僕の釣り雑学?
写真は直近の釣果ではありません。
自分の記事を読み返してみると、地元のKFに限っては写真のアイナメ以来、寂しい結果が続いています。
弟のビッグなヤマメとサクラマスの釣果や、前記事でのF氏の釣果に、同記事のコメント欄へのカヤックフッカツ様の釣果…自信喪失中の、東北の湘南人です。
今夜は退屈しのぎに…日頃から工夫していること、意識していることを、羅列してみたいと思います。
後々に過去の自分の考えを思い返すことが出来るし、コメント欄で読者さまたちと談義してみたいとも思います。
①釣りには忍耐が大事?には断固反対!
昔から誰かの格言だか知らないけど、良く聞く言葉です。
忍耐とは、間違えば釣りの上達を妨げる能力だと思う。
僕は忍耐がない、せっかち。
そのため昔から、釣れなければ移動する、釣り方を変える…と忙しい釣り方をする。
それで発見できたことは多いし、仮に辛抱強い性格だったら、釣れないまま工夫なく夕暮れを迎える釣り師になっていたと思う。
今でも上手だとは言えないが…でも釣りに必要なのは好奇心や行動力だと思い続けてる。
②釣りはフナに始まりフナに終わる?
僕の解釈では、ミミズを使ったマブナ釣りで基本を覚え、海釣りとか色々な釣りを経て、ヘラブナ釣りで晩年を過ごす…との言葉だと思う。
これは利に適っているように思う。
自分がミミズの釣りから始めたから余計に納得するだけかもしれないけれど。
それがマブナかどうかは別として、とにかく色々なジャンルの釣りをすると、他の釣りに生きる面が必ず出てくると感じる。
僕は経験したジャンルはまだまだ少ないけれど、それでも例えば、様々な魚種の生態は理解出来ている方だとは思う。
フィッシュイーターだけをターゲットにする釣りだろうが、ベイトの生態まで知っていた方が有利に決まっている。
③KFでの自らのジャンル
上にはジャンルを広く…的な内容を書きながら、自分のKFは実にジャンルが狭い。
もっぱらハードルアーのキャスティングでイナワラが8割方を占めている。
このスタイルを貫くか変えるのか、は引き続きの課題ですが。
ほとんどの魚は、成長すれば“魚食”する。
僕もオカッパリではエサで釣っているアイナメもドンコもアジも、主食ではないにしろ、小魚を食べる。
だから、ルアーの対象魚にはなり得る。
それであれば、KFに限っては飛び道具のアドバンテージを生かして、強気にルアーで貫いてみよう、との考え方が、多少なりともあります。
それと、カヤックでのエサ釣りに対するデメリットが、それなりに思いついてしまうわけです。
動きが制限される艇上では複雑な仕掛けを扱い且つ頻繁にエサ付けすることは煩わしい。
持ち込めるタックルが限られることに反して、ポイント移動とかの自由度が半無限的なカヤックでは、少ない道具で多くのシチュエーションに対応したいところを、ルアーフィッシングが最も満たしてくれる。
また、広い海を自由に漕ぎ回れるカヤックには、オカッパリで言うランガンのように、動の釣りが相性は良いと思う。
だから今のところ、3タックルほどにルアーケースを多く持ち、スナップでルアーだけ交換して違う釣りに変えながら、その範囲内で釣れる魚を釣ることにしている。
ただ、上に書いたように幅広い釣りをすることで得られるものもあるから、当然いつものKFポイントでのエサ釣りも、試す価値はあると、常々思っていた。
ここに来て、新しいKF仲間のAn氏はカワハギやキスに興味があるようで、個人的にも内心“シメタ”と思っている。
地元のエサKFの開拓は任せて、図々しくも情報だけは頂こうと企んでいる、、、笑
釣り方が確立されれば便乗させて頂いてもいいし、生態調査の意味でもフィッシュイーターの釣りに有効に活用できる情報も得られると思う。
④ベストタックルはベイト6ft?!
最近は3タックルを積み込んでの出艇が多いが、そのうち2タックルはベイト6ftです。
残りのスピニングは9ftだけど、実は66に買い換えることを検討中です。
何故6ftかは、まずキャストでの飛距離がカバーできるカヤックでは9ftもあると扱いにくいだけ。
それに、ベイトを多用する理由は、手返しの良さは大きい。
ベールを起こす動作が必要なスピニングに対して、ベイトは続けざまに片手でも撃ち直せる。
特にテトラ帯や磯場等でストラクチャーを撃つ釣り方では、少しの間に流されたカヤックからは、同じく撃ち直すことが手遅れとなってしまう。
それから、ルアーをアクションする時にも、ベイトタックルであれば太腿の上に下ろしたまま操作できて疲れない。
対してスピニングでは、リールが下付きのためにカヤックでは高く構えないと太腿に当たってしまう。
ナブラ撃ち等で勝負が早い釣りであれば耐えられるけど。
で、実は6ftには拘らず7,8ftでも使い勝手はあるとは思うけど、それだとグリップが長くなり、腹に支える。
脇に挟む持ち方だと、上体を捻り辛いカヤックでは、ロッドの方向が狭く限られてしまう。
だから、グリップが短い点で選ぶと…安価なロッドとしては6ftしか探せなかった。
⑤ホーム出艇地に拘る!
開拓と言う言葉は好きだ。
新しいポイントでの釣りはワクワクするし、天候に左右されるカヤックでは、出艇地も引き出しを多く持つべき。
ただ、去年のように頻繁にポイントNに通えた経験から、同じポイントに出艇し続ける大きなメリットを感じた。
連日の同じポイントで、日毎の変化を敏感に感じ取り、底の地形や鳥山の傾向まで覚えて来ると、セオリーを超えた、ローカルなポイントユニーク的なことにも気付くことが出来て、これはもう、楽しさを倍増させられた。
これが“ホーム”と言うことか…とも思う。
だから、他の出艇地を開拓したいと思う反面、最小限の決まった出艇ポイントに絞って、狭く深い開拓に集中したい気持ちが、抜けきらない。
⑥早朝に出艇する理由?
『やっぱり朝しか釣れないものなの?』と聞かれることが多いけど、全くそうではない。
確かに時合的な瞬間を感じることは朝に多いけど、そのためだけに早起きはしたくないし、そもそも最も憧れている鳥山は、日が昇りきってからが意外と多いくらいだ。
ではなぜ?
・カヤックの天敵である風は、早朝に穏やかなことが多い。
・獲物キープの場合には、晩酌の食卓までにカヤック片付け、氷締め&調理の時間を余裕を持って確保したい。
・遭難等の万が一を想定すると、日没までの時間余裕は、生き残る猶予に直結する。
そんなとこ?
⑦iPadを買ったワケ
元々通勤のバス内でスマホを使うことが多かった。
毎日の海快晴、KF情報のブログ、FB…
当然バッテリーは弱くなり、満充電でも夕方まで足りないほどまでに。
この頼りないスマホを沖で頼りに出来るだろうか?
命を預けられるだろうか?
とても怖い。
いざ万が一の事態に、電話の電源が入らなければ、海保に助けを求めることも出来ない。
1度の電話で10%も消耗するようになった頃には、着信にストレスを感じていたほどだ。
『お前のムダ話に付き合って、俺の生存率が10%も消耗したぞ!怒』と、、、笑
それで、新しいスマホに買い替えたと同時に、iPadを購入した。
webはほぼ、こちらから。
スマホは電話、メール、LINE、アラーム、カレンダーくらい。
ゲームなどもってのほかだ。
すると、スマホは週1,2回の充電で足りる程度が続いている。
そう言えば海上での意思疎通のために防水トランシーバーが欲しいけど、その話題は改めてにする。
⑧電車結び
PEとリーダーの結束は、電車結び。
そう言うと驚かれることが多い。
大丈夫?抜けない?
はい、結び目からヤラレタことは、ございません。
イナワラを釣るようになった頃に、ノットについては考えた。
FGノットとか、ポピュラーな結び方を試した。
どう頑張っても10分とか掛かってしまう。
慣れれば早くなるのだろうけど。
それをカヤックの上で出来るか?
酔うでしょう。
出艇前に結べばいいが、沖でライントラブルを起こせば結局、電車結びになるのか。
その時々でノットが違い、違った信頼感でキャストするのであれば、常に同じノットに慣れ、強度を体感で覚えたい。
この電車結び、このパワーまでは抜けない…と言うのを、実績から覚えたい。
それに、いくら難しいノットで結んでも、例えば10巻きしたノットで、1巻き毎にムラが出来てしまうと荷重が平等に分散されず、最も負担が掛かる箇所の1本が先に切れてしまう。
であれば、電車結びだろうが自分の結び方に精通して、ムラなく結べるよう慣れ親しんだ方がいいと思っている。
昔ミサンガを自作していたことがあるから、そのイメージで、見た目にもムラなく巻き付けるようにしている。
⑨突き詰めること
こうして書き出すと、微々たるものだけど、細かいことも工夫して取り組めていることを実感できる。
たかが遊びだけど、真剣に考えて1歩でも先を見ることは、その過程が楽しいし、遊び意外の場面にも役立つ何かを得ることが出来ている気がする。
仕事も同じく身が入ればいいのだけれど…
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