2018年01月23日
TGベイト炸裂!
★船★
☆1/21(日)
☆EP.とも丸
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-78/150-KR_LFJ(Abu Garcia)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
おこめと乗船して来ました!
前夜にLINE
『いま友達と飲んでて、そのまま泊まるから朝そちらに迎えに来て欲しい。』
胸騒ぎが・・・
早朝4時過ぎに迎えに行くと案の定・・・具合の悪そうなおこめが。
『二日酔いどころか、そのまま酔いだから。』
(船に乗る時くらい体調整えて来い!)
と言いたいところだけど、逆に僕も昨冬・・・
泡盛を飲み過ぎて運転を彼に任せた挙句に船上でトイレに通い詰めると言う・・・その際は船の楽しみの1つでもある会話が少なくなってしまっておこめ(友人N)にも詰まらない思いをさせてしまったろうから、今回は文句は言えない。
お互い様だ。
彼の体調が僅かでも快方に向かい釣りを楽しむことが出来ることを祈るばかりだ。
自分の経験から
『アルコールが残っていると喉が渇くから飲み物を多めに買っておいた方がいい。』
とのアドバイスをして、コンビニで買い出しして港に着いた。
おこめは出船直前まで車内で寝て体調回復に努めていたが、降りて来ると
『いくらかマシになったかも。』とのこと。
5:30頃だか、船長が乗船の案内を始めた。
いつもはくじ引き。
おこめには
『(酔いにくいように)後方の釣り座(とも)を引いてくれ!』と懇願されて船長の元へ向かったが・・・
どうやら今日は都合により座席は既に指定されているらしい。
船『Uさんたちは・・・』
U『後ろ・・・後ろ・・・』
船『ごめん前だわ・・・』
と、言うわけで右みよしに乗船!
荷物を運びこむと、デッキがシャーベットで滑る。
寒い朝となった。
出船までの間にタックルセッティングを済ませるが・・・フェザーライトに搭載したアブのリール『レボBJ』のハンドルが回らない・・・
寒さのあまりグリスが硬くなってしまったのだろうか。
今日もTGベイトを試したいから、このタックルも使いたい・・・
出船まで時間があったから車内から予備のリールを持って来ようか悩んだけど、予備リールにはPE巻いてないことを思い出して断念した。
レボBJはしばらく回してみたらスムーズに戻ったから、予想通りグリスのせいだと考えて無事に釣りが出来ることを信じてタックルセッティングを終えた。
6:00
いざ出船!
直近の釣果情報だと、この時期恒例のホウボウが釣れている。
去年のホウボウパターンの時には水深45m前後だった。
その水深なら、移動はいつもより近いかも。
30分くらいかな?
僕は船内の椅子でウトウトし始めたけど・・・おこめはスマホをいじってる。
大丈夫だろうか?(汗)
6:30
そろそろポイント到着かと読んで、気が早い僕は釣り座に出た。
でも意外と走って6:40頃に船が減速した。
水深は57m・・・?
船長の『はいどうぞ~』の釣り開始のアナウンスは6:45頃だった。
スキッドジグ250gを落としてリーリングを交えて広い層を探ることから始めたけど
船長のアナウンスは『底の方を探ってみてね。』と
あくまでもターゲットはホウボウなのだろうか。
着底の感触も柔らかく明らかにホウボウが居そうな底質に思えた。
が、しかし・・・
誰も釣れていない。
12~14名とか乗っているだろうから、誰かしら出会いがしらのヒットに恵まれても良さそうなものだけど。
みよしの先端に昇ってジグを操作していると、その高い目線からは船上の全てが見渡せる。
静かな船内・・・
と、船長がみよし側からパラシュートアンカーを入れたのが気になった。
いつもはアンカーは入れずに細かなポイント修正を繰り返すけど、今日に限って何か理由があるのだろうか?
微速前進しながらのドテラなら、みよしからポイントに入れる点で有利だけど、アンカー入れて後方に流されながらだとその利点はない。
みよしは揺れが大きいため酔いやすいのと、ジグのアクションも意図せず大きな上下幅となってしまう。
特に控えめアクションが良いホウボウにはどうなのだろう・・・と、マイナスなイメージばかり頭をよぎる。
とか考えながらも、とにかくファーストバイトが欲しい。
誰も釣れてないからヒントもない。
これは・・・大胆に小手先を変えた釣り方をしてみよう。
TGベイト
本当は、先に書いた通り水深45m前後を予想していたから用意したTGベイト・・・60mとかなるとドテラ流しでは使い辛い。
潮が緩い場面なら水深70mでも使えたけど、この海域は潮が速いことが多い気がする。
でもアンカーのお陰でラインが立つことから、軽いTGベイトでも対応可能だろう。
フェザーライトに持ち替えてTGベイト(メーカーオリジナルの通常のミドキン)を落としてみた。
ほぼ真下に落ちた・・・
パラシュートアンカー恐るべし!
参考までに書いておくと・・・
TGベイトは60g,ラインはPE1.5号です。
この釣り方をするならPEは0.8号とか1号とかが合うとは思うけど、タイラバ船ではないのにタイラバみたいな釣りをちゃっかりさせてもらっちゃうわけで、ファイトで主導権を握れずに他の客に迷惑掛けるのも忍びないと思い通常のジギングタックルと同じ号数にしました。
(※ジギングタックル1本は2.5号も使ってる。)
それで1投下目は着底の感触がどれくらい手元に伝わるものか確かめようと、底トントンしてみた。
(砂煙を上げる目的でホウボウジギングでは多用されるアクションみたい。)
数回の底トントンの後にリトリーブを開始した。
底から5mほど巻いたら・・・
コン!(え、もう食った?!)
コンコン!(まだ巻いて!)
ココココ!(フッキング~!)
TG1発目で幸先良いヒット!
巻き上げて来るとホウボウのような重量感はない。
小さいホウボウか、もしくはカナガシラか?
でも、それらではないような小気味良い感触がある。
何か違う魚かも。
浮いて来たのは・・・ムシガレイ!
TGベイトでヒットしたことをおこめに告げて再びTGを。
間髪入れずに・・・
ゴン・・・(まじで!)
ググググッ!(フッキング~!)
ホウボウ!
更にホウボウ追加で結局3連発くらいした!
※バイトレンジは底から5~10mほど巻いてからと、意外に追って来る。
そしたら船長が操舵室から出て来て・・・
船『TGベイト?』
U『TGベイト!』
操舵室に戻りアナウンス・・・
船『TGベイト当たってるからね、小さなシルエットも試してみて下さい。』
このTGタダ巻きでのバイトの感触を分かち合いたい僕は、おこめに
『TGベイト貸そうか?!』
と勧めて彼も迷っていたところ・・・
おこめの隣の方が連発を始めた。
シルエットは決して小さくはないジグだ。
他の客もポツポツとホウボウを釣る人が見えてきた。
そしたらアナウンスが。
『当らない人は、ティップだけのジャーク試してみてね。リールは1/3とか小さくね。カラーはアカキンね。』
釣れている客の情報を、船長が集約して共有する。
これは良いことだと思う。
田辺哲男のマダイ動画を観ていたら言っていたけど
テンヤ船とかタイラバ船とか限定しないで、同じ船内で色々試せばテンヤが釣れる時間帯とかタイラバが釣れる時間帯とかあって、釣れてる人の情報を船長が把握して拡散して・・・そうすればみんなで釣れる。釣れるから楽しい。楽しいから客が来る。客が来れば漁協が儲かる。
それで儲かれば、マダイの放流も増やせる。そして更に釣れるようになる・・・
これはマダイに限らず僕らが乗船しているジギング船でもそうだと思う。
何も自分だけ釣果を独り占めしようとか、他の客より釣ってやろうとか、そういう欲よりも、みんなで釣った方が楽しいと思う。
そういった意味では、初対面の隣の客とコミュニケーションを取ることも大事だし、楽しいし、そもそもそれが、乗合船の醍醐味かなとも、この頃は思うようになりました。
さて、好釣な滑り出しだったTGベイトもバイトが遠のいたため、船長のアナウンスに従ってアカキンのジグを探してみる。
シャウトのRGPZ(レッドゴールドピンクゼブラ)カラーシリーズを揃えてあるのだけど、その中からまずはシルエットの小ささを優先してショーテル130gを使ってみた。
反応がない。
好釣な方のジグを見るとシルエットは大きい。
幅の広い、いわゆるスロー系のジグだ。
ここはシルエットは小さく・・・のパターンは変わったと考え忘れることとして、フラッシュ150gに交換した。
そしてフワッフワッと小さいアクションで・・・来ました~ホウボウ!
(これが、この日TGベイト意外のジグで釣った唯一の魚でした。)
その後は序盤ほどの時合はなかったけど、TGベイトでポツポツと拾う感じに。
根掛かりしないことに安心してキャスティング厚木店オリジナルカラーをローテし始めた。
過去カヤックからのホウボウを釣っている印象のある“MGグリーンGオレンジベリー”は何故か反応が悪い。
(釣れない時間帯に使ってしまっただけかも。)
メーカーオリジナルのピンクグローではフォール中のバイトでホウボウ1匹?
続いてマダイを釣ったことのある“DCグリーンGグリーンベリー”では・・・

ヤリイカが!
TGベイトをスローに巻いていると、潮の効き具合とかが巻き抵抗の変化でわかる感じなのですが、このイカの時は
『重い・・・潮が効いてる?それにしても重い・・・ゴミか?』
と思いクラッチ切ってみたらジグが落ちていかない。
魚の可能性も感じて軽くフッキングして巻き上げ!
フッキングが甘かったと感じていたから途中で追いアワセ入れるか迷いながらも、そのまま巻き上げたらイカでした。
追いアワセ入れてたら身切れしていたことでしょう・・・
そんなこんなで結局・・・
ホウボウは2人で15匹でした。
おこめと一緒の時は僕のクーラーに混ぜて入れてしまうので、どちらが何匹とかわからないけど、ほぼ同数か、もしくは後半追い上げたおこめが1匹くらい多いかも。
他に僕のムシガレイとヤリイカでした。
ムシガレイは水面でのバラシも1匹いた。
帰港すると他のお客様が
『何使ってたんですか?!いきなり釣ってましたよね?!』と・・・
開始直後の連発でイメージが固定されてしまったのでしょう。
後半追い上げたおこめも同数釣っているし、更におこめの隣の方は僕らの比じゃないくらい釣っていたけど。
ただ、僕のタダ巻きリーリングを見て、他の方たちからはタイラバ使ってると思われていた感は否めない(笑)
そして

この船長は釣りながら誰が多く釣ったか見ているのだろうけど、それでHPに載せるクーラーを目星を付けて写真を撮りに来ているのだと思う。
だから帰港後に真っ直ぐ自分のところにカメラを持って来る姿を見ると(俺が竿頭か?!と)ちょっと嬉しかったりもする。
が、しかし・・・ほぼ毎度のことながら、僕のクーラーは2人分ですから・・・(泣)
以前はおこめではない友人と乗った時には、当然ながら僕の釣果しかクーラーに入らないわけだけど、そんな時に限って僕は絶不調で・・・帰港後にいつも通り写真を撮るべきクーラーを物色しに来た船長が、僕のクーラーを覗こうとしたから・・・
U『え、俺?!釣ってないからね?!』
船『うん、知ってる。見ててそんな感じした。』
知ってたのか~い!(冷やかしか~い!)
と、まぁこんなやり取りも楽しかったりする。
なにはともあれ、他の船は更に不調だったようだし・・・どうにか楽しめて良かった!
また次回!
★ルアー★
ヒットジグ:TGベイト,シャウトのフラッシュ
★肴★

イカ刺し旨かった!
(水産加工系の仕事をしている母がイカも手馴れていたから助かった。イカの捌き方を実況付き実演してもらったけど、きっと次回も母にお願いすることだろう。)

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☆1/21(日)
☆EP.とも丸
☆釣り竿:
FeatherLight63(TULALA)
Salty Stage Jigging SJC-78/150-KR_LFJ(Abu Garcia)
Salty Stage Jigging SJC-63/180-KR_SJ(Abu Garcia)
おこめと乗船して来ました!
前夜にLINE
『いま友達と飲んでて、そのまま泊まるから朝そちらに迎えに来て欲しい。』
胸騒ぎが・・・
早朝4時過ぎに迎えに行くと案の定・・・具合の悪そうなおこめが。
『二日酔いどころか、そのまま酔いだから。』
(船に乗る時くらい体調整えて来い!)
と言いたいところだけど、逆に僕も昨冬・・・
2017/05/28
泡盛を飲み過ぎて運転を彼に任せた挙句に船上でトイレに通い詰めると言う・・・その際は船の楽しみの1つでもある会話が少なくなってしまっておこめ(友人N)にも詰まらない思いをさせてしまったろうから、今回は文句は言えない。
お互い様だ。
彼の体調が僅かでも快方に向かい釣りを楽しむことが出来ることを祈るばかりだ。
自分の経験から
『アルコールが残っていると喉が渇くから飲み物を多めに買っておいた方がいい。』
とのアドバイスをして、コンビニで買い出しして港に着いた。
おこめは出船直前まで車内で寝て体調回復に努めていたが、降りて来ると
『いくらかマシになったかも。』とのこと。
5:30頃だか、船長が乗船の案内を始めた。
いつもはくじ引き。
おこめには
『(酔いにくいように)後方の釣り座(とも)を引いてくれ!』と懇願されて船長の元へ向かったが・・・
どうやら今日は都合により座席は既に指定されているらしい。
船『Uさんたちは・・・』
U『後ろ・・・後ろ・・・』
船『ごめん前だわ・・・』
と、言うわけで右みよしに乗船!
荷物を運びこむと、デッキがシャーベットで滑る。
寒い朝となった。
出船までの間にタックルセッティングを済ませるが・・・フェザーライトに搭載したアブのリール『レボBJ』のハンドルが回らない・・・
寒さのあまりグリスが硬くなってしまったのだろうか。
今日もTGベイトを試したいから、このタックルも使いたい・・・
出船まで時間があったから車内から予備のリールを持って来ようか悩んだけど、予備リールにはPE巻いてないことを思い出して断念した。
レボBJはしばらく回してみたらスムーズに戻ったから、予想通りグリスのせいだと考えて無事に釣りが出来ることを信じてタックルセッティングを終えた。
6:00
いざ出船!
直近の釣果情報だと、この時期恒例のホウボウが釣れている。
去年のホウボウパターンの時には水深45m前後だった。
その水深なら、移動はいつもより近いかも。
30分くらいかな?
僕は船内の椅子でウトウトし始めたけど・・・おこめはスマホをいじってる。
大丈夫だろうか?(汗)
6:30
そろそろポイント到着かと読んで、気が早い僕は釣り座に出た。
でも意外と走って6:40頃に船が減速した。
水深は57m・・・?
船長の『はいどうぞ~』の釣り開始のアナウンスは6:45頃だった。
スキッドジグ250gを落としてリーリングを交えて広い層を探ることから始めたけど
船長のアナウンスは『底の方を探ってみてね。』と
あくまでもターゲットはホウボウなのだろうか。
着底の感触も柔らかく明らかにホウボウが居そうな底質に思えた。
が、しかし・・・
誰も釣れていない。
12~14名とか乗っているだろうから、誰かしら出会いがしらのヒットに恵まれても良さそうなものだけど。
みよしの先端に昇ってジグを操作していると、その高い目線からは船上の全てが見渡せる。
静かな船内・・・
と、船長がみよし側からパラシュートアンカーを入れたのが気になった。
いつもはアンカーは入れずに細かなポイント修正を繰り返すけど、今日に限って何か理由があるのだろうか?
微速前進しながらのドテラなら、みよしからポイントに入れる点で有利だけど、アンカー入れて後方に流されながらだとその利点はない。
みよしは揺れが大きいため酔いやすいのと、ジグのアクションも意図せず大きな上下幅となってしまう。
特に控えめアクションが良いホウボウにはどうなのだろう・・・と、マイナスなイメージばかり頭をよぎる。
とか考えながらも、とにかくファーストバイトが欲しい。
誰も釣れてないからヒントもない。
これは・・・大胆に小手先を変えた釣り方をしてみよう。
TGベイト
本当は、先に書いた通り水深45m前後を予想していたから用意したTGベイト・・・60mとかなるとドテラ流しでは使い辛い。
潮が緩い場面なら水深70mでも使えたけど、この海域は潮が速いことが多い気がする。
でもアンカーのお陰でラインが立つことから、軽いTGベイトでも対応可能だろう。
フェザーライトに持ち替えてTGベイト(メーカーオリジナルの通常のミドキン)を落としてみた。
ほぼ真下に落ちた・・・
パラシュートアンカー恐るべし!
参考までに書いておくと・・・
TGベイトは60g,ラインはPE1.5号です。
この釣り方をするならPEは0.8号とか1号とかが合うとは思うけど、タイラバ船ではないのにタイラバみたいな釣りをちゃっかりさせてもらっちゃうわけで、ファイトで主導権を握れずに他の客に迷惑掛けるのも忍びないと思い通常のジギングタックルと同じ号数にしました。
(※ジギングタックル1本は2.5号も使ってる。)
それで1投下目は着底の感触がどれくらい手元に伝わるものか確かめようと、底トントンしてみた。
(砂煙を上げる目的でホウボウジギングでは多用されるアクションみたい。)
数回の底トントンの後にリトリーブを開始した。
底から5mほど巻いたら・・・
コン!(え、もう食った?!)
コンコン!(まだ巻いて!)
ココココ!(フッキング~!)
TG1発目で幸先良いヒット!
巻き上げて来るとホウボウのような重量感はない。
小さいホウボウか、もしくはカナガシラか?
でも、それらではないような小気味良い感触がある。
何か違う魚かも。
浮いて来たのは・・・ムシガレイ!
TGベイトでヒットしたことをおこめに告げて再びTGを。
間髪入れずに・・・
ゴン・・・(まじで!)
ググググッ!(フッキング~!)
ホウボウ!
更にホウボウ追加で結局3連発くらいした!
※バイトレンジは底から5~10mほど巻いてからと、意外に追って来る。
そしたら船長が操舵室から出て来て・・・
船『TGベイト?』
U『TGベイト!』
操舵室に戻りアナウンス・・・
船『TGベイト当たってるからね、小さなシルエットも試してみて下さい。』
このTGタダ巻きでのバイトの感触を分かち合いたい僕は、おこめに
『TGベイト貸そうか?!』
と勧めて彼も迷っていたところ・・・
おこめの隣の方が連発を始めた。
シルエットは決して小さくはないジグだ。
他の客もポツポツとホウボウを釣る人が見えてきた。
そしたらアナウンスが。
『当らない人は、ティップだけのジャーク試してみてね。リールは1/3とか小さくね。カラーはアカキンね。』
釣れている客の情報を、船長が集約して共有する。
これは良いことだと思う。
田辺哲男のマダイ動画を観ていたら言っていたけど
テンヤ船とかタイラバ船とか限定しないで、同じ船内で色々試せばテンヤが釣れる時間帯とかタイラバが釣れる時間帯とかあって、釣れてる人の情報を船長が把握して拡散して・・・そうすればみんなで釣れる。釣れるから楽しい。楽しいから客が来る。客が来れば漁協が儲かる。
それで儲かれば、マダイの放流も増やせる。そして更に釣れるようになる・・・
これはマダイに限らず僕らが乗船しているジギング船でもそうだと思う。
何も自分だけ釣果を独り占めしようとか、他の客より釣ってやろうとか、そういう欲よりも、みんなで釣った方が楽しいと思う。
そういった意味では、初対面の隣の客とコミュニケーションを取ることも大事だし、楽しいし、そもそもそれが、乗合船の醍醐味かなとも、この頃は思うようになりました。
さて、好釣な滑り出しだったTGベイトもバイトが遠のいたため、船長のアナウンスに従ってアカキンのジグを探してみる。
シャウトのRGPZ(レッドゴールドピンクゼブラ)カラーシリーズを揃えてあるのだけど、その中からまずはシルエットの小ささを優先してショーテル130gを使ってみた。
反応がない。
好釣な方のジグを見るとシルエットは大きい。
幅の広い、いわゆるスロー系のジグだ。
ここはシルエットは小さく・・・のパターンは変わったと考え忘れることとして、フラッシュ150gに交換した。
そしてフワッフワッと小さいアクションで・・・来ました~ホウボウ!
(これが、この日TGベイト意外のジグで釣った唯一の魚でした。)
その後は序盤ほどの時合はなかったけど、TGベイトでポツポツと拾う感じに。
根掛かりしないことに安心してキャスティング厚木店オリジナルカラーをローテし始めた。
過去カヤックからのホウボウを釣っている印象のある“MGグリーンGオレンジベリー”は何故か反応が悪い。
(釣れない時間帯に使ってしまっただけかも。)
メーカーオリジナルのピンクグローではフォール中のバイトでホウボウ1匹?
続いてマダイを釣ったことのある“DCグリーンGグリーンベリー”では・・・

ヤリイカが!
TGベイトをスローに巻いていると、潮の効き具合とかが巻き抵抗の変化でわかる感じなのですが、このイカの時は
『重い・・・潮が効いてる?それにしても重い・・・ゴミか?』
と思いクラッチ切ってみたらジグが落ちていかない。
魚の可能性も感じて軽くフッキングして巻き上げ!
フッキングが甘かったと感じていたから途中で追いアワセ入れるか迷いながらも、そのまま巻き上げたらイカでした。
追いアワセ入れてたら身切れしていたことでしょう・・・
そんなこんなで結局・・・
ホウボウは2人で15匹でした。
おこめと一緒の時は僕のクーラーに混ぜて入れてしまうので、どちらが何匹とかわからないけど、ほぼ同数か、もしくは後半追い上げたおこめが1匹くらい多いかも。
他に僕のムシガレイとヤリイカでした。
ムシガレイは水面でのバラシも1匹いた。
帰港すると他のお客様が
『何使ってたんですか?!いきなり釣ってましたよね?!』と・・・
開始直後の連発でイメージが固定されてしまったのでしょう。
後半追い上げたおこめも同数釣っているし、更におこめの隣の方は僕らの比じゃないくらい釣っていたけど。
ただ、僕のタダ巻きリーリングを見て、他の方たちからはタイラバ使ってると思われていた感は否めない(笑)
そして

この船長は釣りながら誰が多く釣ったか見ているのだろうけど、それでHPに載せるクーラーを目星を付けて写真を撮りに来ているのだと思う。
だから帰港後に真っ直ぐ自分のところにカメラを持って来る姿を見ると(俺が竿頭か?!と)ちょっと嬉しかったりもする。
が、しかし・・・ほぼ毎度のことながら、僕のクーラーは2人分ですから・・・(泣)
以前はおこめではない友人と乗った時には、当然ながら僕の釣果しかクーラーに入らないわけだけど、そんな時に限って僕は絶不調で・・・帰港後にいつも通り写真を撮るべきクーラーを物色しに来た船長が、僕のクーラーを覗こうとしたから・・・
U『え、俺?!釣ってないからね?!』
船『うん、知ってる。見ててそんな感じした。』
知ってたのか~い!(冷やかしか~い!)
と、まぁこんなやり取りも楽しかったりする。
なにはともあれ、他の船は更に不調だったようだし・・・どうにか楽しめて良かった!
また次回!
★ルアー★
ヒットジグ:TGベイト,シャウトのフラッシュ
★肴★
イカ刺し旨かった!
(水産加工系の仕事をしている母がイカも手馴れていたから助かった。イカの捌き方を実況付き実演してもらったけど、きっと次回も母にお願いすることだろう。)

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この記事へのコメント
お疲れ様です。w
乗合船ってやはり勉強になりますよね~(ニヤリ)
その場で答え合わせが出来るんですもんね。w
そしてカヤックでお楽しみ???
乗合船ってやはり勉強になりますよね~(ニヤリ)
その場で答え合わせが出来るんですもんね。w
そしてカヤックでお楽しみ???
Posted by Cー49 at 2018年01月25日 09:11
そうですよね!
たまにでも乗ってみると、何か得るモノはあると感じます!(^^)!
たまにでも乗ってみると、何か得るモノはあると感じます!(^^)!
Posted by いわき2011
at 2018年01月25日 09:24

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