リバーシーバスKFガイド☆
こんばんは~東北湘南人です。
お先に前日のオカッパリ釣行の件から。
☆7/18(土)
台風が過ぎましたが、まだ風が残りカヤック出艇は出来ない休日です。
新しく購入したルアーを試したいため、オカッパリでもいいから釣りが出来る場所を考えます。
海では思いつかずリバーシーバスを考えました。
でも大雨の影響で濁流では・・・?
今回の台風では海沿いよりも山沿いの方が降った印象でした。
で、あれば源流がより山側になる大型河川の方が上流からの影響を受けているかもしれない。
鮫川と夏井川は候補から外しました。
思い付きで選んだのは藤原川です。
地元リバーシーバスのメッカでしょうか。
僕はオカッパリでのリバーシーバスは未経験でしたが、先日の退屈な夜中に初めて訪れました。
その時には、慣れない釣り場で足元が不安なことから、昼間に改めて来ようと考えて竿は出さずでした。
さて、昼間に訪れたのは初めてである藤原川ですが、如何なものか。
ウェーディングアングラーの様子を観察すると早速ロッドが弧を描いていますが・・・エイでした。
見よう見まねでキャストを開始しますが、2投目でヒットしました。
地形を探るために底を触れる点から選んだバイブレーションのタダ巻きでした。
実はリバーシーバスとしてはオカッパリからは初キャッチでした。
その後はプラグ類も試しますが、何やら根掛かりが頻発です。
カヤックであれば根掛かり箇所の逆側に漕げば外れることが多いのですが、そのカヤックの利点に慣れていた自分としては、ルアーをロストした時点でストレスを感じてしまいました。
カヤックのように広いエリアを漕ぎ廻れるわけでもないし、集中力が持ちません。。。
帰宅する前に、鮫川に立ち寄ります。
実は翌日(7/19)は客人を招いてのタンデムKFの約束をしていたのですが、海の荒れ具合の回復状況次第では、鮫川でのカヤックシーバスになる可能性も高かったわけです。
大雨の影響を確認するための下見でしたが、心配していたほどの増水はなく、干潮の時間と重なったために水位が低いと感じるほどでした。
濁り具合は、まだまだ回復しているとは言えない水色でしたが、試しにキャストしてみるとバイト有り。
調査終了として明日に備えて帰宅しました。
本題です。
☆7/19(日)
朝から用事があったため、客人T氏との待ち合わせは10時でした。
海か鮫川か悩んでいたところ、T氏の希望は『釣れる可能性を感じる方で任せます。』とのこと。
どうにか1匹だけでも釣れる可能性として安定感を感じるのは・・・
リバーシーバスを選択しました。
台風で荒れた海から、河川内にシーバスが入っているとかで、大型の釣果情報も数日前から聞こえていました。
タンデムKFの場合は自分はガイド気分を意識しています。
バウ(艇首)側に座る相方は客人であり、その客人にKFを満喫して頂くことが最優先であります。
ただ、これは本当に難しいことです。
例え、オカッパリの釣りとしては技術を持った方であったとしても、カヤック独特の部分は自分が口頭でアドバイスする必要があります。
自分で理解するよりも他人に伝えることは難しい。
そのため、上手な方とのタンデムだとしても、普段の自分と同じ程度の釣果を得て頂くことが、本当に難しいのです。
更にスターン(艇尾)側に座る自分は、とってもキャストしづらい・・・キャスト後も相方の背中が近いからロッドを前に倒せず、ロッドを持つ手が疲れるために軽いライトロッドに限られてしまいます。
そうすると釣り方の幅も限られてしまうため、タンデム時は自分の釣果は始めから期待しません。
でも、これはKFの良いところと言うか、相方が釣れたら自分も楽しめるんです。
だって足を伸ばせば蹴飛ばせる距離に相方が座っていて、実際にランディングは自分がネットを出すわけだし、臨場感と言う意味でも自分で釣ったのと変わらない。
それにそもそも、どこに移動しようとか、常に相談しながら釣るわけだから、戦略的にも2人で釣ったような感覚になる。
だから、タンデムKFは楽しい。
今回のT氏は1歳上の方で、去年も2回ほどタンデムKFしました。
海に出た時にはイナダをバラシ・・・N川でカヤックシーバスした時にもバラシ・・・
今回は是非ともキャッチして頂きたいと、自分も気合が入っていました。
10:50頃の出艇でしょうか。
ガンガン潮が引いている時間帯です。
橋脚周りをチェックしてから下流側に漕ぎ進みます。
今までカヤックを出した中で一番の、干潮具合でした。
川の中央まで潮干狩りのオバチャンが歩いています。
これはこれは、魚が泳げる総面積が狭くなっているわけですから、居場所は絞りやすいかな?
潮目を撃ったり試みますが、1時間はノーバイト・・・
集中力が切れかけた頃に・・・『来た!あ、バレタ!』
これ、去年も2回ほど聞いた叫び声だ(笑)
そのまま風で流されてヒットポイントから遠ざかると、同じ場所を流したいとのT氏の希望で漕ぎ戻ります。
ヒットポイント2流し目・・・
『来た!あ、バレタ!』
うん、T氏の口癖なのだろう。
しかし、ホントこの一角だけバイトがある。
群れが溜まっているのか、何か地形の変化が絡むのかわからないが、とにかく攻め続ける価値を感じるエリアだ。
また漕ぎ戻って3流し目・・・
『来た!・・・』
ハラハラのT氏初キャッチはフッコでした!
1匹キャッチして頂けた安堵感から、自分もキャストに集中します。
すると、すぐに・・・グーン!
今回のタックルは三番瀬で初GETした時のスピニングタックル、8LB。
ライトなバスロッドだからフッコでも楽しめた。
ちなみにシーバスを置いている板は、自作の測定台?
25cmの板を4枚、蝶番で繋ぎました。
メジャーで測ることも、写真を撮ることも、普通は着岸後でいいけど、リリース前提のリバーシーバスでは毎度、ダメージ少なく測定する方法が見つからないか気に病んでいました。
カヤックの上って平坦な面が少なく、正確に測定することもキレイに撮影することも難しい。
この板を使えば特別レコード級のサイズでなければ、板の枚数で大よそのサイズは判断できます。
今回は25cmの板2枚分だから約50cmです。
2人で1匹ずつキャッチすると安心して空腹に襲われ、着岸して昼食としました。
後半戦は上流側をチェックに向かいますが、下流側より濁りがキツく、雰囲気を感じません。
2人の意見が一致したため見切りを付けて下流側に移動しました。
僕が漕ぐ間もT氏には左右へのキャストを繰り返してもらいます。
すると『アタッた!ここで停めて!』
と言って再キャストしての・・・『よっしゃ~!』
と2キャッチ目を。
どうやら魚は複数まとまっているのか、アタる場所ではバイトが連発する日でした。
その後もショートバイトは頻発、T氏はトータルで6バラシ・・・
T氏、某怪魚ロッドを使用してましたから。
硬いから弾くし、ファイト中にも口切れのようなフックオフばかりでした。
1度はランカー級かと思われるバラシもありました。
あのハードな怪魚ロッドがブチ曲がったのだから、確かにデカかったのだろう。
でもこれ、T氏だけでも合計8ヒットと、拾えなかったショートバイトは無数・・・とってもイイ日だったんじゃね?
本人も楽しんでくれた様子で、ガイド気分の僕も満足できました。
まだまだまだまだ、完全攻略とまでは納得出来ていない、鮫川カヤックシーバスですが、毎度のように新しいヒットパターンが見つかったり、こんな時はココだ、とポイントを選んで漕ぎ進めたり、なんだか『釣れた』より『釣った』と思える割合が増えて来たから、本当に楽しい。
で、明日がスライダーズメンバーで久しぶりに海です。
そろそろ青物、釣りたいっす。
あ、そう言えばT氏からは乗艇代?ガイド代?なのかプレモルを頂きました。
ご馳走様でした!!
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