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2014年08月29日

寿司調達@誕生日パーティー!


ワラサ71cm

~8/28~

T氏とタンデム出艇の約束が、天気が微妙なため陸っぱりに妥協・・・
KFデビューのS海岸を2人で歩いてサーフからキャストを繰り返すが、沖で続く鳥山がもどかしい・・・
このところボイル散発が続く中で、鳥が集中しているのは珍しい。
これは期待できる!!
※散発のボイル等では、鳥も的を絞れず散り散りになるため、鳥山まで発展しないことが多いと感じている。

T氏は午後からは都合があるため、昼食後に解散してカヤックを積んでソロ出艇~

出艇地Nから漕ぎ出して北を眺めると、S海岸方面で鳥山は続いている。
目測2キロ以内…20分の距離と見た。

東風を受けながら、鳥山の沖側から回り込むために北東に漕ぎ進む。

途中で海鳥が何羽か追い越し行く…そうか、祭りはこれから更に盛り上がるのか。

そこに飛び魚の低空飛行を目撃…いつもより小柄ながら3,4匹も見てしまった。
飛び魚を目撃すると貧果となるジンクス…今回は撤回できるか。

5分漕いだ時点で目測1/4を超えている。
目測は大方ハズレてはいないようだ。
1.5キロくらいか。

中間地点と思われる某河口沖を通過し、S海岸テトラ帯を横目に確認する。

何とも言えない懐かしさを感じた。

KFデビューの昨シーズンは、このテトラ帯より更に北の海水浴を出艇場所としていた。
そこから北はN川河口、南はこのテトラ帯までを、鳥山を追い掛ける範囲としていた。
今シーズンは工事で海水浴場から出艇できないため、S海岸とも疎遠になっていた。

久々の凱旋とでも言いたい感情?
とても安心感があった。
“板子一枚下は地獄”の言葉に従い普段は常に精神が緊張しているが、海水浴場が遠目に見えた時に緊張感からの解放を実感した。
“ここの波は知り尽くしている”とでも言ってしまえば大きな勘違いになるが、でも確かに慣れから来る居心地の良さを感じた。

言うなれば“ホーム”
KF以外でも思い出が詰まったS海岸を眺めながら漕ぐことは、とても心地良い。

前置きが長くなったが、この時の感情を後々に読み返せるように、どうしても書いておきたかった。
何かに酔いしれているようで、人様に読まれるのは恥ずかしいような気もするけれど。


そろそろ鳥山がキャストの射程圏内に入ろうかと言う頃に何か違和感を感じる。
今シーズン多く遭遇しているパターンは散発ボイル状態だが、その時は一時的に鳥が群がるような場所があったとして、そこから離れた場所でもボイルは続くことが多い。
けど今回は、鳥が集中している一点を除いて、その外側ではボイルがない。

ここで1つの仮説が思い付く。
散発のボイルが鳥山に発展するかどうかは、実はワラサの追い込み方の善し悪しではなかろうか。
例えば群れのチームワークで一か所の水面にベイトを追い込むことが出来れば、そこに鳥山が出来て、当然ワラサも一点に向くから外側でのボイルは起きない。
対してチームワークが悪く追い込みが成功しなければ、そこら中で単独もしくは数匹での捕食が不効率のまま続き、鳥も的が絞れないために鳥山に発展しない・・・

この仮説が正解かどうかはわからないが、引き続き掘り下げて考えてみる価値は有りそうだから、覚えておくことにしよう。

更にシーズン単位で地元の海を考えてみると・・・

昨シーズンのワラササイズは、震災前もしくは震災後でもまだシラス等のベイト大量発生とはならなかった時世を知っている世代だとする。
そのためにベイトを追い込むチームワークも備えていて、だから昨シーズンは鳥山が多く見られた。
それに対して今シーズンのワラサは、震災後に放射能汚染の影響で漁が再開されないためにベイトが大量発生した時世のみしか知らない、いわば甘やかされて育った世代?
だからチームワークなど身に付ける必要も無かったし、単独での捕食で間に合うから、散発ボイルが多い・・・

全く的外れかもしれないが、実は正解の可能性もあるかもしれない・・・
釣りは仮説を実証していくことが成長に繋がる・・・と某氏から学んだんだ。

・・・仮にこの仮説が当たっていたとしたら、来シーズンくらいにはベイトのキャパ以上にイナワラが増えた反動でベイトが減り・・・捕食が下手なままブリサイズに育った彼らは、お腹を空かせる日常で無我夢中になり、見境なしにルアーにも食いつくかも?
来シーズン“いわきでブリが爆釣との予想”今から宣言して当たったら、話のタネくらいにはなろうか。


さて、キャスト圏内に入った鳥山にルアーを放り込む。
そして難なくヒット!!
このところ地元サーフから結果を出しているらしい評判の某人気ミノーを、評判に負けて準備していた。

強烈なファイトにブリサイズを確信しながらファイトを楽しみ、ネットには入らないだろうとギャフを準備しながら浮いて来たのはワラササイズ・・・はて、不思議だ・・・特に太っているわけでもないしスレ掛かりでもないが、異常にパワーが有ったな。
魚のコンディションの問題か、もしくは途中まで2匹ヒットしてたか?

何はともあれ、自己新の71cm

小雨の中ながらチャンスを信じての出艇で、思い出のS海岸を眺めながらの、嬉しい1匹でした。

その後はヒットルアーを投げ倒せば連発の予感もあったが、あえてすぐにチェンジした。
これだけ不調のまま夏を過ごして、ルアーのせいだったと信じたくなかったから。
他のルアーでも釣れれば、今までは何を投げてもダメだった、今回は何を投げても食っちゃう日・・・となる。

が、答えは・・・某ヒットルアーの勝利でした。
これまでルアーケースに買い集めた他の負け組たち・・・君たちを見捨てることはないが、明らかに出番は減りそうだよ。。。

1匹のワラサをストリンガーで牽引しながら帰路に。
先日の飲みの席で刺身をリクエストされていたことを思い出したが、同時に祖父の誕生日でもあることも思い出した。
飲み仲間には申し訳ないが、今回は誕生日パーティー用だ。
途中で漕ぐ手を止めて妹にLINEを。
寿司飯の用意を指示する。

帰宅して慣れないながら寿司ネタ用に切り分ける。
半身は照り焼きにも初挑戦した。

祖父はとても喜んでくれた。

認知症が進み日に日に頭も体も弱る祖父だから、考えたくはないけど次の誕生日を同じ状態で迎えられる保証はない。
だからこうして、83歳の誕生日に、祖父の好きな魚を用意できて、本当に良かったと思う。

状態が良くない日が続く中でたまたま鳥山が立ち、海が釣らせてくれた。
孫からのプレゼントと言うより、海からの、S海岸からの贈り物でした。

祖父83歳『ありがとう~!』


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Posted by いわき2011 at 23:32│Comments(0)KF日誌釣り魚料理
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