2014年09月09日
爆☆イナダ祭り!
9/8(月)
台風情報を耳にしたため、次の休日は期待できない・・・夜勤前に早朝から頑張りました。
F氏と待ち合わせて、出艇は6時頃?
前日の情報だと、河川からの濁りが届いていない、出艇地から南側でのみ鳥山が起きていたとのこと。
まずは南側に漕ぎ出します。
F氏の魚探にはベイトの反応が有るとのことで、早々にインチクでコチをGETされていました。
自分は今回は、キャスティングに拘るつもり。
単発のボイルか、もしくはボイルすらなくても、そこそこ揃って来たルアーのバリエーションでどうにか攻略してみたい。
FBにも事前に投稿したが、夏の貧果の鬱憤を晴らすべく、そろそろ会心の釣行を味わいたい。
1キロほど?沖でキャストを繰り返していると、F氏のルアーに青物がチェイスして来たとのこと。
なるほど、ボイルが確認できなくとも、水面下には確実にいる。
自分はルアーの交換を繰り返しながらも、岸沿いを北に向かう鳥が多いことが気になり出す・・・
河川からの濁りがない時には、北側の河口付近での鳥山が頻度としては多いが、この位置からは河口は目視で確認できない。
引き続きキャストを繰り返しながらも、いつ河口で鳥山が起きても対応できるよう、目が届く距離まで戻りながら探ることにする。
と・・・戻る途中の瀬?の辺りで静かなナブラが散発し始める。
サバ等のベイトサイズがプランクトンを貪っているナブラかもしれないが、期待が高まる。
沖に残っていたF氏に電話すると、トローリングで1バラシあったとのこと。
散発のナブラを捕まえきれないでいるうちに、北側の沖に鳥が集まり出していることに気づく・・・遠いが、向かう途中には、ボイルが起こることが比較的多いエリアを経由できる。
トローリングしながら漕ぎ出す。
沖の鳥たちは気になるが、距離的にどこまで頑張るか迷いながら、漕ぎ続ける。
すると案の定、いつものエリアで単発だがボイルが確認できた。
ミノーをキャストすると、艇の近くまでチェイスはある。
もう一歩・・・これを食わせられるかどうか・・・
そうこうしているうちに、南側で鳥の大群が一瞬だけ高く舞う。
?!
気付かなかった!
低空飛行のため、ウネリで隠れていたが、F氏の後方に鳥が集まっている!
急いで漕ぎ出す。
F氏は鳥がチラチラ見えてはいたらしいが、この時点では鳥山に発展しているとは気付いていなかったようで、自分より1テンポ遅れて漕ぎ出したように見えた。
鳥山に到着はほぼ同時・・・と、既にF氏はファイトを開始していた!
後で聞いたが、鳥山に到着するまでにトローリングで数匹GETしていたらしい。
ですよね、普通に漕いでいれば、余裕で先に到着できる距離にいたはずだから。
相変わらず続くナブラに接近すると、鳥は避けてくれて、キャストのスペースも開けて有り難い。
過去に数回目撃していたイメージだと、この辺りで鳥山が立つ時は大きな移動もなく長時間ナブラが続くことが多いように記憶している。
地形の問題なのか、根拠はないが。
自分は、まずは結んであったルアーそのままに、水面直下のレンジを泳ぐミノーをキャスト・・・ドン!
呆気なく1匹目をGETした。
最近は60cm以上のワラササイズを持ち帰りの基準としていたところにイナダサイズだが、ルアー丸呑みで流血が激しい。
蘇生は難しいと判断してキープする。
F氏と大声で会話すると、どうやら55cm前後の群れらしい。
2投目はミノーのシルエットを大き目にしたが、またも飲まれてイナダサイズを連続でキープ・・・
これはもう、これ以上、不幸な流血リリース不可を発生させないために、ビッグベイトで挑むべし!
某フローティングペンシルに交換しようと考えながらファイト中のF氏に話しかけると、同じペンシルでヒットさせていた。
※後で確認したら、自分が使おうとしていたペンシルのダウンサイジングバージョンだったようだが。
ならば別なタイプも試してみようと、同サイズのポッパーを選択する。
が、このポッパーには反応しないため、またまた同サイズのダイビング系の?ペンシルに即交換する。
すると、これが正解と出る。
ドッグウォークがハマリ、連発する。
サイズ的に飲まれないため、手返しも良く調子付いて来た。
ただ、これだけ夢中に食事している中でも同じルアーにはスレルのか、パタッと無視されるようになる。
ルアーローテーションの順番まで正確には覚えていないため、間に何か挟んだかまでは覚えていないが・・・次にハマったのがシンキングペンシルの表層スキッピング?
これがまた面白かった。
逃げ惑うベイトをイメージして水面を滑らせながら巻いて来ると、ガボッガボッと何度が食い損ねてから、ギューン!!
途中でワカシも混じったが、身切れ流血で3匹目のキープ・・・
それからハイライトは・・・
ナブラから一歩外側でガボッと出たヤツ。
ヒット直後は余裕で「大き目かも~」とか言っていたが、一瞬にして息を飲むことに。
・・・止まらない。
ファーストランが終わっても、再び走り出すまでにほとんどラインを回収できない。
100m近く出されただろうか。
最後はフックが折れた・・・
デカかったのか?
スレ掛かりも疑う必要はあるけど、水面にガボッと出て、顔の脇とかはあってもさすがに尻尾側に掛かったりするかな・・・
あれがスレ掛かりでなかったなら、ブリサイズだったのかな。
F氏も1回ラインブレイクがあったようだし、確実に大物がいるこの海に、改めて惚れ直します!
で、夜勤前の昼寝の時間を考えて、いい加減帰らねばと思い始めた頃にナブラもテンションを下げ始め・・・このところ信頼し切っている某ミノーでも素通り。
F氏も同時に終了となる。
片付けながらの会話は、もちろん弾む。
F氏は『二ケタいったかな~?』なんて言っていたが、余裕で超えていると思う。
まず自分はハマった2種類のルアーでそれぞれ5匹ずつは釣っていて、他のルアーでも追加できたわけだから、10~15匹は釣っているが、ナブラ到着までにトローリングで5匹ほど釣っていたらしいF氏は、少なくとも自分より多く釣っていたはず。
だから2人で30匹は釣ったかと思う。
この数を釣ることを、去年までは、ナブラが続けば簡単だと思っていた。
今回も、釣った直後は楽に釣れたとの印象が残っていた。
だけど・・・今シーズンこれまでもナブラには何度か遭遇していて、何度も悔しい思いを味わっていたわけだ。
きっと今回の自分たちには勝因のようなものもあると思いたい。
失敗を反省しての改善も大事だが、成功例を振り返って勝因を整理してみて、パターンとして覚えておくことも必要と思う。
まず個人的に良かったと感じているのは、ルアーのアクション・泳ぎに集中して丁寧に出来たこと。
これまでは、ナブラの中なら何でも簡単に食っちゃうと思ってたから、雑な巻き方のままでとにかく急いで撃ちまくっていた。
それが、この不調の夏の間に失敗を繰り返し、ルアーの泳ぎの重要さを意識するようになっていた。
それから新しい発見というか・・・2人いることはとても大きく作用した。
お互いに何気ない会話ではあったが、そこから、スレ始めたタイミングでも糸口を見つけ、2ヤマ3ヤマとペースを盛り返しながら続けられたように思う。
釣ってる間は、そこまで情報交換的に意識して会話していたわけではないけど、無意識のうちにルアーローテーションの参考にはしていたと思うし、1人であれば呆気なく手詰まりとなって2,3匹で終わっていたかもしれない。
これからも、お互いご協力お願い致しますということで!
最後に、水中撮影に初挑戦してみたので、どうぞ。




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