二刀流

いわき2011

2016年10月26日 12:43



こんにちは!前日の釣果報告です。

☆10/25(火)
夜勤前恒例の早朝KF!
3日前に“爆”したポイント“N”から、日の出とともに出艇しました。

夜勤中に食べる夜食に差し入れをリクエストされていたため、どうにか獲物を確保したい。

魚探に記録された航跡を頼りに、前回同様のポイントに漕ぎ進みます。
前回のようなベイト反応は・・・いた!
ベイトボールにジグを落としますが、空振り?!
そうそう同じパターンは続きません・・・

前回よりもベイトボールの移動が速い。
ベイトボールを探してジグを落とすことを繰り返しても、空振りが続く・・・

何か糸口を見つけたい。
ベイトを知る意味で、ジグサビキを。
ベイトが釣れれば泳がせ釣りも出来る。
グリッサンドでジグサビキ!

ベイトボールに落とすと・・・
ドスン!
先端に付けたTGベイトスリム80gに、ヒラメがヒットしました。

続いてサビキにヒットしたベイトは・・・ウルメイワシでした!
15~20cm程です。

それを活き餌に、フェザーライトで泳がせ釣り!
すると・・・グ~ン!
イナワラでした!



この調子で続けたいところですが、どうにもベイトボールが薄い状況です。
ベイトボールを直撃しなければベイトを釣ることもままならない。

更には、ベイトが釣れたところで、泳がせ仕掛けにセットする間にベイトボールは消えてしまう。
次の魚探反応までの間が長い。
これは効率が悪い釣りです。

要は1度目の魚探反応で活き餌を確保して、2度目の魚探反応で本命を釣ることになります。

で、あれば・・・1度目の反応でジグで釣ることが出来れば、効率は倍になるわけです。
そう考えてジグに戻しました。
が・・・魚探反応がそもそも無くなってしまいました。

どうしよう・・・

魚は浮いてはいない。
地形変化に頼るしかない。
根にタイトに着いている魚を狙うべく、水深変化に注意しながら漕ぎ回ります。
そして、15mから一気に25mに駆け下がるポイントを発見しました。
前回ショゴを釣った付近です。

スライドアクターを着底させて・・・1ピッチで底から5mほどを集中的に。
すると・・・糸ふけが。
前回と同じヒットパターンと思い巻きアワセを試みますが、巻いてもテンションが掛からない?!
ジグの重さすら掛からない!ジグ・・・取れちゃった??
それでも急ぎリール10回転くらい巻き取ると・・・グ~ン!

やはり食い上げていた!
テンション掛かったところで、追いアワセのフッキング!
イナワラでした!

血抜きして、15m地点まで漕ぎ戻り、またも駆け下がりの急な傾斜の途中で・・・
お次はアイナメ!

また漕ぎ戻り・・・そして食い上げのバイト!
イナワラ!

漕ぎ戻り・・・イナワラ!(リリース)
久し振りヒラマサ(65cm)
ソゲ!(リリース)
そして・・・座布団~!!(68cm※70未満は座布団じゃないか?)



同じ地点で、同じパターンで連発でした!
食い上げのバイトからの、糸ふけ回収からのフッキングが、とても楽しい。

差し入れするための獲物・・・ミッション・コンプリート!

夜勤までの昼寝の時間を考えて、早いですが帰路に就きます。
漕ぎ戻りながら考えると・・・合計9匹?キリが悪いな・・・

すると、ピコピコ!
ベイトボール!
スライドアクター投下!
そしてヒット!
ヒラメ!
チョーシ乗ってグリップランディング!・・・オートリリース・・・

これにて満足しました(笑)


【獲物1匹ゴミ1個運動】
相変わらず沖の浮遊ゴミが見つからないため、片付けてから、スロープでのゴミ拾い。
オートリリース分も含めて10個のゴミを拾いました!



そう言えば!タイトルの“二刀流”について書いてなかった!
結論を言うと、ジギングと泳がせ釣りの二刀流のことです。
これらの使い分けが、今回の釣行で自分なりに整理できました。

これまで、ジグサビキの出番としては
魚探にはベイト反応が映るのに、ジグには反応しないような状況・・・だと考えていました。
シラスパターンだとすればサビキに本命がヒットするかもしれないし、若しくはサビキにベイトがヒットすれば、ベイトを把握することが出来てジグの選択の参考にも出来る。
更には、活き餌に利用して泳がせ釣りも出来る。

ここまでは、その通りでいいような気がしますが、今回のようにベイトボールの足が速い時には、やはりジグの方が勝負が早いと感じました。

そもそも、ベイトボールが映った時に、水中の実際はどうなっているのでしょう?
それは潜って見ない限りは、想像で語るしかないのですが・・・

例えば今回は、青物がベイトボールに突っ込んでいるのではなく、ベイトボールの外側を追尾しているのかな?
と仮説を立ててジグを操りました。
もしベイトボールに突っ込んでいる状況であれば、追い回されて弱ったベイトを狙って海底の根魚も高活性になると思いますが、今回はベイトボールが過ぎた跡では活性を感じなかったのです。

それじゃ、ベイトボールに突っ込んでいない青物は、どう釣ればいいの?
と考えたのですが、それはその・・・集団からハミ出したベイトを襲っているかも?と考えました。
だから時たまベイトボールが映った時には、意識的にベイトボールのレンジの外側もシャクリました。
ベイトボールの上も下も。

これが正解かはわからないし、水中で何が起こっているかは本当にわからない。
でも、こうして見えない世界を想像して釣ることは、バーチカルな釣りの醍醐味かもしれない。

自分がカヤックフィッシングを始めたキッカケは、ナブラ撃ちがしたいと思ったことでした。
バーチカルに対して、キャスティングの中でもナブラ撃ちは、完全に“見える”釣りです。
水面で、フィッシュイーターがどこで、どれくらいの勢いでベイトを襲っているか・・・
それが視認デキるから、どこにキャストすればいいかは明確です。
更にはトップウォータールアーをキャストすれば、バイトのシーンも見ることが出来ます。
そういう意味で“見える”釣りです。

自分はそのエキサイティングな部分に魅せられています。
それが実は、フェザーライトを使っている一因でもあります。
最も楽しみたいトップでのナブラ撃ちを、快適に楽しみたい。
ペンシルのドッグウォークを快適にアクションさせるには、モモにリールが当たるスピニングではなくベイト・・・そしてグリップが腹に当たらない短さ。
イナワラにも対応デキるパワーも条件に含めると、当てはまるロッドは極端に絞られてしまうのです。

“ペンシルのドッグウォークを快適に”この条件だけ無視できるならば、ジグの操作性とか考えたら他にいくらでも使い勝手の良いロッドはあるのです。
だけど、それでもナブラ撃ちはトップで楽しみたい。
それだけでフェザーライトは使い続けます。
新調したスロジギロッドが鮮烈がデビューを飾っている今でも。

と、これだけ“見える”釣りに魅せられている自分ですが、その対極?の“見えない”釣りの醍醐味も、上に書いたように気付くことが出来るようになりました。
このところジグが本当に楽しい。
“見える”釣りはそろそろオフシーズンとなる地元の海・・・これからの残りシーズンはまだまだ未熟な“見えない”釣りの習得に励みたいです。



最後に・・・
チョビー氏から、泳がせ釣りでのフェザーライトの使用感を聞かれ、改めて考えてみたら気付いたのですが、感度・食い込みの良さ兼ね合わせていて、なかなかムーチングに向いてるのかも・・・と、今更ながら思いました。
チョビー氏の質問を受けて、気付かされた(笑)
他にはキャスティングで使うと、その軽さがもたらす快適感は素晴らしい。
ストレスを感じないロッドです。

以前ボートスロジギに挑戦した時に、硬いバスロッドで何匹か釣った後で、どうしてもフェザーライトでも釣りたいと思い頑張っていたら、同行の後輩に「そのロッドに対する愛着スゴイですね!」と言われたのを覚えています。
顔色、態度に出ていたのでしょう、無意識に。
無意識に出るということは、やはり自分はフェザーライトが大好きだということだと思います。

オススメですね、Feather-Light63!!

それでは次回は・・・明日の夜勤明けが強風予報のため、明後日ですかね?
“爆”連発!頑張ります!




にほんブログ村


あなたにおススメの記事
関連記事