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Posted by naturum at

2016年05月28日

ポイント“N”



こんばんは~!このところ週末アングラーに徹している“元・デリカの人”です(?)

宿直明けで正午からの出艇・・・今シーズン初の“ポイントN”で漕いで来ました!

僕は地元の海で出艇する場合には“N”と“O”の2択です。
どちらもそれぞれ良さがあるのですが、自宅から最寄りの“N”は風に弱いため、北西の風が吹く冬場は敬遠しています。
春先の開幕も、より南に位置する“O”が先であるため、去年も今くらいの時期から“N”に通い始めたと思います。

さて、最寄りの港というわけで普段から父も通う堤防だし、僕もオカッパリでも通う釣り場でもあります。
そのため常連のオッチャンたちやルアーマンの中には顔馴染みの方も多いのです。
久し振りの“ホーム”出艇地・・・ご無沙汰な顔ぶれに挨拶しました。
が・・・皆さんどこか余所余所しい・・・

そうです、車とカヤックを同時に乗り換えたから、皆さん僕に対して半信半疑で会話していた様子です。

※3月頃の記事をお読み頂いた方はご存知かと思いますが・・・
30万キロ走行したデリカから乗り換え&デリカ売却の現金でカヤックもプロフィッシュに乗り換えました。

デリカの偉大さを思い知らされました。
そしてスロープで準備を開始すると・・・
『デリカに乗ってた人だよね?これ、乗り換えたの?オヤジが乗ってた車だべ?オヤジは新車を買ったのか?』

僕を覚えていてくれた人がいた!!
でもやっぱり“デリカの人”との印象で覚えてくれていたようで、やはりデリカは目立っていたのでしょうね。
これからは新艇プロフィッシュのカラーリングで覚えて頂き“3色カヤックの人!”と言って頂けるよう、足しげく“ホーム”に通いたいと思います。



とにもかくにも、久しぶりの“N”の新鮮さに心は踊り、準備中から会話も弾みます。
今日はAn氏との出艇でした。
スロープで準備していると、入れ替わりでSUPの方々が4名も上がってこられました。

この出艇地では昨シーズンも1名の方が頻繁にSUPを出しておられました。
その方とは顔馴染みとなり、港関係者ともパイプがあるようなので、とても頼りに思っています。
漁師さん達が我々カヤッカーをどう思っているのかを、時々教えて頂けるからです。
・今のところ邪魔とか悪いようには思っていない。
・風が強い日に出艇する姿を見かけると、漁師も心配して気にかけている。
等々を教えて頂いている。

今回の4名の方の中には、その方はいらっしゃらなかった。
この夏も元気にSUPを楽しむ姿にお会いできるだろうか。

準備完了して漕ぎ出すと、時計は11:40頃でした。
港の出口まで漕いで気付いた・・・車にランディングネット忘れた!
後から漕いで来たAn氏に事情を説明して・・・片付け中のSUP4名に不思議そうな顔で見られ・・・車からランディングネットを取り出し・・・
再出艇は11:50!
たかが10分でも、出艇時の10分て焦りますよね。
実際に釣りを開始してしまえば、中盤には平気でボケ~っと30分とか無駄にするくせに。

さてさて港の外に出ると、An氏は南東方向に漕ぎ進んでいる。
今日は南風だから、風が強まっても戻れるよう風上から流すのだな、と・・・自分と似たプランなのだろうと考える。
まずはAn氏の元に追いつこうと(移動中お約束のトローリングをしながら)パワーパドリング!

プロフィッシュにも慣れて来たのか、心地よく漕げる。
魚探の水深は8m前後を示している。
ちょうど根と砂地の境目だろうか。
これより右に逸れると水深は5,4,3,2・・・と浅くなり、生い茂る海藻が見えるほどに浅くなり、ついには波がブレイクするため、右に大きく逸れることは危険だ。
逆に左に逸れると水深は9,10,11,12・・・と深くなり、根掛かりもしない砂地となる。

それらの境目が、この出艇地のメインポイントでしょうか。
水深8mラインを漕ぎながらも、所々で若干だけ浅い根が映る。
その上には居着き系フィシュイーターが陣取っているかもしれない。

トローリングだと、魚探に好ポイントもしくは好反応が映し出された地点から漕ぎ続ければ、ルアーは遅れてそのポイントを通過することになる。
『お、根が映った。そしたら漕ぎ続けて・・・5,4,3,2,1・・・あれ、まだ?来い!食え!』
ジジーッ!
ほらほらほら!いたじゃん!

シーバス?イナワラ?
根の上だからシーバスかな?
それにしても、重量感とトルクが十分な割に走らないな・・・

・・・ヒラメ?!

52cmのヒラメでした。
ダイビングジョー絶賛活躍中であります。

ストリンガーに通して、An氏を見ると漕ぐ手を止めてロッドを上下させている。
タイラバ好きなAn氏だが、あの動きは珍しくジグか?

とりあえず合流しようと、また漕ぎ始める。
すると、また根が映る。
今度のは5mと極端に盛り上がった根だ。
ここにも着いてるか?
『5,4,3,2,1・・・』
ジジーッ!
今度はイメージ通りのタイミング!!

先ほどのヒラメと違いドラグが出る。
艇の下でも横に泳ぐから、シーバスをイメージしてのランディング・・・
・・・またヒラメ?!

いくらか大きい。
60以上?

グリップで持ち上げて、剪定鋏でエラを切って大量出血・・・血抜き成功!
と・・・バタバタ!ボッチャン!!

なんてこった!
既に大量出血しているので、回復は出来ないだろう・・・とても申し訳ないことをしてしまった。
命を奪うからには美味しく頂くのが礼儀と思うから、とても悔やまれる。

そこにAn氏が合流する。
いくらか会話した後に、An氏は大きく南に漕ぎ出した。

僕は大移動するほどの気力もなかったため、水深8~10mの駆け上がりを流すこととする。
フェザーライトでお馴染みのスローナックルを落とす。
北側に流されて砂底に辿り着いたら、グリッサンドでスピンガルフを投げよう。

この出艇地は、砂底にスピンテールを這わせてのコチングが、個人的には楽しい。
その釣り方だとヒラメやホウボウが混じるし、過去にはカヤックからの初マダイも、その釣り方での嬉しい来客だった。

だけど、南風は確かに横顔に吹き付けているのだけど、なかなか北側に流されない。
遅れて気付いたのだけど、潮が逆向きに強烈に効いているようだ。
80gジグも横向きに落ちる。
業を煮やしてスピンガルフを投入したけど、まだ根が終わっていなかったようだ、根掛かり頻発でとうとう大好きな『チャートバックパール』をロストしてしまった。
帰宅すれば予備が大量にストックされてるから許せるけど。
(スピンガルフのモデルチェンジによりチャートバックパールは廃盤となってしまったため、ネット上で買い漁ったのです。)
※ルアーのロストは、財布事情とか自分だけの問題ではなく、海底にゴミを捨てたと同じことです、良い子の皆さんは極力ロストは防ぐよう努めましょう。



ふと気付くと時間だけが過ぎていた。
このままでは、先週末と同様にトローリングがメインの釣果で終わってしまう。
トローリングだと“釣った感”より“釣れた感”が濃く残るから、どうにかジグで結果を出したい。

An氏は南の国から漕ぎ帰って来た。
南の国(とは言っても点のように僅かには視認できる距離)にいる間も国際LINEで情報交換はしていたが、アイナメ数匹とムラソイが釣れたらしい。
ムラソイのみ、ソイ好きな僕へのお裾分けとして持ち帰って来てくれた。

近付いて会話すると、そろそろ終わろうと考えているようだ。
それなら僕も同じタイミングで終わろうかな、でも1匹でもジグで釣ってから終わりたいな。

ここまで使って来たジグはスローナックル、MMジグ、TGベイト・・・
※全てDAIWAでした。シーバスルアーはimaが好きですが。

この状況を打開する次の駒は・・・
オーシャンスプーンジグ!

先週デビュー戦の第1投でアイナメを導いてくれた期待の新星です。
60gのズングリムックリ形状のジグスプーンです。
ジグに、スプーンのヒラヒラアクションを加えたいけど、薄いスプーンでは底取り出来ない・・・そんな僕のジレンマを叶えてくれたルアーです。

先週はアカキンを入魂したけど・・・
今日はヒラメがトローリングに連発したわけだから、イワシが入っているのかも。
これまでの3種のジグに反応がなかったことから、カラーも消去法で考えて・・・イワシもイメージ出来るナチュラルカラーを!

その第1投下・・・底取りまでのカウントダウン秒数をインプットしてから再度、気になる地形変化に投下・・・
と、まだ水深の半分もフォールさせていない秒数で糸ふけが。
中層で咥えたものと判断し、巻きアワセ!
空振り?!
え、今のバイトじゃないの?
そのまま底取りして1シャクリ目!向こうアワセでフッキング!
やはり途中の糸ふけはバイトだったのだ。
再度のフォールで底まで追って吸い込んだのだろう。

この魚がなかなかの重量感で、ヒラメをイメージする。
ドラグも出る。

平べったい魚体をイメージしてランディングに移ると・・・
ア・イ・ナ・メ?!

デカい!
測定すると53cmでした。
それほど騒ぐことでもないけど、参考までに思い返すと、自己新だと思う。
※ボートスロジギの時の最大は測定してないから、わからない。

その後は近い地点に漕ぎ戻って2匹目!
これは小さなアイナメだったけど、腹にフッキングしてしまい、回復が難しいと判断してキープしました。
煮魚に。

直後にAn氏の後姿を見ると、ロッドが弧を描いている!
ロッドの叩かれ具合からするとアベレージサイズのヒラメをイメージするけど・・・
ランディングしたのはアイナメ!
これまたナイスサイズの47cm!
聞けば、南の国でリリースして来たアイナメたちも40オーバーだったとかで、今日はアイナメのサイズには恵まれた日でした。

満足したし、明日に備えて準備もしたいし、小さなウサギも跳び始めたし、ストップフィッシング
風で流されて来てたから、港に近付いていて帰りは楽だった。

帰りにAn氏の申し出でパドルを交換して漕がせて頂いたけど・・・An氏のパドルめっちゃ軽い!
こりゃ南の国まで漕いでしまうのも納得だ。
やはり値段相応にパドルの使い心地も差が出るのですね・・・

港の入り口ではエサ釣り師が堤防の上から話しかけて来た。
いつも見かける方だ。
『ここは釣れるから“O”行ってないで、いつでもここから出しなよ!』
・・・これは嬉しいですね。
港関係者や、場合によってはオカッパリ釣り師から煙たがられても不思議ではない港からの出艇ですが、こう言って頂けるのは有り難いです。



片付けをしているとAn氏の同僚の方が。
An氏の陰謀でカヤックの世界に引き込まれそうになっている方のようでした。
カフェオレご馳走さまでした。






【獲物1匹ゴミ1個運動】
帰ってから気付いたのですが、忘れていました。
繰り越しとします。

【肴】
①ヒラメ・アイナメを各1筋ずつ刺身
②母が買って来ていたタコを加えた3種カルパッチョ
③アイナメのアラの味噌汁










夕飯後に妹が帰宅したため希望を聞くと“アイナメの刺身”をオーダーされた。
冷蔵庫のバットから1筋を取り出し、刺身に切り分け・・・An氏のアイナメ、身が透き通っていてコンディション抜群だ。
デカいから1筋分を全て刺身では食いきれないだろう。
少し残すと、それを妹はバター焼きにしていた。
旨そう・・・明日は何か、加熱調理しようかな。




さて明日は、久々にツープラを出動させて先輩T氏との出艇です。
昨シーズンはタンデムでのリバーカヤックシーバスで、T氏には何度か楽しんで頂けました。
ご自分のみで漕ぐのは初めてですので、また新鮮な楽しさがあることでしょう。
それよりも、客人に釣って頂くのがガイド役の勤めです。
頑張ります。



ではでは、今日も“常磐もの”に、ご馳走さまでした!
おやすみなさい。



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Posted by いわき2011 at 23:30Comments(2)KF日誌釣り魚料理

2016年05月24日

2連浮~イナワラ☆



ご無沙汰しております!

3週間振りの再開で2連浮を満喫しました!

①5/21(土)ポイント“O”
3週間振りの出艇に胸が高鳴り、前夜は寝つきが悪かった。
出艇しなかった3週間に何を考えたか・・・
カヤックを漕ぐことに対する安全面のことを考えていた場面もありました。

他には釣りのことも考えましたが・・・
何故か急にジグに夢中になってしまいました。
ジグをシャクっている時のズドン!てバイト・・・その瞬間が、3週間振りの出艇に対して最も思い描いていた瞬間でしょうか。

さて当日の予報は・・・
僕は海快晴の予報を基本としています。
昼からは北東の風が吹く予報でした。
10時までの勝負と考えて早起き頑張りました。
先週は(毎日2時間前後程度だけど)残業が続いていて疲れてもいたのですが、目覚めバッチリでした。

カヤックでもライトを使ってナイトゲームを楽しむ方とかいるようですが、僕は安全面を考えて日の出を目安に、早くとも“日の出30分前”と決めています。
もちろんナイトゲームを否定するわけではないです。
海域によって環境もローカルルールも違いますから。

とは言え、この時期の日の出は早いもので、頑張っても日の出には間に合わず・・・4時半を過ぎてから出艇しました。

新艇プロフィッシュに乗り換えてからシートの角度が定まらず過去数回は腰痛との闘いでしたが、3週間前の前回の出艇で納得できる角度に辿り着きました。
そのため今回は出艇直後から快適!(※結局2連浮中に腰痛は感じることなく楽しめました!)

出艇時から、港出口の堤防でシーバスをランディングしている方が。
期待してしまいます。

今日のプランは・・・昼前から北東の風が強まる予報が最もなキーポイントでした。
この出艇地は南寄りに向いているため、北絡みの風だとオフショアの風に該当する。
(※オフショアの風=沖に向かう風:波が押し戻されて海面は穏やかにはなるが、風が強まれば沖から漕ぎ帰ることが困難になる。
それと、陸地が風除けになる分だけ岸沿いは風を感じ難いことから、風が弱いと勘違いして、沖に出てから強風に気付く心配がある。
それがオフショアの風・・・でも逆向きの岸に向かう風だと波が荒れることも多いのと、いつの間にか岸方向に流されて波乗りしてしまう危険もあるから、僕はオフショアの“微風”が好みです。)

で、まず沖のディープ(水深20mまで)でジグ落とすなら早朝のみの短時間に限定して、風向きが変わる頃にはシャローに戻る必要がある・・・

そう考えながら港の外側に出たら、周りに動力船がいないことを確認してからトローリング開始・・・
このまま浮いた魚をサーチしながら水深15mまで漕ぎ進もうと考えていました。
ところが早速・・・ジジーッ!!

このところトローリングエースとして評価上昇中の“ダイビングジョー”にヒットしたのはイナワラ!

ストリンガーに通してトローリング再開・・・が、沖に到着までにトローリングで数釣りしてしまっては、ストリンガーに繋がれた獲物が抵抗となり漕ぎ辛い。
そもそもトローリングばかりでも芸がないよな~大好きなキャスティングでも釣りたいな、などと考えてパドルを置いてロッドを持つと・・・
回収途中の早巻きに2匹目ヒット!

2匹目をストリンガーに通して沖に・・・

水深15~20mのポイントでスローナックル中心のローテーションを開始します。
3月に同行させて頂いたボートスロジギ(と・・・先日のヒラメ・クロソイ良型キャッチの回)の経験からスロジギも好きになり、そこそこジグを買い集めました。
それぞれのテストも兼ねたスロジギDAY・・・不発・・・

途中で久し振りのスナメリを目撃しました。
(動画撮影中だったけど、遠くて映ってなかった!)
巷ではスナメリやイルカが入ると魚が釣れない・・・と言われているようですが、僕は一概には言えないと思っています。
スナメリがシャローに入る時はエサがいる時・・・それがどのようなベイトがわからないですが、少なくとも“魚っ気”はあるわけです。
釣りの対象魚の多くがスナメリを警戒して逃げ隠れるのも本当のような気はしますが、このような時に驚くような大物が顔を出すことも多いと聞いたこともあります。
だから、期待は切らさずジグ投下を続けます。

そう言えばシャローの方が魚探反応も僅かながら出ていたし、風が強まる時間まで余裕あるけど、シャローに戻ろうか・・・
岸に近づいた頃に、北方向に舞う鳥の動きが気になりました。
4,5羽ではあるけど、海面に向かう降り方が怪しい・・・
ダメ元で漕ぎ向かうと・・・
その鳥たちの周辺だけ極小規模にベイトがピチャピチャしてる!

これを襲うフィッシュイーターいるのでは??
集中して海面を眺めると・・・ガボッ!!

いた!!
身構えていたグリッサンドでダイビングジョーを撃ち込む!
そしてヒット~!

ファイト開始した直後・・・
急に息を飲むような激しさのナブラが湧く・・・
チャンス到来!
早くランディングしてナブラゲームを楽しみたい!!

が、ストリンガーに通した頃には静かに。
直後は魚探も賑やかだったけど、それも消えた。

足の速い群れだ・・・

その後は流行りのTGミドキンを試してみました。
ただ巻きで釣れたのはチビナメ~
完全なリリースサイズだけど、脇腹から流血してしまったのでキープしました。

これでストップフィッシング


今シーズンの地元KF青物開幕は、先週のF氏でした。
最大75cm含む複数キャッチだとか。
とても羨ましかった。
地元KF青物開幕は“14℃”・・・2シーズン続けてスライダーズから結果が出ました。

個人的には1週間遅れの今シーズン初イナワラです。
参考までにサイズは62,60cmと、もう1匹は測ってないけど50cm台と思われる。
“釣った感”少なく“釣れた感”が多く残ったけど、久しぶりで楽しい出艇だった。

帰宅してから、僕が投稿したFBに先輩サーファーからコメントが・・・
『昼前に急に雨風が強くなった時間なかった?!』
この日の海快晴は適格でした。
この短時間のピンポイント雨風予報を的中してくれたため、海快晴ユーザーの僕は雨風の時間帯には帰宅済みでした。
予報を外すことも多いけど・・・でも毎日チェックする価値のある予報です。



②5/22(日)ポイント“O”

2連浮目はF氏&An氏も同行!
予報は前日より荒れるようで、現地判断を約束して早朝の集合としました。
前日と違うのは、風よりも波が出る予報でした。

波が出ているようならダムに移動してカヤックバスでもいいか・・・とか考えながら向かいました。

海に到着すると既にAn氏の車が。
2人で協議・・・どう見ても予報のような波は出ていない。
海快晴ハズした??
それでも予報が当たれば昼前には波・風ともに強まります。
10時まで浮ければ良い方だと考えながら、出艇を決定しました。

※予報と違う=予報とは想定外の気圧配置かも=予報に惑わされずに警戒して出艇すべきです。

F氏も合流して楽しく会話しながらの準備・・・毎度思うけど、この出艇準備の時間がとても楽しい。
今回は2人ボートの方(時々お見掛けする方々で、An氏は特に仲良くされている。)と
僕らより先にポイント“O”を開拓されていたと思われるカヤック2人組も久しぶりにお見えになられました。

スロープにカヤック5艇&ボート隻
挨拶も会話も楽しい。

先に出船準備が整った動力船に先を譲ってから・・・
先陣を切ったのは我々スライダーズ3名でした。
縦に並んでAn氏・F氏・僕の順で漕ぎ出しました。
係留中の動力船の脇を漕ぎ進みながら、他に準備中の動力船の方にも積極的に挨拶しておきました。

『おはようございます!』
『お~おはよう!』

趣味の釣り船の方とか、漁師の方とか、この出艇地はカヤックが認知されていて皆さん友好的に接してくれます。
それと挨拶は大事だと思うのです。
挨拶は会話のキッカケになりますから、例えば挨拶しなければ素通りで終わっていたかもしれないところ、挨拶をキッカケに
漁師の船が『今すぐ出ちゃうから、先に行かせてくれ!』とか
逆に『まだ出ねぇから、先に出ちゃってくれ!』とか
『今日は北側に網入れるから、そっちでは釣りしないでくれな!』とか・・・
過去に何度かありました。

それらのことを教えて頂ければ我々が迷惑を掛けてしまうことも防げると思うので、コミュニケーションは大事にしたいものです。

それと、我々スライダーズはトランシーバーを購入しました。
まずは安全面を考えてのことです。
防水対策した携帯電話は必須ですが、更に備えとして、海上でコミュニケーションできるツールを増やしたかったのです。

これは出艇直後に役に立ちました。

港を出てすぐに僕の後方から動力船が出て来たのですが、いつもなら自分が避けるだけでスマホを使ってる余裕はないと思います。
が、胸元に固定したトランシーバーのボタンをワンタッチして『Anさん、船来てますよ、後ろから。』

恐らくAn氏も近付く前に音で気付くでしょうし、そもそも曳き波が問題になるような大きな船でもないですが、安全には余裕に更に余裕を持って・・・との、トランシーバー購入の目的が生きました。

そして、トランシーバーは釣りにも有効活用できました。
僕は前日同様に僕は開始早々にイナダをヒットさせましたが、フッキング直後から先を漕ぎ進む2人に『ヒット~!多分イナワラ!』と報告します。
スマホを取り出してとなると、絶対に考えられない連絡です。

イナダをストリンガーに通してから新品ルアーに交換して直後の1投目・・・リーリング途中に中層でガツン!
『2匹目ヒット~!』
An氏『そっち(岸寄り)の方が良さそうですね!』と沖に漕ぐ途中でUターンして戻って来ました。

『ごめんなさいデカいアイナメでした!(笑)』
帰宅後に測定すると42cmと普通に“いいサイズ”と言われる程度のサイズでしたが、中層での鋭いバイトは心地よい印象が残りました。
ヒットルアーは関門工業さんの“オーシャンスプーンジグ60g”です。
ジグよりもフォールでのバイトチャンスを与えたいけど、ビッグスプーンの類だと薄過ぎて底取りにストレスを感じそう・・・
効率良く底を撃てるジグスプーン・・・各社で出していますが、10mほどの水深で使いやすいと思えるほどのウェイトは少なくほとんどが30gか40gまででした。
たまたま見つけた60gジグスプーンで、それもズングリムックリな形状のためジグに底取りも期待できる。
そう考えて購入したものでした。


続いて開拓途中のピンスロ(スピニングスロー)を試します。
スローナックル80gをグリッサンドでキャストして、横に探るスロジギ?
地元KFでの水深10m前後には相性の良い釣り方だと思うのです。

その2投目・・・
着底と同時に1シャクリ入れてフォール・・・グングン!
残念ながらフックアウトしてしまいましたが、感触は良かったから良型アイナメかヒラメでしょうか?

この釣り方は間違っていない!
気を良くしてピンスロ続けますが、そこからは続かず・・・



さて、ここから予想外に風が出ます。
東寄りの風・・・予報と方向は一致してますが、風速が違う。
想定外を警戒して、それほど沖には出ずに様子を見ます。
これ以上に強まれば撤退かな、と考える手前くらいの強さが続きます。

3人でトランシーバーで撤退のタイミングを相談しながら、継続します。
結果的に風は強まらず、若干だけ弱まる時間帯もあり続けることが出来ました。

その後は遠くに鳥山を発見して3人で漕ぎ寄ったり・・・

An氏はアイナメ数匹とイナワラ2匹?
F氏もアイナメ数匹とイナワラ2匹は同じでしたが・・・
3人で集まってジグを落としていた時にドラマは起こりました。

F氏のジグにヒットした相手・・・ファイトからイナワラだろうと思い見守りましたが、ランディングの場面で目を疑いました。
太刀魚でした。
本当に太刀のように美しい魚体・・・
そしてデカい!
歯・・・恐ろしいほど鋭い!
指を当てたら6本分!
全長は125cmでした。















過去に地元の他のポイントではオカッパリからの釣果情報も耳にしていたし、沖艇でも釣れることはあるようですが・・・
これは釣ろうと思って出会えるほどではない、貴重な出没頻度のターゲットでしょう。
素直に、F氏が羨ましくて仕方ない。
(※刺身が旨かった報告がありました。悔しいから店に食べに行きたい。)

僕はと言うと、後半はスローナックル120gグローピンク(ジグ買い集めたとか言って結局それか!笑)でソゲだけでした。
ちなみに今回から“バラシが少ない”が謳い文句の3本フックを使用していました。
この海のKFだとリリースサイズがヒットすることの方が少ないわけで、9割はキープするのだから3本フックが深く刺さっても問題ない。
それよりヒット率・キャッチ率を優先しよう。
と考えての採用でしたが・・・早速リリースサイズに深い傷を負わせてしまい、お持ち帰りすることに。

(ソゲと言っても40cmくらいはあったのかな?4分割で美味しい煮魚になりました。)

さて、そろそろ風が強まって来た頃に波も強まりウサギが跳ぶようになったため・・・ストップフィッシングです。

今回は開始早々は自分の1人勝ちで、そこで風が出て来た時には『これで撤退となったら、僕だけ満足で申し訳ないな・・・』とか考えていましたが、終わってみれば“1人負け”でした。

言い訳をすると・・・
新しく揃えたジグとか、使い分けがケースの中でも頭の中でも整理できてなかったのです。
そのため、適格かつテンポの良いルアー交換が続けられず、集中力も早々と途切れ・・・でした。

反省して、ルアーケースの中身の整理をしたいと思います。

片付けして、恒例のラーメン反省会して解散となりました。

また来週!

【獲物1匹ゴミ1個運動】
1日目は小さなブイ?と発泡スチロール容器等を沖で拾いました。
2日目は空き缶を沖で拾いました。

【肴】
1日目は
イナワラの刺身、照り焼き、アラ汁

2日目は
イナダしゃぶしゃぶ!アイナメ刺身、ソゲ煮魚

3日目(本日、月曜日)は
イナダ唐揚げ(※鳥の唐揚げ風にニンニク効かせた醤油ベースの一口サイズ!)

を食しました!
イナワラを食べると夏を感じます。
今シーズンは鳥山満喫できますように!
















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Posted by いわき2011 at 00:17Comments(10)KF日誌釣り魚料理

2016年05月14日

いわきセブンビーチ脱退



ご無沙汰しております。
まず、いらぬ推測をされることを避けるために正直に書きますが、GW以降にブログ更新していなかった理由は、身内の不幸によるものです。
私自身の体調不良等ではないため、ご安心下さい。
また、ブログ更新を楽しみにされていた方には、ご心配をおかけしたことをお詫び致します。

実は5/12(木)の日中に記事を投稿しましたが、事情があり即削除しました。

削除理由は・・・
読者様からのコメント内容に出艇地名が明記されていたこと、個人(スライダーズ某メンバー)から公開の許可を得ていない内容が明記されていたこと等です。

削除前に読まれた方は、削除されたことで驚かれたかと思います。
混乱を招いてしまったことをお詫び致します。



出艇地に関しては、地名を明記することで港湾関係者に迷惑を掛ける事態を避けるため、これまでイニシャル等での表記に留めていました。
過去に誤って実名表記してしまった記事もありますが、お許し下さい。
今後も表記方法には注意して参りますので、ご理解下さい。
特にカヤックフィッシングでの他の記事を拝見していても“地名の明記を避ける”ことはマナーとして定着していると解釈しております。
読者の皆様におかれましても、ご協力お願い致します。

また、このブログは私(東北湘南人)個人のブログであり、団体(スライダーズ)でのブログではないことと、スライダーズはコミュニティーに過ぎないため代表者を設定していない点を、この場で再確認させて頂きます。

また一部の方から釣果情報に対して妬みを勝ってしまったようですが、私の釣果情報を楽しみに読んで下さる読者様が僅かでもいらっしゃる限りは、このブログでは釣果情報を発信し続けたいと考えております。

それと同時にスライダーズのスタイルに関しては“釣果最優先・安全度外視”との誤解を招いていたようですが、海に漕ぎ出る以上は“安全最優先”です。
そのことをお約束するとともに、誤解を招いていたことをお詫び致します。

以上のご指摘は私の記事が釣果情報を主としていたがために招いた誤解ではと反省しております。
幸いなことに、地元アングラーも含め“カヤックフィッシング”デビュー前の多くの方に読んで頂いているようですが、それであれば尚更“安全対策”に関しても投稿すべきとの意見も聞かれたため、この場で数点ほど紹介させて頂きます。

また、私の考え方の基盤は他地域で昨今ジャンルとして定着している“カヤックフィッシング”と呼ばれるスタイルが基となっております。
カヤック・カヌーには様々なスタイルが存在しますので、こちらのブログで紹介する内容は基本的に“カヤックフィッシング”に関する内容であると解釈して頂きたいと思います。
決して、他のスタイルのパドルスポーツを否定するものではございません。

それでは私が実践して来た安全対策の一例を・・・
現在は港湾スロープからの出艇を主としていますが、強風等の理由で出艇地とは別な地点に緊急的に着岸せざるを得ない場面も想定しておく必要もあるかと思います。
そのことに備えて砂浜への着岸の練習はして参りました。
また、不意の沈に備えての再乗艇の練習もして参りました。
沈するリスクの高いポイントでは、止水域とは違い再乗艇までに許される時間も僅かですが、そのことも意識して沈してから10秒以内での再乗艇が出来るまで練習を積んでから、沖に出ることを、デビュー当時には実践しました。

その後も定期的に再乗艇練習はしていましたが、これらは海に漕ぎ出る上では当たり前のことと考えていたため人知れず練習するのみで、改まって記事に書くことはしていなかったのですが、記事に書いていない以上は安全対策を怠っていると解釈されていたようなので、今回は一例を紹介させて頂きました。



それから、カヤックの出艇時・片付け時とオカッパリ釣行時も含めると、海では海保の方とお会い出来る機会が多いです。
カヤックデビュー当初は、地元の海保の方はカヤックに対する知識は乏しかったように感じます。
そのためか以前にはパトロール中にカヤックを漕ぐ私を見かけた海保の方が『カヤックに関して教えて下さい。』
とメモ片手に話しかけて下さったことがありました。

それから1,2年と過ぎ・・・
先日お会いした海保の方はPFD(ライジャケ)装着・防水処置済みの携帯電話所持・フラッグ装備・艇の長さ(私の2艇は13・14ft)を確認されていました。
“カヤックフィッシング”が定着している地域の海保と情報交換されているのが伝わって来るほどでした。
続けて立ち話をしながら見えて来た、海保でのカヤックに対して注意している観点は・・・
・ライジャケ・携帯電話は当然のこと。
・動力船からの視認性のためにフラッグは必須と考えている。(私は他にレーダーリフレクターも使用しています。)
・止水域や港内であれば別であるが、港の外側まで漕ぐのであれば13ft以上が望ましい。
これらの内容を話しながら私の艤装を確認しメモを取られていた様子でしたので・・・恐らくチェックリストでも用意済みなのでしょうか?

これらは、地元の海保はカヤックを認知して日が浅いと思われることから、地元の海保が独自で導いた内容ではないと思われます。
従って関東方面の海保からの受け売りである可能性が高いため、今後は地元海域の現状とすり合わせて注意事項(チェックリスト?)の内容も更新される可能性はありますが、現時点では私のカヤックスタイルであれば問題ないと解釈されているようでした。



それらの内容はセブンビーチにも報告すべき事象でしたが、セブンビーチメンバーはカヤックのスタイルも様々であること、若年者の私の発言力が乏しいことから、報告を躊躇したままになってしまいました。
情報共有の姿勢が乏しかったこと、この場でお詫び致します。



ここからは別の話題です。
件名の通り“いわきセブンビーチ脱退”しました。

そもそもは地元カヤック・カヌーの情報交換の場として設置されたコミュニティーでしたが、それぞれのスタイルのギャップが大きすぎることが浮き彫りとなりつつありました。
とは言えパドルスポーツとしの大先輩もいらっしゃるコミュニティーですから、末永くお付き合いできれば自身の成長にも繋がるとは考えてはいました。

が、仮に脱退せず続けた場合に、私がブログで発信した内容がセブンビーチの他のメンバーと違う考え方であった場合には『東北湘南人さんはブログで〇〇と言ってるけど、同じセブンビーチの他のメンバーが海で△△やってるよ?言ってることとが違う!』と言われてしまいかねません。
これはどちらが間違いではなく、それぞれのスタイルの違いから起こるものです。

それぞれがお互いのスタイルの違いを理解し、尊重して歩み寄るしかないと考えていました。
ですが、そのことを念頭に置いて言葉を選びながら記事を書くことにも限界を感じたため、この度セブンビーチ脱退を申し出ました。

このブログは自分の言葉で発信することを心がけて参りましたが、自分の考えを曲げてまで内容を選ぶことは読者様にも失礼と考えたことも、脱退を決意した大きな理由です。
ただ誤解して欲しくないのは、電波に言葉を載せる行為である以上はマナーには気を配り続けること。
また、脱退とは言え敵対するものではなく、お互いが“いわきの海に元気を”の同じ目標に変わりはないこと。
これからも出艇地でお会いする機会はあると思われますので、今後ともセブンビーチの方々よろしくお願い致します。

※スライダーズは脱退してないです。
“カヤックフィッシング”のジャンルに特化したメンバー間でのコミュニティーがスライダーズです。

これからカヤックデビューを考えている地元の方で、我々に誰かに相談したい方等・・・スタイルの違いがあることを理解して頂き、ご自分が目指すスタイルの方にコンタクトを取って頂ければと思います。
セブンビーチの方に問い合わせたい場合はセブンビーチHPも存在しますし、私の方にご連絡頂いてもセブンビーチに取り次ぐことは可能です。

以上・・・この度は何かとお騒がせしてことを、改めてお詫び致します。



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Posted by いわき2011 at 09:48Comments(2)エンジョイ☆カヤッキング