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2014年09月10日

メンタルコントロール@漕ぐこと&釣ること



精神論は嫌いです。
ただ、それは“根性だ”とか“ガッツだ”とか技術を度外視した根拠のない指導をするスポーツ指導者とかをイメージするから、敬遠がちに感じてしまうのか。

カヤックフィッシングにもメンタルが作用する面は確実にあると感じているため、頭の中に溜まっていた考えを文章にしてみようと思う。

まずは、漕ぐことに関して
カヤックデビュー当初に、他のカヤッカーが見当たらなかった地元の海に単独で漕ぎ出すに当たって、ドキドキもザワザワもワクワクも複雑に絡み合って、それはもう、冷静とも言い難い精神状態だったかと思う。

そこで少しずつ工夫すつようになったことを書きたいと思います。
これは個人的な些細な工夫であって、他人の参考にもならない内容かもしれないけど、本人は極々真面目に考えて取り組んで来た内容です。

カヤックで海に漕ぎ出すこと、単独で沖に出ることは、とても危険を伴うことだと、デビュー前から考えていました。
だからと言って過剰に慎重になり過ぎても、いつまでも波打ち際で水遊びをすることになります。
でも、無理に勇気を振り絞ったところで、勢い任せでの誤った判断を招きかねません。

“慎重かつ大胆に”との言葉が当てはまるかと思いがちだけど・・・そもそも、緊張を伴う海の上で慎重な考えと大胆な考えが毎度バランス良く作用して一定のテンションを保てるとは思えない。
高波1つで不安になり、鳥山1つで我を忘れるのではないだろうか。

出来れば、その都度で自分のテンションをコントロール出来たら、理想かな・・・と、何故だかそう思うようになった。

テンションをコントロールすること、調整すると言うことは、テンションの上げ方と下げ方を知らなければ出来ない。
そう思ったが、すぐに考えを改めた。
必ずコントロール出来る保証はない。
きっと我を忘れることも、カヤックを漕ぎ続ければいつかはあるかもしれない。

我を忘れたらどうなるか?
人間きっと“根”の部分が出ることだろうと思う。

大人しい振りをしても、キレると荒っぽい人や、逆に強面だけどイザとなると臆病な人・・・そんな感じ?

ならば、我を忘れてしまった時にどんな人間であればいいのか。
それは海の上なら、慎重派であることが望ましいかと思った。
であれば出来れば・・・根の部分を“慎重派”に設定できないだろうか。
元々慎重派な面は持っているけど、更に極度の“ビビり”と言われるくらいの慎重派になれないだろうか。

そう思ったから、日頃から海の怖い面を学ぶことにしました。
一時期は暇を見つけては海難事故やサメ襲撃事故・・・その他諸々の情報をネット上で漁っていました。
すると、頭にも心にも刻まれていきました・・・“海は怖い”と。

ここまでが前準備です。
ここまでで終われば、臆病者で終わり、単独で沖には出れないと思う。
そこで、ここからがコントロール。
“根”は臆病者の底辺にいるわけで、テンションは下がり切った本性を植え付けられているわけで、ここからはテンションの上げ方だけ出来ればいい。

例えば力加減とかでも何でもそうだけど、0~10のうち5に調整することは難しいけど、0からスタートして限りなく10を目指せと言われれば、楽だと思う。

ではどうやってテンションを上げているのか・・・
単純だけど、自己暗示です。
“もう少しあと一歩”
“何かが変わるかも”
・・・唄です。

かりゆし58の“心に太陽”を頻繁に心の中で唄い、時には呟いています。
お恥ずかしい話ですけど。

とにかく歌と妄想で勇気を無理やりに湧かせて、この先には鳥山があるかも・・・あと30分続ければ時合が来るかも・・・こんなん弛んだオッチャンだってやってる遊びだ!俺なら余裕で漕げるだろ?!(※諸先輩方への暴言お許し下さい。)と思い込むのだ。

そして勢いが付き過ぎた時には、脳内の音楽プレイヤーの停止ボタンを押して、周りを見渡す。
やべ、調子に乗り過ぎたな、無理は禁物・・・とすぐに慎重派の自分が心を支配する。

ここまで書いて、痛いヤローだけど、いやいや、一理ある・・・くらいには思って頂きたい。
何と言っても、震災後に漁が再開されず漁師も釣り船も、もちろんカヤッカーもいない大海原に、単独で素人が漕ぎ出した、当時の心理状態・・・これくらい工夫しなきゃ、やってられなかったよ。



続きまして・・・釣ることに関してのメンタルコントロール
これは特に、集中力に影響する話?

例えば新品のルアーで初GETして“入魂”との言葉を使う方が多いと思う。
これが、技術的にもだがメンタル的にも大事なんじゃないかと思うな、と言うお話です。

個人的な“ヒットルアー”は、確かに優秀なルアーなのかもしれないが、そこに“勘違い”も手伝った結果として、実績が積み重なるのでは?
と思う。
ここぞの場面では信頼できるルアーを使うから、言ってみればチャンスでのみ打席に立ってるバッターは打点を稼げるのも必然?みたいなこと。
その地位を気づくために、確かに過去に結果を出しているだろうことも間違いないけど。

それから更に・・・!
このところ思うのは、ルアーに対する信頼感で、無意識のうちにリーリング・アクションに影響しているのでは?
とういうこと。
自分が期待している、いわゆる“ヒットルアー”をキャストした時には、バイトの感覚がイメージ出来るから集中も出来るし、アクションも丁寧になる気がする。
逆に未“入魂”のルアーをキャストするとどうしても“このルアー本当に釣れるのか?”との疑いが少なからず頭をよぎる。
結果、無意識にアクションも雑になり、バイトは得られない・・・

その僅かな境遇の差で、ルアーは1軍と2軍、レギュラーとベンチ要因、先発とリリーフに割り振られてしまう。。。

間違いもあるかもしれないが、このことが気になり出してから、例えば入れ食い状態の時には、少しでも多くのルアーに入魂のチャンスを与えることを意識している。

入魂に成功すれば、次回は期待を持って送り出せるし、タックルケース内はジャイアンツのベンチ内のようになると思っている。
レギュラーが怪我しても、ベンチにも実力が劣らないメンバーが控えてるような。

期待できるのが先発メンバーに限られていて、ベンチメンバーが実績のない若手だけだったら、先発メンバーが不調でも、交替させる気にもなれないだろうから。

そんなことを考えながら、メンタルコントロールに真面目に取り組んでいます。。。

では夜勤まで、おやすみなさい。



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Posted by いわき2011 at 12:25│Comments(2)艤装&釣り談義
この記事へのコメント
こんにちは~。なかなか深いテーマですね。
カヤックフィッシングというものに真摯に取り組むその姿、素晴らしいことだと思います。
漕ぎというか海況に対しては、臆病なぐらいでちょうど良いと思っています。
そのラインも考え方や経験次第で変わってきますが。
経験や慢心に飲み込まれないように心掛けています。
釣りに関してはもう自己満足の世界のジギングなので、釣果は置いといてその時にただ気分の問題で使いたいジグを使うことが多いですね。
なかなか海況に邪魔をされて、やりたいことが出来ないことも多いのですが、、、
拘りを持って楽しむとスキルはあがる気がしますね(笑)
Posted by らずくんらずくん at 2014年09月10日 17:12
らずくん様
この自己満な記事にコメントを頂けてありがたいです!
間違ってなかったですかね?
やっぱり臆病なくらいでいいですよね。
経験から油断が生まれないよう、また海難事故の記事でも探そうかな。
Posted by いわき2011いわき2011 at 2014年09月10日 18:34
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