2018年01月31日
ゴムの釣り
★2018paddling-④★
☆1/31(水)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
“-6℃”
愛車のサーモメーターで目にした外気温としては・・・この冬の最低記録を更新した。
数日前の雪の朝でも“-5℃”だった。
でも、その寒さにも心を強く持つことが出来た朝でした。
今日は出艇場所&時間帯を即決し兼ねる予報でした。
風が大嫌いな僕らしい基準で選んで・・・EP.Oで早朝からの出艇が最も良さそう。
それで5:00のアラームで最新の予報を確認したら、午前中のEP.Oは風が吹く予報に変わっていた。
むしろ風が吹く予報だったEP.Nの方が、9時前後の2,3時間なら浮けそう。
早朝は我慢して8時頃の出艇とすることにして、二度寝した。
6:00に起きて朝食を。
日の出からの出艇の場合だと、夜明け前の台所で物音を立てて家族を起こしてしまうのを気にして朝食はコンビニだけど、今日は既に家族全員が起きていた。
7:00に車に乗ったら、冒頭の“-6℃”だったわけです。
(仕事の場合は6:40頃に出発するのですが、6:30~7:00が最も気温が下がり切る時間帯かと思う。)
体の芯まで冷えた前回のKFが思い出される・・・
それでも迷わず出発した。
前夜の布団の中でも『何故これほど心が躍るのだろう・・・』とか考えていたのですが、本当に不思議と、今日のKFは楽しみでした。
前回はバサロで2匹のアイナメを釣ったわけですが、交通事故的なと言うか・・・確かに『こうすれば釣れるかも。』と考えて釣り方は選択しているわけですが、どうも『こうすれば釣れるだろう。』とまで確信を持って釣ったわけではなかったのです。
だから終わってから自分なりに考えて・・・(何故TGベイトでは釣れなかったのだろう,TGベイトとバサロの差はどの部分だろう。)
それで自分の中では納得する理屈に辿り着いたから、その理屈に確信を持つことが出来るかどうかが掛かっていたのが、今日でした。
その理屈と言うのはベタなことなのですが・・・
海水温が下がったために、どうしてもターゲットとしている魚は、ベイトを追うにもスピードは遅く,距離は短く,それからベイトに追いついても食いが浅い・・・そのことが前回の結果に表れたのかな?
と考えました。
実はこのところ海水温のチェックを怠っていたのですが、この大寒波の影響なのか、いつの間にか昨冬の最も下がり切った頃と同等まで・・・海水温が低下していました。
8℃台です。
(昨冬は例年より低下が甘かった。)
と、言うわけで2,3年前までは“オフシーズン”と呼んでいた、2,3月の(海水温的に)厳寒期の釣りをしなければいけないタイミングに既に入っていたのです。
そのことに気付くのが遅れたために、自分の釣り方をシフトし切れていなかったことに気付きました。
例年だと海水温が10℃を切る2,3月を前にして、年末年始頃の海水温11,2度くらいのタイミングでアイナメが好釣になる時があるのですが、そのタイミングは産卵後の回復を目的とした荒食いなのか、比較的テンポの速い釣りでもアイナメは元気良くバイトしてくれます。
そのタイミングが『そろそろだろ・・・まだか・・・?』と思っていたのですが、実は過ぎていたみたいです。
海水温の低下が激しい年は、意外にも春先の開幕が早かったりもするようだから、そこだけは期待できる点だとして・・・それにしても今冬は『1匹釣れれば御の字』みたいな時期が2か月は続くだろうか。
(湾奥遠征の頻度が増えそうだ・・・)
だけど、その厳しい時期でも『1匹釣れれば御の字』のところを『もう1匹・・・』と欲張るところが、良くも悪くも僕の性格なのです。
仲間たちは魚の活性にも増して気持ちがオフシーズンな状況ですが、僕はオールシーズン楽しみたい。
そのためにも、また釣り方の幅を広げようと思い付いたところでの今回となりました。
どういう点かと言うと・・・
過去にも似たようなアイディアが浮かんではいました。
要約するとバサロのフックだけ交換して他の漁具系を真似てみるアイディアです。
バサロのヘッド部(シンカー)を、テンヤ・カブラ・タイラバ・インチク等のヘッド部(シンカー)に見立てるわけですが、それぞれの漁具ごとにヘッド部の形状には意味があるため、代用品にはならないだろう・・・とも思い当時は素直にテンヤを買って試したのでした。
このアイディアが自分の中で萎んでた中で、昨夏くらいに興味がソソラレル動画を観ました。
それは“テンヤマゴチ”と呼ばれる釣り方でした。
元々はテンヤにエビを使ってマゴチを釣る乗合船だと思うのですが、エビの代わりにワームをセットする方法が流行して来ているらしいのです。
何が利点なのか・・・?
それは、エビはワームに比べたらエサ持ちが悪いわけですが、フックから落ちにくいワームだと、大胆にキャストして広く探ることも出来るわけです。
でも、ワームならジグヘッドを使えば良いのでは?
そこは恐らく・・・テンヤの独特の形状から生まれるフォールの遅さが大事なのではないかと思いました。
他に着底時の姿勢とか。
この『エサとワームの垣根を超える。』と言うか『エサ釣りをルアーチックに。』と言うか・・・この点に着目しただけで釣りの幅はかなり広がるのだと気付かされました。
それで、昨夏のコチングはスピンテールのキャスティングでしたが、来夏はスピンテール,ワーム,テンヤを組み合わせて使い分けてみたいと考えていたところでした。
どれもライトなスピニングが愛称が良いと思います。
その点は・・・現状ではナブラ撃ちと兼用でグリッサンドのみですが、春までには秘伝のスピニングがお披露目となることでしょう。
この話は現物が完成してからとします。
で、ハードルアー,ソフトルアー,エサ,漁具を組み合わせたゲームフィッシング・・・のアイディアを温めていたところ!
これまた興味深い動画を発見したのでした。
それは田辺哲男氏の“イワシマダイ”ゲームなのですが、田辺氏はイワシの群れに着いた大鯛に対して、タイラバ,カブラ,テンヤ,ワーム・・・それもワームのリグとして用いるのはテンヤとジグヘッドと・・・実に多彩な引き出しを披露してのゲームフィッシングでした。
(ジグヘッド&グラブを縦に巻いてマダイが釣れるのも衝撃でしたが・・・)
結局はマダイの活性とかベイトパターンとか次第で刻一刻と変化するヒットパターンに対応していく釣り方でしたが、その中でも田辺氏は“巻きの釣り”と“フォールの釣り”との言葉で二極化して考えているように感じました。
これらを自分の釣りに置き換えたら・・・当然マダイも釣りたいので参考にはしますが、マダイに限らずアイナメ等の根魚にも有効なアプローチだと思い至りました。
それで、とてもとても前置きが長くなりましたが、前回の2匹のアイナメを振り返ってみると・・・
バサロHD40gをキャスティングで使っていたところ、ボトムに反応が映ったため咄嗟に縦に落としてリフト&フォールで食い込んだものでした。
これ思い返して振り返ってみると・・・ロッドアクションとしては『これテンヤじゃね?!』と感じたのです。
同じリグでもキャストしてスイミングとか横に速いアクションでは反応が無かったけど、遅いフォールとか、むしろストップするくらいのテンポのアクションには反応があった。
これが海水温10℃を切った中での釣り方のヒントじゃないのか?と思いました。
それで、今回は急きょエビを用意することはデキなかったため、前回同様バサロ&ワームではあるけども、テンヤ風な誘いを基本として、とても緩いアクションを心がけてみよう・・・!と前夜の時点でイメージしていました。
『エサと違ってワームは止めてたら見切られるでしょ?』との疑念が捨てられずにアクションを入れてしまいがちだけど、そこは『エビが付いている。』と自分に言い聞かせて“ステイ”の時間も意識的に設けました。
更にタックルも・・・
何度かテンヤでも使用したグリッサンドですが、これまではナブラ撃ちの兼用のためにPE2号で流用してました。
(水深が浅いからどうにか対応デキていた。)
でも今回は(理由は後日にしますが)別件で細いPEを試してみたい事情があったため、ついでにPE0.8号を巻いたリールを持ち出してみたのです。
さて・・・ここまで読んで下さった方は本当にお疲れ様でした。
(書いている僕も疲れて来ました。)
いよいよ出艇です。
8:16に漕ぎ出しましたが、フラッグ未装着だと気付いて漕ぎ戻り、再出艇で8:22でした。
前回の反省を生かして、ドライスーツの中に重ね着しました。
下半身には薄いスウェットと、上半身には裏起毛のロンTを。
漕ぎ出して空を見上げたら、雲一つない快晴・・・そして意外にも風がない。
そのため・・・汗が吹き出しました。
額から吹き出す汗が頬を伝うのが清々しい・・・この真冬にこれが味わえるのも、パドリングの良いところ。
沖に着いて水深は14~28m・・・斜面を流します。
それにしても無風な上に潮も流れない・・・バサロ28gで余裕の垂直着底です。
これは潮が効き出すまで魚も動かないだろうか・・・?
が、バサロのテンヤ風アクション釣法は見事に結果を出してくれました!
ボトムでのステイからの・・・デッドスローなリーリングで・・・食い込んだ~!
(テンヤと違いオフセットフックのワームなため、食い込ませるための間を置いてからフッキングしました。)

ちなみに・・・
アイナメは(何故かワームで釣った時ほど顕著に)ネットインしてから体をトルネードすることが多いと感じるのですが、今回もグルグル回転されました。
これでフックがネットに絡まるから、数釣りが出来ている日なら雑にハンドランディングしちゃうのですが・・・
今回は丁寧にネットランディングして、フックを外してネットを解いたのですが、アイナメの捻じる力でバサロのワイヤーが曲がってしまいました。

グローピンクヘッド・・・殉職・・・!
ヘッドをイエローにチェンジして、しばし時間を置いてから、次はロッドでリフトしたところバイト・・・!
食い込ませるためにそこからリーリングで追わせてからフッキング!

前回同様に2匹のアイナメ!
この後は風が徐々に強まり、最終的にはバサロHD80gまで使用しましたが、ヘッドが重くなるとフォールも速くなってしまうためか、追加は叶いませんでした。
ちなみにTGベイトも試しましたが、1,2度ほどのショートバイトでした。
遅れて出艇して来たチョビー氏とすれ違って片付け・・・

40cmと37.5cmでした。(オスとメス)
そして、そこから釣具屋に向かいました。
実は前夜にネットサーフィンして気になっていたものが。
ダイワの“紅牙遊動テンヤ+SS”です。
ヘッド部の向きでテンヤ&カブラの使い分けと、フックの使い分けも出来る。
これは長々と書いた“アイディア”に有効活用できそう。
試しに1個だけ買ってみたから試すけど、恐らくバサロに落ち着きそうな気がする・・・
理由は“アピール”でしょうか。
カヤックからだと僕の場合は、神経質な魚を相手にする場面は少ないと思っていて、どちらかと言うとまずはアピールかなと思っているところがあるのですが、バサロには“ブレード”が付いています。
(当然バサロでは、テンヤのようなフォール姿勢は出来ないし、インチクのような波動も出せないと思うけど。)
これからの“魚が鈍い時期”は、こうして“ゴムの釣り”をどこまで結果を出せるのか、この冬はチャレンジしてみたいと思います。
では、また次回!土曜の釣行が今から楽しみです。
★ルアー★
バサロ28g
★獲物1匹ゴミ1個運動★

2018総数:獲物8匹ゴミ8個
★ベイト(獲物の胃の内容物)★
甲殻類,イカもしくはタコ,貝・・・荒食いしていたようです。

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☆1/31(水)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)
“-6℃”
愛車のサーモメーターで目にした外気温としては・・・この冬の最低記録を更新した。
数日前の雪の朝でも“-5℃”だった。
でも、その寒さにも心を強く持つことが出来た朝でした。
今日は出艇場所&時間帯を即決し兼ねる予報でした。
風が大嫌いな僕らしい基準で選んで・・・EP.Oで早朝からの出艇が最も良さそう。
それで5:00のアラームで最新の予報を確認したら、午前中のEP.Oは風が吹く予報に変わっていた。
むしろ風が吹く予報だったEP.Nの方が、9時前後の2,3時間なら浮けそう。
早朝は我慢して8時頃の出艇とすることにして、二度寝した。
6:00に起きて朝食を。
日の出からの出艇の場合だと、夜明け前の台所で物音を立てて家族を起こしてしまうのを気にして朝食はコンビニだけど、今日は既に家族全員が起きていた。
7:00に車に乗ったら、冒頭の“-6℃”だったわけです。
(仕事の場合は6:40頃に出発するのですが、6:30~7:00が最も気温が下がり切る時間帯かと思う。)
体の芯まで冷えた前回のKFが思い出される・・・
それでも迷わず出発した。
前夜の布団の中でも『何故これほど心が躍るのだろう・・・』とか考えていたのですが、本当に不思議と、今日のKFは楽しみでした。
前回はバサロで2匹のアイナメを釣ったわけですが、交通事故的なと言うか・・・確かに『こうすれば釣れるかも。』と考えて釣り方は選択しているわけですが、どうも『こうすれば釣れるだろう。』とまで確信を持って釣ったわけではなかったのです。
だから終わってから自分なりに考えて・・・(何故TGベイトでは釣れなかったのだろう,TGベイトとバサロの差はどの部分だろう。)
それで自分の中では納得する理屈に辿り着いたから、その理屈に確信を持つことが出来るかどうかが掛かっていたのが、今日でした。
その理屈と言うのはベタなことなのですが・・・
海水温が下がったために、どうしてもターゲットとしている魚は、ベイトを追うにもスピードは遅く,距離は短く,それからベイトに追いついても食いが浅い・・・そのことが前回の結果に表れたのかな?
と考えました。
実はこのところ海水温のチェックを怠っていたのですが、この大寒波の影響なのか、いつの間にか昨冬の最も下がり切った頃と同等まで・・・海水温が低下していました。
8℃台です。
(昨冬は例年より低下が甘かった。)
と、言うわけで2,3年前までは“オフシーズン”と呼んでいた、2,3月の(海水温的に)厳寒期の釣りをしなければいけないタイミングに既に入っていたのです。
そのことに気付くのが遅れたために、自分の釣り方をシフトし切れていなかったことに気付きました。
例年だと海水温が10℃を切る2,3月を前にして、年末年始頃の海水温11,2度くらいのタイミングでアイナメが好釣になる時があるのですが、そのタイミングは産卵後の回復を目的とした荒食いなのか、比較的テンポの速い釣りでもアイナメは元気良くバイトしてくれます。
そのタイミングが『そろそろだろ・・・まだか・・・?』と思っていたのですが、実は過ぎていたみたいです。
海水温の低下が激しい年は、意外にも春先の開幕が早かったりもするようだから、そこだけは期待できる点だとして・・・それにしても今冬は『1匹釣れれば御の字』みたいな時期が2か月は続くだろうか。
(湾奥遠征の頻度が増えそうだ・・・)
だけど、その厳しい時期でも『1匹釣れれば御の字』のところを『もう1匹・・・』と欲張るところが、良くも悪くも僕の性格なのです。
仲間たちは魚の活性にも増して気持ちがオフシーズンな状況ですが、僕はオールシーズン楽しみたい。
そのためにも、また釣り方の幅を広げようと思い付いたところでの今回となりました。
どういう点かと言うと・・・
過去にも似たようなアイディアが浮かんではいました。
2016/02/01
要約するとバサロのフックだけ交換して他の漁具系を真似てみるアイディアです。
バサロのヘッド部(シンカー)を、テンヤ・カブラ・タイラバ・インチク等のヘッド部(シンカー)に見立てるわけですが、それぞれの漁具ごとにヘッド部の形状には意味があるため、代用品にはならないだろう・・・とも思い当時は素直にテンヤを買って試したのでした。
このアイディアが自分の中で萎んでた中で、昨夏くらいに興味がソソラレル動画を観ました。
それは“テンヤマゴチ”と呼ばれる釣り方でした。
元々はテンヤにエビを使ってマゴチを釣る乗合船だと思うのですが、エビの代わりにワームをセットする方法が流行して来ているらしいのです。
何が利点なのか・・・?
それは、エビはワームに比べたらエサ持ちが悪いわけですが、フックから落ちにくいワームだと、大胆にキャストして広く探ることも出来るわけです。
でも、ワームならジグヘッドを使えば良いのでは?
そこは恐らく・・・テンヤの独特の形状から生まれるフォールの遅さが大事なのではないかと思いました。
他に着底時の姿勢とか。
この『エサとワームの垣根を超える。』と言うか『エサ釣りをルアーチックに。』と言うか・・・この点に着目しただけで釣りの幅はかなり広がるのだと気付かされました。
それで、昨夏のコチングはスピンテールのキャスティングでしたが、来夏はスピンテール,ワーム,テンヤを組み合わせて使い分けてみたいと考えていたところでした。
どれもライトなスピニングが愛称が良いと思います。
その点は・・・現状ではナブラ撃ちと兼用でグリッサンドのみですが、春までには秘伝のスピニングがお披露目となることでしょう。
この話は現物が完成してからとします。
で、ハードルアー,ソフトルアー,エサ,漁具を組み合わせたゲームフィッシング・・・のアイディアを温めていたところ!
これまた興味深い動画を発見したのでした。
それは田辺哲男氏の“イワシマダイ”ゲームなのですが、田辺氏はイワシの群れに着いた大鯛に対して、タイラバ,カブラ,テンヤ,ワーム・・・それもワームのリグとして用いるのはテンヤとジグヘッドと・・・実に多彩な引き出しを披露してのゲームフィッシングでした。
(ジグヘッド&グラブを縦に巻いてマダイが釣れるのも衝撃でしたが・・・)
結局はマダイの活性とかベイトパターンとか次第で刻一刻と変化するヒットパターンに対応していく釣り方でしたが、その中でも田辺氏は“巻きの釣り”と“フォールの釣り”との言葉で二極化して考えているように感じました。
これらを自分の釣りに置き換えたら・・・当然マダイも釣りたいので参考にはしますが、マダイに限らずアイナメ等の根魚にも有効なアプローチだと思い至りました。
それで、とてもとても前置きが長くなりましたが、前回の2匹のアイナメを振り返ってみると・・・
バサロHD40gをキャスティングで使っていたところ、ボトムに反応が映ったため咄嗟に縦に落としてリフト&フォールで食い込んだものでした。
これ思い返して振り返ってみると・・・ロッドアクションとしては『これテンヤじゃね?!』と感じたのです。
同じリグでもキャストしてスイミングとか横に速いアクションでは反応が無かったけど、遅いフォールとか、むしろストップするくらいのテンポのアクションには反応があった。
これが海水温10℃を切った中での釣り方のヒントじゃないのか?と思いました。
それで、今回は急きょエビを用意することはデキなかったため、前回同様バサロ&ワームではあるけども、テンヤ風な誘いを基本として、とても緩いアクションを心がけてみよう・・・!と前夜の時点でイメージしていました。
『エサと違ってワームは止めてたら見切られるでしょ?』との疑念が捨てられずにアクションを入れてしまいがちだけど、そこは『エビが付いている。』と自分に言い聞かせて“ステイ”の時間も意識的に設けました。
更にタックルも・・・
何度かテンヤでも使用したグリッサンドですが、これまではナブラ撃ちの兼用のためにPE2号で流用してました。
(水深が浅いからどうにか対応デキていた。)
でも今回は(理由は後日にしますが)別件で細いPEを試してみたい事情があったため、ついでにPE0.8号を巻いたリールを持ち出してみたのです。
さて・・・ここまで読んで下さった方は本当にお疲れ様でした。
(書いている僕も疲れて来ました。)
いよいよ出艇です。
8:16に漕ぎ出しましたが、フラッグ未装着だと気付いて漕ぎ戻り、再出艇で8:22でした。
前回の反省を生かして、ドライスーツの中に重ね着しました。
下半身には薄いスウェットと、上半身には裏起毛のロンTを。
漕ぎ出して空を見上げたら、雲一つない快晴・・・そして意外にも風がない。
そのため・・・汗が吹き出しました。
額から吹き出す汗が頬を伝うのが清々しい・・・この真冬にこれが味わえるのも、パドリングの良いところ。
沖に着いて水深は14~28m・・・斜面を流します。
それにしても無風な上に潮も流れない・・・バサロ28gで余裕の垂直着底です。
これは潮が効き出すまで魚も動かないだろうか・・・?
が、バサロのテンヤ風アクション釣法は見事に結果を出してくれました!
ボトムでのステイからの・・・デッドスローなリーリングで・・・食い込んだ~!
(テンヤと違いオフセットフックのワームなため、食い込ませるための間を置いてからフッキングしました。)
ちなみに・・・
アイナメは(何故かワームで釣った時ほど顕著に)ネットインしてから体をトルネードすることが多いと感じるのですが、今回もグルグル回転されました。
これでフックがネットに絡まるから、数釣りが出来ている日なら雑にハンドランディングしちゃうのですが・・・
今回は丁寧にネットランディングして、フックを外してネットを解いたのですが、アイナメの捻じる力でバサロのワイヤーが曲がってしまいました。
グローピンクヘッド・・・殉職・・・!
ヘッドをイエローにチェンジして、しばし時間を置いてから、次はロッドでリフトしたところバイト・・・!
食い込ませるためにそこからリーリングで追わせてからフッキング!
前回同様に2匹のアイナメ!
この後は風が徐々に強まり、最終的にはバサロHD80gまで使用しましたが、ヘッドが重くなるとフォールも速くなってしまうためか、追加は叶いませんでした。
ちなみにTGベイトも試しましたが、1,2度ほどのショートバイトでした。
遅れて出艇して来たチョビー氏とすれ違って片付け・・・
40cmと37.5cmでした。(オスとメス)
そして、そこから釣具屋に向かいました。
実は前夜にネットサーフィンして気になっていたものが。
ダイワの“紅牙遊動テンヤ+SS”です。
ヘッド部の向きでテンヤ&カブラの使い分けと、フックの使い分けも出来る。
これは長々と書いた“アイディア”に有効活用できそう。
試しに1個だけ買ってみたから試すけど、恐らくバサロに落ち着きそうな気がする・・・
理由は“アピール”でしょうか。
カヤックからだと僕の場合は、神経質な魚を相手にする場面は少ないと思っていて、どちらかと言うとまずはアピールかなと思っているところがあるのですが、バサロには“ブレード”が付いています。
(当然バサロでは、テンヤのようなフォール姿勢は出来ないし、インチクのような波動も出せないと思うけど。)
これからの“魚が鈍い時期”は、こうして“ゴムの釣り”をどこまで結果を出せるのか、この冬はチャレンジしてみたいと思います。
では、また次回!土曜の釣行が今から楽しみです。
★ルアー★
バサロ28g
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2018総数:獲物8匹ゴミ8個
★ベイト(獲物の胃の内容物)★
甲殻類,イカもしくはタコ,貝・・・荒食いしていたようです。

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