2014年10月08日
台風一過に伝家の宝刀・・・サビキ
10月の勤務シフトを見ると土日は出勤ばかりで平日の休みが多く・・・土日なら田んぼの手伝いとか友人からの誘いとかソフトボール等の予定も入るが、平日には特に予定も入らず・・・釣り三昧だ!!
昨日10/7(火)
前日が夜勤明けにも関わらず昼間一睡もせずの~夕方から自宅で深酒をしてしまい、久々の朝寝坊をする。
台風一過で清々しい空気ではあるが、まだ海は荒れているに違いない。
ここは、久しぶりにあの場所へ・・・小名浜港の“市場前”です。
大型漁港の最奥であるため、時化の影響が届きにくいため、アジ釣りにハマっていた2,3年前には、荒天時には積極的に選んでいた釣り場です。
念のためホームの“N”を経由してみたが、案の定の泥濁り・・・
市場前に到着すると、予想通り濁りはない。
海面を覗くと・・・いる~!!
青白く光る背中が無数にウネウネ泳いでいる!!
水面ではないため魚影の形までは判別できず・・・サバかイワシか・・・アジではなさそうだけど。
とにかくサビキを用意して釣り開始・・・
正体はサヨリでした。
デカアジを視野に入れた号数ではサヨリの針掛かりは悪いため、2本目の竿には豆アジ用のサビキを使用します。
※足元のシラスサイズの稚魚の大群が群れていたため、港内と言えどもタイミングで何か起こるかも・・・と考え、シーバスロッドにシラスサイズのルアーを結んで、すぐ脇にスタンバイする。
サヨリは子供の頃に一時バカ釣れして、唐揚げが美味しかったことを覚えていたため、喜んでクーラーに放り込む。
そこにサバの邪魔も入るけど・・・犬の食材のためにサバもクーラーに。
数匹釣ったところで、イマイチ連発感がないことが気になり出して、工夫を考える。
針に触れるけど、吐き出すような仕草が目立つ。
ならば、捕食に夢中にさせたタイミングで食わせよう。
と思い、コマセを巻いた煙幕の中にサビキをポチャンとすると、確かに釣れる。
けど、これでもまだ物足りないペースだな。
確かにコマセには群がるが、コマセのみを食べることに集中されてサビキの針は素通りする・・・むしろコマセを食い尽くしたあとに、コツッと触る。
それと、コマセがなくてもサバのように回遊せず、目の前に居続ける。
水面~1,2mくらいの水深に居座っている。
・・・そうだウキを付けよう。
ウキなしで竿受けにセッティングする方法だと、竿受けの角度でしかタナを替えられない。
リールを少し巻けばいいが、針外し等で扱いやすいのは常に竿先から竿と同じくらいの長さが出ている状態。
1匹釣る毎に・・・糸を出して針外して、再投入してタナを合わせて・・・は効率が悪い。
と言うわけで、ウキを付けてウキ下ゼロ~50cmで微調整を繰り返しながら、どうにか数釣りと呼べるペースとなってきた。
それと並行して、デカアジ用のサビキの方は、デカアジ狙いで秘策を繰り返す・・・
秘策と言っても大したことではないので書いてしまうが、このポイントは底質はゴツゴツはしているが、海藻や急な駆け上がり等、縦のストラクチャーは少ない。
そのためアジの回遊も底を這うように・・・が昼間は基本かと思う。
“アジのタナはヒトヒロ”と良く聞くけど、ヒトヒロとは1.5~1.8mくらいかと思う。
ここは5~8mもあるポイントだ。
ヒトヒロのタナを変えようとしないオジサマ方が、アジが浮いて来る夕方にならないと釣れないのは、少しも不思議なことではない。
まずベタ底とするのが、このポイントで昼間に釣るための得策かと思う。
そしてコマセカゴを下に付けて、アタリがなければ結構な頻度でカラ合わせのようにしてエサを撒き落とす。
ヘラ釣り師のようにシャクッてエサを落とすイメージ。
ここの水深では、柄杓で水面にコマセを撒くことは何の意味もない。
潮に流されて遥か隣の隣の釣り人の前にフグが群がるだけである。
下にコマセカゴを付ければ、竿下のベタ底だけに、自分だけのコマセ煙幕を作ることが出来る。
魚が釣れ続いていればそれだけコマセを振り落す頻度も上がるから、アジが連発な時には珍しい魚種を誘い出すことも出来る。
この方法で港内で真鯛(30cm弱)を釣ったこともある。
他には・・・煙幕の中でしか食わないこともある。
底でシャクッて再度沈めたタイミングでした食わないパターンのこともあった。
しかも、アジはギューンと向こう合わせで掛かると思いがちだが、この時は再フォールの途中でコツン・・・と僅かに触った瞬間にバシッと合わせるしかなかった。
こんな状況だと、例えば同行した友人に手取り足取り教えても、なかなか釣らせてあげるのも難しい。
それと、コマセを詰め直して再投入の度に、仕掛けが底に到達するまでリールをサミングしていても時間の無駄だ。
その間に隣の竿に魚信があるかもしれない。
そのため、1投入目で底に付けた状態で、道糸のリールから出たばかりの位置にマジックか目印糸で印を付ける。
仕掛けを水中に投下したら沈み切るのを待たずに、竿を振り上げて目印までの道糸を一気に放出・・・竿受けに竿をセットすれば、弛んだ糸が徐々に水中に引っ張られ、ピンと張ると同時にコンッと底にコマセカゴが当たるショックが、竿先で確認できる。
これだと、サミングで落とすのと違って途中のタナでフグに襲われることも少ない。
それと、コマセカゴがベタ底のために、ヒトデはもちろん、タコも結構な頻度でカゴに抱き着いて上がって来る。
ウチは母の仕事柄タコは頻繁に手に入るため、近くで釣りをしているオジサンに何度か譲って喜ばれた。
マズメ時や夜釣りでタナが浮くような時には、釣る毎に何段目の針に食ったのか確認しておき、10cm単位でタナを微調整する。
できるだけ真ん中の針に食わせることを続けられれば、食い気のあるタナを見失わない。
突然、上と下の針にダブルヒットしたりすれば、それは広いタナで食い気が立ったということ。
そんな時には、タナを気にしなくても釣れるわけだから、手返し重視と考えて、竿1本分のタナのまま次々に放り込む。
他に仕掛けの使い分けとか・・・
このような工夫で、アジ釣りだけは、港内で誰も釣れていない時間帯に1人勝ちとか・・・常に美味しい思いをしている。
サヨリの方に話を戻すと、コマセを撒くほどに群がるタナが上ずって釣りづらくなるため、途中から撒くことをやめた。
対して、自分だけペースがいいことを気にした周りの方々は、どんどん撒きエサを追加していったが、撒けば撒くほど、ウキも付けていない竿1本分のタナではペースは落ちるばかり・・・この釣りは裏切らない、いつでも1人勝ち。
デカアジ狙いの方は、ショゴが釣れた。
ベタ底の仕掛けの一番下の針だったから、今日もベタ底作戦は成功だった。
小さくてもカンパチは大好物なため、こちらも小さいシマアジと、どうにか2匹だけのアジとで、小皿に3種盛とした。
ちなみにシラスを襲うフィッシュイーターはいたのか・・・の件だが、いた。
途中でゴボゴボと水面で音を立て出したので、急いでルアーをキャストすると・・・もう十分に釣ったサバだった。
次に足元の岸壁際でガボッと単独で襲っている音がしたので、壁際を通すとピックアップのタイミングでジャンプして食いついて来た魚が。
一瞬ガクンと感触があったのでルアーに触れてはいたのだろうが、ヒットしなかった。
40cmはあったように見えたけど・・・カンパチかな?
でも黒っぽくも見えたからシーバスか根魚が可能性高いかも。
悔しい。
が、こうして目の前に確かに魚はいるわけで・・・楽しいな、海は。
早くカヤック出艇できるまでに回復してくれればいいが・・・

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Posted by いわき2011 at 15:37│Comments(3)
│陸っぱり日記
この記事へのコメント
台風の影響、まだあるみたいですね~
僕もカヤック出したいですが、休みの日に限って
天候が・・
まあ、秋は台風しだいなので、仕方ないですね。
あとサビキ、参考になります!!
僕もカヤック出したいですが、休みの日に限って
天候が・・
まあ、秋は台風しだいなので、仕方ないですね。
あとサビキ、参考になります!!
Posted by 湘南リス
at 2014年10月09日 00:03

台風⇔回復を繰り返しながら海の季節も入れ替わって行きますよね。
チャンス逃さず出艇したいものです。
サビキは…自己満足ですが(^0^;)
チャンス逃さず出艇したいものです。
サビキは…自己満足ですが(^0^;)
Posted by いわき2011
at 2014年10月09日 08:50

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Posted by 釣り情報Gman.jp at 2014年10月17日 18:22
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