余韻
日曜は素晴らしい時間だった。
An氏にお別れを言って帰宅する車中ではファンモンが流れていた。
自分の心境と曲調が妙にマッチしていたのが心地よかった。
当日の夜と翌日も夜勤だった。
夜勤に向かう運転中には、余韻に浸るように記憶を辿った。
自分に続いて、チョビー氏も当日の記事を投稿した。
以前チョビー氏との会話で、2人とも出艇した日の記事だと内容が被ってしまい、読者からしたら両方を読む意味はないのでは?
と話したことがある。
でも、真面目に熱く詳細に書く僕の記事に対して・・・チョビー氏は“笑い”担当(笑)
実に役割分担がデキていると思うし、読者さまとしても両方を読み比べる楽しさもあるのでは?
と我ながら思っています・・・どうですかね?
とか考えながら過ごした二晩の夜勤から解放され、僕は6連浮のチャンスを頂いた。
梅雨・濃霧・台風・・・6日うち全てで出艇デキるかは微妙だが・・・
まずは夜勤明け昼からの出艇!
★2017paddling-④③★
☆7/4(火)
☆EP.鮫川
☆ウェアリング:ラッシュガード
☆釣り竿:B-AREA_FUN-CG47UL
微妙な予報のため念のためEP.Oに寄ってはみたが、濃霧&風で海への出艇は危険を感じた。
久々の鮫川に向かってみる。
このところ海がダメなら潔く諦めていたが、川でも良いから漕ぎたいと感じたのは、やはり日曜の余韻が残っているからだ。
カヤックを漕ぐことの感動を再確認デキている。
ところが、鮫川は土手の工事の為に出艇場所があるか不安だ。
慣れ親しんだ駐車場には重機が入り立ち入り禁止となっている。
川の中を漕ぎながら岸を眺めた光景を思い浮かべる・・・
出艇デキそうな岸の地形はどこか。
思い付いたのは以前ムッシュ氏が声をかけて下さった立ち位置だ。
(あれ以来ムッシュ氏にはお会いしていないしコメントも頂いてないけど、お元気に読んでくれているのだろうか?)
オカッパリアングラーが2名もいれば狭くなってしまうような場所だった。
その場所には・・・工事の影響は?
車で入れるのか?
道順が不安だが、勘で進んでみる・・・
運良く辿り着けた。
残念ながら水辺の直前で段差がありドーリーは使えないが、先に艇だけ置いてから道具を運べば問題ない。
海でのKFのように重装備だと道具が多く面倒だけど、リバーシーバスの場合は軽装備だから苦にならない。
艇を運んでからシート,ペダル,パドル,チェーンアンカー,プライヤー,タックル,ルアーケース2個(ランダムトゥイッチャー&バイブレーション),ランディングネット・・・くらいを運ぶ。
12:16:30出艇
12:17:00橋脚到着
ランダムトゥイッチャーの3投目でヒット~!!
12:18:30ランディング
出艇から2分でフッコをキャッチ~!!
正直たまには体を休めようかとか迷っていた。
だけど、その気持ちは1匹のフッコで変わってしまった。
『出て良かった・・・』
“漕がなきゃドラマは起こらない!!”
たかがフッコだけど、何故これ程までに楽しいだろう。
それは一般的な“シーバスフィッシング”とは違い“カヤックシーバス”と言う奇跡的に魅力的なジャンルの釣りだからだ。
何が違うのか?
僕の場合で決定的に違うのは“タックル”です。
“管理釣り場でバスを釣る”ために作られた“B-AREA-FUN”を使用しています。
シーバスは様々なポイントに生息していて、そのシチュエーション毎にタックルも違うわけですが、オカッパリシーバスの場合は多くは遠くへキャストする必要があるかと思います。
(特に干潟のウェーディングとか・・・)
でもカヤックだから、キャストでの飛距離は犠牲にデキる。
それならばショートロッドが使えるし軽いルアーで対応できる。
更に、カヤックだとファイトでのアドバンテージもあるから、ラインを弱くできる。
僕の場合は8lbを使用している。
このタックルでランカーも獲れた。
橋脚撃ちではピンポイントにキャストするためにベイトが重宝する。
カヤックからロングロッドを振る必要もない。
ショートロッドでテンポ良くキャストし続けること自体が心地よい。
そして味わったら病みつきになるのが、艇の脇での突然のバイト!
シーバスからは艇は見えていないのでしょうか?
ピックアップ直前のバイトが実は非常に多いのです。
そこから強烈なエラ洗い。
感覚としてはボートでのバス釣りにも近いかもしれない手軽さも兼ね備えたシチュエーションも魅力的です。
早春の三番瀬以来の久々のカヤックシーバスだったけど、1匹のフッコで面白さを完全に思い出した。
気持ちのスイッチが入り集中力が増したのを感じた。
橋脚にタイトなキャスティングが心地よく決まる。
(僕・・・キャストが上手い方ではないですけど・・・今日は気持ち良く投げれた!)
そして立て続けの2バラシ!
どちらもフッコサイズが目視出来ました。
まだ出艇から10分しか立っていない。
ここから・・・
橋脚を一通り撃ち終わってしまうと、バイトが遠のいた・・・
仕方なくオープンエリアに漕ぎ出した。
水面モジリは多数ある。
ボラかもしれないが、2年前の夏の“水面モワッとパターン”も忘れ難い。
素直に当時のヒットパターンだったレンジバイブ早巻きを試してみた。
そしたらゴミが引っ掛かったようだ。
寄せて来たらロープだった。
ロープを掴んでルアーに絡まっている部分を解こうとすると・・・グン・・・
???
ロープで繋がる先に何か生命反応を感じた。
ロープを手繰り寄せると確かに魚が繋がっているようだ。
もしやウナギ獲りの仕掛けだったのか?
見えた魚体は・・・ランカーシーバス!!
ロープの正体はストリンガーだったのだ。
誰かがストリンガーに繋いだまま逃げられてしまったのだろう。
まだ元気な様子だから、昨日・今日の事だったのだろうか。
違う・・・ストリンガーにコケが生えてる・・・
これは数日は経過しているのかも。
良く生きていてくれた・・・
可哀そうにストリンガーが通された顎には血が滲んでいる。
ロープがフローティングタイプだったのが幸いしたのか、数メートルのロープを引きずったまま泳いでいたのだろう。
写真を撮る間も惜しんでストリンガーから解放してあげた。
良いことをしたら神様が釣らせてくれるかもしれない。
とか図々しいことを考えたら、バイトが得られなかった。
雨が強まって来たから実釣1時間半で終わりとした。
明日はチョビー氏と出艇します。
釣れますように!!
★ルアー★
★獲物1匹ゴミ1個運動★
ストリンガーを廃棄させて頂いた。
2017総数:獲物72匹ゴミ72個
★ベイト(獲物の胃の内容物)★
不明
★肴★
リリース
にほんブログ村
関連記事