伝えたいこと、発信したいこと。

いわき2011

2014年07月04日 20:40

福島県いわき市。

このまちでカヤックフィッシングを楽しみながら、このブログで記事にしていて、思うこと。

このブログを通じて、伝えたいこと。
カヤックフィッシングを通じて、このまちから、発信したいこと。



あの3月から今まで、合い言葉のように耳にする言葉、目にする文字〝復興〟

決して、海岸線に防潮堤が新設されて、再びの津波に備えることが、復興ではないと思う。

いつも海上から海岸線を眺めながら、復興の本当の意味とは?を考えている。

答えはいつも変わらない。

この海が、再び活気づくこと。

東北の湘南と呼ばれる、いわき市。
ハワイアンズがある常磐地区は、東北のハワイとも呼ばれる。

そのまちに、笑顔がないこと、その海に、活気がないことは、違和感でしかない。



自分にできること。
それは、この海から元気を発信すること。

まだ放射能汚染の問題から、本格的な漁が再開されていない海から、小名浜ブランド健在を発信すること。

好きな釣りを楽しみ、自分の獲物を調理して、美味しく頂いては海に感謝し、酒を飲む…そんな当たり前のことを当たり前に繰り返す、そんな人間が、いま現在のこのまちにも、確かにいること。
このまちに、この海の復活を諦めていない人間が、1人でもいること、そのことを発信すること。



道路や家を直すことは、その界隈で生活する方には必須事項。

だけれど、モノが直れば復興完了ではない。

1人1人が、あの日は憎しみすら覚えた海に、再びカムバックすること。

漁だけではなく、海水浴やサーフィン…何だっていい。

再び砂浜に笑い声が響くこと。

それが本当の意味での〝復興〟だと考えます。

そのことを意識して日々、海とともに遊ぶこと。
このまちと生きること、そのことを忘れていない人間が、ここに確かに生きている、いつまでも。

そのことを、このブログを通じて、発信したい、伝えたい。

復興は、1人1人の笑顔から

エンジョイ、カヤッキング


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