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Posted by naturum at

2017年05月08日

強風撤退!


★2017paddling-②①★
☆5/8(月)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63,SJC-78/150-KR_LFJ

連浮~!
今日はAn氏と。
足漕ぎを予約したらしいAn氏・・・手漕ぎ姿を見れるのは残り僅かとなるのだろうか。

昼間は風が出る予報のため早起き頑張りました。
日の出を待ち出艇しようとすると・・・
忍を車載した方が2名で沖を眺めていました。

セブンビーチのpeace氏でした。
ご無沙汰のご挨拶を。
お隣の方は先日コメント下さった“老兵”氏でした。

『僕らの艇は短いので・・・』
どうやら風を気にされて出艇可否の判断に迷っていたようでした。

出艇時は予報とは違う北寄りの風が吹いていましたが、予報だと出艇後に一時的に風が落ちて8時頃から南寄りの風が強まる予報でした。
強まる場合はオンショア方向の風のため、風で戻れなくなる方向ではないため、僕は出艇可能と判断しました。

その旨を参考までに伝えましたが『だから大丈夫!』との言い方はしないよう気を付けました。
安全は自己責任ですから、安易に出艇を無理強いして他人を危険に晒すわけにはいかないとの考えからです。
普段から一緒に漕いでいるスライダーズメンバーであれば、お互いの艇の特徴やパドリングスキルも把握できているため少し突っ込んだ言い方もしますが。
それとは違い忍のポテンシャルや、お二方(特に初対面の老兵氏)のパドリングスキルも把握デキていないわけです。
出艇可否の判断は自己責任だと考えました。
でも、同じ海に漕ぎ出す仲間として、海況予報等のイメージ共有は大事だと思い、ご挨拶させて頂いた次第です。

今後とも仲良くさせて下さい。よろしくお願い致します。



さて、まずは海水温を。
沖で測定したら12.5℃でした。
前記事で書きましたが、これまで海水温の目安として参考にしていたのは福島県HPで公表しているデータです。
そのデータがGWはお休みで、今日は久しぶりに更新されます。
帰宅後に確認したら11.9℃でした。
データが更新されないGW中は実測に頼っていましたが、思ってたより下がってました。
これは青物ナブラどころか、トローリングでのシーバスが釣れないのも(ちょっとだけ)納得です。
また明日はグリッサンドお休みかな・・・



で、釣りの方は・・・
北寄りの微風に流され沖に微速前進しながら地形変化に勝負を挑みましたが、残念ながらノーバイトが続きました。

北寄りの風向きが西や東に割れてから、予報通りの南寄りに落ち着きました。
左の頬に当たる冷たい風・・・このまま岸方向に流されながら復路の釣りとしようと考えたのも束の間・・・

海面がラフになり出しました。
風の強さとしてはまだ許容範囲内ではありますが、オンショア方向の風だと海面がラフになり、いざ撤退が必要な風が吹いたところで、ジャブジャブの海面に艇首が振られて制御不能となります。
だからオンショア方向の風こそ余裕を持った撤退判断も必要となります。
(今回で再確認させられました。)

僕より岸側に浮いていたAn氏の様子を伺うと、撤退の後姿です。
『そうだな・・・これは撤退の合図だ。』
An氏の判断に同調して僕も撤退を判断しました。

普通に漕げば15分ほどの距離・・・
だけどその間にも風は勢いを増し、とうとうウサギが跳ぶようになりました。
ジャブジャブ海面に艇首が振られないことと、細かい三角波にバランスを崩さないよう気を配りながらパドリング・・・

プロフィッシュに乗り換えてから、今回ほどの天候急変に遭遇した記憶が無いのですが・・・
(ツープラの頃は天候予測も今に比べて未熟だったから、その頃の方が天候急変にも遭遇しやすかったのかも。)
プロフィッシュの直進性は評判通りでした。
1年前まで乗っていたツープラは、もう少し艇首が振られたような覚えがあります。
艇の長さは4.3mと3.9m・・・その差40cmに加えて、浮力や形状の問題もあるように思います。
タンデム艇にソロ乗艇すると、吃水が浅くなり風の影響を受けやすいのだと思います。
それと、プロフィッシュの方が細長い形状であることも、直進性を高めているのだと思います。

さて、一時は焦りましたが、プロフィッシュのポテンシャルを感じて安堵しました。
周りに気を配る余裕がデキたために他のメンバーの同行を確認します。
An氏は出艇地まで僅かの地点まで漕ぎ進んでいる後姿が見えるため、もう心配ないでしょう。
peace氏と老兵氏も、岸寄りを漕ぎ戻る姿が見えます。
遠目にお互いの漕ぎ進むスピードを見比べていたら、沖にいたはずの僕の方が早く着くかも・・・とも感じる。
老兵氏のパドリング経験値とか、お聞きしてなかった。
カヤック経験者?それとも初心者?
挨拶した時にお聞きしておけば良かった。
こう言うのも失礼だけど、もしパドリング不慣れな方であるとしたら、このラフな海面では著しくスピードが失われるかもしれない。

万が一の場合には牽引で助け合うことも考えて、シート背面のポケットに常備しているトウイングロープの使用も想定しながらパドリングを続ける。
だけど、牽引するためにはカラビナで接続する必要があるわけで、接続作業の間にテトラに打ち付けられる危険もある。
テトラの位置と海面の変化を見つつ、接続作業をするならどのエリアか・・・等と考えながら漕ぎ進みました。

だけど、牽引までする必要はなさそうだ。
着実に出艇地方向に進んでいる。

出艇地付近まで辿り着くと、peace氏がホバリングしてる。
老兵氏の戻りを待っているのだろう。
その老兵氏も声が届きそうな距離まで戻られていて、これで全員が無事だ。
最後は『急に吹きましたね!』と、お互いの無事を喜びつつ着岸しました。
先に着岸していたAn氏は、僕らを心配して沖を眺めてくれていました。
7:20頃のことでした。
(2時間半ほどのKFでした。)


パドリングに関しては僕の方が先にカヤックデビューしていたことと、高頻度で出艇して回数を重ねることが出来てはいますが、趣味の世界・遊びの世界のことであり、お互いが大人で他人なわけですから“先輩面”をするつもりはありません。
だけど、特に地元海域でカヤックデビューする方からは、このブログが参考にして頂けているらしいことが伝わって来ることも増えて来たため、今回は天候急変に関して長々と書いてみました。

ただただ先に始めただけに過ぎないのですが、回数を重ねれば重ねるだけ、ヒヤリハットや失敗も経験するし海況予測も自然に身に付いていくものだと思います。
(もちろん時々は現場ではなく机上の勉強も必要ですが!)
そう言ったことを踏まえても、年間100漕ぎの目標は自分の中で大きな価値を持っています。
年間100回漕いだからと言って海の全てを理解できるわけではないですが、1回より10回、10回より100回・・・その“経験は財産に”なると考えています。



話は戻り・・・
4人で会話しながらの楽しい片付けとなりました。
僕は明日も出艇を考えているために、翌日の準備も兼ねた片付けの仕方になりました。
(ライン通したまま、翌日のファーストチョイスとなるルアーを選びながら)

そう言えば釣果は・・・
僕:ノーフィッシュ
P:ノーフィッシュ
A:アイナメ
老:マゾイ,アイナメ
・・・デビュー間もない老兵氏がアッパレだった!ベテラン勢3人シャキッとせねば。
ノーフィッシュの僕が言うのもアレですが。

ヌルヌルしないランディングネットを洗うことを悲しんでいる僕にpeace氏がかけて下さった言葉は
『帰って魚の処理しなくていいのも悪くないですよね。』
この言葉に気持ちの置き場を見出しました。
そうだ、今日は帰宅後が楽だ。

しばし立ち話をしてから、お疲れ様を言って解散となりました。
今日はラーメン反省会するにも、時間が早過ぎてラーメン屋が開いてない。



帰宅して車内から濡れたタオルを持ち出して洗濯機に入れて、夜明け前の艤装準備に使うヘッドライトの乾電池を交換して・・・片付け終了~!
早っ!!
どのくらい早かったかって、僕が車から降りて愛犬ガクに『また朝飯食ってねぇのか!早く食えよ!』と言い聞かせたらガクがドッグフード食べ始めて・・・ガクの食事が終わるまでの間に片付けが終わった(笑)

連浮(加えて獲物無し)て何て楽なんだ!
たまにはノーフィッシュも悪くはない。



さて、ノーフィッシュだけど台所に立ちます。
時刻は10時くらい。
昨日のヒラメが3筋残っているため、夕飯用に昆布〆にしようと思ったからです。
座布団にはほど遠いサイズだったけど・・・ホント肉厚な個体だ。
食材としては素晴らしい。

で、昆布・・・が無かった。

バァちゃんに買い物に行くことを告げると、買いたい物があるみたいで助手席に乗り込んで来ました。
スーパーの駐車場で・・・バァちゃんは足が悪いから障害者マークの枠に停めてもいいのだけど、カヤック車載した車が障害者マークて、どうなのだろう・・・汗
運良く入口付近の通常の枠が空いてたから、そちらに停めた。

買い物前にATMに向かうバァちゃん、エッチラオッチラ・・・先ほどの撤退パドリングの僕らみたいだ。
足が悪いだけでなく、体も重いのだろう。
脂の乗った刺身を食べ過ぎなのだと思います。

店内でバァちゃんが『昨日のヒラメで何か料理すんのか?最近、昆布〆やらねぇんでねぇの。昆布ねぐなったのか?買っていぎな。』
俺の買い物の目的が昆布だとは伝えてなかったけど・・・
ガソリン代と言うことで昆布はバァちゃんが払ってくれた。

買い物から帰宅して、昼食・・・
昆布〆にして残った半端な分を、刺身にして昼から呑んでしまおう。
刺身を食卓に並べていると・・・バァちゃんが『昼から刺身食われるのか?バァちゃん昼いらなくなっちまった。焼き芋食っちまった。』
そうやって食ってばっかいっから体が重くなるんよ!
でも、缶ビール1本だけだと、俺1人で刺身こんなに食べないなぁ・・・
『切っちゃったから、刺身だけ食べてよ!俺こんな食わねぇよ!』
『んだらば、頂くべ。』
そうやって食わせてばっかいっから、体が重くなるんよ!

なぜ急にバァちゃんをネタにしたのかは、自分でも謎なのですが。



最後に使用ジグを。



それでは、また明日~!

★獲物1匹ゴミ1個運動★
ノーフィッシュにつきNoゴミ拾い。
2017総数37匹44個

★肴★
昼食の刺身

『魚は寝かせた方が旨い』と言うのが僕はピンと来ないのだけど、ヒラメは翌日の方が旨いというのだけ、最近になって実感して来た。
これ、旨い。
夕飯はヒラメ刺身、昆布〆、和風カルパッチョの予定!




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2017年04月23日

漕いで良かった。そう思えた。


★2017paddling-⑰★
☆4/23(日)
☆EP.鮫川
☆ウェアリング:ドライ

3連浮~!
夜勤明けで11時半頃にEP.Oでチョビー氏と待ち合わせました。
残念ながらウサギが跳んでいる・・・
潔く鮫川に向かいました。

リバーシーバスもウェーディングでの釣果情報が入ったりで、全く可能性が無いわけではない。
だけど、難しい時期であることは間違いない。
それでも、漕ぎたいから。

漕ぎました~!!

出艇直後から強風に吹かれました。
海で出艇していたら危険を感じるレベルです。



風に流されながら広範囲にキャストを続け・・・
3時間ノーバイトでした~!!(泣)



でも、どういうわけでしょうか。
とても清々しい気持ちでした。
KFは、この気持ちを味わえるところが素晴らしい。

例えばオカッパリとか動力船だったら・・・ボウズで帰ることになったら僕なら発狂してしまう。
オカッパリか動力船は、釣果こそ全て・・・と思えてならない。
と言うか、釣果にしか楽しみを見いだせない。
そのくらい・・・このところカヤックの魅力に憑りつかれています。

3時間も漕げば、物足りなさなど感じないのです。
このアソビと出会えて本当に良かった。



そもそも相変わらず“年間100漕ぎ”の目標は掲げたままなわけです。
今日で17回目の出艇だった。
4月に急速に挽回デキたとは言え、このペースは遅い・・・
それでも可能性は十分に残っていると思えるため、挑戦は続けます。
それだけの頻度で浮いてこそ見えるものも、きっとあるだろうと思っているから。

それとは別に・・・KF1回当たりの平均釣果数を参考までにチェックしているのですが、去年は確か2.3匹/回だったかと記憶しています。
今年は、目標は大きく3.0匹/回だと考えています。
1月に10匹釣れた回の貯金が効いて2匹/回以上をキープしていたところ、一時的に2匹/回を下回り、前回で久々に2匹/回まで挽回しました。

今回で再び2匹/回を下回りました・・・
32匹/17回=1.9匹/回です。

だからナニ・・・と言う話ではありますが、自分の中でのバロメータ的に考えて、モチベーションに繋げたいと思います。



さて・・・それにしてもシーバスに焦らされています。
オカッパリの釣果情報は聞こえてきているため、確実に釣れ出してはいるのですが。
そもそもシーバスに関しては、オカッパリに対して“カヤックであることのアドバンテージ”が最も少ない魚種である気がします。
(※湾奥の某干潟のようなポイントでは、逆に最もアドバンテージを見いだせる魚種かもしれない。)
シーバスはテトラ等のストラクチャーに着くことが多いですが、地元海域の波の具合だと、ストラクチャーに近付いてタイトに撃つことが難しいのです。
そしたら、オカッパリの方が狙いやすいんじゃ?と言うわけで、毎年シーバス初物はオカッパリに先を越されている気がします。

でも、去年を思い返すと、釣りたいよなぁ。。。
なんだか、去年の開幕シリーズは釣れ過ぎでデキ過ぎでした。


ここから期待に胸を膨らませGWに突入・・・となるはずが、実は4/30に祖父が亡くなったのでした。
それで葬式等で慌ただしくGWは過ぎて、どうしても49日が過ぎるまでは殺生は控えようと考えてKFも自粛したのでした。
当時は確かに祖父の死に心を痛めつつも、心の片隅では微かに思っていた『どうしてシーズン開幕の楽しい時期に!ジィちゃん勘弁してくれよ~』などと言う言葉を冗談で仏壇に投げかけたりもしました。

でも、その当時のことを今また改めて振り返ってみて気付いたのですが・・・
そもそも開幕シリーズの2日間が釣れ過ぎたのです。
あの2日間は、もしかすると祖父からの最期のプレゼントだったのかもしれない。
と、思えるようになりました。
祖父に十分な孝行がデキたとは思ってないですが、祖父の好きな“刺身”に関しては、たくさん食べてもらうことがデキたと思っています。
孫が釣って来て捌いた刺身で、明るいうちから孫と晩酌をする・・・
僕が成人してから祖父が病気で酒を断つまでの期間は短かったため、晩酌に付き合えた回数としては少なかったのですが、確かに記憶に残っています。
その記憶が蘇る時にだけ、孝行デキたのかもな、と思うことが出来ます。

だから、やはり昨4月の好釣2日間は、祖父からの最期の“お礼”だったのだろう、そう考えることにしました。
祖父が亡き今も祖母は相変わらず僕の刺身を食べているわけですが、ここ数日とある考えが浮かぶようになりました。
祖母は今でも刺身を食べる度に『美味い』と言いながら食べてくれるわけですが、もう80歳の祖母です。
“飽きはしないのか?”
と思ってしまうことがあります。
30歳の僕でも、同じ魚種の刺身が2,3回も続けば、飽きてしまって違う調理に変えたりします。
果たして自分が80歳になった時に、今の祖母のように『美味い』と言って食べることが出来るだろうか??
とても疑問です。自信はないです。
飽きるほどに刺身を食べ続けることが出来たとすれば、それはそれで幸せなことではありますが、いつまでも変わらず素直に『美味い』と感じて食すことが出来るのも、とても幸せなことなのだろうと思います。

美味そうに刺身を食べる祖母を目にしながら、自分も年寄りになるまで刺身を“美味い”と喜べますように、と切に願う今日この頃です。笑



このような不思議な感情を味わえただけでも、今日は漕げて良かったのです。
チョビー氏とバカみたいな会話をしながらも、実はこのようなことを考えて浮いていました。

本当に有意義な日でした。







で、帰宅して・・・
父が『ソイはどうするの?』と。

実は・・・昨日のソイのことなのですが!
前記事の通りリゾットは食べました。

これ、調理途中のフライパンを確認すると・・・

ソイの頭とかアラしか使ってなかったのです。
ソイは頭で1/3くらいあるような体型だし、アラだけで十分な食材なのです。

3枚卸しにした“身”の部分は一晩寝かせておいたのです。
そのソイの身を、どう調理するか?
父はその質問をして来たわけです。
何やら父が提案して来た料理法は僕は未知のため、父にお願いしました。

するとタレを浸けながら焼いて・・・


ソイの木の芽焼き?!
庭に山椒の木があることが有り難いと感じるメニューでした。

味は・・・絶品・・・!!
旨い~!!

これは今後も要挑戦のメニューでした。
ただ、母が言うには『山椒は田植えの時期だね~』とのことで・・・まさに今だけの限定メニュー!!
これは毎年この時期だけの恒例メニューとしたい。
毎年この時期はシーズン開幕の瀬戸際で、シーバスを追い求めていることでしょう。
スズキには間違いなく合う料理法だと思う。
他にアイナメでも試したいとは思う。
とにかく毎年シーズン開幕を告げるシーバス初物は、山椒の香りを効かせて食べてみたい。



さてさて明日は・・・友人Kに会う用事があり、ついでだからオカッパリ・ランガンをしようとなりました。
久々のカヤック以外の釣りですが、釣果報告できるよう頑張ります。
おやすみなさい!!



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2017総数32匹37個

★肴★
ソイの木の芽焼き



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2017年04月06日

オープン戦初安打~チビナメだけど~


★2017paddling-⑫★
☆4/5(水)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ

4連浮~!

チョビー氏と2人でした。
日の出のタイミングで出艇できるよう時間を逆算して4:30に待ち合わせましたが、日の出も早くなったもので、もう30分くらい早くても良いのかも。

もう“開幕”の目安である10℃には紙一重でしょう。
今回も水温計を用意しました。
開幕直前のオープン戦的な連浮シリーズ・・・翌日以降は風が吹く予報のため、4連浮目の今日が最終調整となることでしょう。



艤装のセッティングが終わり、トイレに。
この出艇地はトイレがあることが嬉しい。
これからの時期は頻繁に利用させて頂くことになるから、トイレットペーパーを持参して補充しておきました。



日の出に照らされながらの出艇!


シーバス調査のためにダイビングジョーを曳いてトローリングしつつ、すり鉢ポイントに向かいました。
水深は15~17mほど。

ベイト次第で釣況が左右されるポイントだけど・・・魚探には何も映らないし、ジグには何も触らない。

大きく西に漕いで水深15~18mのソイポイントや、その奥の水深20m~の砂地への移動を考えたけど、チョビー氏の提案で浅い磯場に向かった。

水深は8~10mほど。
冬の間はスロジギロッド&100g以上のジグが主だったため、初夏に浅い水深で出番が増えるフェザーライト&60g台のジグを試すことに。

オーシャンスプーンジグ・・・懐かしい感触だ。
昨シーズンはスロージグのように1/2ピッチでの上下で主にアイナメが釣れた。
今シーズンはタダ巻き&フォールを試してみようと思う。
1月の東京湾ボートシーバスジギングで、タダ巻きで釣れたから。
シャクルよりもタダ巻きの方がスプーンのアクションが生きると思う。
そもそも浅い水深でフォール時間を稼ぐためのスプーンジグ使用で、バイトはフォールがメインだから、着底したら中層まで回収的な巻き上げをして再フォール・・・を繰り返した方が有効な気がする。

konoha62B・・・2度目の使用です。
シャクリ抵抗がとても軽い。
フォールはイレギュラーに。
逆付けとか、フックのセッティングとかで、多彩な使い方がデキそう。
今回はコノハで釣りたかったけど、残念ながらチャンスは訪れなかった。

TGベイト・・・キャスティング別注カラー!
巻き巻きでカツカツと食い込む感触がやみつきになってしまった。
昨シーズンは“TGミドキン”で、オーシャンスプーンジグと同じく主にアイナメが釣れた。

別注カラーは3色ありますが、日の出の直後とかで光量が少ない時には“3DグリーンGグローベリー”を


マダイ狙いの時には“DCグリーンGグリーンベリー”を使いたいとイメージしてます。


今回は・・・関東方面と違いマダイの乗っ込みは夏以降のため、主なターゲットはアイナメ(稀にソイ・ヒラメ)等の根魚です。
アイナメが好きそうな“MGグリーンGオレンジベリー”を使用しました。


巻き上げ速度を変化させながら探り、デッドスローに変えた途端に・・・
カツ!・・・カツカツ!・・・食い込め!(等速リーリング継続・・・)カツ~ン!
乗った~!

撮影時にロッドを固定するために取り付けたバンジーコードが、とても役に立つ。
小さいからリリースしたけど、どうにか釣れて良かった。

実は・・・今年のEP.Oでの初釣果でした。
スライダーズメンバーの中からも『ウソでしょ?!』と言われそうですが、、、本当です。
年明け以降はEP.Nでしか釣れてなかったのです。




残念ながら、この後は反応なく・・・徐々に風が強まる予報に反して、何故か風が出てこないため、6時間も漕いでしまった。
4連浮目の僕としては・・・ま~回復力があるため、連浮しても翌日には僅かしか蓄積しないのであります(自慢)




そして・・・海水温の話ですが、出艇直後は8.5℃,途中9.5℃,最終的には10.5℃を示しました。
もう開幕でしょう。
次回の出艇時に磯場のトローリングでシーバスを捕獲して・・・アイナメ・ヒラメも好釣となることでしょう。
昨シーズンのヒラメ&ソイ爆のタイミングでは11.5℃でした。

開幕直前・・・いわばオープン戦的なところで、リリースサイズとは言えEP.Oでの“初安打”が出て良かった。
※ホームランはまだで、あくまでも“単打”ですが。



それと、初夏にかけて水深~10mの浅い磯場で小さめのジグでアイナメが釣れる時期が昨シーズンはあったけど、初夏のアイナメは藻場で海タナゴやメバル等の稚魚を捕食すると聞いたことがあるから、そのパターンであれば今シーズンも同じことが起きるかもしれない。
昨シーズンはオーシャンスプーンジグ&TGベイトを交互に使えば、どちらかには反応する場合が多かった。
落ちてくるエサに反応している時と、泳ぐエサに反応している時の違いでしょうか?
今シーズンはkonoha62Bを加えた3パターンで、食旬のアイナメを求めてみたいと思います。



疲労困憊で片付け・・・
恒例のラーメン反省としました。


いつもラーメンご馳走様です!



★獲物1匹ゴミ1個運動★
今日は忘れてしまった・・・
2017総数24匹28個

★肴★

リリース



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Posted by いわき2011 at 13:58Comments(0)KF日誌エンジョイ☆カヤッキング

2017年04月04日

漕ぎたかったから


★2017paddling-⑪★
☆4/4(火)
☆EP.東京湾奥某所
☆ウェアリング:ドライ

3連浮~!!

そろそろ『脱サラしたのか?』とか言う声が聞こえて来そうだから事情を説明しますが。
実は勤続10年が過ぎて“リフレッシュ休暇”なるものが5日ほど頂けたのです。


連休を満喫すべくKF遠征も考えたのですが、検討した数か所の遠征候補地よりも地元の方が海況が良さげであったため、泊りがけの遠征は思いとどまっていたのです。

今日に限っては地元で浮けそうにない予報で、湾奥だけ穏やか予報だったため・・・
日帰り弾丸遠征を決行しました!
どうしても浮きたかったから・・・



3:30にアラームをセットして・・・
出艇は8:50でした。

そこから3時間も修行のようなノーバイト・・・
ボラとクラゲは大量に湧いてました。

今日は何をしに遥々来たのか。
そう、漕ぎたかったのだ。

・・・漕ぎますか。

広大な干潟の左奥から右端まで全力パドリングでトローリング!
右側で数投だけしたら復路も頑張る!

それでも何も起こらない。

ルアーを何個か交換しましたが、何も手がかりすら得られない。
ルアーの問題ではないと悟りランダムトゥイッチャーのクラウンカラーと心中することに決めました。

下げ潮が効き出す後半に1匹でも釣れたら・・・
潮目を探してはキャストを繰り返していたら、12時を過ぎてからようやくの!

艇脇ピックアップ直前にシーバスの姿が!
目の前でパクッと!

そして艇の脇でエラ洗い!
艇に近付くとバンジーコードとかに絡んでのフックオフとか心配なため、咄嗟にドラグを緩めて魚と距離を取ろうと試みる。
が、このシーバスは遠ざかるどころか何度も艇に体当たりして来た。

そして後方に動いたかと思うとジャンプ・・・艇の上に乗った~?!
着岸後に確認したら、ドレンプラグにウロコが付いてました。



ハラハラさせられながらも、最後は丁寧にネットランディング。

フッコサイズでした。




気持ちを切らさず続けていて良かった。

群れが入って来ているのなら連発も有り得るかと思ったけど、そうは続かない。
そのうちに何故か潮目が消えた。

だが、心配はない。
この干潟では、潮目が無い状態から再び潮目が出現したタイミングで好釣実績がある・・・ような気がする。

それを信じて再出現の潮目を探し当てることの集中する!
約30分後・・・

潮目にキャスト~!
トゥイッチ・・・ツン・・・お?!触った?!
続けてトゥイッチ・・・ツン!また触った!

デッドスローリトリーブ・・・カツン!
ヒット~!!

また同サイズでした。


以上2匹で終了でした~!
難しい日だったけど、2匹だけでも釣れて良かった。



駐車場でタバコの吸い殻4本を拾いました。

2匹で4個・・・倍にしてみました。
アウェイのフィールドにお邪魔させて頂いたわけだから、感謝の気持ちを込めてのことです。
自分で開拓して来たホームのフィールドとは違い、アウェイの場所は過去に開拓して下さった方がいたから、遠征して浮くことが出来ているわけです。
そして、仮にそこにお邪魔した余所者の身でトラブルを起こせば、そこをホームとしているカヤッカーに迷惑が掛かります。
そう言ったリスクも背負ってしまうのが遠征なわけで、自分は遠征時には現地のカヤッカーに対するリスペクトの気持ちは忘れないよう心掛けています。
仮に逆の立場で、自分のフィールドに遠征者が来て我が物顔で迷惑行為とかされたら、嫌だから。
お互い様です。その土地ごとのローカルルールを事前に確認するとか、遠征時のマナーかと思います。



片付け後は55ショップにお邪魔しました。
チャン松さまと短時間ですが、会話させて頂いて・・・
アトールkonoha62B“ピンクチャートグロー”を購入させて頂きました!

浅い根の上で使うライトジグとして60gは使い勝手が良いのです。
それで試し始めたところ、僕の好きなカラーが入荷したと聞いて、これは見逃せない。

明日は地元でチョビー氏と浮くのだけど、早速使ってみよう。

やば、ユースト始まるので、このくらいにしておきます!



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2017総数23匹28個

★肴★

リリース



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2017年04月02日

キャプテンの面目・・・


★2017paddling-⑨★
☆4/2(日)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ

こんにちは!
今日はチョビー氏&どむオ氏と3人で出艇して来ました!

前日までの予報では出艇可否の判断が難しい風でした。
そのため現地判断を約束して海に向かいました。
海での出艇が不可であれば鮫川の予定でした。

普段から、向かう途中に運転しながら工業地帯の煙突を眺め、煙の角度で風を把握するのですが・・・
今日はいつもの煙突から煙が出ていない。
何の工場かしらないけど、休みなのかな?

他の煙突を眺めると、可もなく不可もなく・・・みたいな角度でした。
やはり現地で見極めないと判断しようがない微妙な風のようだ。

現地に到着し空が白み始め・・・穏やかな海面が姿を現しました。
今日はオフショア方向の風のため、駐車場での体感はアテにならないのです。
オフショアの風だと、陸上では山に遮られ風裏となっているため、出艇前の体感で弱い風だと感じても、沖に出たら強い風が当たる・・・と言う心配があります。
そのため、明るくなって沖の海面が目視できるようになってから判断すべきと思い、日の出と同時の出艇は諦めて暗いうちからの艤装準備は避けました。

チョビー氏が到着して協議・・・
漕げるか漕げないかで言ったら、ぶっちゃけ問題なく漕げる風のようだ。
あとは、釣りやすいか否か。
安全上は問題ない程度の風でも、ジグで底を取れないようなら釣り自体が成立しない。

でもソロ出艇が続いていたところで久々の複数出艇・・・
漕げるならば、釣りは二の次で漕ぐだけ漕ぎましょうか。

準備をしていると海快晴の早朝更新分に気付きました。
どうやら・・・予報は好転している!
出艇時がピークで徐々に風は弱まる予報に変わっていた。

3人それぞれ頭の中にヒラメを思い描いて・・・
6時過ぎの出艇となりました。

3人揃って仲良く談笑しながら漕ぎ出しました。
と、チョビー氏が『魚探のバッテリーが故障中で使えないから、コバンザメさせてもらうわ!』
どむオ氏も『僕にもソイポイントを案内して下さい!』
チョビー氏&どむオ氏『キャプテンお願いします!』

臨時のゲームキャプテンに指名されてしまいました。

漕ぎ出すと太陽が顔を出し・・・準備中は極寒だったのに急に汗ばむほどに。
ネックウォーマーをハッチに仕舞います。
そして結局ネックウォーマーの出番は来なかった・・・
無駄に洗濯物を増やしてしまいました。

海面も穏やかで、出艇を迷っていたのがウソのようです。

目指すはソイポイント
水深15~18mの地形変化があるポイントです。
魚探の航跡を頼りに向かいますが・・・
この魚探は航跡プロットが古い順に消去されて上書きされて行くのですが、このところソイポイントに向かう頻度が減っていたのです。
頻繁に通っているポイントほど線が上塗りされて濃くなっているのですが、EP.Nの二子山ばかり上書きされてしまって・・・EP.Oでは昨秋に通った“すり鉢”ポイントくらいしか、航跡が目立って濃くなっている地点が見当たりません。

それで間違えて、すり鉢ポイント方面に漕ぎ出していました。
チョビー氏『前回F氏に案内された時は、ソイポイントはもっと向こうの方向だったけど??』
僕『そう??F氏間違えたのかな~?』

とか言いつつも不安になり、何度もGPSを眺めていると・・・明らかに違う。
F氏~疑ってごめんなさい!!

しかし残る航跡にソイポイントは含まれているのだろうか。
そう言えば・・・
以前big-13氏をお招きした時に、ソイポイントも案内したような気がする。
その頃の航跡なら残っていそうだ。

そして何度かポイント修正を繰り返し・・・ソイポイント発見!!
急な斜面・・・ジグ投下!
着底!根掛かり~!
・・・ナマラジグST100gをロストしてしまった・・・
チョビー氏も『俺もだ~!』タイラバをロスト・・・

※ロストはお財布にも痛いですが、地球にも優しくありません。反省しましょう。

風が止むまでは100gでは底を取り辛いと感じたため、スローナックル140g,MMジグⅡ150g逆付けとローテしていると・・・魚探に反応が!
ベイトボールではないけど、底に何か映る!
真上からジグを落として、、、重くなった!
巻き巻き・・・首を振らない。
生命感がない。
ゴミか??
・・・エビってた~!!
と、言うのが今日のハイライトでしたでしょうか。

続いてナマラジグST150gに交換すると、MMジグⅡの逆付けよりもフォールが速いことを発見しました。
MMジグⅡは細身ですが、しっかりと水平フォールしている印象です。



この頃・・・どむオ氏からLINEでアイナメの釣果報告があり若干テンションが持ち直しました。
チョビー氏と申し合わせてポイント移動を決断します。
すり鉢ポイント経由の磯場側へ行こう。
すり鉢ポイントは一時のベイト長期滞在以降は良い印象がないため、念の為のチェックをして通り過ぎるつもりでした。
が・・・これまで魚探反応が乏しかったのに、すり鉢の中だけ何かポツンと映る・・・
生命反応がある限りは、ここに賭けよう。

僕はナマラST150gを、チョビー氏はスロースクイッド120gを。

するとチョビー氏は、何やらショートバイトがあるらしい。
微妙な違和感程度のバイトが続くらしい会話をしながら続けると・・・
グニャン!!
チョビー氏のロッドが曲がった~!!

ドラグが出る・・・ソイか?!ヒラメか?!
個人的にはソイが見たいけど、ダービーエントリーのためにはヒラメが欲しいところ!
浮いて来たのは・・・結果はチョビー氏のブログを!
http://choby.naturum.ne.jp/

今日か明日くらいには更新されることでしょう。



どむオ氏は2匹目のアイナメを釣ったようで、僕もボウズ逃れがしたい・・・
『3人でブツ持ち撮りたいね!』とのチョビー氏の言葉にプレッシャーを感じる。

ここから僕もスロースクイッドに切り替えました。
まず150gを使用しましたが、サイズが違うのかノーバイト!
続いてチョビー氏と同じ120gでカラーも真似ましたが、ノーバイト!
アクションを参考にすると、チョビー氏はとてもソフトに動かしている。
ならば・・・同じジグでも、ロッドが変わればアクションも変わる!
と考えてフェザーライトにスクイッドを繋ぎ替えました。

リフトの幅は意外にも長めで、でもソフトに・・・
カツン・・・これか~!!
チョビー氏の言っていた微妙なショートバイトとやら!

チョビー氏も『頼む釣れてくれ~!』

ここでスクイッドのソフトアクションパターンで釣ることが出来れば、ポイント案内=僕,パターン的中=チョビー氏・・・との具合でチームプレーが完成する。
何度か漕ぎ戻って、すり鉢ポイントのみを執拗に流す。

が・・・
風が出てしまいタイムオーバー・・・

チームプレーは完成しなかった。
ゲッツーかと思いきや1塁だけギリギリセーフみたいな心境だった。



先に沖上がりしていた、どむオ氏の元へ着岸、10時頃だったろうか。



いや~負け惜しみではないですけれども、やっぱこう、カヤック漕いでくると爽快感とか達成感があります。
例え釣れなくとも・・・

帰りにはチョビー氏とラーメン反省会をしてから帰宅しました。

明日も頑張りま~す!



★獲物1匹ゴミ1個運動★
今日は拾いませんでした。
2017総数20匹23個

★肴★
水分(発泡酒に格下げ)のみ・・・






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Posted by いわき2011 at 15:07Comments(0)KF日誌エンジョイ☆カヤッキング

2017年03月31日

いわき×カヤック試乗会!



いわき市でのカヤックフィッシングに興味をお持ちの方!
フィッシングカヤックに試乗して下さい!

僕はバイキングカヤックの“プロフィッシュ45”と“ニモ2+1”を所持しているため、2艇で出艇してパドリング講習が可能です。
また、他のスライダーズメンバーの所持艇にはトライデント13,スキマー140,デスペラードがあります。
それらに試乗したい場合にはメンバーと調整させて頂きます。
※希望者の方・・・連絡方法は文末に載せます。


なぜ急にこのような宣伝をするに至ったか・・・
このところ地元でカヤックデビューされる方が増えています。
元々は個人的には、カヤック人口は増えない方が望ましいと考えています。
人口が増えるほどトラブルも増え、開拓して来たエントリーポイントからの出艇禁止を突き付けられる可能性が高まるからです。
そのために、積極的な勧誘は控えて来ました。

ところが、去年くらいから急にカヤック人口が増えて来て・・・
大事にならない範囲での小さなトラブル未遂的な事象が発生するようになりました。

それならば、どうせカヤック人口が増えるならば、是非とも安全にデビューして欲しいと考えたことが、この記事を書いている理由です。
右も左もわからないまま単独で始めるよりも、経験者の指導を受けてデビューした方が安全であることは明白です。
ただでさえ福島県はカヤックを遠方から購入する必要があり、講習会も受けずに通販で済ませてしまう場合が多いことも、心配している点です。

僕も1艇目は通販で購入しましたが、事前にカヤックスクールで2回ほどですが、受講しました。
その上でインストラクターに福島県いわき市でカヤックフィッシングを始めたい旨を伝え、可能かどうかの判断を仰ぎ、アドバイスを受けました。
今でこそカヤックが珍しくなくなりつつある地元の海ですが、当時は物珍しい乗り物でした。
そもそも内湾ではなく外洋に面している海域で、風も強くあたる地域であるため、いわき市でカヤックを漕ぐこと自体が破天荒なことだとすら考えていました。
カヤックの選択に関しても、スクールの校長に電話で相談させて頂いて購入しました。

それから、安全意識も高く持ち、スクールで受講した以外にも自習は継続しました。
本・雑誌も読みましたが、WEB上にも参考に出来る情報を見つけることが出来ます。

http://kayak-fishing.info/
こちらのサイトでは、安全装備や風の話,海でのカヤックの選択に至るまで、基本的な内容が紹介されています。

ただ、頭では理解しても、パドリングスキルだけは、実践あるのみです。
理想はスクールで直接指導を受けることですが、それが叶わない場合には、こちらに連絡頂ければと思います。
是非ともよろしくお願い致します。



最後に、このブログを通じてマナー啓蒙を呼び掛けている理由を書かせて頂きます。
一言で言えば“ホームのエントリーポイントでカヤックフィッシングを末永く楽しむため”です。
結局は自分のためです。
でも、そのために他のカヤッカーにもマナーを呼び掛ける必要があるのです。

“カヤック出艇禁止”を突き付けられれば、即“アソビ場”を失うことになる。
その懸念と常に隣り合わせにあるのが、カヤックフィッシングだからです。

KF人口が多い関東方面では、一部のマナー違反者の影響で“閉鎖”されてしまったメジャーエントリーポイントが数多くあると聞いています。
福島県や他の東北5県も同じかと思いますが、カヤックフィッシングの発展段階を考えれば、関東エリアの背中を追っている立場だと思います。
関東エリアのKFアングラーと同じ過ちを真似してしまえば、同じ結果を招くことは容易に想像できます。
逆に言えば、過去の事例から学んで対応していれば、違った結果を導くことが出来るのです。
更には、マナーが浸透している模範的なエントリーポイントも存在するわけです。
それらのエリアには、マナー啓蒙に真剣に取り組んで来た先駆者がいると思うのです。
その分厚い過去から、学んで、自分のアソビ場を守り続けたいと考えています。

特に地元のエントリーポイントの特性として・・・
積極的には書きたくないのですが、漁港のスロープを使わせて頂いています。
これは、外洋に面している海域と言う特性から、砂浜からの出艇が難しいためです。
漁港のスロープは漁師さんが使うものです。
そして漁港からの出艇は漁船の往来の妨げになる懸念もあります。
だから、本来は他の地域では漁港からの出艇はご法度な場合も多いと思います。
カヤックは砂浜から出艇するのが一般的なのです。
積極的に書きたくないとする理由は『漁港から出艇してもいいんだ!』と勘違いが広まってしまうことを恐れてのことです。

当初は、とても恐縮な気持ちでスロープ利用を始めました。
漁師さんと積極的にコミュニケーションを取るよう心掛けて来ました。
漁師さんの持ち物であるスロープですから、漁師さんに迷惑を掛けてしまえば利用を禁止されてしまうかもしれないのです。
漁師さんに挨拶すること。
挨拶がないと会話に発展しませんが、挨拶すると、些細な注意事項とか、親切に教えて下さる方が多いです。

そして、漁師さんへの感謝の気持ちも込めて続けているのが、今や幸いにして多くのKFアングラーに賛同頂いている【獲物1匹ゴミ1個運動】です。
いつか、カヤッカーが利用する海にはゴミが無いと言われたい。
そして、カヤッカーは他のマリンスポーツに比べてマナーが徹底されていると言われたい。

そうして、末永く安心してアソビ続けられたら、幸せだと思います。

【試乗を希望される方】
buildvital@yahoo.co.jp
まで連絡下さい。
その上で、このブログのどの記事でも結構ですのでコメントをお願い致します。
上記Yahoo!アカウントは常時使用しているものではないため、メールのみでは気付くことがデキません。
ブログに『メール送りました』とコメント頂ければ、スマホに自動通知される設定のために気付くことがデキます。

画面右の“オーナーへメッセージ”からお願い致します。
※スマホ画面で“オーナーへメッセージ”が表示されない方は、PC画面で開き直してみて下さい。
よろしくお願い致します!



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Posted by いわき2011 at 19:26Comments(2)思うことエンジョイ☆カヤッキング

2017年03月09日

セブンビーチとの連携



こんにちは。
今回は釣果情報ではない話題です。

件名の通りの“セブンビーチ”とは、地元いわき市のカヌー&カヤック愛好家が集った団体です。
このところkayak55.comにもリンクされているため、ご存知の方も増えたかと思います。
実は、以前は僕も加盟していた(と言うか代表格な形でメンバー紹介のトップに載せて頂いていた・・・)のですが、事情があり脱退させて頂いた過去があります。
理由は現代表の方と仲違いをしたためです。
仲違いの原因等は個人間の問題のため、この場では伏せさせて頂きます。
が、そのことが原因で、僕が所属しているKFチーム“SLIDERS”とセブンビーチが疎遠になってしまったことは、申し訳なく思っております。

それからはセブンビーチとスライダーズ・・・同じ海域に2つの“疎遠な”チームが存在することが続いています。
このことは、ホーム海域で末永く安全にカヤックを楽しむ目的に対しては、望ましくないことです。
ツーリング等パドリングをメインに楽しむセブンビーチと、カヤックフィッシングに特化している我々スライダーズ・・・
海を楽しむ気持ちは同じわけですから、密な関係を築くことが理想です。

そう自分に言い聞かせて来た日々でしたが・・・
この度スライダーズのメンバーから連絡がありました。
セブンビーチの代表者から情報共有の連絡があったそうです。
同じ海域で漕ぐ仲間として情報協力は大切なことで、素直にありがたいと感じました。
この場をお借りして、感謝申し上げます。

内容は、港湾関係者から2点の連絡があったとのことでした。
①いわきサンマリーナからの出艇禁止!
普段は出艇地の明記はしないのですが、出艇禁止の場所に関しては公に宣伝するべきと考え、この場に明記させて頂きます。
小名浜港の西?端に位置するマリーナで、過去にはカヤックを楽しめた場所だったようです。
震災後は駐車場の修復が進まず、長らく出艇不可でした。
去年くらいから駐車場が利用可能となり、僅かながら出艇地として利用するカヤッカーが出ていたようです。
僕が把握している限りでは、スライダーズメンバーでは1名が1度だけ出艇していて、その際には年長のカヤッカーとお会いしたそうです。
出艇禁止の経緯は把握できていないのですが、トラブル情報がないため恐らく元々出艇地としての利用が認められていない場所だったのかと思われます。

②EP.Nからの出艇に対する注意
Nの沖で浮いているアングラーに対して、天候不順の日に沖に出ている目撃情報があり、注意して欲しいとのこと。
これは、正直に我々スライダーズを指している可能性もあり、そうだとすればご心配おかけしていたことを素直に反省すべきと考えます。
僕らは自分なりに海況を把握して出艇可否の判断をしていますが、そもそもカヤッカー目線の判断基準と、船の方々の視点は違うのだろうと考えます。
あくまでも大切なことは、自分の責任で安全か否か判断することですが、例え“大丈夫”だとしても船の方々にご心配をおかけする状況は好ましくないのです。
そのことを再確認して、今後も慣れ親しんだホーム出艇地“N”を大切にして楽しみたいと考えます。

また、他に心配事も見えて来ています。
実は出艇地Nでも、我々スライダーズ以外のカヤッカーを目にすることがあります。
それも・・・沖まで漕ぐには適さない形状の艇で、フラッグも立てていない方も見受けられます。
フラッグに関しては、そもそも釣りをする場合にのみ求められているかもしれません。
ツーリング等で漕ぐことのみのカヤッカーは、フラッグを付けないことが多いと思います。
それが釣りの場合は、手元に目線を落として周りに注意が向けられない状況が多いため、他の船に見つけてもらう必要性から、フラッグの使用が常識的になりました。


失礼ながら、スライダーズ以外のカヤッカーを見かけると勝手に“セブンビーチのメンバー”だと思い込んでいました。
ところが、セブンビーチメンバーでEP.Nから出艇している方はいらっしゃらないとの話を頂きました。
双方で“???”となる状況です。

つまり・・・どちらのチームにも属さないカヤッカーが現れていることになります。
この一匹狼なカヤッカーが例えば問題行動を起こすと・・・お互いに
セブンビーチ『スライダーズのヤツだろ?』
スライダーズ『セブンビーチの人じゃん?』
と、勘違いで双方がいがみ合う原因ともなります。

また、一匹狼のカヤッカーは自分が所属し続けたいコミュニティーが無い=失うモノは何もないため、仲間に対する責任感もないことから、軽率な行動を取りがち・・・とチャン松氏から以前聞かされたことがありました。
確かにその通りと思います。

これらを踏まえると、セブンビーチとスライダーズは、どうしても良好な関係を保つことが有益だと思えます。
メンバー構成も含め、情報共有がデキることが理想です。

個人対個人のトラブルで関係を悪化させてしまったことには大いに反省しています。
これから時間もかかるかもしれないですが、お互いに歩み寄れれば良いな、そう改めて考え直す良い機会だと思いました。



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Posted by いわき2011 at 13:07Comments(2)思うことエンジョイ☆カヤッキング

2017年02月02日

2016動画集!



※1/30(月)の夜に書き始めています。

前記事の“二子峠”の“崖”動画を編集していたら、撮り溜めていた動画原稿を放置していたことを思い出しました。
youtubeにアップロードまでは済ませていたものばかりですが、編集&公開に至ってなかったのです。

それらをまとめて!一挙公開!
※撮影時の過去記事を参考までに添付します。

※※※※※※※※※※※※

全記事に対するコメントとして、津波被害のあった海域で海底を撮影することに否定的な意見を受けました。
ごもっともな意見だと思います。
しかし、結論としては水中撮影は続けさせて頂きます。
改めてお断りさせて頂きますが、津波の被災者や遺族に対して配慮が欠けていると感じさせてしまったとすれば、その点はお詫び致します。
決して、津波被害を忘れたわけではないことは確かです。
震災直後から、津波被害の爪痕が残る“海で遊ぶ”ことに関しては葛藤もあった中で、自分なりに“今まで通りに遊ぶことが復興”だと結論を出した結果が、今の自分の姿であり、このブログです。
ブログ及びyoutubeは不特定多数の方の目につくわけで、万人受けすることが難しいことは理解しています。
この記事・動画を観て気分を害する方も確かにいるのだと思います。
が、反対に、いわきの海の元気な姿を観て喜んで下さる方も確かにいることを信じています。
海底撮影など観たくもない方もいれば、観たい人もいるわけです。
その意味で“海はみんなのもの”ですから、この広い海で何をして遊ぶのかには、限られたルールの中ではあっても確かな“自由度”はあるはずです。

これまでのスタイルで投稿を続けさせて頂きます。
いくらかでも、万人受けするよう努力する義務はあるかと思いますが、至らない部分はお許し下さい。
そして、津波被災者のご冥福をお祈りする気持ちが僕にもあること、あの日の痛みを感じながら海で遊ぶことを続けて来たこと、それだけは言わせて頂きたい。

※※※※※※※※※※※※





















































2016/07/02
前日プラ☆

















2016/11/07
パドル大破







































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2017年01月12日

2017初漕ぎ



こんばんは!
タイトルの通り新年“初漕ぎ”を無事に成し遂げました!

と、言うほど大げさなことでもないのですが、このところ海況にも恵まれず焦らされました。
過去2年は偶々冬に合わせてカレンダー勤務だったため、土日だけの休日であれば海況が悪ければ他の用事を済ますことで時間は潰せていたのです。
が、この冬は久しぶりに交替勤務で冬を過ごすことになりました。
2交替で12時間勤務のため休日が多くなるのですが、海況に恵まれない連休は時間を持て余してしまう。

元々昔から、時間を無駄にすることが受け入れられない性分だけど、昔(23~26才の頃)は交替勤務での冬はどう過ごしていたのだろう・・・

と言うわけで本題(初漕ぎ)に入る前に思い出してみました。
題して“みちのく冬の過ごし方”・・・俺流(笑)
※カヤックフィッシングとは掛け離れた話題が続きます。興味の無い方は後半からお読み下さい。

①サッカー
元々は野球少年だったためサッカーは上手ではないのですが、18歳で草サッカーを始めてからは週1,2回の練習は夢中でした。
冬の間もナイター練習・・・汗で濡れた髪の毛が凍る体験が出来ます(笑)
本気でウォーミングアップしないと、筋肉系の怪我を簡単に発症します。
怪我をしたくないから、強制的に体を温めるために、唐辛子・ショウガ・ニンニクを混ぜた不思議な飲み物を飲みながら練習場に向かったりしました。
思い返すと、何故そのような発想に至ったかは謎です(笑)

僕は丈夫で頑丈な体に育ったと自負しているところがあり、実際に試合中の激しい接触プレーでも怪我をしたことは無いのですが、冬の練習中には良く体の節々を痛めたものです。
それで“休む我慢”が受け入れられない自分は、走れる限りは練習を続けたものです。

そういえばチームメイトに小学校からの同級生がいたのですが、ある時、僕が足を痛めた翌週の練習で・・・
『病院行ったのか?あ゛?行ってねぇだと?!なんで行かねぇんだよ!それで無理して練習して、また悪化させて試合までに治らなかったらどうすんだよ?!お前だけの足じゃねぇんだよ!!俺、お前の分まで走るのイヤだかんね!(※今では信じられないが、当時の僕はスタミナだけはあった。技術が半人前だから、2人分の距離を走るのが僕の仕事だと言われていた笑)』

と、彼に本気で怒られたことがある。
彼は短気で血の気が多く、試合中にも夜の街でも、喧嘩スイッチが入った彼を僕が制止したことは1度や2度ではないのだけど、この時のように僕のために怒ってくれたことは、この時が初めてだった。

サッカーを辞めた今では年に1度くらい連絡を取ればいい方だけど、もし今でも彼との付き合いが続いていたら、例えばドクターストップを無視してフルマラソンを走り、膝を再起不能にしたアノ冬の僕を、彼は止めてくれたのだろうか。
※でも膝を壊してなければ今でも野球・サッカーを継続してカヤックには熱中してなかったかも。

この膝のことを思い出して、いい加減に大人なんだから、無茶はしないよう我慢も覚えないと・・・と考えて、先月は手首の快方を待ちながら漕ぐことを少しだけど我慢できました。

話が脱線し過ぎました・・・

②スノボ
23歳の冬からスノボを始めたように記憶していますが、そこから3,4年は、毎週のようにスキー場に通いました。
1人でも、郡山に用事があればボードを積んで出掛け、用事を済ませてからナイターで滑ったり・・・
連休ともなれば後輩たちを巻き込んで、土曜の朝からスノボ、その夜は郡山駅前に泊まって深酒、日曜は二日酔いで滑ったり・・・
郡山での店は“小太郎”が恒例でした。
毎年スノーシーズンになると毎週のように深酒しに訪れる若者たち・・・
しゃぶしゃぶ美味しかったなぁ~

そんなこんなで、1人でも大勢でも、とにかくスノボだった。

震災を前後して住まいは富岡町から実家いわき市に移りましたが、スキー場がある磐梯山までは変わらず2時間ほど?です。
海にも雪山にも日帰り出来る、いわき市サイコー!と、実感できる部分です。

そのスノボ・・・過去2シーズンは、実はシーズン終盤に1,2度ほど行くに止まっていました。
カヤックに熱中したこともあるかとは思います。
スノボから遠ざかってから、後輩たちが小太郎に訪れた時に『あのガタイのいいセンパイは来ないんですか?』と言われたそうで、覚えてくれていたことが嬉しくなり、また行かなきゃな、と思ったりも。

この冬・・・30歳の誕生日を迎えるこの冬に、いま行かなかったら、もう行かなくなるのかも。
それも寂しいな・・・

で、休日が多い交替勤務で過ごす久しぶりの、この冬、、、シーズン券、買っちゃいました~!

“福島5”なる、このシーズン券は、福島県内の5か所のスキー場で使用できて、それが11月末までに購入すれば¥29,800!!
これは元を取れるでしょ!
5か所のうち3か所は、思い入れのある沼尻、雪質が良い穴場的な箕輪、ナイターで利用する猪苗代!
こりゃ買いだな、と判断して11月末に早々と購入・・・結果としては、年末までの想定外の雪不足に苛立つ(汗)

それでも、年末年始で2度ほど行けました。
体力低下は否めないものの・・・冷たい空気の中で汗ばむ感覚は、やっぱ心地よい!




③管釣り
管理釣り場、エリアトラウト。
僕の場合はフライで、それも時期も冬に限定です。
原発直後の、海から遠ざかっていた時期だけは夏も通いましたが。
釣ることも楽しいですが、今では食材確保が目的になりつつあります。
林養魚場のトラウトは美味しいから、白河FSが大好きです。

真冬の雪が舞う季節になると、大型トラウトがベタ底に密集するようで、その時期にベタ底までフライを沈める術を駆使すれば、実は大型だけ選んだように釣ることが出来る・・・の理屈を、ある時に某エリアのオーナーに手ほどき頂きまして、それからは美味しい想いをさせて頂いております(笑)

その獲物で燻製を覚えてから、更に楽しくなりました。
燻製には“干す”工程があるため、空気が乾燥する冬に向いているわけで・・・自然の仕組みは、うまくできたものです。

でも、管釣りは今のところは、一冬に1回でいいかな・・・と思うところです。
父が行きたいようなので、来月あたりに行こうかな。



さて・・・そろそろ本題に。

★2017paddling-1★
☆1/12(木)
実は夜勤明けだった前日にもカヤック車載して海まで来てみたのですが・・・浮けたとしても釣りが出来る状況ではなかったため我慢しました。
これまで新年初漕ぎにはアイナメを釣ることが叶っていたので、今年の初漕ぎもそうしたい。

そうして海快晴と睨めっこし・・・
日の出前のEP“N”に向かいました。
風に弱いNは、冬の間は出艇場所の候補にすら挙がらないのが常ですが、Nからの出艇を画策したのには理由がありました。

前日まで海は荒れていました。
海は濁ったことでしょう。
湾内に位置するEP“O”に比べて、外洋に面したNの方が濁りからの回復も早いようで、実は荒れた直後はNの方が釣況の回復も早い・・・と言うことに、このところ実績から気付いたのです。

それで、出来ることなら、このタイミングはNから出たい。
そう考えてのNでしたが、港で車から降りると、顔に吹き付ける冷たい風・・・潔くOに移動しました(笑)



Oに着いたのは6:00

日の出の時刻は迫っていますが、新年初漕ぎの儀式として“お清め”はやりたい。
新パドルのスウィングスター・エンペラーも、初使用である。




そうして日の出と同時の6:50出艇

予想通りの濁り・・・

実は今日はイレギュラーに昼から出勤のため、許された時間は2時間!

短時間だから1タックルにしました。
選択したのはフェザーライト!
選択理由は・・・
フェザーライト=FeatherLight=羽のように軽い
⇒羽⇒鳥⇒酉年

初漕ぎに相応しいじゃん!(笑)

いや、まぁ・・・バサロでアイナメ釣りたかっただけです(笑)
バサロを主体に水深7m~17mまで頑張りましたが、、、ノーバイト~!

着岸すると漁師さんが『釣れたげ?ダメだったのが?荒れだがんなぁ・・・潮が入れ替わんねぇどダメがなぁ・・・』
と・・・僕が懸念材料としていた点は、漁師さんも同じ考えだった、間違ってなかったのかな。

悔しいけど、こんなもんだ。
久し振りのパドリングで手首は快調だったし、新パドルは軽くて快適だったし、冷たい空気は心地よかった。

次回は仕留めます!おやすみなさい。



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2016年12月28日

2016年を総括!



PN:いわき2011こと・・・Uです!
今年もお世話になりました。
年末恒例の総括記事です!

(昨年に引き続き)年間“100漕ぎ”を目標に掲げました。
漕ぐことも・釣ることも・・・年間を通じて、そして回数を重ねれば、ヘタクソなりにも何か見えて来るモノ・得られるモノがあるだろうとの考えからです。

結果としては・・・※()内はEP=エントリーポイント
1月:5漕ぎ(O×5)
2月:4漕ぎ(三番瀬×3,鮫川×1)
3月:4漕ぎ(鮫川×1,O×1,三番瀬×2)
4月:6漕ぎ(O×3,三番瀬×1,鮫川×1,バス×1)
5月:4漕ぎ(O×2,N×2)
6月:8漕ぎ(O×5,N×1,鮫川×2)
7月:9漕ぎ(O×6,鮫川×1,N×2)
8月:5漕ぎ(N×2,鮫川×3)
9月:7漕ぎ(O×2,N×2,逗子,東伊豆?,夏井川×1)
10月:12漕ぎ(O×6,鮫川×2,N×4)
11月:8漕ぎ(O×5,三番瀬×3)
12月:1漕ぎ(聖地・富津)

合計:73漕ぎ・・・

言い訳を並べると・・・
2月~8月を日勤勤務で過ごしたために出艇機会が土日のみに限られていたこと、4月末に祖父が亡くなり数週間は出艇を自粛したこと、大雨の影響で鮫川ですら出艇できない日が去年と違い多かったこと、交替勤務に復帰した後半はペースが上がったが手首を痛めてしまったこと。
これらを考えると、来年こそは100漕ぎ達成の可能性があるのでは・・・頑張ります!

EPごとに集計してみると・・・
O・・・35回
N・・・13回
鮫川&夏井川・・・12回
三番瀬・・・9回
その他・・・4回

続いて釣果ですが、単純に数で分析してみます。
泳がせ釣りのエサのために釣ったイワシとか、カヤックハゼでの釣果は除きます。
※()内は匹/回数での平均値
1月:8匹(1.60)
2月:9匹(2.25)
3月:3匹(0.75)
4月:10匹(1.67)
5月:11匹(2.75)
6月:27匹(3.38)
7月:20匹(2.22)
8月:11匹(2.20)
9月:0※東伊豆?遠征時にアジ・ソウダ等が釣れたけど、普段と違うスタイルの釣り方だったため除きます。
10月:52匹(4.73)※カヤックハゼの1回は除いて計算しました。
11月:19匹(2.38)
12月:2匹(2.00)

合計:172匹(2.39)・・・釣況は浮き沈み激しい印象がありましたが、振り返ってみれば楽しめた年でした。


ここからは記事をランキングに・・・
まずはブログPV総計順でベスト3を!

第3位:総計512PV








30万キロを走破した無敵の相棒デリカを売却した話題です。
デリカが遺してくれた金額で新艇Profish45を購入しました。
そのため新艇の愛称は“デリカ丸”なのです。









第2位:総計514PV








新艇プロフィッシュの納艇&進水式の話題です。









第1位:総計545PV
2016/08/03
水面爆発!








ナブラ撃ち・・・この釣りがしたくてカヤックを購入したのです。
そしてデビューシーズンの2013年は“S海岸”から出艇して、この釣りに魅せられていました。
原発事故の影響で漁をしないから魚が増えたのか、震災直後は特に鳥山の楽園でした。
でも鳥山に限って言えば、年々大人しくなってしまっているように感じます。
それでも、ヒラメが大きかったり、ヒラマサが釣れたり、期間限定ですがペンペン・ソウダ・メジが釣れたりと、地元海域のスケールの大きさは魅力的ですが!
それと、この記事の回では今シーズン出番が少なかったサスケ剛力が登場していますが・・・
今シーズン開幕から主力ミノーはダイビングジョーでした。
主にトローリングで使用していて、ナブラを見つけたらルアー交換せずにダイビングジョーをキャストすることが多かったシーズンでした。
でも、この回はサスケ剛力120の方が圧倒的に反応を得られたように、ナブラ撃ちではダイビングジョーは潜り過ぎるのかも?と感じています。
来春は、トローリングはダイビングジョーを継続使用するとして、ナブラ撃ちには剛力120を使用するようなイメージでいます。
剛力130の方がストック多いのですが、ルアーケースへの収納のしやすさで120が便利に感じてしまいました。









以上はPV総計ですから、読者様からの評価です。
評価とは言え、記事にアクセスした段階でPVはカウントされるのでしょうから、読んだ結果の評価ではなく・・・タイトルの評価?(笑)

続きまして・・・
今シーズンの“爆”釣行ベスト5~!!

第5位:4/24(日)







海水温10℃の開幕と同時に好釣!そしてバーチカルに目覚めたシーズンとなりました。




第4位:7/3(日)










遠征のホエール氏を迎えて、伝説の1日が・・・!!




第3位:10/22(土)










カヤックからカジキを釣った伝説のアングラーである石垣島のS氏が、カジキを釣った時のジグ・・・スライドアクターが入魂と同時にフィーバーに!!




第2位:10/25(火)
2016/10/26
二刀流










泳がせ釣りやTGベイトスリムも交えながら、スライドアクターの爆走は止まらない!!




第1位:10/28(金)










スライドアクターの爆走が失速したけど・・・TGベイトスリムと、ナマラジグで“爆”継続~!!









番外編・・・カヤックシーバス編










カヤックシーバスは本当に楽しい!




番外編・・・アクシデント編
2016/11/07
パドル大破










相棒が・・・




番外編・・・スランプ脱出編
2016/10/06
鬱










スランプ脱出のキッカケを得られた“すり鉢ポイント”を伝授してくれたチョビー氏に感謝する!
それと、どむオ氏が加わりスライダーズ5名に!




こうして振り返り、言葉で総括するのは難しいですが、過去記事を挿入することで充実感だけは思い返すことが出来ました。

新年も“獲物1匹ゴミ1個運動”と“常磐もの”をよろしくお願い致します!




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2016年11月07日

パドル大破



こんばんは!
ここ数回の出艇報告!

☆11/1(火)エントリーポイント“O”
この日は日勤で座学の研修を受ける予定でしたが、履歴を確認したら既に受講済みの項目でしたので・・・有給!
日の出からの出艇を目標に早朝ドライブ!
途中で、後方から物音がしました。
トランク内の荷崩れと考えて運転継続し、出艇地近くのコンビニに着いてトランク内を確認・・・荷崩れ無し?
ふと屋根を見ると・・・スキー板アタッチメントで固定していた愛用パドルが・・・無い~?!
先ほどの物音はパドルが外れた音だったのか!!

※このアタッチメントは、他のカヤッカーもパドル車載に利用しているもので、本来は使用に問題があるものではないと思います。
今回はスピードの出し過ぎが原因ではないかと反省しています。
前側のゴムが外れてパドルが起き上がったためか、後側のゴムが切れていました。

ここで急いで引き返しました。
パドルを路面に放置したことで事故が起きる可能性を心配しました。
来た道を、反対車線を注視しながら引き返します。
事故の形跡は無し・・・!
自宅近くまで戻ってから、次はパドルを落とした側の車線を走り、出艇地方向に走ります。
路面にパドル無し・・・!

落下物に気付いた後続ドライバーが路肩に避けてくれたのでしょうか。

この日は予備のバタフライパドルで漕ぎました。
ノーバイト・・・



帰りにも、パドルを落とした道のりを往復して探しましたが、見当たりませんでした。
警察署に遺失物届けをして、この日は帰りました。

翌日に、知人からの知恵で国土交通省の平(平=地元の地名)維持出張所に問い合わせました。
結果は・・・回収されていました。
残念ながら後続車に轢かれて大破しているようですが、思い入れのあるパドルのため、受け取りに伺うことを伝えました。
雑ながらもステッカーチューンされた自分仕様のパドルでした。
悲しいことではありますが、所在が分からないままの状態に比べれば、格段に気持ちは晴れました。



水曜は仕事で、木曜から4連休でした。



☆11/3(木)エントリーポイント“O”
どむオ氏と約束して早朝のスロープで立ち話・・・強風のため真横に向く煙突の煙を眺めながら・・・出艇NGを判断しました。
鮫川と夏井川でハゼ釣りしましたが、またもやマルタ大漁でした。
帰宅して久しぶりに艤装しました。
レイルブレイザの収納ポットを新設しました。
これでルアーその他の小物が整理できて、ストレス無く漕いで釣りが出来ます。



☆11/4(金)エントリーポイント“O”
この日は、前日までの予報では海は厳しいようで・・・某ダムでカヤックバスの約束をしました。
相方はAn氏でした。
普段はバス釣りはやらないのですが・・・kayak55バスダービーの一発逆転という淡い期待を持ちつつ暗いうちにダムに到着すると・・・スロープが工事中ではないですか~?!
仕方ない。
しかし早起きして、このまま帰るのも・・・
ダメ元で海を見に行きました。
ポイント“O”に到着すると、まさかの凪でした。

ダム経由・・・無駄な寄り道でした。
準備して出艇~!
ノーフィッシュ~!
An氏はイナダを釣ったようですが。
それから、遅れて浮いていたpeace氏はシーバスを持ち帰って来ていました。
僕の収穫は、前日の艤装に満足したこと。のみ。

帰りに、国土交通省の平維持出張所でパドルを受け取りました。
シャフトが3分割・・・

しかしながらブレード部分は傷・ヒビこそ入っているものの、形は残っていました。
これは思い出として、オブジェにする予定です。

☆11/5(土)エントリーポイント“O”
初めましての“big-13”氏を迎えて、どむオ氏との3人での出艇でした。
big-13氏は栃木県の方で、このブログにコメントを下さったことで同行が決まりました。

客人には“おもてなし”の心を持ってガイド差し上げたい質の自分・・・
前日までの状況を整理します。
どうも沖にベイト反応が無いのが続いていました。
サーフのウェーディングではヒラメ・シーバスが絶好調です。
今回は、出艇場所から岸沿いに西へ漕ぎ出すことに決めました。

緩やかな砂地であるため、地形変化好きな僕としては普段は足が向かない方面ですが、ヒラメハンターどむオ氏は頻繁に漕ぎ入っているエリアです。

はたしてコンディションは・・・
ピコピコピコピコ・・・!
ベイト反応が広がっている!
これは頂いた!
水深10m以内で続けますが、魚探反応が続く割にはバイトが無い。
ベイトを知るためにジグサビキも投入したけど、ベイトも釣れない。
サビキにも食いつかないシラスサイズだろうか・・・?

見切りを付けて、沖に向かうことに。
big-13氏も誘って通称“クロソイポイント”を目指して漕ぎ進みながら、どむオ氏のシャクリ姿を眺めます。
先に沖に移動したと思ってたけど、どむオ氏は水深16mラインで腰を据えていたのです。
すると・・・ロッドが弧を描く!

big-13氏に『見に行ってみましょう!』と叫んで、進路を右側に変えます。
どむオ氏がランディングしたのは、ワラサでした。お見事!

3人で会話しながらジグを。
それぞれにバイトがあり、ロングジグに反応がイイことを情報交換します。

どむオ氏と僕は、それぞれワカシを。
big-13氏は残念ながらバラシてしまいました。

その後はエリアを変えつつ続けますが、結局は元のヒットエリアで僕がワカシを追加して、終わりでした。
客人をノーフィッシュで帰してしまう申し訳なさ・・・僕のプライドは反省の念に圧し潰されそうでした。

ワカシの胃から出て来たベイトは、6~7cmほど?のカタクチイワシでした。
ちなみにベイト反応にフィッシングカメラを落としましたが、ベイトは映りませんでした。
けど、クロダイが映り込んでいました!



☆11/6(日)三番瀬
kayak55主催のBBQに参加するため、東京湾奥に遠征して来ました!
当日はBBQが11時からのため、早朝KFが可能です。
そのため前日の20時だか21時だかに現地入りし、路駐で車中泊です。
同じように考えるメンバーがいることを期待しましたが、到着するとカヤック車載の車は皆無・・・
それもそうです、翌日の予報は出艇不可を匂わせるバッドコンディション・・・
おひとり様で車内ビール・・・
An氏から到着が遅くなる連絡を受け、疲れていたこともありウトウト・・・
しかし、車内に虫がいる。
プ~ン~我慢ならず、コンビニで殺虫剤を購入して車内に噴霧!
※結局は顔と手の甲を波状攻撃されてました。

その後はAn氏とパグラー氏と合流しました!
3人でビール立ち話・・・翌日は出艇不可も有り得るためビールが進みますが、僅かな望みを持って日付が変わった頃に就寝・・・
普段は車中泊は好きではないのですが、寝袋が暖かく意外にも快適でした!
※これをキッカケに車中泊遠征が増えるかも。

翌朝・・・4:30に目覚めてコンビニに向おうと歩道を歩くと・・・何故かホエール氏が!
パグラー氏からの情報では、ホエール氏は5時起きで来られるような話でしたが、既に到着しているとは、、、7月の福島遠征から続いて、この方に“寝坊常習犯”のレッテルを貼るのは失礼なことであると、考えを改めました。

この時点で駐車場で感じる風は、微風でした。
予報を再確認すると、後々どこかのタイミングで強風となることでしょう。
更には風向きが北風の予報のため、沖からの退避時には向かい風となります。
沖に出るならば、エスケープの判断を誤らないよう注意が必要です。
そもそも沖を諦めて、プール内にしようか・・・
悩みましたが、短時間勝負の覚悟を決めて、沖に漕ぎ出しました。

ホエール氏やパグラー氏は、開始からプール内に入ったようでした。

浅い水深で釣れるならば、手前で腰を据えたいと考え、水深1.5mからキャストを開始しました。
スターターはランダムトゥイッチャーのシャイナーカラーです。
次にクラウンカラーにチェンジすると・・・ショートバイト!

水深1.8mまでのエリアでのことです。

An氏が近づいて来て、会話しながらキャストを続けていると・・・
ヒット~!
そしてエラ洗い!
顔!顔!エラ洗いで水面に出たシーバスの顔!・・・デカいがな~!!
・・・激しいヘッドシェイクでルアーが飛ばされました。
痛恨のフックアウト・・・
ロッドはB-AREA-FUNです。
とても柔らかいため、フッキングは大胆に動作しないと・・・そうロッドの謳い文句にも書いてあります。
久々で、その意識が甘かったのでしょうか。
神様・・・モンスターのプレゼントはウォーミングアップが終わってからにして下さいよ。。。

気を取り直してキャストを繰り返すと・・・
ショートバイトが数回の後に、ヒット~!
追いアワセも入れて慎重に・・・姿が見えると60cmくらいのようです。

※実は腱鞘炎でして・・・ガングリップは片手になるから、とても痛い!

後ろ手にランディングネットを取りますが、ロッドリーシュと絡んでいます。
片手で簡単に解けましたが、その僅かな間が命取りに・・・
シーバスが艇の下から逆側に走ったために、艇の底に擦れたようで、、、プツン、、、リーダーざらざらでした。

大好きなランダムトゥイッチャーのクラウンカラーが・・・殉職!!

ここからは、カラーローテーションでヒットカラーを探し直します。
まずは、アクションやレンジはトゥイッチャーで間違いないと考えていました。

クラウンカラーの光沢が効いたのかと考え、手持ちで最も新品で光沢が輝いているイワシカラーと、アピールカラーがパターンかと考えピンク・・・ショートバイトはあるのですが、ヒットに持ち込めません。
ここで、パタリとバイトが無くなるタイミングに気付きました。
水深が2.0mを示した頃です。

これは・・・春に考え付いたパターンを思い出しました。
干潟のシーバスは数十cmとか時には数cm差のレンジが大事だと聞きますが、それが中層であれば水面から何cmかが問題だけど、底に居着いていたら?の話です。
これは思い付きの仮定の話であり、そもそもシーバス歴は短いので、自信は無いのですが・・・

例えばランダムトゥイッチャーが水面から80cmのレンジを泳いでいるとします。
シーバスが捕食しているレンジが同じであるがためにバイトが続いているのなら、水深が1.5mだろうが2.0mだろうが、同じルアーを同じリトリーブでバイトは続くことも考えられます。
※そもそも2.0mのエリアにはシーバスがいない状態なのであれば、話が別ですが。

ここで、シーバスが海底にタイトに着いていると仮定します。
水深1.6mのエリアであれば、水面から80cmのレンジを泳ぐトゥイッチャーを捕食するには、80cmほど飛び上がれば良いわけです。
それが水深2.0mのエリアであれば、海底から120cmほど飛び上がらないと捕食できないことになります。
この僅か40cmの差が、捕食行動を躊躇する境目になっているとしたら・・・
完全に思い付きの仮定の話です。

でも、この仮定に従って各水深に合わせてルアーローテーションしたことが結果に繋がったこともありました。

では、2.0mのエリアではトゥイッチャーより40cmほど潜るルアーであれば、バイトが続くのでは??
そう考えましたが、その前に別なことにも気づきました。
シーバスが中層に浮いたまま捕食活動していて、同じレンジを泳ぐルアーを後方や脇から追尾してバイトしているのではなく、海底から中層のルアーを見上げてバイトしていたのであれば・・・ルアーのベリーのカラーが問題になるかもしれない。
ヒットカラーのクラウンのベリーがオレンジであるのに対して、これまで使用した他のカラーではベリーは全てナチュラル・・・

閃いた気持ちでアドレナリンが出た僕は、急いで1.8mエリアに漕ぎ戻り、リップインベイト(S)のヤマハカラー?をキャストしました。
トゥイッチャーでベリーがオレンジのカラーはサバカラーがありますが、この時はルアーケースに入っていることを忘れていたのです。
それで、トゥイッチャーと同等のレンジで使えるイメージのリップインベイトの手持ちから、ベリーがオレンジのものを選ぶ判断をしたのです。

そして答えは早かった・・・
ショートバイト!続いてヒット~!!

“仮定”が正解なのかはわからないのですが、考えて手にした1匹はとても嬉しいことは、どの釣りにも共通している“醍醐味”だと再認識できました。
サイズ測定用の板に置いて、25cmの板3枚分に5cmほど足りないようだから、約70cmでしょうか。
記録に残したいメモリアルサイズでないため、メジャーを当てることは億劫でした。



そして直後・・・暴風が!
撤退を判断して、プール内にエスケープしました。



その後はBBQの時間まで、プール内での追加は叶いませんでした。



BBQの方は、カマンベールがとても美味しかった・・・!
早起きして漕いだ午後で、前回同様に眠くなり、テンション低かったですが・・・本来の僕は、釣り談義では特にオシャベリです(笑)
どうもこう・・・休日は早起きKFから、午後には台所でビール飲んでるサイクルが体に染みついてしまって、休日の午後は何をしていても眠いのです。。。

BBQご一緒させて頂いた皆さん、お次は福島の海上で釣り談義しましょう!
ありがとうございました!

【獲物1匹ゴミ1個運動】
ジュースのカップを拾いました。





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2016年10月31日

水中動画!ヒラメ密集地帯!



こんばんは!
夜な夜な・・・動画編集してました!

実は前回の釣行で“フィッシングカメラ”なるものを初使用してみました。
カメラ経由でメインラインとリーダーを接合しています。
その他・・・動画の説明文をお読み下さい。

感想としては、ヒラメの魚影の濃さに驚きました。

バイトが無い時には魚がいないのではなく、単にシカトされてるだけなのか?
それと、バイトかな?と確信が持てない“違和感”は、意外と全て魚からのコンタクトなのかも・・・とも感じます。
何かと勉強になりました。
今後も撮影は続けてみたいと思います。





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Posted by いわき2011 at 00:31Comments(2)エンジョイ☆カヤッキング

2016年10月06日



ご無沙汰しております。
更新に1月も間が空いてしまいました。

その間は何をするにも気が乗らない心境でした。
これは鬱なのか?
自分で自分を心配したり・・・でも「鬱なのか?」と自分で心配できるうちは鬱ではないと聞いたこともあるので、考え過ぎないようにしていましたが。

話は夏に遡りますが・・・
5月以降は仕事が忙しい日々でした。
とは言え週休2日は守られていたためスケジュール的には余裕もあったのですが、就業時間内の密度が濃いために、帰宅すると神経が疲弊して家族との会話も億劫なほどでした。

本来は8月1日付けで交代勤務の復帰する予定で、このストレスも7月末までだ・・・と頑張って来ました。
ところが7月下旬の某日・・・上司から「悪いけど今のポジションもう1か月続けてもらうから。」
・・・「わかりました。」と平然と応えつつも、その夜は自室でヤケ酒しました。

このストレスに、更に1か月も耐えられるのか??
と不安も感じながらも、8月もカレンダーは粛々と進みました。

何か楽しみ?拠り所のようなものが無ければ気持ちが前を向かない。
それで思い付いたのが、9月の神奈川遠征でした。
9月からは交代勤務ですが、シフトの都合で9月2週目に連休が取れる見込みでした。

自分へのご褒美ではないですが、9月の遠征を楽しみにして、それで無理矢理に気持ちを繋いで、8月をやり過ごしました。

9月・・・
神奈川遠征を迎えました。
台風で初日の和田長浜は出艇出来なかったけど、2日目のカヤックスクールと、3日目の東伊豆?KFは予定通り実行できました。

(カヤックスクール)
初めてカヤックを漕いだ時の、逗子シーカヤックスクールにお邪魔しました。
逗子の海を眺めるだけでも当時の気持ちが蘇ったり、ご無沙汰のインストラクターが懐かしかったり・・・
海沿いの民家の裏庭には、当たり前のようにサーフボードかカヤックが置いてある、逗子の街は好きです。
スクールでは、自分のパドリングを再チェックして頂きました。
変なクセは付いてないかとか。
インストラクターの助言は目から鱗状態でした。
普段から自分のような頻度で出艇できていれば、いくらかは上達しているかもしれないですが、それは自己流ですから。
プロの目でチェックして頂けて、自分の直すべき点とか整理できたのは収穫でした。

(東伊豆?)
出艇地の明記は伏せますが。
実は今回の旅は、友人宅を頼っての宿泊代節約の旅でした。
川崎の友人(中学同級生)宅に1泊と、厚木の友人K(高校の同級生)宅に2泊しました。
3日目の東伊豆KFは友人Kとの出艇でした。
このために、プロフィッシュ“デリカ丸”とツープラも車載して行ったわけです。

早朝に出艇場所に到着すると、出艇準備をしているカヤック・ボートの数の多さに圧倒されます。
いわきとは全く違う海・・・水深が驚異的に深い。
僕の魚探では100mほどまでしか通用しなかったため、それよりも浅いエリアで釣りました。

ジグ主体でしたが、いわきでは釣れない魚種にも多く出会いたいとの思いから、リーダー代わりにジグサビキをセットしました。
魚種は豊富に釣れました。
が、手のひらサイズばかり・・・
デカいアジとソウダガツオは嬉しかったですが。
それと、釣れたサバを泳がせたら、何者かに強奪されました。
ハリスがスパッと切れたので、歯モノと思われます。

そんなこんなで旅も終わり・・・

何かこう、1か月も気持ちの拠り所として温めて来たイベントが終わってしまうと、急に空虚の気持ちが襲って来たのです。
そこからは、負のスパイラルに迷い込んだ1か月でした。

例えば、仕事がツラくても趣味で息抜き出来たり、逆に仕事が充実していれば趣味の時間が無くても頑張れたり・・・
公私で良いバランスが保たれていれば幸せですが、それらが全て悪循環を生んだ状態が続いてしまったのです。

仕事は「8月まで頑張ったのだから・・・」と自分に言い訳をして、身が入らない。
休日には見事なまでに台風に邪魔をされ・・・たまに出艇できても自分だけ何故か釣れない・・・
実は9月の1か月は、遠征を除けば地元では全て“ボウズ”でした。

今になって思えば、自分だけ釣れないのにも理由はあったようにも思えます。
もう気持ちが滅入っていましたから、釣り方にもそれが表れていたのです。
例えば釣れない時間が続いた時に『漕いでポイントを変えよう。』とか『釣り方を変えよう。』と考えて行動するのが、釣り人の常だと思います。
が、このスランプ期間の自分は『ポイント移動しても釣れなそうだな・・・』とか『ジグ交換も面倒だな・・・』とか考えてしまうのでした。
片付けの時に、使用したジグの海水を洗い流すのですが、それが3個という日もありました。
気持ちの落ち込みというのは、恐ろしい現象です。

で、釣れない原因はともかく、実際に自分だけ釣れないのですから、そればまたまた、気持ちに追い打ちをかけるのです。
更には、自分の気持ちの問題以外のところにも、不運が重なり出します。
前日には好調だった海が、自分が出艇するとベイト不在の死の海とか・・・
僕が出艇すると魚が逃げる・・・そう言ってもネタとしては過言ではない状態でした。

そうして悪循環から抜け出せない日々を送りましたが、今回の連休で気持ちが若干だけど晴れました。

月曜の夜勤明け・・・
ポイント“O”が出艇不可と判断して鮫川から出艇しました。
1時間半ノーバイトで、風がピークを過ぎた頃にポイント“O”から再出艇しました。
こちらもノーバイトでした。

翌日の火曜は早朝からチョビー氏と!ポイント“O”
チョビー氏とは数日前に半年振りの再会KFをしたばかりです。
新艇デスペがカッコイイ!
が、この日もノーバイト・・・

でもここまでの、夜勤明けからの(体力的に)ヘビーな連浮をこなして、何かこう、爽快感を感じていました。

そして昨日、水曜も早朝から再びチョビー氏とポイント“O”!
この日は・・・ベイト湧いてる~!
このところ、ベイトを知る意味とかでジグサビキを多用するのですが、水面に湧くベイトの正体はイワシでした。
フィッシュイーターに襲われている感はないのですが、、、恐らくプランクトンに群がっているのか?イワシナブラ状態です。
それでも、魚探反応にジグを落とし続けると・・・TGベイトスリム80gの高速シャクリでワカシが3匹釣れました。
他には、リーダー代わりのサビキには25~30cmのアジが2匹!
いいオカズが釣れる意味でも、ジグサビキには助けられます。

で、本来は小サバ・小アジが釣れれば泳がせ釣りをしたいのですが、この日のベイトはイワシしか釣れない。
10cm程度のマイワシ・ウルメだと、泳がせの仕掛けに刺し替えた時点で弱ってしまいます。
10cm程度でもカタクチか、もしくはマイワシ・ウルメでも大きいサイズであれば、違うようなのですが。
仕方ないから、フォール途中でイワシがヒットした『プルプル』を感じたら、そのまま着底させます。
リール2回転ほど底を切ったら、プルプル感を感じている限りは待ちます。
ほとんどは30秒ほどで針から外れたり弱ったり・・・
そしたらまた中層までシャクリ上げてイワシをヒットさせて、また着底・・・を繰り返します。

そしたら、アタリました。
ヒラメっぽい。
でも、泳がせの仕掛けではないので孫針もない。
早アワセは禁物・・・
1分くらい食い込ませてから緊張の聞きアワセ!
ヒラメが釣れました。
50cmはあったかな?

他には、同じ釣り方でワカシも釣れました。
この日は他にジグでのバラシが2,3回あった。

会心の釣果ではないけど、これで、今までとは違う「また行きたい。」の気持ちを明確に感じることが出来たので、スランプ脱出できることでしょう。
めでたしめでたし。

そう言えば、9月下旬くらい?
いわきではソウダガツオやメジマグロが釣れたり、ちょっとだけ楽しい時期がありました。
それと、今週に入ってサメが大量発生しています。
どうも、川に遡上するために接岸したシャケを襲っているようですが、オカッパリルアーマンたちがルアー強奪されること多数・・・
堤防から海を眺めるとサメジャンプ、水柱多数・・・
1~2m級のためカヤックごと襲われる心配は薄いかもしれないですが、念のためサメ密集のポイント“N”からの出艇は避けました。
ただ・・・ポイント“O”もカヤック仲間たちはファイト中のイナワラの胴体を食われたり、なんかもう、南国の釣りみたいです。
例年に比べて異常に高い海水温も影響してるんですかね?

それとまた別な話題で・・・
“どむオ”氏がスライダーズに加わりました。
僕こと師匠とか呼んでくれている彼ですが、師匠のスランプの感にプレッシャーを掛け続けるように釣果を重ねてくれました。
彼の釣りは・・・主に座布団ヒラメを連発してしまう、フラットハンターです。
来年のフラットダービーのライバルは身内なのかも・・・

まぁ彼の詳しい紹介は今後の釣果報告で兼ねるとして、スライダーズが盛り上がって来ました。
半年ほど海に出ていなかったチョビー氏が戻って来たことだし。
(スランプ脱出宣言&10月爆発宣言をしている人もいることだし。)

改めてメンバーを振り返ってみると・・・
とても面白いメンバーバランスだと思うのです。
それぞれ釣り方にも個性があり、相変わらず釣果のためには協力を惜しまないチームワーク!
個人個人を見れば、めちゃくちゃ上手いメンバーなんていないんだけど、ヘタクソなメンバーもいなくて、お互いにちょうどいい情報交換が出来る。
このメンバーとこれからも地元KFの開拓を進められると思うと、ますます楽しみです。

それでは、今週末も仕事のために週末アングラーのF氏・An氏・どむオ氏との同行はできないですが、次回の出艇は火曜の夜勤明けかな?
またチョビー氏が駆けつけてくれることを期待して、スランプ期間に疎かになっていたタックルチェック、乱雑になってしまったルアーケースの整理をして、備えたいと思います。

あ、ブログ投稿が億劫になっていた期間に、釣果写真を撮る習慣も無くしてましたので、添付なしです。
それでは!



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2016年08月07日

インストラクター役



こんにちは~土日連浮の報告です!

☆8/6(土)エントリーポイント“N”
前回は南の国遠征(パドリング20分だけど!)の予定が、ナブラに誘われてNの沖に居座ってしまいました。
今回こそ南へ漕ぐ!

Nでは60gほどのジグを使うことが多いのですが、南の国のために100gほどのジグも持ち込みます。
Nから出艇すると小規模なナブラはありましたが、腰を据えて追いかける程のナブラには発展しない。

見切り良く南に漕ぎ進みます。
目的の南の国ポイントに到着して様々なジグを試しますが、ノーバイトが続く・・・
それまで温存していたTGミドキンに交換すると・・・

アイナメ~!



・・・この1匹だけで、そこから続かないためNに戻ることに。

Nに戻ると・・・
ナブラ発生!

前回とは違い規模もそれなりで1か所にまとまったナブラ!
sasuke剛力120でヒット~!
これがヒラマサ!
55cmでした。

今シーズンはヒラマサに恵まれているけど、サイズは相変わらず伸びない。



さて、2匹目を続けたいところですが・・・
ナブラを通しても空振りが続いてしまう。

漕ぎ寄って1,2投するとナブラが沈み、時間をおいて離れた地点でナブラが発生・・・
この繰り返しでした。

1度のナブラでルアー交換する時間はないため、ナブラに追いついたら沈むまで投げ続ける。
ナブラが沈んだら次のナブラに備えてルアーをチョイスし直して辺りを伺う。

これを繰り返しましたが・・・
ドラドスライダーでの1バラシのみ。

ここで禁じ手を・・・
ジグサビキを使ってみた。
これだけルアーに反応が悪いと、シラスパターンを疑ってしまう。

ジグサビキのフォール中にヒットしたのは・・・
サバ!
10cmくらいだからエサになりそう!
そのまま着底させると・・・
マゴチが釣れた~!


そんな感じで終了となりました。



片付け後にはいつも通りポリタンクの水を頭から被るのですが・・・
普段は冷たくて気持ちがいいのですが、今回は車でお湯になってました。
酷暑ですね・・・

帰宅して魚を捌くにも、いつもより迅速に処理しないと身の劣化が早いように感じ急ぎました。
ホント酷暑ですね・・・

それでも他と比べれば、いわきはマシなんでしょうけど。



☆8/7(日)鮫川カヤックシーバス
なんと今日は!初めましての方と漕ぎました!

実はFBでの共通の友達を介して友達申請を頂きまして・・・
プロフィッシュを購入したから教えて欲しいとの連絡を受けました。

ブログ上での呼び名とりあえず・・・今回はプロフィッシュの頭文字で“P”氏と書いておきます。
このブログも読んで頂いていたようで嬉しい限りです。

早朝の鮫川で待ち合わせして、初めましての挨拶をして・・・
カヤック漕ぐのは初めてとのことでしたから、インストラクター気取りでレクチャーから開始しました。
自分が3年以上前にスクールに通った時のことを思い出して、パドルの持ち方、乗り方、諸々・・・

ちょっと慣れた頃に、今度はタックルを積んでカヤックフィッシング開始!
まずトゥイッチャーを橋脚沿いに通して・・・1バラシ

下流側に漕いで行くと、どうも魚っ気を感じられない。
潮目もない。
途中のエリアの方が活気があったため、漕ぎ戻ってキャストを繰り返す。

この頃・・・離れていても見えるくらいの大きさの浮遊物(流木だったっぽい)が視界に入っていたのですが、開始直後は風が弱いこともあり動かずに留まっていたのです。
それが急に下流側に流れ出しました。

引き潮が効きだしたと考えて、水面に集中します。
ボラジャンプも多かったのですが、水面を逃げるベイトが出現しました。

やはり、潮が効き出してシーバスの捕食が活発になったと見える。
更には水面から背びれを出してステイするシーバスも・・・
これは、昨シーズン盆明け以降に満喫した“背びれメソッド”パターンか?!

背びれメソッドとは・・・(理由はわからないが)水面に集まるシーバスを、バイブレーション表層早巻きでリアクションバイトさせるもの。
背びれの密集地帯を探してはキャストを繰り返すため、ナブラ撃ちみたいに忙しく漕ぎ回ることも。

レンジバイブ55ESで早巻きしてると・・・ピックアップ直前にヒット~!
惜しくもバレてしまったが、背びれメソッドで間違っていないと確信して背びれサーチ開始!

残念ながら背びれが出ていることは少なかったが・・・
水面モワッとが多いエリアを探してはキャスト・・・
すると、ようやくのシーバスは極小サイズ!



その後は間を置いて2匹目のフッコ!





本日デビューのP氏は・・・
シーバスをバラシてから沈黙が続いたが、ついに!
ロッドが弧を描く!!
ランディングしたのは・・・良型の“マゴチ”でした!!
(この川は河口の内側までマゴチ・ヒラメ・フグ・ダツ等が入るのです。)

KF初GETおめでとうございます!
これで、抜け出せない世界に足を踏み入れてしまったわけですね。。。



お疲れ様でした!




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2016年07月30日

南の国



ご無沙汰しております!

ブログ更新が3週間も空いてしまいました。

簡単に振り返ってみます。

・7/16(土)
休日出勤&宿直当番で職場に寝泊まり・・・

・7/17(日)
午前中に帰宅して、カヤック車載して・・・この日は出艇する時間は無かった。

・7/18(月)
この日はF氏と申し合わせて久しぶりのエントリーポイント“N”に!
内容までは覚えてないけど・・・4,5時間2人ともノーバイト・・・!!!

・7/23(土)&24(日)
土曜の夜が、“ジャンガラ”でお馴染みの地元青年会で毎年主催しているお祭りでした。
準備&片付けで土日が終わりました。
カヤック漕がない週末は、祖父が亡くなってカヤック自粛していた5月以来・・・!



もう3週間も獲物を捕獲出来ていない・・・冷凍庫にストックしていた犬猫のエサ(魚の骨)も底をつき・・・父から釣果を急かされる日々でした。

我慢も限界に達し、代休を利用して久しぶりの3連休(=3連浮)の初日となった昨日・・・
・7/29(金)
4:30エントリーポイント“O”から出艇でした。
水面に何かモワッとしてる。
その中でミニチュアトビウオも目撃した。
トビウオ・・・小さくても飛べるのか。
後でわかったのですが、シラスベイトが大量発生していて、それを啄む魚が水面に集まっていたのでした。

その中をトローリング・・・(シラスベイトだからルアーにはなかなかバイトしない!)
トローリングを止めようと思いパドリングを止めてロッドに手を伸ばして時・・・
ククン!
ティップに小気味良い“アタリ”が。
すかさずアワセると、恐らく30~40cmクラスの青物と感じる走り方でした。
が、途中でフッと軽くなり、バラシてしまいました。

パドリングを止めて、リップインベイト“F”が浮き上がる動きに反応してバイトしたのでしょう。

そこから沈黙が続き・・・
波風が出て来ました。
出艇地方向に向かう風向きのため、風の強さで戻れなくなる心配はない。
どちらかと言えば風の影響で水面がラフになることが心配だ。
そう考え水面の変化に気を配っていたところ・・・

激しい波しぶきが。
・・・ナブラじゃないですか~!!
急行します!!

水面を横っ飛びしてシラスに襲い掛かるイナワラの背中たち。
が、手を変え品を変えルアーを撃ち続けても、ルアーには見向きもしない。
苦手な“シラスナブラ”

シラスに夢中になったイナワラは、ルアーには見向きもしない。
弓角やジグサビキであれば攻略も簡単だろうけど、ルアーで釣りたい・・・

ルアーでの解決策も何かと学んで来たけど、唯一の反応を得られたのは、9cmシンペンの表層早巻きにガボッと1チェイスのみ。
そうしてナブラは止んでしまいました。

でもこれで終われない!
ナブラが止んでも、ナブラ跡の底には活性の高い根魚がいるはず!
切り替え早くジグを投下してみる。
そしてヒット~!!
明確に首を振る感触・・・アイナメ?
でもアイナメにしてはデカそう。
まさかマダイ?

とか考えてたら、フッ・・・と・・・またバラシた~!?!?!?

でも、あれだけシャクリ続けてノーバイトだったのが、ナブラをキッカケに根魚も活性が上がっているようだ。
どうにか1匹を!
・・・と言ったタイミングで、水面がラフになり限度を迎えたため、撤退を判断しました。
9:30でした。

悔しさは翌日に持ち越し・・・



・7/30(土)
4:30エントリーポイント“N”から出艇しました。

力強い日の出だ。



間もなく北側に鳥が群がる・・・!
急行!

ナブラ撃ち!
素通り!
これ昨日と同じのだ!

・・・短時間のシラスナブラでした。

ここはマゴチが豊富なエリアというわけで、ナブラが止んだ底に高活性のマゴチを期待してスピンガルフをキャストしますが・・・何もいない。

そうこうしているうちに腹痛に襲われました。
どうしよう、出艇場所に戻ろうか・・・
でも、ここの出艇場所はトイレがない。
困った。

ならば・・・南の国まで遠征しよう!
南の国とは、出艇地“N”から南方向に(2キロほど?)漕いだエリアのことを・・・勝手にそう呼んでます(笑)

そこまで漕げば着岸出来てトイレもある!
約6km/hと思われるペースで漕ぎ続けること20分・・・



間に合った(笑)

再開後は、せっかくだから南の国で釣ってから帰ろうかと。

ここはAn氏からの情報通りアップダウンが激しい地形だ。
これは魚もいるでしょ、きっと。
オーシャンスプーンジグで1投下目・・・着底して1シャクリ目・・・もう掛かってた(笑)

幸先良く40cmくらいのアイナメをゲット!



やはり南の国・・・素晴らしいポイントだ。

魚探が示す水深を見ながら風に流されていると、5mが急に15mにとか・・・
とにかく激しいアップダウン。
ちなみに今日は透明度が素晴らしく、水深7mの底が見えるほどでした。
出艇地付近の瀬ではヒラマサが泳いでいるのを発見できた(笑)

それほどの透明度だから、南の国では底を眺めて楽しみました。
フグが群れていたり、流れ藻の下にモジャコが着いていたり。
水深5mの底を眺めながら、15mのブレイクを目視で確認してジグを沈めたり・・・

そして、TGミドキンでコンコン!
またも同サイズのアイナメ!

南の国は楽しかった。
遠くへ漕ぐのは穏やかな日に限られてはしまうけど、また来てみたい。



帰路は、南風で“N”の方向に流されながら、マゴチ欲しさのスピンガルフには・・・
ヒラメ!45cmくらいで大きくはなかったけど。

と言ったところで風が強まり、Nに流れ着いてストップフィッシングは9:00でした。




タックルを片付けて、水遊びも兼ねた再乗艇練習をしました。
日差しがアツかったから気持ち良かった。

寿司酢を買って帰宅して・・・
昼食にアイナメ・ヒラメの海鮮丼!


自宅で採れるミョウガを散らして・・・
旨いに決まってるでしょ。



ところで、実はソフトクーラーを買いました。
使い勝手は満足!
まず、アイナメクラスであればストリンガーを使わなくて済むから、ポイント移動でストレスがない。

サイズ的にも、後部ラゲッジにジャストフィット!



車載してあるクーラーボックスにもジャストフィット!


気に入りました。



ではまた、明日も頑張ります。

【獲物1匹ゴミ1個運動】





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2016年07月04日

キュベレイ号&デリカ丸の共演☆



こんにちは~!
今日は東京出張に向かう電車内で書いてますので、誤字脱字・乱文ご容赦下さい。

昨日7/3(日)は客人を招いての楽しいKFとなりました。

海のコンディションを把握するための前日プラクティスと位置付けた7/2(土)は、前の記事の通り。

トローリングで釣れました…て特に参考にならないではないか!

心許ないフォローで申し訳ない。

で、当日…

7/3(日)待ち合わせは早朝4:00のコンビニに。

客人の過去ログを見させて頂く限り(失礼ですが)寝坊遅刻は想定内!

時間通りに来るかな…

客人を迎える我々スライダーズも、寝坊常習のAn氏が心配…

F氏は確実に来るとして、もしかしたらF氏と2人という、極々普段通りのKFになる可能性も(笑)

そんなこと心配しながら駐車場で待ち惚けしてると…

カヤック車載の車が!
まずはAn氏!
駐車場の僕に手を振りつつコンビニ前を通過して行きます。

先に海を眺めて頂きましょう。

それから数分…
客人の車が!
キュベレイ号いわき参上!!

そうです!
客人とはkayak55のホエールさん!



ここでホエールさんのことで書かせて頂きます。
一言で言えば、僕がカヤックフィッシングを始めるキッカケとなった部分で、とても大きな存在なのです。

どういうことかと言うと…
このブログ内で最古の方の記事にも書いている通り、当時の僕は浜から数百メートル先の鳥山に届く手段を考えていました。

そこで偶然に書店で購入した“カヤックフィッシング教書”に載っていたのが、ホエールさんでした。

他のKFアングラーの記事も含め、その雑誌の影響で僕はカヤック購入を決意したのです。

それから2年半ほど後の早春…
冬の間の地元いわきでのKFの釣れなさ具合に嫌気が差した僕とF氏は、kayak55ポータルサイトから情報収集して、この時期でも釣れている湾奥のメジャーエントリーポイントへの遠征を計画しました。

その時点では、kayak55と言えば、例の雑誌に載っていた方のショップ?
雑誌でも確かシーバス釣ってた方かな?
程度にしか認識なかったと思います。

そして遠征初日…
駐車場には“ややさん”達が準備中でした。
挨拶して会話していると『カツやんも来るんじゃないかな?』とのこと…

カツやん?
確かホエールさんて方の下の名前がカツ…ナンとかだったような…?

そして現れたのがホエールさんとチャン松さんでした。
車から降りる姿が見えて『あ…見覚えある顔!雑誌の方だ!』
福島から来たことを挨拶させて頂き、その後もショップでお世話になったり、先日のプロフィッシュ購入も、kayak55さんを利用させて頂きました。

ホエールさんと初めてお会いしてから、1年ほど過ぎてからか…引き出しから“カヤックフィッシング教書”を取り出して久し振りに読んでみたことがあります。

『どうせならカッコいい道具で釣りたい。』とか、その雑誌の中で僕が魅力を感じた言葉、スタイル、そのほとんどはホエールさんの記事の中にありました。

他にはナカムラ軍曹の記事にも魅力を感じたことも思い出しました。

言葉で表現するのは難しいですが、自分で考えて、自由に、自分のスタイルを作り上げて…そうして自分を表現できるような、狭い枠に収まる必要もない“可能性”を、カヤックフィッシングに感じたのです。

そうして始めたカヤックフィッシング…

そのキッカケを与えてくれたホエールさんが、僕が育った海に遠征して来る…とても楽しみなことは間違いない。



が、しかし…(失礼ですが)遠征先の海況を高確率で荒らすホエールさん…今回の遠征は大丈夫か?!

予報では風・波ともに許容内ですが、梅雨の時期でもあり濃霧が心配…

いざ集合してエントリーポイントに駐車すると、先に到着していたAn氏とF氏が『この程度の視界なら大丈夫!』と、既に海を眺めて判断してくれていました。

他のカヤッカー3名に遅れて、我々スライダーズwithホエール艦隊は…

4:30出艇!

まずは崖を眺めながら東に漕ぎ進みました。

この岩肌の風景も、普段から見慣れてしまい感動も忘れていたのですが、ホエールさんは『絶景』と評してくれて写真撮影を。

改めて忘れていた感動を思い出すには、こうして他人に気付かされることが必要でした。

普段から恵まれた海で漕いでいるのだな、と改めて感謝することを意識したいと思いました。

釣りの方は…

これはもう、明日7/5(火)のkayak55Ustreamをご覧頂きたいです!

事前ネタバレを気遣って…とは言い訳で、面倒だからホエールさんに託します!

スミマセンよろしくお願いします、面白おかしく振り返って下さい(笑)

※ただ残念なのは、明日7/5(火)は宿直当番の勤務で職場に寝泊まりするため、生放送は視聴できないのです…(・_・、)

毎月観てるのに、タイミング悪いです…(・_・、)



とりあえず簡単に結果報告すると、年に数回と思われる釣況に遭遇しました!

このタイミングを引き当てるホエールさん…今まで遠征運は悪いと伺っていましたが、今回で1年分の遠征運を使い切ってしまったのでは??

それに加え…僕らが次回以降に釣る分の魚も釣り切ってしまったのでは??
と思われるくらいに、ホエールさん絶好調でした。

さすがです。
違いを見せ付けられてしまいました。

ホエールさん見てて感じたのは…
恐らく職業柄で各地アウェイの海に浮くことが多いと思うのですが、そのためか初めて浮く海でのアジャストの柔軟さ?!

普通はアウェイの海で、今回のような素晴らしい釣果は出せないと思うのです。

それも魚種バリエーションも豊富に揃えて…

例えばナブラの中で青物だけ爆釣とか、アイナメだけ爆釣とか、魚種に隔たっての釣果なら、たまたまハマれば知らない海でも可能だと思いますが、今回は青物を釣ってから、ナブラを深追いせず根魚を拾い…またナブラを撃って青物を追加したかと思えば、また魚種を追加…もう見ていて言葉も出ない展開でした。



ここからは自分の釣果の話ですが、トローリングでシーバスから、ジグでヒラマサから、ナブラ撃ちでワラサから…ここまでは1人勝ちの展開だったと思いたい。

が、その後はナブラ撃ちに固執し過ぎました。

沖で4艇が集まってジグ落としながら『会話しながらのKF楽しいですよね。』なんて言ってた自分が…ナブラに誘われ1人離れて漕ぎ漕ぎ…(笑)

結果的にワラサは4匹?釣ることが出来ましたが、ナブラを深追いせずにジグも多用すれば、根魚にも恵まれたかも…

結果はシーバス①、ヒラマサ①、ワラサ④、アイナメ②、ソゲ①でした。


他に今回で強調された課題は…
ソフトクーラーです。
以前からサバやアイナメ程度だけでも収納できるソフトクーラー欲しいな…とは気になってはいましたが、ホエールさんの見てメチャクチャ便利そう!

と思ってしまいました。

残念ながら同じ物は廃盤だそうで、通販でも発見できません。
これから東京についたら、出張先の集合まで時間あるので、モンベルでも寄ろうと思います(笑)

ちなみに今回はサメが背びれ出してウヨウヨしてました。

まだ1m程度のサメなので、カヤックにピッタリついてるストリンガーの獲物には襲って来ないですが、万が一を考えると、やはりストリンガーからソフトクーラーにシフトすることも必要かな…

いわきはヒラメとかデカいので、クーラーに入らない獲物が高確率で釣れてしまうことを考えると、どうしてもストリンガーは必要なのですが。



さてさて、まとめ…
本当に、とても楽しい日となりました。
ホエールさんに満喫して頂けたことが、とても嬉しかったです。
特に、僕は遠征は“その土地ならでは”を味わうのがイチバンと思っているのですが、ホエールさんのホーム海域では少ないらしいアイナメを釣って頂けたのが、他の釣果に埋もれて地味ではありますが、僕は嬉しかったです。
あと宮城・福島で話題となっている座布団…これはホエールさんのブログに期待しましょう(笑)
本当に遠路はるばるお疲れ様でした!
(でも意外と福島近いですよね?!)
次はチャン松さんも…また是非お越し下さい!




【獲物1匹ゴミ1個運動】
この運動にいち早く賛同して頂いてるホエールさんとの共演で、多くのゴミを拾うことが出来ました。
ありがとうございました!

【肴】
今回は帰宅してからの調理の負担も考えて、多くをリリースしました。
前日のヒラマサと、An氏から頂いたホウボウの刺身、ホウボウの皮の湯引き、ワラサのニンニク醤油唐揚げを頂きました!

残りアイナメのフライ…今日の夕飯…出張からの帰宅が終電近くになるから、きっと家族が先に平らげてしまうことでしょう…残念(>o<)



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2016年06月15日

いわきの海に漕ぎ出す前に



こんばんは!
今日は釣果報告ではない話題!
ふと感じるところがあったので、自分の考えを書いてみようと思います。

先日のこと。
ツープラに乗艇して頂いた客人が、出艇の前日に釣り具やに出向いた時の話をしてくれました。

客人『明日カヤックに乗せてもらうんです。』
店主『ウチのお客さんの中にも、いわきでカヤックフィッシングのブログ書いてる人の記事を見て、カヤックに興味を持ってる方がいるんですよ。』
客人『あ、そのブログの人ですね、明日、乗せてくれるのは。』

と言った会話・・・

このことと、他も含めてだけど・・・幸いなことに僕の記事を読んで下さる方の中には地元の方もいらっしゃるようで、その中にはKFに興味を持って下さる方が確かにいるようだ、と最近ちょくちょく感じさせられます。
それは単純に嬉しいことです。

このブログを始めたキッカケを思い出してみると・・・
自分が“KF”という遊びを認知したのが2012年の秋の頃でした。
そこから半年ほど立った2013年の初夏にツープラでデビューしたわけですが、地元でのKF情報が皆無だったわけです。
実際には、少林寺マスター様のブログにwatameba様の存在が書かれていたのを目にして、地元にカヤッカーがいるところまでは認知できたのですが、それ以上の情報は見当たりませんでした。

ただでさえ危険を伴う遊びですから、単独で漕ぎ出すには不安もありました。
そして肝心の実釣の方でも、タックル選びとか対象魚とか・・・真似をする対象がいなかったわけです。
そこで、僕の次に始める方がいたとして、何か手助けになれたらいいな・・・そう考えて、ブログを始めました。

そのことを思い返せば、今この現状は、素直に嬉しいとも思えます。
でも、今日の話題はそこから更に突っ込んだものです。

それは、いつからか感じるようになった“責任感”のようなものです。
自分が読者の立場だったら・・・これからカヤック買おうとしてる人の立場だったら・・・
そう考えるとハッとするのですが、このブログは何かこう・・・“プラス面”しか書いていないように思えて来たのです。
誰もがカヤック買いたくなるような話題しか、書いてこなかったようにも思うのです。
実際には楽なことばかりじゃないし、釣果を出すことだって簡単じゃない。
そのことを、今日の記事では書きたいと思い立ちました。
僕の記事にそそのかされるようにカヤックを購入してしまい、イメージとの違いに後悔することのないよう・・・
何かの参考にして頂ければ幸いです。

文章構成もめちゃくちゃだと思いますが、感じてることを素直に羅列してみます。
※一個人の意見です。カヤッカー全員の総意でも一般的な意見でもないです。
考え方は人それぞれです。誤解のないようお願いします。



“KF=カヤックフィッシング”は“カヤック=漕ぐこと”と“フィッシング=釣ること”を融合させた遊びだと思います。
だから、まず言いたいのは、汗をかくことが心地よいと思える、スポーツ好きな性格でないと続かないと思います。

更には体力も必要とされます。
これは当然、カヤックのタイプや漕ぐ範囲・ペースで様々です。
もちろん高齢の方や幼い子供にも可能な遊び方があるのがカヤックです。
が、カヤックを漕ぎ始めてすぐには、漕ぎ慣れた人のように広範囲・ハイペースでは漕げないでしょう。
それは理解して欲しいです。

ちなみに僕は数年前まで野球・ソフトボール・サッカー・フットサルを掛け持ちしていたような人間です。
そしてそれぞれのチームで技術的には優れてはなかったですが『体力と根性だけは負けない。』が口癖だったような人間です。
今だって体力が落ちて来たと感じたらフラッと軽い気持ちで10キロくらいジョギングするような人間です。

もちろん球技での体力と、漕ぐ体力は、使う筋肉も違うだろうから一概には言えません。
でも、少なくともそれくらいのアクティブな性格でなければ、続かないと思うのです。

次に車載や保管の問題もありますが・・・これは誰でも思い付く面だと思うので割愛します。



ここまで漕ぐことに関して書きましたが、それは“漕ぐこと”がKFの中でも大半を占めると思っているからです。
このブログが釣果情報を主としてしまっているため仕方ないのですが、記事を読んでKFに興味を持って下さった方の多くは“漕ぐこと”ではなく“釣ること”に興味を持たれているのでは・・・と心配しています。

はっきり申し上げまして・・・釣果だけなら遊漁船の方が断然釣れると思うのです。
船長がポイントに案内してくれるし、周りの客から釣り方を学ぶことも出来るし・・・

強いて言うなら遊漁船は毎回の料金が必要にはなりますが、それを気にするなら釣行頻度を考えてみると良いかと思います。
僕のような独身貴族は特別だと思いますが、一般的には家庭に縛られて毎週の釣行は難しい方も多いかと思います。
オカッパリ釣行ならまだ短時間でも行けますが、片付け・準備に時間が掛かるKFや、出港・帰港の時刻を自分で決めづらい遊漁船であれば、長時間の自由が利く日にしか釣行できません。
そうなれば月に1度程度なんてことも・・・
そしたら、月に1度だけ数千円の乗船代を払った方が、カヤック買うより遥かに安いと思うのです。

仮にカヤック・パドルだけでも16万かかったとしたら、乗船代8千円の遊漁船と比較したら、20回の釣行で元が取れる計算になります。
月に1度の釣行だと2年弱かかります。
それが毎週で月4回なら5か月で元が取れるし、年1回なら20年・・・
そこはご自分の生活スタイルを振り返って考えるべきです。

それに加えて、カヤックは天候にも左右されるので、遊漁船であれば出船できる日でも、カヤックだと出艇できない場合もあります。
そうすると、月に4回ほど都合をつけられる人でも、実際にカヤックで沖に出ることができるのは2回になったり1回になったり・・・

ここで注意して頂きたいのは、ただでさえ、いわきの海は荒いということ。
内湾ではなく外洋だということ。
風も当たるから、本当に天候は選ばないといけない。
このところ毎週末、土日連浮できてはいますが、早朝のみ穏やか・・・というパターンの予報が続いているため、長時間のKFはなかなかできていないのが現状です。

それと、ここから少し実釣の内容も加わりますが、荒い海ということは、内湾のKFのスタイル全てが真似できるわけではないということ。
例えば僕も誤算だったのは、テトラ撃ち。
カヤックデビュー当時はテトラ際のシーバスを釣ることもイメージしていましたが、テトラ沿いは波が立つために危険を感じることも多いのです。
これが内湾の港湾部であれば、ストラクチャー撃ちのシーバスも楽しめるとは思うのですが・・・

そういったところ、例えば『テトラ沿いのシーバス釣りたくてカヤック買ったのに、いわきの海じゃ難しいじゃねぇかよ、東北湘南人のヤロウ先に言えよな。』とか言われないよう、今日は記事にしてみたかったのです。

いわきは、本来はカヤックが向かない海だとも言えるかと思うから。



これだけマイナス面を書いてしまって・・・別に反カヤック団体とかに買収されたわけではないです(笑)
仲間が増えることは楽しいことです。

でも、美化されたイメージだけに踊らされて買ってしまい、後悔する方が出ないためにも、書いておく必要があると思ったのです。
あとは、しつこいけど“漕ぐこと”と“釣ること”の両方でKFですから、釣ることだけに夢中になってカヤック欲しがってる方は、今一度、遊漁船や沖防とか、上手な人であれば港やサーフ等のオカッパリでも、十分に釣果は出せることを、考えてみた方がいいと思うのです。
そして“漕ぐこと”を第一に楽しむことが出来なければ、KFも満喫できないと思います。

人力で漕ぎ出して、水を被って、低い目線での景色に癒されて・・・そういった部分に素直に感動できる人であれば、きっとKFに魅了されることと思います。
そういった方となら、是非ご一緒したいと思うのです。


以上・・・思い付きで書いたことです。
ちょっとチョーシ乗った感もあるので、なんだかなぁ・・・と思いますが、何度も言うように、買ってから後悔する不幸な方を生まないよう、勝手に感じた責任感から書いたものです。

最後に、3年前のKF初フィッシュの写真を添付して・・・
おやすみなさい。









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Posted by いわき2011 at 22:29Comments(11)エンジョイ☆カヤッキング

2016年06月12日

ツープラ出動!その2



こんにちは~2連浮の報告です☆
この土日は2日とも、ツープラに客人がタンデム乗艇での出艇でした。

①6/11(土)ポイント“N”

先日ボートスロジギに呼んでくれた2人からリクエストを受け、ツープラ出動となりました。

このところアイナメが好調なエリアに案内して、僕が貸したジグケースの中からTZK氏が選んだのは・・・
2週間前にT氏が開拓してくれた“Shiverイワシカラー”☆

そして難なくヒット~!
残念ながらランディングでフックアウトしてしまいましたが、相変わらずイワシカラーのジグが人気です。

僕の方はイワシカラーの手持ちが乏しかったため、ツープラに預けてある自分のケースの中からShiverイワシカラー30gを渡してもらいます。

すると・・・
良型アイナメが!
ヒットジグ・・・恐るべし!

続いてTZK氏にも!



この日の海は、時たま魚探に反応が出るのですが、足の速い群れのようで泳ぎ去ってしまいます。
水面にベイトが湧くこともありましたが、それを追うフィシュイーターは乏しいようで・・・
ガボッてのが1度だけだったと思います。


ベイトはカタクチでした。

途中でTZK氏はマゴチも釣りました。
僕もマゴチ食べたいけど、そうは続かず。

いくらか風が吹いてラインが斜めに向くようになり、30gでは限界を感じてから、MMジグⅡ60gのシルバーを選択しました。
相変わらず反応が集中している“イワシカラー”は、40gしか持っておらず・・・もう1つのジグケースを車に置いて来たことが悔やまれます。

地形変化と、僅かばかりのベイト反応を探して撃ち続けます。

中層から底に濃い反応が見られたところで・・・
久し振りのヒット!
これもアイナメでした。

そこからは気分的に違う釣り方がしたくなり、TGベイト緑金タダ巻き!

コンコンコン!・・・巻き続けて、食い込んでからフッキング!
このアタリ方が楽しい!



風が出て来てストップフィッシングとなりました。




獲物1匹ゴミ1個運動!


アイナメは46,47,49.5cm!
いつから45オーバーがアベレージになったのか・・・
バサロで釣ってた頃のアベレージより10cmくらいサイズアップしてる気がする。



この日は、前々からリクエストを受けていた同僚を自宅まで呼びつけて刺身を渡してあげた。
お酒を呑んで早めの就寝・・・
(記事投稿は当日!て先週思い知ったばかりなのに!)



②6/12(日)ポイント“O”
今日は2週間前に“N”で同行したT氏と、友人N氏を招いて、前日同様ツープラ出動!
そこにF氏も!

港を出てトローリング開始すると、すぐに・・・
ヒラメ?!
ダイビングジョーでトローリングするようになってから、3匹目です。
ヒラメが飛びつけるレンジまで潜っているからでしょうか?
65cmでした。

ストリンガーに繋いでツープラの2人を追いかけ、追いつき、会話しながら並走してると・・・
また来ちゃった!
お次はシーバス!
51cmの食べごろフッコでした!

ダイビングジョーでのトローリングが絶好調であります。
カヤックアングラーの中でダイビングジョーが流行ったら、imaさんからご褒美もらいたい(笑)



さて、今日のプランは・・・
徐々に南風が強まる予報のため、まず真っすぐ沖に出てしまい、風で流されて戻りながら釣りましょう、という感じ。
途中で良さげな反応を見つけては寄り道もしましたが、通称“クロソイポイント”まで進んでから腰を据えて実釣開始としました。

ツープラの2人と離れすぎないよう気を付けながら、ちょこちょこ反応を探し回りますが、どうも思わしくありません。

ツープラに近付いて会話すると、T氏にヒラメのヒットがあったとのこと。
ランディング時にスナップが破壊されて逃げられたそうですが、僕が貸したスナップ・・・劣化してたかな?ゴメンナサイ。。。

会話しながら、T氏が上着を脱ごうとロッドを置いていると・・・
水中に漂わせていたジグにヒット!
横に走るライン!
青物っぽい!

ランディングをフォローしようと見守りますが・・・
なんと、サメでした。
サメも怖いが、躊躇なくサメの口から針外しできちゃうN氏の度胸も凄い(笑)



その後はマゾイと思われる魚のランディングバラシがあった後で、中層に反応が出ました。
これは、青物かも?と思い中層までシャクリ上げて来ると・・・
食いあげるようなバイト!
フッキングしてからもラインにテンションがかからない!
ラインスラッグを巻き取って追い合わせ!

フェザーライトでの青物ファイトは楽しかった~!
61cmでした。

その後はF氏が“人生初マダイ”をゲットしたり、ここまで音沙汰なかったN氏が良型アイナメをゲットしたり・・・


N氏に時間の制約があったのと、予報的に風が強まるのは予想できていたため、8時を過ぎたら岸に向かいながら、ところどころ撃つ感じに。
TGベイトでアイナメが2,3匹だか釣れましたが、全てリリースでした。

T氏もN氏もアイナメをポツポツ追加して、楽しい早朝KFとなりました!

また来週~!






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2016年05月14日

いわきセブンビーチ脱退



ご無沙汰しております。
まず、いらぬ推測をされることを避けるために正直に書きますが、GW以降にブログ更新していなかった理由は、身内の不幸によるものです。
私自身の体調不良等ではないため、ご安心下さい。
また、ブログ更新を楽しみにされていた方には、ご心配をおかけしたことをお詫び致します。

実は5/12(木)の日中に記事を投稿しましたが、事情があり即削除しました。

削除理由は・・・
読者様からのコメント内容に出艇地名が明記されていたこと、個人(スライダーズ某メンバー)から公開の許可を得ていない内容が明記されていたこと等です。

削除前に読まれた方は、削除されたことで驚かれたかと思います。
混乱を招いてしまったことをお詫び致します。



出艇地に関しては、地名を明記することで港湾関係者に迷惑を掛ける事態を避けるため、これまでイニシャル等での表記に留めていました。
過去に誤って実名表記してしまった記事もありますが、お許し下さい。
今後も表記方法には注意して参りますので、ご理解下さい。
特にカヤックフィッシングでの他の記事を拝見していても“地名の明記を避ける”ことはマナーとして定着していると解釈しております。
読者の皆様におかれましても、ご協力お願い致します。

また、このブログは私(東北湘南人)個人のブログであり、団体(スライダーズ)でのブログではないことと、スライダーズはコミュニティーに過ぎないため代表者を設定していない点を、この場で再確認させて頂きます。

また一部の方から釣果情報に対して妬みを勝ってしまったようですが、私の釣果情報を楽しみに読んで下さる読者様が僅かでもいらっしゃる限りは、このブログでは釣果情報を発信し続けたいと考えております。

それと同時にスライダーズのスタイルに関しては“釣果最優先・安全度外視”との誤解を招いていたようですが、海に漕ぎ出る以上は“安全最優先”です。
そのことをお約束するとともに、誤解を招いていたことをお詫び致します。

以上のご指摘は私の記事が釣果情報を主としていたがために招いた誤解ではと反省しております。
幸いなことに、地元アングラーも含め“カヤックフィッシング”デビュー前の多くの方に読んで頂いているようですが、それであれば尚更“安全対策”に関しても投稿すべきとの意見も聞かれたため、この場で数点ほど紹介させて頂きます。

また、私の考え方の基盤は他地域で昨今ジャンルとして定着している“カヤックフィッシング”と呼ばれるスタイルが基となっております。
カヤック・カヌーには様々なスタイルが存在しますので、こちらのブログで紹介する内容は基本的に“カヤックフィッシング”に関する内容であると解釈して頂きたいと思います。
決して、他のスタイルのパドルスポーツを否定するものではございません。

それでは私が実践して来た安全対策の一例を・・・
現在は港湾スロープからの出艇を主としていますが、強風等の理由で出艇地とは別な地点に緊急的に着岸せざるを得ない場面も想定しておく必要もあるかと思います。
そのことに備えて砂浜への着岸の練習はして参りました。
また、不意の沈に備えての再乗艇の練習もして参りました。
沈するリスクの高いポイントでは、止水域とは違い再乗艇までに許される時間も僅かですが、そのことも意識して沈してから10秒以内での再乗艇が出来るまで練習を積んでから、沖に出ることを、デビュー当時には実践しました。

その後も定期的に再乗艇練習はしていましたが、これらは海に漕ぎ出る上では当たり前のことと考えていたため人知れず練習するのみで、改まって記事に書くことはしていなかったのですが、記事に書いていない以上は安全対策を怠っていると解釈されていたようなので、今回は一例を紹介させて頂きました。



それから、カヤックの出艇時・片付け時とオカッパリ釣行時も含めると、海では海保の方とお会い出来る機会が多いです。
カヤックデビュー当初は、地元の海保の方はカヤックに対する知識は乏しかったように感じます。
そのためか以前にはパトロール中にカヤックを漕ぐ私を見かけた海保の方が『カヤックに関して教えて下さい。』
とメモ片手に話しかけて下さったことがありました。

それから1,2年と過ぎ・・・
先日お会いした海保の方はPFD(ライジャケ)装着・防水処置済みの携帯電話所持・フラッグ装備・艇の長さ(私の2艇は13・14ft)を確認されていました。
“カヤックフィッシング”が定着している地域の海保と情報交換されているのが伝わって来るほどでした。
続けて立ち話をしながら見えて来た、海保でのカヤックに対して注意している観点は・・・
・ライジャケ・携帯電話は当然のこと。
・動力船からの視認性のためにフラッグは必須と考えている。(私は他にレーダーリフレクターも使用しています。)
・止水域や港内であれば別であるが、港の外側まで漕ぐのであれば13ft以上が望ましい。
これらの内容を話しながら私の艤装を確認しメモを取られていた様子でしたので・・・恐らくチェックリストでも用意済みなのでしょうか?

これらは、地元の海保はカヤックを認知して日が浅いと思われることから、地元の海保が独自で導いた内容ではないと思われます。
従って関東方面の海保からの受け売りである可能性が高いため、今後は地元海域の現状とすり合わせて注意事項(チェックリスト?)の内容も更新される可能性はありますが、現時点では私のカヤックスタイルであれば問題ないと解釈されているようでした。



それらの内容はセブンビーチにも報告すべき事象でしたが、セブンビーチメンバーはカヤックのスタイルも様々であること、若年者の私の発言力が乏しいことから、報告を躊躇したままになってしまいました。
情報共有の姿勢が乏しかったこと、この場でお詫び致します。



ここからは別の話題です。
件名の通り“いわきセブンビーチ脱退”しました。

そもそもは地元カヤック・カヌーの情報交換の場として設置されたコミュニティーでしたが、それぞれのスタイルのギャップが大きすぎることが浮き彫りとなりつつありました。
とは言えパドルスポーツとしの大先輩もいらっしゃるコミュニティーですから、末永くお付き合いできれば自身の成長にも繋がるとは考えてはいました。

が、仮に脱退せず続けた場合に、私がブログで発信した内容がセブンビーチの他のメンバーと違う考え方であった場合には『東北湘南人さんはブログで〇〇と言ってるけど、同じセブンビーチの他のメンバーが海で△△やってるよ?言ってることとが違う!』と言われてしまいかねません。
これはどちらが間違いではなく、それぞれのスタイルの違いから起こるものです。

それぞれがお互いのスタイルの違いを理解し、尊重して歩み寄るしかないと考えていました。
ですが、そのことを念頭に置いて言葉を選びながら記事を書くことにも限界を感じたため、この度セブンビーチ脱退を申し出ました。

このブログは自分の言葉で発信することを心がけて参りましたが、自分の考えを曲げてまで内容を選ぶことは読者様にも失礼と考えたことも、脱退を決意した大きな理由です。
ただ誤解して欲しくないのは、電波に言葉を載せる行為である以上はマナーには気を配り続けること。
また、脱退とは言え敵対するものではなく、お互いが“いわきの海に元気を”の同じ目標に変わりはないこと。
これからも出艇地でお会いする機会はあると思われますので、今後ともセブンビーチの方々よろしくお願い致します。

※スライダーズは脱退してないです。
“カヤックフィッシング”のジャンルに特化したメンバー間でのコミュニティーがスライダーズです。

これからカヤックデビューを考えている地元の方で、我々に誰かに相談したい方等・・・スタイルの違いがあることを理解して頂き、ご自分が目指すスタイルの方にコンタクトを取って頂ければと思います。
セブンビーチの方に問い合わせたい場合はセブンビーチHPも存在しますし、私の方にご連絡頂いてもセブンビーチに取り次ぐことは可能です。

以上・・・この度は何かとお騒がせしてことを、改めてお詫び致します。



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Posted by いわき2011 at 09:48Comments(2)エンジョイ☆カヤッキング

2016年04月18日

湾奥!納艇!進水式!~プロフィッシュ~



こんばんは!
3連休でした!

その間に湾奥遠征&納艇&進水式・・・全く休んだ気がしない3連休でした!
本当は個別に記事にしたかったけど、そんな余裕もなく・・・まとめて書きます。

まずは湾奥遠征から
4/16(土)
この日は夕方に新艇プロフィッシュ45の納艇を控え、その前に朝から現地入りして・・・
今春ラストの湾奥カヤックシーバス!

漕ぎ出すと、過去数回の遠征時と比べて濁りが無い!
水深2m強のエリアでキャスト開始!

まずは何かヒントを得るためにランダムトゥイッチャーから。
シャイナーカラーで反応が無く、キビナゴだかカタクチだかのナチュラル系カラーに替えると即チェイス!
艇の脇までスズキサイズが追って来ました。

でも、何か違う。
前年の湾奥でも、昨夏の鮫川でも、艇の脇までチェイスして来る時は水面直下を追って来ることが多かった。
艇の脇の水面でバコッてバイトすることも、カヤックだと多い。
だけど、この時は結構、ルアーの下を泳いで来た、それも控え目に。

関係ないかもしれないけど、些細なことも何かのヒントとして繋げていかないと、ルアーの選びようもないので・・・
レンジが深いのかも!
と思いリップインベイト投入~!

何も起こらない・・・(笑)

やっぱりランダムトゥイッチャーなのか?
“レンジはランダムトゥイッチャーで合ってる、けどカラーが違う”
との仮定を立てて、カラー豊富に集めたランダムトゥイッチャーケースの中でローテーション開始!

イワシ・・・ボラ・・・グラデイワシ・・・サバ・・・クラウン・・・

結局はチェイスがあったカラーに戻してみる。
けど今度は、トゥイッチ入れてみる。
そしたら、きた~!!



50cmくらい?
良かった良かった。



そこから、でも・・・続かない。
パターンも見つからず迷走パターンに。
これはマズイ。
居所が掴めないな~と思い、移動中もトローリングしてみる(笑)
これ、意外とバカに出来ない。
カヤックフィッシングて、たぶん釣りしてるより漕いでる時間の方が長い。
だから、その時間も無駄にしないように。
それと、広く探れるから。

リップインベイトを曳きながら漕いでいると・・・
来ちゃった~!
僕はスパイダーシートの背もたれロッドフォルダーを使用してるため、ヒットの感触が腰に伝わる(笑)
だから、ドラグ音がないベイトタックルでもトローリングできた。

ネットインしたのは・・・




このポイントではナイスサイズと呼んで良いと思われる63cm!
FBには68cmと投稿してしまったけど間違いでした。
間違いの真相は・・・

動画を見て下さい。
昨夏から使用してる自作のメジャー板を使ったのです。
計算間違いでした。




その後は同じくトローリングで艇脇バラシがあったのみ。
なんだかなぁ・・・この春は6回だか湾奥遠征して、ボウズはなく確かに無難に結果は出せてはいたのだけど、とうとう“爆”はなかった。
これは昨夏の地元から続いてる気がする。
無難に釣れるけど、爆もない。

今夏の地元はどうなるのだろうか。



さて、夕方はいよいよ新艇プロフィッシュの納艇です。
55ショップにお邪魔すると、まだ大事に梱包されたままの艇が・・・

お手伝い頂いて車載してから、写真を。




帰宅してからも、写真を。





せっかくなので・・・プロフィッシュを選んだ経緯を書いておこうと思います。

まず、元々の艇はニモ2+1(以下ツープラ)です。
これはKFデビュー当時に悩んだ末に(カヤックスクールで)試乗までして選んだワケですが・・・
一言で言うと、遊び方のバリエーションが豊富だと感じたからです。
まずは、2人でも1人でも乗れること。
当時は地元のカヤック仲間もいなかったわけで、自分1人で始めるだけでなく誰かを引き込むことまで考えていました。
だから、時には釣り友達とかを乗せれるように、と考えたのです。
他にもありますが、この記事の最後にツープラとプロフィッシュを比較した話題を書きます。

そのツープラで3シーズンを満喫し・・・少しずつ、自分が求めるものとのギャップを感じていました。
ツープラに乗りながら感じていた違和感?欲していたこと?が、プロフィッシュは満たしているように感じたのです。

ルアーケースが増えてくると、収納に困る。
リトルオーシャンのPFDだからポケットにも入るけど、ツープラでは6inハッチを開閉してケースを出し入れしていました。
プロフィッシュなら、オープンハッチがある。

ツープラは2人で乗れるような設定だから、1人だと重さを感じる・・・
プロフィッシュなら、スピードで好評だ。

そのような諸々から・・・
プロフィッシュが欲しい気持ちは膨らんでいました。

そこに、です。
急に車を替えることになったのです。
30万キロも走ったデリカが13万で売れた・・・
その現金を持って、プロフィッシュを買いました。

デリカが売れなければ、プロフィッシュは買えなかったでしょう。
前々から言っていましたが、新艇プロフィッシュの名は“デリカ丸”・・・(笑)

そんなことはまぁ、いいとして、次にオーダーカラーの話を。
3色まで選べるようで、まずはティールを思いつきました。
これは元々バイキングカヤックの他の艇でも、画像で見かけると気になっていたのですが・・・海の青(蒼?藍?)と山の緑(碧?)が混ざったような感覚で、好きな色でした。

次に思い付いたのは・・・先日も記事に書いた夜ノ森の桜をイメージした、ピンクです。
富岡町には4年弱しか住めなかったけど、忘れられない思い入れのある土地です。
今は原発事故の影響で住むことは叶わないけど、またいつか、あの地の思い出の各所で釣りがしたい。
富岡港、請戸港、野池・・・そして坂下ダム。

第二の故郷?である富岡町がピンクなら、自分的にティールは“いわき市”の色と感じるんです。
いわき市の北部は特に平地が狭く、山から海までが極端に近い。
だから、山と海が混ざったようなイメージのティールは、好きです。

そして、3色目として、中間にはホワイトを選択しました。
磐梯山の雪の色でもありますが、単純にティールとピンクが喧嘩しないよう、間に入れやすいと思ったためです。

それと、3色でイタリアの国旗もイメージ出来て・・・サッカーで好きなのはイタリア、ガットゥーゾやピルロ・・・なんてのも、ちょっとだけ思ってました(笑)
出来上がり見たら、思ってたよりイタリアは連想し辛いカラーバランスでしたが。





さてさて、土曜は21時頃だかに帰宅して、翌日曜は艤装で終日費やしました。
事前にイレクターパイプで棚を自作しておきました。

奥に農機とか写り込んでますが、勘弁して下さい。
アングルを選んで撮るほどの元気は残ってなかったのです。

魚探の振動子アームも、試行錯誤で、この形に落ち着きました。




そしてそして!
本日4/18・・・進水式!

海は荒れていたので、いつもの川です。
盛り塩とお神酒でお清めをして・・・

釣りの内容としては・・・
実は(55バスダービー用に)GWのバス釣りに備えて、ビッグスプーンのアクション練習をしてみました。
そしたら、プロフィッシュでの初フィッシュが釣れてしまいました。



スレ掛かりでの・・・はぜ(笑)

友人Kに報告したら「お前は何かと持ってるよな。」と言われました。。。
年末の釣り納めはボラのスレ掛かり・・・デリカでの釣り納めはマルタ・・・そしてプロフィッシュ初物はハゼ・・・笑



ここからは、プロフィッシュの感想を。
基本的にツープラと比較しての感想になります。

まずスピードに関しては・・・
漕ぎ出しは軽い!
トップスピードに届くまでが、ほんの一瞬に感じました。
ツープラは、ディーゼル車みたいな感じ。

でもトップスピードは・・・
比較対象が無かったので、正直わかりませんでした。
たぶんツープラよりは速かったのだと思いますが、カヤックって周りの景色とか風向きとかの兼ね合いで、スピードって判別し辛い。

安定感は・・・
これは完全にツープラです。
いや、慣れもあるとはおもいますが。

車載・・・
ツープラって平積みのために逆さにすると、ほぼ平坦なんです。
だから、ベースのバーの上をスル~っと滑らせることができた。
でもプロフィッシュは、ハッチ部とか出っ張りがあるので、ロープで締め上げるにしても躊躇しました。

オープンハッチ・・・
これはもっと、体から距離があると予想してたんですが、意外に近いです。
例えば、ルアー交換時に手を滑らせてルアーが落ちたとすると・・・
着地地点は手前の魚探振動子穴に落ちるかと思いきや、オープンハッチ側になりそうな感じです。

魚探振動子穴・・・
股間のとこにある穴ですが、試しに開けたまま漕いでみたのです。
穴から水は入りますね。
吃水の水位の問題なので、体重が軽い人は違うかもしれないですが。
でも水が入ったからといって問題ある部分ではないのでどうでもいいのですが、これをヒントにオープンハッチ側を考えると・・・
例えば泳がせ釣りのエサを活かしてイケスにしたら、ハッチのドレンを開放すると水が2,3cm入るかも?
それがどうって話ではなくて、何かの参考になればいいと思って、覚えておくことにします。

座り心地・・・
これも慣れの問題だと思いますが、腰が疲れました。
ツープラの時よりも直角気味なシート設定になってしまったためと思います。
でもツープラの1人乗り時は、背もたれの角度に自由度があったので、楽でした。

他にもありますが、もう酔っぱらっているので、思い出せません、勘弁して下さい(笑)

ただ、一つ覚えているのは・・・
プロフィッシュ買ったら、ツープラは友達の需要がある時しか出番ないかと思っていたのですが、意外にツープラの良い面も再確認できたので、気分やシチュエーションに合わせて、これからも時々はツープラを漕ぐこともありそうだな、と思いました。



最後に・・・
来週末の予定に関して、スライダーズグループラインが盛り上がって来ました。
そろそろ開幕か?
てタイミングで、スライダーズ4人が揃いそうです。
4人フルメンバーで出艇して、ボウズだったことは無いのでは?
それぞれが個性を出して違うアプローチをすれば、全員で空振りすることも、無いのでは?
得意の“チームで釣る”を発揮したいです。
そこは、カヤックフィッシングの醍醐味の一つでもあると感じているので。

来週末また(久しぶりに?)良い報告が出来ることを期待して、おやすみなさい!



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