漕いで良かった。そう思えた。

いわき2011

2017年04月23日 20:46


★2017paddling-⑰★
☆4/23(日)
☆EP.鮫川
☆ウェアリング:ドライ

3連浮~!
夜勤明けで11時半頃にEP.Oでチョビー氏と待ち合わせました。
残念ながらウサギが跳んでいる・・・
潔く鮫川に向かいました。

リバーシーバスもウェーディングでの釣果情報が入ったりで、全く可能性が無いわけではない。
だけど、難しい時期であることは間違いない。
それでも、漕ぎたいから。

漕ぎました~!!

出艇直後から強風に吹かれました。
海で出艇していたら危険を感じるレベルです。



風に流されながら広範囲にキャストを続け・・・
3時間ノーバイトでした~!!(泣)



でも、どういうわけでしょうか。
とても清々しい気持ちでした。
KFは、この気持ちを味わえるところが素晴らしい。

例えばオカッパリとか動力船だったら・・・ボウズで帰ることになったら僕なら発狂してしまう。
オカッパリか動力船は、釣果こそ全て・・・と思えてならない。
と言うか、釣果にしか楽しみを見いだせない。
そのくらい・・・このところカヤックの魅力に憑りつかれています。

3時間も漕げば、物足りなさなど感じないのです。
このアソビと出会えて本当に良かった。



そもそも相変わらず“年間100漕ぎ”の目標は掲げたままなわけです。
今日で17回目の出艇だった。
4月に急速に挽回デキたとは言え、このペースは遅い・・・
それでも可能性は十分に残っていると思えるため、挑戦は続けます。
それだけの頻度で浮いてこそ見えるものも、きっとあるだろうと思っているから。

それとは別に・・・KF1回当たりの平均釣果数を参考までにチェックしているのですが、去年は確か2.3匹/回だったかと記憶しています。
今年は、目標は大きく3.0匹/回だと考えています。
1月に10匹釣れた回
2017/01/26
の貯金が効いて2匹/回以上をキープしていたところ、一時的に2匹/回を下回り、前回で久々に2匹/回まで挽回しました。

今回で再び2匹/回を下回りました・・・
32匹/17回=1.9匹/回です。

だからナニ・・・と言う話ではありますが、自分の中でのバロメータ的に考えて、モチベーションに繋げたいと思います。



さて・・・それにしてもシーバスに焦らされています。
オカッパリの釣果情報は聞こえてきているため、確実に釣れ出してはいるのですが。
そもそもシーバスに関しては、オカッパリに対して“カヤックであることのアドバンテージ”が最も少ない魚種である気がします。
(※湾奥の某干潟のようなポイントでは、逆に最もアドバンテージを見いだせる魚種かもしれない。)
シーバスはテトラ等のストラクチャーに着くことが多いですが、地元海域の波の具合だと、ストラクチャーに近付いてタイトに撃つことが難しいのです。
そしたら、オカッパリの方が狙いやすいんじゃ?と言うわけで、毎年シーバス初物はオカッパリに先を越されている気がします。

でも、去年を思い返すと、釣りたいよなぁ。。。
なんだか、去年の開幕シリーズは釣れ過ぎでデキ過ぎでした。
2016/04/24


ここから期待に胸を膨らませGWに突入・・・となるはずが、実は4/30に祖父が亡くなったのでした。
それで葬式等で慌ただしくGWは過ぎて、どうしても49日が過ぎるまでは殺生は控えようと考えてKFも自粛したのでした。
当時は確かに祖父の死に心を痛めつつも、心の片隅では微かに思っていた『どうしてシーズン開幕の楽しい時期に!ジィちゃん勘弁してくれよ~』などと言う言葉を冗談で仏壇に投げかけたりもしました。

でも、その当時のことを今また改めて振り返ってみて気付いたのですが・・・
そもそも開幕シリーズの2日間が釣れ過ぎたのです。
あの2日間は、もしかすると祖父からの最期のプレゼントだったのかもしれない。
と、思えるようになりました。
祖父に十分な孝行がデキたとは思ってないですが、祖父の好きな“刺身”に関しては、たくさん食べてもらうことがデキたと思っています。
孫が釣って来て捌いた刺身で、明るいうちから孫と晩酌をする・・・
僕が成人してから祖父が病気で酒を断つまでの期間は短かったため、晩酌に付き合えた回数としては少なかったのですが、確かに記憶に残っています。
その記憶が蘇る時にだけ、孝行デキたのかもな、と思うことが出来ます。

だから、やはり昨4月の好釣2日間は、祖父からの最期の“お礼”だったのだろう、そう考えることにしました。
祖父が亡き今も祖母は相変わらず僕の刺身を食べているわけですが、ここ数日とある考えが浮かぶようになりました。
祖母は今でも刺身を食べる度に『美味い』と言いながら食べてくれるわけですが、もう80歳の祖母です。
“飽きはしないのか?”
と思ってしまうことがあります。
30歳の僕でも、同じ魚種の刺身が2,3回も続けば、飽きてしまって違う調理に変えたりします。
果たして自分が80歳になった時に、今の祖母のように『美味い』と言って食べることが出来るだろうか??
とても疑問です。自信はないです。
飽きるほどに刺身を食べ続けることが出来たとすれば、それはそれで幸せなことではありますが、いつまでも変わらず素直に『美味い』と感じて食すことが出来るのも、とても幸せなことなのだろうと思います。

美味そうに刺身を食べる祖母を目にしながら、自分も年寄りになるまで刺身を“美味い”と喜べますように、と切に願う今日この頃です。笑



このような不思議な感情を味わえただけでも、今日は漕げて良かったのです。
チョビー氏とバカみたいな会話をしながらも、実はこのようなことを考えて浮いていました。

本当に有意義な日でした。







で、帰宅して・・・
父が『ソイはどうするの?』と。

実は・・・昨日のソイのことなのですが!
前記事の通りリゾットは食べました。

これ、調理途中のフライパンを確認すると・・・

ソイの頭とかアラしか使ってなかったのです。
ソイは頭で1/3くらいあるような体型だし、アラだけで十分な食材なのです。

3枚卸しにした“身”の部分は一晩寝かせておいたのです。
そのソイの身を、どう調理するか?
父はその質問をして来たわけです。
何やら父が提案して来た料理法は僕は未知のため、父にお願いしました。

するとタレを浸けながら焼いて・・・


ソイの木の芽焼き?!
庭に山椒の木があることが有り難いと感じるメニューでした。

味は・・・絶品・・・!!
旨い~!!

これは今後も要挑戦のメニューでした。
ただ、母が言うには『山椒は田植えの時期だね~』とのことで・・・まさに今だけの限定メニュー!!
これは毎年この時期だけの恒例メニューとしたい。
毎年この時期はシーズン開幕の瀬戸際で、シーバスを追い求めていることでしょう。
スズキには間違いなく合う料理法だと思う。
他にアイナメでも試したいとは思う。
とにかく毎年シーズン開幕を告げるシーバス初物は、山椒の香りを効かせて食べてみたい。



さてさて明日は・・・友人Kに会う用事があり、ついでだからオカッパリ・ランガンをしようとなりました。
久々のカヤック以外の釣りですが、釣果報告できるよう頑張ります。
おやすみなさい!!



★獲物1匹ゴミ1個運動★

2017総数32匹37個

★肴★
ソイの木の芽焼き




にほんブログ村


あなたにおススメの記事
関連記事