あっぱれF氏の釣果!
こんにちは。
開幕に出遅れ2軍調整中の、東北の湘南人です。
GWに遊び呆けた疲れを解消するために、先週の土曜か日曜に整体の世話になりました。
が、揉み返し的なダルさに襲われ、平日を絶不調の体調で過ごしました。
金曜の夜になり、カヤック車載して床につきますが、お腹の具合は悪いわ、熱っぽいわで寝付けず。
☆5/16(土)
睡眠不足で、土曜早朝に久しぶりのポイント“O”に向かいました。
濃霧&雨のコンディションだけど、風波は穏やか。
海水温は13.5℃
思い描くのは港から東に漕いだ磯周りでのシーバス。
しかし、テトラやサラシに近付いてキャスト出来るほどは、穏やかではない。
5時半、沖方向で鳥が舞う。
今シーズン初の鳥山に遭遇!
追う、心の中ではニヤケながら、鳥山の射程圏内まで追う。
キャスト…リトリーブ…!?!?!?
くわねぇな。
いや、慌てない、諦めない、想定内。
鳥山には“種類”があることを、去年のこのポイントで学んだんだ。
攻略してやる!
鳥の動向を観察・・・そう言えば、鳥山の下にナブラがない。
水面にフィッシュイーターを確認したのはボイル1発のみでした。
そして鳥の動きは、勢いよく水面に降り立つのではなく、落ち着いて水面に浮いたベイトを拾っている感じ。
鳥が咥えたベイトを目視デキたけど、10cm前後のカタクチに見えた。
ここから推測できるのは・・・中層でフィッシュイーターがカタクチを追い回し、水面に逃げ着いたカタクチを、海鳥が拾う・・・?
フィッシュイーターが青物かシーバスか、マダイかわからないけど、とにかく中層で食っていることは予想できる。
時々カタクチの群れが水面をドバっと逃げるから、水面直下での捕食もあるのかもしれない。
ミノー系を徐々にレンジを下げながらルアーローテーションする。
反応ナシ。
ジグの出番。
縦にシャクル。
テンポを変えてシャクル。
タダ巻き&フォール(シーバスに有効と聞いたことがある。)
遠投して横にジグを使う。
※20m以内がメインとなる地元KFでは、縦のジギングは効率が悪いため、ピンスロ(スピニングスロー?)が有効と思い立ち、今シーズンはピンスロにチャレンジすることにしています。
・・・・反応ナシ。
そう言えば、鳥山の移動が速いことに気付いた。
青物の可能性も?
昨シーズンは海水温14℃台からワラサが釣れ始めたことを考えると、13.5℃のこのタイミングも、可能性を感じずにはいられない。
仮にシーバスだったらと考えると・・・シーバスの方がベイトボールの追い込み方はウマいと聞くから、鳥山の移動が速いと言うことは、ベイトボールを追い詰め切れていない?
もしかすると・・・大量のカタクチに対して捕食しているシーバスの数が少ないのか??
それで、四方八方から取り囲むことが出来ずに、ベイトボールが動き回ってしまう・・・?
そんなことも考えながら、移動しながらのトローリングに・・・グンッ!ジーッ!・・・フッ・・・あ、フッキングせず・・・
と言った1バイトのみでした。
この日は帰宅後に昼寝をしてから、夕方からは飲み会でした。
早めに帰宅して・・・
☆5/17(日)
再び早朝のポイント“O”に。
連浮~!
今回はF氏とAn氏も同行でした。
3人で会話しながら準備を進め・・・
5:15出艇!
まずは東側の磯周りにトローリングしながら進みます。
サラシが見えて来ましたが、やはり近づけるような海況ではありませんでした。
真っ直ぐ沖方向に向かい、地形の変化を見ながらジグを撃ち続けます。
※今シーズンのテーマでもあるジグを、割と積極的に繰り出します。
すぐ近くのAn氏と会話しながらでしたが、気付くとF氏の姿が見当たりません。
小さな点・・・?
いつの間にか東へ東へ・・・ずいぶん大移動していました。
様子を聞きたいこともあり、An氏と2人でF氏を追います。
合流して、何故か更に沖方向の沖堤の外側に向かいます。
それぞれが思い思いにジグ・ワーム・インチク・鯛ラバ・・・と試しますが、反応ナシ。
ここでF氏から驚きの一言が・・・なんと、出艇地方向の逆側(西方向)に、大移動すると言うのです。
失礼ながら僕に比べればお年を召してらっしゃるF氏・・・スゲェ頑張りだな、と尊敬の眼差しで後姿を追うことに。
※先にチェックしていた東方面は5~15mで根が続くエリアですが、西方向は20mラインが続く平坦な砂地です。
実はこの移動の途中で、願掛けをします。
“獲物1匹ゴミ1個運動”では釣った数だけゴミを拾うルールですが、敢えて先取りで拾ってみます。
沖に浮いていたゴミを3個ほど。
これで、神様はきっと、3匹までは釣らせてくれるはず。。。笑
目的の20mラインに辿り着こうかと言う頃、漕ぐ手を止めてロッドを握っていたF氏に追いつきます。
3人で会話していると・・・「釣った~!!」
F氏の歓喜の叫びが聞こえます!
近付くとアイナメでした。
譲ってくれると言うので喜んで受け取って、艇上で血抜きします。
カヤックが血で汚れること、それを水で洗い流すこと、なんと久しぶりな行動だろう。
そうこう処理をしているうちにF氏は更に漕ぎ進みます。
追いかけだすと、何やら遠目にF氏のロッドが曲がっているように見えます。
まさか?!
F氏の元へ辿り着いた時に目にしたもの・・・シーバス!!
水深は15mほどだったか。
そこを、魚探にベイトが反応している中、トローリングしてたらしいです。
つまり、ベイトに誘われて中層まで浮いて来ていたのでしょう。
むむむ・・・
F氏に立て続けに水をあけられ、焦る。
そう言えば、ゴミ拾い3個に対して、獲物はF氏に頂いたアイナメとシーバスのみ。
あと1匹、釣れるんじゃね??
その1匹は自分が!
若干やる気を持ち直してもう少し頑張りますが、体力的にも時間的にもリミットを迎え、お終い。
悔しい結果になってしまったけど、久しぶりに魚が見れて良かった。
片付けをしながらも、手指が魚臭いことに気付く。
自分の釣果ではないけど、久しぶりに獲物の処理をしたこと、なんだか誇らしい。
カヤックで一緒に浮くと、何か連帯感を感じて、誰かの釣果はメンバー全員の喜びになる。
“いわきKF2015シーズン”の開幕戦となりました。
KFのブログ等を読んでいると、九州、中国地方とか、関東も開幕していて羨ましかった。
東北は遅れを取っていたけど、ここから巻き返します。
激しい結果を、次週以降はお届けできればと思います。
海水温も上がっているし、恐らく明日以降の平日のどこかで、小名浜沖堤からワラサの釣果が聞かれるのではと思っています。
週末はなんと、休日出勤の代休を使って金土日の3連休の予定です。
これ、釣っちゃうパターンでしょ?笑
冗談で言い続けてた「今シーズンは磯シーバスを釣る前に、青物が始まっちゃったりして。シーズン初GETが、いきなりワラサだったりして。」の言葉が、本当に本当に、現実味を帯びて来ました。
最後に、F氏から頂いた獲物での、晩御飯の写真を。
初夏のシーバスは相変わらずスゴイ。
腹を裂けば内臓脂肪、身は脂で筋が入り、調理すると流し台は脂まみれ。
食ったら文句なしにウマい。
東北の湘南産“常磐もの”ブランド、今年も解禁しました!
にほんブログ村
関連記事