デリカ最期の旅・・・湾奥!BBQ☆

いわき2011

2016年03月21日 21:48



こんばんは~愛車デリカをボロボロまで乗り回した、東北湘南人です!


この度、走行距離が30万キロを超えたデリカと、お別れすることになりました。
元々は父が11万キロほど乗っていたものを、僕の就職と同時に譲り受けたものです。
昨年末に最後と決めて車検を通し、2年以内に新車を買うために貯金するつもりでした。


ところが、父が新車を買うため
『(現在の)アウトランダーを〇〇万でどうだ?』※金額は伏せますが。
と打診して来たのが始まりでした。

自分で新車を買うところが、〇〇万で数年はやり過ごせる・・・
そうなれば、お小遣いに余裕が生まれる・・・
新艇とか、買っちゃえる?!

僕の思考回路は、このようにして、父の打診を受け入れることにしました。
さて、デリカは・・・
伝手の車屋にお任せしたら、部品屋が手を挙げたらしい。
丈夫な車ですから、どこかのパーツに需要があるのでしょう。

それで、数万円の値が付いたわけでして・・・
その現金を持ってプロフィッシュを購入することを検討中です!

思い入れのあるデリカですから、何か形に遺したいのです。
プロフィッシュには“デリカ丸”と名付ける予定(笑)



それで、デリカを引き渡すのが来週末なもので、今回の湾奥遠征は最期の旅となりました。
運転中には思い出が巡りました。
僕の10代のほとんどで、父の運転による送迎車として世話になった。
僕の20代のほとんどで、常に遊びのお供でした。
僕の休日のほとんどで、カヤックを運んでくれました。

父が乗っていた頃も含めると、我が家で最も多くの獲物を、食卓まで運んだ車です。

旅・・・1人旅も、友達とのスノボも、常にデリカでした。

原発事故直後・・・
割れたアスファルトでは、華奢な車では原発までの通勤は不可能でした。
その時のデリカは、同僚たちを乗せて通勤バス状態でした。



・・・長くなるので、遠征の中身に入ります(笑)

今回はkayak55さん主催のBBQに参加することを主目的として、その前後でカヤックシーバスを満喫しようと考えた旅でした。
BBQは日曜日です。
土曜の夜までに現地入りして、日曜は日の出から浮く考えでした。

土曜は“ゆとろぎの湯”を利用しました。
ここは前年に初めて湾奥シーバス遠征した時に、前泊で利用した施設です。

午後の早い時間に到着して温泉~ビール~
仮眠室で18時には横になっていました、至福の休日・・・(笑)

そして日曜4:00に三番瀬に到着!
夜中に出発して来たAn氏が、既に到着して車内で寝ている~!
他にもBBQ参加の方々が早くも路駐しております。

準備して5:30頃に出艇!
・・・濁っとるがな~!!

どうやら土曜日の雨の影響で水潮状態のようで、結論を言うと激渋コンディションでした。
※そんな中でもAn氏は1匹キャッチしています。

BBQ参加者を含め、この日は多くのカヤックが浮いていましたが、情報収集の結果は2匹キャッチの方が1名おられたのみで、他は1もしくは0・・・

稚鮎の遡上のために数日前までは好調だったらしいのに・・・
とても残念なタイミングで遠征してしまったようです。

昨夏の桧原湖カヤックスモール遠征を思い出しました。
あれは確か、前日まで好調だった釣況が、やはり雨の影響で遠征当日だけ絶不調コンディションでした。
遠征運が悪過ぎる・・・



で、自分の結果はと言うと・・・
小さいながらも1ヒットありました。
艇脇でフックオフしてしまいましたが。
その他に珍客として、コノシロが。
顎の下にフックアップしてたけど、もしかしてルアーに反応したのかな?

この日は、おぼろげに雨でシーバスが嫌う水が入ってる、活性は低い、レンジ深いかも、濁ってるから・・・ルアー見つけやすい方がいいかな、、、
くらいの発想で、深いレンジに使えて、振動によって視覚以外のアピールが出来るバイブレーション、そしてカラーはチャート系・・・
を多く使いました。
ホント単純な発想でしたが。


(BBQの部分他は割愛して・・・)
(船橋駅周辺のビジネスホテルに宿泊してました。)

月曜は5:00に三番瀬に到着!
夜中に出発して来たチョビー氏と、宿泊組のF氏が既に準備中です。
※An氏は日曜のみでトンボ帰りしました。

2日に分かれてではありますが、湾奥メジャースポットに、福島KFチーム“スライダーズ”が4名、初めて揃いました。
東北魂(?)!釣りましょう!!


チョビー氏は三番瀬デビュー戦のため、並んで漕ぎ出しました。

後ろから漕いで来たF氏と沖で合流し作戦会議・・・
水潮の影響にどう対処するかが最もな課題でしょう。

沖に・・・

航路からは離れていますが、3mを超える水深のエリアを選択しました。
声が届く程度に離れて3人それぞれ乱れ撃ち。

F氏がバラシた直後、中間に浮いていたチョビー氏が待望のキャッチ!
ランディングを見届けながら、チョビー氏の艇が潮目の真ん中に位置していることに気付いた僕は、急いで漕ぎ寄って潮目にキャスト・・・



嬉しい~!
根ズレの心配もないフラット地帯で、走られる分には問題ないため、バラシを減らすためにドラグは緩い。
いつものガングリップタックルはモノフィララインのため、PEラインが出されるギシギシ音が久しぶりで楽しい。

ここで気付いたのは、3mを超える水深を示していた魚探が、2.8mを表示していたこと。
地形の変化に、局所的に集まっているのかもしれない。
チョビー氏と意見が一致したため、珍しくGPSを駆使して・・・
漕ぎ戻ってピンポイントで撃つ!

そして・・・
僕『よっしゃ~!イイサイズ!!(エラ洗い)あ、ルアー飛ばされた~!!』
チョビー氏『俺も来た!イイサイズ!!あ、バレた~!!』

この後、続けて付近のエリアを撃ちましたが、反応は薄れていきました。
このパターンに固執し過ぎるのは時間を無駄にする不安も感じたため、一旦リセットする。




昨日の反省も踏まえて、思い付く点を工夫してみる。
悪さしてるのは水潮・・・
沖の透明度ある海水との境目を探したけど、航路を超えた沖になりそうだ。
で、あれば・・・底の方だけ、新鮮な海水が流れ込んでたりしないかな?
比重の関係で、上層は淡水・下層は海水ということも、汽水域では良く聞く話だ。
そう思い至ったため、底のレンジに集中してみることにしました。

ちなみに、湾奥や地元リバーでのカヤックシーバスに使うルアーに限って、レンジをメモした紙の写メをスマホに保全してます。
忘れたら、スマホみれば確認できるように。
あくまでもカタログ上の、机上の数字ではあるけど、例えばランダムトゥイッチャーを基準として、もっと深いルアーとか浅いルアーとかは、すぐに選択できる。

それを活用して今回は、各水深に合わせて、できるだけ底付近を泳ぐルアーを選び続けた。
1匹目は3mほどの水深で軽いルアーでは難しかったため、ロッドをフェザーライトに持ち替えて“ヒラメハンター90FS”を使った。
(このルアーには去年の湾奥でも世話になった。)
2m前後の水深では、前日に唯一のヒットを得たキックビート55を。
※風で艇が流れるのが早く、テンポを速くしたかったため、このレンジで本当は使いたいCDは、出番が少なかった。

そして1.5m・・・1.4m・・・と浅くなった頃に、ランダムトゥイッチャーを!
この水深であれば、ランダムトゥイッチャーでも底に近い水深を泳がせることができる。

先月の遠征でも結果を出しているクラウンカラーで、すぐに・・・!


2匹続けての60!
夏の地元リバーだと物足りないけど・・・ここのアベレージを考えたら、贅沢は言えない!

その後も1.2mまで緩やかに浅くなるエリアで、ランダムトゥイッチャーへのチェイスが何度か見られた。
残念ながら、ここから追加は出来なかったけど。


そう言えば“獲物1匹ゴミ1個運動”も実施した。
最近では特別に記事に書かなくなってたから、知らない人はホエール氏が元祖と思ってるかも・・・
これ、僕が始めた運動ですし、今でもちゃんとやってますからね!(笑)
今回は、別に1匹に対して1個とか拘らずに、沖で目についたゴミを拾っておいた。
遠征先では、アウェーにお邪魔しているわけだから、いつもより謙虚に拾いました。

この貴重な遠征先のゲレンデに、いつまでも通えますように。
遊び場は、自分で守る。これ、大事。遊び人だから、遊び場無くしたら生き甲斐無くすじゃん(笑)




まとめると、とってもとっても厳しいタイミングで遠征してしまったけど、どうにか結果が出て良かった。
でも、かなり前から“爆”という釣果に飢えていて我慢ならない。
来月に再び、リベンジできたらいいな。



そんなこと考えながら帰路に就き、帰宅後にはカヤック片付け・・・
デリカにカヤック載ってる姿は見納めだ。
目に焼き付けて、写真も撮って・・・



デリカ、たくさんの思い出をありがとう、お疲れ様でした!




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