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2015年04月26日

シーズンイン!



シーズンイン!


※釣果はありませんでした。。。

第2回・・・セブンビーチメンバーでのカヌー&カヤックミーティング?in四倉港☆
いわきの海の中が確実に春を迎えたと感じたため、報告します!

今回は1か月以上も前から約束していた四倉港からの出艇です。
メンバー構成はKFが主な釣りバカから、純粋に漕いで楽しむ方々まで目的が様々であるため、集合時間も特に決めずに、港の外側の海上で合流です。

釣りバカ4人(僕・F氏・チョビーさん・Anさん)は事前に念入りな作戦を立てました。
特にAnさん以外の3名はグループLINEで夜な夜な釣り談義を重ねて来ました。
(僕の長文投稿の連発投下が主ですが・・・)
※Anさんとは直接お会いするのは今回が初のため、本日からグループLINE参加して頂きました。

事前のイメトレでは・・・
冬の間に行動が鈍っていた魚たちが、海水温の回復に伴って徐々に活発になり“釣季”としてのシーズンインを迎えるかどうかの紙一重の時期と考えていました。
KFの対象として可能性がある魚種は???

まず何と言っても可能性に幅を感じるのはシーバス!
シーバスはそもそも、真冬であってもKFで届かない海域へ離れることは考えられず、また当然ながら冬眠する生き物でない以上は真冬でも細々とは食事を続けていると思われるわけで・・・東北の冬と言えども、釣り方次第で可能性は常にゼロではない!との考えが、個人的な意見であり自分の中での課題でもあります。

KFを始めて感じていることは、昔から日本人の身近でありながら、謎が多い魚種が・・・スズキとマダイではないか、と思います。
生息域が多様なことに加えて雑食のため、釣り方のジャンルも様々・・・だからこそ、未だに表に出ていない“釣り方”のパターンも実は多くあるのでは?と常々考えています。

その中で度々耳にして来た話が・・・
“4月から磯場で釣れ出す!”との話でした。
いわきのシーバスはサーフ・河口がメインですが、どちらも夏~秋がシーズンのイメージです。
それが、磯場だけは他のポイントに先だって早い季節に釣れ出すと言うのです。

これは去年の段階で父からオボロゲに「春先は磯場で始まり、徐々に他のポイントに広がる」とは聞いていて、自分の釣果を思い出すと実際に当てはまっている感はありました。

昨シーズンの記事を読み返すと・・・
GW明けにポイントNの磯場でシーバスをランディングでバラシ・・・その後に陸っぱりからワラサを同じくランディングでバラシ・・・
※ランディングでのバラシのため魚種に間違いは無いです。

そしてF氏との初同行となった5/25にはポイントOの磯場でシーバス2GET(F氏もシーバス1GET)と、沖でワラサをランディングでバラシ・・・

確かに、5月の時点では磯場にシーバスはいました。
(5月からワラサもいました!)

では、磯場であれば4月から本当に釣れるの?
実は去年の4月は釣行回数ゼロのため、自前のデータは皆無です。。。
一昨年の4月は仕事で東京にいました。。。

では、この空白の4月について可能性を考えよう。
それが、この冬のテーマでした。
来る日も来る日も考えました。

“釣れる”と言うのだから、程度は別として“釣れない”わけではないのだろう。
でも理屈は?
父のベイト説とF氏の海水温を紹介させて頂きます。

父のベイト説は、この時期シーバスのエサとなる小魚が磯場に多いため。
これは確かに耳にしたことはあります。
ウミタナゴとかメバルとか、でしょうか。

ここで自分なりに気付いたことがあります。
“食旬”を思い返してみる。
“寒ブリ”とか“寒ヒラメ”と言うように、ブリ(イナワラ)とかヒラメは冬に脂肪を蓄えていて、食旬と言われます。
ではシーバスは?
シーバスは春~夏です。
5,6月に釣ったシーバスは脂が乗っていて最高でした。

この違いを、自分の考えで説明してみます。
ブリとかヒラメは、冬の間にエサが獲れなくなることに備えてか、もしくは冬の冷たい海水温に耐えるためか、冬を前にして脂を蓄えているとします。
ではシーバスは・・・?
冬~春に満足にエサを食べているから、春~夏に脂が乗っているのでは?

次にF氏の海水温説です。
これは、磯場=シャローから先に、海水温が上昇するのでは?というもの。
確かに春は日光から表水温が温められるから、浅い磯場ほど不安定ながら局所的・一時的に海水温が上昇する可能性はある。
(注)F氏と僕は冬の三番瀬での経験から“シャロー”とか“シャローフラット”と言う言葉の響きそのものに酔っている感は否めません。。。

以上の理屈からシーバスが、海水温が上がる前の時期に、磯場で釣れるパターンは、全く否定は出来ないものだと思えました。




待ちに待った決戦の時・・・残念ながらチョビーさんは急きょ欠席となってしまいましたが、総勢7名が四倉の海に浮きました。

僕とAnさんは5時頃の出艇だったと思います。
まずは陸っぱりからも実績のあるテトラ帯の沖側を南の端まで漕ぎます。
ウネリの影響でテトラ直撃ち出来る距離には全く近付けません。
まずは地形を把握する意味でも、バサロを投下します。
北に向かって流されながら・・・
バサロ28gで底を感じることは出来てはいましたが、魚からの反応以上に底質の感触を得たかったため、別売りのシンカー7gを追加して35gとして使用しました。
テトラ寄りに近づけなかった一流し目は、根が薄い印象を強く受けました。
この時点で海水温を測ると9.5℃でした。

5時半頃だか出艇して来たF氏と擦れ違い、北側の沖防周りのチェックを開始します。
バサロタックルからシーバスタックルに持ち替え、新しいルアーを試しつつ堤防際にキャストを繰り返します。
ここでwatamebaさんが到着し、挨拶します。

堤防際をキャストしながら端まで終わり、更に港の北側の磯場に向かいます。
相変わらずのウネリでシャローに漕ぎ入ることは無理でしたが、底の地形は明らかに“磯場”です。
この荒れた海況も加わり、シーバスの雰囲気は感じます。
が、何も起こらず・・・
地形的には根魚も含めて北側の方が可能性を感じますが、ここで水色が気になり出しました。
全体的に今日は濁りが入ってはいましたが、朝一に向かった南側に比べて、こちらは更にヒドイ?
地形を取るか、水色と取るか・・・

南側に再度、移動することを決めました。
南側の沖防際もチェックし、次にテトラ帯を振り返ると、朝一に比べてウネリが収まったのか、もしくは潮が満ちて波が割れなくなったためか、テトラ帯に近づけるように感じます。
この時点で再度、海水温を測ると、9.8℃でした。
わずかながら、やはり表水温は、日光で温められているようでした。

残念ながらノーバイトのまま出艇口の手前まで流れ着き・・・カヤックフッカツさんが港内で漕いでいることを聞いたため、挨拶しに戻ることに。
スロープで合流し、休憩としました。

その後、全員が休憩してから再度、仕切り直します。
この頃になって風が強まり、港の外には出れない海況となっていました。
日曜日に限っては船の出入りも無く、港内でも漕ぐことが出来ました。

ここで僕とF氏は、ある事に意識を持っていきます。
港内も、丁寧にチェックしてみようよ、と言うことです。
完全に三番瀬の経験が影響しています。
シーバスはどこにでもいる可能性がある魚です。
そして港内には、シラスサイズのベイトが群れています。
雰囲気は否定できません。
ルアーのサイズ・レンジを丁寧に替えながら、港内のストラクチャー(捨石等)にキャストし続けます。
この時点で港内の海水温を測ると、10.5℃!
散々“目安”と訴えて来た10℃を、超えていたわけです。
これは時間とともに日光で温められていただけかもしれないですが、この時点では、港内だからシャローで温められた潮の入れ替わりも少なく、港外よりも温まりやすいのだろうと考えていました。
つまり、港内に暖を取りに来ている魚がいるかもしれない!

港内の南のエリアは、以前とは違い船道を塞いだことで、砂浜と化していました。
砂浜・・・底が見える・・・シャローフラット・・・三番瀬を思い出して、僕らは折れかけていた心を繋ぎます。
途中40~50cmの魚が多数、カヤックに驚いて逃げ惑いましたが、尻尾の色が2種類いたのです。
つまり、全数がボラではなくてフッコが混じっていた可能性を意味していました。

陸っぱりから届く範囲だけど、誰もやらないだけで、実は条件次第では可能性も有るポイントなのでは?!

そして、時は来ました。
待望の釣果!・・・を知らせる父からの電話でした。
父の仲間から情報が入ったようで・・・「今朝、四倉でシーバス釣れたらしいな!」
四倉で四倉で四倉で・・・シーバスシーバスシーバス・・・釣れた釣れた釣れた・・・

えぇ~?!

テトラ帯から陸っぱりでキャストしていた方が、釣ったようです。
そうか・・・カヤックでは近づけなかったテトラ際に・・・
カヤックであることが不利に働いた珍しいパターンでした。。。

でも悔しくて悔しくて、ウサギが跳ぶ港外の手前まで、様子を見に漕ぎました。
沖防の内側のみ再度チェック・・・本当はテトラ際に近付いてサラシを通したいんだと思いながらも、悪あがきに堤防際をチェック・・・そうしたら、諦めがついたと言うか、自分なりに頑張ったんだ、て納得は出来ました。
これから始まるシーズン・・・その1ページ目には相応しい1日だったかもしれない。
例年4月末に急上昇するケースが多い地元の海水温…去年は4月末に14℃を記録したこともあった。
更に、10℃の壁を越えれば14℃まではそれほど遠くない年が多い。
そして14℃と言うのは、地元でワラサの可能性が出てくる海水温と思う。
もうパラダイスは目の前だ。


最後に沖防の内側で海水温を測ると、11.0℃・・・これからじゃない、今日から、シーズン開幕だ。

シーズンイン!




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この記事へのコメント
昨日はお疲れ様でした。
今回はAnさんなど、新しいメンバーも加わり楽しい一日でした。
いわき近隣のKF愛好者が段々集まりだしましたね。これからの
いわきのKFがますます楽しみですね。
今度、七浜さんから頂いたルアーでシーバス狙ってみます。
本当にセブンビーチが発足して、カヌーライフが楽しいです。
Posted by カヤックフッカツ at 2015年04月27日 07:44
お疲れ様でした!
そして、ご馳走様でした。
次はチョビーさんも参加できればいいですね。
あのルアーは、KF初GETのワラサを釣った思い出のルアーの、別モデルです。
ワラサ以上のサイズだとフック伸ばされますが、シーバス・イナダにはオススメのルアーです!
Posted by いわき2011いわき2011 at 2015年04月27日 12:36
山と渓谷社より大物釣り師の小説が刊行されております。
知って頂くだけでもという思いでメールした次第です。
ご無礼をお許しください。
現在、アマゾンで優遇半額セール中です。
Posted by sasajima at 2015年04月27日 17:49
sasajima様

はじめまして、宣伝ありがとうございます。
自分は読書には疎い物で…
どのような本でしょうか?
Posted by いわき2011いわき2011 at 2015年04月27日 20:30
シーバスには巡り会うことが出来ませんでしたが、楽しいひと時を過ごせました。野暮用があり早上がりしましたが、次回は最後まで皆さんとご一緒したいと思っております。
陸からシーバスをゲットしたという情報があったのですか?これは楽しみです。頂いたルアーでトローリングをしてみます。
Posted by watameba at 2015年04月27日 20:32
お疲れ様でした!
四倉の地形のご教授ありがとうございました!
ただ漕ぐ間にも、艇の下には無数の魚がいると思います、是非ツーリング中のトローリングにお使い下さい。
※フォームを意識して力強く漕いだ時ほど、ヒットし易い印象があります。
Posted by いわき2011いわき2011 at 2015年04月27日 20:39
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