実釣5分でオカズ調達

いわき2011

2014年06月12日 08:42


10日の夜勤明けからの6連休となりました。
まず予報と睨めっこすると・・・11日からの強風から回復しての連休終盤にどうにか浮ければいいな・・・と考え、10日は道具の手入れをして明るいうちからビール片手に犬と遊んで過ごす。
夜になり、何気なくマリンウェザーをチェックすると・・・?!
11日の強風が夜からの予報に変わっている?!
これは日中ならチャンス有るかも。
とは言え早起きではなく日が昇ってからがベストな予報なため、準備は起きてからでいいと考え就寝。

11日朝・・・8:00頃に祖母の通院の送迎をしながら景色を眺め・・・霧?!
先日の霧での撤退を思い出し億劫な気持ちになり・・・ゴロゴロ過ごすことに。
昼になり、某HPで海水温をチェック・・・前回の出艇後に若干下がっていた海水温が、なんと急回復している!
これは何か起こっているかもしれない。
今からカヤック準備は・・・霧でのトンボ返りは嫌だから気が乗らないな・・・ドライブでもするか。
ドライブがてら双眼鏡で鳥山チェックとしました。
最寄りの港“N”は理由もなく素通りして、ポイント“S”の駐車場に停まり休憩・・・鳥が1羽、2羽・・・?!
これはフィーバーの前兆だ、急いで準備!
そして絶壁を渡り鳥山の目の前に向かう。
残念ながら鳥山は沖に離れてしまったが、鳥山が去った後にはオコボレを拾う根魚が残っているイメージがあるので、諦めずルアーを結ぶ。
そういえば鳥山の起こり方が岸壁に張り付いて始まったな・・・そして沖に離れたとは言え浅い根が続いてサラシが出来ている脇のエリア・・・シーバスの鳥山だったのかな?

で、まずは飛距離の感覚を掴むために使い慣れている某シンキングペンシルで第1投・・・どうもしっくり来なかったので再度の第2投・・・このルアーをこのくらいでキャストすればこの飛距離か・・・とイメージを残した状態で新ルアーにチェンジして第3投・・・う~ん飛距離は某シンペンには及ばないけどミノーとしては飛んだ気がする・・・泳ぎは?泳ぎを見るためにサラシを避けて通して来ての足元で、グンッ・・・え?

え~?泳ぎを確認しようと目を凝らしていた水中で、ラインの先に見えたのはミノーより遥かにデカいシルエットでした。
緩めていたドラグを締めて強引気味に浮かせて、潜られない位置で弱らせて・・・この足場テトラだと思って来たけど岩なのね。
磯場で釣ったことないし、どう取り込もう。
急深じゃないからタモは入れづらい・・・ギャフ持って来てれば良かった・・・グリップも忘れてるし・・・とか考えているうちに激しい波に押されたシーバスが岩の下を通って目の前の穴から顔を出しました。
どうしよう、新品ミノーを失いたくない気持ちが最優先でした。
¥2,000くらいしたのと、通販で在庫不足なのか商品手配に時間かかるし・・・とか考えている間もシーバスは波に揉まれ可哀想だな。
この際フックオフしてお帰りになられてもいいからと思い、ベールフリーでロッドは足元に置き、穴にタモを入れて、フロントフックをタモ枠に引っ掛ける。
穴の中で魚体はタモ入れ出来なかったけど、リヤフックに掛かった魚体も落ちずに確保出来た。
目測55cmと見た。シーバスは大き過ぎると美味しくないらしいことを聞く。
某父曰くだけど。
父には70cmを超えたのは持ち帰るなとも言われている。
そういう意味では、オカズとしてはグッドサイズ。

今回はカヤック上でもなく自由が利くので、丁寧に処理してみよう。
アイスピックで脳締め、尻尾の付け根にも刺して、エラ間からはナイフで頸椎の上側(神経)と下側(血管)を絶つ。
出欠多量・・・血抜きは成功と思われる。

この時点で実釣まだ5分ほど。
タモから解くために切り離したルアーを結び直してお土産を増やそうか・・・そう言えば差し入れのリクエストも溜まっているしな。
・・・ん?タオルがない。カヤック慣れしてしまっているから、たまにの陸っぱりだと忘れ物が多いな・・・え、血抜きに使ったアイスピック、ナイフ、プライヤー・・・血糊にまみれたままポケット仕舞いたくないな・・・とか考えていたら、丁寧に処理した獲物を早く氷で冷やしたいこともあって、カラスが鳴いてないけど帰ることにしました。カラスではなくカモメがまだまだ騒いでいるけど、帰ることにしました。

血抜きの時間が必要と思い、駐車場まではストリンガーを腰からぶら下げて、水の中を引いて来る。
車に着いたら、こんなこともあろうかと常備していた発砲スチロールに仕舞う。
最寄りのコンビニで氷を買って写真のような状態になる。
※氷の直付けは良くないみたいだけど、これだけは毎回してしまっている。

家についても冷やし時間の短さを気にして釣り具の片づけを先に。
更にスマホでレシピを調べる。
美味しい刺身だろうが、同じメニューが続くとあからさまに飽きてくる贅沢な家族と言うか、特に自分なのだけれど・・・
今回は“洗い”に初挑戦してみよう。

~夕方になったところで調理開始~
ちなみに参考までに実計測は62cmでした。
まずは腸を・・・ん?ん?内臓ではない何かがそこにはあった。。。
そうだ、俺のお腹にもいくらか詰まってる憎いヤツ。。。
内臓脂肪?!
白河FSのトラウトでは良くあることだけど、天然のシーバスではこれだけの脂肪は初めて見た・・・
脂が乗った食べごろサイズのシーバス・・・グ、レイト~!!
そのテンションでハラスも捨てずに塩焼きにしました。
これ、ヤバいウマい・・・
そして洗いも、なかなかウマい。
洗いの他にカルパッチョも作った。
野菜の用意を担当した母に切り身の量を聞いたら、意外に少ない量を注文して来たので、カルパッチョは少な目に作るのかなと思い、洗いの方が皿に隙間がないところを無理して並べた。
で、いざカルパッチョが出来たら、これ絶対、切り身の量、間違ってますやん!!
まるで野菜サラダの上に飾りとして置かれたミニトマトのごとく、僅かに乗せられた切り身・・・だから言ったのに!!洗いはもう十分だから、カルパッチョ用にもっと使えるよって、言ったのに!!
まーウマいからいいや。
今日も、いわきの海に、ごちそう様でした!

最後に、新品ミノーについて。シルエットを変える意味でも大きめの物も欲しいなと考えて選んだ15cmミノーでした。
・・・としか書けないな。泳ぎも見れなかったし。
次回、再テストの方向で。











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