2018年01月31日
ゴムの釣り
★2018paddling-④★
☆1/31(水)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
“-6℃”
愛車のサーモメーターで目にした外気温としては・・・この冬の最低記録を更新した。
数日前の雪の朝でも“-5℃”だった。
でも、その寒さにも心を強く持つことが出来た朝でした。
今日は出艇場所&時間帯を即決し兼ねる予報でした。
風が大嫌いな僕らしい基準で選んで・・・EP.Oで早朝からの出艇が最も良さそう。
それで5:00のアラームで最新の予報を確認したら、午前中のEP.Oは風が吹く予報に変わっていた。
むしろ風が吹く予報だったEP.Nの方が、9時前後の2,3時間なら浮けそう。
早朝は我慢して8時頃の出艇とすることにして、二度寝した。
6:00に起きて朝食を。
日の出からの出艇の場合だと、夜明け前の台所で物音を立てて家族を起こしてしまうのを気にして朝食はコンビニだけど、今日は既に家族全員が起きていた。
7:00に車に乗ったら、冒頭の“-6℃”だったわけです。
(仕事の場合は6:40頃に出発するのですが、6:30~7:00が最も気温が下がり切る時間帯かと思う。)
体の芯まで冷えた前回のKFが思い出される・・・
それでも迷わず出発した。
前夜の布団の中でも『何故これほど心が躍るのだろう・・・』とか考えていたのですが、本当に不思議と、今日のKFは楽しみでした。
前回はバサロで2匹のアイナメを釣ったわけですが、交通事故的なと言うか・・・確かに『こうすれば釣れるかも。』と考えて釣り方は選択しているわけですが、どうも『こうすれば釣れるだろう。』とまで確信を持って釣ったわけではなかったのです。
だから終わってから自分なりに考えて・・・(何故TGベイトでは釣れなかったのだろう,TGベイトとバサロの差はどの部分だろう。)
それで自分の中では納得する理屈に辿り着いたから、その理屈に確信を持つことが出来るかどうかが掛かっていたのが、今日でした。
その理屈と言うのはベタなことなのですが・・・
海水温が下がったために、どうしてもターゲットとしている魚は、ベイトを追うにもスピードは遅く,距離は短く,それからベイトに追いついても食いが浅い・・・そのことが前回の結果に表れたのかな?
と考えました。
実はこのところ海水温のチェックを怠っていたのですが、この大寒波の影響なのか、いつの間にか昨冬の最も下がり切った頃と同等まで・・・海水温が低下していました。
8℃台です。
(昨冬は例年より低下が甘かった。)
と、言うわけで2,3年前までは“オフシーズン”と呼んでいた、2,3月の(海水温的に)厳寒期の釣りをしなければいけないタイミングに既に入っていたのです。
そのことに気付くのが遅れたために、自分の釣り方をシフトし切れていなかったことに気付きました。
例年だと海水温が10℃を切る2,3月を前にして、年末年始頃の海水温11,2度くらいのタイミングでアイナメが好釣になる時があるのですが、そのタイミングは産卵後の回復を目的とした荒食いなのか、比較的テンポの速い釣りでもアイナメは元気良くバイトしてくれます。
そのタイミングが『そろそろだろ・・・まだか・・・?』と思っていたのですが、実は過ぎていたみたいです。
海水温の低下が激しい年は、意外にも春先の開幕が早かったりもするようだから、そこだけは期待できる点だとして・・・それにしても今冬は『1匹釣れれば御の字』みたいな時期が2か月は続くだろうか。
(湾奥遠征の頻度が増えそうだ・・・)
だけど、その厳しい時期でも『1匹釣れれば御の字』のところを『もう1匹・・・』と欲張るところが、良くも悪くも僕の性格なのです。
仲間たちは魚の活性にも増して気持ちがオフシーズンな状況ですが、僕はオールシーズン楽しみたい。
そのためにも、また釣り方の幅を広げようと思い付いたところでの今回となりました。
どういう点かと言うと・・・
過去にも似たようなアイディアが浮かんではいました。
要約するとバサロのフックだけ交換して他の漁具系を真似てみるアイディアです。
バサロのヘッド部(シンカー)を、テンヤ・カブラ・タイラバ・インチク等のヘッド部(シンカー)に見立てるわけですが、それぞれの漁具ごとにヘッド部の形状には意味があるため、代用品にはならないだろう・・・とも思い当時は素直にテンヤを買って試したのでした。
このアイディアが自分の中で萎んでた中で、昨夏くらいに興味がソソラレル動画を観ました。
それは“テンヤマゴチ”と呼ばれる釣り方でした。
元々はテンヤにエビを使ってマゴチを釣る乗合船だと思うのですが、エビの代わりにワームをセットする方法が流行して来ているらしいのです。
何が利点なのか・・・?
それは、エビはワームに比べたらエサ持ちが悪いわけですが、フックから落ちにくいワームだと、大胆にキャストして広く探ることも出来るわけです。
でも、ワームならジグヘッドを使えば良いのでは?
そこは恐らく・・・テンヤの独特の形状から生まれるフォールの遅さが大事なのではないかと思いました。
他に着底時の姿勢とか。
この『エサとワームの垣根を超える。』と言うか『エサ釣りをルアーチックに。』と言うか・・・この点に着目しただけで釣りの幅はかなり広がるのだと気付かされました。
それで、昨夏のコチングはスピンテールのキャスティングでしたが、来夏はスピンテール,ワーム,テンヤを組み合わせて使い分けてみたいと考えていたところでした。
どれもライトなスピニングが愛称が良いと思います。
その点は・・・現状ではナブラ撃ちと兼用でグリッサンドのみですが、春までには秘伝のスピニングがお披露目となることでしょう。
この話は現物が完成してからとします。
で、ハードルアー,ソフトルアー,エサ,漁具を組み合わせたゲームフィッシング・・・のアイディアを温めていたところ!
これまた興味深い動画を発見したのでした。
それは田辺哲男氏の“イワシマダイ”ゲームなのですが、田辺氏はイワシの群れに着いた大鯛に対して、タイラバ,カブラ,テンヤ,ワーム・・・それもワームのリグとして用いるのはテンヤとジグヘッドと・・・実に多彩な引き出しを披露してのゲームフィッシングでした。
(ジグヘッド&グラブを縦に巻いてマダイが釣れるのも衝撃でしたが・・・)
結局はマダイの活性とかベイトパターンとか次第で刻一刻と変化するヒットパターンに対応していく釣り方でしたが、その中でも田辺氏は“巻きの釣り”と“フォールの釣り”との言葉で二極化して考えているように感じました。
これらを自分の釣りに置き換えたら・・・当然マダイも釣りたいので参考にはしますが、マダイに限らずアイナメ等の根魚にも有効なアプローチだと思い至りました。
それで、とてもとても前置きが長くなりましたが、前回の2匹のアイナメを振り返ってみると・・・
バサロHD40gをキャスティングで使っていたところ、ボトムに反応が映ったため咄嗟に縦に落としてリフト&フォールで食い込んだものでした。
これ思い返して振り返ってみると・・・ロッドアクションとしては『これテンヤじゃね?!』と感じたのです。
同じリグでもキャストしてスイミングとか横に速いアクションでは反応が無かったけど、遅いフォールとか、むしろストップするくらいのテンポのアクションには反応があった。
これが海水温10℃を切った中での釣り方のヒントじゃないのか?と思いました。
それで、今回は急きょエビを用意することはデキなかったため、前回同様バサロ&ワームではあるけども、テンヤ風な誘いを基本として、とても緩いアクションを心がけてみよう・・・!と前夜の時点でイメージしていました。
『エサと違ってワームは止めてたら見切られるでしょ?』との疑念が捨てられずにアクションを入れてしまいがちだけど、そこは『エビが付いている。』と自分に言い聞かせて“ステイ”の時間も意識的に設けました。
更にタックルも・・・
何度かテンヤでも使用したグリッサンドですが、これまではナブラ撃ちの兼用のためにPE2号で流用してました。
(水深が浅いからどうにか対応デキていた。)
でも今回は(理由は後日にしますが)別件で細いPEを試してみたい事情があったため、ついでにPE0.8号を巻いたリールを持ち出してみたのです。
さて・・・ここまで読んで下さった方は本当にお疲れ様でした。
(書いている僕も疲れて来ました。)
いよいよ出艇です。
8:16に漕ぎ出しましたが、フラッグ未装着だと気付いて漕ぎ戻り、再出艇で8:22でした。
前回の反省を生かして、ドライスーツの中に重ね着しました。
下半身には薄いスウェットと、上半身には裏起毛のロンTを。
漕ぎ出して空を見上げたら、雲一つない快晴・・・そして意外にも風がない。
そのため・・・汗が吹き出しました。
額から吹き出す汗が頬を伝うのが清々しい・・・この真冬にこれが味わえるのも、パドリングの良いところ。
沖に着いて水深は14~28m・・・斜面を流します。
それにしても無風な上に潮も流れない・・・バサロ28gで余裕の垂直着底です。
これは潮が効き出すまで魚も動かないだろうか・・・?
が、バサロのテンヤ風アクション釣法は見事に結果を出してくれました!
ボトムでのステイからの・・・デッドスローなリーリングで・・・食い込んだ~!
(テンヤと違いオフセットフックのワームなため、食い込ませるための間を置いてからフッキングしました。)

ちなみに・・・
アイナメは(何故かワームで釣った時ほど顕著に)ネットインしてから体をトルネードすることが多いと感じるのですが、今回もグルグル回転されました。
これでフックがネットに絡まるから、数釣りが出来ている日なら雑にハンドランディングしちゃうのですが・・・
今回は丁寧にネットランディングして、フックを外してネットを解いたのですが、アイナメの捻じる力でバサロのワイヤーが曲がってしまいました。

グローピンクヘッド・・・殉職・・・!
ヘッドをイエローにチェンジして、しばし時間を置いてから、次はロッドでリフトしたところバイト・・・!
食い込ませるためにそこからリーリングで追わせてからフッキング!

前回同様に2匹のアイナメ!
この後は風が徐々に強まり、最終的にはバサロHD80gまで使用しましたが、ヘッドが重くなるとフォールも速くなってしまうためか、追加は叶いませんでした。
ちなみにTGベイトも試しましたが、1,2度ほどのショートバイトでした。
遅れて出艇して来たチョビー氏とすれ違って片付け・・・

40cmと37.5cmでした。(オスとメス)
そして、そこから釣具屋に向かいました。
実は前夜にネットサーフィンして気になっていたものが。
ダイワの“紅牙遊動テンヤ+SS”です。
ヘッド部の向きでテンヤ&カブラの使い分けと、フックの使い分けも出来る。
これは長々と書いた“アイディア”に有効活用できそう。
試しに1個だけ買ってみたから試すけど、恐らくバサロに落ち着きそうな気がする・・・
理由は“アピール”でしょうか。
カヤックからだと僕の場合は、神経質な魚を相手にする場面は少ないと思っていて、どちらかと言うとまずはアピールかなと思っているところがあるのですが、バサロには“ブレード”が付いています。
(当然バサロでは、テンヤのようなフォール姿勢は出来ないし、インチクのような波動も出せないと思うけど。)
これからの“魚が鈍い時期”は、こうして“ゴムの釣り”をどこまで結果を出せるのか、この冬はチャレンジしてみたいと思います。
では、また次回!土曜の釣行が今から楽しみです。
★ルアー★
バサロ28g
★獲物1匹ゴミ1個運動★

2018総数:獲物8匹ゴミ8個
★ベイト(獲物の胃の内容物)★
甲殻類,イカもしくはタコ,貝・・・荒食いしていたようです。

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☆1/31(水)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
“-6℃”
愛車のサーモメーターで目にした外気温としては・・・この冬の最低記録を更新した。
数日前の雪の朝でも“-5℃”だった。
でも、その寒さにも心を強く持つことが出来た朝でした。
今日は出艇場所&時間帯を即決し兼ねる予報でした。
風が大嫌いな僕らしい基準で選んで・・・EP.Oで早朝からの出艇が最も良さそう。
それで5:00のアラームで最新の予報を確認したら、午前中のEP.Oは風が吹く予報に変わっていた。
むしろ風が吹く予報だったEP.Nの方が、9時前後の2,3時間なら浮けそう。
早朝は我慢して8時頃の出艇とすることにして、二度寝した。
6:00に起きて朝食を。
日の出からの出艇の場合だと、夜明け前の台所で物音を立てて家族を起こしてしまうのを気にして朝食はコンビニだけど、今日は既に家族全員が起きていた。
7:00に車に乗ったら、冒頭の“-6℃”だったわけです。
(仕事の場合は6:40頃に出発するのですが、6:30~7:00が最も気温が下がり切る時間帯かと思う。)
体の芯まで冷えた前回のKFが思い出される・・・
それでも迷わず出発した。
前夜の布団の中でも『何故これほど心が躍るのだろう・・・』とか考えていたのですが、本当に不思議と、今日のKFは楽しみでした。
前回はバサロで2匹のアイナメを釣ったわけですが、交通事故的なと言うか・・・確かに『こうすれば釣れるかも。』と考えて釣り方は選択しているわけですが、どうも『こうすれば釣れるだろう。』とまで確信を持って釣ったわけではなかったのです。
だから終わってから自分なりに考えて・・・(何故TGベイトでは釣れなかったのだろう,TGベイトとバサロの差はどの部分だろう。)
それで自分の中では納得する理屈に辿り着いたから、その理屈に確信を持つことが出来るかどうかが掛かっていたのが、今日でした。
その理屈と言うのはベタなことなのですが・・・
海水温が下がったために、どうしてもターゲットとしている魚は、ベイトを追うにもスピードは遅く,距離は短く,それからベイトに追いついても食いが浅い・・・そのことが前回の結果に表れたのかな?
と考えました。
実はこのところ海水温のチェックを怠っていたのですが、この大寒波の影響なのか、いつの間にか昨冬の最も下がり切った頃と同等まで・・・海水温が低下していました。
8℃台です。
(昨冬は例年より低下が甘かった。)
と、言うわけで2,3年前までは“オフシーズン”と呼んでいた、2,3月の(海水温的に)厳寒期の釣りをしなければいけないタイミングに既に入っていたのです。
そのことに気付くのが遅れたために、自分の釣り方をシフトし切れていなかったことに気付きました。
例年だと海水温が10℃を切る2,3月を前にして、年末年始頃の海水温11,2度くらいのタイミングでアイナメが好釣になる時があるのですが、そのタイミングは産卵後の回復を目的とした荒食いなのか、比較的テンポの速い釣りでもアイナメは元気良くバイトしてくれます。
そのタイミングが『そろそろだろ・・・まだか・・・?』と思っていたのですが、実は過ぎていたみたいです。
海水温の低下が激しい年は、意外にも春先の開幕が早かったりもするようだから、そこだけは期待できる点だとして・・・それにしても今冬は『1匹釣れれば御の字』みたいな時期が2か月は続くだろうか。
(湾奥遠征の頻度が増えそうだ・・・)
だけど、その厳しい時期でも『1匹釣れれば御の字』のところを『もう1匹・・・』と欲張るところが、良くも悪くも僕の性格なのです。
仲間たちは魚の活性にも増して気持ちがオフシーズンな状況ですが、僕はオールシーズン楽しみたい。
そのためにも、また釣り方の幅を広げようと思い付いたところでの今回となりました。
どういう点かと言うと・・・
過去にも似たようなアイディアが浮かんではいました。
2016/02/01
要約するとバサロのフックだけ交換して他の漁具系を真似てみるアイディアです。
バサロのヘッド部(シンカー)を、テンヤ・カブラ・タイラバ・インチク等のヘッド部(シンカー)に見立てるわけですが、それぞれの漁具ごとにヘッド部の形状には意味があるため、代用品にはならないだろう・・・とも思い当時は素直にテンヤを買って試したのでした。
このアイディアが自分の中で萎んでた中で、昨夏くらいに興味がソソラレル動画を観ました。
それは“テンヤマゴチ”と呼ばれる釣り方でした。
元々はテンヤにエビを使ってマゴチを釣る乗合船だと思うのですが、エビの代わりにワームをセットする方法が流行して来ているらしいのです。
何が利点なのか・・・?
それは、エビはワームに比べたらエサ持ちが悪いわけですが、フックから落ちにくいワームだと、大胆にキャストして広く探ることも出来るわけです。
でも、ワームならジグヘッドを使えば良いのでは?
そこは恐らく・・・テンヤの独特の形状から生まれるフォールの遅さが大事なのではないかと思いました。
他に着底時の姿勢とか。
この『エサとワームの垣根を超える。』と言うか『エサ釣りをルアーチックに。』と言うか・・・この点に着目しただけで釣りの幅はかなり広がるのだと気付かされました。
それで、昨夏のコチングはスピンテールのキャスティングでしたが、来夏はスピンテール,ワーム,テンヤを組み合わせて使い分けてみたいと考えていたところでした。
どれもライトなスピニングが愛称が良いと思います。
その点は・・・現状ではナブラ撃ちと兼用でグリッサンドのみですが、春までには秘伝のスピニングがお披露目となることでしょう。
この話は現物が完成してからとします。
で、ハードルアー,ソフトルアー,エサ,漁具を組み合わせたゲームフィッシング・・・のアイディアを温めていたところ!
これまた興味深い動画を発見したのでした。
それは田辺哲男氏の“イワシマダイ”ゲームなのですが、田辺氏はイワシの群れに着いた大鯛に対して、タイラバ,カブラ,テンヤ,ワーム・・・それもワームのリグとして用いるのはテンヤとジグヘッドと・・・実に多彩な引き出しを披露してのゲームフィッシングでした。
(ジグヘッド&グラブを縦に巻いてマダイが釣れるのも衝撃でしたが・・・)
結局はマダイの活性とかベイトパターンとか次第で刻一刻と変化するヒットパターンに対応していく釣り方でしたが、その中でも田辺氏は“巻きの釣り”と“フォールの釣り”との言葉で二極化して考えているように感じました。
これらを自分の釣りに置き換えたら・・・当然マダイも釣りたいので参考にはしますが、マダイに限らずアイナメ等の根魚にも有効なアプローチだと思い至りました。
それで、とてもとても前置きが長くなりましたが、前回の2匹のアイナメを振り返ってみると・・・
バサロHD40gをキャスティングで使っていたところ、ボトムに反応が映ったため咄嗟に縦に落としてリフト&フォールで食い込んだものでした。
これ思い返して振り返ってみると・・・ロッドアクションとしては『これテンヤじゃね?!』と感じたのです。
同じリグでもキャストしてスイミングとか横に速いアクションでは反応が無かったけど、遅いフォールとか、むしろストップするくらいのテンポのアクションには反応があった。
これが海水温10℃を切った中での釣り方のヒントじゃないのか?と思いました。
それで、今回は急きょエビを用意することはデキなかったため、前回同様バサロ&ワームではあるけども、テンヤ風な誘いを基本として、とても緩いアクションを心がけてみよう・・・!と前夜の時点でイメージしていました。
『エサと違ってワームは止めてたら見切られるでしょ?』との疑念が捨てられずにアクションを入れてしまいがちだけど、そこは『エビが付いている。』と自分に言い聞かせて“ステイ”の時間も意識的に設けました。
更にタックルも・・・
何度かテンヤでも使用したグリッサンドですが、これまではナブラ撃ちの兼用のためにPE2号で流用してました。
(水深が浅いからどうにか対応デキていた。)
でも今回は(理由は後日にしますが)別件で細いPEを試してみたい事情があったため、ついでにPE0.8号を巻いたリールを持ち出してみたのです。
さて・・・ここまで読んで下さった方は本当にお疲れ様でした。
(書いている僕も疲れて来ました。)
いよいよ出艇です。
8:16に漕ぎ出しましたが、フラッグ未装着だと気付いて漕ぎ戻り、再出艇で8:22でした。
前回の反省を生かして、ドライスーツの中に重ね着しました。
下半身には薄いスウェットと、上半身には裏起毛のロンTを。
漕ぎ出して空を見上げたら、雲一つない快晴・・・そして意外にも風がない。
そのため・・・汗が吹き出しました。
額から吹き出す汗が頬を伝うのが清々しい・・・この真冬にこれが味わえるのも、パドリングの良いところ。
沖に着いて水深は14~28m・・・斜面を流します。
それにしても無風な上に潮も流れない・・・バサロ28gで余裕の垂直着底です。
これは潮が効き出すまで魚も動かないだろうか・・・?
が、バサロのテンヤ風アクション釣法は見事に結果を出してくれました!
ボトムでのステイからの・・・デッドスローなリーリングで・・・食い込んだ~!
(テンヤと違いオフセットフックのワームなため、食い込ませるための間を置いてからフッキングしました。)
ちなみに・・・
アイナメは(何故かワームで釣った時ほど顕著に)ネットインしてから体をトルネードすることが多いと感じるのですが、今回もグルグル回転されました。
これでフックがネットに絡まるから、数釣りが出来ている日なら雑にハンドランディングしちゃうのですが・・・
今回は丁寧にネットランディングして、フックを外してネットを解いたのですが、アイナメの捻じる力でバサロのワイヤーが曲がってしまいました。
グローピンクヘッド・・・殉職・・・!
ヘッドをイエローにチェンジして、しばし時間を置いてから、次はロッドでリフトしたところバイト・・・!
食い込ませるためにそこからリーリングで追わせてからフッキング!
前回同様に2匹のアイナメ!
この後は風が徐々に強まり、最終的にはバサロHD80gまで使用しましたが、ヘッドが重くなるとフォールも速くなってしまうためか、追加は叶いませんでした。
ちなみにTGベイトも試しましたが、1,2度ほどのショートバイトでした。
遅れて出艇して来たチョビー氏とすれ違って片付け・・・
40cmと37.5cmでした。(オスとメス)
そして、そこから釣具屋に向かいました。
実は前夜にネットサーフィンして気になっていたものが。
ダイワの“紅牙遊動テンヤ+SS”です。
ヘッド部の向きでテンヤ&カブラの使い分けと、フックの使い分けも出来る。
これは長々と書いた“アイディア”に有効活用できそう。
試しに1個だけ買ってみたから試すけど、恐らくバサロに落ち着きそうな気がする・・・
理由は“アピール”でしょうか。
カヤックからだと僕の場合は、神経質な魚を相手にする場面は少ないと思っていて、どちらかと言うとまずはアピールかなと思っているところがあるのですが、バサロには“ブレード”が付いています。
(当然バサロでは、テンヤのようなフォール姿勢は出来ないし、インチクのような波動も出せないと思うけど。)
これからの“魚が鈍い時期”は、こうして“ゴムの釣り”をどこまで結果を出せるのか、この冬はチャレンジしてみたいと思います。
では、また次回!土曜の釣行が今から楽しみです。
★ルアー★
バサロ28g
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2018総数:獲物8匹ゴミ8個
★ベイト(獲物の胃の内容物)★
甲殻類,イカもしくはタコ,貝・・・荒食いしていたようです。

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2018年01月28日
バサロ炸裂!
★2018paddling-③★
☆1/28(日)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
今日はチョビー氏と!
朝は風が吹く予報の為、二度寝して8時半に集合しました。
前夜の暴飲暴食(昼:カツ,夜:飲み会(ステーキ),夜中に帰宅後:鍋に残っていたビーフシチュー)が祟って胃がチクチクと痛い。
ダラダラと準備をして9時半を過ぎたところでの出艇でした。
EP.O攻略なるか?!
前記事に書いた通り相変わらずTGベイトに夢中なため、基本タックルはフェザーライト&TGベイトで迷わなかった。
そこにバサロHD(30,40,60,80g)も持ち込んで・・・水深12,3mを境としてシャローでは30,40gをキャスティング,ディープでは60,80gをバーチカルに・・・と考えました。
それから、海況次第で底取りが難しかった時に備えて念のため重いジグも持ちたい。
久し振りにスロースクイッドを用意しました。
(スロースクイッドは90~150gを数個だけ持ちましたが、出番ナシでした。)
水深15mまでの地形変化豊富なエリアでTGベイトを使い続けましたが、1時間以上ノーバイトが続きました。
遠くに浮いているチョビー氏も同様みたい。
開始直後に船が近付いて来て、擦れ違ったと思ったらUターンして僕の方に向かって来た。
広い海に2艇しか浮いていないカヤックに対して向かって来るわけだから、何か作業の都合でどうしても通りたいコースなのだろう。
船首に立った方が脇に避けて欲しいとジェスチャーしている。
等速巻きをしていたTGベイトを急いで回収して漕ぎ漕ぎ・・・邪魔をしてしまったと思い頭を下げると、両手で大きく丸を描いてくれた。
『そこまで避ければ大丈夫!』の意だと解釈した。
この船は似たコースを何度も往復しているため、再び邪魔をしてしまう事態は避けようと動向を気にしながら釣りを続けた。
その船の動きを観察していたら、1隻・・・また1隻と船が集まってきた。
合計で4,5隻いただろうか。
網を扱って漁をしているのだろうか?それとも遊漁船?でも釣り人が乗っているようには見えない。
僕が浮いている位置は地形変化が豊富なエリア(通称ソイ爆ポイント)だけど、数百m離れた船の密集地帯は水深20~25mの砂地(ホエール氏が座布団を釣った方面)だと思う。
砂地で漁を・・・?
もしかするとカレイでも寄っているのだろうか?それともホウボウ??
いずれにしても、ホウボウならもちろん,カレイでもムシガレイならTGベイトで釣れるだろうし、砂地に行きたい・・・!
だけど、これより砂地側に近付いたら船の邪魔をしてしまう。
この距離感が限度だ・・・
このソイ爆ポイントは、水深18mまでは地形変化があり根魚が豊富だけど、それより深くなると平坦な砂地となる。
魚探を見ると17m・・・もう100mも漕げば砂地だと思うけど・・・
船が離れるのを待ちながら、17mラインでTGを巻き続けた。
と、コツン・・・
1バイト~!!
いつもは巻き続ければ中層まで追って来て食い込むけど、ショートバイトで終わってしまった。
再び着底させて巻くと同じようにコツン・・・またショートバイトだ。
時合か?!
ここは集中して巻き続けよう。
と、そのタイミングでLINEが。
チョビー氏からの釣果報告だろうか?!
いや弟だった。
日立にモンベルが出来る?!
何やらカヤック試乗できる人工池も出来るだと?!
情報を教えてくれたLINEだった。
これは詳しく読みたい・・・が、今は時合だ!
有り難い情報を教えて来てくれた弟には申し訳ないと思いつつも、簡単にスタンプ1個だけ返信をしてTGを巻き続けた。
すると5分ほど間が空いてから再びコツン・・・
と、計3回のショートバイトで時合(?)は終わりました。
しかし今日は、魚探に反応が映る。
中層に浮いたベイト群らしき反応も。
その反応にTGベイトを落としても素通りなのだけど。
ただ、水深12~14mほどのエリアに反応が多いことが気になりだした。
そこで、バサロHDを。
今日の凪具合なら、この水深でも40gで底が取れるだろうと考え、フルキャスト!
着底したらロッドでアクションを加えながらリーリング・・・と、魚探に反応が!
急いで巻き取って艇の真下に落とした。
水深13mほどで、底から5mくらいの範囲で何かが映る。
ロッドを上下させてロングフォールさせたら・・・食い込んだ!
凍てつく冬の海で・・・欲しかった1匹・・・アイナメでした!

40cm弱?35cmはあると思うけど、背中に傷を負っていたからリリースした。
ズレたワームを綺麗にセットし直していると再びピコピコピコ!
咄嗟にラインの傷だけチェックして落とす!
アイナメパツレン!

これは35cmも無さそうだ・・・リリース!
今までの釣れない雰囲気がウソのように、2匹のアイナメを釣ることが出来た。
魚探の反応は何だったのか。
何かベイトがいて、それに着いていたアイナメだったのか。
でも序盤から魚探反応にTGベイトは通していたし、ショートバイトはあった。
ワームだから、ショートバイトで離さず食い込んでくれたのだろうか。
確かに魚信⇒即アワセではすっぽ抜けるかもと感じたバイトだった。
コツンと感じたら等速巻きで食い込ませる・・・結局TGベイトの時と似たフッキングをした。
結果として、この2匹で終わってしまったけど、冬の海・・・ましてや地元のカヤックアングラー達が集わなくなりつつあるほど“不釣続き”のEP.Oで、どうにか結果出てくれた。
またチャレンジしてみたい。
(冬の間にエサを用いてカレイ・アイナメの小突きにも興味がある!)
そして冷えた体にラーメンが旨かった!

と、ここまで急いで書いて誤字のチェックもデキていないのですが、もう時間が・・・!
ではでは、これより夕飯を御呼ばれに行って参ります。
実は友人おこめの知り合いの飲食店なのですが、何度か釣った魚を届けていて、そしたら
『お礼に、あんこう鍋をご馳走するから、2人でおいでよ。』
と言って下さった。
有り難く頂きます!
ではまた!
★ルアー★
バサロHD+フラッシュJ
★獲物1匹ゴミ1個運動★

2018総数:獲物6匹ゴミ6個

にほんブログ村
☆1/28(日)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
今日はチョビー氏と!
朝は風が吹く予報の為、二度寝して8時半に集合しました。
前夜の暴飲暴食(昼:カツ,夜:飲み会(ステーキ),夜中に帰宅後:鍋に残っていたビーフシチュー)が祟って胃がチクチクと痛い。
ダラダラと準備をして9時半を過ぎたところでの出艇でした。
EP.O攻略なるか?!
前記事に書いた通り相変わらずTGベイトに夢中なため、基本タックルはフェザーライト&TGベイトで迷わなかった。
そこにバサロHD(30,40,60,80g)も持ち込んで・・・水深12,3mを境としてシャローでは30,40gをキャスティング,ディープでは60,80gをバーチカルに・・・と考えました。
それから、海況次第で底取りが難しかった時に備えて念のため重いジグも持ちたい。
久し振りにスロースクイッドを用意しました。
(スロースクイッドは90~150gを数個だけ持ちましたが、出番ナシでした。)
水深15mまでの地形変化豊富なエリアでTGベイトを使い続けましたが、1時間以上ノーバイトが続きました。
遠くに浮いているチョビー氏も同様みたい。
開始直後に船が近付いて来て、擦れ違ったと思ったらUターンして僕の方に向かって来た。
広い海に2艇しか浮いていないカヤックに対して向かって来るわけだから、何か作業の都合でどうしても通りたいコースなのだろう。
船首に立った方が脇に避けて欲しいとジェスチャーしている。
等速巻きをしていたTGベイトを急いで回収して漕ぎ漕ぎ・・・邪魔をしてしまったと思い頭を下げると、両手で大きく丸を描いてくれた。
『そこまで避ければ大丈夫!』の意だと解釈した。
この船は似たコースを何度も往復しているため、再び邪魔をしてしまう事態は避けようと動向を気にしながら釣りを続けた。
その船の動きを観察していたら、1隻・・・また1隻と船が集まってきた。
合計で4,5隻いただろうか。
網を扱って漁をしているのだろうか?それとも遊漁船?でも釣り人が乗っているようには見えない。
僕が浮いている位置は地形変化が豊富なエリア(通称ソイ爆ポイント)だけど、数百m離れた船の密集地帯は水深20~25mの砂地(ホエール氏が座布団を釣った方面)だと思う。
砂地で漁を・・・?
もしかするとカレイでも寄っているのだろうか?それともホウボウ??
いずれにしても、ホウボウならもちろん,カレイでもムシガレイならTGベイトで釣れるだろうし、砂地に行きたい・・・!
だけど、これより砂地側に近付いたら船の邪魔をしてしまう。
この距離感が限度だ・・・
このソイ爆ポイントは、水深18mまでは地形変化があり根魚が豊富だけど、それより深くなると平坦な砂地となる。
魚探を見ると17m・・・もう100mも漕げば砂地だと思うけど・・・
船が離れるのを待ちながら、17mラインでTGを巻き続けた。
と、コツン・・・
1バイト~!!
いつもは巻き続ければ中層まで追って来て食い込むけど、ショートバイトで終わってしまった。
再び着底させて巻くと同じようにコツン・・・またショートバイトだ。
時合か?!
ここは集中して巻き続けよう。
と、そのタイミングでLINEが。
チョビー氏からの釣果報告だろうか?!
いや弟だった。
日立にモンベルが出来る?!
何やらカヤック試乗できる人工池も出来るだと?!
情報を教えてくれたLINEだった。
これは詳しく読みたい・・・が、今は時合だ!
有り難い情報を教えて来てくれた弟には申し訳ないと思いつつも、簡単にスタンプ1個だけ返信をしてTGを巻き続けた。
すると5分ほど間が空いてから再びコツン・・・
と、計3回のショートバイトで時合(?)は終わりました。
しかし今日は、魚探に反応が映る。
中層に浮いたベイト群らしき反応も。
その反応にTGベイトを落としても素通りなのだけど。
ただ、水深12~14mほどのエリアに反応が多いことが気になりだした。
そこで、バサロHDを。
今日の凪具合なら、この水深でも40gで底が取れるだろうと考え、フルキャスト!
着底したらロッドでアクションを加えながらリーリング・・・と、魚探に反応が!
急いで巻き取って艇の真下に落とした。
水深13mほどで、底から5mくらいの範囲で何かが映る。
ロッドを上下させてロングフォールさせたら・・・食い込んだ!
凍てつく冬の海で・・・欲しかった1匹・・・アイナメでした!
40cm弱?35cmはあると思うけど、背中に傷を負っていたからリリースした。
ズレたワームを綺麗にセットし直していると再びピコピコピコ!
咄嗟にラインの傷だけチェックして落とす!
アイナメパツレン!
これは35cmも無さそうだ・・・リリース!
今までの釣れない雰囲気がウソのように、2匹のアイナメを釣ることが出来た。
魚探の反応は何だったのか。
何かベイトがいて、それに着いていたアイナメだったのか。
でも序盤から魚探反応にTGベイトは通していたし、ショートバイトはあった。
ワームだから、ショートバイトで離さず食い込んでくれたのだろうか。
確かに魚信⇒即アワセではすっぽ抜けるかもと感じたバイトだった。
コツンと感じたら等速巻きで食い込ませる・・・結局TGベイトの時と似たフッキングをした。
結果として、この2匹で終わってしまったけど、冬の海・・・ましてや地元のカヤックアングラー達が集わなくなりつつあるほど“不釣続き”のEP.Oで、どうにか結果出てくれた。
またチャレンジしてみたい。
(冬の間にエサを用いてカレイ・アイナメの小突きにも興味がある!)
そして冷えた体にラーメンが旨かった!
と、ここまで急いで書いて誤字のチェックもデキていないのですが、もう時間が・・・!
ではでは、これより夕飯を御呼ばれに行って参ります。
実は友人おこめの知り合いの飲食店なのですが、何度か釣った魚を届けていて、そしたら
『お礼に、あんこう鍋をご馳走するから、2人でおいでよ。』
と言って下さった。
有り難く頂きます!
ではまた!
★ルアー★
バサロHD+フラッシュJ
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2018総数:獲物6匹ゴミ6個

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2018年01月23日
TGベイト炸裂!
★船★
☆1/21(日)
☆EP.とも丸
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-78/150-KR_LFJ(Abu Garcia)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
おこめと乗船して来ました!
前夜にLINE
『いま友達と飲んでて、そのまま泊まるから朝そちらに迎えに来て欲しい。』
胸騒ぎが・・・
早朝4時過ぎに迎えに行くと案の定・・・具合の悪そうなおこめが。
『二日酔いどころか、そのまま酔いだから。』
(船に乗る時くらい体調整えて来い!)
と言いたいところだけど、逆に僕も昨冬・・・
泡盛を飲み過ぎて運転を彼に任せた挙句に船上でトイレに通い詰めると言う・・・その際は船の楽しみの1つでもある会話が少なくなってしまっておこめ(友人N)にも詰まらない思いをさせてしまったろうから、今回は文句は言えない。
お互い様だ。
彼の体調が僅かでも快方に向かい釣りを楽しむことが出来ることを祈るばかりだ。
自分の経験から
『アルコールが残っていると喉が渇くから飲み物を多めに買っておいた方がいい。』
とのアドバイスをして、コンビニで買い出しして港に着いた。
おこめは出船直前まで車内で寝て体調回復に努めていたが、降りて来ると
『いくらかマシになったかも。』とのこと。
5:30頃だか、船長が乗船の案内を始めた。
いつもはくじ引き。
おこめには
『(酔いにくいように)後方の釣り座(とも)を引いてくれ!』と懇願されて船長の元へ向かったが・・・
どうやら今日は都合により座席は既に指定されているらしい。
船『Uさんたちは・・・』
U『後ろ・・・後ろ・・・』
船『ごめん前だわ・・・』
と、言うわけで右みよしに乗船!
荷物を運びこむと、デッキがシャーベットで滑る。
寒い朝となった。
出船までの間にタックルセッティングを済ませるが・・・フェザーライトに搭載したアブのリール『レボBJ』のハンドルが回らない・・・
寒さのあまりグリスが硬くなってしまったのだろうか。
今日もTGベイトを試したいから、このタックルも使いたい・・・
出船まで時間があったから車内から予備のリールを持って来ようか悩んだけど、予備リールにはPE巻いてないことを思い出して断念した。
レボBJはしばらく回してみたらスムーズに戻ったから、予想通りグリスのせいだと考えて無事に釣りが出来ることを信じてタックルセッティングを終えた。
6:00
いざ出船!
直近の釣果情報だと、この時期恒例のホウボウが釣れている。
去年のホウボウパターンの時には水深45m前後だった。
その水深なら、移動はいつもより近いかも。
30分くらいかな?
僕は船内の椅子でウトウトし始めたけど・・・おこめはスマホをいじってる。
大丈夫だろうか?(汗)
6:30
そろそろポイント到着かと読んで、気が早い僕は釣り座に出た。
でも意外と走って6:40頃に船が減速した。
水深は57m・・・?
船長の『はいどうぞ~』の釣り開始のアナウンスは6:45頃だった。
スキッドジグ250gを落としてリーリングを交えて広い層を探ることから始めたけど
船長のアナウンスは『底の方を探ってみてね。』と
あくまでもターゲットはホウボウなのだろうか。
着底の感触も柔らかく明らかにホウボウが居そうな底質に思えた。
が、しかし・・・
誰も釣れていない。
12~14名とか乗っているだろうから、誰かしら出会いがしらのヒットに恵まれても良さそうなものだけど。
みよしの先端に昇ってジグを操作していると、その高い目線からは船上の全てが見渡せる。
静かな船内・・・
と、船長がみよし側からパラシュートアンカーを入れたのが気になった。
いつもはアンカーは入れずに細かなポイント修正を繰り返すけど、今日に限って何か理由があるのだろうか?
微速前進しながらのドテラなら、みよしからポイントに入れる点で有利だけど、アンカー入れて後方に流されながらだとその利点はない。
みよしは揺れが大きいため酔いやすいのと、ジグのアクションも意図せず大きな上下幅となってしまう。
特に控えめアクションが良いホウボウにはどうなのだろう・・・と、マイナスなイメージばかり頭をよぎる。
とか考えながらも、とにかくファーストバイトが欲しい。
誰も釣れてないからヒントもない。
これは・・・大胆に小手先を変えた釣り方をしてみよう。
TGベイト
本当は、先に書いた通り水深45m前後を予想していたから用意したTGベイト・・・60mとかなるとドテラ流しでは使い辛い。
潮が緩い場面なら水深70mでも使えたけど、この海域は潮が速いことが多い気がする。
でもアンカーのお陰でラインが立つことから、軽いTGベイトでも対応可能だろう。
フェザーライトに持ち替えてTGベイト(メーカーオリジナルの通常のミドキン)を落としてみた。
ほぼ真下に落ちた・・・
パラシュートアンカー恐るべし!
参考までに書いておくと・・・
TGベイトは60g,ラインはPE1.5号です。
この釣り方をするならPEは0.8号とか1号とかが合うとは思うけど、タイラバ船ではないのにタイラバみたいな釣りをちゃっかりさせてもらっちゃうわけで、ファイトで主導権を握れずに他の客に迷惑掛けるのも忍びないと思い通常のジギングタックルと同じ号数にしました。
(※ジギングタックル1本は2.5号も使ってる。)
それで1投下目は着底の感触がどれくらい手元に伝わるものか確かめようと、底トントンしてみた。
(砂煙を上げる目的でホウボウジギングでは多用されるアクションみたい。)
数回の底トントンの後にリトリーブを開始した。
底から5mほど巻いたら・・・
コン!(え、もう食った?!)
コンコン!(まだ巻いて!)
ココココ!(フッキング~!)
TG1発目で幸先良いヒット!
巻き上げて来るとホウボウのような重量感はない。
小さいホウボウか、もしくはカナガシラか?
でも、それらではないような小気味良い感触がある。
何か違う魚かも。
浮いて来たのは・・・ムシガレイ!
TGベイトでヒットしたことをおこめに告げて再びTGを。
間髪入れずに・・・
ゴン・・・(まじで!)
ググググッ!(フッキング~!)
ホウボウ!
更にホウボウ追加で結局3連発くらいした!
※バイトレンジは底から5~10mほど巻いてからと、意外に追って来る。
そしたら船長が操舵室から出て来て・・・
船『TGベイト?』
U『TGベイト!』
操舵室に戻りアナウンス・・・
船『TGベイト当たってるからね、小さなシルエットも試してみて下さい。』
このTGタダ巻きでのバイトの感触を分かち合いたい僕は、おこめに
『TGベイト貸そうか?!』
と勧めて彼も迷っていたところ・・・
おこめの隣の方が連発を始めた。
シルエットは決して小さくはないジグだ。
他の客もポツポツとホウボウを釣る人が見えてきた。
そしたらアナウンスが。
『当らない人は、ティップだけのジャーク試してみてね。リールは1/3とか小さくね。カラーはアカキンね。』
釣れている客の情報を、船長が集約して共有する。
これは良いことだと思う。
田辺哲男のマダイ動画を観ていたら言っていたけど
テンヤ船とかタイラバ船とか限定しないで、同じ船内で色々試せばテンヤが釣れる時間帯とかタイラバが釣れる時間帯とかあって、釣れてる人の情報を船長が把握して拡散して・・・そうすればみんなで釣れる。釣れるから楽しい。楽しいから客が来る。客が来れば漁協が儲かる。
それで儲かれば、マダイの放流も増やせる。そして更に釣れるようになる・・・
これはマダイに限らず僕らが乗船しているジギング船でもそうだと思う。
何も自分だけ釣果を独り占めしようとか、他の客より釣ってやろうとか、そういう欲よりも、みんなで釣った方が楽しいと思う。
そういった意味では、初対面の隣の客とコミュニケーションを取ることも大事だし、楽しいし、そもそもそれが、乗合船の醍醐味かなとも、この頃は思うようになりました。
さて、好釣な滑り出しだったTGベイトもバイトが遠のいたため、船長のアナウンスに従ってアカキンのジグを探してみる。
シャウトのRGPZ(レッドゴールドピンクゼブラ)カラーシリーズを揃えてあるのだけど、その中からまずはシルエットの小ささを優先してショーテル130gを使ってみた。
反応がない。
好釣な方のジグを見るとシルエットは大きい。
幅の広い、いわゆるスロー系のジグだ。
ここはシルエットは小さく・・・のパターンは変わったと考え忘れることとして、フラッシュ150gに交換した。
そしてフワッフワッと小さいアクションで・・・来ました~ホウボウ!
(これが、この日TGベイト意外のジグで釣った唯一の魚でした。)
その後は序盤ほどの時合はなかったけど、TGベイトでポツポツと拾う感じに。
根掛かりしないことに安心してキャスティング厚木店オリジナルカラーをローテし始めた。
過去カヤックからのホウボウを釣っている印象のある“MGグリーンGオレンジベリー”は何故か反応が悪い。
(釣れない時間帯に使ってしまっただけかも。)
メーカーオリジナルのピンクグローではフォール中のバイトでホウボウ1匹?
続いてマダイを釣ったことのある“DCグリーンGグリーンベリー”では・・・

ヤリイカが!
TGベイトをスローに巻いていると、潮の効き具合とかが巻き抵抗の変化でわかる感じなのですが、このイカの時は
『重い・・・潮が効いてる?それにしても重い・・・ゴミか?』
と思いクラッチ切ってみたらジグが落ちていかない。
魚の可能性も感じて軽くフッキングして巻き上げ!
フッキングが甘かったと感じていたから途中で追いアワセ入れるか迷いながらも、そのまま巻き上げたらイカでした。
追いアワセ入れてたら身切れしていたことでしょう・・・
そんなこんなで結局・・・
ホウボウは2人で15匹でした。
おこめと一緒の時は僕のクーラーに混ぜて入れてしまうので、どちらが何匹とかわからないけど、ほぼ同数か、もしくは後半追い上げたおこめが1匹くらい多いかも。
他に僕のムシガレイとヤリイカでした。
ムシガレイは水面でのバラシも1匹いた。
帰港すると他のお客様が
『何使ってたんですか?!いきなり釣ってましたよね?!』と・・・
開始直後の連発でイメージが固定されてしまったのでしょう。
後半追い上げたおこめも同数釣っているし、更におこめの隣の方は僕らの比じゃないくらい釣っていたけど。
ただ、僕のタダ巻きリーリングを見て、他の方たちからはタイラバ使ってると思われていた感は否めない(笑)
そして

この船長は釣りながら誰が多く釣ったか見ているのだろうけど、それでHPに載せるクーラーを目星を付けて写真を撮りに来ているのだと思う。
だから帰港後に真っ直ぐ自分のところにカメラを持って来る姿を見ると(俺が竿頭か?!と)ちょっと嬉しかったりもする。
が、しかし・・・ほぼ毎度のことながら、僕のクーラーは2人分ですから・・・(泣)
以前はおこめではない友人と乗った時には、当然ながら僕の釣果しかクーラーに入らないわけだけど、そんな時に限って僕は絶不調で・・・帰港後にいつも通り写真を撮るべきクーラーを物色しに来た船長が、僕のクーラーを覗こうとしたから・・・
U『え、俺?!釣ってないからね?!』
船『うん、知ってる。見ててそんな感じした。』
知ってたのか~い!(冷やかしか~い!)
と、まぁこんなやり取りも楽しかったりする。
なにはともあれ、他の船は更に不調だったようだし・・・どうにか楽しめて良かった!
また次回!
★ルアー★
ヒットジグ:TGベイト,シャウトのフラッシュ
★肴★

イカ刺し旨かった!
(水産加工系の仕事をしている母がイカも手馴れていたから助かった。イカの捌き方を実況付き実演してもらったけど、きっと次回も母にお願いすることだろう。)

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☆1/21(日)
☆EP.とも丸
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-78/150-KR_LFJ(Abu Garcia)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
おこめと乗船して来ました!
前夜にLINE
『いま友達と飲んでて、そのまま泊まるから朝そちらに迎えに来て欲しい。』
胸騒ぎが・・・
早朝4時過ぎに迎えに行くと案の定・・・具合の悪そうなおこめが。
『二日酔いどころか、そのまま酔いだから。』
(船に乗る時くらい体調整えて来い!)
と言いたいところだけど、逆に僕も昨冬・・・
2017/05/28
泡盛を飲み過ぎて運転を彼に任せた挙句に船上でトイレに通い詰めると言う・・・その際は船の楽しみの1つでもある会話が少なくなってしまっておこめ(友人N)にも詰まらない思いをさせてしまったろうから、今回は文句は言えない。
お互い様だ。
彼の体調が僅かでも快方に向かい釣りを楽しむことが出来ることを祈るばかりだ。
自分の経験から
『アルコールが残っていると喉が渇くから飲み物を多めに買っておいた方がいい。』
とのアドバイスをして、コンビニで買い出しして港に着いた。
おこめは出船直前まで車内で寝て体調回復に努めていたが、降りて来ると
『いくらかマシになったかも。』とのこと。
5:30頃だか、船長が乗船の案内を始めた。
いつもはくじ引き。
おこめには
『(酔いにくいように)後方の釣り座(とも)を引いてくれ!』と懇願されて船長の元へ向かったが・・・
どうやら今日は都合により座席は既に指定されているらしい。
船『Uさんたちは・・・』
U『後ろ・・・後ろ・・・』
船『ごめん前だわ・・・』
と、言うわけで右みよしに乗船!
荷物を運びこむと、デッキがシャーベットで滑る。
寒い朝となった。
出船までの間にタックルセッティングを済ませるが・・・フェザーライトに搭載したアブのリール『レボBJ』のハンドルが回らない・・・
寒さのあまりグリスが硬くなってしまったのだろうか。
今日もTGベイトを試したいから、このタックルも使いたい・・・
出船まで時間があったから車内から予備のリールを持って来ようか悩んだけど、予備リールにはPE巻いてないことを思い出して断念した。
レボBJはしばらく回してみたらスムーズに戻ったから、予想通りグリスのせいだと考えて無事に釣りが出来ることを信じてタックルセッティングを終えた。
6:00
いざ出船!
直近の釣果情報だと、この時期恒例のホウボウが釣れている。
去年のホウボウパターンの時には水深45m前後だった。
その水深なら、移動はいつもより近いかも。
30分くらいかな?
僕は船内の椅子でウトウトし始めたけど・・・おこめはスマホをいじってる。
大丈夫だろうか?(汗)
6:30
そろそろポイント到着かと読んで、気が早い僕は釣り座に出た。
でも意外と走って6:40頃に船が減速した。
水深は57m・・・?
船長の『はいどうぞ~』の釣り開始のアナウンスは6:45頃だった。
スキッドジグ250gを落としてリーリングを交えて広い層を探ることから始めたけど
船長のアナウンスは『底の方を探ってみてね。』と
あくまでもターゲットはホウボウなのだろうか。
着底の感触も柔らかく明らかにホウボウが居そうな底質に思えた。
が、しかし・・・
誰も釣れていない。
12~14名とか乗っているだろうから、誰かしら出会いがしらのヒットに恵まれても良さそうなものだけど。
みよしの先端に昇ってジグを操作していると、その高い目線からは船上の全てが見渡せる。
静かな船内・・・
と、船長がみよし側からパラシュートアンカーを入れたのが気になった。
いつもはアンカーは入れずに細かなポイント修正を繰り返すけど、今日に限って何か理由があるのだろうか?
微速前進しながらのドテラなら、みよしからポイントに入れる点で有利だけど、アンカー入れて後方に流されながらだとその利点はない。
みよしは揺れが大きいため酔いやすいのと、ジグのアクションも意図せず大きな上下幅となってしまう。
特に控えめアクションが良いホウボウにはどうなのだろう・・・と、マイナスなイメージばかり頭をよぎる。
とか考えながらも、とにかくファーストバイトが欲しい。
誰も釣れてないからヒントもない。
これは・・・大胆に小手先を変えた釣り方をしてみよう。
TGベイト
本当は、先に書いた通り水深45m前後を予想していたから用意したTGベイト・・・60mとかなるとドテラ流しでは使い辛い。
潮が緩い場面なら水深70mでも使えたけど、この海域は潮が速いことが多い気がする。
でもアンカーのお陰でラインが立つことから、軽いTGベイトでも対応可能だろう。
フェザーライトに持ち替えてTGベイト(メーカーオリジナルの通常のミドキン)を落としてみた。
ほぼ真下に落ちた・・・
パラシュートアンカー恐るべし!
参考までに書いておくと・・・
TGベイトは60g,ラインはPE1.5号です。
この釣り方をするならPEは0.8号とか1号とかが合うとは思うけど、タイラバ船ではないのにタイラバみたいな釣りをちゃっかりさせてもらっちゃうわけで、ファイトで主導権を握れずに他の客に迷惑掛けるのも忍びないと思い通常のジギングタックルと同じ号数にしました。
(※ジギングタックル1本は2.5号も使ってる。)
それで1投下目は着底の感触がどれくらい手元に伝わるものか確かめようと、底トントンしてみた。
(砂煙を上げる目的でホウボウジギングでは多用されるアクションみたい。)
数回の底トントンの後にリトリーブを開始した。
底から5mほど巻いたら・・・
コン!(え、もう食った?!)
コンコン!(まだ巻いて!)
ココココ!(フッキング~!)
TG1発目で幸先良いヒット!
巻き上げて来るとホウボウのような重量感はない。
小さいホウボウか、もしくはカナガシラか?
でも、それらではないような小気味良い感触がある。
何か違う魚かも。
浮いて来たのは・・・ムシガレイ!
TGベイトでヒットしたことをおこめに告げて再びTGを。
間髪入れずに・・・
ゴン・・・(まじで!)
ググググッ!(フッキング~!)
ホウボウ!
更にホウボウ追加で結局3連発くらいした!
※バイトレンジは底から5~10mほど巻いてからと、意外に追って来る。
そしたら船長が操舵室から出て来て・・・
船『TGベイト?』
U『TGベイト!』
操舵室に戻りアナウンス・・・
船『TGベイト当たってるからね、小さなシルエットも試してみて下さい。』
このTGタダ巻きでのバイトの感触を分かち合いたい僕は、おこめに
『TGベイト貸そうか?!』
と勧めて彼も迷っていたところ・・・
おこめの隣の方が連発を始めた。
シルエットは決して小さくはないジグだ。
他の客もポツポツとホウボウを釣る人が見えてきた。
そしたらアナウンスが。
『当らない人は、ティップだけのジャーク試してみてね。リールは1/3とか小さくね。カラーはアカキンね。』
釣れている客の情報を、船長が集約して共有する。
これは良いことだと思う。
田辺哲男のマダイ動画を観ていたら言っていたけど
テンヤ船とかタイラバ船とか限定しないで、同じ船内で色々試せばテンヤが釣れる時間帯とかタイラバが釣れる時間帯とかあって、釣れてる人の情報を船長が把握して拡散して・・・そうすればみんなで釣れる。釣れるから楽しい。楽しいから客が来る。客が来れば漁協が儲かる。
それで儲かれば、マダイの放流も増やせる。そして更に釣れるようになる・・・
これはマダイに限らず僕らが乗船しているジギング船でもそうだと思う。
何も自分だけ釣果を独り占めしようとか、他の客より釣ってやろうとか、そういう欲よりも、みんなで釣った方が楽しいと思う。
そういった意味では、初対面の隣の客とコミュニケーションを取ることも大事だし、楽しいし、そもそもそれが、乗合船の醍醐味かなとも、この頃は思うようになりました。
さて、好釣な滑り出しだったTGベイトもバイトが遠のいたため、船長のアナウンスに従ってアカキンのジグを探してみる。
シャウトのRGPZ(レッドゴールドピンクゼブラ)カラーシリーズを揃えてあるのだけど、その中からまずはシルエットの小ささを優先してショーテル130gを使ってみた。
反応がない。
好釣な方のジグを見るとシルエットは大きい。
幅の広い、いわゆるスロー系のジグだ。
ここはシルエットは小さく・・・のパターンは変わったと考え忘れることとして、フラッシュ150gに交換した。
そしてフワッフワッと小さいアクションで・・・来ました~ホウボウ!
(これが、この日TGベイト意外のジグで釣った唯一の魚でした。)
その後は序盤ほどの時合はなかったけど、TGベイトでポツポツと拾う感じに。
根掛かりしないことに安心してキャスティング厚木店オリジナルカラーをローテし始めた。
過去カヤックからのホウボウを釣っている印象のある“MGグリーンGオレンジベリー”は何故か反応が悪い。
(釣れない時間帯に使ってしまっただけかも。)
メーカーオリジナルのピンクグローではフォール中のバイトでホウボウ1匹?
続いてマダイを釣ったことのある“DCグリーンGグリーンベリー”では・・・

ヤリイカが!
TGベイトをスローに巻いていると、潮の効き具合とかが巻き抵抗の変化でわかる感じなのですが、このイカの時は
『重い・・・潮が効いてる?それにしても重い・・・ゴミか?』
と思いクラッチ切ってみたらジグが落ちていかない。
魚の可能性も感じて軽くフッキングして巻き上げ!
フッキングが甘かったと感じていたから途中で追いアワセ入れるか迷いながらも、そのまま巻き上げたらイカでした。
追いアワセ入れてたら身切れしていたことでしょう・・・
そんなこんなで結局・・・
ホウボウは2人で15匹でした。
おこめと一緒の時は僕のクーラーに混ぜて入れてしまうので、どちらが何匹とかわからないけど、ほぼ同数か、もしくは後半追い上げたおこめが1匹くらい多いかも。
他に僕のムシガレイとヤリイカでした。
ムシガレイは水面でのバラシも1匹いた。
帰港すると他のお客様が
『何使ってたんですか?!いきなり釣ってましたよね?!』と・・・
開始直後の連発でイメージが固定されてしまったのでしょう。
後半追い上げたおこめも同数釣っているし、更におこめの隣の方は僕らの比じゃないくらい釣っていたけど。
ただ、僕のタダ巻きリーリングを見て、他の方たちからはタイラバ使ってると思われていた感は否めない(笑)
そして

この船長は釣りながら誰が多く釣ったか見ているのだろうけど、それでHPに載せるクーラーを目星を付けて写真を撮りに来ているのだと思う。
だから帰港後に真っ直ぐ自分のところにカメラを持って来る姿を見ると(俺が竿頭か?!と)ちょっと嬉しかったりもする。
が、しかし・・・ほぼ毎度のことながら、僕のクーラーは2人分ですから・・・(泣)
以前はおこめではない友人と乗った時には、当然ながら僕の釣果しかクーラーに入らないわけだけど、そんな時に限って僕は絶不調で・・・帰港後にいつも通り写真を撮るべきクーラーを物色しに来た船長が、僕のクーラーを覗こうとしたから・・・
U『え、俺?!釣ってないからね?!』
船『うん、知ってる。見ててそんな感じした。』
知ってたのか~い!(冷やかしか~い!)
と、まぁこんなやり取りも楽しかったりする。
なにはともあれ、他の船は更に不調だったようだし・・・どうにか楽しめて良かった!
また次回!
★ルアー★
ヒットジグ:TGベイト,シャウトのフラッシュ
★肴★
イカ刺し旨かった!
(水産加工系の仕事をしている母がイカも手馴れていたから助かった。イカの捌き方を実況付き実演してもらったけど、きっと次回も母にお願いすることだろう。)

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2018年01月20日
巻いた6時間
★2018paddling-②★
☆1/20(土)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
今日はどむオ氏と!
僕らが地元の出艇地として利用しているEP(エントリーポイント)はEP.NとEP.Oがあるのですが、このところ釣果に隔たりがあります。
僕はそれほど気にしていなかったのですが、特にどむオ氏は
『Oは魚がいない。』
とまで発言している状況でした。
それでメンバーはEP.Nに通う傾向が顕著な今日この頃・・・
釣り人の性としては魚っ気があるポイントを選ぶのは定石でしょう。
釣り方とか云々以前にポイント選びが先なわけです。
僕もEP.Nは好きなのですが、このところEP.Oが心配にすらなって来ました。
どういうことかと言うと・・・
(非常に可笑しな例え話ですが・・・!)
例えば両EPが自分の2人息子か教え子的な存在だったとしましょう。
『Nは出来がいいから可愛がろう!Oは出来が悪いから育児放棄だ!』
とは・・・なかなかならないと思うのです。
それよりも
『Nは結果が出ているから放任しよう,Oは行き詰っているから気にかけてあげよう。』
の方が自然な感じ・・・
と、とても強引な例え話ではありますが、自分の中ではどちらも思い出が詰まった出艇地なわけで、EP.Oが釣れないと聞けば聞くほどに、魚がいることを確かめたくなると言うか・・・
メンバーの気持ちがEP.Oから離れていくのが、何だか自分のことのように(自分が嫌われていくかのように)寂しいと感じる・・・みたいな不思議な感情があるのです。
EP.Oにも貴重な思い出が詰まっているからかと思います。
・出沈・着沈を除いて初めて沖で沈した時のこと。
・(初めてのKF仲間)F氏と初めて一緒に漕いだ時のこと。
・チョビー氏と出会った時のこと。
・クロソイ爆の時のこと。
・An氏がモンスターボール投げてた時のこと。
・ホエール氏が座布団を釣った時のこと。
・どむオ氏が座布団を釣った時のこと。
・老兵氏と出会った時のこと。
・大物鱸氏たちと並んでナブラ撃ちをした時のこと。
・big-13氏がマダイを釣った時のこと。
・An氏の送別KFの時のこと。
・ダービー優勝の座布団を釣った時のこと。
・ウミガメを見た時のこと。
・アザラシを見た時のこと。
挙げ続けたら思い出が尽きないことに改めて気付きます。
そんな素晴らしいホーム出艇地・・・
今日こそは久しぶりに『やっぱEP.Oもイイ漁場だわ!』と言ってみたい。
そう心に闘志を燃やして、どむオ氏が待つEP.Oに車を走らせた遅い朝でした。
実は前日にはEP.Nでの待ち合わせを約束していました。
それも、朝だけ風が吹くような予報だったから遅めの9時出艇で約束しました。
ところが起きて朝ご飯を食べていると、どむオ氏からLINEが。
どうやら波が高いようで、EP.Oに変更となったのでした。
現地に到着すると順調に艤装準備が進んでいるどむオ氏・・・
U『おはよ~!』
ど『おはようございます。』
U『いや~楽しみだ!』
ど『テンション高いっすね?!』
U『そりゃ~今日も釣れる気しかしてねぇからな!』
ど『いや~ここは魚いないっすよ?』
・・・
と、まぁ毎度のことながら朝の準備の時間というのはとても楽しいひと時なのです。
僕も急ぎ艤装準備をしたけど、どむオ氏はタックル準備が済んでなかった。
僕は前日にタックルのセッティングは済んでいたため、そこで準備の遅れは埋めることが出来た。
EP.N用にジグを選抜していたから、若干だけどジグを選び直して艇に積み込んだ。
今回はタイトルにもあるように『巻きモノ』を中心としてみた。
リーリングでティップが絞り込まれて、頃合いを見計らってフッキングする瞬間が、しつこいけど本当に病みつきになっています。
それと、もはや慢性的な持病とでも言える域に達している“手首痛”を和らげるためにも、ロッドでアクションする必要のない釣り方は直近のテーマでもあります。
※手首痛の原因はパドリングではなくジギングだと、このところ判明して来た。
それで巻きモノとは、もはや書かなくても先が読めていそうですが・・・
まずはTGベイトで間違いない。
それに加えてスキッドジグ(アブ)&スイッチバック(ネイズ)のスキッディング用ジグです。
“スキッディング”と呼ばれる操作でのスイッチフォールでは前回のヒラメを釣りましたが、リトリーブではカヤックからは釣った記憶がまだなかったのです。
船からは、11月だかにイナダがスキッドジグの“タダ巻き”で何匹か釣れたのですが、その時のバイトの感触が心地よかったことは覚えています。
着底からのリトリーブで・・・反応するリトリーブスピードもバイトレンジも時間とともに変化しましたが、それもまた楽しめた一因でした。
あの感触をもう一度・・・
と、言うわけで8割以上の時間を巻きに徹した日でした。
出艇したら最短ディープ(※秋頃に見つけた、ソイ爆より近い距離での水深15,6mのポイント)でTGを巻き巻き・・・
そしたら幸先良くどむオ氏が!
ど『アイナメが釣れましたよ~!タイラバです。今日は魚いますよ~!』
と・・・45cmだかの良型を釣った。
タイラバか・・・TGベイトでも釣れるかも。
そう信じて、ソイ爆・・・すり鉢・・・と漕ぎ回りながら巻き続けましたが、何も反応がない。
途中で浅い磯場に漕いで水深7,8mでバサロをキャストした。
これも反応がない。
再び巻きモノに戻る。
どむオ氏と合流して潮目の中を巻いたけどノーバイトは続く・・・
どむオ氏も釣った1匹のアイナメ以外にはバイトが無いらしい。
そして気持ちが折れたどむオ氏は、1匹のアイナメを手土産に帰って行った・・・
普段なら一人になると途端に詰まらなくなり帰るところだけど、今日の僕は不思議なほどに気持ちが折れなかった。
どうしてもEP.Oの魚に遭いたい。
途中で、気持ちが折れない理由が思い当たった。
それは前回の“釣れた時のイメージ”が鮮明に思い出せたからかも。
前回は4匹の魚(アイナメ,クロソイ,ヒラメ,ムシガレイ)が釣れたけど、それぞれ違った感触のバイトだった。
それらのバイトの瞬間を代わる代わる思い浮かべては・・・
『次こそ食うぞ・・・!』
と信じ続けて巻き続けることが出来た。
本当に、自分の内面としては納得の内容となった6時間だった。
しかし結果は伴わず6時間ノーバイト・・・
EP.Oでも釣れることを証明するどころか、更に釣れないイメージを上塗りしてしまった。
だけど、これを僕は『魚がいない。』で片付けたくはない。
(そもそもどむオ氏は釣ったから!)
海水温が10℃ほどまで下がった冬の海・・・1,2年前なら諦めていたけど、みんなで試行錯誤して、昨冬は何かしら釣ることが出来た。
そうやって『未知』を開拓して、釣りの引き出しを増やして来たのがスライダーズだから・・・この停滞するEP.Oの釣況をも、どうにか打開したいのだ。
水がある限り魚はいる。
そして魚は生きている限りは食事をする。
食事をする限りは釣ることは不可能ではない。
(簡単ではない場合は多いけども。)
そして、厳しい釣況の中でどうにか釣ることが出来た1匹は、とても嬉しかったりもする。
そう言った経験を何度かして来たからなのか、このところ厳しい釣況にこそ燃える時がある。
そうした気持ちで勝負できたのが、今日でした。
この厳しい釣況を打開するためには・・・
(どむオ氏は打開していたわけだけど・・・)
戦略家のチョビー氏の気持ちがEP.Oに向いてくれれば、久しぶりにタッグを組んで浮いてみたいところでもある。
冬の間に・・・どうにか勝負したい。
そんなことを考えて、片付けしながらのビールが、ただひたすら旨かった。

そして、6時間ノーバイトとの結果にしては、稀に見るほどに気持ちは晴れた1漕ぎでした。
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2018総数:獲物4匹ゴミ0個

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☆1/20(土)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
今日はどむオ氏と!
僕らが地元の出艇地として利用しているEP(エントリーポイント)はEP.NとEP.Oがあるのですが、このところ釣果に隔たりがあります。
僕はそれほど気にしていなかったのですが、特にどむオ氏は
『Oは魚がいない。』
とまで発言している状況でした。
それでメンバーはEP.Nに通う傾向が顕著な今日この頃・・・
釣り人の性としては魚っ気があるポイントを選ぶのは定石でしょう。
釣り方とか云々以前にポイント選びが先なわけです。
僕もEP.Nは好きなのですが、このところEP.Oが心配にすらなって来ました。
どういうことかと言うと・・・
(非常に可笑しな例え話ですが・・・!)
例えば両EPが自分の2人息子か教え子的な存在だったとしましょう。
『Nは出来がいいから可愛がろう!Oは出来が悪いから育児放棄だ!』
とは・・・なかなかならないと思うのです。
それよりも
『Nは結果が出ているから放任しよう,Oは行き詰っているから気にかけてあげよう。』
の方が自然な感じ・・・
と、とても強引な例え話ではありますが、自分の中ではどちらも思い出が詰まった出艇地なわけで、EP.Oが釣れないと聞けば聞くほどに、魚がいることを確かめたくなると言うか・・・
メンバーの気持ちがEP.Oから離れていくのが、何だか自分のことのように(自分が嫌われていくかのように)寂しいと感じる・・・みたいな不思議な感情があるのです。
EP.Oにも貴重な思い出が詰まっているからかと思います。
・出沈・着沈を除いて初めて沖で沈した時のこと。
・(初めてのKF仲間)F氏と初めて一緒に漕いだ時のこと。
・チョビー氏と出会った時のこと。
・クロソイ爆の時のこと。
・An氏がモンスターボール投げてた時のこと。
・ホエール氏が座布団を釣った時のこと。
・どむオ氏が座布団を釣った時のこと。
・老兵氏と出会った時のこと。
・大物鱸氏たちと並んでナブラ撃ちをした時のこと。
・big-13氏がマダイを釣った時のこと。
・An氏の送別KFの時のこと。
・ダービー優勝の座布団を釣った時のこと。
・ウミガメを見た時のこと。
・アザラシを見た時のこと。
挙げ続けたら思い出が尽きないことに改めて気付きます。
そんな素晴らしいホーム出艇地・・・
今日こそは久しぶりに『やっぱEP.Oもイイ漁場だわ!』と言ってみたい。
そう心に闘志を燃やして、どむオ氏が待つEP.Oに車を走らせた遅い朝でした。
実は前日にはEP.Nでの待ち合わせを約束していました。
それも、朝だけ風が吹くような予報だったから遅めの9時出艇で約束しました。
ところが起きて朝ご飯を食べていると、どむオ氏からLINEが。
どうやら波が高いようで、EP.Oに変更となったのでした。
現地に到着すると順調に艤装準備が進んでいるどむオ氏・・・
U『おはよ~!』
ど『おはようございます。』
U『いや~楽しみだ!』
ど『テンション高いっすね?!』
U『そりゃ~今日も釣れる気しかしてねぇからな!』
ど『いや~ここは魚いないっすよ?』
・・・
と、まぁ毎度のことながら朝の準備の時間というのはとても楽しいひと時なのです。
僕も急ぎ艤装準備をしたけど、どむオ氏はタックル準備が済んでなかった。
僕は前日にタックルのセッティングは済んでいたため、そこで準備の遅れは埋めることが出来た。
EP.N用にジグを選抜していたから、若干だけどジグを選び直して艇に積み込んだ。
今回はタイトルにもあるように『巻きモノ』を中心としてみた。
リーリングでティップが絞り込まれて、頃合いを見計らってフッキングする瞬間が、しつこいけど本当に病みつきになっています。
それと、もはや慢性的な持病とでも言える域に達している“手首痛”を和らげるためにも、ロッドでアクションする必要のない釣り方は直近のテーマでもあります。
※手首痛の原因はパドリングではなくジギングだと、このところ判明して来た。
それで巻きモノとは、もはや書かなくても先が読めていそうですが・・・
まずはTGベイトで間違いない。
それに加えてスキッドジグ(アブ)&スイッチバック(ネイズ)のスキッディング用ジグです。
“スキッディング”と呼ばれる操作でのスイッチフォールでは前回のヒラメを釣りましたが、リトリーブではカヤックからは釣った記憶がまだなかったのです。
船からは、11月だかにイナダがスキッドジグの“タダ巻き”で何匹か釣れたのですが、その時のバイトの感触が心地よかったことは覚えています。
着底からのリトリーブで・・・反応するリトリーブスピードもバイトレンジも時間とともに変化しましたが、それもまた楽しめた一因でした。
あの感触をもう一度・・・
と、言うわけで8割以上の時間を巻きに徹した日でした。
出艇したら最短ディープ(※秋頃に見つけた、ソイ爆より近い距離での水深15,6mのポイント)でTGを巻き巻き・・・
そしたら幸先良くどむオ氏が!
ど『アイナメが釣れましたよ~!タイラバです。今日は魚いますよ~!』
と・・・45cmだかの良型を釣った。
タイラバか・・・TGベイトでも釣れるかも。
そう信じて、ソイ爆・・・すり鉢・・・と漕ぎ回りながら巻き続けましたが、何も反応がない。
途中で浅い磯場に漕いで水深7,8mでバサロをキャストした。
これも反応がない。
再び巻きモノに戻る。
どむオ氏と合流して潮目の中を巻いたけどノーバイトは続く・・・
どむオ氏も釣った1匹のアイナメ以外にはバイトが無いらしい。
そして気持ちが折れたどむオ氏は、1匹のアイナメを手土産に帰って行った・・・
普段なら一人になると途端に詰まらなくなり帰るところだけど、今日の僕は不思議なほどに気持ちが折れなかった。
どうしてもEP.Oの魚に遭いたい。
途中で、気持ちが折れない理由が思い当たった。
それは前回の“釣れた時のイメージ”が鮮明に思い出せたからかも。
前回は4匹の魚(アイナメ,クロソイ,ヒラメ,ムシガレイ)が釣れたけど、それぞれ違った感触のバイトだった。
それらのバイトの瞬間を代わる代わる思い浮かべては・・・
『次こそ食うぞ・・・!』
と信じ続けて巻き続けることが出来た。
本当に、自分の内面としては納得の内容となった6時間だった。
しかし結果は伴わず6時間ノーバイト・・・
EP.Oでも釣れることを証明するどころか、更に釣れないイメージを上塗りしてしまった。
だけど、これを僕は『魚がいない。』で片付けたくはない。
(そもそもどむオ氏は釣ったから!)
海水温が10℃ほどまで下がった冬の海・・・1,2年前なら諦めていたけど、みんなで試行錯誤して、昨冬は何かしら釣ることが出来た。
そうやって『未知』を開拓して、釣りの引き出しを増やして来たのがスライダーズだから・・・この停滞するEP.Oの釣況をも、どうにか打開したいのだ。
水がある限り魚はいる。
そして魚は生きている限りは食事をする。
食事をする限りは釣ることは不可能ではない。
(簡単ではない場合は多いけども。)
そして、厳しい釣況の中でどうにか釣ることが出来た1匹は、とても嬉しかったりもする。
そう言った経験を何度かして来たからなのか、このところ厳しい釣況にこそ燃える時がある。
そうした気持ちで勝負できたのが、今日でした。
この厳しい釣況を打開するためには・・・
(どむオ氏は打開していたわけだけど・・・)
戦略家のチョビー氏の気持ちがEP.Oに向いてくれれば、久しぶりにタッグを組んで浮いてみたいところでもある。
冬の間に・・・どうにか勝負したい。
そんなことを考えて、片付けしながらのビールが、ただひたすら旨かった。
そして、6時間ノーバイトとの結果にしては、稀に見るほどに気持ちは晴れた1漕ぎでした。
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2018年01月15日
To be continued
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
東北のフィジカルモンスターUでございます。
2017年は年間100漕ぎを達成したこともあり、仲間からは体力系のニックネームを頂きました。
チョビー氏のブログでは前々から
『体力バカ』
と紹介されていましたが、そのニックネームを思い出せないどむオ氏が
『チョビーさんが言ってた・・・何でしたっけ?フィジカルモンスター?』
それから忘年会の席でチョビー氏が
『体力バカ・・・でも“バカ”は言葉が悪いから、そうだスタミナお化けにしよう。』
こうして僕のニックネームは追加されました。
ありがたい。
さて、そんな僕ですが、充実した2017年(・・・言葉で表現するならば“欲しいものは全部手に入れた。”と言えるかもしれない。)
それで燃え尽き症候群とでも言えば良いのか、モチベーションを見いだせないで正月を過ごしました。
中途半端な心境での初釣りは1/5(金)おこめと2人でとも丸に乗船しました。
おこめが開始早々に良型のクロソイ(46~47cmくらいだったかな?)を釣ってから、いくらか間が空いて僕は同サイズのホウボウでした。
(ヒットジグはネイズのスイッチバック250g)
確か2017年も初釣り1匹目はホウボウだった。
新年だから赤い魚で縁起が良い。
幸先良いスタートだったけど、中盤は沈黙・・・
僕は新年に目出度い魚・・・ホウボウとも違う赤い魚=マダイが欲しいと思い、TGベイトを巻き続けました。
そのうち他の客はサバ・ワカシがポツポツと釣れ出した。
良型のサバにそそられて何度かTGベイトを休ませて別なジグをシャクッたけど、でも釣れたとしてもサバ・ワカシで、そもそもペースも悪い。
それならば、どうせペースが悪いならば、やはりマダイを求めてTGに集中しよう・・・
と粘ってみましたが、煮魚サイズのマゾイが釣れたのみでした。
貧果な初釣りでしたが、ホウボウが良型だったことに救われました。
船中で他の客も、恐らくサバ・ワカシその他の小物を除いた“イイ魚”は1匹釣れたかどうかの程度だったと思います。
翌1/6(土)は再びおこめと、今度は穴釣りをしてドンコ1匹でした。
だけど、それでも、釣りは面白い。
ただ、2018年のカヤックフィッシングの目標?のようなものが、まだ定まっていない状態でした。
それから1週間ほど悩み・・・
ようやく方向性が見えて来ました。
それは・・・過程を楽しむことです。
2017年は、目標に縛られた感もありました。
100漕ぎは、回数ありきになりつつあったところも否めません。
もちろんイヤイヤ出ていたわけではないのですが。
他にはダービーのためにヒラメを優先していたところとか。
それを今年は、1回1回のKFの質を大事に楽しみながら、釣りたい魚を釣りたい方法で、数も求めずに釣る・・・それでいいかと。
もちろんダービーのためのシーバスも釣りますけど、それは、その時々の自分の気持ちで決めようと思います。
シーバスに気持ちが向かない日は、ダービーのことは忘れて他の釣りをすればいいかなと。
それで、過程を楽しむ・・・釣りたい方法で・・・の話をすると、自分が好きな釣り方は何なのか?
それはナブラ撃ち,スピンテールでのコチング,TGベイトでのマダイ,バサロでのアイナメ,そしてジギング・・・
2017年のナブラ撃ちは、トップゲームが出来なかったことが心残りでした。
ソルティガのドラドポッパー,ドラドペンシル,ドラドスライダーの3個を入れたトッププラグケースは、常に持つようにはしていたのですが。
コチングは、2016年が確かやらず終いだったために2017年は久しぶりにやりたいと思い、そうしたらとても楽しかった。
2018年は早い時期からスピンテールも常備したい。
TGベイトでのマダイは、地元でも要開拓だと思うのと、また機会あれば乗っ込み時期のNの海にでも遠征しようか・・・
他には、地元の乗合船でも引き続き積極的に試そうと思うのと、日本海の真鯛ジギングにも興味を持っているところです。
おこめと遠征するかも。
バサロでのアイナメは・・・これはコチングとTGベイトにも言えることですが、向こうアワセではない感覚が好きなのです。
ナブラ撃ちとかのプラグでの釣りとかジギングだと、どうしても向こうアワセの場合もあります。
フォールで咥えられた時とかは咄嗟に糸ふけを回収してアワセるから、自分でアワセた感はあるし、向こうアワセだとしても僕はタイミング見て追いアワセ入れるから、アワセた感が全くないわけでもないのですが・・・
バサロ(ワーム),コチング,TGベイトは、カツカツ・・・と来ても巻き続けて、食い込ませてからガツンとフッキングする。
そのフッキングが成功した時が、とても快感なのです。
それとジギングは、2017年の終盤で大量にジグを買い足したこともあり、選んで使用するだけでもとても楽しい。
その中でも2018年のテーマとして選んだが・・・
スキッディングとか言う釣り方です。
アブガルシアのスキッドジグと、ネイズのスイッチバック・・・それぞれカラーは1種類ずつ(スキッドジグ=リアルスクイッド,スイッチバック=グラントグリーン)に絞って、各サイズを揃えました。
スキッディングの詳細は検索して頂いて動画でも観て頂いた方が早いかと思うので割愛しますが、その独特の操作でのフォールから、高速リトリーブ・・・の組み合わせで“オールタイミングがバイトチャンス”とか謳っていて、まぁ言葉だけが何かと大袈裟な点だけは、ハナにつくのですが、その通りに使えれば、ホーム海域でのKFにもとても有効かなと思うのです。
と言うのは、水深10~20mほどのエリアが主なため、アイナメやヒラメ等の底物が水面までジグを追って来る姿もしばしば。
これが例えば動力船で沖の深いところで釣っていれば、いくらオールタイミングがバイトチャンスと言っても、確かにジグのアクション的には回収の瞬間まで期待が持てる動きをしているとは言え、上層で食って来るのはせいぜい青物くらい。
でもホームのKFであれば、ジグのアクションも、底物の捕食レンジも、どちらも噛み合って本当の“オールタイミングがバイトチャンス”になるかもしれない。
そもそも、スイッチフォールのアクションがイカを模しているとすれば、冬のイカパターンにも有効だとも思うし。
そう考えて・・・すみません前置き長くなりましたが、試したいことが定まった中での、新年初浮きを迎えました。
★2018paddling-①★
☆1/13(土)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
夜勤明けで、出艇は昼の12時前でした。
自宅での出発準備が順調だったために11時半頃にも出れそうかと思いましたが、現地に着くと馴染みのオカッパリアングラー3名とお会いして話し込んでしまいました。
いつも仲良くして頂いてありがとうございます。
1月の海・・・2017年は1月下旬にワラサが釣れている。
数こそ少ないかもしれないが、青物も可能性はあるだろう。
海水温も11℃はある。
そして冬のワラサは脂が乗っている。
食べたい・・・
いやいや、乗っ込みで浅い根の上にアイナメがいる頃だ。
バサロも捨てがたい。
早朝からの出艇だとサミングする親指がキンキンに冷たいからバサロも敬遠してしまうけど、今日は気温こそ低いが太陽はガンガンに照っている。
でも、そう言えば・・・数日前に底引き網でヒラメが大漁だったらしいじゃないか。
素直にジギングか・・・
でも、初浮き初物は縁起の良い真鯛・・・こちらも可能性は高くはないけど、狙う価値はあるだろう。
そうだ、真鯛に限らず1匹目が釣れるまでは、TGベイトで通してみよう。
そう心に決めて、漕ぎ出しました。
と、その前にお清めもしました!

沖に漕ぎ進むと、弱~中程度の向かい風でした。
もっと微風にならないとA山ピンポイントは流しづらいと考えて、傾斜が緩やかなB山に。
TGベイトを落としては巻き巻き・・・
1流し目でコツン・・・今のはバイトだ~!
TGベイトに反応してくれる魚は、確かにいる。
(実は午前中にどむオ氏がEP.Oでノーバイトを食らっていたから、こちらは1バイトもらっただけでとても安心した。)
有望な傾斜に漕ぎ戻っての2流し目・・・
カツカツ・・・(来た来た・・・!)
グングン・・・(まだまだ・・・確実に食い込ませよう。)
フェザーライトのティップが徐々に絞り込まれる。
ゴンゴン・・・(そろそろ!)
グーン・・・!(反転したっぽい!)
フッキング~!!
首を振る感触!
ここまで明確に感触が伝わってくるのは、もしかしてマダイか?!
もしくは首振りと言えば・・・

アイナメでした~!(35cmでした。)
本当はTGで1匹釣ったら別な釣りをしようと考えていたけど、フッキングがあまりにも心地よく出来たから、もう1匹続けてみたくなってしまった。
でも、追加できないまま・・・いくらか風が緩んで来た。
A山に移動して、今度はスイッチバック150gを落とした。
呆気なく根掛かりロストしたため、130gにチェンジ・・・こちらのサイズは細身のタイプです。
スキッディングフォールと、高速リトリーブを繰り返し・・・続いて1ピッチに切り替えたところで、何かがヒット!
重量感からすると“イイ魚”決定!!
ビール瓶アイナメかソイか良型ヒラメか・・・と喜んだのも束の間・・・フックオフ!
そのまま再度フォール!
1ピッチと1/2ピッチを組み合わせて続けていると・・・またヒット~!!
先ほどと似た感触!イイ魚に違いないから今度こそ獲りたい!!
浮いて来たのは・・・

クロソイ!47.5cmでした!
スイッチバックで釣れた。
(1/5の船でもホウボウを釣ってはいる。)
嬉しいけど、次はスキッディングで釣ってみたい。
両手でサミングして・・・
※この両手でのサミング、動画で見るとカッコ悪いし“何故両手?”と思ってた。
でも、実際にロッドを煽りながらフォールさせてみると、片手のサミングじゃバックラッシュしちゃうんです。
フォール・・・フォール・・・・
?!?!?!
着底前に何かがヒット~!

ヒラメ~!
これはリリースしました。
スキッディングで釣れた・・・本当はスローナックルとかナマラジグSTとかのノーマルなスロー系のジグが使いたい時期だけど、敢えて当面はスキッディングを使い込んでみようと考えて挑んだ新年・・・幸先が良すぎる!
続いて回収タダ巻きでのヒットも味わいたかったけど、そうそう続かない。
B山に戻ってTGベイトを再開した。
そうしたらカヤックからは珍しい魚が!

ムシガレイ!(34cm)
カヤックから釣ったのはテンヤで1度,スピンテールで1度・・・でしょうか。
さて、今夜はスライダーズ新年会のため、ケツは決まっている。
終盤の30分くらいでいいから、浅場でバサロも試したい。
見切りを付けようと決めて、TGベイトを高速回収した・・・ら、グーン!!
中層で何かがヒット~!
高速回収に反応するのは、まさかの青物か?!
いや、走らない。
これは、過去にも高速回収に何度かヒットしてる魚・・・ヒラメかも。
そして重量感的には座布団級だ。
ロッドは73cmを釣ったのと同じフェザーライト・・・この曲がり具合と、感触・・・懐かしい感じだ。
でも、座布団と間違う感触で、秋にマダイも釣っている。
ポイントも同じだ。
マダイの可能性も信じたい・・・とにかく確実に獲る!
追いアワセも入れた。
ドラグも必要以上に締めていない。
ショックを吸収する弾力があるフェザーライト・・・申し分ない。
と、思ったのですが・・・フックオフしてしまいました(泣)
マダイだったかな・・・それとも座布団級の寒ヒラメだったかな・・・(泣)
マダイだとしたら他にも群れている可能性も考えて、追加で何度か巻き巻きしましたが、もう反応はない。
諦めて浅場でバサロ・・・もノーバイトに終わり、こうして初浮きは終了しました。
8度のバイトで、6度のヒット、キャッチは4匹のみ・・・取りこぼしが多いけど、これもまた、ここからの1年に対するチャレンジ精神が刺激されて良い結果だったかと思う。
結局のところ、同じ海で100回浮いても、全く飽きてない自分に気付きました。
今はすぐにでも再び浮きたくて仕方ない。
浮ければドラマが待っている。
終わりはない。
そうした気持ちから、今回はタイトルを決めました。
続く・・・!
★ルアー★
TGベイト,スイッチバック(ネイズ)
★獲物1匹ゴミ1個運動★
拾い忘れました。
2018総数:獲物4匹ゴミ0個
★肴★
今夜はアクアパッツァの予定!

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東北のフィジカルモンスターUでございます。
2017年は年間100漕ぎを達成したこともあり、仲間からは体力系のニックネームを頂きました。
チョビー氏のブログでは前々から
『体力バカ』
と紹介されていましたが、そのニックネームを思い出せないどむオ氏が
『チョビーさんが言ってた・・・何でしたっけ?フィジカルモンスター?』
それから忘年会の席でチョビー氏が
『体力バカ・・・でも“バカ”は言葉が悪いから、そうだスタミナお化けにしよう。』
こうして僕のニックネームは追加されました。
ありがたい。
さて、そんな僕ですが、充実した2017年(・・・言葉で表現するならば“欲しいものは全部手に入れた。”と言えるかもしれない。)
それで燃え尽き症候群とでも言えば良いのか、モチベーションを見いだせないで正月を過ごしました。
中途半端な心境での初釣りは1/5(金)おこめと2人でとも丸に乗船しました。
おこめが開始早々に良型のクロソイ(46~47cmくらいだったかな?)を釣ってから、いくらか間が空いて僕は同サイズのホウボウでした。
(ヒットジグはネイズのスイッチバック250g)
確か2017年も初釣り1匹目はホウボウだった。
新年だから赤い魚で縁起が良い。
幸先良いスタートだったけど、中盤は沈黙・・・
僕は新年に目出度い魚・・・ホウボウとも違う赤い魚=マダイが欲しいと思い、TGベイトを巻き続けました。
そのうち他の客はサバ・ワカシがポツポツと釣れ出した。
良型のサバにそそられて何度かTGベイトを休ませて別なジグをシャクッたけど、でも釣れたとしてもサバ・ワカシで、そもそもペースも悪い。
それならば、どうせペースが悪いならば、やはりマダイを求めてTGに集中しよう・・・
と粘ってみましたが、煮魚サイズのマゾイが釣れたのみでした。
貧果な初釣りでしたが、ホウボウが良型だったことに救われました。
船中で他の客も、恐らくサバ・ワカシその他の小物を除いた“イイ魚”は1匹釣れたかどうかの程度だったと思います。
翌1/6(土)は再びおこめと、今度は穴釣りをしてドンコ1匹でした。
だけど、それでも、釣りは面白い。
ただ、2018年のカヤックフィッシングの目標?のようなものが、まだ定まっていない状態でした。
それから1週間ほど悩み・・・
ようやく方向性が見えて来ました。
それは・・・過程を楽しむことです。
2017年は、目標に縛られた感もありました。
100漕ぎは、回数ありきになりつつあったところも否めません。
もちろんイヤイヤ出ていたわけではないのですが。
他にはダービーのためにヒラメを優先していたところとか。
それを今年は、1回1回のKFの質を大事に楽しみながら、釣りたい魚を釣りたい方法で、数も求めずに釣る・・・それでいいかと。
もちろんダービーのためのシーバスも釣りますけど、それは、その時々の自分の気持ちで決めようと思います。
シーバスに気持ちが向かない日は、ダービーのことは忘れて他の釣りをすればいいかなと。
それで、過程を楽しむ・・・釣りたい方法で・・・の話をすると、自分が好きな釣り方は何なのか?
それはナブラ撃ち,スピンテールでのコチング,TGベイトでのマダイ,バサロでのアイナメ,そしてジギング・・・
2017年のナブラ撃ちは、トップゲームが出来なかったことが心残りでした。
ソルティガのドラドポッパー,ドラドペンシル,ドラドスライダーの3個を入れたトッププラグケースは、常に持つようにはしていたのですが。
コチングは、2016年が確かやらず終いだったために2017年は久しぶりにやりたいと思い、そうしたらとても楽しかった。
2018年は早い時期からスピンテールも常備したい。
TGベイトでのマダイは、地元でも要開拓だと思うのと、また機会あれば乗っ込み時期のNの海にでも遠征しようか・・・
他には、地元の乗合船でも引き続き積極的に試そうと思うのと、日本海の真鯛ジギングにも興味を持っているところです。
おこめと遠征するかも。
バサロでのアイナメは・・・これはコチングとTGベイトにも言えることですが、向こうアワセではない感覚が好きなのです。
ナブラ撃ちとかのプラグでの釣りとかジギングだと、どうしても向こうアワセの場合もあります。
フォールで咥えられた時とかは咄嗟に糸ふけを回収してアワセるから、自分でアワセた感はあるし、向こうアワセだとしても僕はタイミング見て追いアワセ入れるから、アワセた感が全くないわけでもないのですが・・・
バサロ(ワーム),コチング,TGベイトは、カツカツ・・・と来ても巻き続けて、食い込ませてからガツンとフッキングする。
そのフッキングが成功した時が、とても快感なのです。
それとジギングは、2017年の終盤で大量にジグを買い足したこともあり、選んで使用するだけでもとても楽しい。
その中でも2018年のテーマとして選んだが・・・
スキッディングとか言う釣り方です。
アブガルシアのスキッドジグと、ネイズのスイッチバック・・・それぞれカラーは1種類ずつ(スキッドジグ=リアルスクイッド,スイッチバック=グラントグリーン)に絞って、各サイズを揃えました。
スキッディングの詳細は検索して頂いて動画でも観て頂いた方が早いかと思うので割愛しますが、その独特の操作でのフォールから、高速リトリーブ・・・の組み合わせで“オールタイミングがバイトチャンス”とか謳っていて、
と言うのは、水深10~20mほどのエリアが主なため、アイナメやヒラメ等の底物が水面までジグを追って来る姿もしばしば。
これが例えば動力船で沖の深いところで釣っていれば、いくらオールタイミングがバイトチャンスと言っても、確かにジグのアクション的には回収の瞬間まで期待が持てる動きをしているとは言え、上層で食って来るのはせいぜい青物くらい。
でもホームのKFであれば、ジグのアクションも、底物の捕食レンジも、どちらも噛み合って本当の“オールタイミングがバイトチャンス”になるかもしれない。
そもそも、スイッチフォールのアクションがイカを模しているとすれば、冬のイカパターンにも有効だとも思うし。
そう考えて・・・すみません前置き長くなりましたが、試したいことが定まった中での、新年初浮きを迎えました。
★2018paddling-①★
☆1/13(土)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
夜勤明けで、出艇は昼の12時前でした。
自宅での出発準備が順調だったために11時半頃にも出れそうかと思いましたが、現地に着くと馴染みのオカッパリアングラー3名とお会いして話し込んでしまいました。
いつも仲良くして頂いてありがとうございます。
1月の海・・・2017年は1月下旬にワラサが釣れている。
数こそ少ないかもしれないが、青物も可能性はあるだろう。
海水温も11℃はある。
そして冬のワラサは脂が乗っている。
食べたい・・・
いやいや、乗っ込みで浅い根の上にアイナメがいる頃だ。
バサロも捨てがたい。
早朝からの出艇だとサミングする親指がキンキンに冷たいからバサロも敬遠してしまうけど、今日は気温こそ低いが太陽はガンガンに照っている。
でも、そう言えば・・・数日前に底引き網でヒラメが大漁だったらしいじゃないか。
素直にジギングか・・・
でも、初浮き初物は縁起の良い真鯛・・・こちらも可能性は高くはないけど、狙う価値はあるだろう。
そうだ、真鯛に限らず1匹目が釣れるまでは、TGベイトで通してみよう。
そう心に決めて、漕ぎ出しました。
と、その前にお清めもしました!
沖に漕ぎ進むと、弱~中程度の向かい風でした。
もっと微風にならないとA山ピンポイントは流しづらいと考えて、傾斜が緩やかなB山に。
TGベイトを落としては巻き巻き・・・
1流し目でコツン・・・今のはバイトだ~!
TGベイトに反応してくれる魚は、確かにいる。
(実は午前中にどむオ氏がEP.Oでノーバイトを食らっていたから、こちらは1バイトもらっただけでとても安心した。)
有望な傾斜に漕ぎ戻っての2流し目・・・
カツカツ・・・(来た来た・・・!)
グングン・・・(まだまだ・・・確実に食い込ませよう。)
フェザーライトのティップが徐々に絞り込まれる。
ゴンゴン・・・(そろそろ!)
グーン・・・!(反転したっぽい!)
フッキング~!!
首を振る感触!
ここまで明確に感触が伝わってくるのは、もしかしてマダイか?!
もしくは首振りと言えば・・・
アイナメでした~!(35cmでした。)
本当はTGで1匹釣ったら別な釣りをしようと考えていたけど、フッキングがあまりにも心地よく出来たから、もう1匹続けてみたくなってしまった。
でも、追加できないまま・・・いくらか風が緩んで来た。
A山に移動して、今度はスイッチバック150gを落とした。
呆気なく根掛かりロストしたため、130gにチェンジ・・・こちらのサイズは細身のタイプです。
スキッディングフォールと、高速リトリーブを繰り返し・・・続いて1ピッチに切り替えたところで、何かがヒット!
重量感からすると“イイ魚”決定!!
ビール瓶アイナメかソイか良型ヒラメか・・・と喜んだのも束の間・・・フックオフ!
そのまま再度フォール!
1ピッチと1/2ピッチを組み合わせて続けていると・・・またヒット~!!
先ほどと似た感触!イイ魚に違いないから今度こそ獲りたい!!
浮いて来たのは・・・
クロソイ!47.5cmでした!
スイッチバックで釣れた。
(1/5の船でもホウボウを釣ってはいる。)
嬉しいけど、次はスキッディングで釣ってみたい。
両手でサミングして・・・
※この両手でのサミング、動画で見るとカッコ悪いし“何故両手?”と思ってた。
でも、実際にロッドを煽りながらフォールさせてみると、片手のサミングじゃバックラッシュしちゃうんです。
フォール・・・フォール・・・・
?!?!?!
着底前に何かがヒット~!
ヒラメ~!
これはリリースしました。
スキッディングで釣れた・・・本当はスローナックルとかナマラジグSTとかのノーマルなスロー系のジグが使いたい時期だけど、敢えて当面はスキッディングを使い込んでみようと考えて挑んだ新年・・・幸先が良すぎる!
続いて回収タダ巻きでのヒットも味わいたかったけど、そうそう続かない。
B山に戻ってTGベイトを再開した。
そうしたらカヤックからは珍しい魚が!
ムシガレイ!(34cm)
カヤックから釣ったのはテンヤで1度,スピンテールで1度・・・でしょうか。
さて、今夜はスライダーズ新年会のため、ケツは決まっている。
終盤の30分くらいでいいから、浅場でバサロも試したい。
見切りを付けようと決めて、TGベイトを高速回収した・・・ら、グーン!!
中層で何かがヒット~!
高速回収に反応するのは、まさかの青物か?!
いや、走らない。
これは、過去にも高速回収に何度かヒットしてる魚・・・ヒラメかも。
そして重量感的には座布団級だ。
ロッドは73cmを釣ったのと同じフェザーライト・・・この曲がり具合と、感触・・・懐かしい感じだ。
でも、座布団と間違う感触で、秋にマダイも釣っている。
ポイントも同じだ。
マダイの可能性も信じたい・・・とにかく確実に獲る!
追いアワセも入れた。
ドラグも必要以上に締めていない。
ショックを吸収する弾力があるフェザーライト・・・申し分ない。
と、思ったのですが・・・フックオフしてしまいました(泣)
マダイだったかな・・・それとも座布団級の寒ヒラメだったかな・・・(泣)
マダイだとしたら他にも群れている可能性も考えて、追加で何度か巻き巻きしましたが、もう反応はない。
諦めて浅場でバサロ・・・もノーバイトに終わり、こうして初浮きは終了しました。
8度のバイトで、6度のヒット、キャッチは4匹のみ・・・取りこぼしが多いけど、これもまた、ここからの1年に対するチャレンジ精神が刺激されて良い結果だったかと思う。
結局のところ、同じ海で100回浮いても、全く飽きてない自分に気付きました。
今はすぐにでも再び浮きたくて仕方ない。
浮ければドラマが待っている。
終わりはない。
そうした気持ちから、今回はタイトルを決めました。
続く・・・!
★ルアー★
TGベイト,スイッチバック(ネイズ)
★獲物1匹ゴミ1個運動★
拾い忘れました。
2018総数:獲物4匹ゴミ0個
★肴★
今夜はアクアパッツァの予定!

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