【続】風×バーチカル

いわき2011

2016年06月09日 23:08



こんばんは!
連日の残業で更新のタイミングが見つからず・・・
お待たせしました~先週末の連浮“後編”を書かせて頂きます。

その前に・・・
1日目(土曜日)の食卓から~

アイナメ4匹で何を食べましょう。


4匹分の頭で贅沢に出汁を取ります。
※頭は犬猫の夕飯になりました。


白ワイン飲みながら台所に立ちます。


出汁だけで、この白濁・・・濃厚です。

こうして完成したアイナメのフルコース~!


カルパッチョ!


ホタテ入りスープ!
※スーパーでアサリが見当たらず、ホタテが値下げして1パック100円台で売っていたので・・・


我が家で人気のアイナメのフライ!


そしてフィッシュバーガー!

どれも美味しゅうございました!



白ワイン呑み過ぎて夜が更けます・・・



・・・6/5(日)ポイント“O”
前回の投稿で書ききれなかった連浮2日目の内容が、ここからです。
※日が空いてしまったため記憶違いとかは、ご容赦を!

この日はF氏との出艇でした。

港を出てから南西方向に漕ぎ進みます。
いつも通りトローリングをしながら。

前日同様に、慣れていない南西方向へのルート・・・
水深はイメージより浅い。
20mのディープが近い方角ですが、ブレイク手前は5~7mが続きます。
その浅い水深を見ながら『この水深なら、根に着いたシーバスが出るのでは?』
そう感じて左後ろのフェザーライトをチラチラ気にします。
その挙動不審なほどにハイペースなチラ見・・・後ろを漕ぐF氏からは滑稽とも映っていたかもしれない。

で、予想的中のクリック音!

後ろのF氏から『エラ洗いした!』と聞こえて来たため、シーバスと思われる。
が、走らない・・・フッコサイズか?
と思ってファイトを続けたけど、艇の真下に来てから暴れ出した。
肉厚の71cmでした。

その後は水深18mほどに漕ぎ進み・・・今日は違う釣りです。



F氏が珍しくテンヤをやるようで、前日にエサの調達を頼まれたところで自分の分も手が伸びてしまい・・・
2人でテンヤを。

エサはスーパーの鮮魚コーナーに売ってる“有頭甘エビ”です。
F氏の近所には小さいサイズが売っていないようで、お使いを引き受けた次第でした。

水深18mから駆け上がる通称“クロソイポイント”付近の一帯を流します。

F氏は早々にアイナメ!
『小さい・・・』と嘆いた直後に、2匹目は45cm!(でしたっけ?サイズ間違ってたらゴメンナサイ!)

僕の方は・・・
フグが連発!笑

F氏がエサを使い切ってジグ&インチクに戻った頃・・・

残り数匹となった僕のエビに『コンコン!』とアタリが!
フッキングすると、ファイトも『コンコン!』と鋭い感じ。

何か釣り慣れていない魚種を疑って姿が見えるのを待つと・・・
新魚種ムシガレイでした!!

36cmと、オカズとしても嬉しいサイズです。

その後は僕もジグを投入しましたが、3匹目のアイナメ35cmがテンヤで釣ったかジグで釣ったか思い出せない・・・

実は、この日はGoProを忘れてしまったため動画で確認することも出来ないのです。
釣果報告は即日投稿すべきですね、記憶は薄れる。

で、最後に4匹目は・・・
新入りの“Deep On”でした。
オーシャンスプーンジグに味を占めて同タイプのルアーを探していたところ、トラウト・サーモン系のジャンルの中に見つけました。
同じく60gの厚身のスプーンで、形状もオーシャンスプーンジグに酷似しています。

それのブルーシルバーを着底・・・1,2シャクリ目で抑え込む感じのバイトの出方だったと思います。
アイナメ38cmでした。



最終的にはF氏共々(緩~い)ウネリに酔ってしまい、撤退となりました。




帰宅して、この日の肴は“和”としました。

①スズキと、前日のアイナメの刺身
②スズキとムシガレイの酒蒸し

この週末も、常磐ものにご馳走様!でした。




最後に・・・
タイトルにも使った“風”ですが、カヤックはどうしても風の影響を受けます。
その風をどう利用するか・・・これはオカッパリの釣りにはない独特の面かと思います。

まず、どう風を受けるかですが、艇の形状とかでも違って来るとは思いますが、僕の2艇の場合は風に対して艇が横を向きます。
背中から風を受けることが出来ればキャストもしやすいのですが、どうしても真横を向くのは避けられない。
パラシュートアンカーを利用すれば艇の向きを選ぶことも出来ますが、僕は外海ではノーアンカー派で続けてます。

風を右から受けるか、左から受けるか。

キャスティングの場合・・・キャスト方向が風上か風下かによって、ルアーのリトリーブスピードが変わってしまいます。
特に風が強い日には、意識してリトリーブスピードを変えています。
それと20,30gのスピンテールで底を取る釣り方の時には、底の取りやすさが極端に変わるため、風の強さ・水深・潮の向きと速さ等で、キャストを右か左か正面か斜めか・・・この釣り方の時が最も、風を感じて利用するよう心がけています。

艇の向きは、キャスティングの場合は右から風を受けるようにすることが多いです。
右手で左斜めにキャストする向きが楽だから。



それが逆に、バーチカルな釣りをする場合は、左から風を受けて右に流されるようにしています。

ここもカヤック独特ですが、ロッドは艇首をかわして艇の右か左に、斜め前方に向けて構えることになります。
釣り船であれば正面に構えることが出来ますが、カヤックでは艇首が邪魔になります。

個人で変わって来るとは思いますが、僕は右手でロッドを持ち、艇首の左側に竿先を出す向きが落ち着きます。
その場合は、艇が左に流されてしまうと、ラインが艇の下に走ってしまうわけです。
それだけなら釣り船でも有り得ることだし、まだいいのですが・・・

カヤックと釣り船の違いとして、水面までの距離があります。
釣り船であれば水面まで距離があるため、ロッドを水平より下に向けることが出来ます。
それがカヤックだと水面が腰くらいの高さに来てしまうため、水平から上でのロッドアクションになります。
シャクリ上げた頂点は、竿先が斜め上か真上に近い角度・・・そこからフォールさせても、水平まで・・・
すると、ベイトタックルだと特にですが、ラインが竿先に絡むわけです。

これを防止するためにも、ロッドを艇首の左に構えるならば、艇が右に流された方が都合が良いのです。
ロッドとラインが鈍角になるほど、絡みにくい。

風の強さに関しても、例えばロッドを艇首の左側に水平に構えたとして、無風ならばロッドとラインは90°になると思います。
それが、艇が右に流れれば鈍角になるわけですが、微風だと~120°くらいなのが、強風だと・・・極論を言えば180°に限りなく近づきます。

そこで感じたのは、同じタックルで同じアクションをしていても、絡む日と絡まない日がある・・・
それは、風の強さの違いも影響しているのでは?

強風だと、絡まない。
※ロッドを出す向きか、風を受ける向きが逆になると、反対に頻繁に絡む!

そんなことを思い至った、2連浮でした。

もしかしたらベテランKFアングラーには常識な考えかもしれないけど、ふと気付いたから書いてみました。




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