2018年01月20日
巻いた6時間
★2018paddling-②★
☆1/20(土)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
今日はどむオ氏と!
僕らが地元の出艇地として利用しているEP(エントリーポイント)はEP.NとEP.Oがあるのですが、このところ釣果に隔たりがあります。
僕はそれほど気にしていなかったのですが、特にどむオ氏は
『Oは魚がいない。』
とまで発言している状況でした。
それでメンバーはEP.Nに通う傾向が顕著な今日この頃・・・
釣り人の性としては魚っ気があるポイントを選ぶのは定石でしょう。
釣り方とか云々以前にポイント選びが先なわけです。
僕もEP.Nは好きなのですが、このところEP.Oが心配にすらなって来ました。
どういうことかと言うと・・・
(非常に可笑しな例え話ですが・・・!)
例えば両EPが自分の2人息子か教え子的な存在だったとしましょう。
『Nは出来がいいから可愛がろう!Oは出来が悪いから育児放棄だ!』
とは・・・なかなかならないと思うのです。
それよりも
『Nは結果が出ているから放任しよう,Oは行き詰っているから気にかけてあげよう。』
の方が自然な感じ・・・
と、とても強引な例え話ではありますが、自分の中ではどちらも思い出が詰まった出艇地なわけで、EP.Oが釣れないと聞けば聞くほどに、魚がいることを確かめたくなると言うか・・・
メンバーの気持ちがEP.Oから離れていくのが、何だか自分のことのように(自分が嫌われていくかのように)寂しいと感じる・・・みたいな不思議な感情があるのです。
EP.Oにも貴重な思い出が詰まっているからかと思います。
・出沈・着沈を除いて初めて沖で沈した時のこと。
・(初めてのKF仲間)F氏と初めて一緒に漕いだ時のこと。
・チョビー氏と出会った時のこと。
・クロソイ爆の時のこと。
・An氏がモンスターボール投げてた時のこと。
・ホエール氏が座布団を釣った時のこと。
・どむオ氏が座布団を釣った時のこと。
・老兵氏と出会った時のこと。
・大物鱸氏たちと並んでナブラ撃ちをした時のこと。
・big-13氏がマダイを釣った時のこと。
・An氏の送別KFの時のこと。
・ダービー優勝の座布団を釣った時のこと。
・ウミガメを見た時のこと。
・アザラシを見た時のこと。
挙げ続けたら思い出が尽きないことに改めて気付きます。
そんな素晴らしいホーム出艇地・・・
今日こそは久しぶりに『やっぱEP.Oもイイ漁場だわ!』と言ってみたい。
そう心に闘志を燃やして、どむオ氏が待つEP.Oに車を走らせた遅い朝でした。
実は前日にはEP.Nでの待ち合わせを約束していました。
それも、朝だけ風が吹くような予報だったから遅めの9時出艇で約束しました。
ところが起きて朝ご飯を食べていると、どむオ氏からLINEが。
どうやら波が高いようで、EP.Oに変更となったのでした。
現地に到着すると順調に艤装準備が進んでいるどむオ氏・・・
U『おはよ~!』
ど『おはようございます。』
U『いや~楽しみだ!』
ど『テンション高いっすね?!』
U『そりゃ~今日も釣れる気しかしてねぇからな!』
ど『いや~ここは魚いないっすよ?』
・・・
と、まぁ毎度のことながら朝の準備の時間というのはとても楽しいひと時なのです。
僕も急ぎ艤装準備をしたけど、どむオ氏はタックル準備が済んでなかった。
僕は前日にタックルのセッティングは済んでいたため、そこで準備の遅れは埋めることが出来た。
EP.N用にジグを選抜していたから、若干だけどジグを選び直して艇に積み込んだ。
今回はタイトルにもあるように『巻きモノ』を中心としてみた。
リーリングでティップが絞り込まれて、頃合いを見計らってフッキングする瞬間が、しつこいけど本当に病みつきになっています。
それと、もはや慢性的な持病とでも言える域に達している“手首痛”を和らげるためにも、ロッドでアクションする必要のない釣り方は直近のテーマでもあります。
※手首痛の原因はパドリングではなくジギングだと、このところ判明して来た。
それで巻きモノとは、もはや書かなくても先が読めていそうですが・・・
まずはTGベイトで間違いない。
それに加えてスキッドジグ(アブ)&スイッチバック(ネイズ)のスキッディング用ジグです。
“スキッディング”と呼ばれる操作でのスイッチフォールでは前回のヒラメを釣りましたが、リトリーブではカヤックからは釣った記憶がまだなかったのです。
船からは、11月だかにイナダがスキッドジグの“タダ巻き”で何匹か釣れたのですが、その時のバイトの感触が心地よかったことは覚えています。
着底からのリトリーブで・・・反応するリトリーブスピードもバイトレンジも時間とともに変化しましたが、それもまた楽しめた一因でした。
あの感触をもう一度・・・
と、言うわけで8割以上の時間を巻きに徹した日でした。
出艇したら最短ディープ(※秋頃に見つけた、ソイ爆より近い距離での水深15,6mのポイント)でTGを巻き巻き・・・
そしたら幸先良くどむオ氏が!
ど『アイナメが釣れましたよ~!タイラバです。今日は魚いますよ~!』
と・・・45cmだかの良型を釣った。
タイラバか・・・TGベイトでも釣れるかも。
そう信じて、ソイ爆・・・すり鉢・・・と漕ぎ回りながら巻き続けましたが、何も反応がない。
途中で浅い磯場に漕いで水深7,8mでバサロをキャストした。
これも反応がない。
再び巻きモノに戻る。
どむオ氏と合流して潮目の中を巻いたけどノーバイトは続く・・・
どむオ氏も釣った1匹のアイナメ以外にはバイトが無いらしい。
そして気持ちが折れたどむオ氏は、1匹のアイナメを手土産に帰って行った・・・
普段なら一人になると途端に詰まらなくなり帰るところだけど、今日の僕は不思議なほどに気持ちが折れなかった。
どうしてもEP.Oの魚に遭いたい。
途中で、気持ちが折れない理由が思い当たった。
それは前回の“釣れた時のイメージ”が鮮明に思い出せたからかも。
前回は4匹の魚(アイナメ,クロソイ,ヒラメ,ムシガレイ)が釣れたけど、それぞれ違った感触のバイトだった。
それらのバイトの瞬間を代わる代わる思い浮かべては・・・
『次こそ食うぞ・・・!』
と信じ続けて巻き続けることが出来た。
本当に、自分の内面としては納得の内容となった6時間だった。
しかし結果は伴わず6時間ノーバイト・・・
EP.Oでも釣れることを証明するどころか、更に釣れないイメージを上塗りしてしまった。
だけど、これを僕は『魚がいない。』で片付けたくはない。
(そもそもどむオ氏は釣ったから!)
海水温が10℃ほどまで下がった冬の海・・・1,2年前なら諦めていたけど、みんなで試行錯誤して、昨冬は何かしら釣ることが出来た。
そうやって『未知』を開拓して、釣りの引き出しを増やして来たのがスライダーズだから・・・この停滞するEP.Oの釣況をも、どうにか打開したいのだ。
水がある限り魚はいる。
そして魚は生きている限りは食事をする。
食事をする限りは釣ることは不可能ではない。
(簡単ではない場合は多いけども。)
そして、厳しい釣況の中でどうにか釣ることが出来た1匹は、とても嬉しかったりもする。
そう言った経験を何度かして来たからなのか、このところ厳しい釣況にこそ燃える時がある。
そうした気持ちで勝負できたのが、今日でした。
この厳しい釣況を打開するためには・・・
(どむオ氏は打開していたわけだけど・・・)
戦略家のチョビー氏の気持ちがEP.Oに向いてくれれば、久しぶりにタッグを組んで浮いてみたいところでもある。
冬の間に・・・どうにか勝負したい。
そんなことを考えて、片付けしながらのビールが、ただひたすら旨かった。
そして、6時間ノーバイトとの結果にしては、稀に見るほどに気持ちは晴れた1漕ぎでした。
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2018総数:獲物4匹ゴミ0個
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☆1/20(土)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
今日はどむオ氏と!
僕らが地元の出艇地として利用しているEP(エントリーポイント)はEP.NとEP.Oがあるのですが、このところ釣果に隔たりがあります。
僕はそれほど気にしていなかったのですが、特にどむオ氏は
『Oは魚がいない。』
とまで発言している状況でした。
それでメンバーはEP.Nに通う傾向が顕著な今日この頃・・・
釣り人の性としては魚っ気があるポイントを選ぶのは定石でしょう。
釣り方とか云々以前にポイント選びが先なわけです。
僕もEP.Nは好きなのですが、このところEP.Oが心配にすらなって来ました。
どういうことかと言うと・・・
(非常に可笑しな例え話ですが・・・!)
例えば両EPが自分の2人息子か教え子的な存在だったとしましょう。
『Nは出来がいいから可愛がろう!Oは出来が悪いから育児放棄だ!』
とは・・・なかなかならないと思うのです。
それよりも
『Nは結果が出ているから放任しよう,Oは行き詰っているから気にかけてあげよう。』
の方が自然な感じ・・・
と、とても強引な例え話ではありますが、自分の中ではどちらも思い出が詰まった出艇地なわけで、EP.Oが釣れないと聞けば聞くほどに、魚がいることを確かめたくなると言うか・・・
メンバーの気持ちがEP.Oから離れていくのが、何だか自分のことのように(自分が嫌われていくかのように)寂しいと感じる・・・みたいな不思議な感情があるのです。
EP.Oにも貴重な思い出が詰まっているからかと思います。
・出沈・着沈を除いて初めて沖で沈した時のこと。
・(初めてのKF仲間)F氏と初めて一緒に漕いだ時のこと。
・チョビー氏と出会った時のこと。
・クロソイ爆の時のこと。
・An氏がモンスターボール投げてた時のこと。
・ホエール氏が座布団を釣った時のこと。
・どむオ氏が座布団を釣った時のこと。
・老兵氏と出会った時のこと。
・大物鱸氏たちと並んでナブラ撃ちをした時のこと。
・big-13氏がマダイを釣った時のこと。
・An氏の送別KFの時のこと。
・ダービー優勝の座布団を釣った時のこと。
・ウミガメを見た時のこと。
・アザラシを見た時のこと。
挙げ続けたら思い出が尽きないことに改めて気付きます。
そんな素晴らしいホーム出艇地・・・
今日こそは久しぶりに『やっぱEP.Oもイイ漁場だわ!』と言ってみたい。
そう心に闘志を燃やして、どむオ氏が待つEP.Oに車を走らせた遅い朝でした。
実は前日にはEP.Nでの待ち合わせを約束していました。
それも、朝だけ風が吹くような予報だったから遅めの9時出艇で約束しました。
ところが起きて朝ご飯を食べていると、どむオ氏からLINEが。
どうやら波が高いようで、EP.Oに変更となったのでした。
現地に到着すると順調に艤装準備が進んでいるどむオ氏・・・
U『おはよ~!』
ど『おはようございます。』
U『いや~楽しみだ!』
ど『テンション高いっすね?!』
U『そりゃ~今日も釣れる気しかしてねぇからな!』
ど『いや~ここは魚いないっすよ?』
・・・
と、まぁ毎度のことながら朝の準備の時間というのはとても楽しいひと時なのです。
僕も急ぎ艤装準備をしたけど、どむオ氏はタックル準備が済んでなかった。
僕は前日にタックルのセッティングは済んでいたため、そこで準備の遅れは埋めることが出来た。
EP.N用にジグを選抜していたから、若干だけどジグを選び直して艇に積み込んだ。
今回はタイトルにもあるように『巻きモノ』を中心としてみた。
リーリングでティップが絞り込まれて、頃合いを見計らってフッキングする瞬間が、しつこいけど本当に病みつきになっています。
それと、もはや慢性的な持病とでも言える域に達している“手首痛”を和らげるためにも、ロッドでアクションする必要のない釣り方は直近のテーマでもあります。
※手首痛の原因はパドリングではなくジギングだと、このところ判明して来た。
それで巻きモノとは、もはや書かなくても先が読めていそうですが・・・
まずはTGベイトで間違いない。
それに加えてスキッドジグ(アブ)&スイッチバック(ネイズ)のスキッディング用ジグです。
“スキッディング”と呼ばれる操作でのスイッチフォールでは前回のヒラメを釣りましたが、リトリーブではカヤックからは釣った記憶がまだなかったのです。
船からは、11月だかにイナダがスキッドジグの“タダ巻き”で何匹か釣れたのですが、その時のバイトの感触が心地よかったことは覚えています。
着底からのリトリーブで・・・反応するリトリーブスピードもバイトレンジも時間とともに変化しましたが、それもまた楽しめた一因でした。
あの感触をもう一度・・・
と、言うわけで8割以上の時間を巻きに徹した日でした。
出艇したら最短ディープ(※秋頃に見つけた、ソイ爆より近い距離での水深15,6mのポイント)でTGを巻き巻き・・・
そしたら幸先良くどむオ氏が!
ど『アイナメが釣れましたよ~!タイラバです。今日は魚いますよ~!』
と・・・45cmだかの良型を釣った。
タイラバか・・・TGベイトでも釣れるかも。
そう信じて、ソイ爆・・・すり鉢・・・と漕ぎ回りながら巻き続けましたが、何も反応がない。
途中で浅い磯場に漕いで水深7,8mでバサロをキャストした。
これも反応がない。
再び巻きモノに戻る。
どむオ氏と合流して潮目の中を巻いたけどノーバイトは続く・・・
どむオ氏も釣った1匹のアイナメ以外にはバイトが無いらしい。
そして気持ちが折れたどむオ氏は、1匹のアイナメを手土産に帰って行った・・・
普段なら一人になると途端に詰まらなくなり帰るところだけど、今日の僕は不思議なほどに気持ちが折れなかった。
どうしてもEP.Oの魚に遭いたい。
途中で、気持ちが折れない理由が思い当たった。
それは前回の“釣れた時のイメージ”が鮮明に思い出せたからかも。
前回は4匹の魚(アイナメ,クロソイ,ヒラメ,ムシガレイ)が釣れたけど、それぞれ違った感触のバイトだった。
それらのバイトの瞬間を代わる代わる思い浮かべては・・・
『次こそ食うぞ・・・!』
と信じ続けて巻き続けることが出来た。
本当に、自分の内面としては納得の内容となった6時間だった。
しかし結果は伴わず6時間ノーバイト・・・
EP.Oでも釣れることを証明するどころか、更に釣れないイメージを上塗りしてしまった。
だけど、これを僕は『魚がいない。』で片付けたくはない。
(そもそもどむオ氏は釣ったから!)
海水温が10℃ほどまで下がった冬の海・・・1,2年前なら諦めていたけど、みんなで試行錯誤して、昨冬は何かしら釣ることが出来た。
そうやって『未知』を開拓して、釣りの引き出しを増やして来たのがスライダーズだから・・・この停滞するEP.Oの釣況をも、どうにか打開したいのだ。
水がある限り魚はいる。
そして魚は生きている限りは食事をする。
食事をする限りは釣ることは不可能ではない。
(簡単ではない場合は多いけども。)
そして、厳しい釣況の中でどうにか釣ることが出来た1匹は、とても嬉しかったりもする。
そう言った経験を何度かして来たからなのか、このところ厳しい釣況にこそ燃える時がある。
そうした気持ちで勝負できたのが、今日でした。
この厳しい釣況を打開するためには・・・
(どむオ氏は打開していたわけだけど・・・)
戦略家のチョビー氏の気持ちがEP.Oに向いてくれれば、久しぶりにタッグを組んで浮いてみたいところでもある。
冬の間に・・・どうにか勝負したい。
そんなことを考えて、片付けしながらのビールが、ただひたすら旨かった。
そして、6時間ノーバイトとの結果にしては、稀に見るほどに気持ちは晴れた1漕ぎでした。
★獲物1匹ゴミ1個運動★
2018総数:獲物4匹ゴミ0個
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この記事へのコメント
スライダーズらしい思い出が詰まっているのは、やっぱりポイントOなんだよね。
皆でダベりながら片付けしてさ、締めラー行って釣りの話してさ。
そういうお決まりの流れが鉄板になり始めたスライダーズ創成期の思い出が蘇ってきた。
確か毎回シーバスが釣れてた時だから3年前?
皆でシーバス解体ショー(笑)を囲んで和気あいあいとしていたあの頃の夏が懐かしい…。
今は試してみたい事が山のようにあって、それはどうしても魚が相手をしてくれないと実験にならないので(特に冬場はどこでも釣れる訳ではないし)必然的にポイントNに気持ちが向かってしまっていたけれど、そのうちタイミングが会えばまたポイントOで一緒に試行錯誤しながら釣りがしたいね。
皆でダベりながら片付けしてさ、締めラー行って釣りの話してさ。
そういうお決まりの流れが鉄板になり始めたスライダーズ創成期の思い出が蘇ってきた。
確か毎回シーバスが釣れてた時だから3年前?
皆でシーバス解体ショー(笑)を囲んで和気あいあいとしていたあの頃の夏が懐かしい…。
今は試してみたい事が山のようにあって、それはどうしても魚が相手をしてくれないと実験にならないので(特に冬場はどこでも釣れる訳ではないし)必然的にポイントNに気持ちが向かってしまっていたけれど、そのうちタイミングが会えばまたポイントOで一緒に試行錯誤しながら釣りがしたいね。
Posted by チョビー at 2018年01月21日 01:26
“魚が相手してくれないと実験にならない”は共感するな~(__;)
また春にはOが好釣なタイミングがあるだろうから、その時にはマダイを…!
また春にはOが好釣なタイミングがあるだろうから、その時にはマダイを…!
Posted by いわき2011 at 2018年01月21日 06:06
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