漕がなきゃドラマは始まらない!!

いわき2011

2017年05月05日 11:07


★2017paddling-⑲★
☆5/5(金)
☆EP.O
☆ウェアリング:ドライ
☆釣り竿:FeatherLight63,SJC-78/150-KR_LFJ

夜勤前の朝練KFして来ました~!

前日は仕事を終えて帰宅したのが22時過ぎでした。
予報を確認すると微妙・・・早朝のみ短時間しかチャンスがない。
現地判断でトンボ返りも有り得る。

仕事の疲れもあり気持ちが折れそうになるが・・・

“漕がなきゃドラマは始まらない!!”

これは以前の記事でも同じような話をしたことがありました。



2017/01/26









この時の気持ちを思い出して、睡眠3時間で夜明け前の出艇地に向かいました。

運転中に見える工場地帯の煙突は・・・
???
予報では南西~南寄りの風だったけど、北寄りの風のようだ。

で、いざ現地に着いて車から降りると、微風だった。
これならば出艇は可能だ。

日の出とともに出艇しました。

短時間勝負であるためソイポイントに直行しました。
(相変わらずトローリングでのシーバスは無反応でした。)

魚探には時たまベイト反応が映る。
春の海らしくなって来た。

水温は・・・13.5℃!!
青物の鳥山が期待できる目安と感じている“14℃”は、もう目の前だ。

沖に出ると予報通り南寄りの風みたい。
バウを西に向けて、左舷側から風を受けるように流す向きに。
バーチカルな釣りの場合は、右手で持つ竿先を左舷側に出してプラス方向(左舷から遠ざかる方向)にジグを落とすのが、僕は釣り易い。

スローナックル140gを落とすと・・・マイナス方向(艇底を通って右舷側に流される方向)にラインが流れる?!
潮が強烈に効いているようでした。

これは期待できる!!
カヤックの場合は潮よりも圧倒的に風の影響を受けるため、潮の影響は無視できることが多い。
潮の影響を顕著に受けている時は、いつもよりも強烈に潮が流れていると言うことだと思う。

艇の向きを180°変えながら、位置取りも修正した。
そしたら今度は、無風になった。

確かに6時頃に一時的に風が落ちる予報だけど、無風レベルにまで落ちるとは。
潮の影響のみだと、艇もジグ・ラインも同じ方向に流されるから、ラインは真っ直ぐにはなりやすい。
ただ、潮が速ければラインが水抵抗を受けて糸ふけが出るから、ジグのウェイトは140gを継続使用とした。

僕はオーソドックスなPE+リーダーではなくフロロ5号を使っているから尚更、潮の影響は受けてしまう。
今回のような速い潮の時でない限りは、風に流されるカヤックで浅い水深だと、メインラインの太さで生じる差は動力船の釣りに比べたら小さいから、操作性とか他のメリットを考慮して、フロロ5号を使用してます。



スローナックル(グローピンク)のロングフォールジャークを繰り返すと
水深17mから駆け上がり、15mでジャーク時にカツン・・・
今のは??触った??
再フォールさせると・・・着底前にフォールが止まった!
巻きアワセでフッキング!



なんだか、サイズの割にトルク感は感じないけど、キビキビと元気に泳ぐファイトだった。



続いて西風が強まり、再びラインが斜めを向くようになった。
フォールが速いナマラジグSTの150gマジョグローゼブラにチェンジする。
ストレスなく底取りが出来る。
だけど、根掛かりが多い。
運良くロストせず回収できること2,3回・・・高価なナマラジグをロストする経済的リスクを避けるために、他のジグへのチェンジを検討する。

新しいジグに入魂したい気持ちを優先してシャウト!のフラッシュ150gを選択した。
底取りは遅くはないけど、ジャークからのフリーフォール時にバタバタアクションの緩い落ち方をする印象が気に入った。
そして、着底時にコツン・・・
今のはバイトの感触かも!
ジャーク・・・フォール・・・1/2ピッチで3mほど上げて来たところでブルルン!



フラッシュ入魂に成功!
このアイナメも、冬の間に釣り慣れた感触とは違ったファイトに感じた。



その後・・・
先ほどから沖の方向で何か音がして気になっていたが、正体が判明する。

バフッ!

スナメリ登場~!!

イルカ・クジラ等が現れると魚が逃げるとかで、それらを嫌う釣り人が多いようだけど、僕としては非・日常感を味わえるから好きだ。
たまたま前日に、カヤック未経験の友人とウミガメ・スナメリの話になり、遭遇した時に限ってGoProを忘れている“あるある話”をしたのだが・・・

昨日の今日とは、神様も“笑い”に関してはご丁寧ですなぁ・・・ちくしょ~!!
スマホで頑張るけど、神出鬼没のため撮影は失敗に終わった。

だけど、艇の周りに何度も背中を出してくれて、何だか意識して楽しませてくれているように感じた。
いくらか濁りがある水色に、白い背中が映える。
水面直下を艇に向かって直進して来ては潜ったり・・・
以前に見たスナメリは、もうちょい黒みを帯びた体色だったけど、種類とかあるのかな?

こうして今日も“ドラマ”に満足して、風向きが予報通りの南に変わったところで、ここから強く吹くと予想して沖上がりとした。
(その通り徐々に強く吹き出したから、早めに撤退判断できて良かった。)

測定したら43,40cmだった。


捌いたら、僅かに脂が入って来たようで、アフタースポーンの回復は順調なようだ。
そろそろ食旬でしょう。
胃の中はユムシみたいのだった。


使用ジグ乾燥中の図を。
今日はスローナックル140gからスタートして他は全て150gだった。
“風が強い日”との先入観に影響を受け過ぎた。
無風になった僅かな間にスローナックル120,100gを試すとか、フォールが遅い系のプレートジャーカーを試すとか、積極的に動けば良かった。
それでも、実釣2時間だから、こんなものか。

それでは夜勤まで、おやすみなさい。






★獲物1匹ゴミ1個運動★


2017総数35匹41個

★肴★
職場の夜食に差し入れとする!





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