美味しい系3種でグリッサンド入魂☆

いわき2011

2015年05月29日 13:23



有給で平日KF!

その結果、美味しい系を確保して今晩の深酒が確定している、東北の湘南人です、こんにちは!

今週は業務に余裕が出来たため、有給取得のチャンスとばかりに海快晴を見極め・・・金曜日に決めました。
明日の土曜日が日勤+宿直で日曜日の朝まで帰れないため、今週末の出艇チャンスは少ない。
どうにか釣らねばと、意気込みました。

更に!
KFに用途は限られるけど、TULALAのグリッサンド66を購入して初使用となりました!
約4万・・・今までの釣り道具でダントツに高い。



では、前日から振り返ります。
木曜の夕方に帰宅してカヤック車載していると、犬の散歩を終えた父が帰って来ました。
そして、父は言いました。

既に翌日の出艇場所を心に決めていた僕に、父は言いました。
ポイント“O”が工事で出艇可は日曜限定だけど、ポイント“N”はまだ安定して鳥山が立つ時期ではない・・・やはり南へ走って前々回の勿来海岸だ、と心に決めていた僕に、だけれど新品ロッドを出沈で傷付けたら・・・との不安が拭い切れずにいた僕に、父は言いました。

『今日はNでシーバス入れ食いだとよ、青物も混じったらしいな、〇〇さんから電話があったよ。』

なんだと~?!?!?!

これはもう、Nから出艇すべきでしょ。
家から近いし、スロープからの出艇は出沈の恐れがないどころか、準備&片付けは楽だし。
砂も付かないし。



そして数時間ほど寝て、日の出前のNに到着すると、馴染の陸っぱりルアーマンが準備していました。
これは、何か情報を持っているかも。
それに、久しぶりのNだから工事の都合とか変わっていれば、駐車できるか否かも確認しておきたい。

「あ、おはようございます。工事?もう終わってるから平日でも停めて置いて大丈夫なはずだよ。昨日?あぁシーバスは良かったね。青物?それは月曜の話じゃないかな?月曜は確かに、70オーバーとか釣れてたよ。でも、それ以降は鳥山もないし、青物は沖に出ちゃったんじゃないかなぁ・・・」

なんだと~?!?!?!

まぁいいや、その“沖に離れた”と言うのが、カヤックの射程内であれば問題ない。
それよりも、ベイトだけでも残っていれば、青物に限らず活性は高いかもしれない。

4:16出艇

4:20頃の日の出だったかと思うが、曇っていてご来光は拝めず。

先発タックルは
①グリッサンド66(スピニング):シンペン(ナブラ撃ち用)
②ハードなバスロッド(ベイト):ジグ(鳥山・ナブラ待ちの間のメイン)
③ガルシアのグラスロッド(ベイト):ミノー(移動中のトローリング用)

シーバス入れ食い情報にあやかりたいが、ウネリがありシーバスポイントと思われる根回りには近づけず。
南東方向へ漕ぎ進む。
まずは海鳥に異常はなし。
ジグをシャクル。
7~10mの浅場のためバーチカルな釣りには向かない、キャストして横向きに底を叩いたり、斜めにシャクリ上げたりを繰り返す。

と・・・ガボガボ!
水面を単独チェイスしている大型魚がいる!
急いでシンペンをキャストしたけど、素通りされた。
昨シーズン、ヒラマサを釣った時と似た感じのチェイスだった。
ヒラマサが既に入っているのか?
もしくはシーバスの可能性もある。

後が続かないので、見切る。

沖を飛ぶ鳥が気になるけど、鳥山という気配ではない。

・・・勿来にすれば良かったなぁ・・・

何度も心は折れかかったけど、グリッサンドのデビュー戦を寂しい思い出にしたくはない。
それに、母には「今晩はオカズいらない」宣言までしてしまったわけだ。

・・・ここはあれでしょ。
Nで鳥山が立たない時の定番、マゴチ様でしょ。

根をかわすため少しだけ北に漕いで、グリッサンドでスピンテール(imaスピンガルフ30g)をキャストする。
グラスロッドだから感度は良くないかと思いきや、着底の感触が明確に伝わる。

昨シーズンのマゴチ釣りを思い出し・・・
リール2~5回転毎に底を取り直す。
風でカヤックが流されるスピードとか、潮の速さ、それから深さで、底の取りやすさも変わるから、リール2回転で底を取ったり、5回転で取ったりは、その時々で工夫する。
そうして艇の直前まで底を這わせる。

今回は3回転毎に底を取っていた。
思いのほか底が取れるので4回転、5回転と増やしても可だけど、何故か途中で逆に2回転とした。
そしたら、バイトが続いた。

で、記念すべきグリッサンド入魂フィッシュは・・・

ホウボウ43cm!

スピンガルフのカラーをチェンジして立て続けに・・・

ヒラメ65cm!



グラスロッドはバイトを弾かないから、食い込みが良くフッキング時の感触も好き。
もう1本ガルシアのベイトロッドでもグラスには慣れていたから、違和感もない。

と、ここでウネリにちょっと酔ってしまって、一時帰港することに。
サカナを処理して、30分ほど休憩したかな?
いくらか満足感も感じていたため、そのまま片付けてしまおうかとも思ったけど、グリッサンドでのファイトの心地よさが忘れられない・・・もう1匹釣りたい。
と言うか、マゴチを釣ろうとしてたんじゃなかったっけか?
ここにマゴチ追加できたら、なかなかのオカズだ。

よし、もうちょい。
7:40再出艇

ちょっとだけテトラ周りのシーバスをやりたかったけど、ウネリでテトラには近づけず。
素直にマゴチにしましょう。

先ほどは12~14mのポイントで、30gで底が取れた。
その時の感触からすると、今日の海況だと10mまでなら20gでも底が取れると思った。
普段から、底が取れる限りは20gの方がバイトは多いと感じている。
じゃ、20gを使える10m以内でやってみよう。

10m地点で漕ぐ手を止め、スピンガルフ20gをキャストする。
先ほどのヒラメと同じチャート系のカラーで反応がなく、ゴールド系にしてみた。
したら、すぐに来た!
本命のマゴチ53cm!
カラーってやっぱ大事なんかな。



マゴチって群れで移動してて、立て続けに釣れるって良く聞く。
だったらと、続けて粘るも・・・続かず。
そう言えば群れで“移動”してるから、同じ場所ではなくちょっとずつ動いちゃうっても聞いたっけな。

そんな感じで、今日は青物の予定が、思わぬ美味しい系3種達成で満足。
今日も海に感謝!
獲物1匹ゴミ1個運動は、気分が乗ったので5個、拾っておきました。



今回の収穫は、なんだか大きかった。
まずグリッサンドの使い心地は、思った通り。
キャストできるルアーウェイトの幅が広い。
軽いルアーはスナップ利かせてティップで投げて、重いルアーはバットに乗せて投げる感じ。
自分が使いたいルアーはほとんど投げれる。

それから、スピンテールの面白さ。
これまで課題だった鳥山待ちの間をどう過ごすか・・・
それが、スピンテールで底を釣っていて、仮に青物がいれば、フォール中に反応があったりで見逃さない。
それにグリッサンドであれば、底を感じる釣りをしながらも、不意の青物にも対処できる。

ちょっとずつ、自分のスタイルが固まりつつある。
キャスティングをメインに、底を釣る時にはスピンテール&バサロと、ピンスロ。
バーチカルな釣りが向かない地元KFポイントには、こんな感じでいいんじゃないかと、だんだん納得して来た。

さて、サカナを捌いて、今日は飲んじゃいますよ~!




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