2014年09月26日
情報戦~ネット社会~
※釣果報告ではありません。
先週はシラスパターンに翻弄されました。
いかに激しいボイルだろうが、いかに大型のジャンプだろうが、ベイトがシラスであれば落ち着いてシラスパターンに対する釣りに専念すれば良かったのです・・・
そして今週末は台風の影響が出る予報だ。
釣れない夜には・・・考察の時間であります。
まずシラスパターンに関しては、シーズン序盤にも苦しみましたが当時は一応の攻略は達成できたつもりではありました。
しかし、先週はシーズン序盤の経験を生かすことも出来ずにナブラを見送る時間が過ぎ・・・
新たな解決策を模索することとなりました。
まず火曜に浮いていたF氏からの情報で、反応があったパターンは教えて頂けました。
他に、何か決定打はないだろうか?
そもそも世間の他のアングラーたちも、シラスパターンに遭遇する条件は同じなわけで、その中で有能なアングラーたちは恐らく策を導き出しているのでは?パターンとして確立されているのでは?
・・・答えはWebで!!と思い、ネットで調べ倒しました。
その結果あるパターンを発見しました。
詳細はF氏には改めてお伝えしようと思いますが、この場では割愛させて頂きます。
これまでシラスパターン攻略の糸口としてイメージしていた点とは違った発想でしたが、説明の記事を読めば納得できました。
手持ちのルアーでは対応できないパターンであったため、即発注して本日届きました。
ここで思ったことが・・・
今のご時世ネット社会なわけで、いつの間にか自分は、釣りのノウハウや情報に関してもネットで入手することが増えていたなと。
これはある意味、自分の強みかもしれない。
まず断わっておきたいのは、自分はPCやインターネットには、かなり疎い人間です。
当然インドア派な方や特に、いわゆるオタクと呼ばれる方なんかと比べられたら、笑われてしまう程度にしかネットを使いこなせていないだろう。
が・・・そもそも釣りをするような人間、ましてやカヤックフィッシングを趣味にしてしまうような人間は、間違いなくアウトドア派だ。
それも、カヤックフィッシングにはお金がかかることも関係してか、自分と同世代や自分より若い世代は極端に人口が少ないように思う。
他のカヤックフィッシングアングラーの方々を仮にライバルとして自分と比較した場合に、失礼ながら、自分よりもネットを使いこなして情報収集している方は、何割ほどいるだろう・・・
自分は、こうしてブログを書いているが、キッカケは情報収集のためにブログを読む立場となったことからだった。
欲しい情報があれば、キーワードを入力して人様のブログを拝見させて頂くことは実はとっても手っ取り早い。
同じキーワードで複数ヒットすれば、少しでも自分の境遇に近い記事を選べば、リアリティに富んだ情報がなかなか簡単に手に入る。
他に、FB等も活用して、情報には困らない。
そういった意味では、同海域で時には同行させて頂いているF氏とも、情報交換の意味では非常に協力的にお付き合いさせて頂いている。
もちろん、1人より2人で漕いだ方が楽しいこともあるが、KF未開拓の地元海域では、2人で協力することが釣果にもダイレクトに影響して来る。
そもそもKFに限らず陸っぱりでも、青物ルアーなんかは本当に情報が大事だと感じる。
1つは攻略法とかの面・・・これは、改めて考えないとピンと来ないことだが、青物ルアーの歴史は非常に浅かったはず。
日本にルアー=疑似餌なる物が持ち込まれた当時は、トラウトが先駆けだったのだろうか?
いつしかソルトの分野にも派生して、青物はここ10年ちょっとかな?
年数は間違ってるかもしれないけど、とにかく歴史は浅い。
そのため、わかりやすい言葉で言えばメソッド?的なものも、まだまだ確立し切れていなくて、未知な部分が多いのだと思う。
※自分は1,2年前まで青物ルアーとは無縁だったため、既に確立されている常識的な?基本的な?メソッドについて素直に学ぶ面と、新たな可能性があるジャンルだから発掘の意味で柔軟に考える面と、両面あるから忙しいです。
例えば今回のシラスパターンでもそうだけど、誰かがある条件でハマるメソッド的なものを発掘したとする。
一昔前なら、それが全国に広まって世間の常識として認識されるまで10年とか要したのではなかろうか。
それが今は、ブログ等に〇〇な条件下で〇〇なルアーを〇〇なアクションでハマりました!と書けば、すぐに注目を集めて全国の無数のアングラーが真似をして、結果そのメソッドの善し悪しの判定あるいは細かな改善も、相当なスピードで進む。
今シーズン噂が立ったメソッドは、まるでファッションの流行のように次のシーズンには時代遅れになっていたりする。
これは、スゴイこと。
他のスポーツと違って単独で細々と・・・も多い釣りだからこそ、これまで情報交換というのは本当に難しかったのだと思う。
意図して他人には自分の手の内を隠すのもまた、釣り人の性質でもあるし。
2つ目に“地元”というローカルな範囲での釣果情報とかに対する、父の情報収集の仕方について。
父は釣り仲間も多いのか、時々ケータイが鳴って釣りの話題で長電話していることもあるし、様々な情報を持っている。
平日は仕事で土日しか海に行かないのに・・・水曜は〇〇で鳥山が、とか把握できていたりする。
これについて、父のやり方を見ているとある意味“情報屋”みたいに思えて来る。
以前、本人が言っていたことだが、何か情報を教えてあげても、それに対して答えが返って来ないヤツには教えない、というもの。
例えば友達に何か情報を教えた場合、その結果として何か釣れたのか、釣れなかったとしてもどんな状況だったのか、それは釣りの腕に関わらず、何か気付いた限りでもいいから情報のお返しをして欲しいというような内容のことだったと思う。
この考え方には自分も納得した。
自分と父の関係や、自分とF氏の関係もそうだろう。
父から何か教わったとして、自分は父よりもヘタクソではあっても、教わったことを実行した時にはそれなりに印象を答えたり、海の様子を報告したり・・・これをお互いに繰り返せば、お互いの持つ情報や、スキル的なものも2倍とか3倍になると思う。
職場でも、自分が釣り好きだとわかって、普段は釣りをやらない先輩も釣りの話題で話しかけてくることもあるが、これが意外にバカには出来ない。
海岸線をジョギングしていたら鳥が騒いでいた・・・隣のオジサンが〇〇で〇〇を釣って来た・・・信頼性は別として、釣りをしない素人さんでも、いくらでも有力な情報は持っている。
多くのカヤックアングラーは漁師さんでもないだろうから、365日24時間も、釣りのことを考えたり海を凝視しているわけにもいかない。
だけど、情報のやりとりでいくらでも、自分が見ていない数日間の海の状況は、穴埋めできる。
土日しか海に行けない人は、月~金で意外に海は変化しているものだけど、この月~金の状況をどうにかして把握し続けられれば、漁師さんにも劣らないくらい海を知ることができるのだと思う。
特に難しく考えずにひたすら漕いで釣ることを繰り返したKFデビューの昨シーズン・・・
それに対してKF2年目の今シーズンは、1年目の気づき事項を思い出して、シーズン前からルアーの調達を始め、釣ることに真剣に取り組み、海で知り合ったF氏とも協力し合い、昨シーズンに比べたらいくらか、幅が広がりました。
まだまだ残る今シーズン・・・少しでも多くの釣果報告が出来るよう、もう少し頑張ります。

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Posted by いわき2011 at 23:22│Comments(0)
│艤装&釣り談義
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