年間50漕ぎ目!父と!

いわき2011

2017年07月18日 23:53

7/16(日)の夕方のこと。
2艇積み状態から片方ツープラのみを降ろそうとしていると・・・


父『明日は1人なのか?んじゃ俺が乗る。』

1回/年くらいの頻度でしかない父との出艇・・・プロフィッシュを購入して2艇持ちとなった昨シーズンは1度もなかったから、父と2艇で漕ぐのは初めてだ。

★2017paddling-⑤0★
☆7/17(月)
☆EP.O
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:Glissando66,FeatherLight63


翌週のお祭りの準備として早朝の草刈りに駆り出されていたため、日の出からの出艇はデキない。
父にはテンヤをやるならば草刈りが終わるまでにザリガニを採捕しておくように伝えて6時からの草刈り。

予想に反して生い茂ってなかったこともあり7時過ぎに解散となった。
帰宅すると父はザリガニ調達はしていなかった。
でもまだ釣り方を迷っている様子だ。

どむオ氏が早朝よりEP.Nから出艇しているから情報を聞いたが、風は程よく吹く程度で釣りはしやすいとのこと。
だけど予報を確認すると昼くらいから吹くかも・・・遅い出艇だと実釣時間が限られてしまう。
EP.Oに決めた。
EP.Oから出艇するのが初めてとなる父に地形を簡単に説明して・・・出発前の自宅庭で作戦会議を。
今からザリガニ調達は時間が勿体ないから、テンヤだとしても釣具屋で冷凍エビを購入してもらおう。

父はテンヤロッドとスロジギロッドに決めて僕の車に積み込む。
だけど、ナブラ撃ちがデキる可能性も伝えると再び悩み出した。
この・・・どの駒をベンチ入りさせるかを考える時点から楽しいし、既に釣りは始まっていると思う。
キャスティングロッドを追加して3タックルとすることも検討したが・・・結局はテンヤを諦めてキャスティング&スロジギで決定した。
いざ出発!!

僕が運転する助手席で、父は優雅にビールを飲んでいる。
父『ジグは、どんなカラーがいいの?』
僕『グローは効く。』
父『浅いのに?』
僕『うん。それから、アカキンがイイ時もあるし、イワシカラーとかシルバーとかのナチュラル系がイイ時もある。グロー系,ゴールド系,ナチュラル系の3色があればOKだと思う。』


8:50頃に出艇!!(夕方に用事があるため、遅くとも14時には沖上がりだ。)
出艇直後に早速ベイトの群を発見した。
魚探には映らないけど、海面が波立っている。

父は早速キャストを開始!

ナブラ撃ちに慣れてしまった僕の感覚としては、ボイル・ナブラが起きたタイミングでしかプラグはキャストしないことが多い。
つまりナブラ待ちの間は底物を釣ろうと考えるからだ。
だけど父は、海面の僅かな変化を細かく撃っている。
こうして見えない魚を探す術は、普段からオカッパリの釣りをしている父の方が得意だろう。
そもそも釣りは父に教わった面が大半のため、今でも師匠的な存在であることは変わらない。
運転中に僕にジグカラーの件でアドバイスを求めて来たけど、そのこと自体が父としては非常に珍しいことだ。
今回はカヤックのため僕の方がガイド気分ではあるけど、それでも、久しぶりに父の釣りを見ることで僕の方が何か気付きを得られるかもしれない。
勉強させてもらうつもりで父のキャスティングに付き合う。

徐々にワカシナブラが目につくようになったけど、キャストする間もなく沈んでしまう。
父が諦めてスロジギロッドに持ち替えるとナブラが再発するパターンが何度も続いた。
どうやらナブラには嫌われているらしい。

水深7~10mのエリアだ。
僕はフェザーライトに持ち替えてジグを試した。
散発のワカシナブラだけど、同じエリアで続いているからヒラメ等が活性を上げているかもしれない。
父との出艇だから、それほど沖には出ない予定で重いジグは持たずに出た。
前日に座布団を仕留めた“MMジグⅡ逆付け”を選択した。
カラーはグローピンクだけど、ロストしていた60gを補充していた。

父がワカシナブラに翻弄される姿を横目に、縦に大きくジャークしてからの糸ふけを出したフォールで、ナブラの中から弱って沈むベイトをイメージする。
すると底付近で・・・ドスン!!

僕『何か来たよ~!横には走らない。これはヒラメかも!でも・・・ドラグ出されてる!デカいかもしれない!!それともスレ掛かり・・・?でも首を振る感触がわかるから、口に掛かってると思うけど。』
父『浮いては来てるのか?!』
僕『少しずつは浮いて来てるから大丈夫そう!相変わらず走らないから青物ではないと思う。下に潜ろうとするから根ズレに気を付けないと。それにしても・・・ヒラメだともう弱る頃だけど?青物でもヒラメでもないとしたら・・・マダイだったりして~!そろそろ姿が見える!一瞬だけど見えた!白い!?青物・・・?あ~!走り出した!今更?!』


フェザーライトでのファイトは楽しい。
確実にフッキングしているのが見えてからは、余裕を持ってランディング・・・


僕『ワラサだ!』
父『デカいのか?』
僕『60くらいかな?これ食べる?』
父『お好きにどうぞ。』
僕『昨日のヒラマサも冷蔵庫に残ってるから、逃がしますか。』
父『うん。逃がしてやれ。』




それから・・・

僕『また来た~!これは青物だな~!』
父『え~?!どんなジグ使ってんだ??』
僕『グロー!細身のジグだよ。テール重心のを逆向きに付けて水平フォールさせてる。』

(父はアカキンからグローピンクに交換していた。)
浮いて来たのは・・・

ヒラマサだ~!
こちらもリリースした。



ここから間が空いた。
地形変化が乏しい。
移動を提案した。
最短でディープに辿り着ける方角に漕ぎ進み、水深18mから、出艇地方向に流されつつ釣ることにした。

“TGベイト60gミドキン”にチェンジして1投下目・・・
着底・・・巻き巻き・・・重い!でも巻けるから根掛かりではない。
巻き続けてティップが完全に入ったところで・・・フッキング!!

僕『来たよ~!!ゆっくりなタダ巻きだった。青物じゃなさそう。イイ魚っぽい!TGベイトで・・・マダイかな~?!・・・見えた!鯛!』
父『真鯛?!』
僕『赤い!いやホウボウ??まだ良く見えないけど・・・ホウボウだ!デカい!!』
父『デカい?』
僕『今まで釣ったホウボウでイチバンかも!これはキープだ。』



それから間もなく・・・風が吹いてウサギが跳び出した。
父『終わった方が良さそうだな。』

着岸は11時半前だったか。
実釣2時間と言ったところ。
予想外に短い時間だったのと、父がノーフィッシュだったのが残念だ。

また夏の間に漕いで頂きましょう。
お疲れ様でした~!!


計測したら50cmだった!



★ルアー★
ヒットした2個のジグしか使わなかった。


★獲物1匹ゴミ1個運動★
拾い忘れました!借金生活・・・次回で返済します!
2017総数:獲物95匹ゴミ92個


★ベイト(獲物の胃の内容物)★
不明


★肴★
写真は撮り忘れたけど・・・
ホウボウの他に前日のヒラマサ,ヒラメ,ヒラメ昆布〆で3魚種4品の刺身盛り合わせ!
これを遊びに来た弟一家も含めた自宅での夕飯と、夜のジャンガラ練習後の打ち上げにも差し入れ。
3歳の姪っ子はヒラマサが気に入ったようだ。
ジャンガラメンバーには昆布〆が好評だった。

旨かった~!!






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