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Posted by naturum at

2015年10月07日

釣行報告5回分イッキ読み!



ご無沙汰の東北湘南人です、こんにちは!

稲刈り等が忙しく・・・溜まってしまった釣行5回分の報告です。

①9/27(日)アジ釣り

夜勤の朝は恒例の早朝フィッシング!
実は愛車を修理に出していたため、代車ではカヤック車載できずに選択肢はオカッパリ限定です。
美味しいオカズ調達のために大好きなアジ釣りを選択しました。

日の出前に到着しランタン使用で実釣開始~爆



大型青物同様に地元いわき市ではアジも、今シーズンは不調です。
それでも、相変わらずのデカアジが釣れました。
ただ、やはり例年のハイシーズンとは違う。
時合は一瞬でした。
これは1分1匹ペースくらいで手返し良く釣れた結果で、他に居合わせたアジ師たちは2,3匹でした・・・

40cm級のショゴも釣れているらしいから泳がせ釣りやりたいけど、ショゴのエサに使えるような豆アジが混じらない。
仕方なく20cm強のアジでヒラメ狙いとした。
デカすぎると思われるだろうが、ここのヒラメは20cm強のサバでも一発で丸呑みする。
船釣りでは食い込ませる間をヒラメ40とか言うのを聞いたことあるけど・・・ここのオカッパリヒラメの獰猛さの理由は謎です。
※そもそも僕の泳がせ釣りはサビキに群がる小魚を一網打尽に襲いに来てるフィッシュイーターを狙うわけだから、元々スイッチ入ってるのかも。

そして結果は貴重なアタリを逃し・・・確かに竿先が入ったと思ったけど、もしかしたらイカだったかな?

何はともあれ、アジ刺し・タタキ・アジ茶漬け・干物もウマかった!!



②9/29(火)コイ釣り
普段は2日で終わる夜勤が、この週は3晩続きました。
2晩目が終わり9時過ぎに帰路につきました。
いつもなら当直勤務から解放されて連休となるタイミング・・・(今日はまた夜勤に備えて昼寝しないといけないのか・・・)
魚が釣りたい発作が起きたため、途中で川に立ち寄りました。

狭い範囲に10羽ほどの鵜が密集して繰り返し潜っている。
落ち鮎が溜まっているのだろう。

すぐ近くの水門を覗くと、いつもの巨鯉たちと、アユが群れている。
この水門は時たまパワーファイトのために訪れるカープフィッシングのポイントだ。
初夏の高活性時はホッグ系ワームかシュリンプ系フライに飛びつくが・・・今回はパワーホッグに反応が悪い。
仕方なく用水路からザリガニを捕獲して活き餌をキャストする。

前回ワームで釣った時はグリッサンドを使用したけど、今回はドラグ強めでパワーファイトを味わいたい。
カヤックでも使用してるハードなベイトタックルとした。
20lbフロロ直結でノーシンカーライブベイト(?)をキャストする。

すぐにコイが飛びついて来たけど、バラシを連発してしまった。
ただ・・・普段は1回のファイトでも場荒れで30分待ちともなるけど・・・今回は何度でもアタックして来る。
ワームに反応が悪いから活性が低いのかと思ったけど、どうやら違う。
水色が澄み過ぎてるから疑似餌は見切っただけで、実は食欲は最高潮かもしれない。

そりゃ、着底を待たずにザリガニを咥えて掻っ攫うわけだから、ベイトボールに群がる青物みたいに高活性なのかも。
さて何度目かのアタックで、ラインをフリーで送り込んでから強烈にフッキング!
6ftのベイトロッドでドラグ強めで・・・気分はボンバダ・テル氏でした(笑)
たかがコイでも、ルアーロッドでパワーファイトが出来るのは、なかなか楽しい。

1匹釣って満足して、昼寝のために帰宅しました。




③9/30(水)KF
夜勤明けでポイント“O”から。
夕方にはガクの散歩を頼まれているから、3時間の時間制限付き。

開始早々ジグのフォールに飛びついたアイナメと、突発のナブラにジギングタックルそのままにキャストしたらフォールで咥えてくれたワカシ・・・どちらもリリースサイズでした。


④10/01(木)KF
日の出を見計らって久々のポイント“N”から。
日中は稲刈り手伝いがあるから、また3時間の時間制限付き。

スピンテールをボトムから回収途中の中層でコツン・・・
ジグをシャクリ上げて来た中層でゴン!フッ・・・と軽くなった・・・
ジグで底を小突くとブルルン!スッ・・・

以上の3バイト全ミスで敗北でした。

寂しいので日の出の写真をどうぞ。
ポイント“N”は日の出が見れるところも好きだ。





今回はスマホでの撮影でした。
デジカメならもう少しマシに映るのかな?
生で観るほどの感動は伝わらない。
いつも言うけど、最も優れたレンズは肉眼だから。
この景色を生で満喫したかったら、カヤックで沖に出て来なさい、そうアクティブに。。。笑

⑤10/5(月)
夜勤だから、いつもの早朝フィッシング!
元々はアジ釣りしようとエサも用意済みだけど、前日の鳥山情報に踊らされてカヤック車載してました。

日の出直前に明るくなったことを確認して出艇~
前回同様に日の出を撮影しようと水平線を見ると・・・前回のようなオレンジ~黄色ではなく、雲がピンクに照らされている。
これはこれで美しい・・・前回とはまた違った日の出が見れると期待してスマホを構えて待つと、残念ながら日の出のタイミングで雲が濃くなってしまった。

スマホをしまって実釣開始!
まだ鳥が騒ぐ気配はないため、魚探に注目する。
本当に鳥山が立つほどのコンディションか?と不安になるほど、ベイトの反応はない。
いくらか漕ぎ廻って見つけたベイトボール反応にスローナックル30gを落とすと・・・ドン!


ジグで釣れるのが楽しいヒラメ!サイズは物足りない46cmでしたが。

それから中盤は音沙汰なし・・・
鳥も大人しい・・・
ただ時々は水面にダイブする鳥が見れるし、突発的なナブラもある。
ただ、ナブラと言っても本当に一瞬で規模も小さい。
例え目の前で水面がザワついても、咄嗟にナブラ撃ちタックルに持ち替えた頃には止んでしまい、諦めずキャストしたところでバイトはない。
ベイトボールもフィッシュイーターの群れも極小さいのだろう。

それでもワンチャンスに備えて、ナブラ撃ちタックルは常に右肩後ろのロッドフォルダーに待機する。
ナブラ待ちはベイトタックルでジギングを。
ジギングと言っても10m前後の超シャローで、スローなピッチですが。
ちなみに1匹目のヒラメは、シャクルテンポを変えてかつ鋭くシャクった中層でのバイトでした。
ベイト着きのヒラメは活性は高い。

沈黙の中シャクリ続けながら、数えるほどの少数のナブラから得た印象で、ベイトは小さいと判断した。
サスケ剛力120から、ランダム80に替えて準備する。

さて夜勤前の昼寝に備えることを考えると時間は残り少ない・・・
そんな時に、久しぶりに魚探にベイトボールが!

1匹目と同様に、数シャクリは空振りしたけど、また考えながらシャクリ方を変えつつ落とし続ける。
ベイトボールには、きっとフィッシュイーターが着いている。
ジグもローテーションしてMMジグ40gを強めにシャクルと・・・グン!

フォールからシャクリ上げた瞬間のバイトだったから、バッチリのタイミングでフッキング!
1匹目より更に小さい42cmだったけど、肉厚があって嬉しい。

更に再び落とすと、今度は水面までヒラメが追って来た!
艇に気付いたのかUターンされてしまった。
でも、MMジグがヒラメに大人気だ~!

アドレナリン出ながら再フォールしていると・・・
ベイトボールの反応がこう、レンジが浅くなって来た・・・何かが食い上げている?!
来る、来るぞ・・・咄嗟に対応できるようにグリッサンドに持ち替えて身構えると・・・
バシャ!
よっしゃ!

一瞬だけのボイルに終わった水面に、ランダム80を撃ち込むと・・・ズキューン!!
久々にグリッサンドでの青物・・・イナダサイズでも嬉しい。
46cmでした。


これにてベイトボールも見失い、大人気のMMジグにも反応を得られなくなったため、名残惜しみながらストップフィッシング。



【獲物1匹ゴミ1個運動】
台風で打ち上げられたと思われる、ペットボトル3本を。


【今宵の肴】

ヒラメは大胆に煮魚にしました。
イナダは思いつきでタタキにしたけれど、これもウマい!
タタキはレシピも千差万別と思うけど、我が家のレシピは・・・
ミョウガ、大葉、長ネギ、ニンニク、ショウガをみじん切りにして、魚の身は控えめに叩いて新鮮な食感を大事にします。
醤油かけて白米に乗せたら絶品です。
お試しあれ!


最後に・・・
今シーズン地元いわき市では青物が絶不調です。
55青物ダービーにも応募したいけど、昨シーズンとは比べものにならない貧果が続いています。
昨シーズンはイナダ50でもリリースしてたけど、今シーズンはワカシ30でもキープしてしまいたくなる。

昨シーズンまでの経験だと、今くらいの時期を境にトップゲームからジギングゲームにシフトする。
※今シーズンはトップゲームほぼ経験できなかったけど!
残り1か月は十分に可能性があると期待して、悔いのないよう限られた出艇チャンスを頑張ります。



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2015年09月16日

ホヌ~!!


こんばんは~東北湘南人です。

昨日は久しぶりのKFでしたが、疲れて記事投稿できませんでした。
大した釣果はないですが・・・とても素敵な出逢いに恵まれたため、報告します!

☆9/15(火)
前日は仕事を終え22時半に帰宅して、0時頃に就寝しました。
3時間だけの仮眠で3:00にアラームセットしましたが・・・気付けば5:00・・・早朝から父が犬の散歩に行く気配で飛び起きました。

そもそも日中は時間の経過とともに風が強まる予報だから、どうしても日の出から出たかった。
2時間のロスは痛い。
だけれど、地元で青物が絶不調の今シーズン・・・ようやく気配を感じ始めたから、気合入ってたわけだし・・・行きますか。

結局6:44出艇でした。
北東からの風が徐々に強まる予報だから、先に岸壁沿いに東に漕ぎ進み、風に流されながら釣ろうと考えました。
オフショア方向に斜めに吹いているため、戻れなくなるリスクを考えて沖へは行かないことにします。
今日は水深10m以内の釣りになる。

2,3日前に同ポイントに出艇したAn氏の情報だと、20mラインに行かないとベイトの反応が無かったとのことだから、同じパターンが続いていれば厳しい釣りになるかもしれない。

そんなこんな考えながら漕ぎ進むと、すぐに“ビジャビジャ”と聞こえて来た。
今シーズンはレア出現となっているナブラだ。
だけど、ビジャビジャかぁ・・・ワカシか、サバかなぁ・・・

それほど興奮しない心持で漕ぎ寄ってキャストする。
スライダーズメンバーの間で好調なローリングベイトにした。
艇の直前までワカシの大群が追って来る!!

難なく1匹はキャッチした。
リリースして再びナブラを探す。
どうせワカシなら、遊び心を出して楽しもう。
細身のペンシル11cmを選ぶ。

水面を連続ドッグウォーク~
トップにバコバコ出る!
ルアーの飛沫の後ろにワカシの飛沫が続く!
群がって来る割にはフックに触れてないけど・・・比較的すぐにヒットした。



ルアーはimaのサイレントソルトスキマーでした。



この日は魚探にはベイトも映らないし、ジグにも何も反応がない。
ここは割り切って“ブリワカシトップゲーム”を楽しもう。

再びワカシナブラを探して漕ぎ廻るけど・・・予報通り風が強まって来た。
北東の風を避けられる岸壁の陰に逃げ込む。
このポイントはヒラマサが潜む浅い磯場だ。
ヒラマサを探しながら撤退の判断を考えよう。

すると・・・射程圏内の水面下に茶色い生物が!
色に違和感はあるけど・・・ヒラマサの可能性もある!
急いでルアーのキャスト体勢に入るが・・・?!

その茶色い生物は水面に顔を出した。
ピョコ・・・?!

・・・ウミガメだ~!!

カヤックを始めてから、いつかは出逢いたいと憧れていたウミガメが、いま目の前にいる。

感動で涙が出そうでした。

残念ながら写真を撮る余裕は無かった。



その後はウミガメ遭遇に満足して撤退を判断した。


だが、まだ昼前だ。
カヤックを片付けて、久しぶりに小名浜港でサビキをしてみた。

なぜか連日釣れているはずのウルメイワシすら釣れず・・・
なぜかデカいボラが連発し・・・
なぜかサビキに珍しくフッコがヒットした。



30cm台だけど、ヒットしてからはアジかサバの20cmくらいと思いながら巻き上げました。
それだけ、アジ・サバは小さくても良く引くんだな。



さて、そう言えば母の帰りが遅いとかで、夕飯のオカズをリクエストされていた。
クーラーにはフッコのみ・・・
冷蔵庫には近所の漁師に頂いたワタリガニが。

思い付きでフッコ&ワタリガニのワイン蒸しを作りました!

家族からは好評を頂けたので良かった。

今日も海と食材に感謝!!

【獲物1匹ゴミ1個運動】
フッコの分と思い、何故か海に落ちていたコンセントを拾いました。



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Posted by いわき2011 at 18:56Comments(2)KF日誌釣り魚料理

2015年08月12日

サビキ→泳がせ→ヒラメ!&リバーシーバス☆



こんばんは!
一週間も更新をサボってしまいましたが、釣りに行けていないわけではありません!
3回の釣行分をまとめてUPさせて頂きます、多忙です。
多忙を理由に削るのは釣りの時間ではなく睡眠時間です、もうバカです・・・改めまして東北湘南人です、こんばんは。

この後も19:30からジャンガラ練習のため、19:10には夕食を掻き込まなくては・・・残り30分!タイピング練習と思って頑張ります!
乱文ご容赦下さい!

①8/8(土)
夜勤の日には恒例である早朝の釣り。
今回はまだ暗いうちから小名浜港に。
帰省している同級生Kと2人でサビキ釣りをした。

結果は前回のようにショゴ・ワカシは釣れず、ウルメイワシも少な目である中・・・
豆アジを調達できた!
泳がせ釣りのエサとしては最高です。

その豆アジの泳がせ釣りで確保できたのが・・・





ヒラメ50☆

他にもヒラメと思われるアタリ1回とカンパチと思われるアタリ2回を逃しました・・・


②8/10(月)
夜勤明けで昼頃から小名浜港に。
またも同級生Kとサビキです。

今回は豆アジは釣れなかったけどサバが来た!
泳がせ釣りのエサとしてはショゴには不向きだけど、ヒラメには使える!
他にはウルメイワシ60匹と好調だったのと、マイワシも3匹だけ混じった。

で、サバの泳がせ釣りでは・・・





ヒラメ40!
サイズはイマイチだけど・・・でも泳がせ釣りでの率の良さ!
KFにハマっているけど、この釣りはオカッパリでも楽しい。

それと、イワシの燻製がウマい!



③8/11(火)
この日は同級生Kとカヤックリバーシーバス!
昨シーズンもKとはタンデムでリバーシーバス来ました。
その時は夏井川から出艇→横川に漕ぎ入りKにバイト!→仁井田川まで漕ぎ進みKがセイゴをキャッチ!
・・・思い返せば、このセイゴが僕のカヤックでキャッチされた初のリバーシーバスでした。

1年が立ち少しは個人的に開拓が進みつつあるカヤックリバーシーバス・・・
カヤックを降ろし辛い理由で足が遠のいていた夏井川ですが、今回は相方がいるというわけで夏井川の開拓にチャレンジ!
早朝の20分間くらいだろうか・・・水面に大量のベイトが逃げ惑う!
バシャ!バシャ!
いかにも海で青物のナブラを見ているようだ!
が!しかし!バイトは得られず!
と言うかベイトが多すぎる!
ベイトが100匹のところから1個のルアーを食ってもらえる確率は1%・・・1000匹の中にルアー1個なら0.1%・・・たぶん更にゼロが多い単位のベイトがいたのだろうと思う。

水面が平和に戻ったため早めに見切りをつけて、慣れた鮫川に再出艇!
今回はジェットスキーもウェーディングアングラーもいなくて漕ぎやすかった。
結果は唯一のバイトをキャッチまで持ち込めた1匹☆
リバーシーバスとしては初のスズキサイズ(目測)でした。

客人に釣って頂けなかったのはガイド失敗だけど・・・
でも普段はキャッチできないまでもショートバイトとか複数回はあるから、今回Kにも1バイトのみだったのは、難しい状況だったのだろうか。


ではでは、明日と明後日はジャンガラ本番です。

それが終われば檜原湖カヤックスモール!
報告にご期待下さい!




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Posted by いわき2011 at 19:03Comments(2)KF日誌釣り魚料理カヤックシーバス

2015年07月27日

青いの<赤いの☆



今夜は白ワインが美味しいです~!こんばんは東北湘南人です!

本日はチョビー氏と2艇で浮いて来ました。
前日の時点ではポイントTからの出艇に初挑戦しようと考えましたが、濃霧の予報に警戒してポイントOからの出艇に変更しました。
Tからの出艇方法を教えて下さったwatameba様ありがとうございました、また改めてチャレンジさせて頂きます。

出艇は4:40頃でした。


出艇して正面方向に漕ぎ出し・・・沖まで待ちきれずに手前の7mラインから実釣開始!
今回は・・・なんと!
これまでルアーのみでのKFを続けて来たのだが!
マダイ欲しさにザリガニテンヤに初挑戦です!!

相変わらず青物が不調のシーズンに嫌気がさし・・・青いのを一時休憩して赤いのを求めてみよう、と決心しました。
未知の面が多いマダイ・・・理屈からすれば“いる”し“釣れる”のでしょうが、どうも今までは、メインターゲットとする気持ちは沸いて来ませんでした。
ホーム海域では、青物をメインとしつつ根魚を拾うようなスタイルが最も効率が良いと考えていたからです。

それが先週のゴムボートアングラーと金曜のAn氏の釣果から、メインターゲットとしても釣りが成り立つ可能性が見えて来たと感じたわけです。
そもそも今シーズンは青物が絶不調であるわけだ。
試してみる価値はあります。

さて、釣り方ですが・・・
まず鯛ラバとテンヤで迷いました。
元々これまでルアーのみでKFを続けて来た理由を整理してみると・・・
ほとんどの魚は魚食性があるわけだから、堂々とフィッシュイーターだけを追う釣りをしたい。
カヤックの場合は艇が流されるスピードが釣り船以上に速いから、エサ釣りをしても仕掛けが常に引っ張られて移動してしまうことも考えられる、それだと魚は追いかけてエサに食いつかなければならない、それならばルアーでも同じだ。
仕掛け結び、エサ付け・・・それらを考えると手返し・テンポの点ではルアーが断然有利だ。

・・・ここまで上げてくると、ルアーの枠を飛び出すとしても、上に書いた点で考えればルアーに近い順にインチク、鯛ラバ、テンヤ・・・となりそう。
最も遠いテンヤをナゼ選んだのか・・・
改めて考えるとわからない(笑)

強いて言えば愛犬の散歩コースの田んぼ地帯にザリガニが異常発生してたから?
もう何を言っているのかわからない、ごめんなさい(笑)

う~ん・・・自分を納得させるために理由を考えるとしたら、ジグ&インチクはF氏&チョビー氏が、鯛ラバはAn氏が開拓するとしたら・・・僕がテンヤを担当しようか、と言うことにさせて下さい(笑)
スライダーズはチームですから、お互いが協力して開拓を進めたり、情報共有できればいいと思う。



さて、本題に戻ります。
7mラインで初体験のテンヤを投下・・・すぐに回収してエサ持ちを確認しての2投下目・・・
着底と同時に根掛かりのような感覚を感じたけど、何か生命反応を感じた瞬間に即アワセ!

※マダイはテンヤ派である父から事前に『テンヤはアタッたら即アワセだ。』としつこく言われていた。
父自身マダイは年に数回しかやらないから、どこまで信用していいものかわからないけど、初体験の身分であるから素直に従う方が無難だ。

グン・・・と首を振った感触の後に走る!
この動きはマダイなのか?!

浮いて来たのは・・・



全長38cmで尾叉長34cmの食べごろマダイ!



続いてフグの猛攻も挟みながら


こちらは結婚式の塩焼きサイズだろうか。
リリースした。

13mラインまで流された頃にフォール中3度もアタル・・・フグだと思いそのまま着底させると、横に走り出した!
テンション張ってファイト開始すると首を振る!
またマダイなのか?!


全長41cmで尾叉長37cmの同じく食べごろマダイ!
もうヨダレが出てしまいそうだ。

その後はアイナメを追加


ザリガニを使い切ってしまったのを機に一時帰港して獲物をクーラーボックスに




さて後半戦は修行中のジグで頑張ります。
結果は・・・
特大フグが怒涛の11連発!
12発目でリーダーを噛まれたのかフォール中に軽くなったままジグをロスト・・・

フグは煙たがっていたけれど、あのサイズであればファイトも詰まらなくはない。
普通にシャクッていて口にフッキング出来るんだから、意外とフグも動きは素早いらしい。

相変わらず疲労蓄積の体では眠気にも勝てずに、チョビー氏よりお先にストップフィッシングでした。
お疲れ様でした。

【獲物1匹ゴミ1個運動】
ペットボトルやプラスチック容器等を拾いました!

【今宵の肴】
白身魚2種で久々のアクアパッツァを作ろうと思いましたが、父から『暑い時に食う料理じゃねぇ。』と一蹴されたために変更となり・・・

カルパッチョ


ワイン蒸し


フランスパン

こちらはワイン蒸しの残り汁にバジルを加えたソースが絶妙なマッチ感!

そして・・・最後に完成したのは何故か他の“洋”に逆らう“和”の料理である“潮汁”でした。
ワイン蒸しに集中するために父にお願いしたものだけど、バランス考えてメニュー指定すれば良かった・・・と後悔しながら鍋を覗くと、あれ?
何故かバジルが浮いている?



父に聞くと『何か味が足りない気がしたから、お前の塩を使ったぞ。』と。
俺の塩?まさか?
スパイス&ハーブが混ぜられた“マジックソルト”のことか~?!
オヤジ、潮汁に何を入れとんねん!
焦って味見すると・・・あれ?旨い!!

潮汁が洋風テイストに仕上げられている!
結果オーライだけど父のファインプレーにより、白身魚の“洋風”フルコースが出揃いました~!
これらのメニューで白ワインを頂く・・・至福の時・・・ザリガニさんありがとう。。。


とても満足しました。
今日も海に感謝!☆




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Posted by いわき2011 at 21:23Comments(0)KF日誌釣り魚料理

2015年06月21日

全員集合~!



こんばんは、二日酔いでの2連浮で精魂尽き果てた、東北の湘南人です。。。

昨日の記事は飲み会に向かう電車内で投稿したわけですが・・・
その後は楽しい一時を過ごしました!!

少林寺マスター氏から情報を入手した“東や”さんでの宴会でした。
少林寺さんのブログに載っていた忘年会?の写真を見と時に、驚いたのがキッカケでした。
サカナ好きとしては、自然と値段を予想してしまったわけですが、どう考えても1人当たり万は下らないであろう品揃えに見えたのです。
〇〇の刺身で〇千円、〇〇の煮つけで〇千円、〇〇の・・・と、何度も計算し直しますが、どう見ても万は下らないと思えます。

が、この場で公表していいものか迷いますが失礼して・・・それは料理のみで5千円の宴会コースだと言うのです。
僕たちが普段、飲み会として利用するのは例えば料理&飲み放題付きで5千円以内とかですから、もちろん料理だけで5千円と言うのは慣れ親しんだ飲み会よりも高いわけですが、いやいや、普通は5千円で食べれる代物じゃないぞ?!と僕の目は判断します。

これは、普段の飲み会よりも高く払ってでも、食してみる価値がある!
先輩方を誘うと、意外にも賛同してくれて7名での宴会となりました。
でも電車移動で遠いし、飲み物も含めたら諭吉さん出動になるし、そんなんで美味しくなかったら、先輩方に申し訳なさすぎる・・・いや、でも、自分のサカナを見る目を信じるのだ。

そんな不安を感じながら、宴会の席に先輩方が1人、また1人と到着します。
まず、テーブルの上に揃ったお料理を一目見た途端に、みんなテンション上がります。

で、実際に食べてみて・・・ウマい!!
これを5千円で頂けるのは、なんと幸せなことなんだ!!

日本酒がすすみ・・・みんなイイ気分。
そして「わざわざ遠くまで来て良かったよ、ナイスチョイスだよ!やっぱサカナのこととなると、サスガだな!!」と言って頂け、肩の荷が降りました。

情報提供して下さった、少林寺さま、本当にありがとうございました!

さて、早起きしての運転に備えて二次会からはアルコールを我慢します。
終電も近付き、翌日が仕事の先輩たちと3人だけお先に抜け出し、〆のツケ麺を食べて帰宅しました。

0時就寝→3時起床・・・元気だな。
ちょっとだけ自分を褒めてあげたいと思ったよ。

今日は、4人で出艇の約束をしていました。
実はカヤック仲間たちと“セブンビーチ”なる団体名を名乗るようになりましたが、その中でもKFを主目的にしているメンバー4人で“SLIDERS”なるチーム名を命名しました。

グループLINEで朝も昼も夜も情報交換するようになり、2,3名での出艇を何度か繰り返していましたが、この度、初めて4名の都合が合うことに!

今となって気付きましたが、LINE上で誰1人として集合時刻を投稿していません。
お決まりですね、日の出の時刻に海に向かえば良いのです笑

起きたら早速、グループLINEで連絡し合います。
2:17チョビー氏『着きました。』
2:54F氏『出発しました。』
3:01An氏『起きました。』
3:02僕『起きました。』

・・・おい!2:17の1名だけ、可笑しいだろ~?!
An氏と僕は市内在住のため、日の出に間に合わせるには妥当なアラーム時刻です。
F氏は市外在住のため、日の出に少し遅れる到着となりそうですが、いつも通りの出発時刻です。
市外から駆け付けたチョビー氏・・・何時に出発したの笑

で、3:52に僕は到着しました。
チョビー氏の車の目の前に駐車したけど、降りてくる気配はない。
もしかして、寝てる?
すると・・・

3:59チョビー氏『もう出てます。』

なに~?!
確かに日の出の30分前から空は白みだすからね、僕も二日酔いでなければ、そこを目標に来たかったな。

で・・・
4:09チョビー氏『しばす!』

あれま~!!
僕はまだカヤック降ろしてないよ、残り2名に至ってはまだ着いてない。
が、既に釣果情報とは・・・

こりゃ負けてられん!

An氏、F氏と到着し、各々艤装の準備です。
An氏が出艇・・・

僕は二日酔いの体調不良も手伝い準備の手際が悪い。
更に念の為、出艇直前に再度トイレを済ます。
そうして最も遅かったF氏と同時の出艇となりました。

そういえば他のセブンビーチメンバー“カヤックフッカツ”氏と“watameba”氏にも、An氏が連絡していたようだけど、来るのかな?
カヤックフッカツ氏が来たら、あれでしょ、動画を撮ってくれるでしょ。
じゃ、初のSLIDERS全員集合を撮影しようと考えてたけど、カメラは置いて釣りに専念しようかな。

鳥山を思い描いてスロープから港の出口に漕ぎ進むと・・・An氏?
沖に行ってないの?

『ウネリがヤバイです。』

え~?!
それで不安を感じ、僕たちのところに戻って来てくれていたようでした。
3人で港を出て・・・

うん、ちょっとこれは、ルアー交換で酔うレベルだね。
でも波が割れなければ危険ではないかな。
ただ、間違いなく釣りづらく、集中も出来ない。

鮫川に行こうかな・・・
一度、鮫川に行く旨をLINEしましたが、F氏と相談して少し様子を見ることに。
ま、ちょっとずつではありますが、回復傾向のようでした。

で、開始からしばらく何もない・・・
波が割れる浅い根回りには近づけないから、やはりフラット系を探しつつ鳥の動向を伺うとする。

それにしても、スピンテールでのマゴチ狙いで、ここまでノーバイトが長時間続いたことは稀だ。

watameba氏登場。
なかなかの人数だ、楽しい笑

チョビー氏は日の出前のシーバスを収納するため、一時帰港。
入れ替わりでカヤックフッカツ氏登場。
すげ、この人数で浮いていて、カメラ持った人が合流するって・・・何かの撮影会ですか?笑
今後もSLIDERS専属カメラマンやってもらいたい・・・釣れてる時限定で笑


さて、俺も休憩しようかな・・・集中力が切れかかった頃に、ググン!

思わず『よっしゃー!』とか叫んじゃったよ笑



マゴチ49cmでした。

その後も他のメンバーも釣果は出ず・・・
僕もマゴチを収納しに帰港します。

スロープでチョビー氏と談義しながら休憩。
そう言えば針外しで下を向いた時に酔っていたようで、気持ちが悪かったから、それが治まるまでは休もう。
30分ほどかな。
この時点では「いつもなら何か釣るF氏が釣れていない、魚もらってばっかだから、このマゴチあげようかなぁ・・・」
とか余裕かましてました笑

その間にカヤックフッカツ氏がマゴチGETとの情報が。



やっぱマゴチはいるのか~ひたすらマゴチを狙って、もう1匹でも2匹でも追加するような釣りが、今日は最前かな?
そう考えての再出艇です。

入れ替わりでカヤックフッカツ氏とwatameba氏はお帰りになられました。

後半戦はマゴチ釣れず・・・
時々ベイトが水面を逃げ惑うため期待はしますが、何かフィッシュイーターがいるのは確かでも、数は少ないのかな。
鳥山に発展はしないし、捕まえきれない。

そろそろ風が出て来て、諦め時か・・・

と、その時!
F氏からLINE受信「ヒラメ」

続いて「ワラサ」

うわぁ・・・この僅かな間に逆転だよ、やられたなぁ・・・

そんな感じで精魂尽きた順から帰港して行きます。

4人とも着岸して記念撮影。


その後はノンアルビール飲みながら談義。
で、ラーメン屋で〆ました。


このところ書いてはなかったけど“獲物1匹ゴミ1個運動”は継続中。
今日は釣る前からペットボトルを1本、拾っておいた。
いつだかF氏が沖で拾って来たポットにはウケたなぁ・・・笑


あ、今日感じたことですが、やっぱ複数で浮くことは本当に楽しい。
1年目は沖では誰とも話さず、孤独感を感じながらのKFだったけど、今シーズンは複数での出艇と単独出艇が半々くらい?
仲間が増えることは、幸せなことです。
そして釣果に関しても、不思議とカヤックだと連帯感?を感じる。
自分が釣っても、他の仲間が釣っても、何かこう、みんなで?チームで?釣ったような感覚になる。
だから相方が釣れれば嬉しいし、相方がボウズだと自分も悔しい。
そこってなんか、KF独特のイイとこだな、と感じました。

あとは、動画を撮ってもらえるのって、なんかイイですね。
次は是非、自分のキャストの瞬間とか撮ってもらいたい。
自分の動きって、普段は自分では見れないので。
パドリングの姿勢とかもだし、自分の修正点を見つける意味でも、ちょっと撮ってもらいたい。。。機会あったらお願い致します笑

話しは戻り、帰宅するともう、疲労困憊でした。
海から車で僅か15分の道のりでも、眠かった。
中通り(福島県の地方名の1つ)まで帰る2人は、さぞかしキツかったろうな。。。

僕の方は疲労感と闘いながら台所に立ちました。
コチの捌き方もようやく慣れて来て、それなりに卸せました。
2,3匹いれば唐揚げでもいいけど、1匹のために油を使うのも面倒だろうから、ネギポンにしようか、との旨を母親に話して調理したけど、何故か夕飯に鳥の唐揚げが出て来たよ。
油、使うなら、ついてにコチも唐揚げ出来たじゃねぇかよ!笑
コチの唐揚げ、絶品だからね。

でもネギポンも好物だし、ウマいし。
アラは潮汁にした、これもウマし。

そう言えば父の日を忘れてたから「お金じゃ買えない肴を用意しました!」と言って慰めといた笑

最近コチの美味しさが気に入っている。
スピンテールでリーリング中にバイトして来る感触も好きだから、単純に釣ることも好きだけど、やっぱ食味が素晴らしい。
で、スーパーとか居酒屋でお目に掛かれる魚でもないから、自分で釣らないと食べれないし。

釣り人って贅沢だな、と改めて思いますね。
ホウボウの皮の湯引きも、また食いたいなぁ・・・
夕飯時になると、メンバーそれぞれの“肴”報告がLINEで届きました。
カルパッチョ、昆布締め、生ハム!
どれも食いたい・・・
このメンバーで、釣った魚で料理したら、そこらの居酒屋よっか豪華な料理になる気がする笑
いつか、セブンビーチのメンバーで、キャンプやりたいですね。
僕は刺身担当で笑



うん、えっと、たかがコチ1匹だけど、ビールが進まないわけがない。
寝不足も手伝ってもう20時にしてイイ気分。
おやすみなさい~










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2015年06月20日

カヤックシーバス報告と、じいちゃんの話

こんにちは!
週末のこの時間がやって参りました。
土日の連浮の1日目が終わり、振り返りながら明日に備えて酒を飲もうとしている、東北の湘南人です☆

今日は生憎の海況です。
川で漕ぎつつシーバスで遊ぶか、たまには陸っぱりで、家族のリクエスト通りアジを調達するか…

直前まで気分はアジでしたが、急きょカヤック積んで川でシーバスにしました。

実は、じぃちゃんが入院しました。

じぃちゃんは認知症が進み、ここ半月ほどは昼夜逆転したリズムで、夜中に出歩くから家族も寝不足が続いている状況でした。

庭で転んだり、そもそも目が悪いけど、足腰も日に日に弱っているようでした。

GWに従兄弟の結婚式があり、茨城までの移動も体力的に不安なことから、じぃちゃんは留守番…となりかけた時は、僕と弟で両親を説得し、連れて行きました。

孫の結婚式に出れるのも、これが最後になる可能性もある…口にするべきではないけど、弟もそう感じていたと思う。

ひぃばあちゃんは、96歳までピンピンしてたけど、風邪で寝込んだまま寝たきりになった。

その時の経験から、年寄りは弱り始めたら、呆気ないことと、孝行したいと思った時には、もう遅いこと、僕ら兄弟は知っていた。

だから、じぃちゃんが認知症と診断されてから、自分に出来ること…じぃちゃんの好きな刺身を、鱈腹食わせてやっぺ!て考えた。

認知症で孫が仕事に行ったこともわからないのに、釣りに行った日だけは夕方まで覚えていて『刺身、食えるのか?』と庭まで出迎えてクーラーを覗き込む、じぃちゃん。

大したことではないけど、孝行できてるのかな、と少しは感じることが出来てた。

先日の鯛も、冗談で『じぃちゃん生きてるうちに、また鯛なんて釣って来れっかわかんねーからな、いっぱい食いなよ!』とか言ってたっけな。

ま、そんなわけだから、じぃちゃんが入院したってなったら、アジを釣る気にもなれなくなって、川を選んだわけです。

前置きが長くなったけど…
カヤックシーバスの報告します!

結果から言うと…セイゴ1匹!
実は、川でのシーバスは初めてのGETでした!
ガングリップロッドとランダムトゥイッチャーの組み合わせ…三番瀬を彷彿とさせる?(笑)

海が荒れていたからか、ウェーディングでのルアーマンが多くいました。

その中に少林寺マスター様もいました。

休憩がてらカヤック降りて、隣で一緒にウェーディング(笑)

そういえば今日は、少林寺さんのブログで紹介されていた『東や』で飲み会です。
先ほどお会いした時に、そのことを話すの忘れた…

それから、着岸すると話し掛けて来る方が…
このブログの読者様でした!
カヤックフィッシング…始めましょうよ(^^)/~~~

あ、やばい、そろそろ時間がない。
それでは今日はここまで!



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2015年06月12日

赤いやーつ!めでたいやーつ!!



ご無沙汰してます、今宵も酒と肴がウマい・・・東北の湘南人です!
こんばんは!

ブログ更新ご無沙汰の間には、新潟出張がありました。
とっても簡潔に書くと、前乗りしてカヤックレンタルがある旅館に泊ったんです。
ワカシ祭りを期待しましたが、タイミングを外しました・・・

そんなこんなで貧果を嘆いてる間にも、カヤック仲間からは地元KFの釣果情報が入るわけです。
ちくしょー・・・なんで、こんな楽しいタイミングで出張なんて来たんだよ・・・早く帰りたい・・・

最終日が終わり、その日には少し福島寄りに戻った温泉地に泊まり、宴会となりました。
同じ職場から出張に同行したメンバーででした。
翌朝の朝食には旅館らしい豪華なアサメシが。
そこにシャケの塩引きのようなオカズもあったわけです。
日本人の朝食の定番ですよね。

でも、それはマスなんですね。
ほとんどの日本人が何の疑いも無く食している塩引きは、ほとんどがマスだと思います。
就職から4年弱を会社の寮で過ごしましたが、朝食に出て来る塩引きは、全てマスでした。
地元いわき市のスーパーチェーン・・・マルトでも、鮮魚コーナーで売ってる塩引きはマスが多いと思います、確認出来ている限りでは。

区別の仕方は、黒味を帯びた背中に、更に黒い斑点があること。
それが、マスです。
メジャーなのは、チリ産とかアルゼンチン産のシートラウト(ブラウントラウトの降海型)だと思います。

いや、シャケの偽物とか、そういうわけじゃないです。
シートラウトはそれはそれで、美味しい魚だと思います。

だけど、ほとんどの人は、何の疑いも持たずに出された塩引きを食べる。

でも僕は、出された魚は、ちゃんと理解して食べたい。
そうやって食べて来て、今までで一番ウマかった塩焼きが、サクラマスの塩焼き。

父が年に1回くらいだか秋田まで遠征しては、食べさせてくれた。
それが、ここ数年は父の遠征もなくなり、有りつけてなかった。
そのサクラマスを・・・弟が・・・地元で釣った。

それが先月かな?
僕が最も好きな塩焼きは、アジでもアユでもスズキでもなくサクラマスであること・・・これを、その時に弟に伝えた。
そしたら「また釣れたら、持って行くよ!」と言ってくれた。
でも、サクラマスをメインで狙う釣り人も乏しい地元で、そう簡単に釣れるわけ・・・

が・・・釣ってくれました、木曜日の早朝にLINEを受信したら、弟からの釣果報告でした。
3匹も・・・

2匹は実家に届けてくれるとのこと。

楽しみ~!!
だけど、当日は宿直・・・
朝から出社して、定時で仕事を切り上げて、トラブル対応要員として、職場に寝泊まりするのです。。。
宿直者用に支給される弁当を食べながら、サクラマスの塩焼きを思い浮かべる・・・

そうしてもう、20時には宿直者用ベッドに横になりました。
休日の時間を有効に使うため、宿直の日には寝溜めすることにしています。

ところが・・・ちょっとしたトラブルで21時には呼び出されました。
トラブル対応要員としての宿直なので、仕方ありません。
再び寝つけたのは24時を回っていました。
職場での寝泊まりは、自宅ほど疲れ取れませんので、やっぱ同じ睡眠時間でも疲れますよね。
本日、金曜日は疲れを引きずったままの業務となりました。

特別に忙しいわけでもないけど、今日中に終わらせたい仕事があったため、朝からPCをカタカタ頑張ります。
でも、始業前にLINEで受信していたチョビー氏の釣果報告が気になります・・・

土日は天気が微妙なんだよな、今日の午後なら、雨は降ったとしても風と波は問題なさそう・・・

やっぱそうでしょ、頑張るでしょ!!
はい、昼で半休を取得しました笑

そこから帰宅途中にラーメン食って、準備してポイントNに向かって・・・

時間がない。

ロッドはグリッサンド1本!
魚探もナシ!
行くぜ!

15:00出艇~

曇ってるな。
ポイントN名物の濃霧、夕方には来るかもな。
でもいいや、そんな沖に出なくても楽しめるでしょ。
鳥山は・・・ないな。
じゃ最近お気に入りのスピンテールだな。

底を取って・・・お?
底が取れない。。。

魚探ナシだから確証はないけど、出艇地からの距離感から考えると、10~12mの地点だと思う。
風が強くてカヤックが流されてると底を取りづらいことがあるけど、今日の風でここの水深なら、20gのスピンテールなら底を取れるでしょ?
※この時点で魚探を持たない難しさと、同時に魚探に頼らず考える楽しさを感じ始める。

使用しているのはimaのスピンガルフ。
30gに変えても、底は取れない。
これは、潮が効いてるんじゃないの~??

やる気MAX!!

ジグに変えようか迷いつつも、キャストの方向を変えてどうにか底を取れないか試みる。
風でカヤックが流される方向・速度、潮でルアーが流される方向・速度の兼ね合いで、底の取りやすさは変わる。
だから、キャストの方向を変えて試してみることは大事。

そしたら、真東くらいの方向かな?底を取れる方角を見つけた。
そのまま数投・・・
底の感触を感じながらも、バイトなし。

ちょっとだけ、集中力が落ちて来た。

色々なことを考える。
明日は同級生の結婚式に呼ばれてるんだったな。
そう言えば今年はマダイを釣ることも、テーマの1つにしていた。
こんなタイミングでマダイ釣れたら、なんだか縁起イイよな。
※後から話を盛ったと言われればそれまでだけど、本当に、何故かこのタイミングで、そんなことを考えた。

ちなみにマダイをどうやって釣るかだけど・・・

昨シーズンまではマダイを“釣ろう”どころか“釣れるかも”とすら、思ってなかった。
それが釣れない冬を過ごす間に色々と学べて・・・これ、ここの海でも、KFマダイは可能性あるんじゃね?と思うようになった。
そこからはKF仲間のF氏とも知恵を出し合って、マダイに対する憧れは膨らんでいった。

そうして冬を過ごす間に、KFでのマダイ釣果の大半を占めているのは鯛ラバかと思い、実際にまずはそれを視野には入れたけど、地元の浅い海域では“縦の釣りは効率が悪い”ことがとにかく頭から離れなくて、自分の釣りはとにかく横の釣りで組み立てたい、と思うようになっていた。

そもそも、マダイを狙うようになると、地元KFのメインである青物とか、他の魚種の可能性を犠牲にするかも・・・
課題は、実績ある他の魚種を狙いつつ、マダイの可能性を考えられる釣り方。

その中でマダイの可能性を感じるのが、バイブレーションの斜め引きと、スピンテールでの底を叩く釣り方。

マダイは雑食だから、小魚に反応してる時しか期待できないかもしれないけど、とりあえずルアーでの釣りであれば、全てのフィッシュイーターはターゲットになり得る。
だから、陸っぱりではエサ釣りが大好きな僕も、KFではルアーに拘る。
KFは限られたタックルで多くのバリエーションに対応できる方が有利だから。

で、話は戻り・・・
同じスピンガルフ30gで、カラーを変えてみる。
もう一度言う。
明日は同級生の結婚式。
マダイが釣れたら、そりゃ縁起がイイよね。

ここの海は時々、神様的な存在を感じることがある。
昨シーズンも、記事に書いたけど「シイラの雰囲気あるな・・」とか感じたタイミングで初ペンペンをGETした。
だからさ、マダイ釣れたら、とか期待しちゃうよ。

そしたら数投で事は起きた。
着底と同時に咥えたのか、コツンて感触はなかった。
だけど、再リトリーブの瞬間に確かな重量感。

ゴミかもしれない。
根掛かりかもしれない。
だけど、テンションに神経を集中しながら、いくらかリーリングは続けてみる。

カヤックだと艇自体が流されているし、根掛かりとアタリの区別も難しくて、デビュー当時は確かに、根掛かりを「デカいのに切られた!」とか言ってしまったこともあると思う。
だけど、スピンテールの釣りをしてみたら、そこを区別することすら快感で、ちょっと上手にはなったと思う。
だから、これは魚だよ。
そう思ってリーリングを続ける・・・

1mほどルアーが浮いたかと思う頃に、ゴン・・・
青物のプラッキングじゃない。
慌てちゃいけない。
グラスロッドの弾力も生かして食い込ませてから、一発だけガシッと。

してやったり。
ファイト開始~!!
マゴチか、ヒラメか、はたまたホウボウか??

およよ?
完全にファイトの様子が違う。

※ここからも話を盛っていると思われるかもしれない。
けど、実際に感じた心境で書きます。

ゴン!と首を振る感触からアイナメをまずは疑った。
※魚探を持たない中で砂地エリアと岩礁帯エリアの境目を狙ったつもりだけど、全く根掛かりの気配を感じなかったから、根をハズしたな・・・と感じていた。だから、根に着くタイプのアイナメは可能性が低いとは思ってはいた。

で、次の瞬間にはドラグ鳴らして走るんだよ。
あ、ドラグ緩かったな、と思って落ち着いて少しずつ調整したら簡単に止まったから、デカい魚ではないことは分かったけど、でも今の走りはアイナメとかソイとかの根魚ではないと思う。

で、ゴンゴンゴン・・・これが最大のヒントだった。
マダイって、3段引きとか言うよね?
堤防からのサビキで30cm未満は釣ったことあるけど、その時は感じなかった。
でも、これがマダイの感触なのか?
本当にマダイなのか??

そう思ったら、せっかくだからマダイだと信じてファイトしてみることにした。

ここまでの思考、ホント僅かな間に考え抜けた気がする。
実際には、数分とか掛かってたのかもしれないけど、ランディング出来た獲物を考えたら、まず数分とか長時間かかる相手じゃないし、やっぱ短い間に頭が回ったんだと思う。

マダイだったらさ、口が堅いらしいじゃん。
だったらさ、さっきのフッキングじゃ、刺さりが甘いかも?
マダイだと確証はないけど、念の為・・・“抜け”に気をつけたタイミングでの、追い合わせ!ガツン!よっしゃ、抜けなかった、こっからは迷いを捨てて強気にファイトできる!
※釣り慣れない魚種がヒットした時にバラすことが多いのは、その魚種に最適なフッキングが出来ていないからじゃないか、と普段から思ってたから、バイトして来た魚種を予測してフッキング~ファイトするクセは、自然と身についていた。

ランディング出来たところで、デカい魚ではないだろうけど、感触からして釣ったことない魚種であることはそこそこ期待できたため、いつも以上に緊張してのランディングに移った。
ネットを手に持ち・・・頼む、赤い肌を見せてくれ・・・あれ、白い?あ、腹か。あの白さ、マゴチ?背中を見せろ、もうちょい・・・あ!!!
赤い!!!
ホウボウではない、ホウボウ以外の赤い背中、脇腹、カヤックから見る初めての美しさ!

感無量ですね。
なんか、本当に不思議な時間だった。
たまたま結婚式の予定を思い出してマダイを思い浮かべ、そしたら何故かヒットした魚のファイトに違和感を感じ、姿が見える前から、釣ったとないマダイを半ば確信できたと言う・・・久々に、自分のセンス感じた笑

で、嬉しさのあまり写真を家族にLINE送信(弟・妹・母とのグループLINE※父はLINEやってない)・・・

KF初マダイ

すぐに弟から反応があった後で、妹からは「グロい」と。
これはね、LINE上で説教しましたね。
僕たちが口にしている肉も魚も、食卓に並ぶ前にはこうして血を流している、その命を頂いている有難味を感じるには、この画も必要だよ、と・・・酔っぱらった兄は調子こきましたが、刺身大好きな妹は素直に納得してくれました笑

ま、そんなLINEでのバカなやり取りを海上でしつつも、次の獲物を意識します。

マダイは雑食だよね?
小魚、甲殻類、イカとか・・・
そんなマダイがルアーに食って来た。
もしかして、小魚がいるのか?
魚探を持たずに来たから謎だけど、もしかしたらベイトが豊富にいるからこそ、小魚を意識していたマダイが、ルアーに反応してくれたのかもしれない。
てなわけで、ベイトには青物も付いてる説で脳内は期待MAX笑

いや待てよ・・・「イワシマダイ」てなマダイ釣りのパターンがあるらしいじゃないか。
イワシの群れについてるマダイはデカいのが多いとか・・・
あらららら、KFマダイ初GETの直後に、もしかしたらサイズアップのマダイも期待できるのか~?!

・・・・・・釣り人とは単純なもので、期待も落ち込みも激しいものです。
ハイ、その後はノーバイトでした。


ただ、最後に気になったことがあった。
相変わらず底が取り辛い潮加減・・・この潮の動きで魚が高活性になっていたりすれば、もっと“強い釣り”でもイケるのかも。
40gのジグ投入!
それもね、やっぱね、単純なジギングではないよね。
出来るだけ横の釣り・・・の発想から取り入れた釣り方、スピンスロー。
遠投して、横方向にシャクる。
数投ノーバイトが続き・・・

あぁ!!!

ポイントN名物“ホワイトアウト”だよ!!!

濃霧で出艇場所が見えなくなりました。
それも急に。
今まで経験した濃霧と比べても、こんな急に濃くなったのは初めてで、正直ビビりました。
GPS機能を考えても魚探は大事だな・・・
万が一の場合はスマホのGPSでも岸方向は把握はできるけど、それにしても恐怖感はありました。

実際には波打ち際の「ザッパーン!」て音は耳に届く距離だったため、岸方向に漕ぐことは出来ましたが。
もう一瞬でもいいから先に、撤退を判断できなかったことは反省と言うか、恥だと感じます。

無事に港の入口に辿り着いてから、思い出してゴミを1個だけランディング。
ペットボトルでした。

着岸後に、改めて写真を。

写真て撮り方が大事なんだね。
これで40cm未満だけど、カッコ良く撮れたと思う。


刺身はね、ちょっと失敗。
慣れない魚は皮の硬さがわからなくて皮引きが難しいよね。
皮を分厚く引いてしまうと、写真のように白い肉だけになってしまう。
お店で食べるマダイは、もうちょっと赤い部分あるでしょ?
反省です。


潮汁はね、シーバスもそうだけど、やっぱウマい。
鍋に入れる前に色々な方法があるようだけど、やっぱ炙ってからの方がダシは出る気がする。
今回は熱湯で臭みを流すようにしたら、出汁はイマイチだった。
でも、身の食感はサイコーでした。


そして忘れてはならないサクラマスの塩焼き。
マダイは金を出せば買えるけど、サクラマスってやっぱ貴重だよね。
父は「1匹はルイベにすれば良かった」と言ってたけど、いやいや、サクラマスは塩焼きだよ、そりゃルイベもウマいだろうけど、でも塩焼きをいっぱい食べたいよ、それくらいサクラマスの塩焼きは大好きですね。
それを食べさせてくれた弟に感謝だね。

さて、酔っぱらったままここまで書きましたが、誤字脱字があるかどうか・・・それを再チェックする体力は残っておりません。
おやすみなさい笑




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Posted by いわき2011 at 22:56Comments(10)KF日誌釣り魚料理

2015年03月01日

遠征レポート:東京湾奥シーバスの、漕ぐ・釣る・食う


こんばんは。
都会のKFに酔いしれた週末を回想しながらの晩酌で酔いが回った、東北人です。

昨日の記事は疲労困憊の夜中に投稿したため、納得できるまでの内容を吐き出し切ることが出来ませんでした。
そこで、落ち着いて振り返ってみました。
※何事も第一印象が最も直観的な感想であるため、前記事と矛盾する表現があれば、その場合は前記事の方が正しい言葉である可能性が高いです。

①東京湾奥のシーバスを食してみました!
釣れたのは実釣時間の中では前半の終盤?頃の時間帯だったかと思います。
そこまで反応を得ることが出来ておらず焦りを感じ始めた頃に、ようやくの1匹でした。
サイズは目測で60cm弱と感じたため、ランディング前からキープサイズを確信です。
※以前の記事でも書いた気がしますが、シーバスは大き過ぎても美味しくないとの情報から、70cm未満くらいをキープサイズと考えています。

ランディングしてみると、まず肌の色はイマイチ・・・本当は銀色に光った方が美味しいイメージですが、いくらか黒ずんでいます。
シーバスの生態は詳しくないため、黒ずむ理由はわかりません。
トラウトで言う“サビ”とは違う理屈かな?
居着きor回遊型とか、泳いでいる泳層でも魚の白黒度合いは変わるようだけど、産卵も絡むコンディションの関係もあるだろうし、複雑だから詳しい方がいれば解説お願いしたいです。

体系は、細い・・・シーバスは昨5月が初GETのため数は少ないですが、今までは夏場のパンパンの個体に見慣れていました。
もう負の印象ばかりです・・・が、序盤の釣れなさ具合から心を不安で埋め尽くされていたため、まずはファーストフィッシュということでキープを決断しました。
決断の直後に(先にランディングしていた)F氏が「どうする?!」と叫びながら(確か実測50cmと言っていた)シーバスを持ち上げています。
※F氏は持ち帰らないため、必要なら自分のためにキープして譲ってくれるとの意味から。

遠目に見たF氏のシーバスも同じく細身のため、2匹目以降はグッドコンディションに限って持ち帰ろうと考え、これを断りました。
が・・・確か色は銀色に光って美しかったような印象を思い出します。
断わったことを少し後悔。。。

着岸時にバケツに酌んだ海水をカヤックに乗せて駐車場まで運び、大量の氷を砕いてシーバスと共に収納します。

3時間の運転で帰宅は22時頃だったため、本日の午後に捌きました。
※1日ほど放置しましたが、正しい処理をすれば当日中より美味しく食せると聞いたことがあります。
今回はランディング後にアイスピックで脳締めし、剪定鋏(センテイバサミ)で首元の血管を切断しました。
以前にも書きましたが、陸っぱりとは違って自由が利かない艇上だから、まずは脳締めで魚の動きを止めてから、血抜きはナイフではなく力まずに済む剪定鋏です。
流れ落ちた血糊を流すために、バケツ代わりの水中メガネで海水をすくいます。
釣り場で遭った方には海中を覗いて魚を探すためだと勘違いされますが、あの水中メガネの役割は、ほぼ血抜き用です笑

着岸時に、いつもと違い帰路が長いことを考えて、腸(ハラワタ)を取り除きます。
そこで、大量の卵に驚きます。
産卵前だったの?!
既に産卵は終わっていると思っていたけど・・・F氏が釣った2匹は腹がペチャンコだと言っていたような気がするから、産卵後のシーバスも多いだろうし、個体差があるのだろうか。



で、捌いた話を始めます。
まず頭を落とし、2枚に卸したところで、違和感を感じます。
身の色が・・・?
背骨を境に背中側が黒っぽく残念な身色ですが、お腹側は真っ白で透明感もある美しい身色です。
画像の上が背中側、下がお腹側です。

この差はなぜ?
血抜きのミス?
※血抜きに失敗すると、毛細血管?に黒く血が残ります。

人間でも、神経であれば損傷の箇所で上(下)半身不随とか右(左)半身不随とかあるけど、血管でも同じなのか?
それなりの頻度で魚を捌いているけど、同じようなことは記憶にない。

そして実食!
・・・普通にウマい。
美味い刺身を食べ慣れている家族が、ウマいと言って食べてくれた。
卵が育っている産卵直前のシーバス・・・初夏の脂が乗った時期に比べたらコンディションは悪い。
それも、海とは言え相当量の淡水が流れ込む東京湾奥のシーバス・・・それが、普通にウマい。
すかさず父が(次の遠征でもクーラーを持って行けと言わんばかりに)「ウマいよ、食べれるよ。」と言う。
さすがに運河の中のシーバスは敬遠するけど、三番瀬のシーバスは・・・美味しかった!
これが時期を選んでベストコンディションのシーバスであれば、更に美味しいのだろう。
某どっちの〇〇ショーにも登場した“常磐もの”と言われる地元のシーバスには叶わないかもしれない(と思いたい)が、東京湾の“江戸前もの”も歴史あるブランドだと思う。


②バスロッド!
今回はタックルは、レギュラーの一員である“復刻グラスロッド”のベイトタックルに、スピニングタックルとしてバスロッドを加えた2セットでした。
復刻グラスロッドは以前も書きましたが、元々は確か父が高卒当時に初任給から3回払いで購入した6ftのスピニングロッドでした。
現代の物価に換算すると10万とかになるのかな・・・?
メーカーも不明・・・フランス製?
一度ガイド破損での修理で、フランスまで空輸で往復したとか言っていたような・・・?
そんな竿がガラクタに紛れていたところを拾い上げ、父がガイドをベイト仕様として巻き直してくれました。
バッドから吸い込まれるように曲がるため、食い込みは抜群!
他のロッドと併用のため出番も限られているけど、確か復刻後の初GETはホウボウで、他にはテトラ撃ちでのシーバスとか、年明けのアイナメ祭りで活躍してくれている。

そしてバスロッドは・・・そう言えば、こちらは自分の初任給で買った物では?!
記憶が曖昧だけど、初任給で買ったロッドは1本であることと、このロッドでの思い出が就職先の富岡町での釣果に限られることから、初任給で買ったロッドに間違いないと思う。
帰って気付いたけど、父の初任給ロッドと自分の初任給ロッドのコラボでした。
※地元でのカヤックリバーシーバスでも同じ組み合わせで漕いだため、実は何度もコラボしていましたが、今さら気づきました。

このバスロッドでの思い出は・・・確か入社2,3年目の頃だったか、体調を崩して交替勤務から2週間だけ日勤に追い出された時に、1週目の月~金と続けて、終業後の夕マズメ短時間でバス40オーバーを5日連続GETしたこと。
体調を崩したことが原因での日勤期間で、運動をドクターストップされていたため、釣りもグレーゾーンではあるけど、時効と言うことで笑
終業後に釣りが出来たのだから、あの病気は初夏の日没が遅い季節だったのかな?
普段はバス釣りはやらない自分だけど、就職での引っ越しで知らない土地での釣りとなり、運転中にポイントを見つけやすいバスを、この頃だけは頻繁に釣っていた気がする。

それから、富岡港でのロックフィッシュ。
ロックフィッシュと言うジャンルとしてはハードかライトかで分かれるけど、このバスロッドはメバリングには硬く、アイナメには柔らかい・・・間を取った30cm弱の根魚が多い富岡港内では、とても使い勝手が良かった。
メバリングとしては重いジグヘッドや、ハードロックには軽いテキサスを使って、アイナメ・ソイ・メバルの他に、初めてのヒラメもコチも、このロッドで釣った。

それと、坂下ダムでのヤマメ・・・桜でも有名なこのダムで、桜の花びらで覆い尽くされた水面にスプーンを投げ、釣れて来るヤマメは桜色に染まっていたり、銀化して輝いていたり・・・新緑の季節と重なって映える光景は、今でも覚えている。
このロッドはヤマメには硬すぎるからバラシも多くて、それでトラウトロッドを買うことに決めた気がする。

今では釣りに通えなくなってしまった双葉郡富岡町での、どれも大切な思い出です。


③干潟⇔リバーシーバス??
地元でのリバーシーバスと言えば、河口付近で暗い時間帯に人気沸騰中のジャンルですが、自分なりに数回チャレンジしたのは日中にカヤックで竿抜けポイントに漕ぎ入ってのリバーシーバスです。
河口とは言え、河口付近のプールにはシャローフラット・・・定番ルアーのラインナップにしても、今回の三番瀬シーバスとの共通点が実は多かった!
もっと早く気付けば良かったと言いたいところだけど、このカヤックリバーシーバスは惨敗続きで苦手イメージしか浮かばない・・・むしろ共通点が多いことに気づくのが、三番瀬から帰ってからで良かったかもしれない。

地元では何匹かのシーバスは釣ったことがあるけど、それは全て外海でのこと。
港のテトラとか、カヤックでの磯場だとか。
それらのシーバスの釣り方が得意だとか詳しいだとかは全く言えないけど、河川とか干潟でのシーバスは更に苦手だ。
昨シーズンはデビューシーズンに続いて青物に翻弄され過ぎていて、シーバスの面白さとか美味しさが身に染みて来たのが秋くらい・・・?
この春からは、もっとシーバスに目を向けたい。

今回に関して思うこともたくさんある。
三番瀬での釣り方が何も分からない状態で乗り込んで、撃沈した。
反省点もたくさんあるけど、行く前は右も左もわからない状態だった。
帰って来ては、課題は少しずつ浮かんで来た。
今回は“体験版”だったと自分に言い聞かせ、次に向けて脳内作戦会議を始める。

例えばルアーケースの中身。
そもそも普段とは全くジャンルの違う釣りのため、ちょうど良い(と思われる)品揃えがしてあるルアーケースはない。
そのため全てのルアーケースから脳内ドラフト会議を開き、2,3個の予備ケースに使える(と思われる)ルアーを選抜しての出艇だった。
結果・・・即席代表チームのような遠征用ルアーケースの中身は、チームワークが噛み合わなかった。
2,3個のルアーケースへの振り分け方がイマイチだった。
近いタイプのルアーを同じケースにまとめるとか、そういう点で使い勝手が悪すぎた。
ルアー交換の度に多少のストレスを感じて、集中力を消費するばかり・・・

それを言い訳にはしたくはないけど・・・釣り方もヘタクソだったな。
アウェーの空気の呑まれていた。
個性がないと言うか、自分の決断が少ないと言うか・・・ルアー選択、リーリングスピード、アクション・・・色々試したようで、実はそれだけだった。
もっと初歩的なことで、どんなベイトを食っていて、それをどう捕食していて・・・とか、具体的なイメージは全く出来ていなかった。
例えがヘタかもしれないけど、トラウトの管釣り的な思考だった。
大自然の中で釣るなら、広義なイメージを持たないと。

自分でも何を言っているのか良くわからなくなって来たけど・・・それくらい、悔しい思いをして色々な考えが頭を巡る、遠征翌日を過ごしました。


④KF人口・・・
KFがメジャーで定着している地域、人気拡大中の地域、マイナーで発展途上な地域・・・
地元いわき市は、まだ数えられる限りしかKF人口がいません。
今回の遠征は初めての、KFメジャー地域での出艇となりました。
そこでBlue Lifeやkayak55の方々と出会うことが出来て、たくさんの興味深いお話もさせて頂きました。
特に気になったこと、既に心配していることではありますが・・・伊豆方面等のKFが定着している地域では、漁業関係者に煙たがられているポイントもあるということ。

このことは、KFデビュー当時から、考えていました。
いつか地元の海にもカヤッカーが増えたら、同じ現象が起きるかもしれない。
そうなれば心からカヤックを楽しむことが出来なくなる。
もし出艇禁止ともなれば、自分の生活の一部とも言える遊びを失う・・・自分の居場所とも言いたい海が、遠くなる。
それは、絶対に避けたい。
阻止しなければならない。
どうすればいいだろう・・・

まず第一段階として現地の漁業関係者に、カヤッカーに対するイイ印象を与えること。
地元でのカヤッカーは未だに乏しい。
自分がデビューした時点では、認識不足も有り自分がパイオニア的な存在になると考えていた。
※厳密には僅か数名の方は既にカヤックを楽しんでいたようだけど。。。

自分の行動が、今後の地元でのカヤッカー全体の印象を左右すると思った。
責任感のようなものを確かに自覚した。
自分が迷惑行為を繰り返せば、自分より遅くデビューするカヤッカーは、初出艇の瞬間から既に“迷惑者”のレッテルを貼られることにある。
それだけは、絶対にあっちゃいけないことだと思った。

“フィッシング”の面を外しても、カヤックはとても素晴らしい遊び。
そのカヤックを漕ぐ人は、誰もが仲間だと思うようなった。
その仲間が1人でも多く、少しでも永く続けられるように、そのことに自分の行いが何か影響を与えるのであれば、それは良い方向に、少しでも努力したいと思った。

デビューシーズンは海水浴場からの出艇が主で、漁業関係者との関わりもないようなものだった。
デビュー2年目の昨シーズンは、ホームとしていた海水浴場が工事で立ち入れなくなったことで、2か所の漁港を使わせて頂くようになった。
どちらの港でも、カヤックは物珍しい好奇の目で注目される。

漁師さんには積極的に挨拶するよう心掛けた。
出艇後は数時間も放置することになる車が、どこなら邪魔にならないか。
漁船の港への出入りが集中する時間帯は決まっているのか。
フラッグの役割と、レーダーリフレクターの話。
少しずつ、親しげに話しかけて下さる漁師さんが増えて来た。
「昨日はスゲェがったど!デッケェのいっがら、いっぺぇ釣ってこぉよ!」そう言って快く見送って下さる漁師さんがいる、この地元の港。
この関係が、ふとしたキッカケで崩れてしまうことを常に意識し、これからも見守って頂きたい。

ただ、いつまでも港からの出艇を続けるのも、考え直す必要があるかもしれない。
どれだけ謙虚に行動していても、もし将来的に地元KFの人口が増えたとして、同じスロープから何人も、何十人も出艇するようなことになれば、どれだけ良好な付き合いをさせてもらっている漁師さんからも、いつかは煙たがられる時が来るような気がする。
元々も出艇場所であった海水浴場は、来年度末で工事が終わる予定だ。
そしたら、そこをメインの出艇場所に戻そうか。
KF人口が増えて来ても、出艇人数が少ない平日には港から、休日は砂浜から・・・とか。

いつか起きることに対しては、起きてから対処を考えても遅い。
自分の遊び場は自分で探し、自分で掃除する。
その意識で「獲物1匹ゴミ1個運動」も勝手に1人で進めている。

これからも末永く、エンジョイ・カヤッキング!



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Posted by いわき2011 at 23:27Comments(12)KF日誌釣り魚料理遠征記カヤックシーバス

2015年01月01日

今年も漕いで釣って・・・呑みます。



メイプルサーモン冷燻

新年明けましておめでとうございます!
ご無沙汰のブログ更新となります。

昨年の振り返り・近況報告・新年の意気込みを記事にしようと思います。

まず昨年の振り返り・・・
KFデビューの2013シーズンに利用していた出艇地“S”海岸が工事のため利用不可となり、新しい出艇地を探すところから、2014シーズンが始まりました。

その途中でKF仲間と出会い、釣り方の幅が広がりました。
F氏・・・今年もよろしくお願い致します。

新たに出艇地として利用し出した2か所の港“N”と“O”は、磯場も近く豊富な魚種が期待できるポイントでした。
S海岸は、砂地のため根魚は乏しく・・・と言うか青物を追いかけてのキャスティング&トローリングのみの釣り方しか試していないため、1シーズン目はイナワラのみでした。
本当に、1魚種のみでした。
それが磯場を漕いだり、いくらか違う釣り方も模索するようになり、僅かではあるけど幅が広がりました。

ふと過去の記事を思い出すと、目標として4点あげていました。
①ブリ80を釣る。
②カンパチを釣る。
③ヒラマサを釣る。
④ペンペンを釣る。
※②~④はサイズは問わない。

この中で③と④は、達成することが出来ました。
①と②も達成が十分に可能だと思うので、新シーズン頑張りたいです。



新シーズンへ描いているイメージとしては・・・
3月頃から磯場に漕ぎ出しシーバスを狙う。
そのまま青物シーズンを迎えれば11月末までは楽しむことが出来る。
12~2月が空いてしまうが、この間は地元海域では出艇チャンスが極めて少ないことを、このところ痛感させられている。
強いオフショアの風の日が多い。
冬の3か月で数回の出艇のために、新しいジャンルに挑戦することには、気が乗らなくなってしまった。
そのため冬の間は、出艇できた場合は訛った体で漕ぐことを存分に楽しみ・・・冬の空気は澄んでいるから景色も楽しみ・・・釣りの内容としては根魚を求めてソフトルアーかな?
インチク等も数個のみ持つようにして、タックルは現状のベイトで通そうと思う。

そんなことを考えながら、12月を過ごしました。
ちなみに12月の出艇は1度のみでした。

出艇できない日が続き、陸っぱり釣行が増えました。
冬になると行きたくなる・・・白河FS!
メイプルサーモンを求めてフライロッドを振って来ました。

大晦日にイトコたちが集まるため、宴会用の肴を用意したい。
31日には父とのタッグで根魚を釣る予定だったけど、その前に事前に調達して保存が利く食材と言えば・・・トラウトです。

鮭とばならぬ鱒とばを作ろうと思い立ち、工程に3週間を要するから逆算して3週間前に1度と、次の週にも1度、行って来ました。
鱒とばの他には燻製して冷蔵庫保存としたもの、ルイベ用に冷凍庫保存としたもの・・・更に30日に解凍・塩漬け・乾燥させたものは、大晦日の夕方にソフトスモークに挑戦!

で、これが成功してしまったわけです。
玉ねぎを散らして、薄味を補うためにマジックソルトとオリーブオイルを和えたら・・・絶品でした!!

新年も食材確保&美味しいお酒を楽しみたいと思います。



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Posted by いわき2011 at 21:29Comments(4)釣り魚料理

2014年08月29日

寿司調達@誕生日パーティー!


ワラサ71cm

~8/28~

T氏とタンデム出艇の約束が、天気が微妙なため陸っぱりに妥協・・・
KFデビューのS海岸を2人で歩いてサーフからキャストを繰り返すが、沖で続く鳥山がもどかしい・・・
このところボイル散発が続く中で、鳥が集中しているのは珍しい。
これは期待できる!!
※散発のボイル等では、鳥も的を絞れず散り散りになるため、鳥山まで発展しないことが多いと感じている。

T氏は午後からは都合があるため、昼食後に解散してカヤックを積んでソロ出艇~

出艇地Nから漕ぎ出して北を眺めると、S海岸方面で鳥山は続いている。
目測2キロ以内…20分の距離と見た。

東風を受けながら、鳥山の沖側から回り込むために北東に漕ぎ進む。

途中で海鳥が何羽か追い越し行く…そうか、祭りはこれから更に盛り上がるのか。

そこに飛び魚の低空飛行を目撃…いつもより小柄ながら3,4匹も見てしまった。
飛び魚を目撃すると貧果となるジンクス…今回は撤回できるか。

5分漕いだ時点で目測1/4を超えている。
目測は大方ハズレてはいないようだ。
1.5キロくらいか。

中間地点と思われる某河口沖を通過し、S海岸テトラ帯を横目に確認する。

何とも言えない懐かしさを感じた。

KFデビューの昨シーズンは、このテトラ帯より更に北の海水浴を出艇場所としていた。
そこから北はN川河口、南はこのテトラ帯までを、鳥山を追い掛ける範囲としていた。
今シーズンは工事で海水浴場から出艇できないため、S海岸とも疎遠になっていた。

久々の凱旋とでも言いたい感情?
とても安心感があった。
“板子一枚下は地獄”の言葉に従い普段は常に精神が緊張しているが、海水浴場が遠目に見えた時に緊張感からの解放を実感した。
“ここの波は知り尽くしている”とでも言ってしまえば大きな勘違いになるが、でも確かに慣れから来る居心地の良さを感じた。

言うなれば“ホーム”
KF以外でも思い出が詰まったS海岸を眺めながら漕ぐことは、とても心地良い。

前置きが長くなったが、この時の感情を後々に読み返せるように、どうしても書いておきたかった。
何かに酔いしれているようで、人様に読まれるのは恥ずかしいような気もするけれど。


そろそろ鳥山がキャストの射程圏内に入ろうかと言う頃に何か違和感を感じる。
今シーズン多く遭遇しているパターンは散発ボイル状態だが、その時は一時的に鳥が群がるような場所があったとして、そこから離れた場所でもボイルは続くことが多い。
けど今回は、鳥が集中している一点を除いて、その外側ではボイルがない。

ここで1つの仮説が思い付く。
散発のボイルが鳥山に発展するかどうかは、実はワラサの追い込み方の善し悪しではなかろうか。
例えば群れのチームワークで一か所の水面にベイトを追い込むことが出来れば、そこに鳥山が出来て、当然ワラサも一点に向くから外側でのボイルは起きない。
対してチームワークが悪く追い込みが成功しなければ、そこら中で単独もしくは数匹での捕食が不効率のまま続き、鳥も的が絞れないために鳥山に発展しない・・・

この仮説が正解かどうかはわからないが、引き続き掘り下げて考えてみる価値は有りそうだから、覚えておくことにしよう。

更にシーズン単位で地元の海を考えてみると・・・

昨シーズンのワラササイズは、震災前もしくは震災後でもまだシラス等のベイト大量発生とはならなかった時世を知っている世代だとする。
そのためにベイトを追い込むチームワークも備えていて、だから昨シーズンは鳥山が多く見られた。
それに対して今シーズンのワラサは、震災後に放射能汚染の影響で漁が再開されないためにベイトが大量発生した時世のみしか知らない、いわば甘やかされて育った世代?
だからチームワークなど身に付ける必要も無かったし、単独での捕食で間に合うから、散発ボイルが多い・・・

全く的外れかもしれないが、実は正解の可能性もあるかもしれない・・・
釣りは仮説を実証していくことが成長に繋がる・・・と某氏から学んだんだ。

・・・仮にこの仮説が当たっていたとしたら、来シーズンくらいにはベイトのキャパ以上にイナワラが増えた反動でベイトが減り・・・捕食が下手なままブリサイズに育った彼らは、お腹を空かせる日常で無我夢中になり、見境なしにルアーにも食いつくかも?
来シーズン“いわきでブリが爆釣との予想”今から宣言して当たったら、話のタネくらいにはなろうか。


さて、キャスト圏内に入った鳥山にルアーを放り込む。
そして難なくヒット!!
このところ地元サーフから結果を出しているらしい評判の某人気ミノーを、評判に負けて準備していた。

強烈なファイトにブリサイズを確信しながらファイトを楽しみ、ネットには入らないだろうとギャフを準備しながら浮いて来たのはワラササイズ・・・はて、不思議だ・・・特に太っているわけでもないしスレ掛かりでもないが、異常にパワーが有ったな。
魚のコンディションの問題か、もしくは途中まで2匹ヒットしてたか?

何はともあれ、自己新の71cm

小雨の中ながらチャンスを信じての出艇で、思い出のS海岸を眺めながらの、嬉しい1匹でした。

その後はヒットルアーを投げ倒せば連発の予感もあったが、あえてすぐにチェンジした。
これだけ不調のまま夏を過ごして、ルアーのせいだったと信じたくなかったから。
他のルアーでも釣れれば、今までは何を投げてもダメだった、今回は何を投げても食っちゃう日・・・となる。

が、答えは・・・某ヒットルアーの勝利でした。
これまでルアーケースに買い集めた他の負け組たち・・・君たちを見捨てることはないが、明らかに出番は減りそうだよ。。。

1匹のワラサをストリンガーで牽引しながら帰路に。
先日の飲みの席で刺身をリクエストされていたことを思い出したが、同時に祖父の誕生日でもあることも思い出した。
飲み仲間には申し訳ないが、今回は誕生日パーティー用だ。
途中で漕ぐ手を止めて妹にLINEを。
寿司飯の用意を指示する。

帰宅して慣れないながら寿司ネタ用に切り分ける。
半身は照り焼きにも初挑戦した。

祖父はとても喜んでくれた。

認知症が進み日に日に頭も体も弱る祖父だから、考えたくはないけど次の誕生日を同じ状態で迎えられる保証はない。
だからこうして、83歳の誕生日に、祖父の好きな魚を用意できて、本当に良かったと思う。

状態が良くない日が続く中でたまたま鳥山が立ち、海が釣らせてくれた。
孫からのプレゼントと言うより、海からの、S海岸からの贈り物でした。

祖父83歳『ありがとう~!』


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Posted by いわき2011 at 23:32Comments(0)KF日誌釣り魚料理

2014年07月21日

釣魚美食学外論



釣った魚は美味しく頂きたい。

そのことは常に意識し、これまでに覚えた内容を整理してみようと思いました。

自分は漁師でもなければ板前でもないため、鵜呑みにはしないで頂きたい。
人から教わったり、WEBで目にした知識であったり、自分の失敗から学んだり・・・そうして覚えた内容であり、間違いもあると思う。
そのことは、本題を読む前にご理解下さい。

まずは釣った魚に対する敬意の話から。
釣っている側の人間は趣味の域を脱していないかもしれないが、釣られている側の魚としては、細い糸を通じて命の交渉をしていることになる。
釣り上げられれば夕方には相手の腹の中かもしれない。
それとも、リリースしてくれればいいが・・・熱い手でベタベタ触られ、灼熱の堤防に寝かされてメジャーを当てられ、瀕死の状態で返されるなら、いっそのこと、アイスピックでトドメを刺してくれよ。。。
そもそも、なかなかアワセを入れてくれないから、ついついノドの奥まで飲み込んじまったじゃねぇか。
ハリスを結び直すのが面倒とか言って、無理やり引っこ抜かれるんだろうな・・・俺の命もこれまでか?
どうにか、この糸をブッち切って逃げられないか。
ただ、道糸から高切れしてしまったら、口から何十mもの糸を垂らして、果たして明日から食っていけるだろうか。
どうすればいい・・・ヤバイ、もうタモ網が見えて来た、よせ、やめろ、お前ごときに俺の一生を決められてたまるか!

・・・こんなことを魚が考えたり口にしたりするとは思えないが、本能的に生きるために必死に抵抗することと、魚の寿命を強制的に縮めていることは事実で間違いない。
これを頭に忘れずに入れておくことは、1匹1匹に対して真剣に接することを意識させてくれる。

だから、食べるなら、命を頂くなら、粗末な処理はしたくはない。
自らや家族や友人の口に入った時の「美味しい」の一言が、魚にとっての念仏になっていることを信じたい。
そう思えなければ、心が痛んで活き締めの瞬間に躊躇するようになってしまうと思う。

それから、リリースする場合には、キープする時よりも気を遣う。
魚へのダメージを最小限にするため、ラバーネットを使う、熱い手では触らない、迅速に針外しをする。
その方法を挙げたらキリがないので、詳しくは割愛します。
諸々を意識して徹底していても、意図せず弱らせてしまうことも確かにある。
その場合は、例えリリースサイズだろうが持ち帰らせて頂く。
弱った魚をリリースして、木の葉のように沈んで消えていく姿を見ていると、消えていく命を見放す冷酷な心を持ってしまった気持ちになる。
それならば、小さかろうが丁寧に食させて頂くことによって、償いとさせて頂きたい。
それでも、どうしても持ち帰れない事情がある場合には、底で待つ他の生き物も糧になることで、命の循環に参加して頂くという考え方で自分を強引に納得させることもある。
その場合は、そもそも弱らせてしまった自分の釣りの腕を恨むしかない。

大げさかもしれないが、釣り以前に魚や生き物が好きなまま育った自分としては、これくらいに思っていることは嘘ではない。

それじゃどれほど美味しく頂く努力をしているのか?
前置きが激し過ぎて書くのが恥ずかしくもなっているけど・・・
自分が実践している処理方法等を書かせて頂きます。
読者様の中に詳しい方がおりましたら、間違いは指摘して頂ければ、今後の自分の為になり助かります。

まず釣り上げた直後の活き絞めから。
1発目は脳絞め?
延髄にアイスピックを刺します。
詳しい方法はググって下さい。
これで魚の動きが止まります。
成功すると魚の皮膚がサーッと真っ青に変化すると言うけど、自分ははっきり実感したことは、ほぼない。
あれ、今のがそうかな・・・と気付く程度。

次にエラ蓋からナイフを忍び込ませて、首の骨の上(背中側)と下(腹側)を切り込む。
背中側には神経、腹側には太い血管が通っている。
神経を絶つことで何かの物質の分泌が止まる?
血管は当然、血抜きのためです。
それから、尻尾側の血管も切れば更に良いらしい。

ここまでの刃物類での一連の処理に関して、それほど大きくない場合は一太刀で済ませます。
1発目にアイスピックを刺す位置からナイフを刺し、ノドの骨まで絶ちます。
この1発で脳絞め、神経・血管断裂を成し遂げることが出来ます。
目安は、ノドの骨を断つことができるサイズかどうかで決めています。

その後は、すぐに氷で冷やしてはいけない。
血が抜けきらないうちに身が締まってしまうから。
陸っぱりならバケツやストリンガーで海水に浸して待つけど、カヤックの場合はストリンガーで引っ張ったまま出艇地に戻る時間がちょうど良い。
自分はクーラーは邪魔だからカヤックには今のところ積まないスタイルです。

それで、血が抜け切ったらクーラーボックスで氷締めです。
氷の直付けは身が焼けるとかで良くないらしいけど、自分は直付けはしてしまっています。
それか、魚の全身を浸したければ海水を少々、氷の隙間に流し込みます。
これは真水は厳禁。
浸透圧の違いで、身に浸み込むかどうかの違いのようです。

また、アジ等の小物の数釣りで活用するのが、野絞め?
これは釣り開始前にクーラーボックスに海水で氷水を用意しておきます。
海水を酌んで、大き目の氷を入れておけば、仕掛けを準備して1匹目が釣れる頃までには、自分の手を入れただけでキンキンする程になります。
釣れたら、ナイフで絞めることもなく、直接この氷水に放り込みます。
すると、あまりの低温に体温が一瞬で奪われ、時には痙攣を起こしながらすぐに息絶えます。
ただ、30cm近いアジの場合は瞬時には息絶えないことと、大きいほど血抜きしないと身に血の気を感じてしまうことから、やっぱり小さい魚にしか向かない方法だと思います。

こうして持ち帰った魚はいよいよ、まな板の上に置かれます。
捌き方は別として、気を付けていることは水気でしょうか。
途中、何度も何度も、まな板や包丁の水気をキッチンペーパー等で拭き取ります。
時には魚の身に残った血も、キッチンペーパーで吸い取ります。

捌くタイミングに関しては、出来るだけ食べる直前が望ましいのかな?
そうも言ってられずタイミングは都合に左右されてしまうことが多いけれど。
仮に解体のみで翌日に食べる分がある場合は、卸すのみで皮は引かずに、キッチンペーパーとラップで二重に包みます。
この際のキッチンペーパーは、身にくっつかないR社製が気に入っています。
この辺りは、父から教わった部分が大きいです。

それと自分が根拠もなく続けているのは、刺身として皿に盛りつけた状態で、ラップをせずに冷蔵庫に入れる場合があります。
これで水っぽさを飛ばせればいいなと考えています。
これはすぐに食べる場合のみで、時間を置く場合には旨みまで飛ぶ気がして、ラップしてます。

あとは・・・薬味について。
概ねワサビ、ニンニク、ショウガの3種類かと思いますが、自分なりに使い分けとして思っているところを。
まず、ニンニクは臭み、血生臭さを誤魔化す意味が大きいと思っています。
だから血生臭さが多い赤身魚で、特にカツオ等には定番なのだと思います。
次にショウガは、淡泊な魚に味気を持たせる意味があると思います。
だから、白身魚で、特に根魚に合うのだと思います。
最後にワサビは、ニンニクもショウガも必要ない場合だと思います。
血生臭さはなく、それでいて淡泊過ぎないというか。
その場合もニンニクやショウガを使ってしまうと、魚の旨みを感じる邪魔をしてしまうと考えています。
そこにワサビを使えば、ツンとして通りが良くなったところに、控えめな魚の旨みや甘みを感じることができるのかな・・・?
これは、ヒラメやスズキのような旨みがある魚とか、それからアジやメバルにもワサビだと拘りのように思っています。
この理由は、ほとんどの魚は、成長して大きくなるほど、臭みは出るように思います。
逆に言えば、小さい魚であれば臭みを誤魔化す必要がないからワサビで食べれるわけで、そうすると魚の旨みの邪魔もしない。
だから、ワサビで食べれる魚はワサビでいく。
特にアジやメバルは、小さいと甘みを持っているように、勝手に感じているため、これは絶対ワサビ。

最後の最後に、他に気にしていることとすれば・・・魚種毎に違う、美味しいサイズや旬な時期とかの特徴は、少しずつ覚えて気にするようにしています。
小さいと脂が乗り足りなくて美味しくない魚とか、逆に大きすぎると身が錆びれて美味しくない魚とか、これは人に聞いたりしたらなるべく頭から忘れないよう気を付けています。
今の時期はスズキが旨いことは最近になって知りました。
昨シーズンまではシーバス釣ったことなかったのもあるけど。
初夏が脂が乗っているとの情報通り、腹を裂くと大量の内臓脂肪が白い塊となって出て来るし、その腹の中を濯いだ流し台の中は、灯油でもこぼしたかのように脂が浮きます。
7月に中旬に差し掛かった頃から卵を持つようになりました。
この卵が大粒になるにつれて、身から栄養が抜かれて食旬は終わるのかな?
そういうことを覚えては、また次のシーズンに美味しく頂ける時期を逃さないよう覚えておくようにする。

ここまで書いて、俺は何様なんだと思って来たが・・・自分の中で整理する意味と、中にはこの記事を役立ててくれる方がいてくれたらいいな・・・と思って、なんだかな~って内容だけど、思い切って投稿ボタンを押してみます。

何か間違いとか、他に実践している工夫を教えて下さる方は、コメント欄にお願いします。

それでは夜勤まで、おやすみなさい。




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Posted by いわき2011 at 12:34Comments(0)釣り魚料理

2013年09月15日

釣る、食う、呑む


釣りは獲物を捌いて平らげるまでが、釣りだと思っている今日この頃(笑)
仕事柄、平日の休みとか、昼間の空き時間とか多いから、釣りをするには恵まれた環境~!
このところオカズ調達を頑張っています。
母は買い物が不要になると喜び「仕事に行くより稼ぎがいい。」と褒めて(?)くれます。

まずは刺身
ウチのジイは釣りはしないけど刺身は大好きで、釣りから帰宅した孫のクーラーを楽しみに覗くのが恒例です。
平日の昼食はジイバアとの3人が多いので、朝一で釣ってきた時には、午前中に捌いて、夕飯用にメインは残しつつ、昼食から味見します。
ジイは病気もしたし年も年だし、もう何十年も生きてるわけではないだろう。
だから、喜んで食べてくれるうちに、出来るだけ美味しい刺身を食べさせてあげたい。
結局、料理をする側は、美味しいって笑顔を見ることが、自分の口で味わうよりも満足するもので。
そういう意味では、家族の中で一番気持ち良く食べてくれるのはジイである。
妹も食いつきはいいけど、選り好みが激しい。干物は食わないし。

夏前にジイが入院して、退院して、今年はめっちゃ食わしたる!と思い立ってから・・・アジの刺身、タタキ、南蛮漬け、唐揚げ、干物、塩焼き、カンパチの刺身、干物、ヒラメの刺身、干物、サッパの酢漬け、ワラサの刺身、ブリ大根・・・頑張りました。
特にジイのお気に入りはヒラメの刺身かな。
元々白身が好きなようで、ここ数年まともに釣ってないアイナメも、この秋冬は再開します。

そんなこんなで、またまた写真を添付します!

















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Posted by いわき2011 at 10:25Comments(0)釣り魚料理

2013年09月15日

干物男


魚は釣ることも好きだけど食べることも好きで、自分で捌いて昼間から酒呑んじゃったりするのが大好きなんだけど、いつも頭とか骨とか余って、畑に穴掘って埋めてました。

ふと、釣具屋で干物用の網を見つけて、ピンと来たんだっけ。
干物やれば骨とか無駄にならないんじゃ?
ついでに、酒のツマミになるんじゃね?
※魚とかツマミとか酒とか言ってるけど、当方26歳の青年です(笑)

で、網買って、スマホで干物のレシピ調べて、やってみた・・・
ウマ!!!
この夏は干物にハマりました。





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Posted by いわき2011 at 10:07Comments(0)釣り魚料理