2017年02月13日
太刀魚は旨かった!
こんにちは!
実は3泊4日の出張に行きます。
今日は移動日で間もなく出発しなければならないため手短に・・・
乗合船ジギングでの釣果報告です!
☆2/12(日)
友人Nと乗合船でした。
前情報では太刀魚が絶好調とのこと。
でも日ごとで釣れる魚は変わるでしょうから、ホウボウとかも期待しつつ・・・いつもながら食卓の彩を考えて魚種を豊富に釣ることを夢見ての出船です。
とは言え情報通り太刀魚フィーバーとなることも想定して、リーダーをいつもの20lbから30lbに変更と、念の為ワイヤーリーダーもタックルケースに忍ばせました。
6:00出船
過去2回ほど(同港の他の乗合船に)乗船した時には、30分以上は走って水深60mとかのポイントでした。
乗船してからフック結んでジグを選んで・・・余裕を持って準備していたところ・・・
6:10減速?!
手元に目線を落としていても、エンジン音の変化で減速していることに気付きました。
グルグルと方向転換しながら、船団の中に。
群れを見つけたのでしょうか。
太刀魚フィーバーの予感です。
目の前の船の方が太刀魚を抜き上げる光景を目の当たりにしつつ船長のアナウンスを待ってジグを投下すると、既に左隣の方がヒットさせてる!
フォールさせながら右隣の友人Nに『左の人もうヒットしてるよ!』と声を上げると、自分のラインに糸ふけが!
こうして早朝“爆”劇は幕を開けたのでした。
水深は30mほどでしょうか。
『上から5~15m』だったか、反応が浮いている旨のアナウンスが聞こえました。
軽いジグでも問題ないですが、交換する時間も勿体ないため結んであったナマラジグST(スローチューン)150g(カラーはマジョグローゼブラ)を継続使用します。
ところが・・・
2,3匹も続けて釣っていたら、30lbリーダーは呆気なく切られてしまいました。
太刀魚の牙は恐るべし!
『(後半は強風の予報で早上がりも想定されることから)風が吹く前に釣っちゃって下さいね~!』との船長のアナウンスに急かされながら、ワイヤーリーダーを結びます。
周りを観察すると、釣り自体の上手さよりも、抜き上げ~ハリ外しまでの手返しの良し悪しでペースに差が付いているように見えます。
それで工夫しました。
アシストフックは使用せずテールフックのみ。
更に手にはホームセンターで購入した作業用皮手袋を。
(右手はベイトリールのサミングが必要なため左手のみの装着)
抜き上げたら右手でリーダーの中間を掴み、左手でジグの頭付近を掴みます。
フックや太刀魚の牙に触れることを恐れずにジグを握ることが出来るため、効率が非常に良くなりました。
短時間で怒涛のラッシュ・・・!!
この時点では、これが長時間続くと思っていました。
それでバケツいっぱいに溜まったところで、美味しく食べることにも興味津々な僕らは、協力して血抜き作業を開始しました。
クーラーに氷水を張って太刀魚を収納します。

※スマホ不調のため、海の上での写真はNに撮ってもらった1枚のみ。
クーラーを眺めて『スタートダッシュは満足!』等と感慨にふけっていると・・・
スタートダッシュだけで終わりました(笑)
以降は太刀魚が沈み、ベタ底や海底から3mほどでのバイトが主でした。
ペースも格段に落ちました。
他の魚種は釣れないか?
とベタ底中心に釣りますが、Nがカナガシラを1匹釣ったのみ。
風が出てしまい早上がりとなりました。
数えたら2人で39匹でした。
それにしても、太刀魚の牙は恐るべし。
ワイヤーリーダーも2本も切られました。
友人Nは絆創膏3か所・・・
帰り道では釣り仲間にお裾分けに寄ったり・・・
僕の母の実家にお裾分けに寄ったり・・・
Nの知り合いにお裾分けに寄ったり・・・
帰宅してご近所にお裾分けを届けたり・・・
そして、いざ調理開始!
食卓の光景は以下の“肴”コーナーの通り!
★肴★

刺身!

塩焼き!

ヅケ&炊き込みご飯!

骨せんべい!
食後に入浴してから・・・

友人Nが作った(先週のサバの)干物!(食べかけでゴメンナサイ!)
干物の塩加減は僕がアドバイスしたのですが、僕のより美味しい味に出来てる・・・
そして、先週のサバを締め鯖にしてご近所にお裾分けしたお礼として頂いた、焼酎が旨い!
更に・・・

夕方に職場の先輩T氏が太刀魚を受け取りに来た(僕は調理途中からビール飲んでたから、運転できず先輩を呼びつけてしまった!)のですが、先輩の父上が作ったらしいチーズの燻製!
チーズも燻製も大好きです。
旨い~!!
先輩も、先輩の両親宅も僕の家から近いため、ご両親宅の分もお渡し出来ました。
例年であれば、太刀魚が釣れる時期ではないようで・・・海水温が下がらないからでしょうか。
でも、出張から帰って来たらもう太刀魚いないかも。
『太刀魚の刺身が食べたいけど、仕事の帰りが遅くて取りに行けないから、今回は我慢する。』と残念がっていた弟・・・次に太刀魚を調達できるのは、1年待ちかと思われる(汗)
やべ、そろそろ電車の時間!
今回も常磐もの(太刀魚も該当するのか?!)にご馳走様でした!!

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2017年02月10日
ジグの話
こんばんは!
今回も釣果報告ではなく机上の独り言でございます。
ご了承下さい!
今日は交代勤務ではなく日勤のため、帰宅後の時間に余裕があります。
昨日は書ききれなかったジグの話を書きたいと思います。
その前に!このブログも振り返ってみると・・・
☆記事数188!
・・・我ながら、よくも積み上げたものだと感じます。
それに対して
☆累計アクセス数118,821pv!
☆コメント数479!
・・・読者の皆さま本当にありがとうございます。
自分勝手な内容で続けて来ただけですが、誰かに読まれ、そしてコメントを返して頂けることは、本当に嬉しいことです。
このブログを始めたキッカケは・・・
過去に何度も書いていますが、自らが地元“いわき”の海でKF挑戦を計画した時に、教えを乞うことが出来る先輩も参考に出来る情報も得ることが出来ない状態でした。
漕ぎ方はカヤックスクールで学ぶことは出来ましたが、どうしても海域毎の海況の特性とか、安全面を考えても我流で単独でのデビューは不安でした。
釣りの内容に関しても、他の海域のKF情報だとシャローでのシーバスや、バーチカルな釣り・・・そのまま地元海域でのKFに取り入れることが出来るジャンルが乏しかったのです。
そこで、自分より後から地元でKFを始める方が出て来た時には、恐らく自分と同じようにWEB上に情報を求めるだろうと考え、僅かでも参考にして頂ければと考えて、このブログを書き始めたのでした。
それと更に、震災で元気を無くした地元の海で遊びながら、何か伝えたい・・・と思うようにもなりました。
これには賛否両論・・・様々な意見があると思います。
でも僕のスタンスは“震災前のように海と共存することが、本当の復興”との考えに基づくものです。
前置きが長くなりましたが、幸いにも4年も続けることが出来たこのブログ・・・この機会に整理してみました。
とは言っても“カテゴリー”を簡単に整理しただけです。
検索性が僅かながら向上したかもしれないので、この機会にカテゴリー検索を利用して過去記事も読んで頂けると嬉しいです。
さて、ここから件名の通りの本題です。
今回の話題は、あくまでも地元海域の特性に照準を合わせた釣り方で且つ自分の個性を加味した内容です。
そのため、参考になるかは・・・ほぼ期待できません!
同海域での同志である“スライダーズ”メンバーでさえ、タックルや釣り方は様々なわけですから。
それでも読んで下さる方は・・・釣り談義と思ってお付き合い下さい!
そもそも、ホームでのKFにスロジギは適していると感じています。
対象魚となる魚の大半をターゲットと出来る釣り方だからです。
いわゆる“高級魚の五目釣り”が可能です。
水深も大きく関係していると思います。
ヒラメやアイナメ等の底物は、海底から10mほどはバイトレンジです。
水深10mほどであれば、水面までチェイスして来る光景を見ることが出来ます。
ホーム海域でカヤックで漕ぎ出せる範囲は、海況に恵まれた日でも、せいぜい水深30mまでが限度です。
実釣するとなれば水深20mまでが主となります。
そうすると・・・中層を回遊するイナワラも含めて、ターゲットとする大半の魚種のバイトレンジは重なっているのです。
だから、ジグを置くレンジを大きく変えなくても“高級魚の五目釣り”が可能なわけです。
これが水深50~100mともなると、ターゲットをイメージしてレンジを選ぶ必要が出て来ると思います。
(それはそれで楽しいのですが。)
伊豆方面とか、カヤックから深海魚が釣れてしまうような急深地形の海域もありますが、9月に遠征した時には“レンジ”は非常に迷いながらのジギングとなってしまいました。
魚の“密度”で考えれば、どの水深地点でも海底がアツいのかもしれないですが。
その“海底がアツい”ことを考えれば、これもスロジギの効率の良さに繋がると思います。
例えば“海底から5m”とかを、しつこく濃く探ることが出来るのも、スロジギです。
また別な話で、艇の上に持ち込める限られた釣り具で、様々な状況に対応することが求められるKFでは、ジグのタイプやアクションで様々なベイト・パターンを演出することが出来ることにも、ジグの可能性を感じます。
まだまだジギング歴・スロジギ歴が未熟な僕ですが、様々なメソッドをものにすることが出来れば、KFが更に楽しくなるのではないかと考えています。
それで・・・使用しているジグの話ですが。
そもそもイナワラのナブラ撃ちからKFを始めたわけで、当初はプラグのキャスティングのみで続けていました。
僅かながらメタルジグも持ってはいましたが、あくまでもキャスティングを想定していて、遠投するために使用するのみでした。
キャストして横方向に巻きながらアクションさせるわけですから、魚からの反応は当然プラグの方が優秀です。
それで、ジグには悪いイメージしか持ててなかったのです。
それが、底物も視野に入れてバーチカルなジギングを始めて・・・
どのようなジグを使えばいいのか?から考えました。
ここで自分の我儘が発揮されるのですが、ルアーは他人とカブりたくないのです。
尊敬するアングラーや気を許した仲間からは、真似させて頂くこともあるのですが。
(現にF氏が先に購入したロッド“GS66”は真似させて頂いちゃいました。)
また、定番ルアーでも自分から気に入った物は、素直に使います。
(例えばランダムトゥイッチャーとか。)
特に気に入るルアーと言えば、何か“所縁(ゆかり)”があるルアーであることが多いです。
・父から頂いてKF初GETの“リップインベイト”
・ホエール氏が『いわき爆』を演じた“ナマラジグ”
・後輩TZK船長からプレゼントされたシーライドロング!まだ入魂デキてないのですが…他人からプレゼントされたような道具は、どうしても愛着が湧きます。
何かキッカケがあって使い始めた道具や、使用者が少ない道具で釣ると、何か特別感があるじゃないですか。
だから逆に、ジグを使い出した頃に、誰もが使ってるジグは敬遠してしまったのです。
メーカーや商品の実名を出すことは控えますが、地元スロジギで絶大なニーズを誇るジグがあります。
地元釣り具店にも大量に陳列されています。
そのジグは、確かに釣れるのだと思います。
また、誰もが使っているジグであれば、アクションだったり使い分けだったり、他人の情報をそのまま有効利用することも出来ます。
そのジグを否定する気も、全くないです。
ただ、好みの問題で・・・みんなが使っているなら、自分は違うモノを!て考えてしまう。
天邪鬼(あまのじゃく)です。
使うなら、何か納得して使いたい。
例えば、そのジグの(ジグに限らず他のルアーやロッド・リールも含めて)コンセプトを読んで、自分の個性に合っていると感じると、素直に気に入ってしまいます。
例えば・・・
『ジギングをもっと楽に楽しみたい!!』が謳い文句のナマラジグは、体勢が制約される艇の上で、限られた力でアクションさせる必要があるKFには、とても重要なコンセプトだと感じました。
その調子で選んで来たジグをまとめると・・・
☆スローナックル:『水平姿勢をキープしつつ長い滞空時間を確保しながらフラッシングして長時間アピール。』
ホームの浅い水深では、フォールに時間を要した方が確実にアピールできると思う!採用!
☆MMジグⅡ:『よく飛び・早く沈み・楽々シャクれる万能ジグ』
スローナックルとは対極な選択理由だけど・・・カヤックだと、風で艇が流されるスピードが動力船に比べて非常に速いのです。
だから、浅い水深とは言え、速いフォールが必要な場面も多いと感じます。
そして、引き抵抗が軽いために力むことが窮屈であるカヤックでも、ハイピッチでの使用が非常に楽です。
それから、このジグは逆付けすると水平フォールとなるため、滞空時間を長くしてスロジギ的に応用することも可能です。
更に別件でラインの話をすると、動力船であればカヤックに比べて水深が深いこともありメインラインが受ける水抵抗が大きくなるため、底取りのしやすさはメインラインの太さが大きく影響します。
地元スロジギ船はPE1.5号が主流のようです。
それに対してカヤックだと、水深が浅いことに加えて艇が流されるスピードが速いことから、底取りのしやすさはジグの沈下速度そのものが最も影響し、メインラインが受ける水抵抗は二の次だと感じます。
もちろんメインラインの太さも沈下速度に影響はしますが、水抵抗による糸ふけ(たわみ)は高が知れているのではと思います。
そのために自分は、カヤックではフロロ5号をメインラインとして使用しています。
身動きが不自由な艇の上でリーダーを繋ぐ必要がない利点もあるのと、浅い地形=根ズレが大敵であることの対策にもなります。
ただ、フロロ5号で100mとか200mとか巻こうとすると、リールも艇上で扱うには重い大きなクラスになってしまいます。
そのことを踏まえて、例えばメインのアブLJ3にはPE2号200mを下巻きとして、その先にフロロ5号50mを巻いています。
(スロジギ仲間とのグループLINEでは昨日?間違えてPE3号150mと伝えていた気がする。)
ドラグが出されてPEが引き出されることは、年間で僅か数回です。
フロロの50m分だけは、傷を気にして頻繁に交換します。
それと、動力船でのスロジギの際には、フロロ50mを捨ててPE1.5号150mを巻くようにしています。
余談でした。
☆オーシャンスプーンジグ&ディープオン
これは60gのジグスプーンです。
水深10mに満たない根の上にもターゲットが豊富なホーム海域では、浅い根の上に落とすためのフォールが遅いジグも有効です。
そこで、スプーンに似た形状のスプーンジグは、即採用しました。
元々はトラウト・サーモン用のルアーのようで、本来の用途とは異なります。
☆スライドアクター
これはもう、単純な理由です。
カヤックからカジキを釣った伝説のカヤックアングラーが、カジキをヒットさせたジグだから、お守りとして艇に積んだのがキッカケでした。
実際にイナワラも底物も釣れることに気付いて、今では気に入って使用しています。
これらを主に使い分けながら、他にはTGベイト,スロースクイッド,スキッドジグ等を使用しています。
以上はジグのお話でした。
ロッドの話も・・・そのうち書きたいと思います。
おやすみなさい!

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2017年02月09日
机上の作戦会議
こんにちは!
今日は昼で仕事を終えることが出来たため、午後は1人宅飲みしながら、タイピング練習です(笑)
まずは過去の画像を1枚・・・

このブツ持ち写真はF氏に撮って頂きました。
昨シーズンのヒラメ70cmです。
・ロッド:FeatherLight63
・ジグ:スローナックル120gグローピンク
今年の最優先ターゲットになるであろう魚は“ヒラメ”です。
理由は・・・正式には追って告知されるようですが、今年の55ダービーはフラットフィッシュとの噂です。
※電波を通じた公表がされるまでは触れない方が・・・と我慢していましたが、今週の55Ustreamで話題に出ていたため、解禁と判断して書かせて頂きます!
対象はヒラメとマゴチ?
詳細な競技ルールは正式告知を待つことになりますが、恐らくヒラメ&マゴチでサイズを競うことになりそうです。
55ダービーと言えば・・・
一昨年は青物でした。
その前年に地元では磯ヒラマサがメーター続出の絶好調だったために『いわき組からダービー狙える!』と意気込みましたが、前年に比べ調子が悪くエントリーすら出来ませんでした。
去年はバスでした。
これは僕の苦手分野のため蚊帳の外でした。
今年のフラットフィッシュ・・・
座布団ヒラメなら僕にも釣れる!!
そもそもフラットフィッシュの聖地は、どこなのでしょう??
マゴチであれば、東京湾の夏の風物詩でもありますが、宮城も数・サイズともに有望なようです。
ヒラメは“聖地・新島”の記事を読んだことがあります。
他には茨城が有名なようです。
どちらにしてもサーフがあれば全国どこでもダービー狙える魚種ではないでしょうか。
ここ福島も、サーフは広くフラットフィッシュも豊富です。
特にヒラメは、サイズ的にも可能性を感じます。
これはダービー狙うしかないでしょう!
と言うわけで、座布団ヒラメを追いかけ続ける1年になりそうであります。
今冬は海水温の低下が緩いため、春の開幕も早い可能性が考えられます。
今から作戦を練る必要があると感じている今日この頃です。
では・・・どのように釣れば??
※ここからは釣り方のスタイル・好みの問題が濃いため、個人で考え方は様々だと思います。
自分的には今のところジグとムーチングの併用を考えています。
どちらがいいのかを考えてもみますが、どちらも一長一短があるために、結局は併用となりそうです。
ヒラメがいれば活き餌の方が躊躇なく呑み込んでくれる気はするのですが、ジグの方が手返しが良く且つ広範囲を探れるとも思います。
ヒラメは、釣れる日には複数釣れる印象を受けています。
過去には1度の出艇で60cm以上を2匹以上釣ったことが、覚えているだけで3度はありました。
そのことを考えると、釣れる日にはジグで効率良く探り1匹でも多く釣ることが、サイズアップにも繋がると思います。
自分的な結論としては・・・ベイトボールを発見したけどジグには反応しない且つベイトボールの移動が遅く真上に陣取ることが出来ている状況・・・そのような時に、ジグサビキでベイトを調達してムーチングをしてみようと思っています。
釣具店で活き餌“銀平”を用意しても良いのですが、現地調達こそ“マッチ・ザ・ベイト”として理にかなっていると思うため、基本的にはジグサビキでの調達を考えています。
それも、ベイトボールを見つけた時に限ってです。
ベイトボールの下にいるヒラメは、そのベイトに夢中になり偏食していると思えるため、まさにマッチ・ザ・ベイトの状況だと思うのです。
ここまで“対:座布団ヒラメ”のイメトレをしてみましたが、ヒラメだけを優先すると、他の魚種はどうなるのでしょうか。
そもそもが“魚種を豊富に”釣ることが僕は好きです。
その意味ではスロジギもムーチングも、青物も含め多種をターゲットとすることはできるでしょう。
ただ唯一気がかりなことは・・・トップウォーターの出番です。
僕の中では
・単発のボイルが確認できればポッパーでの誘い出し⇒ヒラマサ出るかも!
・静かなナブラなら⇒ペンシルのドッグウォーク!
・激しいナブラなら⇒ダイビング系!
とパターンを決めていて、そもそもKF始めた目的がナブラ撃ちでもあるわけで、最も好きな釣り方です。
では、水面に青物の気配を感じない限りはヒラメを意識した釣りを続けるとして、もし目の前でナブラが発生したら??
これ非常に迷います。
何故なら、ナブラが起きている状況下では、真下にはヒラメが寄っていることが期待できるから。
“ヒラメを最優先”の考え方であれば、ナブラの下にジグを落とすことが座布団への近道かと思います。
でも、エキサイティングなトップウォーターも捨てがたい・・・迷います。
それは、その場その場の“気持ち”で決めたいと思います。
ちなみに、この“座布団ヒラメ”と“ナブラ撃ち”は、カヤックの醍醐味でもあると思います。
ナブラ撃ちに関しては、カヤックほどチャンスが多いアプローチ法はないと思うのです。
オカッパリでは届かない場合が多いし、動力船ではエンジン音で近付けないことがほどんどだと思うからです。
カヤックでは過去には、体育館より広いような面積に一面にイナワラのナブラが発生して、その中に飛び込むと艇にボコボコとイナワラが当たって来た・・・そんな夢のような体験も出来ました。
そのような激しいナブラでも、2馬力ボート1隻で即座に沈みます。
それと座布団ヒラメに関して・・・ヒラメの“サイズ”を求めるにはカヤックでの水深が有利では?感じています。
釣果情報を目にしても、地元スロジギ船でのポイント(水深30~70m??)だと、それほどヒラメのサイズは出ていないように感じています。
本当にデカいヒラメは、水深20mよりも浅いところ・・・極端に言えば波打ち際にこそ座布団が潜んでいるようなイメージを持っています。
※別に僕はヒラメのエキスパートでもないですから、勝手なイメージですから、聞き流して下さい!
ハイシーズンにはサーフからのキャスティングこそ、連日のように“座布団”の釣果情報が聞こえて来る気がします。
それと、動力船とカヤックを比べた話をもう一つ!
遊漁船でのムーチングは昔からメジャーな釣りかと思いますが、本当に大きな、例えばメーター級のヒラメだと、ランディング直前のラストダッシュで船べりに擦られてハリスを切られてしまうそうです。
これはナカムラ軍曹の記事で読みました。
確かにヒラメは、ヒット直後のダッシュ以降は重いだけとも言われますが、実は水面に浮いてからのラストダッシュこそ、怖いと感じます。
でもカヤックだと、ロッドを水中に突っ込めば艇に擦られることはないわけです。
(ただ・・・ネットイン後に脱走リスクは、カヤックはダントツに高いと思いますが。)
こう考えていると・・・今年の座布団ダービーは楽しみであります!!
(酔っているため文章の不自然さはお許し下さい。)
他にもジグの話とロッドの話もしたかったですが、長文になってしまったため、ここまでとします。
余裕があったら、追ってアップします!

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2017年02月07日
ホウボウジギング~!
こんにちは!
2日前になりますが、乗合船でスロジギして来ました!
☆2/5(日)
“カヤック最優先”のスタイルは変わらないのですが、この日は友人Nとの約束がありました。
このところ彼とは久しく休日が合わなかったため“休日が合えばスロジギ行こう!”と約束していました。
夏であれば旧艇ツープラを持ち出して2人でKFするところですが、彼はドライスーツを持っていないため冬の出艇は不可能です。
それで今回は乗合船に乗船したわけです。
※今年は海水温の低下が緩いためにカヤックでも釣果は期待できます。
実際に同日もチョビー氏からKF釣果のレポが届きました!
さて本題です。
事前に船のHPで情報収集すると、冬の恒例“ホウボウ爆”が開幕した模様・・・大漁のサバも混じるようですが、メインターゲットはホウボウとなることでしょう。
そこに僅かながらムシガレイ,マトウダイ,サワラ,スズキ,ヒラメ,マダイ,ワラサ等が混じるようで、とても楽しみです。
更に実は、以前にEP.OでKFご一緒した“big-13”氏が前日の土曜に同じ船に乗船していて、釣果情報を頂いていました。
big-13氏の釣果レポも、事前に収集していた情報と概ね似た感じで、とても満足されたようでした。
羨ましい・・・でも、明日になれば自分も同じようにイイ想いがデキる!と考えて準備を済ませました。
当日・・・
友人Nと楽しく会話しながら沖に向かいます。
これは、カヤックと違う楽しい面です。
僕の中では動力船の場合にはカヤックに比べて“緩く”楽しむように考えています。
カヤックだと安全面の判断とか、魚探の確認とか、緊張感を持ちながらの釣りになるわけですが、その辺りが動力船は“船長任せ”ですから、気を抜いて釣りだけに集中すれば良いのです。
それと、釣りに“求めるモノ”も自分の中ではカヤックとは違うものです。
カヤックだと純粋に釣り自体を楽しみたいのですが、動力船だと釣り自体の面白みだけで言えば、どうしても個人的にはカヤックに劣ってしまうのです。
動力船の場合は、釣りを満喫する他に“オカズを調達する”ことに目的を感じています。
ホウボウ・・・どう食べても旨いから大好きです。
イメトレの段階ではクーラー満タン・・・笑
いざ実釣開始!
開始直後は幸先の良いスタートは切れず・・・
そのうちにサバが釣れ始まります。
30~40cmが主で、そこに極小サイズや45cm級が混じる感じです。
50cmとかいたら、脂たっぷりで美味しいだろうなぁ・・・と考えつつ、40cm以上を目安にキープします。
(後半はオカズの乏しさを気にして40cm未満もキープすることに・・・)
それにしても本命のホウボウが釣れない。
他の根魚も釣れない。
サワラ・ワラサも釣れない。
『どこかで好転するでしょ?』
と簡単に考えていましたが、この日はどこに言ってもサバサバサバ・・・
船長のアナウンスで『サバばっかりですね・・・移動します。』と何度ほど聞いたことか。
海況としては、風が弱く快適でしたが、同じように潮も緩い。
12月に同じ船に乗った時には強風の影響でジグも200gまで使いましたが、今回は130g以下も多く使いました。
僕はナマラジグスローチューン150gを中心に,スローナックル100gやスキッドジグ120g,スロースクイッド120g,他にはスロー系の枠を外れてナマラジグ150g,130g,100g,MMジグⅡ100gも使用しました。
友人Nはサバ爆の時間帯に、新しいジグを多く入魂するためにジグ交換を繰り替えし・・・最終的にはスライドアクター120gでサバ“トリプル”を成し遂げていました(笑)
僕の釣果は
サバいっぱい,ホウボウ3匹・・・だけ。
友人Nは
サバいっぱい,ホウボウ2匹,カナガシラ2匹,マトウダイ!(←このマトウダイが船長も驚く良型だった!)
イメトレほどのクーラー具合には程遠い結果だったけど・・・サバが太っていたのが救いでしょうか。
サバを美味しく食べるために、実釣時間を削ってでも丁寧に血抜き・ハラワタ抜きの処理をしておきました。
帰宅して・・・
★肴★
まずは“生鯖”とマトウダイの刺身!

マトウダイは,僕が大好きなのを知った友人Nが半身(厳密には3/4ほど)を届けてくれました!
そして楽しみにしていた“生鯖”の刺身~!
サバは普通は“締め鯖”で食べると思いますが、釣った直後にハラワタを抜いて氷水に浸けて来れば、寄生虫の恐怖を逃れて生で食すことが可能なのです!
過去に父が釣ったサバを生で食べたことがあり、その時の味が忘れられなかったのです。
ただ、その時の父のサバは50cm級と特大で、脂も素晴らしく乗っていました。
今回の生鯖・・・間違いなく美味しいけど、過去の生鯖に軍配が上がった感じかなぁ・・・
次に・・・

酒~!
職場の上司が頂き物を横流ししてくれること、この冬だけで3回目!
今回は“誕生日プレゼント”として渡してくれました。
いつも頂いてばかりで申し訳ないため、今回は刺身を届ける意気込みでしたが、ホウボウ足りなかったから・・・また次回。
そしてメインは・・・

しゃぶしゃぶ~!
ホウボウ&マトウダイを。
どちらも文句なし!高級魚!
ご馳走は翌日にも続く・・・

締め鯖~!
亡くなったジィちゃんは飲み屋街に大金を落としていたような人のため旨い肴は食べなれていたと思うのですが、そのジィちゃんが『締め鯖はバァちゃんのが旨い。』と話していたのを覚えていて、締め鯖だけはバァちゃんの指示通りに作りました。
めちゃウマ!!
でも・・・台所で指示を煽りつつの会話の中で『ジィちゃん生きてた頃は〇新(地元の魚屋)さ買いに行くど店で塩を振ってくれてな、何分経ったら酢をかけて、何時間経ったら食べ時だって、教えてくっちゃもんだよ。』て・・・バァちゃんのオリジナルレシピじゃなかったんか~い!
仏壇にチクりました。
次・・・

ホウボウお吸い物!
汁物にするには・・・ホウボウの出汁はダントツに素晴らしい・・・
それから・・・

サバと言えば味噌煮!
これは母にお願いしました。
とても美味!!
更に3日目の今日は・・・

ホウボウ昆布締め~!
上品で贅沢な逸品であります!
今週も常磐もの、ご馳走様でした!!

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2017年02月02日
2016動画集!
※1/30(月)の夜に書き始めています。
前記事の“二子峠”の“崖”動画を編集していたら、撮り溜めていた動画原稿を放置していたことを思い出しました。
youtubeにアップロードまでは済ませていたものばかりですが、編集&公開に至ってなかったのです。
それらをまとめて!一挙公開!
※撮影時の過去記事を参考までに添付します。
※※※※※※※※※※※※
全記事に対するコメントとして、津波被害のあった海域で海底を撮影することに否定的な意見を受けました。
ごもっともな意見だと思います。
しかし、結論としては水中撮影は続けさせて頂きます。
改めてお断りさせて頂きますが、津波の被災者や遺族に対して配慮が欠けていると感じさせてしまったとすれば、その点はお詫び致します。
決して、津波被害を忘れたわけではないことは確かです。
震災直後から、津波被害の爪痕が残る“海で遊ぶ”ことに関しては葛藤もあった中で、自分なりに“今まで通りに遊ぶことが復興”だと結論を出した結果が、今の自分の姿であり、このブログです。
ブログ及びyoutubeは不特定多数の方の目につくわけで、万人受けすることが難しいことは理解しています。
この記事・動画を観て気分を害する方も確かにいるのだと思います。
が、反対に、いわきの海の元気な姿を観て喜んで下さる方も確かにいることを信じています。
海底撮影など観たくもない方もいれば、観たい人もいるわけです。
その意味で“海はみんなのもの”ですから、この広い海で何をして遊ぶのかには、限られたルールの中ではあっても確かな“自由度”はあるはずです。
これまでのスタイルで投稿を続けさせて頂きます。
いくらかでも、万人受けするよう努力する義務はあるかと思いますが、至らない部分はお許し下さい。
そして、津波被災者のご冥福をお祈りする気持ちが僕にもあること、あの日の痛みを感じながら海で遊ぶことを続けて来たこと、それだけは言わせて頂きたい。
※※※※※※※※※※※※

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