2017初漕ぎ
こんばんは!
タイトルの通り新年“初漕ぎ”を無事に成し遂げました!
と、言うほど大げさなことでもないのですが、このところ海況にも恵まれず焦らされました。
過去2年は偶々冬に合わせてカレンダー勤務だったため、土日だけの休日であれば海況が悪ければ他の用事を済ますことで時間は潰せていたのです。
が、この冬は久しぶりに交替勤務で冬を過ごすことになりました。
2交替で12時間勤務のため休日が多くなるのですが、海況に恵まれない連休は時間を持て余してしまう。
元々昔から、時間を無駄にすることが受け入れられない性分だけど、昔(23~26才の頃)は交替勤務での冬はどう過ごしていたのだろう・・・
と言うわけで本題(初漕ぎ)に入る前に思い出してみました。
題して“みちのく冬の過ごし方”・・・俺流(笑)
※カヤックフィッシングとは掛け離れた話題が続きます。興味の無い方は後半からお読み下さい。
①サッカー
元々は野球少年だったためサッカーは上手ではないのですが、18歳で草サッカーを始めてからは週1,2回の練習は夢中でした。
冬の間もナイター練習・・・汗で濡れた髪の毛が凍る体験が出来ます(笑)
本気でウォーミングアップしないと、筋肉系の怪我を簡単に発症します。
怪我をしたくないから、強制的に体を温めるために、唐辛子・ショウガ・ニンニクを混ぜた不思議な飲み物を飲みながら練習場に向かったりしました。
思い返すと、何故そのような発想に至ったかは謎です(笑)
僕は丈夫で頑丈な体に育ったと自負しているところがあり、実際に試合中の激しい接触プレーでも怪我をしたことは無いのですが、冬の練習中には良く体の節々を痛めたものです。
それで“休む我慢”が受け入れられない自分は、走れる限りは練習を続けたものです。
そういえばチームメイトに小学校からの同級生がいたのですが、ある時、僕が足を痛めた翌週の練習で・・・
『病院行ったのか?あ゛?行ってねぇだと?!なんで行かねぇんだよ!それで無理して練習して、また悪化させて試合までに治らなかったらどうすんだよ?!お前だけの足じゃねぇんだよ!!俺、お前の分まで走るのイヤだかんね!(※今では信じられないが、当時の僕はスタミナだけはあった。技術が半人前だから、2人分の距離を走るのが僕の仕事だと言われていた笑)』
と、彼に本気で怒られたことがある。
彼は短気で血の気が多く、試合中にも夜の街でも、喧嘩スイッチが入った彼を僕が制止したことは1度や2度ではないのだけど、この時のように僕のために怒ってくれたことは、この時が初めてだった。
サッカーを辞めた今では年に1度くらい連絡を取ればいい方だけど、もし今でも彼との付き合いが続いていたら、例えばドクターストップを無視してフルマラソンを走り、膝を再起不能にしたアノ冬の僕を、彼は止めてくれたのだろうか。
※でも膝を壊してなければ今でも野球・サッカーを継続してカヤックには熱中してなかったかも。
この膝のことを思い出して、いい加減に大人なんだから、無茶はしないよう我慢も覚えないと・・・と考えて、先月は手首の快方を待ちながら漕ぐことを少しだけど我慢できました。
話が脱線し過ぎました・・・
②スノボ
23歳の冬からスノボを始めたように記憶していますが、そこから3,4年は、毎週のようにスキー場に通いました。
1人でも、郡山に用事があればボードを積んで出掛け、用事を済ませてからナイターで滑ったり・・・
連休ともなれば後輩たちを巻き込んで、土曜の朝からスノボ、その夜は郡山駅前に泊まって深酒、日曜は二日酔いで滑ったり・・・
郡山での店は“小太郎”が恒例でした。
毎年スノーシーズンになると毎週のように深酒しに訪れる若者たち・・・
しゃぶしゃぶ美味しかったなぁ~
そんなこんなで、1人でも大勢でも、とにかくスノボだった。
震災を前後して住まいは富岡町から実家いわき市に移りましたが、スキー場がある磐梯山までは変わらず2時間ほど?です。
海にも雪山にも日帰り出来る、いわき市サイコー!と、実感できる部分です。
そのスノボ・・・過去2シーズンは、実はシーズン終盤に1,2度ほど行くに止まっていました。
カヤックに熱中したこともあるかとは思います。
スノボから遠ざかってから、後輩たちが小太郎に訪れた時に『あのガタイのいいセンパイは来ないんですか?』と言われたそうで、覚えてくれていたことが嬉しくなり、また行かなきゃな、と思ったりも。
この冬・・・30歳の誕生日を迎えるこの冬に、いま行かなかったら、もう行かなくなるのかも。
それも寂しいな・・・
で、休日が多い交替勤務で過ごす久しぶりの、この冬、、、シーズン券、買っちゃいました~!
“福島5”なる、このシーズン券は、福島県内の5か所のスキー場で使用できて、それが11月末までに購入すれば¥29,800!!
これは元を取れるでしょ!
5か所のうち3か所は、思い入れのある沼尻、雪質が良い穴場的な箕輪、ナイターで利用する猪苗代!
こりゃ買いだな、と判断して11月末に早々と購入・・・結果としては、年末までの想定外の雪不足に苛立つ(汗)
それでも、年末年始で2度ほど行けました。
体力低下は否めないものの・・・冷たい空気の中で汗ばむ感覚は、やっぱ心地よい!
③管釣り
管理釣り場、エリアトラウト。
僕の場合はフライで、それも時期も冬に限定です。
原発直後の、海から遠ざかっていた時期だけは夏も通いましたが。
釣ることも楽しいですが、今では食材確保が目的になりつつあります。
林養魚場のトラウトは美味しいから、白河FSが大好きです。
真冬の雪が舞う季節になると、大型トラウトがベタ底に密集するようで、その時期にベタ底までフライを沈める術を駆使すれば、実は大型だけ選んだように釣ることが出来る・・・の理屈を、ある時に某エリアのオーナーに手ほどき頂きまして、それからは美味しい想いをさせて頂いております(笑)
その獲物で燻製を覚えてから、更に楽しくなりました。
燻製には“干す”工程があるため、空気が乾燥する冬に向いているわけで・・・自然の仕組みは、うまくできたものです。
でも、管釣りは今のところは、一冬に1回でいいかな・・・と思うところです。
父が行きたいようなので、来月あたりに行こうかな。
さて・・・そろそろ本題に。
★2017paddling-1★
☆1/12(木)
実は夜勤明けだった前日にもカヤック車載して海まで来てみたのですが・・・浮けたとしても釣りが出来る状況ではなかったため我慢しました。
これまで新年初漕ぎにはアイナメを釣ることが叶っていたので、今年の初漕ぎもそうしたい。
そうして海快晴と睨めっこし・・・
日の出前のEP“N”に向かいました。
風に弱いNは、冬の間は出艇場所の候補にすら挙がらないのが常ですが、Nからの出艇を画策したのには理由がありました。
前日まで海は荒れていました。
海は濁ったことでしょう。
湾内に位置するEP“O”に比べて、外洋に面したNの方が濁りからの回復も早いようで、実は荒れた直後はNの方が釣況の回復も早い・・・と言うことに、このところ実績から気付いたのです。
それで、出来ることなら、このタイミングはNから出たい。
そう考えてのNでしたが、港で車から降りると、顔に吹き付ける冷たい風・・・潔くOに移動しました(笑)
Oに着いたのは6:00
日の出の時刻は迫っていますが、新年初漕ぎの儀式として“お清め”はやりたい。
新パドルのスウィングスター・エンペラーも、初使用である。
そうして日の出と同時の6:50出艇
予想通りの濁り・・・
実は今日はイレギュラーに昼から出勤のため、許された時間は2時間!
短時間だから1タックルにしました。
選択したのはフェザーライト!
選択理由は・・・
フェザーライト=FeatherLight=羽のように軽い
⇒羽⇒鳥⇒酉年
初漕ぎに相応しいじゃん!(笑)
いや、まぁ・・・バサロでアイナメ釣りたかっただけです(笑)
バサロを主体に水深7m~17mまで頑張りましたが、、、ノーバイト~!
着岸すると漁師さんが『釣れたげ?ダメだったのが?荒れだがんなぁ・・・潮が入れ替わんねぇどダメがなぁ・・・』
と・・・僕が懸念材料としていた点は、漁師さんも同じ考えだった、間違ってなかったのかな。
悔しいけど、こんなもんだ。
久し振りのパドリングで手首は快調だったし、新パドルは軽くて快適だったし、冷たい空気は心地よかった。
次回は仕留めます!おやすみなさい。
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