2014年10月29日
KF@いわき
釣果報告に間が空いています・・・
と言うのも、休日と天候が噛み合わないことが多いためで・・・
下に添付した画像は地元海域の本日の海快晴です。
これを見た読者の皆さんはどう思われるでしょう・・・?
出艇は断念でしょうか?
ここはKFが流行している相模湾でも東京湾でもなく、外海に面した東北の海です。
湾に比べれば、穏やかな海況で出艇できるチャンスは少ないのが現状です。
だから例えば・・・“風速〇m以上は出艇を控える目安”とかのアドバイスは、鵜呑みにして従うことは出来ない。
当然、危険を犯すことはタブーではあるけど・・・多くの“アドバイス”は、多くのカヤッカーが漕いでいる海域からの目線で発せられている。
ここ、いわきの海に合わせたアドバイスなど、どこの雑誌でもWEBでもお目にかかることは出来ない。
だから、地元の海に関して理解することが、とても重要だと思う。
題材として添付した海快晴を見ると、午後から風が強めだが、西絡みだ。
東を向いた東北の海では、オフショア(陸⇒沖)の風となる。
オフショア=ベタ凪・・・これは陸っぱりアングラーの間でも常識の域だろうか?
カヤッカーとしては、注意が必要な風向きではある。
出艇時はベタ凪のため穏やかな海況と捉えて油断してしまうが、沖に出る程に、陸地に遮られていた分の風も当たってしまうため、岸沿いとは違って荒れた海況に出くわすことが多かったり、岸に向かって戻る妨げになることも多い・・・と教わった(笑)
いわき市は、更に北の双葉郡とは違い平野部が広く続いていることもあり、岸沿いと沖とで当たる西風の強さは、他の海域ほどは差は出ないようには思える。
次に波に関しては、周期がそこそこあるけど波高が0.2mと、なかなかの低さ。
ホームの出艇場所に限って言えば、今回の海快晴のコンディションであれば午前中はベストに近いコンディション。
午後は、港外側のテトラ沿いに限っては可能だと思う。
カヤックを漕いでいて思うことは、重要な順に風向,風速,波高,周期だと,このところ感じるようになった。
そして経験を積みながら覚えるべきは“ポイントユニーク”とでも言えばいいのか、その海域での独特の部分だと思う。
特に風向きは、ポイント毎にオフショアの風になるのかとか、万が一の天候急変の場合に風下に避難可能な港等は有るのかとか、そこは、どうしたって教科書には出て来ない部分。
時々こうして海快晴を添付している方のブログで、荒天で出艇できない旨の話題を読んだ時に、相模湾とかだと、これくらいで荒れていると言われるのか・・・普段はもっともっと穏やかというわけか・・・羨ましいな・・・と常々思ってしまう。
KFデビューの昨シーズンは砂浜から出艇していたこともあり、3か月でリールをダメにしたし。
ところで、先日カヤック片付け中に話しかけて下さったルアーマンの方に始まり、前回の記事にコメント下さった2名の方・・・地元KFアングラーが増える気配が出て来ました。
例えば地元KF仲間としては、ほぼ唯一の存在であるF氏と話しても、地元の海況に対して持っているイメージに差を感じることもある。
どちらが良いとか、正確だとかではなく、それぞれに危険を感じている部分とか、違う視点を持っているとか・・・
ここにKF仲間が2,3名も増えたら、さぞかし多様な意見が聞けることと思う。
釣りの中身に関してもそうだけど、漕ぐことに関しては特に未開拓な面が多すぎる地元海域だから、今後地元でデビューされる方とは、是非情報交換はさせて頂きたいです。
願わくば・・・ホーム的に利用している2か所の出艇場所の間にある2,3か所の港を、それぞれの方が開拓して下さると・・・とても幅が広がる(笑)
F氏もそうかもしれないが、自分は特に現状の2か所の出艇地で満足してしまっている。
他の出艇地の開拓情報を得るまでは、特に最寄のポイントNばかり通い続けそうだ。
恐らく今回も読んで下さっているであろう、前回のお二方・・・よろしくお願い致します(笑)
話題を変え、出艇できずにいた数日間の報告・・・
先週は平日に休みが有り、出艇できない日の恒例となっているサビキを。
コマセに群がるサヨリ・サバ・ボラを襲うボイルが散発しました。
ルアーをキャストすると、1度だけバイトが。
水面に飛び出して、コツンと感触があったから確かに口に触れていたとは思うけど、フッキングできず・・・
黒目の背中だったからシーバスかカンパチをイメージした。
日が照って来て水中が見えてくると、どうやらボイルの主は1匹のイナダが単体のようだ。
サビキに釣れた小さなメバルを泳がせると、食いついたけど、こちらも上手に飲み込んでくれず・・・
やはり泳がせには豆アジが最適だなと感じる。
翌日はルアーのみで同じポイントへ。
しかし、イナダは不在。
仕方なく色々なルアーを試して遊ぶ。
何を投げても反応しなかった小サバが、唯一反応したのは、KF用に設計されたランダムトゥイッチャーだった。
KFアングラーには愛用者も多いと思うけど・・・
普段は早巻きで狂ったように追いかけて来るイメージのサバが、ゆっくりとして連続トゥイッチに群がり、ステイしてルアーの動向を確認してからの、バクッ!!
ランダムトゥイッチャー・・・好きですね。
カヤックでの青物狙いでは、10cm未満のプラグはあまり使わないけど、小さ目のシルエットならコイツが1番手です。
もちろん、タダ巻きでも効く。
トローリングでも効く。
シーバスルアーではあるけど、ワラサも実績有り。
70cm弱のワラサでも、フックが歪みはしたけど伸びるまでではなかった。
来シーズンは、夏が来る直前くらいのタイミングで、美味しいシーバスを、コイツで仕留めたいです。
あ、来シーズンとか言ってますが、まだまだ今シーズンも終わっていないわけで。
2,3日前にはF氏から釣果情報が有りました。
先日の自分と同じく鳥山・ナブラがない状況での、ワラサ&イナダGETとのこと。
インチクとジグでの釣果とのことだから、やはり水面が大人しいコンディションでも中層以下には、いるのだろう。
もしかすると案外、縦の釣りでは寒くなるまでイナワラを楽しめるのかもしれない。
これから脂も乗って美味しいだろうし、楽しみ。
さて、今日は夜勤の中日のため、そろそろ寝ます。
明日の夜勤明け・・・久々に休日と海況がマッチしそうなため、今からそわそわ・・・


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2014年10月20日
ご無沙汰でした、ワラサ殿
台風の波状攻撃でカヤックに埃が被っていました。
正確には数えていないけど、約1か月振りくらいの出艇かと思う。
いつのまにか上半身もドライスーツが必要な気温となっていました。
港のスロープで艇の砂埃を洗い流してから、待ちに待った出艇が6:00
前日は港の南も東も北も広範囲に鳥が舞っていたようだから、期待が膨らみます。
そして期待通りの鳥の大群!・・・が南に飛び立って行きました。
今日の漁場は、そちらでしたか・・・
南側のヒラマサポイントでのボイルは確認できず、いつもの東側ポイントに移動します。
このポイントは岩礁帯と砂地の境目のようで、ナブラが起こりやすいことと、マゴチ等の底物も期待できることから、鳥の動向を伺う間の待機場所として利用してみる。
水面に青物の気配が感じられないことから、中層を探ろうと珍しくジグを落としてみる。
何パターンかシャクリのリズムを試したみたけど、反応はない。
そもそもジギングの経験はないためシャクリ方には自信がない。
中層を諦めて、底をチェックしてみることに。
いつものスピンテールは持ち合わせていなかったため、そのままジグをキャストする。
1シャクリ毎にリールのハンドルを半回転(1/2ジャークと言うの?)で、更にテンポもスローにしてみる。
時々フォールすると途端に着底の感触が伝わるので、このシャクリ方なら艇の近くまで底を叩けているようだ。
この方法での3投目くらいだったか、若干だがラインが弛んだため、もしやと思いラインスラッグを巻き取る。
するとコンコン・・・いつものマゴチのバイトだろう。
ワンテンポ間を置いて食い込ませてから、フッキング!
ところが、いつものゴンゴンッではなくラインが横に走る?!
何か違う魚だ、マゴチではないことは確かだけど・・・これだけ走るのはヒラメとも違うだろう。
根ズレを心配して強引気味に浮かせる。
底から十分に浮いたところからは、バラシを避けるために丁寧に。
走り方から青物の可能性もある。
根が近いところで、底の方で・・・
欲しかったカンパチを期待したが、ネットインした魚はイナワラでした。
普段と違うパターンで釣れたという意味では、嬉しかった。
サイズの割には太っていた。
これから冬に向けて、脂が乗ってくれば更に美味しいのだろうと思う。
青物シーズンも終盤?
悔いの残らないよう精進します。


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2014年10月08日
台風一過に伝家の宝刀・・・サビキ
10月の勤務シフトを見ると土日は出勤ばかりで平日の休みが多く・・・土日なら田んぼの手伝いとか友人からの誘いとかソフトボール等の予定も入るが、平日には特に予定も入らず・・・釣り三昧だ!!
昨日10/7(火)
前日が夜勤明けにも関わらず昼間一睡もせずの~夕方から自宅で深酒をしてしまい、久々の朝寝坊をする。
台風一過で清々しい空気ではあるが、まだ海は荒れているに違いない。
ここは、久しぶりにあの場所へ・・・小名浜港の“市場前”です。
大型漁港の最奥であるため、時化の影響が届きにくいため、アジ釣りにハマっていた2,3年前には、荒天時には積極的に選んでいた釣り場です。
念のためホームの“N”を経由してみたが、案の定の泥濁り・・・
市場前に到着すると、予想通り濁りはない。
海面を覗くと・・・いる~!!
青白く光る背中が無数にウネウネ泳いでいる!!
水面ではないため魚影の形までは判別できず・・・サバかイワシか・・・アジではなさそうだけど。
とにかくサビキを用意して釣り開始・・・
正体はサヨリでした。
デカアジを視野に入れた号数ではサヨリの針掛かりは悪いため、2本目の竿には豆アジ用のサビキを使用します。
※足元のシラスサイズの稚魚の大群が群れていたため、港内と言えどもタイミングで何か起こるかも・・・と考え、シーバスロッドにシラスサイズのルアーを結んで、すぐ脇にスタンバイする。
サヨリは子供の頃に一時バカ釣れして、唐揚げが美味しかったことを覚えていたため、喜んでクーラーに放り込む。
そこにサバの邪魔も入るけど・・・犬の食材のためにサバもクーラーに。
数匹釣ったところで、イマイチ連発感がないことが気になり出して、工夫を考える。
針に触れるけど、吐き出すような仕草が目立つ。
ならば、捕食に夢中にさせたタイミングで食わせよう。
と思い、コマセを巻いた煙幕の中にサビキをポチャンとすると、確かに釣れる。
けど、これでもまだ物足りないペースだな。
確かにコマセには群がるが、コマセのみを食べることに集中されてサビキの針は素通りする・・・むしろコマセを食い尽くしたあとに、コツッと触る。
それと、コマセがなくてもサバのように回遊せず、目の前に居続ける。
水面~1,2mくらいの水深に居座っている。
・・・そうだウキを付けよう。
ウキなしで竿受けにセッティングする方法だと、竿受けの角度でしかタナを替えられない。
リールを少し巻けばいいが、針外し等で扱いやすいのは常に竿先から竿と同じくらいの長さが出ている状態。
1匹釣る毎に・・・糸を出して針外して、再投入してタナを合わせて・・・は効率が悪い。
と言うわけで、ウキを付けてウキ下ゼロ~50cmで微調整を繰り返しながら、どうにか数釣りと呼べるペースとなってきた。
それと並行して、デカアジ用のサビキの方は、デカアジ狙いで秘策を繰り返す・・・
秘策と言っても大したことではないので書いてしまうが、このポイントは底質はゴツゴツはしているが、海藻や急な駆け上がり等、縦のストラクチャーは少ない。
そのためアジの回遊も底を這うように・・・が昼間は基本かと思う。
“アジのタナはヒトヒロ”と良く聞くけど、ヒトヒロとは1.5~1.8mくらいかと思う。
ここは5~8mもあるポイントだ。
ヒトヒロのタナを変えようとしないオジサマ方が、アジが浮いて来る夕方にならないと釣れないのは、少しも不思議なことではない。
まずベタ底とするのが、このポイントで昼間に釣るための得策かと思う。
そしてコマセカゴを下に付けて、アタリがなければ結構な頻度でカラ合わせのようにしてエサを撒き落とす。
ヘラ釣り師のようにシャクッてエサを落とすイメージ。
ここの水深では、柄杓で水面にコマセを撒くことは何の意味もない。
潮に流されて遥か隣の隣の釣り人の前にフグが群がるだけである。
下にコマセカゴを付ければ、竿下のベタ底だけに、自分だけのコマセ煙幕を作ることが出来る。
魚が釣れ続いていればそれだけコマセを振り落す頻度も上がるから、アジが連発な時には珍しい魚種を誘い出すことも出来る。
この方法で港内で真鯛(30cm弱)を釣ったこともある。
他には・・・煙幕の中でしか食わないこともある。
底でシャクッて再度沈めたタイミングでした食わないパターンのこともあった。
しかも、アジはギューンと向こう合わせで掛かると思いがちだが、この時は再フォールの途中でコツン・・・と僅かに触った瞬間にバシッと合わせるしかなかった。
こんな状況だと、例えば同行した友人に手取り足取り教えても、なかなか釣らせてあげるのも難しい。
それと、コマセを詰め直して再投入の度に、仕掛けが底に到達するまでリールをサミングしていても時間の無駄だ。
その間に隣の竿に魚信があるかもしれない。
そのため、1投入目で底に付けた状態で、道糸のリールから出たばかりの位置にマジックか目印糸で印を付ける。
仕掛けを水中に投下したら沈み切るのを待たずに、竿を振り上げて目印までの道糸を一気に放出・・・竿受けに竿をセットすれば、弛んだ糸が徐々に水中に引っ張られ、ピンと張ると同時にコンッと底にコマセカゴが当たるショックが、竿先で確認できる。
これだと、サミングで落とすのと違って途中のタナでフグに襲われることも少ない。
それと、コマセカゴがベタ底のために、ヒトデはもちろん、タコも結構な頻度でカゴに抱き着いて上がって来る。
ウチは母の仕事柄タコは頻繁に手に入るため、近くで釣りをしているオジサンに何度か譲って喜ばれた。
マズメ時や夜釣りでタナが浮くような時には、釣る毎に何段目の針に食ったのか確認しておき、10cm単位でタナを微調整する。
できるだけ真ん中の針に食わせることを続けられれば、食い気のあるタナを見失わない。
突然、上と下の針にダブルヒットしたりすれば、それは広いタナで食い気が立ったということ。
そんな時には、タナを気にしなくても釣れるわけだから、手返し重視と考えて、竿1本分のタナのまま次々に放り込む。
他に仕掛けの使い分けとか・・・
このような工夫で、アジ釣りだけは、港内で誰も釣れていない時間帯に1人勝ちとか・・・常に美味しい思いをしている。
サヨリの方に話を戻すと、コマセを撒くほどに群がるタナが上ずって釣りづらくなるため、途中から撒くことをやめた。
対して、自分だけペースがいいことを気にした周りの方々は、どんどん撒きエサを追加していったが、撒けば撒くほど、ウキも付けていない竿1本分のタナではペースは落ちるばかり・・・この釣りは裏切らない、いつでも1人勝ち。
デカアジ狙いの方は、ショゴが釣れた。
ベタ底の仕掛けの一番下の針だったから、今日もベタ底作戦は成功だった。
小さくてもカンパチは大好物なため、こちらも小さいシマアジと、どうにか2匹だけのアジとで、小皿に3種盛とした。
ちなみにシラスを襲うフィッシュイーターはいたのか・・・の件だが、いた。
途中でゴボゴボと水面で音を立て出したので、急いでルアーをキャストすると・・・もう十分に釣ったサバだった。
次に足元の岸壁際でガボッと単独で襲っている音がしたので、壁際を通すとピックアップのタイミングでジャンプして食いついて来た魚が。
一瞬ガクンと感触があったのでルアーに触れてはいたのだろうが、ヒットしなかった。
40cmはあったように見えたけど・・・カンパチかな?
でも黒っぽくも見えたからシーバスか根魚が可能性高いかも。
悔しい。
が、こうして目の前に確かに魚はいるわけで・・・楽しいな、海は。
早くカヤック出艇できるまでに回復してくれればいいが・・・

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2014年10月05日
陸っぱりペンペン祭り

ペンペンが釣れている!
数回分をまとめて投稿します。
~10/1(水)~
各港でのヒラマサ情報(連日90UP!)が頻発していたため、日の出と同時に海岸パトロールをしたが、期待のポイントは高波等の理由で釣りが出来ず・・・
高波の影響を受けない小名浜港内側で、新品ルアーのチェックを行い朝マズメを過ごす。
外海が荒れていると内側でナブラが立つ印象もあるので、ナブラ撃ち用タックルもセッティング状態でキャストを続ける。
1度だけチェイスから逃げるベイトを目撃したが、ルアーには反応もなくフィッシュイーターの正体も解明できず、飽きる。
海岸を自宅方向にドライブすると、鳥山を目撃!
すぐに準備して走ったが、沖に離れてしまった。
ホーム的な某港の様子を観察する。
先日ヒラメをバラした船道をスピンテールで探っていると・・・ピックアップ直前にサバが群がって来た。
急いで再キャストし、サバをゲット~
ルアーを替えながら4,5匹ほど釣ったところで道具を取りに車に戻り、釣れた中でも小さ目なサバを選んで泳がせる。
これにはヒラメらしいアタリがあったが、孫針も使ってなかったためヒットしなかった。
サバの方はシラスを襲っているようで、港内でナブラ状態となる。
15~25cmと小さいが、ライトロッドに替えて存分に楽しむ。
ジグヘッドに反応が抜群だが、ハードルアーにも反応して楽しめた。
12匹を持ち帰り、水煮にして犬のエサにした。
生後2か月から魚を主食にしている愛犬は、釣りの貧果が続くとあからさまにドッグフードに飽きてしまう。
今回はサバに感謝だ。
~10/4(土)~
夜勤のため早朝のみと思い海快晴を確認すると、どうやらカヤック出艇は難しい予報のため、陸っぱりの用意をして日の出前の小名浜港に向かう。
暗いうちにアジでも・・・と思ったが、周りのサビキの方たちにも反応はない様子だ。
日の出を迎えてから、お馴染みの某港に向かう。
すると、3日前の自分のようにルアーで小サバを釣っている方がいた。
しばらく隣でキャストするが、時合は過ぎてしまったようだ。
そこに、テトラから外海にキャストしていた方がペンペンシイラを釣ったところが目に入る。
外側でもヒラメも狙えるし・・・と、青物ナブラと底物の両方を視野に入れてルアーケースを選び、カヤックPDFの両ポケットに入れてテトラを降りる。
エサ釣り等で数人の先客がいたため、立ち位置は選べずに船道に近い南側でキャストを開始するが、反応はない。
隣の方のコマセにベイトが群がっているのか、時々自分のルアーに驚いて水面に飛び出す。
と・・・先ほどペンペンをGETした方がお連れと2人でペンペン連発劇を始めている。
同じテトラの並びでも、サーフに近い北側だ。
自分にも1度だけバラシがあったが、どう見ても北側にペンペンが群れている。
連発劇を演じているお二方に声をかけ、隣でご一緒させて頂くことに。
お二方を観察すると、細身のジグが効いているようだ。
アクションは、底をとってからの縦のロングジャーク?
ペースは若干スローだろうか。
海面を観察すると時折、静かなナブラはあるが、ナブラが続いているわけでもない。
ヒットパターンからしても中層でシラス等を捕食している可能性が高い。
自分はジグの手持ちが乏しかったため、ローテーションしながらシンペンのジャークでようやく反応を得る。
先日と同サイズのペンペンをGET出来た。
ランディングは抜き上げとし、タモの中にキープする。
犬のエサでもいいが、自分もフライが食べたい。
連発に持ち込みたいが、隣のお二方のペースに圧倒されたまま追いつけない。
観察していると細身のジグに限らず他のタイプでもヒットさせている。
キャストの差か・・・
自分はカヤックでのイナワラ用タックルのため、PE2号・・・しかも早朝のライントラブルで糸巻量が少ないこともあり、思うようにキャスト出来ない。
でもお二方は手前でもヒットさせているし・・・打開策はあるはずだと、諦めずに観察する。
自分はランディングを考えてテトラの低い位置に立っているが、お二方は高い位置で、踏ん張りやすい角度のテトラに立ち、体全体でキャストしていた。
それに気付いて真似すると、確かにいくらか飛距離は出た。
そして難なくヒット・・・実は、結局は群れに届いていなかっただけか?
しかし、相変わらず連発は出来ない。
恐らくルアーローテーションでも差があるように思う。
キャスタビリティを考えると選べるルアーも限られてしまい、狭いバリエーションでは対応しきれないのか。
そこで、先日F氏から聞いた話を思い出す・・・同じように細身のジグに反応が良かったパターンで、フックをあるタイプに替えると良かったとか・・・自分はそのフックを持っていたため、交換すると、2,3匹だけど連発できました。
結局は5匹で終了だったけど、楽しめた。
隣のお二方は数十匹だったろうな。
タックルもルアーのレパートリーも、カヤックでのナブラ撃ちに隔たったものだったことが敗因とも考えられた。
が、ショアジギ的な不慣れなアクションを色々試せたのは収穫と思う。
捌くと胃の中からはプランクトンサイズのエサが。
甲殻類系とか、シラスではなくアジのような幅のある稚魚とか、どちらも2cm程度だった。
~10/5(日)~
前日は夜勤前に、子育て忙しく釣りを満喫できていない弟に、情報提供をしておいた。
夜勤明けにLINEを確認すると、早速の釣果報告が。
早朝からペンペン入れ食いらしい。
ヒットパターンの印象を教えてもらうと、前日と似たパターンだったようだ。
途中でイナダが混じった辺りでペンペンの反応がなくなったとのこと。
弟は港に到着したタイミングで強風に気が引けたが、テトラ際を覗くとペンペンが泳ぐ姿が見えたとか。
もう港内でも釣れてしまいそうだな。
何はともあれ、好釣に恵まれていなかった弟に、良いタイミングで情報提供出来て役に立てて良かった。

弟からの情報を、夜勤帰りのバスの中から父に横流しにする。
父が着いた頃に弟は帰り支度をしていたようだ。
父は、自分と似たクラスのタックル(PE2号?)を使うことが多いが、ペンペン情報を聞いて遠投を考えてかPE1号で開始したとのこと。
すると・・・ペンペンの群れから青物に入れ替わった海の洗礼を受ける・・・(笑)
ワカシ数匹をGETした後・・・ワラサ級にミノーを強奪され、いつものタックルに持ち直したがヒラマサと思われるビッグ級に更に2ブレイク・・・
ヒラマサと思われる魚は水中に根が見える浅場でペンシルのトップに出たらしい。
先日もヒラマサを浅い磯場でGET出来ている父が、興奮してデカいと言うのだから、本当に話題の90UPだったのだろうか。
もう祭りだな。
このタイミングでの台風が残念だ・・・
魚が離れないことを祈りながら、台風をやり過ごしましょう。

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