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記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2019年05月07日

某-49氏いわき遠征

アメブロ“某某某(ボウボーボウ)”でお馴染みの“C-49”氏が、僕のホームに遠征して下さいました!!

まずはC-49氏との出会いは・・・2016年11月6日に参加したkayak55さん主催のBBQでした。

2016/11/07


&某某某・・・※同日のC-49氏の記事を貼ります。
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12216945716.html

その後は東京湾のシーバスジギング(ボート)をご案内頂き・・・


&某某某・・・
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12240350321.html

それから僕が遠征した先の東京湾奥で偶然にお会いして手ほどき頂いたり・・・


&某某某・・・
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12319576765.html
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12319929047.html

それから、なんだか照れ臭いくらいにカッコよくご紹介して頂いたことも・・・
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12341113037.html
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12341122369.html

そして先日は・・・ご無沙汰の投稿をしたところ、これまたご紹介して頂きました。
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12450082230.html



そのC-49氏が・・・いわき遠征?!
当然ご案内させて頂きました!!




★2019paddling-⑤★
☆4/27(土)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)



この春は海水温の回復が異常に早く・・・実は前回3/24(日)に出艇した前後には(お馴染みの福島県HP発表データで)13.9℃まで記録したのでした。

2019/03/27



これは・・・今年は4月から青物でしょう!
そう意気込んでいたところに遠征の相談を受けたため、当初は青物にも照準を当てたタックル選択をオススメさせて頂きました。


しかし!!

4月後半の季節外れの寒波?により海水温は冬に逆戻り・・・
最も状況が悪いタイミングで遠征当日を迎えてしまいました。

状況としては10cmほどのマイワシを、30~40cmのサバが捕食している感じ?

僕はサバ2匹に終わりましたが




C-49氏は40cmくらいのクロソイを!!
この釣果のお陰でガイド役の僕としては肩の荷が下りた感覚でした。

翌日もC-49氏はソロ出艇でアイナメを釣られたようですが、こちら海域のポテンシャルはまだまだ・・・是非とも水温が安定してから再び訪れて頂きたいものです。


C-49氏の遠征記事一覧を貼っておきます。
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12456634774.html
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12457180214.html
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12457843383.html
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12458134559.html
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12458849340.html
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12459382250.html
https://ameblo.jp/c-type-r/entry-12459593682.html

★肴★


C-49氏からお土産を頂いてしまいました!
ご馳走様でした!!




★2019paddling-⑥★
☆5/4(土)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)



海水温は実測で13.5℃まで回復!!

でもどうも反応が得られず・・・結局はボウズ逃れにメバル爆ポイントで安定の・・・メバル

他にサバが③?





★獲物1匹ゴミ1個運動★
2019総数:獲物10匹ゴミ10個





★2019paddling-⑦★
☆5/5(日)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
Glissando66(TULALA)
FeatherLight63(TULALA)



連浮~!!
海水温の実測値は13.0℃に下がりましたが、それでも期待できる水温で安定して来た。
何か元気な魚はいるのだろうか?!

・・・結局はメバル爆ポイントに頼る展開に・・・
メバル③,サバ④,ソイ①でした。
サバは痩せてるしソイは極小のためメバルのみキープしました。

帰宅してムニエル&ガーリックライスを食したら、夜勤前の昼寝としました!




★獲物1匹ゴミ1個運動★
2019総数:獲物18匹ゴミ18個


★肴★
2晩寝かせて夜勤明けの今日・・・刺身で頂きました!!






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2018年02月25日

ブログ開設5周年!


こんにちは!

ドンコ食べたさに穴釣りしたけど・・・全く釣れなかった。

意気消沈して何気なくナチュログにログインすると・・・

“ブログ開設5周年!”

思い返せば当時は確か・・・
半年限定の本社勤務で、スーツ着て山手線で通勤してた。
広尾の寮に持ち込んだノートPCでブログを開設したことが、つい最近のような気もするし遠い過去のような気もする。

当初と比べて成長したことは・・・記事を執筆するためのタイピングでしょうか(笑)
仕事でも業務日誌とかPCで文章を打ち込むことは多いですが、このタイピングは非常に役に立っている。

改めてブログ情報を確認すると・・・
・記事総数:297
・コメント総数:598
・累計アクセス数:177,495pv

時々は自分が過去に書いた記事を読み返してみるのだけど、当時の気持ちを忘れていることもあるし、文字に残しておくことも大事なのだと、記事が積み重なるほどに強く感じるようになりました。

記事もそうですが、現場で自分が積み重ねて来たことを信じ・・・その過程で得た仲間を大切にし、だけど過去だけを見るよりかは常に先を見て・・・これからも頑張りたいと思います。

カヤッキングの面では、安全面とかマナー面もそうですが、何よりもパドリングが好きな今の気持ちを末永く持ち続けていたい。
フィッシングの面では、今年の課題は・・・実はマダイを見据えております。
(マダイは内緒にしてたけど!釣れてから『実は狙ってました。』と言うよりも、有言実行でありたいと思ったから。)

その他に特に話題もないのだけれど・・・
ナチュログが5周年を教えてくれたから、記念に書いてみました。

おしまい。



★肴★
保存食のルイベ




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2018年01月20日

巻いた6時間

★2018paddling-②★
☆1/20(土)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)



今日はどむオ氏と!

僕らが地元の出艇地として利用しているEP(エントリーポイント)はEP.NとEP.Oがあるのですが、このところ釣果に隔たりがあります。
僕はそれほど気にしていなかったのですが、特にどむオ氏
『Oは魚がいない。』
とまで発言している状況でした。

それでメンバーはEP.Nに通う傾向が顕著な今日この頃・・・
釣り人の性としては魚っ気があるポイントを選ぶのは定石でしょう。
釣り方とか云々以前にポイント選びが先なわけです。

僕もEP.Nは好きなのですが、このところEP.Oが心配にすらなって来ました。
どういうことかと言うと・・・

(非常に可笑しな例え話ですが・・・!)
例えば両EPが自分の2人息子か教え子的な存在だったとしましょう。
『Nは出来がいいから可愛がろう!Oは出来が悪いから育児放棄だ!』
とは・・・なかなかならないと思うのです。

それよりも
『Nは結果が出ているから放任しよう,Oは行き詰っているから気にかけてあげよう。』
の方が自然な感じ・・・

と、とても強引な例え話ではありますが、自分の中ではどちらも思い出が詰まった出艇地なわけで、EP.Oが釣れないと聞けば聞くほどに、魚がいることを確かめたくなると言うか・・・

メンバーの気持ちがEP.Oから離れていくのが、何だか自分のことのように(自分が嫌われていくかのように)寂しいと感じる・・・みたいな不思議な感情があるのです。



EP.Oにも貴重な思い出が詰まっているからかと思います。
・出沈・着沈を除いて初めて沖で沈した時のこと。
・(初めてのKF仲間)F氏と初めて一緒に漕いだ時のこと。
・チョビー氏と出会った時のこと。
・クロソイ爆の時のこと。
・An氏がモンスターボール投げてた時のこと。
・ホエール氏が座布団を釣った時のこと。
・どむオ氏が座布団を釣った時のこと。
・老兵氏と出会った時のこと。
・大物鱸氏たちと並んでナブラ撃ちをした時のこと。
・big-13氏がマダイを釣った時のこと。
・An氏の送別KFの時のこと。
・ダービー優勝の座布団を釣った時のこと。
・ウミガメを見た時のこと。
・アザラシを見た時のこと。

挙げ続けたら思い出が尽きないことに改めて気付きます。



そんな素晴らしいホーム出艇地・・・
今日こそは久しぶりに『やっぱEP.Oもイイ漁場だわ!』と言ってみたい。

そう心に闘志を燃やして、どむオ氏が待つEP.Oに車を走らせた遅い朝でした。



実は前日にはEP.Nでの待ち合わせを約束していました。
それも、朝だけ風が吹くような予報だったから遅めの9時出艇で約束しました。
ところが起きて朝ご飯を食べていると、どむオ氏からLINEが。
どうやら波が高いようで、EP.Oに変更となったのでした。

現地に到着すると順調に艤装準備が進んでいるどむオ氏・・・
U『おはよ~!』
ど『おはようございます。』
U『いや~楽しみだ!』
ど『テンション高いっすね?!』
U『そりゃ~今日も釣れる気しかしてねぇからな!』
ど『いや~ここは魚いないっすよ?』

・・・

と、まぁ毎度のことながら朝の準備の時間というのはとても楽しいひと時なのです。

僕も急ぎ艤装準備をしたけど、どむオ氏はタックル準備が済んでなかった。
僕は前日にタックルのセッティングは済んでいたため、そこで準備の遅れは埋めることが出来た。

EP.N用にジグを選抜していたから、若干だけどジグを選び直して艇に積み込んだ。
今回はタイトルにもあるように『巻きモノ』を中心としてみた。
リーリングでティップが絞り込まれて、頃合いを見計らってフッキングする瞬間が、しつこいけど本当に病みつきになっています。
それと、もはや慢性的な持病とでも言える域に達している“手首痛”を和らげるためにも、ロッドでアクションする必要のない釣り方は直近のテーマでもあります。
※手首痛の原因はパドリングではなくジギングだと、このところ判明して来た。

それで巻きモノとは、もはや書かなくても先が読めていそうですが・・・
まずはTGベイトで間違いない。
それに加えてスキッドジグ(アブ)&スイッチバック(ネイズ)のスキッディング用ジグです。

“スキッディング”と呼ばれる操作でのスイッチフォールでは前回のヒラメを釣りましたが、リトリーブではカヤックからは釣った記憶がまだなかったのです。
船からは、11月だかにイナダがスキッドジグの“タダ巻き”で何匹か釣れたのですが、その時のバイトの感触が心地よかったことは覚えています。
着底からのリトリーブで・・・反応するリトリーブスピードもバイトレンジも時間とともに変化しましたが、それもまた楽しめた一因でした。

あの感触をもう一度・・・
と、言うわけで8割以上の時間を巻きに徹した日でした。

出艇したら最短ディープ(※秋頃に見つけた、ソイ爆より近い距離での水深15,6mのポイント)でTGを巻き巻き・・・
そしたら幸先良くどむオ氏が!
ど『アイナメが釣れましたよ~!タイラバです。今日は魚いますよ~!』
と・・・45cmだかの良型を釣った。

タイラバか・・・TGベイトでも釣れるかも。
そう信じて、ソイ爆・・・すり鉢・・・と漕ぎ回りながら巻き続けましたが、何も反応がない。

途中で浅い磯場に漕いで水深7,8mでバサロをキャストした。
これも反応がない。

再び巻きモノに戻る。


どむオ氏と合流して潮目の中を巻いたけどノーバイトは続く・・・
どむオ氏も釣った1匹のアイナメ以外にはバイトが無いらしい。

そして気持ちが折れたどむオ氏は、1匹のアイナメを手土産に帰って行った・・・

普段なら一人になると途端に詰まらなくなり帰るところだけど、今日の僕は不思議なほどに気持ちが折れなかった。
どうしてもEP.Oの魚に遭いたい。

途中で、気持ちが折れない理由が思い当たった。
それは前回の“釣れた時のイメージ”が鮮明に思い出せたからかも。
前回は4匹の魚(アイナメ,クロソイ,ヒラメ,ムシガレイ)が釣れたけど、それぞれ違った感触のバイトだった。
それらのバイトの瞬間を代わる代わる思い浮かべては・・・
『次こそ食うぞ・・・!』
と信じ続けて巻き続けることが出来た。



本当に、自分の内面としては納得の内容となった6時間だった。

しかし結果は伴わず6時間ノーバイト・・・



EP.Oでも釣れることを証明するどころか、更に釣れないイメージを上塗りしてしまった。

だけど、これを僕は『魚がいない。』で片付けたくはない。
(そもそもどむオ氏は釣ったから!)

海水温が10℃ほどまで下がった冬の海・・・1,2年前なら諦めていたけど、みんなで試行錯誤して、昨冬は何かしら釣ることが出来た。
そうやって『未知』を開拓して、釣りの引き出しを増やして来たのがスライダーズだから・・・この停滞するEP.Oの釣況をも、どうにか打開したいのだ。

水がある限り魚はいる。
そして魚は生きている限りは食事をする。
食事をする限りは釣ることは不可能ではない。
(簡単ではない場合は多いけども。)

そして、厳しい釣況の中でどうにか釣ることが出来た1匹は、とても嬉しかったりもする。
そう言った経験を何度かして来たからなのか、このところ厳しい釣況にこそ燃える時がある。
そうした気持ちで勝負できたのが、今日でした。

この厳しい釣況を打開するためには・・・
(どむオ氏は打開していたわけだけど・・・)
戦略家のチョビー氏の気持ちがEP.Oに向いてくれれば、久しぶりにタッグを組んで浮いてみたいところでもある。

冬の間に・・・どうにか勝負したい。



そんなことを考えて、片付けしながらのビールが、ただひたすら旨かった。

そして、6時間ノーバイトとの結果にしては、稀に見るほどに気持ちは晴れた1漕ぎでした。


★獲物1匹ゴミ1個運動★
2018総数:獲物4匹ゴミ0個


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Posted by いわき2011 at 18:33Comments(2)KF日誌エンジョイ☆カヤッキング

2018年01月15日

To be continued

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

東北のフィジカルモンスターUでございます。

2017年は年間100漕ぎを達成したこともあり、仲間からは体力系のニックネームを頂きました。
チョビー氏のブログでは前々から

『体力バカ』

と紹介されていましたが、そのニックネームを思い出せないどむオ氏
『チョビーさんが言ってた・・・何でしたっけ?フィジカルモンスター?』

それから忘年会の席でチョビー氏が
『体力バカ・・・でも“バカ”は言葉が悪いから、そうだスタミナお化けにしよう。』

こうして僕のニックネームは追加されました。
ありがたい。



さて、そんな僕ですが、充実した2017年(・・・言葉で表現するならば“欲しいものは全部手に入れた。”と言えるかもしれない。)
それで燃え尽き症候群とでも言えば良いのか、モチベーションを見いだせないで正月を過ごしました。



中途半端な心境での初釣りは1/5(金)おこめと2人でとも丸に乗船しました。
おこめが開始早々に良型のクロソイ(46~47cmくらいだったかな?)を釣ってから、いくらか間が空いて僕は同サイズのホウボウでした。
(ヒットジグはネイズのスイッチバック250g)
確か2017年も初釣り1匹目はホウボウだった。
新年だから赤い魚で縁起が良い。

幸先良いスタートだったけど、中盤は沈黙・・・
僕は新年に目出度い魚・・・ホウボウとも違う赤い魚=マダイが欲しいと思い、TGベイトを巻き続けました。

そのうち他の客はサバ・ワカシがポツポツと釣れ出した。
良型のサバにそそられて何度かTGベイトを休ませて別なジグをシャクッたけど、でも釣れたとしてもサバ・ワカシで、そもそもペースも悪い。
それならば、どうせペースが悪いならば、やはりマダイを求めてTGに集中しよう・・・
と粘ってみましたが、煮魚サイズのマゾイが釣れたのみでした。

貧果な初釣りでしたが、ホウボウが良型だったことに救われました。
船中で他の客も、恐らくサバ・ワカシその他の小物を除いた“イイ魚”は1匹釣れたかどうかの程度だったと思います。



翌1/6(土)は再びおこめと、今度は穴釣りをしてドンコ1匹でした。



だけど、それでも、釣りは面白い。

ただ、2018年のカヤックフィッシングの目標?のようなものが、まだ定まっていない状態でした。
それから1週間ほど悩み・・・

ようやく方向性が見えて来ました。
それは・・・過程を楽しむことです。

2017年は、目標に縛られた感もありました。
100漕ぎは、回数ありきになりつつあったところも否めません。
もちろんイヤイヤ出ていたわけではないのですが。
他にはダービーのためにヒラメを優先していたところとか。

それを今年は、1回1回のKFの質を大事に楽しみながら、釣りたい魚を釣りたい方法で、数も求めずに釣る・・・それでいいかと。
もちろんダービーのためのシーバスも釣りますけど、それは、その時々の自分の気持ちで決めようと思います。
シーバスに気持ちが向かない日は、ダービーのことは忘れて他の釣りをすればいいかなと。

それで、過程を楽しむ・・・釣りたい方法で・・・の話をすると、自分が好きな釣り方は何なのか?
それはナブラ撃ち,スピンテールでのコチング,TGベイトでのマダイ,バサロでのアイナメ,そしてジギング・・・

2017年のナブラ撃ちは、トップゲームが出来なかったことが心残りでした。
ソルティガのドラドポッパー,ドラドペンシル,ドラドスライダーの3個を入れたトッププラグケースは、常に持つようにはしていたのですが。

コチングは、2016年が確かやらず終いだったために2017年は久しぶりにやりたいと思い、そうしたらとても楽しかった。
2018年は早い時期からスピンテールも常備したい。

TGベイトでのマダイは、地元でも要開拓だと思うのと、また機会あれば乗っ込み時期のNの海にでも遠征しようか・・・
他には、地元の乗合船でも引き続き積極的に試そうと思うのと、日本海の真鯛ジギングにも興味を持っているところです。
おこめと遠征するかも。

バサロでのアイナメは・・・これはコチングとTGベイトにも言えることですが、向こうアワセではない感覚が好きなのです。

ナブラ撃ちとかのプラグでの釣りとかジギングだと、どうしても向こうアワセの場合もあります。
フォールで咥えられた時とかは咄嗟に糸ふけを回収してアワセるから、自分でアワセた感はあるし、向こうアワセだとしても僕はタイミング見て追いアワセ入れるから、アワセた感が全くないわけでもないのですが・・・

バサロ(ワーム),コチング,TGベイトは、カツカツ・・・と来ても巻き続けて、食い込ませてからガツンとフッキングする。
そのフッキングが成功した時が、とても快感なのです。

それとジギングは、2017年の終盤で大量にジグを買い足したこともあり、選んで使用するだけでもとても楽しい。
その中でも2018年のテーマとして選んだが・・・
スキッディングとか言う釣り方です。
アブガルシアのスキッドジグと、ネイズのスイッチバック・・・それぞれカラーは1種類ずつ(スキッドジグ=リアルスクイッド,スイッチバック=グラントグリーン)に絞って、各サイズを揃えました。

スキッディングの詳細は検索して頂いて動画でも観て頂いた方が早いかと思うので割愛しますが、その独特の操作でのフォールから、高速リトリーブ・・・の組み合わせで“オールタイミングがバイトチャンス”とか謳っていて、まぁ言葉だけが何かと大袈裟な点だけは、ハナにつくのですが、その通りに使えれば、ホーム海域でのKFにもとても有効かなと思うのです。
と言うのは、水深10~20mほどのエリアが主なため、アイナメやヒラメ等の底物が水面までジグを追って来る姿もしばしば。

これが例えば動力船で沖の深いところで釣っていれば、いくらオールタイミングがバイトチャンスと言っても、確かにジグのアクション的には回収の瞬間まで期待が持てる動きをしているとは言え、上層で食って来るのはせいぜい青物くらい。

でもホームのKFであれば、ジグのアクションも、底物の捕食レンジも、どちらも噛み合って本当の“オールタイミングがバイトチャンス”になるかもしれない。

そもそも、スイッチフォールのアクションがイカを模しているとすれば、冬のイカパターンにも有効だとも思うし。

そう考えて・・・すみません前置き長くなりましたが、試したいことが定まった中での、新年初浮きを迎えました。


★2018paddling-①★
☆1/13(土)
☆EP.N
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)



夜勤明けで、出艇は昼の12時前でした。

自宅での出発準備が順調だったために11時半頃にも出れそうかと思いましたが、現地に着くと馴染みのオカッパリアングラー3名とお会いして話し込んでしまいました。
いつも仲良くして頂いてありがとうございます。

1月の海・・・2017年は1月下旬にワラサが釣れている。
数こそ少ないかもしれないが、青物も可能性はあるだろう。
海水温も11℃はある。
そして冬のワラサは脂が乗っている。
食べたい・・・

いやいや、乗っ込みで浅い根の上にアイナメがいる頃だ。
バサロも捨てがたい。
早朝からの出艇だとサミングする親指がキンキンに冷たいからバサロも敬遠してしまうけど、今日は気温こそ低いが太陽はガンガンに照っている。

でも、そう言えば・・・数日前に底引き網でヒラメが大漁だったらしいじゃないか。
素直にジギングか・・・

でも、初浮き初物は縁起の良い真鯛・・・こちらも可能性は高くはないけど、狙う価値はあるだろう。
そうだ、真鯛に限らず1匹目が釣れるまでは、TGベイトで通してみよう。
そう心に決めて、漕ぎ出しました。

と、その前にお清めもしました!



沖に漕ぎ進むと、弱~中程度の向かい風でした。
もっと微風にならないとA山ピンポイントは流しづらいと考えて、傾斜が緩やかなB山に。

TGベイトを落としては巻き巻き・・・
1流し目でコツン・・・今のはバイトだ~!
TGベイトに反応してくれる魚は、確かにいる。
(実は午前中にどむオ氏がEP.Oでノーバイトを食らっていたから、こちらは1バイトもらっただけでとても安心した。)

有望な傾斜に漕ぎ戻っての2流し目・・・
カツカツ・・・(来た来た・・・!)
グングン・・・(まだまだ・・・確実に食い込ませよう。)
フェザーライトのティップが徐々に絞り込まれる。
ゴンゴン・・・(そろそろ!)
グーン・・・!(反転したっぽい!)
フッキング~!!

首を振る感触!
ここまで明確に感触が伝わってくるのは、もしかしてマダイか?!
もしくは首振りと言えば・・・

アイナメでした~!(35cmでした。)

本当はTGで1匹釣ったら別な釣りをしようと考えていたけど、フッキングがあまりにも心地よく出来たから、もう1匹続けてみたくなってしまった。

でも、追加できないまま・・・いくらか風が緩んで来た。
A山に移動して、今度はスイッチバック150gを落とした。

呆気なく根掛かりロストしたため、130gにチェンジ・・・こちらのサイズは細身のタイプです。

スキッディングフォールと、高速リトリーブを繰り返し・・・続いて1ピッチに切り替えたところで、何かがヒット!
重量感からすると“イイ魚”決定!!

ビール瓶アイナメかソイか良型ヒラメか・・・と喜んだのも束の間・・・フックオフ!
そのまま再度フォール!
1ピッチと1/2ピッチを組み合わせて続けていると・・・またヒット~!!
先ほどと似た感触!イイ魚に違いないから今度こそ獲りたい!!

浮いて来たのは・・・

クロソイ!47.5cmでした!

スイッチバックで釣れた。
(1/5の船でもホウボウを釣ってはいる。)
嬉しいけど、次はスキッディングで釣ってみたい。

両手でサミングして・・・
※この両手でのサミング、動画で見るとカッコ悪いし“何故両手?”と思ってた。
でも、実際にロッドを煽りながらフォールさせてみると、片手のサミングじゃバックラッシュしちゃうんです。

フォール・・・フォール・・・・

?!?!?!

着底前に何かがヒット~!

ヒラメ~!
これはリリースしました。

スキッディングで釣れた・・・本当はスローナックルとかナマラジグSTとかのノーマルなスロー系のジグが使いたい時期だけど、敢えて当面はスキッディングを使い込んでみようと考えて挑んだ新年・・・幸先が良すぎる!

続いて回収タダ巻きでのヒットも味わいたかったけど、そうそう続かない。
B山に戻ってTGベイトを再開した。

そうしたらカヤックからは珍しい魚が!

ムシガレイ!(34cm)
カヤックから釣ったのはテンヤで1度,スピンテールで1度・・・でしょうか。

さて、今夜はスライダーズ新年会のため、ケツは決まっている。
終盤の30分くらいでいいから、浅場でバサロも試したい。

見切りを付けようと決めて、TGベイトを高速回収した・・・ら、グーン!!

中層で何かがヒット~!
高速回収に反応するのは、まさかの青物か?!
いや、走らない。
これは、過去にも高速回収に何度かヒットしてる魚・・・ヒラメかも。
そして重量感的には座布団級だ。
ロッドは73cmを釣ったのと同じフェザーライト・・・この曲がり具合と、感触・・・懐かしい感じだ。
でも、座布団と間違う感触で、秋にマダイも釣っている。
ポイントも同じだ。
マダイの可能性も信じたい・・・とにかく確実に獲る!
追いアワセも入れた。
ドラグも必要以上に締めていない。
ショックを吸収する弾力があるフェザーライト・・・申し分ない。

と、思ったのですが・・・フックオフしてしまいました(泣)

マダイだったかな・・・それとも座布団級の寒ヒラメだったかな・・・(泣)

マダイだとしたら他にも群れている可能性も考えて、追加で何度か巻き巻きしましたが、もう反応はない。
諦めて浅場でバサロ・・・もノーバイトに終わり、こうして初浮きは終了しました。

8度のバイトで、6度のヒット、キャッチは4匹のみ・・・取りこぼしが多いけど、これもまた、ここからの1年に対するチャレンジ精神が刺激されて良い結果だったかと思う。

結局のところ、同じ海で100回浮いても、全く飽きてない自分に気付きました。
今はすぐにでも再び浮きたくて仕方ない。
浮ければドラマが待っている。
終わりはない。
そうした気持ちから、今回はタイトルを決めました。

続く・・・!



★ルアー★
TGベイト,スイッチバック(ネイズ)


★獲物1匹ゴミ1個運動★
拾い忘れました。
2018総数:獲物4匹ゴミ0個


★肴★
今夜はアクアパッツァの予定!




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Posted by いわき2011 at 13:05Comments(4)KF日誌エンジョイ☆カヤッキング動力船

2017年12月30日

2017年を総括!


2017年を振り返り・・・恒例の総括記事を書きます!
(ナチュログの記事募集キャンペーン「2017年最高のギア」とのテーマに絡めた内容としてみます。)

まずは新年の釣り初めはボートでした。


バイキングカヤック“忍”を模した120gのジグを使って、正月に相応しい赤い魚を釣ることが出来ました。
この回が象徴するように、今年は“アソビゴコロ”も大事にした年でした。

続いて1月に青物が釣れて驚きました。


この頃からですが、今年はバーチカルなジギングが好きになった年でした。

バーチカルかキャスティングか・・・釣り方のバリエーションが増えつつ、時たま良い想いも出来ました。


スピンテールでのコチングは大好きです。

そして楽しかったのはカヤックシーバスのトップゲーム・・・!











来シーズンはkayak55.comダービーのターゲットがシーバスらしいから、もしトップゲームでエントリー出来たら楽しいと思う。

それから、コチングと同じように大好きなのが“TGベイト”
オリジナルカラーを調達してマダイに挑んだシーズンでした。


2017/11/01

このマダイは本当に嬉しかった。

それから約2週間後・・・今度は青いのが。


いつか釣りたい・・・その夢が叶いました。

それから今年の目標でもあったダービーの結果は?!

2017/07/16

73cmで優勝することが出来ました!
本当に嬉しかった。

更に夢は続く・・・





一人旅を満喫して更に高級魚を味わうことが出来た・・・!

メーターヒラマサ祝い,ダービー優勝祝い,年間100漕ぎ前祝い・・・どう位置付けても良いだろうと、贅沢をしました。



そうして満喫した1年・・・
冒頭で書いた通り道具に関しても書きたいと思います。

まずは今年お世話になった思い出のルアーを!
①MMジグ(Daiwa)
このジグを逆付けして水平フォールさせる使い方で、何度も救われました。
年明け早々のワラサから始まり、ダービー優勝のヒラメもMMジグでした。

②スピンガルフ(ima)
こちらはコチングで大活躍しました。
来年もコチングしたい・・・!

③プガチョフコブラ(ima)
このルアーが信頼を勝ち取ったのは・・・カヤックシーバス!トップゲーム!
高速ドッグウォークからのポーズでバコッ!!
『出た~!乗った~!』
が口癖になりそうでした。

④TGベイト
このジグはマダイ以外にもアイナメ,ソイ,ヒラメ,ホウボウ・・・まだまだ可能性を感じる釣り方です。
来年も引き続き使用してみようと思います。

⑤TBジグ
このジグで・・・メーターヒラマサを釣ったのです。
以降は結果が出ていないのですが、デビューは鮮烈でした。



ここまでルアーの話でしたが、それよりも更に思い入れが詰まった道具があります。
それはパドルです。(愛艇:デリカ丸も当然ですが!)

スウィングスター・エンペラーは、今年の初漕ぎから使い始めました。
つまり、エンペラーで100回漕いだことになります。
朝焼けの中を沖に向かって漕ぐ清々しい時も、鳥山を追いかけるアドレナリン全開の時も、強風撤退の時も・・・常に握っていたのはパドルでした。
愛車のハンドルのように、自分の手に感触が残っています。
また、パドルと艇は大事にしたいから、また新年初漕ぎは、酒と塩でお清めをしてから出艇しようと思います。



最後に、素晴らしい2017年の締めくくりは・・・!


“年間100漕ぎ”を達成して、何か気持ちに変化を感じているところです。

回数に拘る必要もないため、来年は是非とも回数より質を優先したKFを心がけたいと考えています。
積極的に遠征とか新しい釣りにも挑戦したいと思っています。

他にも、フラットフィッシュダービーが終わったことと、80cm以上の青物を釣る・・・との目標を達成できたことから、来年は魚種に拘る必要もなくなりました。
結果より楽しさ,アソビゴコロを優先して楽しみたいと思います。



では・・・
皆さん良いお年を!!



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Posted by いわき2011 at 22:57Comments(0)回想@思い出エンジョイ☆カヤッキング

2017年12月28日

★2017paddling-100★

年間100回漕ぐこと・・・いつからか目標としていたこと。

でも、年間100回漕いだから、どうしたと言うのか。
何も自慢にはならない。

幸いにして今年2017年は、メーターヒラマサを釣ることが出来たり、kayak55.comフラットフィッシュダービーで優勝させて頂いたり、その度に『おめでとう!』との言葉を頂けた。
釣りをする人としての性で言えば、それらの釣果の方が嬉しいし名誉なことだとも思うし、もし自慢をするならこちらの方だろう。

だけど僕は、この“年間100漕ぎ”こそ本当に真剣に向き合って来た夢でした。
何故そこまで思い入れを持ったのか・・・その理由から、改めて振り返りたいと思います。

まずは過去記事を



この記事以外にも、いつだか書いたことがありましたが・・・津波で仲間を飲み込んだ海が、あの頃は憎くて堪らなかった。



水道も復旧しない3月・・・まだ震災の数日後だった。
幸いにして実家は激しい揺れにも耐えて無傷で、電気も復旧していた。
蔵に米の蓄えがあったから、ペットボトルの緑茶で炊飯して食べていた。
でも・・・食事も喉を通らない日もあった。

その姿を心配して、食べるように促して来た母に対して、僕は怒鳴り散らした。
『仲間が死んでるかもしれない時に、飯なんか食えるか!!』

僕は30歳の今でも両親と口喧嘩はするけども、あの時ほど母に対して激しい言葉をぶつけたことはあったろうか。



“ぼっち”は、高校で隣のクラスの同級生だった。
共通の友達が多かったから、自然と遊ぶようになった。
特にBBQが忘れられない。

自由奔放な彼は、事前の準備など誰かにお任せするようなキャラだった。
僕が野菜を切っていても手伝わない。
だけど、火おこしは毎回ぼっちの役目だった。
だから、僕はBBQの回数こそ経験しているかもしれないが、今でも火おこしは不慣れだ。
ずっと不慣れでいいと思ってる。
火おこしは、ぼっちの仕事だったから。

ぼっちと同じ会社の入社試験を受けると知って・・・彼は優秀だったから、強烈なライバルだと思った。
だけど、同じ学校からは求人3名枠に対して3名しか応募しなかった。
それで晴れて同じ会社に就職したわけだけど、新入社員の頃の僕らは、とても良く夜遊びをした。

学生から社会人になれば、遊び方も付き合いも変わる。
そんな中で、ぼっちはアウトドアに興味を持ち出した頃だった。
でも、結局ぼっちと釣りに行けたのは1度だけだった。

もし今でも生きていたならば、ぼっちはどんなジャンルのアウトドアを楽しんでいたのだろう。
少なくとも、時々は僕と釣りをしていただろう。
もしかしたらカヤック漕いでたかもしれない。



そんな彼の分まで・・・とか、勝手に使命感を背負っているわけではない。
だけど、憎たらしいとまで感じた海・・・その海で思う存分に遊ばせてもらえたら、海のことを許せるかもしれない。
そう考えて、1つの節目として目指したのが“年間100漕ぎ”でした。




★2017paddling-100
☆12/28(木)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Slow Dancer Ⅱ SLC-60L-Ⅱ(Golden Mean)



“年間”で100回漕ぐ・・・それは当然ながら、年間を通じて時間を贅沢に使っての挑戦です。

例えば釣り大会に出て“優勝する”との目標は、難易度は別として、大会の当日の頑張り次第で達成可能な目標です。
でも“年間100漕ぎ”は、どれだけ364日99漕ぎを頑張ろうが、残り1日1漕ぎが及ばなければ、振り出しに戻ってしまうのです。

この挑戦のために少なからず犠牲にして来たこともありました。
だから、今年ダメなら、もう次は難しいかも・・・と感じつつありました。

それで、先日の遠征で99漕ぎ目を漕ぎ終えてからも、まだ気は抜けなかった。
年末も残すところ数日・・・大晦日が迫るほどに、焦りも出る。

カヤックは、どうしても天候に左右される。
いくら時間や体力に余裕があろうが、出れない日は出れない。

もし99漕ぎで大晦日を迎えたら・・・冷静さを欠いて無茶な出艇もしかねない。
だから、出来れば今日・・・まだ日付に余裕があるうちに、どうにか達成したい。

そう考えて、極寒の夜明け前・・・布団から這い出た朝だった。
いつもなら飛ばしがちな運転も、今朝は冷静に安全運転だった。
例えば、このタイミングでスピード違反で捕まって免停ともなれば、そこで即チャレンジ終了となる。

そうやって、ここ数週間は本当に大事に過ごして来ました。
風邪をひいたら、おしまい。
腰を痛めたら、おしまい。
車が故障したら、おしまい。

もう目標達成は目前だ・・・残る心配は風だけだ。
予報では早朝のみ風が緩い。
爆風が吹く前の1~2時間ほど浮ければ良さそう。

途中で工場の煙突を見ると・・・真横だった。
既に吹いている。
予報は外れたのだろうか。
それとも、このあと本当に短時間だけでも凪ぐのだろうか。

心配しながらEP.Oに着いた。
車から降りると、無風だった。
でも今日はオフショア方向の風だ。
陸にいては当たらない風が、沖では強烈に吹き付ける心配がある。

明るくなって沖の海面を目視してから出よう。
こんな時いつもなら、沖の海面を目視出来てからカヤック降ろして準備することが多いけど、それでは今日はチャンスを失うかもしれない。
暗いうちからカヤック準備して・・・明るくなって沖の海面を目視したらウサギが跳んでいて・・・即カヤック片付け・・・なんてリスクも覚悟だった。

そして準備を済ませて沖の海面を眺めると・・・凪いでいる。
これは出れる!

ようやく100漕ぎが叶う!!

出艇時に苔で滑って転倒しないように気を配って、いざ出艇!!



100漕ぎ目・・・

年明け1漕ぎ目と何か変わったろうか。
わからない。
でも、100回も漕いでも、カヤックからの日の出は変わらず美しかった。


今日は、先日ダービー優勝賞品として頂いたロッドのデビュー戦だ。
明日は後輩の伝手でボートに乗ることもあり、その前に新ロッドの感触を確かめたかった。

数種類のジグを試していると・・・
風が吹き始めました。

自分の中でのプランより30分~1時間くらい早い撤退となってしまった。
100漕ぎ目を何か釣果で飾りたかったけど、それは仕方ない。

100回漕いでも、風に負けないパドラーになれたわけじゃない。
浮けただけでも幸せだ。
この、浮けることに喜びを感じることが出来る気持ち・・・100回漕いでも変わらない、それは良かった。




片付け・・・パドルを真水で洗って乾かしてたら、凍ってた。
これほど極寒の中での片付けは初めてだった。

凍てつく空気の中で帰宅後に片付け、明日のタックル準備を済ませて、いまPCに向き合って・・・終わってみれば呆気なかった気もする。
だけど、苦労はあった。
体調管理とか、その辺の努力に関しては、たかが遊びではあるけど、自分でも良くやったと思う。



これだけ遊び尽くせば、ぼっちの分も遊べたと言えるだろうか。
100回漕ぐ間も、これから先の何回もの間にも、ぼっちと漕ぐことは1度たりとも叶わない。
だけど、いつまでも過去を引きずっても仕方ない。
“これで一区切り”とでも言えば、それは自分の勝手な都合ではあって、ぼっちからすれば何も頼んでもないのに勝手に遊び惚けて勝手に納得して・・・と思われてしまうけど、それでも、良かったと思う。

ぼっちを亡くして落ち込んでた当時の僕に、別な同級生が掛けてくれた言葉を今でも覚えてる。
『亡くなった人のことを時々は思い出して話題に出すのも、弔いになるんだってな。』
て・・・こうして“年間100漕ぎ”の記録を遺せたから、僕はカヤックを続けている限り、時々は彼との思い出も懐かしみながら思い出すことが出来るだろう。

撤退の途中で、空高く舞う鳥たちに誘われて、珍しく空を見上げた。
普段は、艇の上から上空を見上げるとバランスを崩すのが怖くて、空を見上げることはない。





今日でまた、海が好きになった。



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2017年12月25日

KF一人旅~湯河原~

※今回の遠征記は4部作で、この記事は3/4です。
1/4,2/4が未読の方は先に読んで下さい。



翌朝はアーリーチェックアウト・・・部屋のキーをフロントの回収ボックスに返却して玄関を出る!
チェックアウト時にもスタッフに別れを言えなかったことが、アーリーチェックアウトの寂しかったところ。

※この宿はドミトリー的な部屋もあるけど、僕は個室が取れた。
それもベッドしかないような狭い部屋だから、値段は3千円台と、品川と言う立地条件を考えても、カプセル並みに格安だった。



そうしてアマダイを求めた連浮に向かった・・・


★2017paddling-⑨⑧★
☆12/21(木)
☆EP.小田原某所
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63



僕は1回毎のKFを特別なモノにしたい。
だから、何か変化を付けることも好き。
狙いを変えたり、アプローチを変えたり・・・

だけど、この日は違った。
前日の続きがしたかった。
同じくオキアミで、再びアマダイが釣りたい。
この旅が終われば、地元ではアマダイは釣れないのだ。
それに、数が釣れた点では出来過ぎとも言える前日だけど、サイズには満足できなかった。
出来れば40アップを・・・!

この日は準備中に、カートップボートの方が1名・・・駐車スペースの件とか、とても親切に教えて下さった。
旅先で誰かと会話すると思うけど、この親切な初老の方とも、この先もう会えないだろう。
何の義理もない余所者に対して良くしてくれる。
自分が心躍らせて訪れた遠征先の海で、そうした優しい方がいる。
“一期一会”なる言葉の意味・・・今まさに体感しているのだと感じる。

出艇したら、前日の後半を費やした水深50~90mのエリアに向かって釣りをした。

前日は釣るごとにサイズダウンを繰り返したけど、この日は逆だった!





だけど、どうも大幅なサイズアップとはならない。
事前に得た情報だと、アマダイは浅いポイントほど数は釣れるけど小さい、深いポイントほど数は減るけど大きい・・・だった。
それが、どの水深でも(とは言ってもリールの糸巻き量の問題で100m以内で浮いてたけど)釣れ方が変わらなかった。
ここは、敢えて手を付けてない水深40mに・・・

そして見つけた良型!

目標の40アップか?!
とにかく刺身サイズと言っても良さそう!!



ここから更に追加したかったけど、残念ながら海況が。
風はまだ大丈夫だったけど、ショア方向の風で海面がラフになって来た。

半ば満足してる感もあったため、潔く撤退した。


計測したら・・・38.5cm!
40アップはならなかったけど、それはまた、いつか挑戦しなさいとの海からの挑戦状だろうと解釈する。


この日はゲスト無しアマダイのみ5匹でした!



片付けが終わってもまだ10時前・・・
そうだ、厚木に向かおう。
TGベイトのオリジナルカラーを発売しているキャスティング厚木店で、何かジグを物色したかったのだ。

それと・・・前日から車の異音が気になっていた。
このままアクシデントに発展すれば、翌日の帰路に就くことが出来ない。
ついでだから厚木のディーラーに寄ってみよう。

このアウトランダーでも1,2度と、前に乗っていたデリカでは何度も、異音の経験はあった。
今回の心当たりはタイヤ交換・・・
デリカに乗っていた頃に、自分でタイヤ交換した直後に走行中の“コンコン”との異音で街の車屋に駆け込んだことがある。
そしたら、ナットが緩んでいた。
車屋から教わったのは、タイヤ交換して100キロとか走った後に再度、増し締めすることが望ましいらしい。
これは、交換時に締め付けてから、タイヤの座りが落ち着くとナットの締め付けにムラが出来ることがあるみたい。
そのことを覚えていたから、また同じトラブルも疑った。
でも、当時の反省も踏まえて今では定期的な増し締めもしている。
アウトドア派で長距離運転も多いから、車のアクシデントは致命的だから。

だから・・・それに、デリカの時とは音が違う。
それで、ナットの増し締めは試みないままに、ディーラーに向かった。
車を預けて、待ち時間に外出して昼食を。
バーミヤンで鳥南蛮ランチにした。


サイズアップ記念にノンアルで乾杯も。

満腹でディーラーに戻ると、間もなく点検結果を聞かされた。
『ご自分でタイヤ交換されましたか・・・?』
そのフレーズ聞いたことある!
どうもすみませんでした!!(恥)

ただ、増し締めもしていることも話すと、車載されているカヤックを眺めて・・・
『アルミナットだと、錆が発生してナットの座りが変わることもあります。』
とのこと!

カヤック愛好家の皆様・・・タイヤ交換を自分で実施していないとしても、定期的な締め付けチェックが必要かもしれないです。



異音が消滅して快適なドライブが復活しました。
キャスティングではスローナックルのグローピンク(あれだけストックあるのに!)とオリカラ(パープルグローゼブラと言えばいいのかな?)を購入しました。

それから今宵の宿泊地に向かう!
湯河原の『The Ryokan Tokyo Yugawara』です。
湯河原に到着すると、まだチェックインの時刻まで1時間もある。
だから海沿いをドライブすることにした。
湯河原から10分か20分で、カーナビが『静岡県に入りました。』と告げ、熱海に入っていた。
この、小田原~真鶴~熱海にかけての海沿いは、本当に心地よい景色だ。
(地元でも海沿いドライブは出来るけど)
こちらの海沿いは地形的に傾斜があるため、広大な大海原を見下ろすことが出来るのだ。

本当に心地よいドライブ・・・この景色を写真に撮りたかったけど、日ごろから思っている“最も優れたレンズは肉眼”が頭をよぎった。
写真に撮ったところで、今この時の感動は遺せない。
だから、写真に撮る間も惜しんで、自分の瞼に焼き付けるのだ。
それが、昔から思っている自分なりの主義だ。

確か小学校高学年の頃だったか、遠足の時に母から『アンタは写真を撮ることをしないからね。何か撮って来てウチの人にも見せなさいよ。』と言われて、使い捨てカメラを持たされたことがある。
でも・・・その頃から既に僕は『友達と記念撮影するヒマがあったら、その時間も惜しんで友達と戯れていたい。』と考える子供だった。
だから写真の撮り方なんて慣れてなかったし、何を撮ればイイのかわからない。
それで『こんなモノ撮って・・・』と、母に苦笑いされるような意味もない光景しか撮って来なかった気がする。

今でこそ、釣った魚の写真は写り方で見栄えが大きく左右されることを気にして、撮り方を気にしているうちに上達したかもしれないけど、そんなわけで昔から、写真は苦手なのだ。

もし今回の海の景色を見たいと言う人がいるのならば、是非とも自分の足で訪れてみて欲しい。
僕が撮った写真を見るよりも、自分の肉眼で見た方が、きっと感動もあるはずだと思うのです。



そんなこんなで、宿に着いた。
それでも、まだチェックインの時刻じゃない。

駐車場でタックルセッティングを始めた・・・
そう、翌日は遠征の最終日で、朝だけ浮いて帰路に就くつもり。
最終日くらい・・・普段通りの慣れ親しんだジグで挑んでみたい。

あれこれ悩んで、2タックルを準備して、チェックインとなった。

ドミトリーの部屋だ。
ロビーでは白人系の女性客が笑顔で挨拶してくれた。
何語かわからないから、笑顔で応じておいた。
そう、これで良いのだ。
笑顔は万国共通だ。

衣類等の荷物を整理して、温泉に入って(部屋はドミトリーだから格安だけど、風呂は大浴場で温泉かけ流しだった!)それからスタッフに飲食店の情報を教えて頂いて、タクシーで湯河原駅前に向かった。

今回の旅は観光が目的ではない。
だけど、遠い土地に来たのだから、地元では食べられない魚が食べてみたい。
せっかくだから贅沢をしよう・・・このような時にお金をケチったら、何のためにサラリーマンしてるのかわからないではないか。
給料日前で財布が寂しかったから、降ろしてはいけない口座から予定外に降ろしてしまった。

現地で評判が良いらしい『居酒屋にのみや』さんにお邪魔した。
まだ早い時間だったため客は僕だけだった。
そのことが幸いして、カウンター越しに店主が話しかけて下さった。
僕は素直に、地元でも美味しい魚はいるから、食べたことない魚種を味わいたい旨を伝えた。
そしてショーケースの中にヤガラを見つけた。
注文したら、お頭付きで盛り付けてくれた!


それからカワハギの肝和え


蒸しガキ!


生ウニの天ぷら!(ウニを大葉で包んである。)


一人旅先での、一人呑み・・・自由な時間を満喫する僕に、店主はサービス品を出してくれた。
『肴が好きなようだから、これをどうぞ。ナマコのコノワタです。ショッパイから、少しずつカジって食べてみて下さい。』

ナマコとか、ゲテモノ系は実は苦手なのだけど、これは美味しかった!

そしてヒレ酒も!

前にどこかで1度だけ呑んだことがあるけど、その時は美味しいとも感じなかった。
不味くはないけど『ヒレ酒ってこんなものか・・・』程度で、特別に何とも感じなかったのだ。
でも、今回のは美味しかった。
『これがヒレ酒か~!前に呑んだのは、きっとニセモノだ!』と感じるくらいだった。

そうして気分良く呑んでいたけれど、そう言えば・・・アカムツとかキンメとかはないのかな?
それらを求めて、2軒目を探しに出た。

湯河原は意外と静かな街で、店がまず少ない。
たまたま目にした寿司屋に入ってみた。
回らない寿司・・・数千円するかもしれないけど、今日は妥協しない。

店内には他の客はいなかった。
ビールをお願いすると店主は『福島から来たなら、こちらのを!』


オススメとか聞き出そうと会話を続けていると、僕の地元『いわき市平』まで知っている・・・『フラガール』とか知っている・・・いわきも全国区だな・・・

この2日間は浮いている最中に寒さを感じたけど、店主が言うには『湯河原は暖かいところ。この冬は特別に冷える・・・これじゃ私は冬を越せないかもしれないですよ。』と。

名前を忘れたけど、地元では聞いたことなかった貝とか、アオリとか・・・日本酒とか出してもらいながら何貫か握って頂いた。

途中でお土産についてアドバイスを求めてみた。
小田原方面の名産は干物とか蒲鉾とかだから、地元と被るため他のモノを探していたのです。
『明日いわきに帰るのですが、地元でも海産物は手に入るので、他に何かありますか?』

そうしたらミカンを勧めてくれた。
言われてみれば、道中の所々にミカンの直売所を目にした気がする。



そうしてご馳走様をして、宿に戻った。

風呂に入ると外国人2名連れが入浴中だった。
顔立ち的にはカリブ系のように見受けられる方たちだった。
目が合うとニコッと微笑んでくれた。


明日で最終日・・・
この旅も、良いものとなった。
清々しい気持ちで、眠りに就きました。



★獲物1匹ゴミ1個運動★
まとめて最終日に!
2017総数:獲物276匹ゴミ259個


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2017年12月25日

KF一人旅~アマダイを求めて~

※今回の遠征記は4部作で、この記事は2/4です。
1/4が未読の方は先に読んで下さい。




12/19(火)

旅に不足していた道具を買い足して、高速に乗ったのは13時くらいだったと思う。

この日は道中で翌日の出艇地を決断したら、近くに車中泊をする。
だから寝る時間までに車中泊地点に到着すれば良い。
(夜勤明けで寝不足&翌朝が早起きとなるから、20時とか21時に就寝したい。)

その前に・・・船橋でkayak55.comさんにお邪魔しました。
実は目的が・・・!

先日フラットダービーで優勝させて頂いたわけですが、その賞品について連絡を頂いた内容によると・・・
ロッドのみ“長物”として通常配送では対応出来ない,長物の配送だと年明けまで待つことになる。
とのことでした。
それならば、道中で時間に余裕があったこと、それとあわよくばアマダイ情報を収集できるかもとの期待から、自然と足が向いたのでした。

到着は店舗が開店する16時!
入店すると・・・トロフィーと賞状も未配送だったため、記念撮影して頂きました!


ついでに小物を購入・・・
レイルブレイザのGホールドを。

プロフィッシュのコンソールカバーに艤装したスターポートに取り付けて、ランディングネットをホールドしたいと考えました。
漕いでいるとランディングネットが左右に動いてしまうことが気になっていたのです。
Gホールドは3サイズあるようですが、大きいサイズを・・・僕のランディングネットは旧愛車デリカのマニュアルシフトノブをグリップに使用しているため、一般的なランディングネットに比べてもグリップが極太なのです。

それから遠征の目的を伝えてアマダイ情報を・・・
事前にwebから得た釣り方のイメージでは足りなかった部分を質問させて頂きました。
これで、アマダイ素人の僕にも釣り方の形はわかった・・・!



それで賞品として頂いたロッドを手にして車に乗り込み・・・何か足りない。
購入したばかりのGホールドを忘れていた!
店内に戻りGホールドを受け取り、車を走らせた。

翌日の予報を見るとNの海はダメだ。
小田原方面にしよう。
そうして小田原厚木道路の平塚PAに車中泊することとした。

運転中に気付いたこと・・・トロフィー忘れた!!
PAに到着したらビール飲みながらごめんなさいメールして、結局は宅急便で送って頂くことに。

しかし平塚は寒い・・・
外気温0℃・・・地元と変わらないではないか。
何度もクーラーボックスの上の荷物からどけてビールを取り出すのも億劫で、ビールは車外放置で外気で冷やしました。
そうして寝袋に入ったら意外と心地よく眠れました。
この寝袋は中途半端な冷え込みだと暑いくらいだから、この夜くらいの冷え込みだと丁度良い。



そうして、この日を迎えた・・・!

★2017paddling-⑨⑦★
☆12/20(水)
☆EP.小田原某所
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63


起きたらPAで朝食を摂って出艇地に向かった。
ここは以前に訪れた時には休日のためかカートップボート,ゴムボート,そしてカヤックのアングラーで賑わっていた。
だけどこの日は平日・・・ゴムボートの方が1名いたのみでした。

僕の車のナンバーから遠征者だと気付いてくれて、話し掛けて下さいました。
その方はアカムツを釣ると言っていたかな?

さて、出艇したら相変わらずの急勾配な水深・・・岸から500m以内で水深50mにも達します。
まずは40m台から仕掛けを落としてみました。
市販の仕掛けは用意せずにシンプルな1本針で始めてみました。
カヤックだと市販のアマダイ仕掛けは長すぎて扱い憎いと思ったためです。
僅かな違和感も察知できるよう中通しの天秤に、オモリはホエール氏の話を参考にして30号を、ハリスは1m程度だったでしょうか。
タックルは“ライトアマダイ=スピニング”と知ってグリッサンドにPE1.2号とした。
オキアミを刺したら仕掛け投入!

柔らかい感触の着底・・・持ち上げると埋まっていた感触・・・泥底だ!
これは幸先良くアマダイ的なポイントを発見できた。

着底したらオモリで小突いて泥を舞い上がらせて、リール1~3回転ほど巻き上げて、当たらなければ再び着底させて小突いて・・・
風向きがオフショア方向だったため、水深が徐々に深くなる。

そのうちに、遠くに釣り船が来た。
遠くとは言っても岸と平行な方向での遠くだ。
同じ水深ラインではないだろうか。
やはりアマダイのポイントは間違っていないかもしれない。

そうして・・・コンコン・・・!
何か来た~!
(軽い・・・)


トラギス?

続いて

オジサン?

確か何かの記事では、アマダイ釣りでは外道でポイントが合っているか否か判断できるとのこと。
カサゴとか釣れたら根があるとなるから、そこはアマダイのポイントではない。
トラギスやオジサンはどうだっけ?
慣れない海の魚は無知のため、ピンと来ない。

でも着底の感触は相変わらず泥底だ。
もう少し続けていると・・・
先の2匹とは違う明確なアタリが!

浮いて来たのは・・・綺麗な魚体!!

アマダイだ~!!

とても嬉しい!
正直この1匹目を釣るまでは不安もありました。
お金を掛けて遠征して来て、目的が果たせなかったらどうしよう・・・
その不安が、この1匹で消し去られました。



気分を良くして続けていると、小舟の漁師の方が何やらジェスチャーしながら『おーい!』と叫んでいる。
こちらに船尻が向いていたから問題ないと思っていたら、微速後進しながら何か作業をされていた。
つまり進行方向に僕が浮いているものだから、邪魔なのだ。

頭を下げて場所をどけた。
余所者としては、知らない土地だと漁の手法も無知なわけだ。

別に怒っていたわけではないように感じたけど、それでも漁師さんの作業の妨げとなってしまったわけで、もし度が過ぎて怒らせていれば、地元アングラーにも迷惑を掛けることになる。
この出来事を正直に書いてしまうことで批判も覚悟だが、以後、気を付けるためと、それから僕と同じように遠征を計画される方の参考になれば良いと思って書きました。
慣れない海では事前にルールを調べることは当然だけど、漁の手法とか漁師さんの作業の流れを知ることも有効かもしれない。

それで、その船は同じエリアに留まって作業を続けていたため、サイドチェンジすることにした。
ポイントは再び探すしかない。

水深50m地点で根掛かり1度してから、また泥底を見つけることが出来た。
そして、外道混じりだが釣れ始める!


アマダイ2匹目!


ベラ系?


アマダイ3匹目!

サイズダウンが続く・・・

この辺りでアタリに対する印象に変化が。
コンコンとかモゾモゾと微妙なアタリに時間を掛けて食い込ませても、呑み込まれるかエサを取られる。
で、あれば積極的にキキアワセをしてみよう。

そうしてテンポが良くなる!












ユメカサゴ?



こうして初日は6匹のゲストと7匹のアマダイを釣ることが出来た!

そう言えばセンターコンソールを応急的にイケス仕様に!

ソフトクーラーを忘れた・・・いや実は、荷物を減らすために持たずに来た。
だけど、現地に着いたら、やはりストリンガーではなくて、高級魚は大事に冷やしたいよな・・・と感じたから。
普段はルアー類を大量に収納しているコンソール・・・今回はエサ釣りだから、僅かな針と糸をポケットに、予備の天秤とオモリはコンソールカバーの上に取り付けたレイルブレイザ・収納ポッドに!て出来たからこそ、イケス仕様に出来たもの。
プロフィッシュは使い方のバリエーションが素晴らしい!
(艤装してある収納ポッドも、人気商品らしいですよ!)



そうして本来は江之島か鎌倉に宿泊する予定だった、この日の夜・・・
品川に向かいました。

遠征の一週間くらい前だったでしょうか。
職場のT先輩が何やら嘆いていました。

福島県の職場から、同僚たち数名と日帰りで品川出張に行くらしいのですが、16時半くらいに出張先での用から解放されるため、T先輩としては終電まで品川で酒を飲みたいと考えていた。が、同行する先輩方は皆すぐに帰りたいようで誰も付き合ってくれないとのこと。

・・・(当初は初日はNの海で浮く予定でいたこともあり)品川ならそれほど遠くはない!
僕がお供します!

こうして17時頃に品川駅で待ち合わせる約束をして、宿泊先も変更して予約し直していたのです。
宿泊先は・・・『ゲストハウス品川宿』です。
北品川駅前にカヤック車載の愛車を停めてチェックイン!(駐車場代は¥1,900だった。)

チェックインするなりフロントのオーナーが『釣り好きな方ですか?』

そう・・・服装がfinchで、imaのトートバックを持っていたから。
オーナーは大手の釣具店に勤務していたことがあるそうです。



品川駅に向かうと、何やら先輩からLINE連発して来る。
どうやら、出張先でお世話になった本社の偉い方の誘いを受けてしまい、結局は出張者みんな飲んで帰ることになったらしい。
先輩は正直に僕との約束を話したら『そのU君も社員なら、ここに呼んだらいいさ!』となったようで・・・
みなスーツのテーブルに僕だけfinch来てお邪魔させて頂きました。
(後に気付いたけど、恐らくこの店かタクシーに、finchのネックウォーマー“ツイストビーニー”を忘れました!この旅で唯一の失った大事なモノ・・・)

ビールから紹興酒を頂いて・・・お会計は〇万〇千と222円だったと記憶しています。
その偉い方が『U君222円だけ出して!他のメンバーは1,000円ずつお願い!』
僕の財布には何枚かの札と、小銭は2円しかなかった。
U『すみません小銭がないので、千円だけでも受け取って下さい!』
偉『いやいやU君は小銭だけでいいんだよ、222円ないの?』
U『小銭は2円しか・・・』
そしたら隣の先輩が
T『おれ220円ならあるよ。』
偉『じゃU君2円でいいじゃん!』
え・・・
U『すみませんご馳走様です!』

きっと何杯も飲んだビールは1円で飲み放題、同じく何杯も飲んだ紹興酒も1円で飲み放題、いくらか食べた料理は無料の試食・・・だったのだと、そういうことにさせて頂こう。

本当にご馳走様でした!!

※この写真は、本社メンバーと別れてから、出張メンバーの発車待ちの間に駅の立ち飲みバーで飲んだ時の写真・・・ここでも僕は¥1,000しか払わなかった。
本当に・・・先輩方に恵まれた会社生活だと思います。



そうして釣り具のキャスティングを覗いたりして、宿に戻りました。
オーナーにオススメのラーメン屋を聞いて食べたら、また戻る。

ビールを買い込んで、フロント脇の休憩スペースで釣り談義させて頂きました。
そうしたら常連客だと言うアメリカ人女性が現れてキャンディーを頂きました。
これは僕の口には合わなかった!お菓子類は日本製が良い!
でも、言葉も通じないけど、笑顔で差し出してくれたモノを笑顔で(thank you!くらいは言いましたが)受け取るだけで、人と人のコミュニケーションは成立しちゃう。

普段の社会生活(例えば職場とか)では無意識にも気を遣って言葉を選んで・・・そうした日常に疲れていたこともあったから、この新鮮な交流が、言葉は通じないのに・・・むしろ言葉が通じないから、言葉を選ぶ必要がないからこそ、どこか安心した。

そうして早めの就寝とした。



★獲物1匹ゴミ1個運動★
ゴミ拾いは最終日に!
2017総数:獲物271匹ゴミ259個


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2017年12月25日

KF一人旅~段取り八分?~

旅がしたい。

そう思い立った先に、この感動が待っていた。



SNS等で繋がっている方には既に伝わっているかと思いますが、思い出を回想して文字に残したいと思います。



カヤックフィッシング(=KF)と呼ばれる趣味に出会ってから、行動範囲が広がりました。
初めての遠征は早春の東京湾奥だったと記憶しています。

出艇する頻度の高さからタックル等は常に車載しておくようになり、出艇前に艇とクーラーだけ積めば出発できるような生活が常となりました。
愛車と出掛ければどこでも釣りが出来る。
そこにカヤックが積んであればどこでもKFが出来る。

地元で慣れたキャスティング主体の青物,根魚,更に今シーズンのテーマでもあったバーチカルなジギング,そこにカヤックシーバス・・・そのくらいの道具があれば、対応できるKFフィールドの幅には可能性を感じるようになりました。

KF遠征・・・何度も通ったのは東京湾奥で、他に聖地・富津,Nの海,小田原に1度ずつ・・・その経験の中で当初は“未知の海で獲物に出会うために試行錯誤すること”とか“アウェーの海に浮くこと”の面白さに夢中になったけど、いつの頃からか“旅そのもの”に魅力を感じるようになりました。

海のこと,土地のことや街のこと,それから何気ない出会い(一期一会?)とか。

自分が求める“旅”とは何だろう。
温泉旅館で贅沢な宴会プランもいいけど・・・それは仲間がいる時がいい。
自由気ままな一人旅・・・自分が求めるモノを我儘に最優先すればいい。
臨機応変な予定変更が利くKF一人旅・・・その旅先で浮いて、1匹の魚との出会いに夢中になってみたい。

だから、宿はどうでもいい。
どうせ早朝からの出艇のために暗いうちのチェックアウトにもなることだ。

それで、常日頃から遠征候補地での格安な宿泊先を探すことが退屈な時の時間潰しの手段となった。
そうして目についたのが・・・バックパッカー向けの“ドミトリー”なる言葉でした。

ドミトリーとは何か?
それはこの場で僕が薄い情報を書くよりも、出来れば検索して頂きたい。
でも簡単に言えば、同室内に複数の(カプセルホテル風の)ベッドが敷き詰められているような宿泊施設?
外国から,もしくは日本各地からの単独旅行者とかが集うところ?
共用の休憩スペースとかもあるから、道中での情報交換も兼ねての交流,出会いも楽しむことができる・・・?
それらのイメージに惹かれました。

僕は英語とか話せないのですが、それでも、言葉が通じない人たちに囲まれる可能性がある場に飛び込むことにも、別に不安は感じなかった。
それぞれの“旅”に対する姿勢に触れてみたいとも思った。

それで、まずはドミトリー形式の宿を探して、地理的な条件から出艇地を判断・・・が、この旅の出発地点でした。

そこで最も目を惹かれたのは『The Ryokan Tokyo Yugawara』でした。
※詳細は検索して下さい。
そこから出艇地は相模湾を主体にしようと考え、江之島と鎌倉にゲストハウスを見つけました。

出艇地は結局のところ(単独でもあるため)過去に浮いた経験のある場所から選ぶことが無難かと考え・・・
Nの海KF,鎌倉もしくは江之島に宿泊,小田原KF,Yugawaraに宿泊,帰路・・・との計画にまとまり宿泊先を予約手配しました。



そして次は釣りの内容を考える・・・
そもそもKFの面で言えば相模湾に遠征する目的は、地元と違う急勾配な水深の海で、地元では出来ない釣りがしたいのです。
地元では時たま動力船に乗った時に限られる水深30m~のジギング・・・それがカヤックから出来る。

そのことが目的ではあったのですが、でも対象魚は時期的なところでも左右されるから、釣果情報とか収集しないと・・・
そうしてwebから得られた情報が“カヤックアマダイ”でした。

相模湾であればカヤックからアカムツとかも釣ることができるようですが、でもアカムツは地元でも船に乗れば手が届かない魚ではないのです。
それに対してアマダイは、地元では目にしないし、食べたこともない・・・
アマダイを釣ろう。

こうして、今回の旅の目的・目標が決まりました。

そうした計画途中では、実はC-49氏が遠征途中のどこかでガイド役をして下さるような話も頂きました。
東京湾はシーバスの宝庫ですが、その釣り方も多種多様です。
僕が念願叶っていないカヤックシーバスのジャンルとして、マンメイドストラクチャーを撃っていくシチュエーションとか、他にはバーチカルなジギングがあります。
その何れかをご案内して頂こう・・・と期待してはいたのですが、残念ながらC-49氏は休暇が取れなかったそうです。

残念だけど、仕方ない・・・



夜勤明けで準備を済ませ、12時頃の出発だった。





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Posted by いわき2011 at 13:36Comments(2)エンジョイ☆カヤッキング遠征記

2017年12月17日

SLIDERS忘年会☆

おはようございます!
二日酔いもなく心地よい朝を迎え・・・ビールを飲みながらPCに向き合ったところです。

まず先日のオカッパリ釣果から!
☆12/14(木)

このところ予定と海況が噛み合わない・・・
カヤック出艇不可の強風予報に不貞腐れて朝寝坊をしていたけど、このまま引きこもっては気持ちが滅入る・・・と危機感を覚え布団から這い出しました。
『ドンコのドブ汁が食いたい。』
との父の言葉を思い出し、自分もドンコの出汁が恋しくなったため珍しくオカッパリの釣りをすることに。

昼過ぎに友人宅にモノを届ける都合があったため、約束の時間までに道具&エサの準備を済ませて、友人からの『お昼ご飯・・・』との誘いにも耳を貸さずに某港に向かった。

大好きな穴釣り・・・
見切り良く次から次へと何か所もの穴を撃っていく方法もあるが、この釣り場では良い穴を2か所ほど知っている。
仮にA穴とB穴としよう。

過去の傾向は
A穴は幸先良くアタることが多く煮魚サイズのドンコが多い。
ドンコの数釣りをしているうちにエサが撒き散らされるのと、更に釣られたドンコの嘔吐物も撒き餌となり別な魚が集まる。
それでソイとか、過去にはナメタを(50cmだったか・・・とにかくデカかった。)立て続けに2匹だか釣ったこともある。
B穴は何度か空アワセでエサを撒き散らせば、刺身サイズのドンコが釣れる。
更に良型のソイが混じったりもする。

今回はA穴から・・・
アタるけど、食い込まない。
見切りを付けてB穴に。
こちらもアタるけど、食い込まない。

どうしよう・・・

ここでC穴を思い出した。
過去に良型ソイと思われる魚に立て続けに潜られてしまったことがある。
テトラの形状から記憶を辿り、どうにか位置を思い出した。

ここで煮魚サイズのドンコが釣れた後に・・・

え・・・君・・・誰・・・?

形状はソイだけど、色が明らかに違う。
釣ったことのないカサゴだと思った。
後にInstagramのフォロワーから教えて頂いたのですが、ヨロイメバルだそうです。

これにドンコを追加して、釣果は3匹で終了でした。

3匹とも鍋に入れてドブ汁に・・・間違いなく旨かった!

続いて本題~!


★2017paddling-⑨⑥★
☆12/16(土)
☆EP.HS
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:FeatherLight63,SJC-63/180-KR_SJ



夜は忘年会が!
スライダーズ全員が揃うことは初めてでした。
(参考までに7名体制となった紹介が載っている記事を!)





お酒の席で言えば初期の4名でも・・・どむオ氏を加えた5名でも・・・揃ったことはなかった。
個人的には大物鱸氏以外のメンバーとは何かしらの形では呑んだことがある。
F氏とは初めて湾奥遠征した時に、前泊で寝酒程度に呑んだことはある。




An氏とは、彼がいわき駅裏に住んでいた頃に2,3度だか呑んだことがあるし、その際にチョビー氏がノンアルコールで同行してくれたこともある。
どむオ氏とも先日ご一緒した。
その前には老兵氏とも。

何はともあれ趣味の仲間たちが集っての宴・・・楽しみ過ぎる!



と、言った感じのワクワクドキドキを感じつつも、どむオ氏と僕は夜に備えての体力温存は怠って早朝の海に向かった。
久し振りの開拓途上ポイントだ。

どむオ氏が『このところNもOも飽きた・・・』と言って提案して来たが、そもそも予報的に風が避けられるポイント選択で正解だったかもしれない。
水深20mや25mはN&Oよりも近い感じ。
地形的な影響かもしれないけど、予報に反して中盤は風が凪いだ。
僕はTGベイトでマゾイと、MMジグⅡ60g逆付けでワカシを。



どむオ氏はジグでアイナメ2匹だった。

貧果ではあるけど、近い変化とかは気に入った。
実は僕が同EPから出艇したのは3回目だけど、過去2回は風の影響もあって今回ほど沖には出れなかった。

出艇時に段差を降ろす必要があり2名以上いないとダメな場所だけど、西風を避けられる&ロックフィッシュ的なポイントが豊富な点から、冬のKFに向いているかもしれない。
今後とも要開拓だ。



帰宅して・・・
30分ほど仮眠してから忘年会に!
カヤック談義に釣り談義・・・何を話したか全ては思い出せないけど、とにかく楽しめました!
実は大物鱸氏も僕の“獲物1匹ゴミ1個運動”を真似てゴミ拾いをして下さっていたようで、嬉しかった。
昼間にはどむオ氏も『最近ゴミ拾ってないな~相方が拾ってるのに申し訳ないな。』と言っていたけど・・・
スライダーズの中でも、そして他地域のKFアングラーの中でも、密かに輪が広がっているらしい運動・・・
嬉しいのと、この運動を自分が発信出来たことが今となっては誇らしく感じられるようになりました。



それから宴の途中・・・
どむオ氏が『優勝じゃん!』とか叫んだ。

kayak55.comでフラットフィッシュダービーの結果が発表されていた。
わたくし・・・優勝でした!
開幕前に同ショップのチャン松氏から
『ヒラメなら優勝は福島勢で決まりなんじゃないですか~?むしろハンパなサイズでの優勝は許されないですよ~?』
と言った旨のことを言われていて、当初は僕も
『1年を通じて最優先に狙っていれば、誰かしら80cmは出すだろう・・・』と考えていたところの・・・73cmと不安を残すサイズでのフィニッシュだったわけですが、どうにか目標のロッドを手に入れることが出来ました。
5位の“すずきんぐ(友人K)”は僕の旧艇ツープラに乗ってもらっての釣果・・・毎年何度か僕の艇を貸してあげてるけど、今シーズンは彼の海での出艇は1度のみだった。
その1度で結果を出してしまったことには、脱帽だ。
僕の73cmに対しても彼には『出艇回数から考えたら、俺の方が・・・』とか言われてしまったけど、まさにその通りだ。

このフラットフィッシュダービーに関しても余裕があれば年内に改めて振り返ってみようと思っていますが、今年も数々のドラマに出逢うことが出来たシーズンでした。

仲間と並んでナブラ撃ち,コチング爆,カヤックシーバストップゲーム,TGベイトで真鯛,メーターヒラマサ・・・全体を通じて決して“爆”ばかりではないし、確かに良い想いも出来た中で同じくらい悔しい想いもしたから、平均したら過去の他のシーズンの方が良かったと言える場面もあるかもしれない。

だけど、とにかく今年は、楽しみ方のバリエーションを出せたように感じています。
コチングも、シーバストップも、TGベイトも・・・それぞれ別モノの釣り方だから。

また新年も色々な意味で(仲間とも魚ともドラマとも!)出会いに恵まれるといいな・・・と感じております。
まだまだ書ききれないほどに振り返りたい内容は豊富にあるため、また改めて総括記事を書ければと思っています。

来週は相模湾遠征・・・!
アマダイを食らうことは出来るのか?!

そして残り4回?!
年間100漕ぎは出来るのか?!



★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2017総数:獲物258匹ゴミ259個


★肴★

(すみません画像の角度を間違えましたが、横着して修正しません笑)
実は今日は朝から燻製中!
昨日のマゾイ&ワカシを冷燻みたいに出来れば生ハム的に・・・
それが終わったら手作りベーコンを燻します!
今夜が夜勤で呑めないことだけ残念・・・





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2017年12月12日

まずは漕いでみた。

★2017paddling-⑨⑤★
☆12/12(火)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:FeatherLight63,SJC-63/180-KR_SJ




ご無沙汰しております!
3週間以上も間が空いてしまいました。

その間には動力船釣行が2度ありましたが、2回連続で船釣り自己ワースト記録を更新するような貧果ぶり・・・
『書くに堪えない。』と言いたいところですが、結果はどうであれ何かしら振り返るべき内容はあるもの。

だけれども・・・その“振り返る”行為が心の傷を深く抉ることになるため、やっぱり書かないこととします。

それで、他の休日はどうしていたか。

メジマグロを2匹ほど美味しく頂いたり・・・
(釣り船の船長がお土産にくれた&数日後には近所の漁師さんがくれた!)
写真は僕のInstagramをご覧下さい!(ハッシュタグ“#獲物1匹ゴミ1個運動”でヒットします。)

山形県“肉三昧の旅”に出掛けたり・・・
(米沢牛ステーキ,しゃぶしゃぶ,三元豚トンカツ!・・・福島県に戻ってからも何故かステーキ宮!)

と、言った具合に食欲の秋を満喫しておりました。
ちなみに山形旅行から帰った翌日に健康診断を受けたため、3キロ増量してました。

それで、これはカヤックを漕がねばならない・・・!と天気予報のチェックを続けていましたが、どういうわけか僕の休日に合わせて海が荒れる。
今シーズンここまでは土日に合わせて海が荒れることが多かったため、スライダーズ内でも土日組のF氏,どむオ氏は気の毒なほどでした。
平日に休日があるチョビー氏と僕が特に出艇頻度には恵まれていました。
それが・・・逆転した1か月弱でした。

カヤック漕げないことがこれほどまでにストレスだとは・・・
そして今日・・・前夜は強風警報が発令中でしたが、夜明けとともに風が弱まる予報でした。
弱まるとは言っても、凪ではなさそう。



風の予報を3段階に分けて
①出艇不可
②出艇は可だけど釣り辛い
③凪
とした場合に、僕は②で既に迷うタイプです。
浮くことは出来ても、思い通りの釣りが出来ない程度まで吹いていると、あっさりと心が折れます。

でも今回は、流石に体が訛ってしまう。
釣りの内容は二の次として、出艇不可なほどの風でない限りは、海に行くだけ行ってみよう。

早朝の海に。
海況の判断に時間を費やして・・・この風なら大丈夫だ!と感じて出艇したのは7時半前くらい。
迷いがなければ1時間弱ほど早く出艇できた。
でも、単独でもあるし判断は慎重に。

今回は釣りは二の次とは言え、流石にタックルは持ちました。
もし予報より風が落ちるようなことがあれば、もちろん釣りもしたいから。
それで2点ほどテーマが。

まず少し前に見つけた最短距離の水深15mポイントに。

そこで1つ目のテーマであるパラシュートアンカーを!
実は過去にもパラシュートアンカーは持っていたのですが、個人的なスタイルの問題だとは思いますが、メリットよりもデメリット(ロープが絡んだりとか、ナブラ急行が遅れたりとか)ばかり感じてしまい、使わなくなりました。
それで、An氏に譲ってしまったのです。
お返しに艤装パーツを頂いた気がする。

それが、このところバーチカルなジギングにハマっていること、昨冬のバーチカルオンリーなシーズンにジギングで釣るソイ,アイナメが楽しかったことから、再びパラシュートアンカーに興味を持ちました。

これをAn氏に相談してしまうと、彼のことだから『使うなら返すよ!』と言われそう。
1度は差し上げたモノを返せと言うのは申し訳ないから、相談する前に買ってしまうことにしました。

それで早速、アンカー効かせてTGベイトを落としてみた。
アンカーのテストにはちょうど良い風が吹いている。
結果として、今日くらいの風でもパラアン使えばバーチカルな釣りが可能だと確信した。
ちなみに、パラアン使っても底取りが難しいほどの風だと、それはそもそも撤退レベルかな?と感じたから、逆に言えば出艇可であるうちはパラアン使えば釣りは出来る、と感じました。

そうすると、僕の中での“②出艇は可だけど釣り辛い”の範囲がグッと狭まった感じです。



そして次に2つ目のテーマは。

カヤックから重いジグをシャクること!
これまではジギングロッドで90~150gのジグと、フェザーライトで~80gのジグを使用していました。
(ホーム海域の水深は5~25mくらい。)

が、例えば相模湾方面とか深い海域に遠征した時には、当然ながら重いジグを使うこともある。
それに、地元は浅いとは言え風も潮も速い海域で、そこで動力船よりも流されるのが速いカヤックで・・・だと、重いジグでストンと着底させることが有効な場合も多々あると感じます。

テーマ①のパラシュートアンカーを使うか、それともジグを重くして着底を早くするか・・・同じ目的のために違う面から解決策を模索してみたわけです。

180~250gのジグも僅かながら持っていて、それは釣り船でのタラジギ用とか思って別なケースにまとめていたのですが、むしろメインの(100~150gの)ジグは持たずに重いジグだけ持ち込みました。

時間がなく200gのナマラジグSTしか試せなかったのですが、カヤックからシャクルのも、別に苦には感じませんでした。
残念ながらウサギが跳び始めてテスト途中で撤退となりましたが、この“テーマ②重いジグ”は、今後も試す価値あると感じました。



以上・・・実釣30分,出艇~着岸で1時間ほどの短時間パドリングとなりましたが、とにかく久しぶりだから漕げて良かった。
ちなみにワカシナブラはあった。

次は14日(絶望的な予報・・・)と16日を経て、20~22日くらいの日程で相模湾遠征を計画しています。

そしてクリスマス以降の1週間で100漕ぎ達成なるか・・・
『明日〇〇釣ってやる!』みたいに1日にして成せる目標ではなくて、1年間積み上げて来たもの・・・予報の見極めとか、スケジュール調整とか、そして何より体調管理とか・・・これからの残り半月で失敗すれば、また再びチャレンジするには同じく1年間の期間が必要となってしまう。
風邪などひかぬよう、怪我などせぬよう、精進いたします。



★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★
2017総数:獲物256匹ゴミ257個







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Posted by いわき2011 at 17:33Comments(2)KF日誌エンジョイ☆カヤッキング

2017年09月23日

海に!海に旅をしたんだ!

★2017paddling-⑦⑨★
☆9/21(木)
☆EP.茨城県某所
☆ウェアリング:ウェットスーツ
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63


こんにちは!
今日はお彼岸?
同僚の都合でシフトを1日交換したため急きょ休みにはなったのですが、予報に失望し朝寝坊してお墓参りを終えました。
書けてなかった一昨日の記事を書きたいと思います!
(KF報告は即日投稿を心がけているのですが・・・追いつかない時もある。)

この日は地元エントリーポイント(EP.N,O)が出艇デキそうにない予報でした。
久々に終日用事もなく時間の制約がない日でしたので、思い切って三番瀬まで弾丸遠征も考えましたが、三番瀬も午前中は風が吹くみたい。
GPVで広域に確認すると、茨城県沿岸だけ風が弱い予報でした。

茨城か・・・
これまでは、茨城県でのKFには積極的な気持ちは持ててなかったのです。
と言うのも、福島県の隣県で海況的な条件もそれほど変わらない茨城県・・・遠征する意味を感じませんでした。
地元で浮ける日は慣れ親しんだ地元の方が勝手を心得ているし、地元で浮けない日は茨城でも浮けない日が多いだろうし、そもそも遠征したことを実感デキるような雰囲気の差(気候とか釣りの対象魚とかの違い)が乏しいだろうとも思っていました。

そんな中で、たまたま茨城だけ浮ける予報・・・モノは試しに行ってみようか。
茨城での出艇経験が何度かあるらしいbig-13氏を頼りました。
教えて頂いた出艇地は2か所・・・
片方は地形変化が豊富で根魚が期待デキそう。
もう片方は地形変化はないらしいけど穏やかに出艇できるみたい。

双方の距離が車で20分ほどだったため、現地判断で変更もできる。
まずは地形変化が豊富なEPに向かいました。
知らない出艇地は確実に波を見極めてから出艇可否の判断が必要なため、時間を逆算して明るくなる頃の到着としたのですが、いくらかウネリが残っていたこともあり、波打ち際は波が立つ。
更にはこれから潮が下げる。
干潮時に着岸を迎えることを考えると、出艇時より更に波がブレイクする条件での着岸を強いられるかも・・・
恐らく大丈夫なのでしょうが、知らない場所だから大事に大事を取って移動しました。

それで訪れた、第2候補のサーフ・・・ここは穏やかだ。
波打ち際と平行にテトラ帯があるため、波打ち際が穏やか。
(とは言っても流石に三番瀬とか富津とかに比べたら波は立つ。和田長浜くらいの波かな?)
更には2キロほど沖に堤防がありプール状のエリアが形成されているため、テトラ帯を超えて沖堤までの範囲はウネリも少ない。

big-13氏からの事前情報では、地形変化が乏しく、過去に釣れたのはイナダ,チャリコ,キスとのことでした。
浅い砂地をイメージして、ジギングタックルは持たずに出ました。
スピンテールでのコチングがメインになるかも。

6時半頃の出艇だったでしょうか。
地形は一定の勾配で深くなっていきます。
結果を言うと、勾配で言えば地元と似た感じでした。
が、地元に比べたら本当に地形変化がない。

ただ、ところどころ根が点在してるような感じもあったため、スピンテールは根掛かりを警戒して封印しました。
いくらか漕いでベイト反応を見つけてはジグサビキとか落としますが、何も釣れない。
水深15mラインに反応が集中していましたが、それでも何も釣れない。

しかしベイト反応に固執せず潮が効いていそうなエリアにMMジグⅡ60g&ジグサビキを落とすと・・・来た~!!

ブルブル感にソウダガツオをイメージして巻き上げますが、見えて来たのは3匹!
写真はないですが、サビキ2本にサバと、ジグにはワカシでした。

サバも40cmある・・・船ではサバの大漁も慣れていますが、カヤックからはエササイズのサバしか釣ったことがなかった。
〆サバが食べれることが嬉しくなり急ぎハラワタを取り除きました。

その後はジグに再びワカシと、またジグにメバル(29cm)が釣れました。


それで風が吹いて来ておしまいでした。
お土産を確保できただけでも良かった。




今回の遠征・・・振り返ってみると、行って良かったとの気持ちを感じることが出来ました。
前半に書いても良かったのですが、まず海岸に降り立ってみて気付いたことは、防潮堤がないこと。
福島県の海岸は、再びの津波に備えるためなのか、高い防潮堤が新設されていて海が見えないのです。
例えば若いカップルの海岸ドライブデートなど、今の福島県では有り得ないのでは?
だって、海が見えないのだから。

その、防潮堤を建設したことに対しては、経緯も何も詳細は知らないから文句も言うべきではない。
ただ、結果からだけ言えば、海が見えない浜街道はとても寂しい。

そのことを普段から感じていたから、今回は出艇前の艤装準備の段階から、早朝の砂浜でビーサンではしゃぐカップルを見かけて新鮮な気持ちだったし、終わってからも浜辺を散歩する老夫婦を見かけて懐かしい光景だと思ったし・・・とにかく『海に来た!』と感じることが出来ました。

すぐ隣県で、車で1時間半とかで来れたところです。
もっと手前なら、自宅から1時間以内でも出艇可能な海岸があるかもしれない。
波が穏やかだとかどうだとか、何が釣れるとか、そんなことを抜きにしても、たまには茨城の海で漕ぐのもいいかも、と確かに実感した日でした。

ただ、最後に言っておくべきかなと思うことは・・・
手探りな場所での出艇には注意も必要だということ。
これまでは遠征と言えば、KFのメジャーなポイントばかりでした。
事前にローカルルールを調べることもできたし、出艇時に他のカヤッカーに挨拶すれば何か教えて頂くこともできた。
でも、今回の某海岸は何も情報もない場所だった。
実は日曜とかに来れば地元カヤッカーがいるかもしれないけど。

もし誰も漕いだことのない海岸だとすれば、自分が漕いだことが既成事実となり、ローカルルールはそこから形取られていく気がする。

例えば、沖にいた時に船が近付いて来て『これから作業するから、ブイの外側で釣ってくれな!』と声を掛けて頂いた。
これは『ブイの外側であれば沖に浮いていても許される。』との、ローカルルールの第一歩となるのだろうと思う。
だからころ、礼儀正しく従う必要があると思った。
ここで素直に従わず邪魔をしてしまえば、次は『言うことに従わないなら、ブイの外側だろうが、そもそも沖に出ることを認めない!』となるかもしれない。
ましてや、もし同じ海岸で既に日常的に浮いている方が他にいたのだとすれば、自分の非常識な行動が彼らの出艇地を潰すことにもなる。
だから、遠征先では慎重にならないといけない。

地元ポイントの開拓期・・・船の方と恐る恐るコミュニケーションを取っていた頃を思い出したり、遠征の楽しさを再確認した一日でした。



おしまい。



★ルアー★
MMジグⅡ60gグローピンク


★獲物1匹ゴミ1個運動★

2017総数:獲物191匹ゴミ191個


★肴★

〆サバ


前日のマゴチと、メバルのアラで味噌汁


ワカシの照り焼き


これからお墓参りにオジが来るので、2日寝かせたメバルで呑みま~す!!





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2017年09月21日

弟と

こんばんは!
一昨日と昨日のことを書きます。
2日続けて弟と釣りをしたわけですが、それでタイトル・・・単純明快!(手抜きし過ぎだろう~!)

ごめんさない。マジで時間ないです。
高速タイピング頑張ります。
書き始め17:50・・・投稿は18:30が目標!!

それでは1日目:9/19(火)
インスタには『久しぶりに地に足着けて釣りしました。』と投稿した通り・・・非常に珍しくカヤック以外の釣りをしました。
先日は友人N(おこめ)と伊勢エビ釣りしたのですが、それに続いて今年2回目かも・・・

何をしたかと言うと、サビキ釣りです。
予報を見たら海では漕げそうもなく、川も大雨後の増水が心配・・・で、久しぶりに小名浜港に行ってみました。

弟は前日にたまたま実家を訪れたため、僕の釣行予定を知ったのです。
結果は・・・
サバ,豆アジ,メバル,コノシロ,ハナダイ,イワシ(カタクチ&マイワシ),ウミタナゴ・・・(何か抜けてないかな?)

サバと豆アジは泳がせ釣りのエサとなりました。
カヤック始める前はショゴ(30~40cm)が良く釣れた時期があり、中層に豆アジを浮かして泳がせていたのですが、カヤックを始めた頃からショゴが30cmに満たない年が多くなり、入れ替わりでヒラメが好釣なことが多いことから、豆アジより大きいサバを底に泳がせることが多くなりました。

それで平均すると1枚くらいになるような頻度でコンスタントにヒラメは釣れるのですが・・・今回はヒラメは釣れなかった。
何者かにエサをボロボロに食いちぎられること、僕と弟で合わせて2,3度・・・イカの食い方でもないし、正体はわからない。

ヒラメが当らない中で、水面のイワシを追う小型青物が見えました。
この港内の岸壁沿いを泳ぐのは圧倒的にショゴが多いため咄嗟に『ショゴいた!』と声に出しましたが、シルエットがワカシのような・・・?

とりあえず泳がせ2本のうち片方の竿は中層に浮かしてみました。
そこからも反応がないまま時間が過ぎ・・・ドラグを引っ張って50cmだか1mくらいタナを下げたら、直後・・・ワカシが釣れました!


再度ワカシか何かに豆アジを引っ手繰られましが、それ以外は泳がせ釣果は得られませんでした。
獲物は上の写真の通り弟の食卓に。

自宅にはコノシロだけ持ち帰りました。

酢〆旨かった。




(ヤバい!もう18:15!残り15分でKF記事を書きます!!)

★2017paddling-⑦⑧★
☆9/20(水)
☆EP.N
☆ウェアリング:ウェットスーツ
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63


弟が初めてのカヤック!!
父は何度か乗ってもらいましたが、弟は『そのうち乗せてよ。』と言ったまま漕いだことなかったのです。

この時期は泳がせ釣りに向いた型の良いエサが確保しやすいため、ジグサビキ&泳がせが恒例になってしまいました。
この日は水面にはピチャピチャとイワシ(釣ってみたらウルメだった。)がいたのと、魚探に反応が無くともボトムではサバが釣れた。

魚探反応がまとまってる時はジグサビキ&ジグで真下に落とすけど、反応がばらけていたからスピニングのグリッサンドにリーダー代わりにジグサビキ付けて、先端にはスピンテールを付けてキャストしてた。

そしてイワシを泳がせると・・・

ヒラメ!!
なかなか食い込まずにキキアワセでどうにか口先に1本だけ針掛かりしてた。
ランディングしてから皮1枚フッキングに気付いて焦るやつ。

続いてサバを泳がせていると・・・

マゴチ!!
先ほどのヒラメの皮1枚フッキングにビビって時間かけたら、飲み込まれてエラからハリス出てた。
でもアタリが微弱だったから、仕方ない。

お次は流れ着いた根周りにサバを泳がせてたら・・・

カンパチ~!!
今年はオカッパリでもカンパチが好釣らしい。

そして最後は・・・
根掛かりが外れて高速回収の途中でズキューン!!
根ズレでブレイクでした。
ワラサかな??



そして肝心の弟は!
サバにヒットしたドラグ鳴りやまぬ暴走者・・・ハリスがスパッと切れていたからサメとか刃物系でしょうか。
他にジグでカンパチがヒットしたようだけど、姿が見えてからバラシてしまったらしい。

オカッパリで使用してるロッドそのままだったから、カヤックでの扱い憎さを嘆いていた。
弟はサーフィン用だけどウェットスーツ持ってるから、海水温が冷たくなるまで・・・10月いっぱいくらいはリベンジチャンスあることでしょう。

ヤバい!時間だ!

実は今日もKF行ったのですが、その記事は改めて書きます!!



★獲物1匹ゴミ1個運動★
時間がなくて拾えなかった。(あの後、昼からの出勤で仕事に向かったのです。)
2017総数:獲物186匹ゴミ182個


★ベイト(獲物の胃の内容物)★
マゴチ:極小のカニ?


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2017年09月03日

漕いだ。

夏の終わりの台風・・・

先週は遅い夏休み的な連休を満喫したわけですが・・・そして『夏・・・終わっちゃったな・・・』的な気持ちで仕事に復帰したわけですが・・・

3日ほど出勤したら再び5連休が待っていたのでした。
これ会社員として許されるのか??

以前は有給取得のタイミングも自由が利いたのですが、このところ“休みたい時に休める”ような自由は与えられず『休める時に休まないと!』的な環境なのです。
そのためチャンスがあれば連休を取得するようにしています。
有給はサラリーマンに与えられた権利であります。
休暇を無駄にしないように。

が・・・台風が通過する連休など!・・・いやいや、例え外出できなくとも、職場で汗を流しているよりは自宅で寝転がっている方が楽に決まっています。
文句は言うまい。
爆釣週間にブチ当たれば幸せだったけど!

それで、9/1&9/2は止水ですら浮くことを諦め自宅で過ごしました。
ただ・・・気温の急激な変化に僕の頑丈な体も耐えられなかったのか、胃腸がダウンしたため寝込む時間を得られて丁度良かったかもしれない。
※肉体的には丈夫かもしれないが、昔から胃腸はとても弱い。

迎えた連休の折り返し3日目・・・漕いで来ました~!


★2017paddling-⑦②★
☆9/3(日)
☆EP.鮫川
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:B-AREA_FUN-CG47UL


朝は風が残る予報だったため、朝寝坊しました。
出艇は9時半頃だったでしょうか。

上流側も下流側も2往復しましたが・・・結果はノーバイト!!
今シーズンの鮫川カヤックシーバスでノーフィッシュは僅かしか覚えがないのですが、それでも今まではバラシとかチェイスとか、ボイル目撃とかはありました。
今日は何もなかった・・・



途中で計3艇のカヤック&カヌーを見かけました。

①赤いシットインの方
相手方から挨拶して下さいました。
市内在住のベテランの方のようでした。
鮫川で漕ぐのは数年振りとのこと・・・地元在住でも漕ぐ場所が違ければ、今までお会いする機会がなかったのも納得です。
退職後に日本一周することが夢だと仰っていました。

②青いシットオンの方
僕は自分で所持している艇以外は無知なため非常に恥ずかしいのですが・・・よく見かける艇のためメジャーなフィッシングカヤックだと思います。
青一色の艇は地元の海でも見覚えがなかったため遠征者かと思い挨拶させて頂きました。
が、地元の方でした。
友人の艇を借りて初パドリングとのことで、その所有者の方も久しく漕いでいなかったそうです。
着岸時には所有者の方が声を掛けて下さり、僕の艇のピックアップを手伝って下さいました。
ありがとうございました!
所有者ご本人は座骨神経痛?だとかで漕げる体調ではないようでした。
お大事に・・・いつか海上でお会いしましょう。

③カナディアンカヌーの方
僕と擦れ違いで出艇準備されていました。
お孫さん?とタンデムでした。
『これはシーカヤックですか?』
何気ない一言ですが、同じパドリングスポーツの愛好者として、こうして現場で会話できることが素晴らしいと思います。
僕らのように日常的に浮いているメンバーとは違い年間に数回とかのイベントとして漕ぐ方にも会うことが出来るのが“夏”の良い面だと気付かされた日でした。

地元ではEP.Oを利用するカヤッカーが急増して、特に日曜ともなれば関東のメジャーEPかと見間違えるような光景も見られます。
そうなれば沖の海面を独り占めできる“非・日常”感が薄れることもありますが(そんなことは小っちゃな問題で・・・)人数が増えれば中にはマナーを守れない人も出て来るし、正直“日曜のEP.Oは心地よく出艇デキない!”との話も、実は最近(特にチョビー氏は)しているのです。

僕も、出来れば静かに穏やかに楽しみたい。
そう考えては悩み、2,3年前の僅かな人数しか出艇していなかった平和なEP.Oを懐かしみ、もういつ出艇禁止を言い渡されてもおかしくはないな、と危惧してみたり・・・

そうして悪いことばかり考えていたのですが、でも人が集まりやすいEPで唯一の良い面を、今日の鮫川には感じました。

3艇もお会いして全てが初対面の方と言うのは、この田舎ではそうそうないことです。
そして、その3艇の方々全てが、ご挨拶させて頂いて心地よく会話できるのも、なかなかないことです。
今日の3艇のような方々となら、多数の艇でゴチャゴチャ浮いても、楽しいかもしれない。

そのような環境が定着しているのが、僕の中では東京湾奥の三番瀬だと感じています。
そのためにローカルマナー&ローカルルールを徹底して、今の空気を築き上げたのが、そこをホームとするベテランカヤッカーの方々や、kayak55.comなるコミュニティーなのだと、改めて考えさせられます。

数年後の将来・・・地元のKF事情はどう発展しているのだろうか。
その将来をイメージするための勉強の意味でも、三番瀬に限らずカヤックが文化として長年定着しているメジャーEPには、遠征してみる価値があるよな、と度々感じています。
今まで遠征した先では、それはもう釣果は別としても、何かしら収穫がありました。



と、このようなことを考えて、今日はカヤックツーリングして来ました。
釣れる雰囲気を感じられず嫌気が差したけど、まだ時間が残っていたため・・・釣りは諦めて、カヤックで漕げるとこまで遡上してみよう!
鮫川は高速道路(常磐道)の橋より上流の堰まで、カヤックで漕ぐことが出来ます。
でも、流石に距離があるため漕いだことはなかったのです。
(確かwatameba氏だっただろうか、シャケの遡上シーンを撮影する目的で漕ぎ入ったことがあることを聞いた記憶はある。)
スライダーズメンバーからも、先月だか漕いでみた感想を聞いてはいたため、おおよその雰囲気のイメージは出来ていたのですが・・・
疲れたけど、漕いで心地よかった。

両岸が雑木林に覆われていて人目に付かないエリアでは、何かこう、人間社会から隔離されたような、でも不安とかではなく、全ての悩みから解放されたような安ど感を感じてみたり・・・きっと秘境と言うのは、人の手が加えられていない環境を言うのではなくて、人間社会のシガラミが及ばない空間を言うのではないか?とか難しいことを考えたりもした。

そういう意味では、意外と身近に、秘境だと思える非・日常の空間は用意されているのだと思う。
そのことに気付いている人間が、どれだけいるのだろうか。
それを次世代に伝えられることが出来る大人に、なりたい。
それだけ出来たら何も別に、子供に算数を教えられなくとも、出世して子供に贅沢させてあげることが出来なくとも、立派な大人なんじゃなかろうか。
そのことを忘れている大人が、僕より上の世代にも、多すぎるよなぁと時たま思う。

偉そうなことを並べてしまったけど、理屈を語るよりも、早く結婚して子育てしてみなきゃね。
じゃなきゃ他の大人たちの苦労も理解できない立場で、偉そうなことも言えやしない。



話は変わり・・・
帰宅してからは宿題をこなしました。
まずは

買ったまま有効利用できていないリサイクラーと、ハンマーの柄、インシュロックを用意しまして・・・

こうしました。

※写真はイメージです。リールは写真を撮るためにセットしたものであり、実は故障して埃を被っているリールです。

これで手軽にライン巻き替えが出来る!
同じリールで違う釣りに対応出来る!
遠征がもっと身近になったかも。



お次は・・・今日の釣行1投目で橋脚に当ててリップを飛ばしてしまったランダムトゥイッチャーを再生させてみました。

以前も同じようにリップを飛ばしてしまったランダムトゥイッチャーがあったのですが、それは友人K(すずきんぐ)に『直して使う?』と譲ったのでした。
そしたら器用な彼は丁寧にヤスリ掛けして復活させていたのです。
そのリップレスランダムトゥイッチャーで先月カヤックシーバス初釣果を絞り出していました。
それを目の当たりにしたから、自分でも試してみました。

Kの削り方は『もう少し深く削れば、水抵抗を受けて首を振るかも。』との印象のようだったため、根気強く削ってみました。
明日の釣行で動きをテストしてみたいと思います。

だらだら長文になってしまいましたが、また明日~!!



★獲物1匹ゴミ1個運動★
更新できず。
2017総数:獲物156匹ゴミ156個


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2017年08月17日

カヤックシーバス☆トップゲームⅧ

★2017paddling-⑥②★
☆8/17(木)
☆EP.鮫川
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:B-AREA_FUN-CG47UL



お盆は“ジャンガラ”で忙しくしておりました。

そして本日・・・1週間振りの出艇!
“1週間振り”と言うのは一般的には極々普通のことだと思いますが、僕としてはリハビリな必要な心境でした。
特に忘れ物とかとても気にしました。

同級生K(すずきんぐ)に旧艇ツープラを漕いでもらい2艇での出艇でした。
Kにもトップゲームを楽しんでもらいたい!

日の出とともに出艇・・・いつも朝マズメには岸沿いに湧いているベイトが見当たらない・・・
(この不安は後に的中・・・!)

ミノーにもバイブにもバイトが無い。
ボイルも見当たらない。

途中で出艇地前で1度だけボイルが。
そして僕のプガチョフに2バイト有ったけど、乗らない。

諦めて上流側に向かう途中でボイル発見!
Kのルアーにバコッ!!

50cmほどのフッコでした!

ヒットルアーは!なんと!
ランダムトゥイッチャー“リップレス”仕様?!

実は過去に僕が、衝撃でリップを飛ばしてしまったランダムトゥイッチャーを『リップ削って使う?』と言って譲っていたのです。

泳ぎを見せてもらうと、S字系ルアーとして見事に復活を遂げていました。
(さすがK君は器用だ。)

このリップレスをトップウォーター的に使うために、ロッドを立ててドッグウォーク的に動かしていました。

何はともあれ客人に釣って頂けて、ホッとした!

でも・・・それで終了でした。
雨の影響かな?
活性は芳しくなかった。

終わり際に入れ替わりで老兵氏がお越しでした。

(今日は潮が上げて来てから午後の勝負かも!老兵氏のタイミング流石だ!)
と思ったのですが、どうやらノーバイトだったようです。



悔しい・・・
これでは終われない!


★2017paddling-⑥③★
☆8/17(木)
☆EP.某ダム
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:FeatherLight63,B-AREA_FUN-CG47UL


同級生Kとラーメンを食べたら、そのまま午後はダムに!
ダブルヘッダーKFを敢行した!


秘境でした!
今日はいつものリトルオーシャンキャップを忘れたため、予備のハット系の帽子でした。
似合わないし恥ずかしい。

そして慣れないバス釣り・・・
結果は・・・アオコ発生の影響なのか、2人ともノーバイトに終わりました。



悔しいけど・・・でも漕げて良かった。
明日またリベンジします!


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2017年07月04日

余韻

日曜は素晴らしい時間だった。
An氏にお別れを言って帰宅する車中ではファンモンが流れていた。
自分の心境と曲調が妙にマッチしていたのが心地よかった。

当日の夜と翌日も夜勤だった。
夜勤に向かう運転中には、余韻に浸るように記憶を辿った。



自分に続いて、チョビー氏も当日の記事を投稿した。




以前チョビー氏との会話で、2人とも出艇した日の記事だと内容が被ってしまい、読者からしたら両方を読む意味はないのでは?
と話したことがある。
でも、真面目に熱く詳細に書く僕の記事に対して・・・チョビー氏は“笑い”担当(笑)
実に役割分担がデキていると思うし、読者さまとしても両方を読み比べる楽しさもあるのでは?
と我ながら思っています・・・どうですかね?

とか考えながら過ごした二晩の夜勤から解放され、僕は6連浮のチャンスを頂いた。
梅雨・濃霧・台風・・・6日うち全てで出艇デキるかは微妙だが・・・
まずは夜勤明け昼からの出艇!


★2017paddling-④③★
☆7/4(火)
☆EP.鮫川
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:B-AREA_FUN-CG47UL


微妙な予報のため念のためEP.Oに寄ってはみたが、濃霧&風で海への出艇は危険を感じた。
久々の鮫川に向かってみる。

このところ海がダメなら潔く諦めていたが、川でも良いから漕ぎたいと感じたのは、やはり日曜の余韻が残っているからだ。
カヤックを漕ぐことの感動を再確認デキている。

ところが、鮫川は土手の工事の為に出艇場所があるか不安だ。
慣れ親しんだ駐車場には重機が入り立ち入り禁止となっている。

川の中を漕ぎながら岸を眺めた光景を思い浮かべる・・・
出艇デキそうな岸の地形はどこか。
思い付いたのは以前ムッシュ氏が声をかけて下さった立ち位置だ。
(あれ以来ムッシュ氏にはお会いしていないしコメントも頂いてないけど、お元気に読んでくれているのだろうか?)
オカッパリアングラーが2名もいれば狭くなってしまうような場所だった。

その場所には・・・工事の影響は?
車で入れるのか?

道順が不安だが、勘で進んでみる・・・
運良く辿り着けた。

残念ながら水辺の直前で段差がありドーリーは使えないが、先に艇だけ置いてから道具を運べば問題ない。
海でのKFのように重装備だと道具が多く面倒だけど、リバーシーバスの場合は軽装備だから苦にならない。
艇を運んでからシート,ペダル,パドル,チェーンアンカー,プライヤー,タックル,ルアーケース2個(ランダムトゥイッチャー&バイブレーション),ランディングネット・・・くらいを運ぶ。

12:16:30出艇

12:17:00橋脚到着

ランダムトゥイッチャーの3投目でヒット~!!

12:18:30ランディング



出艇から2分でフッコをキャッチ~!!

正直たまには体を休めようかとか迷っていた。
だけど、その気持ちは1匹のフッコで変わってしまった。
『出て良かった・・・』

“漕がなきゃドラマは起こらない!!”

たかがフッコだけど、何故これ程までに楽しいだろう。

それは一般的な“シーバスフィッシング”とは違い“カヤックシーバス”と言う奇跡的に魅力的なジャンルの釣りだからだ。

何が違うのか?

僕の場合で決定的に違うのは“タックル”です。
“管理釣り場でバスを釣る”ために作られた“B-AREA-FUN”を使用しています。

シーバスは様々なポイントに生息していて、そのシチュエーション毎にタックルも違うわけですが、オカッパリシーバスの場合は多くは遠くへキャストする必要があるかと思います。
(特に干潟のウェーディングとか・・・)
でもカヤックだから、キャストでの飛距離は犠牲にデキる。
それならばショートロッドが使えるし軽いルアーで対応できる。
更に、カヤックだとファイトでのアドバンテージもあるから、ラインを弱くできる。
僕の場合は8lbを使用している。

このタックルでランカーも獲れた。

橋脚撃ちではピンポイントにキャストするためにベイトが重宝する。
カヤックからロングロッドを振る必要もない。
ショートロッドでテンポ良くキャストし続けること自体が心地よい。

そして味わったら病みつきになるのが、艇の脇での突然のバイト!
シーバスからは艇は見えていないのでしょうか?
ピックアップ直前のバイトが実は非常に多いのです。
そこから強烈なエラ洗い。

感覚としてはボートでのバス釣りにも近いかもしれない手軽さも兼ね備えたシチュエーションも魅力的です。
早春の三番瀬以来の久々のカヤックシーバスだったけど、1匹のフッコで面白さを完全に思い出した。



気持ちのスイッチが入り集中力が増したのを感じた。
橋脚にタイトなキャスティングが心地よく決まる。
(僕・・・キャストが上手い方ではないですけど・・・今日は気持ち良く投げれた!)

そして立て続けの2バラシ!
どちらもフッコサイズが目視出来ました。
まだ出艇から10分しか立っていない。


ここから・・・
橋脚を一通り撃ち終わってしまうと、バイトが遠のいた・・・

仕方なくオープンエリアに漕ぎ出した。
水面モジリは多数ある。
ボラかもしれないが、2年前の夏の“水面モワッとパターン”も忘れ難い。

素直に当時のヒットパターンだったレンジバイブ早巻きを試してみた。
そしたらゴミが引っ掛かったようだ。

寄せて来たらロープだった。
ロープを掴んでルアーに絡まっている部分を解こうとすると・・・グン・・・

???

ロープで繋がる先に何か生命反応を感じた。
ロープを手繰り寄せると確かに魚が繋がっているようだ。
もしやウナギ獲りの仕掛けだったのか?

見えた魚体は・・・ランカーシーバス!!

ロープの正体はストリンガーだったのだ。
誰かがストリンガーに繋いだまま逃げられてしまったのだろう。
まだ元気な様子だから、昨日・今日の事だったのだろうか。

違う・・・ストリンガーにコケが生えてる・・・

これは数日は経過しているのかも。
良く生きていてくれた・・・
可哀そうにストリンガーが通された顎には血が滲んでいる。
ロープがフローティングタイプだったのが幸いしたのか、数メートルのロープを引きずったまま泳いでいたのだろう。

写真を撮る間も惜しんでストリンガーから解放してあげた。


良いことをしたら神様が釣らせてくれるかもしれない。
とか図々しいことを考えたら、バイトが得られなかった。

雨が強まって来たから実釣1時間半で終わりとした。



明日はチョビー氏と出艇します。
釣れますように!!


★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★

ストリンガーを廃棄させて頂いた。
2017総数:獲物72匹ゴミ72個


★ベイト(獲物の胃の内容物)★
不明


★肴★
リリース




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2017年07月03日

趣味に生きる人格破綻者たち

夜明け前の海だった。
初めましての挨拶を済ませた僕らは、並んで漕ぎ出した。

彼は“An”と名乗った。

前年から僕と2人で漕いでいたF氏と、当日は風邪で欠席となってしまったチョビー氏との3名だったグループLINEに、更にAn氏も加わって頂いて、いわきカヤックフィッシングチーム“SLIDERS”が誕生した。

僕ら4人ともが揃っての出艇機会は数える程しかなかったけど、フルメンバーが揃えば必ずドラマが起きた。
カヤックフィッシングならではの“チームワークで釣る”ことを教えてくれたのは、この仲間たちだ。

どむオ氏が翌年に加わり5名となってからは、実はフルメンバーが揃ったことはなかった。
その悲願の5名フルメンバー出艇が、ようやく叶うこととなった。
皆が都合を調整してまで顔を揃えた理由があったから。

An氏が、いわきを去る・・・


近い将来に転勤の可能性があることは既に聞かされていたけど、その時が来てしまったらしい。

今回はその・・・An氏に捧げる記事だ。


★2017paddling-④①★
☆7/1(土)
☆EP.O
☆ウェアリング:ラッシュガード&ドライパーカー
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63


An氏との惜別KFを翌日に控えて、この日は老兵氏と出艇した。
翌日は是が非でもAn氏には釣って頂きたい。
何かアシストに繋がるような情報を提供できればとの思いで釣りを開始した。

老兵氏は普段から我々14ft級のメンバーのように沖には出ない。
その老兵氏と会話を楽しみながら浮きたい気持ちと、それと昨シーズン同時期は好釣だったシャローのアイナメのテンポが懐かしくも感じたため、シャローに拘ったプランを考えた。

ジギングタックルは持たない。
フェザーライトでのライトジグ(~80g),バサロをベースとして、グリッサンドではナブラ撃ちに備えつつ状況に応じてピンスロも。

水深10m以浅で並んでスタート!
ジグ1投下目でロッドが曲がる老兵氏!
安定のアイナメでした。

僕も素直にバサロからジグにチェンジすると・・・

アイナメ~!
リリースしました。
が、konoha62入魂となりました!
kayak55に入荷する前に別ショップで購入した方を使っていたから“タイプA”でしたが。

その後は間が空いてしまったため、移動した老兵氏を追うように僕も漕ぎ出す。
トローリングしながら。
久し振りにダイビングジョーではなくランダム80を使ってた。
そしたら・・・ジジーッ!

青物と思われる疾走!
水深は10m以浅だ。
走られたら根ズレが怖い。
ドラグを急ぎ締める!

が、時すでに遅し・・・フッと軽くなったかと思うと、長さが半分ほどになったボロボロのリーダーが戻ってきた。

これはミスだ。
決して“獲れない大物”ではなかった。

その後は老兵氏に追いついて、老兵氏のメバル釣果を目の当たりにした直後・・・

こちらもメバル!これもリリースした。
(この日の老兵氏はメバルを2,3匹だか釣っていた。)
“MMジグⅡ逆付け”は相変わらず優秀だ。

それからは沈黙が続いたため、集中力を切らしての早上がりが頭をよぎる。
翌日の“惜別KF”に備えてポイントのコンディション把握がしたいと思った。



ソイ爆ポイントまで漕いでみよう。
そして、ベイト反応の濃さを把握したら戻って来て、老兵氏にストップフィッシングのタイミングを相談しよう。
そう考えてトローリングしながら漕ぎ出した。

ソイ爆ポイントの手前で水深12,3mほどのところ・・・漕ぎ進める艇の前でモワッと水面がモジッた。
何かいる!
咄嗟にボイルに備えてルアーを回収しようと巻き始めると・・・
ガン!ジジーッ!

イナワラサイズでした!
ルアーは安定のサスケ剛力120でした。

そしてソイ爆ポイントに到着して、魚探を見ながらジグをシャクり続ける。
何も映らない。
老兵氏に『ベイト反応が映らないので、そちらに戻ります。』とLINEした直後・・・

ピコピコピコ!

オールレンジにベイト反応!
更に水面にはピチャピチャとベイトが!

ここから夢中でジグをシャクったけど、何も触らない。
その頃・・・どこからか『バッコ~ン!』てボイル音が時たま聞こえるように。

このボイル音・・・聞き捨てならぬ!
ここ最近の大人しいナブラとは違う激しいボイル音に、期待が高まり沖を眺める。
相変わらずジグをシャクり続ける手元は疎かになりながらも、水面を注視し続けた。

そして・・・1羽の鳥が水面に差した!
続いて周りの2,3羽も同じ1点を目指して飛んで来た!

ダッシュパドリング!
漕ぎながら鳥の動きを見て、これは慌てずとも続いてくれるパターンだと感じた。
途中でパドリングを止めてセンターハッチから取り出したGoProを頭にセットする余裕すらあった。
自分が到着するまでナブラが続くだろうとの確信があったからデキた行動だ。

そして近づくと・・・
バコバコバコ!
ナブラの中からはトビウオが跳び逃げている。

剛力・・・ナブラを撃て~!!


73,4cmと型に恵まれた。

ナブラも止んでしまい老兵氏の元に戻り、根魚も顔を見せなくなったため終わりとした。


★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2017総数:獲物70匹ゴミ70個


★ベイト(獲物の胃の内容物)★
ワラサ:シラス~カタクチ


★肴★
呑みに出かけるため調理はしなかった。




★2017paddling-④②★
☆7/2(日)
☆EP.O
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63,SJC-63/180-KR_SJ


この日が来てしまった。
正確に言えば、朝の時点で気分は普段と変わらなかった。
普段通りのKFに向かう心境だった。
An氏とお別れする実感がなかった。
出艇前と、それから沖で集合写真を撮る約束をしていたけど、それが楽しみですらあった。

この日の主役であるAn氏は寝坊が多いけど、この日は前乗り車中泊だったようだ。
皆それぞれ準備を済ませて、出艇前に集合写真を。

チョビー氏考案の謎ポーズを。

そしてソイ爆ポイントを目指して漕ぎ出す・・・
僕が中央,右にF氏,どむオ氏,左にチョビー氏,An氏・・・白鳥の群れのような素晴らしい三角形だ。
そして早々にチョビー氏が・・・トローリングでシーバス!

幸先が良い。

今日はどのような釣況になるのだろうか。
主役のAn氏だけがボウズとか・・・可哀そうではあるけどネタとしてはサイコーに面白い。
そういう時に淡々と釣果を積み上げそうなキャラが、どむオ氏だろう。
僕を師匠と呼んでくれていたのも僅かな期間で、今では竿頭になることも度々ある。
チョビー氏とは、このところ最も同行回数が多いのと、釣り方に関する考え方に似た部分もあるから、浮きながら情報交換できればヒットパターンが見つけやすいかも。
F氏と浮いたのは非常にご無沙汰でした。F氏とEP.Oを開拓したSLIDERS結成前年・・・あの頃が、今の僕らの基盤になっているのでしょう。

何はともあれ、An氏には釣って頂きたい。
でも、単独ボウズのAn氏も見てみたい(笑)
そもそもAn氏はどこか憎めない一面があり、チョビー氏とは陰でAn氏のことを“SLIDERSのマスコットキャラクター”と呼んでいた。
もしかしたら面と向かって本人に言ったこともあったかも。

そのAn氏とは、喧嘩したこともあったなぁ、、、

SLIDERSグループLINEで、An氏vs僕&チョビー氏のような構図で言い合いになってしまったことがある。
その時にチョビー氏が言った『An氏も大人だから、分かり合えるよ。大人になって本気で喧嘩デキる仲間は貴重だよ。』
との言葉・・・SLIDERSが僕の居場所なんだと思い知らされた。

色々なことを思いめぐらせながら、時間は過ぎていき・・・メンバーは順調にボウズ逃れを達成する。
気が付けばノーフィッシュは僕だけとなっていた。
焦る・・・

5人が近い距離に浮いていたため、会話も楽しい。

チョビー氏が『この状況で1人だけ釣れないって、考え方によってはめちゃくちゃ“オイシイ”からね!』と言うものだから・・・(確かにオイシイぞ・・・!)と一瞬だけ思ったけど、いやいや釣りたいだろ!

時刻はまだ5:30
『みんなに気を使わせて悪いから、6:00までには釣るから!』
ボウズ逃れを達成すると気持ちに余裕も生まれて、2匹目は案外すぐ釣れたりするもの。
5人全員が早々とボウズ逃れ出来れば、その後の展開は爆発力すら期待できる。

が・・・『キタ~!』『キタ~!』と先ほどからウルサイのは、どむオ氏だ。
順調に釣果を重ねている。
彼には遠慮などカケラもない。
(もちろん遠慮しながら釣りをする人などいないけど、何故が僕が不調の日には彼が好釣な場合が多い。)
今後は一切『師匠』とは呼ばせないからな!
(言わなくても、もう呼んでくれないかも、、、笑)



そして迎えた5:50・・・どむオ氏の目の前で僕のロッドが弧を描く!!
グングングン!
向こうアワセ的なヒットの仕方だったから、フッキングが甘いかもと感じて追いアワセ!
(ここまで実に冷静で間違いのない対処だったと思うけど・・・)
グングングン!
(首を振るからアイナメかな~?でもアイナメにしてはパワー感じるから、まさかのマダイだったりして・・・グフフ笑)
グングングン!
・・・フッ・・・

ハッ・・・?!

どむオ氏『見ちゃいましたよ~!笑』
チョビー氏『めちゃくちゃオイシイ笑』

ウルサイわボケ~!!

いやいや、こういう会話がね、みんなで浮く時の醍醐味だと思うのですよ。
仲間と浮けること、とても幸せなことだと思う。

気を取り直して6:00ジャストに、どうにかこうにか

ヒラメを。
リリースしましたが。

その後は、チョビー氏の『ナブラ!』
との声を号令に5人でナブラを追いかける時間帯があったけど、散発で捕まえられなかった。
でも途中、ナブラを探しながらジグをシャクっている時に、5人が等間隔で5角形に並び、それぞれが5角形の外側を向いた。
ナブラを探す理想的なフォーメーション?!
自然にこうのような配置に・・・5角形・・・SLIDERSペンタゴン!僕らのチームワークを感じた。

その後は、馴染みのボートの方にお願いして沖での集合写真を。

素晴らしい写真だよ。
一生モンだな。



残念ながら青物は釣れなかったけど、5人でシーバス,ヒラメ,ソイ,アイナメを複数・・・もう1魚種くらい何か釣れたような気がするけど、それはチョビー氏の記事に期待しよう。



夜勤に備えて昼寝の必要がある僕は、同じく用事があるチョビー氏とともに9時で沖上がりすることに。
そのため別れを告げようとAn氏に近付いた。
そしたら・・・
『出会えて楽しかったよ。先にKFを始めてくれていた人がいて、その人と出会えて・・・みんなのおかげで、いわきが楽しかったよ。』
彼の柄にもない言葉に一瞬ウルッとしそうになり、思わず笑ってしまったよ。

またいつか、再会する時には海上で会いたい。



残り30分・・・トローリングで遠回りしてから沖上がりの9:00を迎えると、どうやら全員が上がるらしい。
会話しながらの片付けも、どこか寂しい。

僕がAn氏にしてあげられる最後のこと、、、(獲物がないから必要ない)氷を譲った(笑)

いや、そんな冗談はどうでもよくて・・・
本当に良かった。
最初で最後の5人フルメンバーKFが、無事に終わった。
ボウズもなく皆それぞれ楽しめた。

An氏の転勤先は隣県だから、言うほど絶望的なお別れではない。
またフラッと、いわきで漕いでいそうな気がする。

それから、三番瀬でも会いたいですね。

これからのAn氏と、SLIDERSの安全、、、そして大漁を祈りつつ・・・明日からの6連浮を満喫したいと思います!
(切り替え早っ!笑)



★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2017総数:獲物71匹ゴミ71個


★ベイト(獲物の胃の内容物)★
不明(どむオ氏のヒラメは、シラスと言ってたかな?)


★肴★
なし


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2017年06月28日

40漕ぎ/6か月


★2017paddling-④0★
☆6/28(水)
☆EP.O
☆ウェアリング:ラッシュガード&ドライパーカー
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63,SJC-63/180-KR_SJ


こんにちは!
チョビー氏と浮いて来ました。

悲願の“年間100漕ぎ”達成に向けて順調に(?)出艇を重ねていますが、今日で2017年“40漕ぎ目”を迎えました。
残り6か月で60漕ぎ・・・10回/月のペースが求められます。
簡単ではないですが、射程圏内に捉えているとは思います。
引き続きアグレッシブに海と遊びたいと思います!



それで釣果の方は・・・
ヒラメ1匹のみ。

前日とは打って変わって艇が動かないことと、ベイトが小さいことを考えてMMジグⅡ60gを逆付け(水平フォールさせるため)で使いました。

海の状況は、時たまベイト反応が映りました。
水面にはモジリ程度の大人しい小規模ナブラが散発・・・ミノー投げても素通りでした。
シラスパターンのような感じでしょうか。

着岸後にはKF後のパパモグラ氏と、夜勤明けで海を見に来た老兵氏と話し込みました。
参考になるお話ありがとうございました!



これから出かけるため、内容が薄いですが今日はここまで!

★ルアー★





★獲物1匹ゴミ1個運動★
今日は拾わなかった。
2017総数:獲物66匹ゴミ69個


★ベイト(獲物の胃の内容物)
ヒラメ:不明
チョビー氏のヒラマサ:カタクチらしい。


★肴★
なし!




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2017年06月10日

並んでナブラ撃ち!&試乗会


★2017paddling-③⑤★
☆6/10(土)
☆EP.O
☆ウェアリング:ウェット
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63,SJC-63/180-KR_SJ


こんばんは~!
今日は楽しいKFでした!

早朝から5名で出艇しました。
スライダーズメンバー(期待のホープ?)どむオ氏の他に、老兵氏、大物鱸氏、どんぐり大先生(ご本人とニックネーム一致してるかな・・・)でした。

岸沿いを平行に漕ぐ忍3艇と離れて、僕は単独ソイ爆ポイントに向かいました。
前日はスナメリが犯人とは言え鳥が群がっていた(=ベイトはいた。)ため、そのエリアを見渡せる距離に浮いていたかったのです。
ジグを落としていると、チャポ・・・

何かいる。

どこかで“ヤッてる!”=ナブラ等

目を凝らすと・・・パドリング射程圏内にナブラが!
急いで漕ぎ寄ってサスケ剛力120をキャスト~!


これが自己新のワラサ75cm!

(60cmクラスと大差はないファイトだった・・・)

その後も散発的なナブラを追いかけ続け・・・


ヒラマサ②匹を追加出来ました。

途中からナブラが岸寄りでも起き始めたため忍お三方と会話しながらナブラ捜索&ナブラ撃ち!
老兵氏とは『並んでナブラ撃ちしたいですね!』と言っていたばかりで、タイミング良すぎるフィーバーでした。

一か所で続くナブラは見つけられずに、僅かな間に漕ぎ寄ってキャストする必要があるため、難しかった。
どむオ氏が続けていた沖には良い感じのナブラもあったようだけど。

ヒットパターンはミノーのタダ巻きでした。
早巻きにならないよう心掛けて、むしろスローリトリーブでした。


アニサキスを気にして海上で内臓を取り除いたけど、胃の内容物はバラバラでした。
イカ、イワシ、コウナゴ・・・
イワシは10cmくらいのもいたけど、消化されていた。
消化されていない(=直近で食っていたと思われる)のはシラス&コウナゴだった。

でも、ベイトも青物も複数の群れが入っていたのか、ナブラのパターンも多様だったように思う。
水柱を上げるタイプとか、チャポチャポ静かなタイプとか。

とにもかくにも、久々にナブラ撃ちがデキて良かった!



そして終了後には・・・
以前の記事で紹介した試乗会の初回希望者と約束していました!
釣り道具だけ片付けて待ち合わせ。

自分はインストラクターのような指導はデキないですが、インストラクターに教わったことを請け売りで話すことはデキます。
3名の方に対して、旧艇ツープラを利用して頂きパドリング練習&再乗艇練習を行いました。
これ・・・教える側もめちゃ楽しかった~!

それと、当ブログを読んで頂いている読者様側からの声を聞くことがデキて、なんだか新鮮な気持ちでした。
本当にありがとうございました!

是非またご一緒したいものです。

もし他にも希望者がいましたら、こちらの記事をご覧ください。





今日はクタクタのため・・・簡単ですが終わりとします。
おやすみなさい!!


★ルアー★




★獲物1匹ゴミ1個運動★

2017総数:獲物61匹ゴミ62個


★ベイト(獲物の胃の内容物)
イカ,イワシ,シラス,コウナゴ


★肴★

ヒラマサ刺身!

ワラサ照り焼き!

頂き物のナメタの煮つけ!

ごちそうさまでした!




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2017年06月04日

遂に神様にも嫌われた?


★2017paddling-③②★
☆6/4(日)
☆EP.HS(新規開拓)
☆ウェアリング:ラッシュガード&ドライパーカー
☆釣り竿:Glissando66


連浮~!
An氏&どむオ氏と3人でした。

前夜までに決めていた予定は・・・
そもそも今日はKFデキないくらいの強風予報でした。
そのため、夏に向けたサーフ出艇&着岸の練習をしようとなりました。
いざ最寄りサーフに到着すると・・・波が!

ブレイクした波が大きく危険だと判断しました。

予報を再確認したらEP.Oだと、もしかするとKFデキるか・・・?
くらいの風に予報が好転していました。

3人でEP.Oに集合~!
・・・ダメでした。

諦めムードで相談する3人・・・

実は以前からAn氏が提案していた出艇場所がありました。
砂浜に降ろす際に段差があるために2人以上でないと無理のようですが、沖には地形変化が予想される有望エリアです。
今日の予報ではどこに言っても漕ぐことはデキないかもしれないけど、今後の為に場所を覚えたいから、案内して頂きました。

※エントリーポイント名はAn氏の命名で“HS”と呼ぶことにしました。

現地に到着して3人で出艇場所を確認しましたが、確かに2人いれば降ろせそうで、砂浜にさえ出てしまえば楽に漕ぎ出せそうな穏やかな波打ち際です。

そして・・・風がない?!
たまたま地形の問題なのか、風が弱く感じられます。
これはプール内での再乗艇練習どころか、普通にKFデキるのでは?!

急ぎ艤装準備に取り掛かりました。
出艇デキても直後に風が吹く可能性もある。
だから準備に手間を掛け過ぎないためにもタックルは1セットとしました。
グリッサンドでバサロ&ジグのピンスロに賭けることにしました。

漕ぎ出すと、とても澄んだ潮でパドリングが爽快でした。
岸沿いは両サイドの岬に遮られて風が弱いのですが、沖に行くと風が当たります。
そのため漕げる範囲は限られたのですが、それでも水深18mまでは確認できました。
激しいアップダウンはないのですが、所々に沈み根があるようでした。

風が無ければ、恐らく自分たちのパドリング範囲で水深25mくらいには行けるようなエリアだと考えています。
また風が無い日に改めて漕いでみたいと感じました。

ところで釣果は・・・
どむオ氏がテンヤで早々にバラシ!
間近で見ていましたが、ヒラメ60クラスのようなロッドの曲がり具合でした。
本人も『いいサイズな感触だったのに~!』と悔しがっています。
その後はサイズこそバラシた獲物に及ばなかった感はあるものの、ヒラメ②とアイナメを釣りあげていました。
テンヤでフグを釣ったのみだったAn氏も、終盤にはジグでアイナメを。

お二人が獲物を譲ってくれるそうで、海上で受け取り後部ラゲッジのソフトクーラーに。
ソフトクーラーに冷やしていたペットボトルとウィダーインゼリーを取り出して・・・
股の間の水たまりに砕いた氷を入れて即席クーラーとしました。



で、昨日に続いてノーフィッシュは俺だけ・・・

終盤は3名が会話デキる距離で浮いていたのですが、僕は
『そろそろ僕に〆の座布団が釣れるでしょ!そうじゃなきゃオカシイでしょ!神様・・・2日も続けて不公平でしょ!』
とか叫んでいました。

1人だけ釣れないと機嫌悪くする人がいて雰囲気悪くなる時がある・・・と昨日だか話していたのですが、僕は単純に、カヤックさえ漕いでいれば爽快感を感じられ、釣れなくても楽しめるのです。
もちろん釣れないこと自体は悔しいですが。
でも、自分だけ釣れない状況を自虐的に冗談を言ってバカ話してる雰囲気も好きだから、やっぱ複数人でのKFは楽しい。

僕は結局ノーフィッシュに終わりましたが、新規開拓の出艇地が想像以上に好印象だったことが収穫でした。

後輩TZKの話ではイワシが南下してしまい、魚はアミを食べているから、ジグに反応しないのだそうです。
全く釣れないわけでもないだろうけど、今日のAn氏のように1匹とか釣れたらいいような状況・・・がこの2日間でした。



片付け後には出艇場所最寄りの食事処に入りました。

贅沢しちゃった・・・

連休最終日の明日は3連浮目!
“2度あることは3度ある”を覆して“3度目の正直”なるか?!



★ルアー★



★獲物1匹ゴミ1個運動★
写真は忘れましたが、栄養ドリンクの空きビンを拾いました。
2017総数:獲物54匹ゴミ57個


★ベイト(獲物の胃の内容物)
不明


★肴★
帰宅すると父がシーバス②を捌いていました。
刺身は昨日のヒラメが1筋だけあるから、シーバスはバター焼きに・・・旨い!!






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