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2014年07月22日

KF初GET~1周年☆



KF初獲物

※釣果報告ではありません、画像は1年前のものです。

今日は夜勤明けで、夜は元上司の定年パーティーです。
個人的に大きなご迷惑をお掛けしてしまった方のため、単独で粗品をお渡ししたいと考え、夜勤帰りの足でそのまま買い物をして来ました。
帰宅して祖父母と昼食を食べて、新居の庭で伐採した木々を実家に運んで来た弟を手伝いながら(邪魔して?)釣り談義をしていたら、この時間に・・・夜の飲酒に備えて仮眠を取りたいところだけど、今日はどうしても投稿したかった。

KF初GETから1周年です。
当時のこと、それから1年の変化を、振り返ってみたいと思います。

6月の進水式を経て何度目かの出艇でした。
まだソロ出艇に慣れず岸から500m以内でプカプカしていた頃です。
ポイントは、今シーズンは工事のため出艇場所として利用出来ていない“S海岸”です。
KFと出会うきっかけとなったのもS海岸でした。
※2013.3.5投稿の“生い立ち⑧夏”参照

当時は、きっかけを大事にしたいと考え、初GETはS海岸にしたいと拘って通っていました。
2013.7.22
鳥の気配にも期待できる日和でした。
海岸沿いに並ぶテトラのすぐ沖側です。
たまたまサーフからキャストしていた父の姿が確認できるくらいの近距離でした。
テトラ方向から自分がロッドを構える沖方向へ激しい鳥山が移動して来ます。
もう、はっきりとイナワラ達の背中が水面を割って確認できます。
今となっては、一瞬の出来事だったように感じる。
直下降して水面にダイブする鳥の爆撃が、艇の両脇を通り過ぎ・・・その間に恐怖すら覚えながらも自分は前方にキャストしていた。
沸騰する鍋の中のようにボコボコとイナワラが狂喜乱舞する中で、ルアーが素通り出来るはずもなく・・・ギューン!・・・フッ・・・フッキングの動作のタイミングすら取れないままフックオフしてしまうほど、勢い良くルアーに襲い掛かってきます。
2,3度目でフッキングし、恐らく当時は慌てふためいて追い合わせの余裕などなかったと思う。
そして、経験したことのないファイトが開始された。
1年前に同クラスのイナダを数匹は釣っているが、足場の良いサーフと慣れない艇の上の差だろうか、主導権を握ることすら出来ず、艇ごと引きずられてしまう。
正直、姿を見るまでは得体の知れない魚か、青物であればブリサイズかと疑うほどのオーラを、PE0.8号(今シーズンは1.5号を使用中)を通して伝わってくる。
ようやく艇の下にギラギラとした魚体が見え、サーフでは味わえないそのアングルに圧倒される。
水面まで浮かせては潜られる繰り返し・・・水深3~5mほどのドシャローなポイントのため下に潜るにも限度が有り、すぐ横に走る。
底は根もない砂地のため擦れて切られる心配はない。
あとはフックオフだけ気をつけなければ。
艇の真横に寄せてネットに手を伸ばそうと左手をロッドから離すと、情けなくも消耗している右手では簡単にロッドを寝かされてしまう。
また左手も添えてロッドを起こすことを数回繰り返し、ようやくネットイン。
普通なら、ここで歓喜の雄叫びでも、というタイミングだろうけど、カヤック上でランディングする行為が魚の大小に関わらず初めての自分は、顔をニヤケさせる余裕するなく次の行動に移った。
艇上で暴れる獲物を、ボチャン・・・などということにもなれば寝込むほどに後悔するだろう。
当時は足元に備えていたクーラーボックスに、ネットから慎重に移す。
そして針を外すことすら不安を覚え、ルアーは口に掛かったままラインをカット。
クーラーボックスの蓋を勢いよく閉めて、ようやくのガッツポーズ・・・いや、放心状態でそんな高いテンションを発揮するどころではなかったかもしれない。
一部始終をサーフから眺めていた父からの着信に気づくが、落ち着いて電話に出れる心境ではない。
急いで岸に向かって漕ぎ出す。
波打ち際で血抜きをして、一息・・・鳥山はまだ続いているが、なんだろう、この疲弊しきった心身の状態は。。。

ここまで書くと、ずいぶんと盛っているように聞こえてしまうかもしれないが、自分にとっては極々真面目に書いている。
何もかも慣れないまま、初めてづくしで、気持ちは張りつめたまま、艇上で力を抜くことすら出来なかった、当時のこと。
握力も肩も腰も全てが疲弊していて、もう1匹釣ったら、岸まで漕いで戻れない・・・と真剣に思っていました。
今となって振り返れば、ロッドを片手に漕ぎながらでも進めるような距離しか出てなかったのに(笑)
そして、その日を境にしばらくは、カヤックフィッシングの先輩方をものすごく尊敬しました。
みんな、アスリートかよと思っていました。
それくらい、あの日の体力の消耗は激しかったんだと思う。
慣れとか、力の抜きどころとか、気の持ちようとかで、今じゃいくらか自然に釣ることができるけど。
いま思い出すと可笑しくさえ思えてしまうけど、それが自分の初GETの思い出です。

改めて記念に測定すると60cm2.3kgだった。
そんなに大きくはない、でも魚の太り具合と、鳥山の激しさは、いまだにあの時が一番だったと思う。

あれから何が変わったのか。
昨シーズンは初GETから少々間が空いてしまったが、夏の終わり頃に数匹、今度は1匹毎に落ち着きを伴いながら釣り重ねることが出来た。
活き絞めの方法も、前回の投稿の通り。
バタバタ暴れさせたままクーラーに押し込んだ1匹目を思えば、自分でもいくらか成長を実感できる。

1匹目を釣った直後から、伸ばされたフックを見て驚き、ラバーネットに絡むフックを艇上で解く難しさに悩み、そうしてシングルフックに交換しながら夜を過ごしたり。
ネットからはみ出す魚体に圧倒されたのを思い出してギャフを発注したり。
自分を客観的に見て「お前、何に向かってるんだ、何を目指してるつもりだ。」と問いかけたくなる程に、ワラサを釣ることに熱心に向き合うようになったと思っています。

初GETで俺の目を圧倒してくれた、あの日の1匹が、自分の原点となりました、感謝です。
そして、その身の味わいも忘れずに覚えています。



そういえば、握力の消耗に関して、自分はKFデビュー前から何故か気づいて実践したことがあります。
それは、パドルの握り方です。
逗子のカヤックスクールでフェザリングを教わった後に、どうしても違和感を覚えて考え込みました。
フェザリングは一般的には右手をメインに持ち、右手首を起用に返しながら、左側を漕ぐタイミングまで左手は添えるだけ。
この右と左を、自分は逆にしました。
自分は野球をしていたけど、右バッターの場合は左手を強く握って右手は添えるだけと教わります。
※これも時代と共に多様化しているようだけど。
その感覚からすれば、左手をメインで握る方が体が覚えやすいと感じました。
それから、ロッドは右手で持つので、いざ沖に到着した時に、右手はパドリングで疲れてたんじゃ話にならない。
極力、右手の握力を守るように思い立ちました。
そのことをスクールの校長に相談すると、パドルが逆角度だと商品が限られてしまうかもしれないけど、考え方は間違ってはいないと答えて頂けて、自由にフェザー角を付けられるタイプを探して購入しました。
購入の段階でこのことを考えていたことを振り返ると、自分はいったい、どれだけ大物を釣る自信があったのか、不思議でならない。
ましてや、上に書いたように、カヤック上でのファイトが陸っぱりよりも遥かにタフだということすら、当時はわからなかったわけだから。

お前は、岸から300mでメーターブリでも釣るつもりだったのか、と自分で突っ込みたくなる。

最後に、今後の目標を。
釣ってみたいのは、まずサイズに限らずカンパチ、ヒラマサ、シイラ。
それから、ワラサのサイズアップを繰り返しての、いつかはブリを釣ってみたい。

あとは・・・職場の夜食に刺身を差し入れする度に某先輩が「マグロは?え、カヤックでは釣れないものなの?」
とリクエストして来ます。
この先輩は当然、釣りとか海の知識は皆無なインドア系の方なのですが、毎回ウマいと言って食べてくれる姿を見ていると・・・はい、メジで良ければ、いつかきっと・・・

夢はデッカく、また1年後に、もっともっとスケールの大きな振り返りが出来ることを目標として、これからのハイシーズンを頑張ります。



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