2015年12月03日
釣れない釣れない釣れない!!!
東北湘南人です!
はい、釣れてません!!
過去3回の“釣れない”報告となります、読者様も詰まらないかもしれないですが、書いてる本人が最もツラいです。。。
①11/28(土)ふなばし三番瀬
春以来の干潟遠征でした!!
実は、この数日前に某釣り具店で“ランダムトゥイッチャー”を6個も確保したのでした。
ホーム出艇地であるNやOの海では出番はないルアーですが、鮫川や三番瀬のシャローシーバスには欠かせないルアーです。
KF用を謳っているルアーでもあるし、元々“ima”好きでもあるし、生産終了したレア感も手伝って、店頭で見つけたら買い占めてしまいます。
今回トゥイッチャーを発掘した釣具屋は自宅から30分以上(もっと?)南下して県境を超えるため、普段は訪れない店舗ですが、たまたま立ち寄ったらひと月も早いクリスマスプレゼントに巡り合えた気持ちでした。
でも、もう地元の鮫川ではカヤックシーバスを楽しめるシーズンでもない。
※全く釣れない季節でもないようだけど。
この辺りから、春に3度ほど遠征した三番瀬が頭の中をチラつき始めました。
そして3連休の初日となった11/27(金)
明日は、どこでKFしようか?
海快晴をチェックすると風に弱い“N”は微妙な予報です。
いくらか風を回避できる“O”は、工事が継続していて安心して出艇できるのは日曜のみ。
土曜はグレーゾーンです。
仮に出せたとしても、工事用の土嚢を超えたり、ソロでは面倒臭い。
三番瀬・・・行っちゃうか!
と言うわけで、急きょ遠征しました。
元々は春しか行かないつもりではあったのです。
と言うのも、地元KFで釣ることが難しいのが2月~GWくらいのため、ちょうど良く春の好釣期が重なる三番瀬に、その時期だけ来シーズンも遠征しようと考えていました。
だから、この時期に遠征することは全く想定していなかったのだけれども、どうも昨シーズンとは比べものにならない程の貧果が続く地元に、いくらか嫌気がさしてもいました。
もちろん、全く釣れないわけでもないですが・・・
で、当日は心地よい快晴の中で東京湾奥を漕いで来ました!



事前の情報収集では“バイブ早巻き”がパターンだとのこと。
これは夏に地元の鮫川で慣れ親しんだパターン!
得意げに現地入りし、意気揚々とレンジバイブを巻き続けました。
心の中では「目標は“とりあえず”2桁。」とか考えてもいました。
漕ぎ進むと辺り一面で“水面モワッと”が発生している。
これは地元の鮫川では、シーバスが水面に背中を出している時のパターンだ。
事前情報通り表層のバイブ早巻きで勝負は早そうだ。
安易に考えレンジバイブを投げ続けた。
が、しかし!!
ノーバイトが続く!!
途中で気付いた。
背中を出している割には、鮫川のようにシーバスのカッコイイ背びれが見当たらない。
もしかすると、この“水面モワッと”は全てボラなのか?!
更には、ホント不思議なくらい潮目がない。
潮も動いてないんじゃないか?
干潮の潮止まりの時刻を迎えても、潮位は高いままだった。
いくらか不安を感じた頃に・・・
魚探が示す水深が2mほどのフラットから3m・・・4m・・・5m・・・と深まって来た。
風は穏やかではあるが、徐々に沖の航路方向に流されて来た。
このカケアガリも探ろうか・・・
いやいや、三番瀬に何をしに来たかって、シャローゲームを楽しむためじゃないか。
沈めての釣りなら地元の海で出来るでしょ。
そう考えたのが、運の尽きだったとは、この時点では知る由もない!
干潟方向に戻りながら撃ち続け、途中で擦れ違うKFアングラー数人と挨拶したけど、誰も釣れていなかった。
そして沖上がりに決めていた14時を迎え、痛恨のノーフィッシュ・・・
ただ、余所の海で漕がせて頂きましたから、お礼にゴミ拾いはしました。

近くにはディズニーランド&シーがあるわけです。
そのすぐ外側の海上に、いくらでもゴミがプカプカしてた。
これはダメだね。
FBにも書いた言葉だけど・・・夢の国のすぐ外には、現実がプカプカしてる。
このゴミを減らすべく、来春また訪れた時には2ケタ釣ってやろうじゃないか。
それから・・・駐車場に戻って、片付けをしていたKFアングラーに挨拶すると、その方だけ12匹?釣っていた。
そこでの答え合わせ、正解は水深5m・・・
その水深には食い気のあるフッコサイズが溜まっていたようで・・・ヤラレタ~!!
来春は時期尚早かとも思われる2月初旬から三番瀬遠征を考えているから、当初は否定的だった水深5mの釣りもレパートリーに入れておこうと思う。
20~30gのメタル系かな?
②11/29(日)ポイント“O”@F氏


日の出ってキレイですね。
この景観だけで満足です。
はい、釣れなくても満足です。
釣れなくても・・・

無事、着岸。
はぁ・・・kayak55青物ダービーのラストチャンスだったのに。
鳥山が立った時には興奮したけど、近づいてみたらプラグサイズ(=ベイトサイズ)の小魚が、更に極小のシラスサイズを襲ってました。
そこのデカいのは現れず。
オコボレ頂戴のヒラメも見当たらず。
③12/2(水)ポイント“N”
夜勤前の早朝KFです。
オカッパリでのアイナメ好釣を耳にしたため、最寄りの港から。



沖には鳥山が見えましたが、早朝だけの短時間での往復は億劫だった。
水深5~10mの起伏あるエリアをバサロで攻めます。
中盤に1度だけバイトが。
咥えただけで食い込まない感じの魚信。
ラインテンションを保ちつつリーリングして間を置いてからの電撃フッキング!!
ヒット~!!
フグとか、煮魚サイズの根魚ではない、ちゃんと刺身サイズのアイナメくらいの重量感だと確信した。
が、グングン・・・潜られないよう根から浮かせたかなってくらいにバレてしまった。
ワームでのフッキングって、ハードルアーとはやっぱ全然違うと思う。
僕はエサ釣りの経験が豊富というアドバンテージから、ワームでの釣りはフッキングには自信があったんだけどなぁ・・・
昨シーズンもバサロで釣った時には、このフッキングの瞬間が最も面白いし、ソフトルアーでの醍醐味な気がする。
また今冬も穴釣りでもして“アワセ”を身に浸み込ませねば。
この日は、この1バラシのみで帰宅しました。
カヤック片付けながらのビールって、釣れなかった日でも癒されます。


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2015年08月17日
桧原湖KFキャンプ&シャークリバー凱旋KF
こんにちは東北湘南人です!
今回は話題2件を繋げてUPさせて頂きます。
多忙のためドタバタな更新ですみません。
①8/15(土)
桧原湖にキャンプに行きました。
同級生KとKの先輩がレンタルボート1艘で、F氏と僕は自前のカヤックで、スモールマウスバスを釣りたい!
結果を言うと・・・釣れませんでした。
周りのボート客もドン引きするくらい釣れてなかった。
どうやら前日の雨の影響なのか、最悪のタイミングで来てしまったのかもしれない。
でも、僕はバス釣りは専門外でもあり今回の主目的でもないので・・・笑
壮大な景観の中で漕ぐことが気持ち良かったし、夜のBBQも美味しかったから、行って良かったです。
桧原湖はカヌーやカヤックが多数浮いていて、ホント単純に漕ぐ目的だけでも満喫できるところでした。
キャンプと言ってもトレーラーハウスのため、食材だけあればキャンプ道具も必要ないようなところ。
ま、カヤック道具&釣り道具で、キャンプ道具やBBQ道具を積むスペースは無かったですけど笑
何はともあれ、釣果に目をつむれば有意義な一時でした!

②8/17(月)
夜勤前の早朝フィッシングが恒例になっていますが、今回はどうしましょう。
何としても頭によぎるのは、桧原湖でのノーバイトの苦い感触から・・・釣りに対する負のイメージに蝕まれてしまった自分のメンタル具合?笑
これは払しょくしないとですね。
タックルも桧原湖で使用したガングリップロッドを使いたいから、リバーシーバスKFとしました。
5時過ぎに出艇して8時前に終わったから、2時間半くらいでしょうか?
出艇直後から、背中を出して泳ぐ魚が多いことに気付きました。
いつも通りボラだろうと考え、特に気にも止めずに前回のヒットポイントに向かいます。
ウェーディングの方が早速ランディングしている・・・それもナイスなサイズだ。
過去数回で印象が良かったエリアを、潮目も見ながら撃ち続けます。
ノーバイトが続き、河口直前の辺りまで移動してみました。
すると・・・バシャバシャ!
一瞬ですが、海で見る青物のナブラのようでした。
シーバスだと思い漕ぎ寄ってみると、まだ水面に活気を感じます。
急いでキャストすると、1投でヒット!
・・・デカいマルタでした。。。それもスレ掛かり。
気を取り直して少しずつ元のポイントに戻りながらキャストを繰り返すと、先ほどの背中の大群に再会しました。
目を凝らして見てみると・・・何やら背びれがシーバスではないか!
それもデカいサイズばかり!
間違いなくランカーも混じってる。
ここからはもう、水面に背中を探して撃ち続けました。
ヒットしたのはバイブレーションの表層巻きでした。
リバーでは前回の初スズキサイズを上回る70超です。

自作した写真撮影用の台で、25cmの板3枚分まで残り約3cmだから、約72cmだろうと・・・これならメジャーを当てる時間も省けるし、魚へのダメージも少ないかも。
何より平面が少ないカヤック上で真っ直ぐに寝かせて撮影できるから嬉しい。
板と蝶番で作れるから、お試しあれ笑
その後は続かず・・・恐らくバイブレーションには反射的に口を使ってしまっただけで、ヒットパターンにはほど遠かったのだろう。
でもヒットパターンに辿り着けない状況でも反射的になら口を使ってくれるのは、バイブ早巻きの利点なのだろうか。
とりあえず“魚を釣れる”イメージが復活できたので、良かった笑
今日は川に感謝!
では夜勤まで、おやすみなさい。

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2015年04月09日
三番瀬KF遠征③日帰り弾丸KF!!動画アリ
行って来ました!
来シーズンまで訪れることは無いだろうと思っていた三番瀬・・・急きょ単独で行ってしまいました!
振り返ります。
水曜の朝の時点で、発注していたロッド“B-AREA FUN”が発送された旨のメールを受信し、楽しみにしていました。
バスを管理釣り場で釣るためのロッドのようですが・・・シャローでのカヤックシーバスに使えば楽しいだろうと思い、3タイプのうちのガングリップタイプをポチッと!
夏以降、リバーでのカヤックシーバスや檜原湖へ遠征してのカヤックスモールに使い、次の春には三番瀬でのメインロッドにしよう・・・と考えていたため、まずは今週末にでも地元リバーでカヤックから試投してみたい・・・そう考えながら水曜の午前中を過ごしました。
水曜の昼前になり・・・
実は今週は業務に余裕が有ったのですが、忙しくなるとまた休めなくなるため・・・交替で有給を使いますか♪となりました。
相方の先輩は来週に計画するとのことで自分は早速、水曜の午後半休+木曜の休暇を頂けることに!!
これはソワソワしちゃうでしょう!!
・・・今週5日のうち2.5日しか働かないことになるけど・・・有給は権利ですから。
と言うわけで昼過ぎに帰宅すると段ボールが届いており、開けると通販で発注していたルアー等が。
ロッドは夕方か、明日かな?と思って翌日(木曜)の出艇先を考えていると・・・バァちゃんが「長い物も届いてたな、奥に置いてあるど。」と・・・なんと?!
長い物とは?!ロッドでしょ!!
早速リールにラインを巻き、新タックルが揃ったわけで・・・で、どうしましょ、明日は。
海快晴・・・あれれ、ダメじゃん。
この強風では明日は海には出られないな。
鮫川か・・・漕いで、試投して・・・釣りたいな。
したら、あれじゃん?
三番瀬に行ってみても、いいんじゃね?
・・・決定!準備開始!
準備を済ませ、カヤック車載も済ませ、犬の散歩も済ませ、日没まで時間がある・・・
近所の川で陸っぱりから試投!
念の為、安物の12lbフロロラインを巻いて来たわけだが・・・案の定バックラッシュの連発!
慣れないタックルで調子に乗って3gルアー投げたりもしたわけで。。。
もう諦めて開き直って、このラインは練習用だと割り切って、バックラッシュ連発を覚悟で色々試しました。
リールも新品だから、ブレーキを調整したり、ルアーも重さを変えた物を数種類。
カタログ表記では“~3/8oz”(10.5g)と書いてあるロッドだけど、僕的には7~13gが投げやすかった。
ラインの太さでも変わるとは思うけど。
そして、夕飯後には釣具屋まで出かけ、試投からのイメージで新ラインを選び、寝る前に巻き直す。
8lbフロロラインとしました。
ロッド的にはもっと細いラインでもイイかもしれないけど、このタックルに慣れてから改めて巻き直すとする。
さて、早朝4:45出発で船橋を目指します。
外環を降りてからは渋滞もあり、休憩&朝食の時間を差し引いても前回より30分ほど長くかかりました。
到着は8:30だったかな?
過去2回と違い、今回は他にカヤックを見かけませんでした。
平日だから?
シーズン的に他でも釣れるから?
今日は風が吹く予報だから?
午後が干潮で干潟を歩いて帰る距離が長くなるから?
まぁいいや、俺は釣りたいから来たんだ。
あと、遠出ってなんか、非日常感が出て気分転換にもなるし。
9時過ぎに出艇だったかな?
さて、今回は広い干潟に1人だけ・・・
と言うことは、魚を探すのも自分次第・・・
1.3mのシャローフラットが続いた後で、1.8mのフラットに出ます。
前回見つけた深い溝?は見つかりませんでした。
であれば、潮目でも探すくらいしか思いつかない。
潮目・・・潮目・・・??
・・・ない。。。
え・・・まじかよ。。。
かと言って何もしないでいては釣れるはずもなく、とにかくガングリップでキャストを続けます。
レンジを変えることを意識してルアーをローテして、アクションも変えながら。
カラーはそれほど、気にしていませんでした。
はい、まさかの開始2時間弱ノーバイト。。。
アウェーの土地で一人ぼっち・・・冷たい北風に押し流されながら、僕の心は折れかかっています。
でも、往復6時間を日帰りで運転して、ノーフィッシュでは帰れない!!
ここまでガングリップを持ち変えることはしませんでしたが、藁にも縋る思いで、ゲン担ぎのグラスロッド。
ロッドと言うより、前回お世話になった弾丸ソバットを投げたかった。
前回4匹のうち、弾丸で釣った2匹は釣れた理屈があまり解らず・・・なんかわからないけど釣れちゃった感が残ってる。
だからこそ、お手上げ時にも希望を持って投げれるかも。
弾丸ソバットは20gだから、新品のライトロッドでは投げたくないと思い、グラスロッドに結んで準備していました。
でも、2時間弱もノーバイトで、弾丸を投げた途端にヒットなんてこと、あるわけ・・・およよ??
急に潮目が!?
これが、弾丸ソバットの効力か?!
投げる前から、今まで無かった潮目が目の前に!!
1投目・・・コツン。
コツン?!
今の絶対、バイトだろ!!
え、まじ?
2投目・・・ココン、ググン!!
え~どんだけ~
釣りってこんなもん?
弾丸ソバット様様だな。
これは1.8mのエリアでした。
動画も。
でも今回は、ガングリップロッドのデビュー戦。
こっちで釣りたいっしょ。
一瞬で消えた潮目を、パドリングで探す。
どこかにはあるはず。
とにかく漕ぎ漕ぎ・・・
そうして見つけた潮目に向かって、ガングリップを握る。
数種類のルアーを投げているうちに、今までのボラジャンプとは違う水面の変化に気付く。
水面にモワッと・・・バフッて音も。
これは?!
水面で捕食しているのでは?!
浅いレンジならば、ノーマルのソバットを投げてみよう!
そうしてガングリップ初GET!
1.2mのエリアでした。
そうか、そんな浅いところにいたのか。
また同じようなポイントに漕ぎ戻り、潮目を見極めて・・・立て続けにもう1匹!
ライトロッド楽しい・・・ドラグ出続けるし。
ガングリップだと、キャストやアクションも楽に手首を動かせて楽しいし。
この後また潮目が消えてしまい、再び沈黙の時間帯・・・潮目って大事なんだな。
夕マズメ&上げの時間帯まで待ちたかったけど、強風の中で漕ぎ続け、とても疲れたので14時で沖上がりすることに。
帰りは・・・干潟の干潮の洗礼を受けた。
とっても長い距離を歩くことに。
でも、いいっしょ、こんなのも。
また来シーズンの三番瀬遠征まで、この歩き疲れた干潟の光景を、忘れずにいられる気がする。
最後に、3匹のフッキングについて気が付いたことが。
今回はテールにシングルフック1本のみでしたが、3匹とも同じ掛かり方してました。
上唇の中央、口先に。
これはどういうこと?
間違ってるかもしれないけど、推測で・・・
例えば待ち伏せ型のバイトで、横とか下から食いついたら、口の左右に掛かりそうな気がする。
後ろから追尾型のバイトで、それも浅い食い片だったのかな?
前回は丸呑みもあったけど。
その時々の活性とかベイトの種類とかでも、バイトの仕方は変わるのだと思う。
これ、テールにシングル1本にしたの、今回はたまたま正解だったかもしれないけど、違うパターンだったらどうだったんだろう。
難しい・・・答え、出ない。
明日以降、考える・・・笑

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2015年03月23日
三番瀬レポート(補足)&いわきKF開幕準備
こんにちは。
土曜の三番瀬遠征から日曜に帰宅し、体調不良で12時間も寝続けてしまいました。
週末の休日出勤の代休を、今日で申請しておいて助かった…
実は船橋からの帰路途中から頭痛が激しく、夕方に動画編集・ブログ投稿している頃には完全グロッキーでした。
そのため昨日の投稿内容には不満も残ってしまい、補足投稿を思い立ちました。
書きたいことを羅列する形で話題も飛びますが、ご容赦下さい。
まず昨日の記事に添付した静止画3枚は全て1匹目の物ですが、改めて確認して気付いたことがあります。
魚探が表示している水深です。
フックをプライヤーで外す途中の画像では3.4m…フックを外し終わりシーバスを持ち上げた画像では5.4m…
手際が悪く時間が立っていたことや、風で艇が流されるのが速かったことは確かだけど、間違いなく地形の変化がありました。
リリース後に目にした水深が、前記事に書いた通りの3m台でした。
実際にはここで地形の変化に気付くことで、ルアーチェンジを思い立ったわけですが。
結果的に深さで2匹を続けることが出来たことから、地形の変化は有効だと再確認させられました。
釣れなかった時の反省と同じように、釣れた時の考察も、次に生きると思うから、こうして振り返ることは好きです。
そうしてレベルアップに繋がれば嬉しい。
考察が生きて次回で結果が出れば“釣れた”ではなく“釣った”と、堂々と言えると思う。
カヤックフィッシングにおいて、全盛と言える年齢は何歳頃だろう?
漕ぐ体力を考えれば、他の釣りよりは早いタイミングとなりそう。
とは言っても、他のスポーツに比べれば体力的なパフォーマンスよりも技術・知識・経験が物を言うのが釣りだから、自分はまだまだ発展途上と言える。
これが野球やサッカーであれば、残された時間も少ないのだろうけど。
自分は学年で言えばダルビッシュ有や本田圭佑…まさに中心となって活躍する年頃だけど…カヤックフィッシングなら、釣りなら、まだまだ成長し、永く楽しむことが出来る。
一生モノと思える趣味と出会えて、本当に良かったと、このところつくづく実感しています。
話が飛びましたが…だから、常に先を見据えて成長するために、考える。
“トライ&エラー”を実戦で贅沢に繰り返す。
これが、とても楽しい。
釣りに限らず仕事でも好きなことでも、目標に向かって真剣に考え、取り組み、一歩ずつ進むことは、素晴らしい結果を生むだろうけど、実は途中の過程が最も大切な、醍醐味のような気がする。

この画像は1年弱ほど前のもの。
この愛犬“岳(ガク)”が家に住み始めたのが3月末だから、少なくとも4月以降かと思う。
2013夏のKFデビューからイナダを追いかけ、その冬はカヤックを放置した。
2014春の暖かい陽気に刺激され、久しぶりに愛艇を手入れしたのが、この写真だと思う。
この頃から比べても、カヤックフィッシングに取り組む姿勢が大きく変わった。
海水温を知ること…この観点から、2015春のKFに妄想を膨らませることが、日課となってしまっている。
KFデビュー以来で唯一の未経験が、4月です。
いわきの海の魚が目を覚ますタイミング…これを、福島県HPで公表している小名浜の実測海水温をチェックしながら、見極めています。
まず、先月か先々月にカヤックからのアイナメが好調だったタイミングでは11℃でした。
そこから最終的に6℃台まで下がり、釣れないKFに嫌気がさして、三番瀬まで魚信を求めて遠征したわけです。
※エサ釣りでのアイナメ・カレイ等は釣れ続いていたようだし、陸っぱりでのソフトワームでも釣れていたようだから、釣り方を選べば可能だったけど、恐らくゆっくりじっくり丁寧な釣りが望ましい、低活性な状態だったと思う。
流され続けるカヤックから、動かし続けるルアーでの釣りに拘る限りは、10℃未満は厳しいだけのことと思う。
その海水温が、先週頃から急回復し始めて9℃台に達した。
10℃台であれば、ソフトルアーでのアイナメは十分に期待できる。
聞く話だと、本当に楽しいアイナメの時期は、春以降との印象がある。
“釣季”との意味ではアイナメは秋〜冬と言うのが定番だけど、これは産卵で沖から接岸する個体も含めて魚影が濃くなり釣りやすいためだと思う。
産卵を終え、虫エサ等で回復しながら、冬を超える間に脂を蓄える。
春になり小魚を襲う元気が戻る頃には、体力的にも絶好調となり、ファイトでのパワーも秋〜冬に比べて見違える程だと聞きます。
脂が乗って、卵・白子に栄養を取られないため、食味も最高…むしろ“食旬”は、これからだと思う。
醤油に脂が浮くような刺身が食べたい。
“春告魚”とも呼ばれるメバルやウミタナゴが出産し、その稚魚を襲うパターンにハマれば、激しい釣りが出来そう。
そして、もう一つが磯シーバス!
いわきのシーバスは真冬のオフシーズンを経て、磯から開幕し、夏にテトラ・サーフと広がり、秋には河口でも。
…確証はないけど、経験者・漁師さん他諸々の方の話から、このようなイメージを持つようになりました。
そのシーバスが、もうそろそろ可能性あるのではないかと。
去年はGW明けに約半年振りに海で漕いだが、既にシーバスのヒットを得られた。
海水温の過去データを見ると、14℃台でのタイミングだった。
データは小名浜でのものだが、この時の出艇地は更に北の港だったため、14℃未満だったかもしれない。
ちなみに去年は、4月末にも14℃超えを記録している。
今になって去年のデータに似た推移を示している今年も、同じ勾配で上昇し続ければ、4月中に磯シーバスは開幕が期待できる。
※去年は4月の出艇がなかったことから実証出来ていないだけで、何も14℃が境界線だとも限らない。
13℃台とか12℃台でも、釣れるのかもしれない。
その、開幕のタイミングを逃さないためにも、4月からは磯への出艇を繰り返したい。
釣れ出した水温を記録として残せば、来年以降に役に立つ。
シーバスが釣れ出す前でも、アイナメは釣れるだろうから、出艇に気が乗らないことはない。
…シーバス開幕に関して去年の釣果と海水温データを見比べていて、驚きの事実に気付きました。
去年は実は、5月中に陸っぱりでワラサ&シーバス入り乱れでの鳥山爆釣劇に遭遇したが、このタイミングでの海水温も、14℃台だった…
海水温だけで考えるとだけど、青物も4月中の開幕…期待して心の準備をする価値を感じる。
こうして…KFにオフシーズンはない。
来年も2,3月は三番瀬にお邪魔するとして…それまでまた10ヶ月は、いわきKF元気に満喫します!
番外編として…
カヤックを漕ぐ時に、夏はハットタイプを被っているが、冬の間はタオルを巻いて代用していた。
日差しが眩しくないのにハットは邪魔だし、タオルは水飛沫を吸水してくれるから、頭が濡れて冷えることがない。
それで気に入っていたけど…春になり日差しが強まると、額に日焼けの境界線が残るようになってしまいました。
これからはハットかな…
それからランディング時のライン巻き過ぎに関して…
前記事に添付した動画では、撮影のためにリーダー直前まで巻き取り、水面で暴れさせました。
これは実は、ランディングとしては悪い見本ですよね?
巻き取り過ぎはランディングし辛いし、水面で暴れさせることはフックオフの原因になります。
ヘタクソだとバカにされたくないから、FBには上記のような言い訳も添えて投稿しました。
このブログの読者様は大半が釣りの経験者と思われるから、敢えて詳しく、補足させて頂きます。
上から目線で教えるようなスタンスではなく、僕も失敗した経験があるため、同じ後悔をする釣り人が少しでも減ればいいとの思いから。
まず巻き取り長さに関して…
自分はリールを使わない延べ竿での小鮒釣りから覚えてけど、そのような釣りでは、仕掛けは竿1本くらいの長さが目安になるかと思います。
これは、片手で竿を持つ状態で、もう片手の手元に仕掛けの先が来るように…そうすると、とても扱い易くなります。
それを基本として覚えたため、リールを使う釣りを始めてからも、エサ付け・ルアー交換・ランディング・針外し時には、竿1本分の長さを残して巻き取ることが、基本だと思っています。
それが意外と…巻き取り過ぎる人が多いように感じているため、敢えて書かせて頂きました。
ビギナー的な方が読んで下さっていれば、少しでも参考となれば嬉しいです。
※ただし、釣り方・釣り場によっては、この限りではないと思います。
特にカヤックフィッシングでは、巻き取りが少ないとロッドを高く上げてランディングすることになり、ロッドの角度が鋭角になると、折れる原因になります。
水面に近い釣りでは同じことが言えると思いますが、僕も以前、管釣りでルアーロッドを折ってしまったことがあります。
カヤックフィッシングでは他の方も発信している内容ですが、ロッドを持つ手を後ろに大きく引き、ロッドの曲がりが緩くなるようにすれば、折れる心配もなく、また短くラインを巻き取らなくても、ネットまで魚を誘導出来ると思います。
他には、バスフィッシング等で良く見かける、ネットを使わず抜き上げる場合…これは敢えて、短く巻き取るべきと思います。
ロッドで重さを背負って抜き上げる際に、ロッド1本分もラインを残すと、ロッドをそれだけ高く上げることとなり、これまた折れます…
最後に水面で暴れさせると…の件ですが、これは水中と空中では抵抗が違うことが大きいと思います。
空中では魚も首を鋭く触れるし、ルアーも大きく揺られます。
それで、ルアーが飛ばされてしまう瞬間こそ、釣り人が最も避けたいシーンです。
これはルアーの重さでも差が出る気がします。
軽いプラグではバレないのに、ジグだと水中でもバレる…
そう言えばアイナメのエサ釣りでは、良くやらかしました。
ハリスが短く、重りが重い…アイナメからすれば、水面で首を振り、重りの重さでハリを外すことは、簡単なのだと思います。
なんだか教本のようになってしまいましたが、内容は基本的なことで、釣りが上手な方にも読まれていることを思うと、恥ずかしい限りです。
そろそろガクの散歩の時間のため、ここで終わりとします。
明日から仕事…週末の海況をチェックしながら、頑張ります。

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2015年03月22日
ふなばし三番瀬リベンジ戦!!
行って参りました、三番瀬カヤックシーバスのリベンジ戦!
土曜の早朝4:30に自宅(いわき市)を出発し常磐道を南下~
お土産に、いわき名物“じゃんがら”を買いたいが、早朝に買えるのは友部SAのみ・・・が、考え事をしていたら通り過ぎていました・・・泣
7:30に現地到着し先に到着していたF氏と合流すると、間もなく駐車場が開門しました。
準備を開始するとホエール氏が声を掛けて下さいました!
進水式等で数名が一同に浮くことに。
ニモ2+1が自分の他にも2艇?だか浮いていた気がする。
プロフィッシュとか忍とか・・・バイキング率の高さ・・・笑
ホエール氏ご一行3名?が沖に漕ぎ進む後姿を見送りながら、出艇直後に発見したベイトの群れが気になり、キャスト開始!
恐らく10cm台のボラだと思う。
ランダムトゥイッチャーでも底を叩く浅さ・・・1度だけ明らかに底の感触とは違う魚信がブルッと来たが、ボラに触っただけかもしれない。
ところどころでキャストしながらのF氏とは離れ、まずは沖方向に漕いでみることに。
1.8mほどのシャローフラットが続いたまま、ご一行の声が届くほどの間隔まで近づいた。
ホエール氏に聞いてみると、この時点では3人で計4匹と言っていたと思う。
自分はボラスレ疑惑が1度のみ・・・
後ろ方向の潮目に気づいたため、艇の向きを変えてキャスト、泳ぎを意識して丁寧にリトリーブ・・・何も起こらないか、とルアーをピックアップした瞬間・・・ガバッ!!
艇に飛び込む勢いで、空中にデカい口が!!
一瞬の出来事で、口の中にルアーが吸い込まれたのか見えなかったが、念の為ロッドを水中に下げると、確かに魚信を感じる!
ここでGoProの録画ボタンを押す。
ランディングネットのシャフトに固定する方法で、ネットインの瞬間を撮りたい。
ファイトの画も欲しいので、ネットと同じ方向にロッドを向けてファイトする。
残念ながら、設定ミスなのかコマ送り静止画になっていた・・・
ヒットルアーは弾丸ソバット80
メジャーがないため、艇の幅と比べた画を瞼の裏に焼き付け、着岸後に艇の幅を測ったけど・・・恐らく70ほど。
遠くからホエール氏の『おめでとうございます!』が聞こえて来た。
ありがとうございます。
どうにか1匹目・・・これで焦りは消えた。
ここからペースをつかみたい。
針外ししてリリースするまでに風に流され、気付けば魚探は水深3mを示していた。
この深さを試してみようか・・・
ここまで使って来た定番的ルアーでは探れないレンジを釣ってみよう。
選んだのは・・・ダイワの“ヒラメハンター90FS” ※90mm=24g
キャスト後に僅かな間を置けば、早めのリトリーブでも3mの底を感じることが出来たほど、良く潜る。
そして、2匹目は動画撮影に成功!目測60cm?
気を良くして着底後に間を置くことを忘れての数投は空振り・・・
底を意識することを思い出すと、またすぐに目測50cmが。
順調にサイズダウンしているが・・・このリズム、楽し過ぎる 笑
が、ここでペースダウン・・・潮止まりなのか、周りのメンバーも大人しく見える。
この間に、午後の上げ潮に備えて食事・・・プカプカしながらのオニギリはウマい。
イイ時間帯を、有望エリアを流されながらキャストに専念したいため、先に風上方向に大きく漕ぎ進む。
1m未満の浅いエリアに到着し、1匹目をGETした弾丸ソバットをキャストしていると、目測40cmの4匹目が。
10cm刻みの、順調なサイズダウン・・・
気を取り直して、そろそろ上げ潮が効きだすか・・・?と集中し直したけど、どういうわけか音沙汰なし。
汐見表での干潮の時間は過ぎても、水深は浅くなり続けている。
???
地形とか風向きとかで、局所的に潮の干満は前後するのだろうか。
ようやく上げ潮を感じた頃に、痛恨のタイムアップ・・・悔しいが、でもリベンジの意味では合格と思いたい。
実際に、楽しかったし!!
この釣りは、どうも魚の活性に左右される部分がとても大きい気がする。
もちろんルアーの選択とかポイントとか、個人の腕による部分でヒット数に差は出るとは思うけど・・・ある程度は、食う時は何でも食うし、食わない時はお手上げ・・・みたいな印象も受ける。
だから、食わせる技術以上に、限られたバイトをいかに拾ってヒットさせて、いかにバラシを少なくキャッチするか・・・の“獲る腕”のようなものの方が、結果に差をつける要因になるのでは?と、実は朝の時点で考え、とにかくバラさないことをテーマに決めて、集中してみました。
結果は、ヒットさせれなかったバイトはLigid70での1度のみ。
ヒットさせてからの、ファイト中のバラシはゼロ・・・やってやったぜ笑
でもこれは、グラスロッドに助けられた感がデカい。
グラスロッドはショートバイトも弾かず、フッキングしちゃう感じ。
他のロッドでのアタリがグン、とかコン、とかだとすると、グラスロッドはヌ~ン、とかグ~ン、とかのイメージ?
拾えなかったバイト1回と言うのも、もう片方のタックルでのこと。
グラスロッドは、4バイト→4ヒット→4キャッチ・・・と満点の活躍をしてくれた。
ロッドに、感謝です。
片付け後はF氏を見送り、自分は予約していたビジネスホテルにチェックイン。
三番瀬の駐車場から15分の距離で、カヤック車載でも安心な平面駐車場が、なんと無料だった。
ららポートでお土産を買い、1人呑みを開始。
日曜の夕方までに帰宅すればいいから、翌日も午前中だけ浮こうか・・・など考えながら、気付けば夜更かししてしまっていて、起きたら疲れが取れていない有様・・・諦めて帰路につきました。
土曜の出艇前から、背中に違和感を感じていたけど、起きたら痛みに変わっていたから、無理は出来なかった。
帰りの常磐道は日差しが強く、自宅の庭で車から降りると、もう春の空気でした。
そろそろ始まるでしょう、磯シーバス。
出艇地の工事で、最も気になる照島周りは無理そうだけど・・・沼ノ内か四倉の磯で、4月中のシーバスGETを目標に、また頑張ります。

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2015年03月01日
遠征レポート:東京湾奥シーバスの、漕ぐ・釣る・食う
こんばんは。
都会のKFに酔いしれた週末を回想しながらの晩酌で酔いが回った、東北人です。
昨日の記事は疲労困憊の夜中に投稿したため、納得できるまでの内容を吐き出し切ることが出来ませんでした。
そこで、落ち着いて振り返ってみました。
※何事も第一印象が最も直観的な感想であるため、前記事と矛盾する表現があれば、その場合は前記事の方が正しい言葉である可能性が高いです。
①東京湾奥のシーバスを食してみました!
釣れたのは実釣時間の中では前半の終盤?頃の時間帯だったかと思います。
そこまで反応を得ることが出来ておらず焦りを感じ始めた頃に、ようやくの1匹でした。
サイズは目測で60cm弱と感じたため、ランディング前からキープサイズを確信です。
※以前の記事でも書いた気がしますが、シーバスは大き過ぎても美味しくないとの情報から、70cm未満くらいをキープサイズと考えています。
ランディングしてみると、まず肌の色はイマイチ・・・本当は銀色に光った方が美味しいイメージですが、いくらか黒ずんでいます。
シーバスの生態は詳しくないため、黒ずむ理由はわかりません。
トラウトで言う“サビ”とは違う理屈かな?
居着きor回遊型とか、泳いでいる泳層でも魚の白黒度合いは変わるようだけど、産卵も絡むコンディションの関係もあるだろうし、複雑だから詳しい方がいれば解説お願いしたいです。
体系は、細い・・・シーバスは昨5月が初GETのため数は少ないですが、今までは夏場のパンパンの個体に見慣れていました。
もう負の印象ばかりです・・・が、序盤の釣れなさ具合から心を不安で埋め尽くされていたため、まずはファーストフィッシュということでキープを決断しました。
決断の直後に(先にランディングしていた)F氏が「どうする?!」と叫びながら(確か実測50cmと言っていた)シーバスを持ち上げています。
※F氏は持ち帰らないため、必要なら自分のためにキープして譲ってくれるとの意味から。
遠目に見たF氏のシーバスも同じく細身のため、2匹目以降はグッドコンディションに限って持ち帰ろうと考え、これを断りました。
が・・・確か色は銀色に光って美しかったような印象を思い出します。
断わったことを少し後悔。。。
着岸時にバケツに酌んだ海水をカヤックに乗せて駐車場まで運び、大量の氷を砕いてシーバスと共に収納します。
3時間の運転で帰宅は22時頃だったため、本日の午後に捌きました。
※1日ほど放置しましたが、正しい処理をすれば当日中より美味しく食せると聞いたことがあります。
今回はランディング後にアイスピックで脳締めし、剪定鋏(センテイバサミ)で首元の血管を切断しました。
以前にも書きましたが、陸っぱりとは違って自由が利かない艇上だから、まずは脳締めで魚の動きを止めてから、血抜きはナイフではなく力まずに済む剪定鋏です。
流れ落ちた血糊を流すために、バケツ代わりの水中メガネで海水をすくいます。
釣り場で遭った方には海中を覗いて魚を探すためだと勘違いされますが、あの水中メガネの役割は、ほぼ血抜き用です笑
着岸時に、いつもと違い帰路が長いことを考えて、腸(ハラワタ)を取り除きます。
そこで、大量の卵に驚きます。
産卵前だったの?!
既に産卵は終わっていると思っていたけど・・・F氏が釣った2匹は腹がペチャンコだと言っていたような気がするから、産卵後のシーバスも多いだろうし、個体差があるのだろうか。

で、捌いた話を始めます。
まず頭を落とし、2枚に卸したところで、違和感を感じます。
身の色が・・・?
背骨を境に背中側が黒っぽく残念な身色ですが、お腹側は真っ白で透明感もある美しい身色です。
画像の上が背中側、下がお腹側です。

この差はなぜ?
血抜きのミス?
※血抜きに失敗すると、毛細血管?に黒く血が残ります。
人間でも、神経であれば損傷の箇所で上(下)半身不随とか右(左)半身不随とかあるけど、血管でも同じなのか?
それなりの頻度で魚を捌いているけど、同じようなことは記憶にない。
そして実食!
・・・普通にウマい。
美味い刺身を食べ慣れている家族が、ウマいと言って食べてくれた。
卵が育っている産卵直前のシーバス・・・初夏の脂が乗った時期に比べたらコンディションは悪い。
それも、海とは言え相当量の淡水が流れ込む東京湾奥のシーバス・・・それが、普通にウマい。
すかさず父が(次の遠征でもクーラーを持って行けと言わんばかりに)「ウマいよ、食べれるよ。」と言う。
さすがに運河の中のシーバスは敬遠するけど、三番瀬のシーバスは・・・美味しかった!
これが時期を選んでベストコンディションのシーバスであれば、更に美味しいのだろう。
某どっちの〇〇ショーにも登場した“常磐もの”と言われる地元のシーバスには叶わないかもしれない(と思いたい)が、東京湾の“江戸前もの”も歴史あるブランドだと思う。
②バスロッド!
今回はタックルは、レギュラーの一員である“復刻グラスロッド”のベイトタックルに、スピニングタックルとしてバスロッドを加えた2セットでした。
復刻グラスロッドは以前も書きましたが、元々は確か父が高卒当時に初任給から3回払いで購入した6ftのスピニングロッドでした。
現代の物価に換算すると10万とかになるのかな・・・?
メーカーも不明・・・フランス製?
一度ガイド破損での修理で、フランスまで空輸で往復したとか言っていたような・・・?
そんな竿がガラクタに紛れていたところを拾い上げ、父がガイドをベイト仕様として巻き直してくれました。
バッドから吸い込まれるように曲がるため、食い込みは抜群!
他のロッドと併用のため出番も限られているけど、確か復刻後の初GETはホウボウで、他にはテトラ撃ちでのシーバスとか、年明けのアイナメ祭りで活躍してくれている。
そしてバスロッドは・・・そう言えば、こちらは自分の初任給で買った物では?!
記憶が曖昧だけど、初任給で買ったロッドは1本であることと、このロッドでの思い出が就職先の富岡町での釣果に限られることから、初任給で買ったロッドに間違いないと思う。
帰って気付いたけど、父の初任給ロッドと自分の初任給ロッドのコラボでした。
※地元でのカヤックリバーシーバスでも同じ組み合わせで漕いだため、実は何度もコラボしていましたが、今さら気づきました。
このバスロッドでの思い出は・・・確か入社2,3年目の頃だったか、体調を崩して交替勤務から2週間だけ日勤に追い出された時に、1週目の月~金と続けて、終業後の夕マズメ短時間でバス40オーバーを5日連続GETしたこと。
体調を崩したことが原因での日勤期間で、運動をドクターストップされていたため、釣りもグレーゾーンではあるけど、時効と言うことで笑
終業後に釣りが出来たのだから、あの病気は初夏の日没が遅い季節だったのかな?
普段はバス釣りはやらない自分だけど、就職での引っ越しで知らない土地での釣りとなり、運転中にポイントを見つけやすいバスを、この頃だけは頻繁に釣っていた気がする。
それから、富岡港でのロックフィッシュ。
ロックフィッシュと言うジャンルとしてはハードかライトかで分かれるけど、このバスロッドはメバリングには硬く、アイナメには柔らかい・・・間を取った30cm弱の根魚が多い富岡港内では、とても使い勝手が良かった。
メバリングとしては重いジグヘッドや、ハードロックには軽いテキサスを使って、アイナメ・ソイ・メバルの他に、初めてのヒラメもコチも、このロッドで釣った。
それと、坂下ダムでのヤマメ・・・桜でも有名なこのダムで、桜の花びらで覆い尽くされた水面にスプーンを投げ、釣れて来るヤマメは桜色に染まっていたり、銀化して輝いていたり・・・新緑の季節と重なって映える光景は、今でも覚えている。
このロッドはヤマメには硬すぎるからバラシも多くて、それでトラウトロッドを買うことに決めた気がする。
今では釣りに通えなくなってしまった双葉郡富岡町での、どれも大切な思い出です。
③干潟⇔リバーシーバス??
地元でのリバーシーバスと言えば、河口付近で暗い時間帯に人気沸騰中のジャンルですが、自分なりに数回チャレンジしたのは日中にカヤックで竿抜けポイントに漕ぎ入ってのリバーシーバスです。
河口とは言え、河口付近のプールにはシャローフラット・・・定番ルアーのラインナップにしても、今回の三番瀬シーバスとの共通点が実は多かった!
もっと早く気付けば良かったと言いたいところだけど、このカヤックリバーシーバスは惨敗続きで苦手イメージしか浮かばない・・・むしろ共通点が多いことに気づくのが、三番瀬から帰ってからで良かったかもしれない。
地元では何匹かのシーバスは釣ったことがあるけど、それは全て外海でのこと。
港のテトラとか、カヤックでの磯場だとか。
それらのシーバスの釣り方が得意だとか詳しいだとかは全く言えないけど、河川とか干潟でのシーバスは更に苦手だ。
昨シーズンはデビューシーズンに続いて青物に翻弄され過ぎていて、シーバスの面白さとか美味しさが身に染みて来たのが秋くらい・・・?
この春からは、もっとシーバスに目を向けたい。
今回に関して思うこともたくさんある。
三番瀬での釣り方が何も分からない状態で乗り込んで、撃沈した。
反省点もたくさんあるけど、行く前は右も左もわからない状態だった。
帰って来ては、課題は少しずつ浮かんで来た。
今回は“体験版”だったと自分に言い聞かせ、次に向けて脳内作戦会議を始める。
例えばルアーケースの中身。
そもそも普段とは全くジャンルの違う釣りのため、ちょうど良い(と思われる)品揃えがしてあるルアーケースはない。
そのため全てのルアーケースから脳内ドラフト会議を開き、2,3個の予備ケースに使える(と思われる)ルアーを選抜しての出艇だった。
結果・・・即席代表チームのような遠征用ルアーケースの中身は、チームワークが噛み合わなかった。
2,3個のルアーケースへの振り分け方がイマイチだった。
近いタイプのルアーを同じケースにまとめるとか、そういう点で使い勝手が悪すぎた。
ルアー交換の度に多少のストレスを感じて、集中力を消費するばかり・・・
それを言い訳にはしたくはないけど・・・釣り方もヘタクソだったな。
アウェーの空気の呑まれていた。
個性がないと言うか、自分の決断が少ないと言うか・・・ルアー選択、リーリングスピード、アクション・・・色々試したようで、実はそれだけだった。
もっと初歩的なことで、どんなベイトを食っていて、それをどう捕食していて・・・とか、具体的なイメージは全く出来ていなかった。
例えがヘタかもしれないけど、トラウトの管釣り的な思考だった。
大自然の中で釣るなら、広義なイメージを持たないと。
自分でも何を言っているのか良くわからなくなって来たけど・・・それくらい、悔しい思いをして色々な考えが頭を巡る、遠征翌日を過ごしました。
④KF人口・・・
KFがメジャーで定着している地域、人気拡大中の地域、マイナーで発展途上な地域・・・
地元いわき市は、まだ数えられる限りしかKF人口がいません。
今回の遠征は初めての、KFメジャー地域での出艇となりました。
そこでBlue Lifeやkayak55の方々と出会うことが出来て、たくさんの興味深いお話もさせて頂きました。
特に気になったこと、既に心配していることではありますが・・・伊豆方面等のKFが定着している地域では、漁業関係者に煙たがられているポイントもあるということ。
このことは、KFデビュー当時から、考えていました。
いつか地元の海にもカヤッカーが増えたら、同じ現象が起きるかもしれない。
そうなれば心からカヤックを楽しむことが出来なくなる。
もし出艇禁止ともなれば、自分の生活の一部とも言える遊びを失う・・・自分の居場所とも言いたい海が、遠くなる。
それは、絶対に避けたい。
阻止しなければならない。
どうすればいいだろう・・・
まず第一段階として現地の漁業関係者に、カヤッカーに対するイイ印象を与えること。
地元でのカヤッカーは未だに乏しい。
自分がデビューした時点では、認識不足も有り自分がパイオニア的な存在になると考えていた。
※厳密には僅か数名の方は既にカヤックを楽しんでいたようだけど。。。
自分の行動が、今後の地元でのカヤッカー全体の印象を左右すると思った。
責任感のようなものを確かに自覚した。
自分が迷惑行為を繰り返せば、自分より遅くデビューするカヤッカーは、初出艇の瞬間から既に“迷惑者”のレッテルを貼られることにある。
それだけは、絶対にあっちゃいけないことだと思った。
“フィッシング”の面を外しても、カヤックはとても素晴らしい遊び。
そのカヤックを漕ぐ人は、誰もが仲間だと思うようなった。
その仲間が1人でも多く、少しでも永く続けられるように、そのことに自分の行いが何か影響を与えるのであれば、それは良い方向に、少しでも努力したいと思った。
デビューシーズンは海水浴場からの出艇が主で、漁業関係者との関わりもないようなものだった。
デビュー2年目の昨シーズンは、ホームとしていた海水浴場が工事で立ち入れなくなったことで、2か所の漁港を使わせて頂くようになった。
どちらの港でも、カヤックは物珍しい好奇の目で注目される。
漁師さんには積極的に挨拶するよう心掛けた。
出艇後は数時間も放置することになる車が、どこなら邪魔にならないか。
漁船の港への出入りが集中する時間帯は決まっているのか。
フラッグの役割と、レーダーリフレクターの話。
少しずつ、親しげに話しかけて下さる漁師さんが増えて来た。
「昨日はスゲェがったど!デッケェのいっがら、いっぺぇ釣ってこぉよ!」そう言って快く見送って下さる漁師さんがいる、この地元の港。
この関係が、ふとしたキッカケで崩れてしまうことを常に意識し、これからも見守って頂きたい。
ただ、いつまでも港からの出艇を続けるのも、考え直す必要があるかもしれない。
どれだけ謙虚に行動していても、もし将来的に地元KFの人口が増えたとして、同じスロープから何人も、何十人も出艇するようなことになれば、どれだけ良好な付き合いをさせてもらっている漁師さんからも、いつかは煙たがられる時が来るような気がする。
元々も出艇場所であった海水浴場は、来年度末で工事が終わる予定だ。
そしたら、そこをメインの出艇場所に戻そうか。
KF人口が増えて来ても、出艇人数が少ない平日には港から、休日は砂浜から・・・とか。
いつか起きることに対しては、起きてから対処を考えても遅い。
自分の遊び場は自分で探し、自分で掃除する。
その意識で「獲物1匹ゴミ1個運動」も勝手に1人で進めている。
これからも末永く、エンジョイ・カヤッキング!

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2015年03月01日
ふなばし三番瀬カヤックシーバス!
遠征して来ました!
KF仲間のF氏と計画していた関東遠征です。
“ふなばし三番瀬”カヤックシーバス!
東京湾奥!
干潟どシャロー!
KFアングラーであれば誰もが知っているメンバーとの素晴らしい出会いにも恵まれました!
☆2/27(金)
珍しく残業の気配にハラハラするも、どうにか定時退社して18:15自宅に。
前日にカヤック車載済みのため、風呂と夕飯を済ませて19:10出発!
22:10に“ゆとろぎの湯 船橋温泉”に到着すると、10分差で先に到着していたF氏と合流する。
温泉で温まり、施設内の軽食コーナーでビール・・・
実はF氏とアルコールを飲むのは初でした。
2,3杯ほど飲みながら釣り談義・・・
翌日に備えて0時過ぎに解散して就寝することに。
寝付けないのと運転での疲れから、自分はマッサージコーナーにお世話になる。
まだ20代ではあるけど、腰とか痛めてしまうと大変だと思ったから。
マッサージ後に缶ビールを追加で流し込み、ようやく就寝する。
事前の計画段階では車中泊も考えたけど、この施設内には仮眠スペースがあった。
他の客のいびき等で熟睡は出来ないけど、それなりに眠ることは出来た。
☆2/28(土)
出艇場所の駐車場“ふなばし三番瀬海浜公園”は事前の調べだと9:00開門のため、8:30出発でも間に合う。
念のため余裕を持って7:00にアラームをセットしたけど、早く目が覚めてしまった。
6:30に温泉に向かうと先にF氏が浸かっていた。
遠足前の子供が、早朝の温泉に2人で浸かる・・・
早めに現地へ向かうと、既に開門していたため、駐車する。
そこには既に3艇ほどのカヤックが。
相手方から挨拶して下さった。
情報収集の為に会話すると「3日前にランカー出ましたよ、〇〇さんと来た時に。」
・・・え?〇〇さん?あの有名な某ショップの?
※ポイント的にも“〇〇さん”の正体は見え見えだけど、許可を得ていないため念のため“〇〇さん”で通します。
「あ、僕たち〇〇さんと一緒にKFしてるメンバーなんです。」
なんと?!
この時点での3名も恐らく有名な方だけど、名前までは把握できていないため、失礼なことをしたかもしれない。
準備を進めていると・・・その〇〇さん登場!!
続いて同ショップの相方さんも登場!!
この2名の方は顔を覚えていたため、車から降りた瞬間に気づきました。
田舎者としては、有名人にお会いできたことで明らかにテンションアップ・・・!
挨拶してから、ドーリー引いて海に出ます。
9時頃に波打ち際に到着したけど、どうも予報と違って風が弱まらない。
仕方なく出艇を渋ったまま時間が過ぎたが、先ほどの方々との立ち話で有意義な時間を過ごす。
田舎者としては、有名人と2時間も立ち話できたことで明らかにテンションアップ・・・!
11時頃に5艇並んでの出艇!
富士山・ディズニーランド?・スカイツリーを一望しながら、カヤックを浮かべる。
缶コーヒーがウマい(笑)
とかダラダラやってると、スゴイ勢いでカヤックは流される。
水深が浅いと底が見えるので、流されているスピードが実際に確認できて、その勢いになかなかビックリする。
集中力がない自分は、何も反応がないままで同じことを繰り返すのが苦手だ。
そのため、神経質なほどに2,3投でルアー交換を繰り返す。
F氏には「ランダムトゥイッチャーに頼り過ぎました。」とか反省を述べた気がするけど、思い返すと序盤は色々試していた。
それでも反応は得られず・・・干潟と言うところは、本当にポイントが絞れない。
深さの微妙な違いとか、杭とか、頭では分かっていても、実際にそれで釣るパターンを体験するまでは、どうしても集中して取り組むことが出来ない。
釣れない時のパターンで、いつものようにF氏に近寄って話しかけてみる。
すると「2バラシ」との答えが・・・やばい、F氏の方が三番瀬シーバスにお近づきだ、やられる!
近くで様子を伺いながらキャストを繰り返す。
ヒットルアーを聞いたりもしつつ、F氏の手元を観察して、リーリングスピード・アクションを盗み見る(笑)
こういうことが出来るから、釣りは2人いれば釣果は2倍ではなく3倍になる、と思う。
直後、F氏がヒット!
そしてランディング成功・・・三番瀬での初シーバスおめでとうございます!!
とか叫んでいたら、俺のロッドもグニャンした!!
ライトなバスロッドに8LBフロロライン。
青物を心配しなくていいポイントだからこそ選択できたタックルで、楽しいを連呼しながらランディング。
サイズを測定してくれたF氏が60cmと言ってくれたが、それはオマケしてくれたのであって、実際は58,9cmに見えた。
その後は風が止んでベタ凪となり、漕ぐには楽だけど、シーバスも大人しくなる。
潮止まりくらいの時間帯に、艇の脇までのチェイスが見えたのが1度のみ、で終了となってしまった。
とにかく、2人とも釣れたのが、何より良かった。
と思う反面、1匹だけ・・・との悔しい思いも残り、喜びと反省の念が交互に押し寄せる帰路となりました。
地元での普段の釣り方とは要領が違う面が大きかったけど、今回で得られたイメージも生かして、3月中にまたリベンジしたい。
そう言えば、獲物1匹ゴミ1個運動も忘れず実行できた。
プカプカ浮いてたペットボトルを1本ランディングネットで拾い、着岸後にゴミ箱へ。
11月から陸っぱりは除いてKF限定で始めて、累計16匹28個。
ちなみにシーバスは持ち帰りました。
地元は“常磐もの”としてスズキもブランド級に有名なわけで、そこでの美味しいシーバスが食べれる環境で、わざわざ東京湾のシーバスを持ち帰ることもないと思っていたら、父が
「ここらだってスーパーに並んでるスズキは千葉産ばっかだぞ、内房の魚は美味しいぞ。スズキは日持ちすっから店(父の釣り仲間が営む居酒屋)に持ってってやっと喜ぶから、クーラー満タンにして来い。太めで、キレイなの選んでな。」
だとか。
内房と言っても、それは富津とかではないのか?
とも思いつつも、土地ごとの魚の質を知ることも悪いことではないと思い、素直に従うことに。
食べるのは明日だから、感想はまた。
まだまだ書きたいことはあるけれど、疲れているので続きは改めてとします。
〇〇さんと、お仲間の方々、今日は本当にありがとうございました。
また行きます!827!


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