲物に出会うために試行錯誤すること”とか“アウェーの海に浮くこと”の面白さに夢中になったけど、いつの頃からか“旅そのもの”に魅力を感じるようになりました。
海のこと,土地のことや街のこと,それから何気ない出会い(一期一会?)とか。
自分が求める“旅”とは何だろう。
温泉旅館で贅沢な宴会プランもいいけど・・・それは仲間がいる時がいい。
自由気ままな一人旅・・・自分が求めるモノを我儘に最優先すればいい。
臨機応変な予定変更が利くKF一人旅・・・その旅先で浮いて、1匹の魚との出会いに夢中になってみたい。
だから、宿はどうでもいい。
どうせ早朝からの出艇のために暗いうちのチェックアウトにもなることだ。
それで、常日頃から遠征候補地での格安な宿泊先を探すことが退屈な時の時間潰しの手段となった。
そうして目についたのが・・・バックパッカー向けの“ドミトリー”なる言葉でした。
ドミトリーとは何か?
それはこの場で僕が薄い情報を書くよりも、出来れば検索して頂きたい。
でも簡単に言えば、同室内に複数の(カプセルホテル風の)ベッドが敷き詰められているような宿泊施設?
外国から,もしくは日本各地からの単独旅行者とかが集うところ?
共用の休憩スペースとかもあるから、道中での情報交換も兼ねての交流,出会いも楽しむことができる・・・?
それらのイメージに惹かれました。
僕は英語とか話せないのですが、それでも、言葉が通じない人たちに囲まれる可能性がある場に飛び込むことにも、別に不安は感じなかった。
それぞれの“旅”に対する姿勢に触れてみたいとも思った。
それで、まずはドミトリー形式の宿を探して、地理的な条件から出艇地を判断・・・が、この旅の出発地点でした。
そこで最も目を惹かれたのは『The Ryokan Tokyo Yugawara』でした。
※詳細は検索して下さい。
そこから出艇地は相模湾を主体にしようと考え、江之島と鎌倉にゲストハウスを見つけました。
出艇地は結局のところ(単独でもあるため)過去に浮いた経験のある場所から選ぶことが無難かと考え・・・
Nの海KF,鎌倉もしくは江之島に宿泊,小田原KF,Yugawaraに宿泊,帰路・・・との計画にまとまり宿泊先を予約手配しました。
そして次は釣りの内容を考える・・・
そもそもKFの面で言えば相模湾に遠征する目的は、地元と違う急勾配な水深の海で、地元では出来ない釣りがしたいのです。
地元では時たま動力船に乗った時に限られる水深30m~のジギング・・・それがカヤックから出来る。
そのことが目的ではあったのですが、でも対象魚は時期的なところでも左右されるから、釣果情報とか収集しないと・・・
そうしてwebから得られた情報が“カヤックアマダイ”でした。
相模湾であればカヤックからアカムツとかも釣ることができるようですが、でもアカムツは地元でも船に乗れば手が届かない魚ではないのです。
それに対してアマダイは、地元では目にしないし、食べたこともない・・・
アマダイを釣ろう。
こうして、今回の旅の目的・目標が決まりました。
そうした計画途中では、実はC-49氏が遠征途中のどこかでガイド役をして下さるような話も頂きました。
東京湾はシーバスの宝庫ですが、その釣り方も多種多様です。
僕が念願叶っていないカヤックシーバスのジャンルとして、マンメイドストラクチャーを撃っていくシチュエーションとか、他にはバーチカルなジギングがあります。
その何れかをご案内して頂こう・・・と期待してはいたのですが、残念ながらC-49氏は休暇が取れなかったそうです。
残念だけど、仕方ない・・・
夜勤明けで準備を済ませ、12時頃の出発だった。

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2017年12月17日
SLIDERS忘年会☆
おはようございます!
二日酔いもなく心地よい朝を迎え・・・ビールを飲みながらPCに向き合ったところです。
まず先日のオカッパリ釣果から!
☆12/14(木)
このところ予定と海況が噛み合わない・・・
カヤック出艇不可の強風予報に不貞腐れて朝寝坊をしていたけど、このまま引きこもっては気持ちが滅入る・・・と危機感を覚え布団から這い出しました。
『ドンコのドブ汁が食いたい。』
との父の言葉を思い出し、自分もドンコの出汁が恋しくなったため珍しくオカッパリの釣りをすることに。
昼過ぎに友人宅にモノを届ける都合があったため、約束の時間までに道具&エサの準備を済ませて、友人からの『お昼ご飯・・・』との誘いにも耳を貸さずに某港に向かった。
大好きな穴釣り・・・
見切り良く次から次へと何か所もの穴を撃っていく方法もあるが、この釣り場では良い穴を2か所ほど知っている。
仮にA穴とB穴としよう。
過去の傾向は
A穴は幸先良くアタることが多く煮魚サイズのドンコが多い。
ドンコの数釣りをしているうちにエサが撒き散らされるのと、更に釣られたドンコの嘔吐物も撒き餌となり別な魚が集まる。
それでソイとか、過去にはナメタを(50cmだったか・・・とにかくデカかった。)立て続けに2匹だか釣ったこともある。
B穴は何度か空アワセでエサを撒き散らせば、刺身サイズのドンコが釣れる。
更に良型のソイが混じったりもする。
今回はA穴から・・・
アタるけど、食い込まない。
見切りを付けてB穴に。
こちらもアタるけど、食い込まない。
どうしよう・・・
ここでC穴を思い出した。
過去に良型ソイと思われる魚に立て続けに潜られてしまったことがある。
テトラの形状から記憶を辿り、どうにか位置を思い出した。
ここで煮魚サイズのドンコが釣れた後に・・・

え・・・君・・・誰・・・?
形状はソイだけど、色が明らかに違う。
釣ったことのないカサゴだと思った。
後にInstagramのフォロワーから教えて頂いたのですが、ヨロイメバルだそうです。
これにドンコを追加して、釣果は3匹で終了でした。
3匹とも鍋に入れてドブ汁に・・・間違いなく旨かった!
続いて本題~!
★2017paddling-⑨⑥★
☆12/16(土)
☆EP.HS
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:FeatherLight63,SJC-63/180-KR_SJ
夜は忘年会が!
スライダーズ全員が揃うことは初めてでした。
(参考までに7名体制となった紹介が載っている記事を!)
お酒の席で言えば初期の4名でも・・・どむオ氏を加えた5名でも・・・揃ったことはなかった。
個人的には大物鱸氏以外のメンバーとは何かしらの形では呑んだことがある。
F氏とは初めて湾奥遠征した時に、前泊で寝酒程度に呑んだことはある。
An氏とは、彼がいわき駅裏に住んでいた頃に2,3度だか呑んだことがあるし、その際にチョビー氏がノンアルコールで同行してくれたこともある。
どむオ氏とも先日ご一緒した。
その前には老兵氏とも。
何はともあれ趣味の仲間たちが集っての宴・・・楽しみ過ぎる!
と、言った感じのワクワクドキドキを感じつつも、どむオ氏と僕は夜に備えての体力温存は怠って早朝の海に向かった。
久し振りの開拓途上ポイントだ。
どむオ氏が『このところNもOも飽きた・・・』と言って提案して来たが、そもそも予報的に風が避けられるポイント選択で正解だったかもしれない。
水深20mや25mはN&Oよりも近い感じ。
地形的な影響かもしれないけど、予報に反して中盤は風が凪いだ。
僕はTGベイトでマゾイと、MMジグⅡ60g逆付けでワカシを。


どむオ氏はジグでアイナメ2匹だった。
貧果ではあるけど、近い変化とかは気に入った。
実は僕が同EPから出艇したのは3回目だけど、過去2回は風の影響もあって今回ほど沖には出れなかった。
出艇時に段差を降ろす必要があり2名以上いないとダメな場所だけど、西風を避けられる&ロックフィッシュ的なポイントが豊富な点から、冬のKFに向いているかもしれない。
今後とも要開拓だ。
帰宅して・・・
30分ほど仮眠してから忘年会に!
カヤック談義に釣り談義・・・何を話したか全ては思い出せないけど、とにかく楽しめました!
実は大物鱸氏も僕の“獲物1匹ゴミ1個運動”を真似てゴミ拾いをして下さっていたようで、嬉しかった。
昼間にはどむオ氏も『最近ゴミ拾ってないな~相方が拾ってるのに申し訳ないな。』と言っていたけど・・・
スライダーズの中でも、そして他地域のKFアングラーの中でも、密かに輪が広がっているらしい運動・・・
嬉しいのと、この運動を自分が発信出来たことが今となっては誇らしく感じられるようになりました。
それから宴の途中・・・
どむオ氏が『優勝じゃん!』とか叫んだ。
kayak55.comでフラットフィッシュダービーの結果が発表されていた。
わたくし・・・優勝でした!
開幕前に同ショップのチャン松氏から
『ヒラメなら優勝は福島勢で決まりなんじゃないですか~?むしろハンパなサイズでの優勝は許されないですよ~?』
と言った旨のことを言われていて、当初は僕も
『1年を通じて最優先に狙っていれば、誰かしら80cmは出すだろう・・・』と考えていたところの・・・73cmと不安を残すサイズでのフィニッシュだったわけですが、どうにか目標のロッドを手に入れることが出来ました。
5位の“すずきんぐ(友人K)”は僕の旧艇ツープラに乗ってもらっての釣果・・・毎年何度か僕の艇を貸してあげてるけど、今シーズンは彼の海での出艇は1度のみだった。
その1度で結果を出してしまったことには、脱帽だ。
僕の73cmに対しても彼には『出艇回数から考えたら、俺の方が・・・』とか言われてしまったけど、まさにその通りだ。
このフラットフィッシュダービーに関しても余裕があれば年内に改めて振り返ってみようと思っていますが、今年も数々のドラマに出逢うことが出来たシーズンでした。
仲間と並んでナブラ撃ち,コチング爆,カヤックシーバストップゲーム,TGベイトで真鯛,メーターヒラマサ・・・全体を通じて決して“爆”ばかりではないし、確かに良い想いも出来た中で同じくらい悔しい想いもしたから、平均したら過去の他のシーズンの方が良かったと言える場面もあるかもしれない。
だけど、とにかく今年は、楽しみ方のバリエーションを出せたように感じています。
コチングも、シーバストップも、TGベイトも・・・それぞれ別モノの釣り方だから。
また新年も色々な意味で(仲間とも魚ともドラマとも!)出会いに恵まれるといいな・・・と感じております。
まだまだ書ききれないほどに振り返りたい内容は豊富にあるため、また改めて総括記事を書ければと思っています。
来週は相模湾遠征・・・!
アマダイを食らうことは出来るのか?!
そして残り4回?!
年間100漕ぎは出来るのか?!
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★

2017総数:獲物258匹ゴミ259個
★肴★

(すみません画像の角度を間違えましたが、横着して修正しません笑)
実は今日は朝から燻製中!
昨日のマゾイ&ワカシを冷燻みたいに出来れば生ハム的に・・・
それが終わったら手作りベーコンを燻します!
今夜が夜勤で呑めないことだけ残念・・・

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二日酔いもなく心地よい朝を迎え・・・ビールを飲みながらPCに向き合ったところです。
まず先日のオカッパリ釣果から!
☆12/14(木)
このところ予定と海況が噛み合わない・・・
カヤック出艇不可の強風予報に不貞腐れて朝寝坊をしていたけど、このまま引きこもっては気持ちが滅入る・・・と危機感を覚え布団から這い出しました。
『ドンコのドブ汁が食いたい。』
との父の言葉を思い出し、自分もドンコの出汁が恋しくなったため珍しくオカッパリの釣りをすることに。
昼過ぎに友人宅にモノを届ける都合があったため、約束の時間までに道具&エサの準備を済ませて、友人からの『お昼ご飯・・・』との誘いにも耳を貸さずに某港に向かった。
大好きな穴釣り・・・
見切り良く次から次へと何か所もの穴を撃っていく方法もあるが、この釣り場では良い穴を2か所ほど知っている。
仮にA穴とB穴としよう。
過去の傾向は
A穴は幸先良くアタることが多く煮魚サイズのドンコが多い。
ドンコの数釣りをしているうちにエサが撒き散らされるのと、更に釣られたドンコの嘔吐物も撒き餌となり別な魚が集まる。
それでソイとか、過去にはナメタを(50cmだったか・・・とにかくデカかった。)立て続けに2匹だか釣ったこともある。
B穴は何度か空アワセでエサを撒き散らせば、刺身サイズのドンコが釣れる。
更に良型のソイが混じったりもする。
今回はA穴から・・・
アタるけど、食い込まない。
見切りを付けてB穴に。
こちらもアタるけど、食い込まない。
どうしよう・・・
ここでC穴を思い出した。
過去に良型ソイと思われる魚に立て続けに潜られてしまったことがある。
テトラの形状から記憶を辿り、どうにか位置を思い出した。
ここで煮魚サイズのドンコが釣れた後に・・・
え・・・君・・・誰・・・?
形状はソイだけど、色が明らかに違う。
釣ったことのないカサゴだと思った。
後にInstagramのフォロワーから教えて頂いたのですが、ヨロイメバルだそうです。
これにドンコを追加して、釣果は3匹で終了でした。
3匹とも鍋に入れてドブ汁に・・・間違いなく旨かった!
続いて本題~!
★2017paddling-⑨⑥★
☆12/16(土)
☆EP.HS
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:FeatherLight63,SJC-63/180-KR_SJ
夜は忘年会が!
スライダーズ全員が揃うことは初めてでした。
(参考までに7名体制となった紹介が載っている記事を!)
2017/08/08
お酒の席で言えば初期の4名でも・・・どむオ氏を加えた5名でも・・・揃ったことはなかった。
個人的には大物鱸氏以外のメンバーとは何かしらの形では呑んだことがある。
F氏とは初めて湾奥遠征した時に、前泊で寝酒程度に呑んだことはある。
2015/03/01
An氏とは、彼がいわき駅裏に住んでいた頃に2,3度だか呑んだことがあるし、その際にチョビー氏がノンアルコールで同行してくれたこともある。
どむオ氏とも先日ご一緒した。
その前には老兵氏とも。
何はともあれ趣味の仲間たちが集っての宴・・・楽しみ過ぎる!
と、言った感じのワクワクドキドキを感じつつも、どむオ氏と僕は夜に備えての体力温存は怠って早朝の海に向かった。
久し振りの開拓途上ポイントだ。
どむオ氏が『このところNもOも飽きた・・・』と言って提案して来たが、そもそも予報的に風が避けられるポイント選択で正解だったかもしれない。
水深20mや25mはN&Oよりも近い感じ。
地形的な影響かもしれないけど、予報に反して中盤は風が凪いだ。
僕はTGベイトでマゾイと、MMジグⅡ60g逆付けでワカシを。
どむオ氏はジグでアイナメ2匹だった。
貧果ではあるけど、近い変化とかは気に入った。
実は僕が同EPから出艇したのは3回目だけど、過去2回は風の影響もあって今回ほど沖には出れなかった。
出艇時に段差を降ろす必要があり2名以上いないとダメな場所だけど、西風を避けられる&ロックフィッシュ的なポイントが豊富な点から、冬のKFに向いているかもしれない。
今後とも要開拓だ。
帰宅して・・・
30分ほど仮眠してから忘年会に!
カヤック談義に釣り談義・・・何を話したか全ては思い出せないけど、とにかく楽しめました!
実は大物鱸氏も僕の“獲物1匹ゴミ1個運動”を真似てゴミ拾いをして下さっていたようで、嬉しかった。
昼間にはどむオ氏も『最近ゴミ拾ってないな~相方が拾ってるのに申し訳ないな。』と言っていたけど・・・
スライダーズの中でも、そして他地域のKFアングラーの中でも、密かに輪が広がっているらしい運動・・・
嬉しいのと、この運動を自分が発信出来たことが今となっては誇らしく感じられるようになりました。
それから宴の途中・・・
どむオ氏が『優勝じゃん!』とか叫んだ。
kayak55.comでフラットフィッシュダービーの結果が発表されていた。
わたくし・・・優勝でした!
開幕前に同ショップのチャン松氏から
『ヒラメなら優勝は福島勢で決まりなんじゃないですか~?むしろハンパなサイズでの優勝は許されないですよ~?』
と言った旨のことを言われていて、当初は僕も
『1年を通じて最優先に狙っていれば、誰かしら80cmは出すだろう・・・』と考えていたところの・・・73cmと不安を残すサイズでのフィニッシュだったわけですが、どうにか目標のロッドを手に入れることが出来ました。
5位の“すずきんぐ(友人K)”は僕の旧艇ツープラに乗ってもらっての釣果・・・毎年何度か僕の艇を貸してあげてるけど、今シーズンは彼の海での出艇は1度のみだった。
その1度で結果を出してしまったことには、脱帽だ。
僕の73cmに対しても彼には『出艇回数から考えたら、俺の方が・・・』とか言われてしまったけど、まさにその通りだ。
このフラットフィッシュダービーに関しても余裕があれば年内に改めて振り返ってみようと思っていますが、今年も数々のドラマに出逢うことが出来たシーズンでした。
仲間と並んでナブラ撃ち,コチング爆,カヤックシーバストップゲーム,TGベイトで真鯛,メーターヒラマサ・・・全体を通じて決して“爆”ばかりではないし、確かに良い想いも出来た中で同じくらい悔しい想いもしたから、平均したら過去の他のシーズンの方が良かったと言える場面もあるかもしれない。
だけど、とにかく今年は、楽しみ方のバリエーションを出せたように感じています。
コチングも、シーバストップも、TGベイトも・・・それぞれ別モノの釣り方だから。
また新年も色々な意味で(仲間とも魚ともドラマとも!)出会いに恵まれるといいな・・・と感じております。
まだまだ書ききれないほどに振り返りたい内容は豊富にあるため、また改めて総括記事を書ければと思っています。
来週は相模湾遠征・・・!
アマダイを食らうことは出来るのか?!
そして残り4回?!
年間100漕ぎは出来るのか?!
★ルアー★
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2017総数:獲物258匹ゴミ259個
★肴★
(すみません画像の角度を間違えましたが、横着して修正しません笑)
実は今日は朝から燻製中!
昨日のマゾイ&ワカシを冷燻みたいに出来れば生ハム的に・・・
それが終わったら手作りベーコンを燻します!
今夜が夜勤で呑めないことだけ残念・・・

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2017年12月12日
まずは漕いでみた。
★2017paddling-⑨⑤★
☆12/12(火)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:FeatherLight63,SJC-63/180-KR_SJ
ご無沙汰しております!
3週間以上も間が空いてしまいました。
その間には動力船釣行が2度ありましたが、2回連続で船釣り自己ワースト記録を更新するような貧果ぶり・・・
『書くに堪えない。』と言いたいところですが、結果はどうであれ何かしら振り返るべき内容はあるもの。
だけれども・・・その“振り返る”行為が心の傷を深く抉ることになるため、やっぱり書かないこととします。
それで、他の休日はどうしていたか。
メジマグロを2匹ほど美味しく頂いたり・・・
(釣り船の船長がお土産にくれた&数日後には近所の漁師さんがくれた!)
写真は僕のInstagramをご覧下さい!(ハッシュタグ“#獲物1匹ゴミ1個運動”でヒットします。)
山形県“肉三昧の旅”に出掛けたり・・・
(米沢牛ステーキ,しゃぶしゃぶ,三元豚トンカツ!・・・福島県に戻ってからも何故かステーキ宮!)
と、言った具合に食欲の秋を満喫しておりました。
ちなみに山形旅行から帰った翌日に健康診断を受けたため、3キロ増量してました。
それで、これはカヤックを漕がねばならない・・・!と天気予報のチェックを続けていましたが、どういうわけか僕の休日に合わせて海が荒れる。
今シーズンここまでは土日に合わせて海が荒れることが多かったため、スライダーズ内でも土日組のF氏,どむオ氏は気の毒なほどでした。
平日に休日があるチョビー氏と僕が特に出艇頻度には恵まれていました。
それが・・・逆転した1か月弱でした。
カヤック漕げないことがこれほどまでにストレスだとは・・・
そして今日・・・前夜は強風警報が発令中でしたが、夜明けとともに風が弱まる予報でした。
弱まるとは言っても、凪ではなさそう。
風の予報を3段階に分けて
①出艇不可
②出艇は可だけど釣り辛い
③凪
とした場合に、僕は②で既に迷うタイプです。
浮くことは出来ても、思い通りの釣りが出来ない程度まで吹いていると、あっさりと心が折れます。
でも今回は、流石に体が訛ってしまう。
釣りの内容は二の次として、出艇不可なほどの風でない限りは、海に行くだけ行ってみよう。
早朝の海に。
海況の判断に時間を費やして・・・この風なら大丈夫だ!と感じて出艇したのは7時半前くらい。
迷いがなければ1時間弱ほど早く出艇できた。
でも、単独でもあるし判断は慎重に。
今回は釣りは二の次とは言え、流石にタックルは持ちました。
もし予報より風が落ちるようなことがあれば、もちろん釣りもしたいから。
それで2点ほどテーマが。
まず少し前に見つけた最短距離の水深15mポイントに。
そこで1つ目のテーマであるパラシュートアンカーを!
実は過去にもパラシュートアンカーは持っていたのですが、個人的なスタイルの問題だとは思いますが、メリットよりもデメリット(ロープが絡んだりとか、ナブラ急行が遅れたりとか)ばかり感じてしまい、使わなくなりました。
それで、An氏に譲ってしまったのです。
お返しに艤装パーツを頂いた気がする。
それが、このところバーチカルなジギングにハマっていること、昨冬のバーチカルオンリーなシーズンにジギングで釣るソイ,アイナメが楽しかったことから、再びパラシュートアンカーに興味を持ちました。
これをAn氏に相談してしまうと、彼のことだから『使うなら返すよ!』と言われそう。
1度は差し上げたモノを返せと言うのは申し訳ないから、相談する前に買ってしまうことにしました。
それで早速、アンカー効かせてTGベイトを落としてみた。
アンカーのテストにはちょうど良い風が吹いている。
結果として、今日くらいの風でもパラアン使えばバーチカルな釣りが可能だと確信した。
ちなみに、パラアン使っても底取りが難しいほどの風だと、それはそもそも撤退レベルかな?と感じたから、逆に言えば出艇可であるうちはパラアン使えば釣りは出来る、と感じました。
そうすると、僕の中での“②出艇は可だけど釣り辛い”の範囲がグッと狭まった感じです。
そして次に2つ目のテーマは。
カヤックから重いジグをシャクること!
これまではジギングロッドで90~150gのジグと、フェザーライトで~80gのジグを使用していました。
(ホーム海域の水深は5~25mくらい。)
が、例えば相模湾方面とか深い海域に遠征した時には、当然ながら重いジグを使うこともある。
それに、地元は浅いとは言え風も潮も速い海域で、そこで動力船よりも流されるのが速いカヤックで・・・だと、重いジグでストンと着底させることが有効な場合も多々あると感じます。
テーマ①のパラシュートアンカーを使うか、それともジグを重くして着底を早くするか・・・同じ目的のために違う面から解決策を模索してみたわけです。
180~250gのジグも僅かながら持っていて、それは釣り船でのタラジギ用とか思って別なケースにまとめていたのですが、むしろメインの(100~150gの)ジグは持たずに重いジグだけ持ち込みました。
時間がなく200gのナマラジグSTしか試せなかったのですが、カヤックからシャクルのも、別に苦には感じませんでした。
残念ながらウサギが跳び始めてテスト途中で撤退となりましたが、この“テーマ②重いジグ”は、今後も試す価値あると感じました。
以上・・・実釣30分,出艇~着岸で1時間ほどの短時間パドリングとなりましたが、とにかく久しぶりだから漕げて良かった。
ちなみにワカシナブラはあった。
次は14日(絶望的な予報・・・)と16日を経て、20~22日くらいの日程で相模湾遠征を計画しています。
そしてクリスマス以降の1週間で100漕ぎ達成なるか・・・
『明日〇〇釣ってやる!』みたいに1日にして成せる目標ではなくて、1年間積み上げて来たもの・・・予報の見極めとか、スケジュール調整とか、そして何より体調管理とか・・・これからの残り半月で失敗すれば、また再びチャレンジするには同じく1年間の期間が必要となってしまう。
風邪などひかぬよう、怪我などせぬよう、精進いたします。
★ルアー★

★獲物1匹ゴミ1個運動★
2017総数:獲物256匹ゴミ257個

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☆12/12(火)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:FeatherLight63,SJC-63/180-KR_SJ
ご無沙汰しております!
3週間以上も間が空いてしまいました。
その間には動力船釣行が2度ありましたが、2回連続で船釣り自己ワースト記録を更新するような貧果ぶり・・・
『書くに堪えない。』と言いたいところですが、結果はどうであれ何かしら振り返るべき内容はあるもの。
だけれども・・・その“振り返る”行為が心の傷を深く抉ることになるため、やっぱり書かないこととします。
それで、他の休日はどうしていたか。
メジマグロを2匹ほど美味しく頂いたり・・・
(釣り船の船長がお土産にくれた&数日後には近所の漁師さんがくれた!)
写真は僕のInstagramをご覧下さい!(ハッシュタグ“#獲物1匹ゴミ1個運動”でヒットします。)
山形県“肉三昧の旅”に出掛けたり・・・
(米沢牛ステーキ,しゃぶしゃぶ,三元豚トンカツ!・・・福島県に戻ってからも何故かステーキ宮!)
と、言った具合に食欲の秋を満喫しておりました。
ちなみに山形旅行から帰った翌日に健康診断を受けたため、3キロ増量してました。
それで、これはカヤックを漕がねばならない・・・!と天気予報のチェックを続けていましたが、どういうわけか僕の休日に合わせて海が荒れる。
今シーズンここまでは土日に合わせて海が荒れることが多かったため、スライダーズ内でも土日組のF氏,どむオ氏は気の毒なほどでした。
平日に休日があるチョビー氏と僕が特に出艇頻度には恵まれていました。
それが・・・逆転した1か月弱でした。
カヤック漕げないことがこれほどまでにストレスだとは・・・
そして今日・・・前夜は強風警報が発令中でしたが、夜明けとともに風が弱まる予報でした。
弱まるとは言っても、凪ではなさそう。
風の予報を3段階に分けて
①出艇不可
②出艇は可だけど釣り辛い
③凪
とした場合に、僕は②で既に迷うタイプです。
浮くことは出来ても、思い通りの釣りが出来ない程度まで吹いていると、あっさりと心が折れます。
でも今回は、流石に体が訛ってしまう。
釣りの内容は二の次として、出艇不可なほどの風でない限りは、海に行くだけ行ってみよう。
早朝の海に。
海況の判断に時間を費やして・・・この風なら大丈夫だ!と感じて出艇したのは7時半前くらい。
迷いがなければ1時間弱ほど早く出艇できた。
でも、単独でもあるし判断は慎重に。
今回は釣りは二の次とは言え、流石にタックルは持ちました。
もし予報より風が落ちるようなことがあれば、もちろん釣りもしたいから。
それで2点ほどテーマが。
まず少し前に見つけた最短距離の水深15mポイントに。
そこで1つ目のテーマであるパラシュートアンカーを!
実は過去にもパラシュートアンカーは持っていたのですが、個人的なスタイルの問題だとは思いますが、メリットよりもデメリット(ロープが絡んだりとか、ナブラ急行が遅れたりとか)ばかり感じてしまい、使わなくなりました。
それで、An氏に譲ってしまったのです。
お返しに艤装パーツを頂いた気がする。
それが、このところバーチカルなジギングにハマっていること、昨冬のバーチカルオンリーなシーズンにジギングで釣るソイ,アイナメが楽しかったことから、再びパラシュートアンカーに興味を持ちました。
これをAn氏に相談してしまうと、彼のことだから『使うなら返すよ!』と言われそう。
1度は差し上げたモノを返せと言うのは申し訳ないから、相談する前に買ってしまうことにしました。
それで早速、アンカー効かせてTGベイトを落としてみた。
アンカーのテストにはちょうど良い風が吹いている。
結果として、今日くらいの風でもパラアン使えばバーチカルな釣りが可能だと確信した。
ちなみに、パラアン使っても底取りが難しいほどの風だと、それはそもそも撤退レベルかな?と感じたから、逆に言えば出艇可であるうちはパラアン使えば釣りは出来る、と感じました。
そうすると、僕の中での“②出艇は可だけど釣り辛い”の範囲がグッと狭まった感じです。
そして次に2つ目のテーマは。
カヤックから重いジグをシャクること!
これまではジギングロッドで90~150gのジグと、フェザーライトで~80gのジグを使用していました。
(ホーム海域の水深は5~25mくらい。)
が、例えば相模湾方面とか深い海域に遠征した時には、当然ながら重いジグを使うこともある。
それに、地元は浅いとは言え風も潮も速い海域で、そこで動力船よりも流されるのが速いカヤックで・・・だと、重いジグでストンと着底させることが有効な場合も多々あると感じます。
テーマ①のパラシュートアンカーを使うか、それともジグを重くして着底を早くするか・・・同じ目的のために違う面から解決策を模索してみたわけです。
180~250gのジグも僅かながら持っていて、それは釣り船でのタラジギ用とか思って別なケースにまとめていたのですが、むしろメインの(100~150gの)ジグは持たずに重いジグだけ持ち込みました。
時間がなく200gのナマラジグSTしか試せなかったのですが、カヤックからシャクルのも、別に苦には感じませんでした。
残念ながらウサギが跳び始めてテスト途中で撤退となりましたが、この“テーマ②重いジグ”は、今後も試す価値あると感じました。
以上・・・実釣30分,出艇~着岸で1時間ほどの短時間パドリングとなりましたが、とにかく久しぶりだから漕げて良かった。
ちなみにワカシナブラはあった。
次は14日(絶望的な予報・・・)と16日を経て、20~22日くらいの日程で相模湾遠征を計画しています。
そしてクリスマス以降の1週間で100漕ぎ達成なるか・・・
『明日〇〇釣ってやる!』みたいに1日にして成せる目標ではなくて、1年間積み上げて来たもの・・・予報の見極めとか、スケジュール調整とか、そして何より体調管理とか・・・これからの残り半月で失敗すれば、また再びチャレンジするには同じく1年間の期間が必要となってしまう。
風邪などひかぬよう、怪我などせぬよう、精進いたします。
★ルアー★

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2017総数:獲物256匹ゴミ257個

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2017年11月19日
マグロを求めて・・・!
タイトルに惹かれて遠征等を期待して覗いてくれた方はごめんなさい!
※やってることは普段と変わらない釣りです。
月曜にメーターヒラマサを釣ってから、次の出艇は金曜となりました。
夜勤明けで昼からの出艇の予定だけど、ここ数回は早朝に釣果が集中していた気がする。
日中はどうなのだろう?
そしたら夜勤前の木曜の日中・・・弟からLINEが。
『Nでマグロかもしれない巨大魚がジャンプしてる・・・!』
EP.Nでは昨年だか一昨年だかにも、ほんの1日か2日だけど、マグロ騒動があった。
堤防の目の前をキハダが泳いで行ったとか、ストリンガーで堤防から垂らしていたイナダにマグロが食いついたとか・・・
他人から流れて来た話は、どこまで信用して良いモノかわからない。
だからヒラマサの可能性はあるけど、1年のうちの一瞬だけなら、潮とかベイトの加減で岸に寄って来る可能性もあるのかもしれない。
そして更に、僕が昨冬に数回だけ乗ったことがある釣り船“とも丸”の釣果情報をチェックしていたら、至近の1週間くらいの間に
『マグロと思われる魚がヒットしましたが、30分の格闘の末ラインブレイクでした。』
との情報が2度も載っていたのです。
とも丸は隣の茨城県ですが、県境の平潟港です。
いわき市も“同海域”と言えるでしょう。
流石に釣り船での数キロ沖のポイントに対して“岸から見える範囲”では、また話が違うとは思いますが。
兎にも角にも、そのタイミングで身内である弟の目撃情報・・・他人の話よりも信頼性がある。
本当にマグロかも・・・
マグロだったら・・・
明日の出艇が楽しみ過ぎる!!
とか考えながら木曜の夜勤に向かいました。
職場の駐車場に着いて当日の釣り船情報をチェックしていると・・・とも丸と同じ平潟港の“長考丸”で・・・マグロが釣られていました!
8キロらしいけど、これがまた大き過ぎず小さ過ぎず・・・僕らの普段のタックルでも対応出来るかもしれない絶妙なサイズだと思う。
ドキドキとワクワクが止まらない夜勤となりました。
夜勤が終わり気合い入れて準備・・・
11:45頃の出艇となりました。
★2017paddling-⑨④★
☆11/17(金)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:SJC-78/150-KR_LFJ,SJC-63/180-KR_SJ
双子山ポイントに向かったけど、沖に出ると予報以上に風が強い。
凪の予報ではなかったから多少の風は覚悟していたけど、それにしても想定より吹いている。
これ以上に強まるようなら撤退も判断する必要がありそうだ。
東風だから海面がラフになるのが怖い。
そう考えてジグを落とすと、これまた想定と違う向きにジグが落ちる。
この強い風よりも影響が大きいくらい潮が効いている。
実は・・・翌18日に釣り船に乗る予定があるため、予備のストックがないジグはロストしたくない。
前回のヒラマサヒットジグ“TBジグ140g”は・・・当日中にロストして即補充済みだが、再びのロストは避けたいから封印だ。
でも・・・マグロの可能性を感じることなど1年に1日か2日・・・更にそこでタイミング良く出艇できることなど、人生の中で何度あるだろう・・・ジグ1個のロストを恐れている場合か?
気持ちが向いたらTBジグも投入しようか。
今となっては序盤はどのジグを使ったか覚えてないけど、確かスキッドジグは使った気がする。
このジグは昨シーズンから持ってはいて、だけど結果が出ないから自分の中での評価がダダ落ちだった。
でも前々回だか入魂できたから、この期に一気に釣れるイメージを定着させたい。
クレイドルフォールで着底させて、タダ巻きの高速巻き上げで回収して再フォール・・・の繰り返し。
これでフォールも巻き上げもバイトチャンス・・・らしい。
そして風に吹かれながらノーバイトのまま時間が過ぎた。
この悪い流れを打破しなくては・・・
TBジグだ!
120gなら予備ストックあるのだけど、この風&潮だと、重い方が良さそうだ。
頼むから根掛かりしないでくれよ・・・!
今回もフロント&リアのフックセッティングで水平フォールを意識した。
そして難なく釣れた!
ワカシだけど。
TBジグ流石だ。
が・・・直後・・・根掛かりロスト~!!
そして風が強まる。
心が折れ・・・そもそも海況も撤退を判断すべき域に達した。
撤退だ!!
沖での実釣は45分ほどでした。
その短時間で最も失ってはいけないTBジグ140gをロスト・・・
気持ちは晴れないけど、それでも明日の釣り船に向けてタックル準備しないと。
翌日に続く・・・
★獲物1匹ゴミ1個運動★
写真ないけどコーヒー缶1個だけ拾った。
2017総数:獲物256匹ゴミ257個
★釣り船★
☆11/18(土)
☆釣り船:とも丸
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63,SJC-78/150-KR_LFJ,SJC-63/180-KR_SJ
今回は・・・12/2(土)のジギング大会に向けた練習のつもり。
※平潟港の釣り船ほとんど(全て?)が参加する大会!
だから当日お世話になる第三隆栄丸に乗りたかった。
第三隆栄丸は乗ったことがないため、船の設備とかわからないし、当日ぶっつけ本番はイヤだと思って乗ることにしたのです。
だけど・・・前日19時に確認したら強風予報のため出船しない・・・
でも乗るつもりで準備しちゃったし・・・急いで他の船に電話したら、とも丸が出るらしい。
『強風で早上がりの心配もあるけど、それでも良ければ・・・』
そうして、6時出船・・・!
今回は、どむオ氏とその友人・・・僕を含めて3名だ。
他のお客さんも含めて10名いないくらいの乗船だったかな?
沖に向かう途中で船長からのアナウンスが。
『沖のポイントまで行こうと思いましたが、風が強いのでやめます。ここらで何か釣れるか、やってみましょう。太刀魚も着くポイントなので、やってみて下さい。』
マグロは・・・諦めるしかないのか。
だけど水深は30m強?(恐らく今回の本命ポイントは水深50mほどの地点だったのかな?)
ここでも可能性はあるだろう。
第1投!
120~150gがメインになるだろうけど、第1投だけは誰よりも早い着底のためにオンジジグ220gを!
着底!・・・根掛かり!!・・・ロスト・・・
何と言う幕開けだ・・・
続いてTBジグ120gとか、スローナックル140gとか・・・何種類かを試してから、フェザーライトに持ち替えてTGベイトを!!
オリカラのグローベリー・・・これもロストした。
泣きたい。
こうして序盤は僕にワカシ①,別な方がジグでワカシのダブルヒット①のみ・・・
この釣況はヤバくないか?
そうこうしているうちに、どむオ氏は船酔いでダウン・・・
テンヤの方が30cmほどだかのマゾイを釣ったり、ワカシダブルの方が太刀魚を釣ったくらい。
中盤からは、ワカシダブル&太刀魚の方がポツポツとワカシ~イナダを釣り続けた。
僕は、ジグのチェンジを繰り返しつつワカシをポツポツ・・・
ジグのローテも、本来は釣れる中で『このジグに替えた方がいいかも!』と感じて交換するのが理想だけど、釣れてない中で何もヒントも得られず・・・数撃ちゃ当る方式で次々とジグ交換&アクション変化を繰り返した。
魚探に反応は映るようだから、魚はいる。
何かスイッチが入ればペースをつかめるはずだ。
そうして、結果的にはスキッドジグが効いた。
サイズもイナダに入れ替わり、他の方たちよりも早いタイミングで僕は徐々にペースをつかみ始めた。
スキッドジグを海底から高速回収する途中でヒットするパターンから始まり、時間とともにヒットパターンは変化した。
タダ巻きでの回収には変わらないけどスローリトリーブに反応が良くなったり、タダ巻きからのストップとか再フォール直後とか、とにかくタダ巻きの最中に追って来ているのだろうとイメージ出来た。
ペースをつかみかけた頃に、ポイント移動が多くなった。
潮が速いようで、魚探の反応の真上にステイできないようだ。
冬に太刀魚狙いで乗船した時に、この船長が
『俺は反応の真上に丁寧に着けるから、出来るだけ真下に落として欲しいんだよね。あと、足の速い青物の群れに着ける時には、群れが抜ける前にすぐに落として欲しい。だからジグは重いのが欲しい時がある。』
みたいなことを言っていたのを思い出した。
今回もイナダの群れに丁寧に着けてくれてるのか?
そう思ったから、ペースをつかみ始めていたスキッドジグ100gから、同じスキッドジグの150gにチェンジした。
そしたら偶々そのタイミングで・・・
小移動途中でアナウンスが。
『落とす準備しといてね~!』
やはり足の速い反応を追っている!?
エンジン音から減速に気付いた時・・・
『はい今!やって!』
他のメンバーが立ち上がる前に、僕はスキッドジグを投下した!
そして着底前にヒット~!
いくらか型の良いイナダでした。
(せめてワラサ欲しいのだけど!)
こうして飽きない程度に追加できた時間帯・・・
“シャクルと釣れない!”
これが途中までの印象だった。
それが、僕のペースが落ちた頃に、どむオ氏の友人に初ヒット,続いて連発ラッシュで船長に叩き起こされたグロッキーどむオ氏のハイピッチにもヒット・・・パターンが変化した?!
変化を感じ取って1ピッチのロングフォールジャークに変えると・・・再び連発~!
パターンて大事だ・・・だから面白い。
それから、終始『べた底やってね~!』
とアナウンスしていた船長が終盤に
『底から20mの辺りちょっとやってみて~!』
と言ったのが聞こえた。
皆20m巻き上げてシャクッたのだろうけど、僕は直感的に
『そんな急にワカシが泳層変わるものか?別の魚じゃ?』
と思った。
(実は鯛を期待した。)
それで、フェザーライトに持ち替えてTGベイトを!
フォール途中でラインがふけた。
何かヒット~!
見えて来たのはサバ!なかなか良い型!
サバだけ入れ食いの時には煙たがってしまうけど、こうもイナダしかいないとオカズ的にサバがとても嬉しい。
周りがイナダラッシュで沸いている中で、急いでサバのハラワタを抜いた。
これで氷漬けすれば生鯖が食べられる!
そうこうして結局はワカシ⑤イナダ⑨サバ①の計15匹だった。
序盤の絶望的な釣況からすれば、どうにかこうにか楽しめたけど、それでも根魚とか混じらなかったのが残念だ。
鍋にしたかったのに・・・
次回・・・実は今回は予報的にダメかと思い、保険として次週11/24(金)も予約済みなのです。
栃木のゴリ氏と2名で、とも丸に乗船です。
次こそはマグロ(と言わずせめて根魚・・・)求めて頑張ります!!

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※やってることは普段と変わらない釣りです。
月曜にメーターヒラマサを釣ってから、次の出艇は金曜となりました。
夜勤明けで昼からの出艇の予定だけど、ここ数回は早朝に釣果が集中していた気がする。
日中はどうなのだろう?
そしたら夜勤前の木曜の日中・・・弟からLINEが。
『Nでマグロかもしれない巨大魚がジャンプしてる・・・!』
EP.Nでは昨年だか一昨年だかにも、ほんの1日か2日だけど、マグロ騒動があった。
堤防の目の前をキハダが泳いで行ったとか、ストリンガーで堤防から垂らしていたイナダにマグロが食いついたとか・・・
他人から流れて来た話は、どこまで信用して良いモノかわからない。
だからヒラマサの可能性はあるけど、1年のうちの一瞬だけなら、潮とかベイトの加減で岸に寄って来る可能性もあるのかもしれない。
そして更に、僕が昨冬に数回だけ乗ったことがある釣り船“とも丸”の釣果情報をチェックしていたら、至近の1週間くらいの間に
『マグロと思われる魚がヒットしましたが、30分の格闘の末ラインブレイクでした。』
との情報が2度も載っていたのです。
とも丸は隣の茨城県ですが、県境の平潟港です。
いわき市も“同海域”と言えるでしょう。
流石に釣り船での数キロ沖のポイントに対して“岸から見える範囲”では、また話が違うとは思いますが。
兎にも角にも、そのタイミングで身内である弟の目撃情報・・・他人の話よりも信頼性がある。
本当にマグロかも・・・
マグロだったら・・・
明日の出艇が楽しみ過ぎる!!
とか考えながら木曜の夜勤に向かいました。
職場の駐車場に着いて当日の釣り船情報をチェックしていると・・・とも丸と同じ平潟港の“長考丸”で・・・マグロが釣られていました!
8キロらしいけど、これがまた大き過ぎず小さ過ぎず・・・僕らの普段のタックルでも対応出来るかもしれない絶妙なサイズだと思う。
ドキドキとワクワクが止まらない夜勤となりました。
夜勤が終わり気合い入れて準備・・・
11:45頃の出艇となりました。
★2017paddling-⑨④★
☆11/17(金)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:SJC-78/150-KR_LFJ,SJC-63/180-KR_SJ
双子山ポイントに向かったけど、沖に出ると予報以上に風が強い。
凪の予報ではなかったから多少の風は覚悟していたけど、それにしても想定より吹いている。
これ以上に強まるようなら撤退も判断する必要がありそうだ。
東風だから海面がラフになるのが怖い。
そう考えてジグを落とすと、これまた想定と違う向きにジグが落ちる。
この強い風よりも影響が大きいくらい潮が効いている。
実は・・・翌18日に釣り船に乗る予定があるため、予備のストックがないジグはロストしたくない。
前回のヒラマサヒットジグ“TBジグ140g”は・・・当日中にロストして即補充済みだが、再びのロストは避けたいから封印だ。
でも・・・マグロの可能性を感じることなど1年に1日か2日・・・更にそこでタイミング良く出艇できることなど、人生の中で何度あるだろう・・・ジグ1個のロストを恐れている場合か?
気持ちが向いたらTBジグも投入しようか。
今となっては序盤はどのジグを使ったか覚えてないけど、確かスキッドジグは使った気がする。
このジグは昨シーズンから持ってはいて、だけど結果が出ないから自分の中での評価がダダ落ちだった。
でも前々回だか入魂できたから、この期に一気に釣れるイメージを定着させたい。
クレイドルフォールで着底させて、タダ巻きの高速巻き上げで回収して再フォール・・・の繰り返し。
これでフォールも巻き上げもバイトチャンス・・・らしい。
そして風に吹かれながらノーバイトのまま時間が過ぎた。
この悪い流れを打破しなくては・・・
TBジグだ!
120gなら予備ストックあるのだけど、この風&潮だと、重い方が良さそうだ。
頼むから根掛かりしないでくれよ・・・!
今回もフロント&リアのフックセッティングで水平フォールを意識した。
そして難なく釣れた!
ワカシだけど。
TBジグ流石だ。
が・・・直後・・・根掛かりロスト~!!
そして風が強まる。
心が折れ・・・そもそも海況も撤退を判断すべき域に達した。
撤退だ!!
沖での実釣は45分ほどでした。
その短時間で最も失ってはいけないTBジグ140gをロスト・・・
気持ちは晴れないけど、それでも明日の釣り船に向けてタックル準備しないと。
翌日に続く・・・
★獲物1匹ゴミ1個運動★
写真ないけどコーヒー缶1個だけ拾った。
2017総数:獲物256匹ゴミ257個
★釣り船★
☆11/18(土)
☆釣り船:とも丸
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63,SJC-78/150-KR_LFJ,SJC-63/180-KR_SJ
今回は・・・12/2(土)のジギング大会に向けた練習のつもり。
※平潟港の釣り船ほとんど(全て?)が参加する大会!
だから当日お世話になる第三隆栄丸に乗りたかった。
第三隆栄丸は乗ったことがないため、船の設備とかわからないし、当日ぶっつけ本番はイヤだと思って乗ることにしたのです。
だけど・・・前日19時に確認したら強風予報のため出船しない・・・
でも乗るつもりで準備しちゃったし・・・急いで他の船に電話したら、とも丸が出るらしい。
『強風で早上がりの心配もあるけど、それでも良ければ・・・』
そうして、6時出船・・・!
今回は、どむオ氏とその友人・・・僕を含めて3名だ。
他のお客さんも含めて10名いないくらいの乗船だったかな?
沖に向かう途中で船長からのアナウンスが。
『沖のポイントまで行こうと思いましたが、風が強いのでやめます。ここらで何か釣れるか、やってみましょう。太刀魚も着くポイントなので、やってみて下さい。』
マグロは・・・諦めるしかないのか。
だけど水深は30m強?(恐らく今回の本命ポイントは水深50mほどの地点だったのかな?)
ここでも可能性はあるだろう。
第1投!
120~150gがメインになるだろうけど、第1投だけは誰よりも早い着底のためにオンジジグ220gを!
着底!・・・根掛かり!!・・・ロスト・・・
何と言う幕開けだ・・・
続いてTBジグ120gとか、スローナックル140gとか・・・何種類かを試してから、フェザーライトに持ち替えてTGベイトを!!
オリカラのグローベリー・・・これもロストした。
泣きたい。
こうして序盤は僕にワカシ①,別な方がジグでワカシのダブルヒット①のみ・・・
この釣況はヤバくないか?
そうこうしているうちに、どむオ氏は船酔いでダウン・・・
テンヤの方が30cmほどだかのマゾイを釣ったり、ワカシダブルの方が太刀魚を釣ったくらい。
中盤からは、ワカシダブル&太刀魚の方がポツポツとワカシ~イナダを釣り続けた。
僕は、ジグのチェンジを繰り返しつつワカシをポツポツ・・・
ジグのローテも、本来は釣れる中で『このジグに替えた方がいいかも!』と感じて交換するのが理想だけど、釣れてない中で何もヒントも得られず・・・数撃ちゃ当る方式で次々とジグ交換&アクション変化を繰り返した。
魚探に反応は映るようだから、魚はいる。
何かスイッチが入ればペースをつかめるはずだ。
そうして、結果的にはスキッドジグが効いた。
サイズもイナダに入れ替わり、他の方たちよりも早いタイミングで僕は徐々にペースをつかみ始めた。
スキッドジグを海底から高速回収する途中でヒットするパターンから始まり、時間とともにヒットパターンは変化した。
タダ巻きでの回収には変わらないけどスローリトリーブに反応が良くなったり、タダ巻きからのストップとか再フォール直後とか、とにかくタダ巻きの最中に追って来ているのだろうとイメージ出来た。
ペースをつかみかけた頃に、ポイント移動が多くなった。
潮が速いようで、魚探の反応の真上にステイできないようだ。
冬に太刀魚狙いで乗船した時に、この船長が
『俺は反応の真上に丁寧に着けるから、出来るだけ真下に落として欲しいんだよね。あと、足の速い青物の群れに着ける時には、群れが抜ける前にすぐに落として欲しい。だからジグは重いのが欲しい時がある。』
みたいなことを言っていたのを思い出した。
今回もイナダの群れに丁寧に着けてくれてるのか?
そう思ったから、ペースをつかみ始めていたスキッドジグ100gから、同じスキッドジグの150gにチェンジした。
そしたら偶々そのタイミングで・・・
小移動途中でアナウンスが。
『落とす準備しといてね~!』
やはり足の速い反応を追っている!?
エンジン音から減速に気付いた時・・・
『はい今!やって!』
他のメンバーが立ち上がる前に、僕はスキッドジグを投下した!
そして着底前にヒット~!
いくらか型の良いイナダでした。
(せめてワラサ欲しいのだけど!)
こうして飽きない程度に追加できた時間帯・・・
“シャクルと釣れない!”
これが途中までの印象だった。
それが、僕のペースが落ちた頃に、どむオ氏の友人に初ヒット,続いて連発ラッシュで船長に叩き起こされたグロッキーどむオ氏のハイピッチにもヒット・・・パターンが変化した?!
変化を感じ取って1ピッチのロングフォールジャークに変えると・・・再び連発~!
パターンて大事だ・・・だから面白い。
それから、終始『べた底やってね~!』
とアナウンスしていた船長が終盤に
『底から20mの辺りちょっとやってみて~!』
と言ったのが聞こえた。
皆20m巻き上げてシャクッたのだろうけど、僕は直感的に
『そんな急にワカシが泳層変わるものか?別の魚じゃ?』
と思った。
(実は鯛を期待した。)
それで、フェザーライトに持ち替えてTGベイトを!
フォール途中でラインがふけた。
何かヒット~!
見えて来たのはサバ!なかなか良い型!
サバだけ入れ食いの時には煙たがってしまうけど、こうもイナダしかいないとオカズ的にサバがとても嬉しい。
周りがイナダラッシュで沸いている中で、急いでサバのハラワタを抜いた。
これで氷漬けすれば生鯖が食べられる!
そうこうして結局はワカシ⑤イナダ⑨サバ①の計15匹だった。
序盤の絶望的な釣況からすれば、どうにかこうにか楽しめたけど、それでも根魚とか混じらなかったのが残念だ。
鍋にしたかったのに・・・
次回・・・実は今回は予報的にダメかと思い、保険として次週11/24(金)も予約済みなのです。
栃木のゴリ氏と2名で、とも丸に乗船です。
次こそはマグロ(と言わずせめて根魚・・・)求めて頑張ります!!

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2017年11月16日
【追記】メーターヒラマサを振り返る。
前記事の通りヒラマサ102cmをキャッチ出来ました。
感じたこととか・・・まだ書き足りない部分があるため、補足記事を投稿してみたいと思います。
まずはタックルデータから
☆Kayak:Profish45(VikingKayakJapan)=愛称:デリカ丸
☆Rod:SJC-78/150-KR_LFJ(Abu Garcia)
☆Reel:SALTY STAGE REVO LJ-3(Abu Garcia)
☆Line:フロロ20LB=50m(下巻き:PE2号=150m)
☆Lure:ソルティガTBジグ140gピンクグロー(DAIWA)
本題・・・
釣り上げてみての感想としては、浅い根周りで成す術なくラインブレイクした過去の数回と比べたら、ファイト中の印象は全くの別モノだった。
この海域ではオカッパリからの方が狙い易いくらいの浅い根周りにヒラマサがいるけれど、そこでヒットさせるとファーストランを止めることが出来ずに根に擦られてブレイクしてしまう。
過去に水深5mほどのエリアで73cmまでは釣ったことがあるけれど、ドラグを限界まで締めてゴリ巻きする必要があった。
その時の感覚だと『同じエリアでメーター級を掛けたら、恐らく獲れないだろう。』と思っていた。
いや、今でもそう思ってる。
(だからこそ、102cmを釣り上げた今でも、オカッパリのメーターヒラマサアングラーには尊敬の念を捨てられない。)
理由は、オカッパリや船と違い全身の体重を預けて踏ん張ることが出来ないカヤックだから、どうしても上体だけで耐えられるパワーには限界がある。
せめて水深10mとかあれば違うけど、極めて浅い根の上だと、ドラグを滑らせて“いなす”余裕が持てないから。
だからゴリ巻きすることになる。
でも、カヤックだと安定を維持するには掛けられるドラグ値にも限度がある。
バーチカルな釣りで真下に引き込まれるならまだしも、浅いエリアだとキャスティングで掛けて横に走られることにもなるから。
そうなると、タックルのパワーとかライン強度とかをどれだけヘビーにしたところで、カヤックの安定を維持するためにドラグを限界まで締め込むことはできない。
ドラグが緩いままならば、ラインを太くした意味が・・・となってしまう。
対して、沖の水深20mとかでヒットさせれば、ドラグの調整でいなすことも出来るし、勝算はあると思っていた。
それでも、沖で掛けた魚でも過去に何度か逃げられてはいる。
(獲れなかった魚の大半は浅い根周りで潜られてのブレイクだから、沖で純粋にパワー負けしてのブレイクは数える程度だけど。)
えげつないドラグ音にビビってファーストランを無理に止めようとドラグを締め過ぎてしまいブレイクとか・・・
でもラインは200mとかは巻いているのであって、落ち着いて走らせて、ファーストランが止まってから巻き取ればいいと自分に言い聞かせるようになり、そしたら次は余裕を持ちすぎてドラグ緩め過ぎて根に潜られたり・・・また逆に潜られるのを恐れてドラグを締めたらショック吸収できずにフックオフが増えたり。
そのような失敗を繰り返して、海底の地形を常にイメージするようになり、根に潜られそうならどうにか止められるギリギリまでドラグを締めたり、潜られない限りはフックオフも防止するために緩めて時間を掛けたり・・・そうした対処が自然と出来るようになっていました。
だから、今シーズンは75cmのワラサ級なら楽しむ余裕も出来ていたし、先日のサメかもしれない破壊力抜群の疾走にも落ち着きを保つことは出来た。
そうした面から、そろそろ80cm級の青物ならばキャッチできるだろうと感じていた。
だけど、僕にはなかなかヒットしなかった。
仲間からは時たま『デカいのに切られた!』との報告が聞こえて来たけど、僕の場合は時たまあるラインブレイクは根ズレによるもの。
明らかに『デカかった・・・』と思えるブレイクは、本当に先日のサメらしい魚が久々で、その前後でも本当にデカい魚との遭遇には恵まれてなかった。
だから、貴重なチャンスをモノにできたことは素直に嬉しい。
だけれど・・・冒頭にも書いた通り、浅い根周りでのヒラマサとは本当に別モノだった。
浅いエリアだと横にしか走れないから、余計にスピードに乗って疾走されてしまうのだろう。
締めたドラグも瞬く間に引き出されて、過去にはファーストランで50mとか100mとか出されたこともある。
でも今回は、下巻きのPEが見えて来なかった。
フロロ20LBを50mのロングリーダー?とする特殊なラインシステムにしてるけど、そのフロロ50mで事足りてしまったのだ。
もちろん下に引き込むトルクは凄まじかった。
だけど、横向きに走る距離は僅かだった。
それでも、序盤は根に向かうファーストランを止めるために締め込んだドラグを、確実に出し続けた。
そのパワーは間違いなくデカい魚だと確信するのに十分だった。
両手でポンピングして、左手をリールハンドルに移す間にも、右手だけではロッドを伸されてしまった。
だから過去に浅い根周りで73cmを釣った時を思い出し、ロッドは右手,脇の下,左太ももで支えて、左手はリールを巻き続けることも試してみた。
相手の走りが緩んだ僅かな間だけは巻き取ることが出来たけど、ほとんどドラグが滑ったままハンドルだけが周り続けた。
こうした“ゴリ巻き”はスピニングの方が向いていると感じる。
スピニングなら、ドラグが滑り続ける間もベールを回し続けることが出来るから。
ベールの回転以上にドラグが滑っている場合が多いけど、それでも僅かにでも巻き取り量の方が勝っている瞬間は、巻き取ることが出来ている。
これはオカッパリのヒラマサアングラーが用いる巻き方らしい。
だれに聞いたのかも忘れたけど。
・・・そうして、僅かずつでも浮いてくる相手と、乳酸が溜まり続ける僕の上体・・・相手が一瞬でも上を向いてテンションが緩んだ時・・・チャンスとばかりに巻き取ることを続けたけど、それでも、何度かは“休むチャンス”と感じて片腕ずつ力を抜いたりしてしまった。
そうしないと体が持たなかった。
例えばマグロとか、今回のヒラマサとは比べ物にならないような対象魚を相手にしているアングラーもいる。
彼らからすれば“メーターヒラマサごとき”と言われてしまうかもしれないけど、でも、こちらはカヤックなのだ。
下半身の踏ん張りが使えないのだ。
人間の体の中で最も容量が大きい筋肉は太ももだ。
との太ももが全く役に立たない体勢でのファイトを強いられているのだ。
他のスポーツ・・・釣りも含めてだけど、普通は体全体を使える人が上手だと言われる。
でもカヤックからのキャストやファイトは、腕力が主体となってしまう。
更に腕力を最大限に力むためにバランスを保つ役割として、次に必要なのが体幹だと思う。
僕はガタイの割に腕力はないけれど、腹筋と背筋には自信がある。
だから、比較的バランスは体幹で保ちながら、上体の力でロッドを支え続けた。
“釣りはスポーツ”と言うけれど、その言葉にしっくり感じない方もいるだろう。
僕もその中の1人だ。
否定はしない。
スポーツの1種ではあるとは思う。
だけど・・・“カヤックフィッシングはスポーツだ”と言われれば、とてもしっくり来る気がする。
スライダーズのフィジカル担当・・・いやこれは自称なので、他称だとチョビー氏の言葉をお借りして“体力バカ”な自分だけど、それでも、実は、恥ずかしながら・・・
今回のヒラマサとのファイトで右肩が痛みました。
ファイト時間およそ10分間のほとんどで、肩よりも高い位置に手首を持ち上げる動作を繰り返したから。
これがオカッパリとか船であれば、ロッドは下向きから腰の高さまでのポンピングでも対処できると思う。
でもカヤックは腰の高さに海面があるから、どうしても海面と平行の位置から更に上にポンピングする必要があった。
昨日の夜勤明けと、今日の夜勤前・・・海況が悪くて良かった。
カヤックを漕ぐのには、ちょっと躊躇するくらいの痛みが、今朝まで右肩に残っていました。
明日の夜勤明けには、カムバック予定ですが。
さて、着岸してからのことを書きます。
着岸後に改めて写真を撮ろうとしたら、背中に何か刺さっていることに気付きました。
『PHONE 〇〇〇・・・(数字)』
フォーン?電話?この数字は電話番号?
そうか、リリースタグか。
始めて見た。
早速電話してみました。
J『はい。ジャパンゲームフィッシングアソシエーションです。』
U『あの・・・タグ付いた魚を釣ったんですけど。』
J『ご連絡ありがとうございます。魚種と、タグ番号を教えて下さい。』
U『ヒラマサで、番号は〇〇〇・・・』
J『ただいま検索してみます。続いて大きさと、釣り上げた場所を教えて下さい。』
U『102cmです。場所は福島県いわき市です。』
J『いわき市沖ですね?差し支えなければ船の名前を・・・』
U『シーカヤック・・・です。』
J『これはずいぶん大きなのをカヤックから釣りましたね!それで・・・ごめんなさい、検索しましたがリリース時のデータが報告を受けていないようで、でもタグを配ったアングラーは記録管理されてますから、ご本人に問い合わせて報告を頂いて、U様には改めて、ご連絡頂いたお礼を含めて記念品と、同時にリリース時のデータを郵送させて頂きます。本日は本当に、おめでとうございました。』
と、言う具合でした。
協会HPで確認したら、記念品はバンダナのようです。
嬉しい・・・
そして車から80cmクーラーを降ろして、仕舞おうとしましたが・・・斜めでも入らない。
仕方なく尻尾を切り落として格納できた。
その尻尾は、焼いてガクに食べさせました。

それから、解体はどうしよう・・・
自宅の台所のまな板では間違いなく難しい。
屋外の流し台に大物用まな板があるけど・・・でも骨を断つだけでも大変そうだ。
で、初めて自分の魚を持って魚屋に行くことに。
この魚屋は家族ともども馴染みの魚屋で、魚屋の隣のコンビニに寄っているとカヤックに気付いて話しかけてくれる方です。
そうして普段は『U君!今日は何釣って来た?クーラー見せてみろ!』
『お~これはいいソイだわ。』とか
『マゴチか~これは捌くの面倒なヤツだな~』とか
『アイナメか。今は脂乗ってて時期だべ?』とか
何かと魚のウンチクを教えてくれるため、とても勉強になります。
そして日ごろから
『そのうち魚持って来てみろ!捌き方教えてやっから!』
と言われていたため、良い機会だと思い持参してみました。
到着すると、他のお客様向けの刺身を用意しているところだった。
『時間大丈夫か?これだけやっちまうから待っててな。』
と言われたため、作業を見学して待っていた。
僕も釣ってくるような30cmに満たないアジだけど、色が素晴らしい。
『これは脂が乗ってると、こういう色なんですか?』
『そうなんだよ、これは青森のアジなんだけど、最近どういうわけか北のアジがイイんだよ。北のアジがイイなんてことなかったんだけどなぁ。海が変わって来てんだよなぁ。U君よ、ヒラマサなんてよ、昔から釣れたか?ここ最近増えてんだろ?昔は俺らのとこになんて、ブリしか入って来なかったけどなぁ。今は市場にもヒラマサ入ってんだよなぁ。海がオカシイよなぁ。』
と言うウンチクから始まり、僕のヒラマサを捌き始めると、解説付きで捌き方を教えてくれた。
『ハラワタ抜いておいたんだな、血抜きも大事だけどよ、このハラワタ抜くってのが、イチバン大事なんだ。どれどれ、いや、硬いな~!こんな魚、捌いたことねぇぞ。普通は魚屋に入って来る魚は、3日とか4日の魚だからな。これはイキが良すぎる。肉も厚いし、魚じゃなくて肉を切ってるみてぇだ。これ、今日は食うなよ?大体にして釣り人ってのは、食べるの早過ぎんだよ。旨味が出るのは3日4日してからだかんな。空気に触れちゃったとこだけ色が変わるから、その表面だけ削ぎ落して食えば、1週間くらい食えるから。』
とか色々と教えてくれながら、頭まで細かく切り分けてくれた。
そして・・・
3日目に食べた刺身は絶品だった。

魚屋さんに『これだけ脂が入った魚なら、頭がイチバン旨い!』とオススメされた(ブリ大根風)ヒラマサ大根も絶品で、その煮汁で食べたラーメンも美味だった。

今朝は起きたら畑の手伝いをして、ヒラマサ大根の残りと、頭の一部の塩焼きを肴に、午前中からビール!


そうして、夜勤前まで昼寝をしたいと思います。
書きたいこと書ききれたか微妙ですが・・・おやすみなさい!

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2017/11/14
感じたこととか・・・まだ書き足りない部分があるため、補足記事を投稿してみたいと思います。
まずはタックルデータから
☆Kayak:Profish45(VikingKayakJapan)=愛称:デリカ丸
☆Rod:SJC-78/150-KR_LFJ(Abu Garcia)
☆Reel:SALTY STAGE REVO LJ-3(Abu Garcia)
☆Line:フロロ20LB=50m(下巻き:PE2号=150m)
☆Lure:ソルティガTBジグ140gピンクグロー(DAIWA)
本題・・・
釣り上げてみての感想としては、浅い根周りで成す術なくラインブレイクした過去の数回と比べたら、ファイト中の印象は全くの別モノだった。
この海域ではオカッパリからの方が狙い易いくらいの浅い根周りにヒラマサがいるけれど、そこでヒットさせるとファーストランを止めることが出来ずに根に擦られてブレイクしてしまう。
過去に水深5mほどのエリアで73cmまでは釣ったことがあるけれど、ドラグを限界まで締めてゴリ巻きする必要があった。
その時の感覚だと『同じエリアでメーター級を掛けたら、恐らく獲れないだろう。』と思っていた。
いや、今でもそう思ってる。
(だからこそ、102cmを釣り上げた今でも、オカッパリのメーターヒラマサアングラーには尊敬の念を捨てられない。)
理由は、オカッパリや船と違い全身の体重を預けて踏ん張ることが出来ないカヤックだから、どうしても上体だけで耐えられるパワーには限界がある。
せめて水深10mとかあれば違うけど、極めて浅い根の上だと、ドラグを滑らせて“いなす”余裕が持てないから。
だからゴリ巻きすることになる。
でも、カヤックだと安定を維持するには掛けられるドラグ値にも限度がある。
バーチカルな釣りで真下に引き込まれるならまだしも、浅いエリアだとキャスティングで掛けて横に走られることにもなるから。
そうなると、タックルのパワーとかライン強度とかをどれだけヘビーにしたところで、カヤックの安定を維持するためにドラグを限界まで締め込むことはできない。
ドラグが緩いままならば、ラインを太くした意味が・・・となってしまう。
対して、沖の水深20mとかでヒットさせれば、ドラグの調整でいなすことも出来るし、勝算はあると思っていた。
それでも、沖で掛けた魚でも過去に何度か逃げられてはいる。
(獲れなかった魚の大半は浅い根周りで潜られてのブレイクだから、沖で純粋にパワー負けしてのブレイクは数える程度だけど。)
えげつないドラグ音にビビってファーストランを無理に止めようとドラグを締め過ぎてしまいブレイクとか・・・
でもラインは200mとかは巻いているのであって、落ち着いて走らせて、ファーストランが止まってから巻き取ればいいと自分に言い聞かせるようになり、そしたら次は余裕を持ちすぎてドラグ緩め過ぎて根に潜られたり・・・また逆に潜られるのを恐れてドラグを締めたらショック吸収できずにフックオフが増えたり。
そのような失敗を繰り返して、海底の地形を常にイメージするようになり、根に潜られそうならどうにか止められるギリギリまでドラグを締めたり、潜られない限りはフックオフも防止するために緩めて時間を掛けたり・・・そうした対処が自然と出来るようになっていました。
だから、今シーズンは75cmのワラサ級なら楽しむ余裕も出来ていたし、先日のサメかもしれない破壊力抜群の疾走にも落ち着きを保つことは出来た。
そうした面から、そろそろ80cm級の青物ならばキャッチできるだろうと感じていた。
だけど、僕にはなかなかヒットしなかった。
仲間からは時たま『デカいのに切られた!』との報告が聞こえて来たけど、僕の場合は時たまあるラインブレイクは根ズレによるもの。
明らかに『デカかった・・・』と思えるブレイクは、本当に先日のサメらしい魚が久々で、その前後でも本当にデカい魚との遭遇には恵まれてなかった。
だから、貴重なチャンスをモノにできたことは素直に嬉しい。
だけれど・・・冒頭にも書いた通り、浅い根周りでのヒラマサとは本当に別モノだった。
浅いエリアだと横にしか走れないから、余計にスピードに乗って疾走されてしまうのだろう。
締めたドラグも瞬く間に引き出されて、過去にはファーストランで50mとか100mとか出されたこともある。
でも今回は、下巻きのPEが見えて来なかった。
フロロ20LBを50mのロングリーダー?とする特殊なラインシステムにしてるけど、そのフロロ50mで事足りてしまったのだ。
もちろん下に引き込むトルクは凄まじかった。
だけど、横向きに走る距離は僅かだった。
それでも、序盤は根に向かうファーストランを止めるために締め込んだドラグを、確実に出し続けた。
そのパワーは間違いなくデカい魚だと確信するのに十分だった。
両手でポンピングして、左手をリールハンドルに移す間にも、右手だけではロッドを伸されてしまった。
だから過去に浅い根周りで73cmを釣った時を思い出し、ロッドは右手,脇の下,左太ももで支えて、左手はリールを巻き続けることも試してみた。
相手の走りが緩んだ僅かな間だけは巻き取ることが出来たけど、ほとんどドラグが滑ったままハンドルだけが周り続けた。
こうした“ゴリ巻き”はスピニングの方が向いていると感じる。
スピニングなら、ドラグが滑り続ける間もベールを回し続けることが出来るから。
ベールの回転以上にドラグが滑っている場合が多いけど、それでも僅かにでも巻き取り量の方が勝っている瞬間は、巻き取ることが出来ている。
これはオカッパリのヒラマサアングラーが用いる巻き方らしい。
だれに聞いたのかも忘れたけど。
・・・そうして、僅かずつでも浮いてくる相手と、乳酸が溜まり続ける僕の上体・・・相手が一瞬でも上を向いてテンションが緩んだ時・・・チャンスとばかりに巻き取ることを続けたけど、それでも、何度かは“休むチャンス”と感じて片腕ずつ力を抜いたりしてしまった。
そうしないと体が持たなかった。
例えばマグロとか、今回のヒラマサとは比べ物にならないような対象魚を相手にしているアングラーもいる。
彼らからすれば“メーターヒラマサごとき”と言われてしまうかもしれないけど、でも、こちらはカヤックなのだ。
下半身の踏ん張りが使えないのだ。
人間の体の中で最も容量が大きい筋肉は太ももだ。
との太ももが全く役に立たない体勢でのファイトを強いられているのだ。
他のスポーツ・・・釣りも含めてだけど、普通は体全体を使える人が上手だと言われる。
でもカヤックからのキャストやファイトは、腕力が主体となってしまう。
更に腕力を最大限に力むためにバランスを保つ役割として、次に必要なのが体幹だと思う。
僕はガタイの割に腕力はないけれど、腹筋と背筋には自信がある。
だから、比較的バランスは体幹で保ちながら、上体の力でロッドを支え続けた。
“釣りはスポーツ”と言うけれど、その言葉にしっくり感じない方もいるだろう。
僕もその中の1人だ。
否定はしない。
スポーツの1種ではあるとは思う。
だけど・・・“カヤックフィッシングはスポーツだ”と言われれば、とてもしっくり来る気がする。
スライダーズのフィジカル担当・・・いやこれは自称なので、他称だとチョビー氏の言葉をお借りして“体力バカ”な自分だけど、それでも、実は、恥ずかしながら・・・
今回のヒラマサとのファイトで右肩が痛みました。
ファイト時間およそ10分間のほとんどで、肩よりも高い位置に手首を持ち上げる動作を繰り返したから。
これがオカッパリとか船であれば、ロッドは下向きから腰の高さまでのポンピングでも対処できると思う。
でもカヤックは腰の高さに海面があるから、どうしても海面と平行の位置から更に上にポンピングする必要があった。
昨日の夜勤明けと、今日の夜勤前・・・海況が悪くて良かった。
カヤックを漕ぐのには、ちょっと躊躇するくらいの痛みが、今朝まで右肩に残っていました。
明日の夜勤明けには、カムバック予定ですが。
さて、着岸してからのことを書きます。
着岸後に改めて写真を撮ろうとしたら、背中に何か刺さっていることに気付きました。
『PHONE 〇〇〇・・・(数字)』
フォーン?電話?この数字は電話番号?
そうか、リリースタグか。
始めて見た。
早速電話してみました。
J『はい。ジャパンゲームフィッシングアソシエーションです。』
U『あの・・・タグ付いた魚を釣ったんですけど。』
J『ご連絡ありがとうございます。魚種と、タグ番号を教えて下さい。』
U『ヒラマサで、番号は〇〇〇・・・』
J『ただいま検索してみます。続いて大きさと、釣り上げた場所を教えて下さい。』
U『102cmです。場所は福島県いわき市です。』
J『いわき市沖ですね?差し支えなければ船の名前を・・・』
U『シーカヤック・・・です。』
J『これはずいぶん大きなのをカヤックから釣りましたね!それで・・・ごめんなさい、検索しましたがリリース時のデータが報告を受けていないようで、でもタグを配ったアングラーは記録管理されてますから、ご本人に問い合わせて報告を頂いて、U様には改めて、ご連絡頂いたお礼を含めて記念品と、同時にリリース時のデータを郵送させて頂きます。本日は本当に、おめでとうございました。』
と、言う具合でした。
協会HPで確認したら、記念品はバンダナのようです。
嬉しい・・・
そして車から80cmクーラーを降ろして、仕舞おうとしましたが・・・斜めでも入らない。
仕方なく尻尾を切り落として格納できた。
その尻尾は、焼いてガクに食べさせました。

それから、解体はどうしよう・・・
自宅の台所のまな板では間違いなく難しい。
屋外の流し台に大物用まな板があるけど・・・でも骨を断つだけでも大変そうだ。
で、初めて自分の魚を持って魚屋に行くことに。
この魚屋は家族ともども馴染みの魚屋で、魚屋の隣のコンビニに寄っているとカヤックに気付いて話しかけてくれる方です。
そうして普段は『U君!今日は何釣って来た?クーラー見せてみろ!』
『お~これはいいソイだわ。』とか
『マゴチか~これは捌くの面倒なヤツだな~』とか
『アイナメか。今は脂乗ってて時期だべ?』とか
何かと魚のウンチクを教えてくれるため、とても勉強になります。
そして日ごろから
『そのうち魚持って来てみろ!捌き方教えてやっから!』
と言われていたため、良い機会だと思い持参してみました。
到着すると、他のお客様向けの刺身を用意しているところだった。
『時間大丈夫か?これだけやっちまうから待っててな。』
と言われたため、作業を見学して待っていた。
僕も釣ってくるような30cmに満たないアジだけど、色が素晴らしい。
『これは脂が乗ってると、こういう色なんですか?』
『そうなんだよ、これは青森のアジなんだけど、最近どういうわけか北のアジがイイんだよ。北のアジがイイなんてことなかったんだけどなぁ。海が変わって来てんだよなぁ。U君よ、ヒラマサなんてよ、昔から釣れたか?ここ最近増えてんだろ?昔は俺らのとこになんて、ブリしか入って来なかったけどなぁ。今は市場にもヒラマサ入ってんだよなぁ。海がオカシイよなぁ。』
と言うウンチクから始まり、僕のヒラマサを捌き始めると、解説付きで捌き方を教えてくれた。
『ハラワタ抜いておいたんだな、血抜きも大事だけどよ、このハラワタ抜くってのが、イチバン大事なんだ。どれどれ、いや、硬いな~!こんな魚、捌いたことねぇぞ。普通は魚屋に入って来る魚は、3日とか4日の魚だからな。これはイキが良すぎる。肉も厚いし、魚じゃなくて肉を切ってるみてぇだ。これ、今日は食うなよ?大体にして釣り人ってのは、食べるの早過ぎんだよ。旨味が出るのは3日4日してからだかんな。空気に触れちゃったとこだけ色が変わるから、その表面だけ削ぎ落して食えば、1週間くらい食えるから。』
とか色々と教えてくれながら、頭まで細かく切り分けてくれた。
そして・・・
3日目に食べた刺身は絶品だった。

魚屋さんに『これだけ脂が入った魚なら、頭がイチバン旨い!』とオススメされた(ブリ大根風)ヒラマサ大根も絶品で、その煮汁で食べたラーメンも美味だった。

今朝は起きたら畑の手伝いをして、ヒラマサ大根の残りと、頭の一部の塩焼きを肴に、午前中からビール!


そうして、夜勤前まで昼寝をしたいと思います。
書きたいこと書ききれたか微妙ですが・・・おやすみなさい!

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