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2018年02月07日

メープルサーモン

★エリアフィッシング★
☆2/3(土)
☆EP.那須白河フォレストスプリングス
☆ウェアリング:ハンティングハンガーダウンベスト(ジェットスロウ)



『寒い日が続いています。』
この言葉が皆さんにはネガティブに聞こえますか・・・?

僕にはポジティブにすら聞こえます。
キンと冷えた空気は心地よいから。
正しい服装で体幹の体温を保つことが出来ていれば、むき出しの頬だけが冷えるくらいは丁度良かったりする。

学生の頃・・・部活で走るような練習の時には、寒いほど何故か、誰よりも走れた。
それは空気が澄んでいるからか、呼吸がとても楽で息が切れないからと感じていた。



冷たくて済んだ空気・・・
その体感から、久しぶりに燻製がしたくなった。
併せてウイスキーでも呑めば気分は北欧・・・

・・・と言った具合で、久しぶりにトラウトが食べたく釣りたくなった。

前日は仕事を昼までで半休して午後は道具の準備を。
久しぶりの釣りだから、道具を掘り出すだけで時間が掛かる。
夕方には不足していた消耗品の買い出しも・・・
(ティペットとかは古いと劣化しているかもしれないから、在庫はあったけど念の為に補充した。)

道具を準備していると、前回のチケットが出て来たけれど、そこには4年前の日付が記されていた・・・
昨冬は行かなかったことは確かだけど、それほどご無沙汰だったとは・・・!



震災直後の2011年初夏こそエリア巡りもしたけど、僕はトラウトに関しては経験が浅い。
今では足が向く動機は専ら“食べたいから”だ。



食材確保に気合いを入れて・・・早起きで白河に向かった・・・!

白河FSに通い始めたのは中学か高校の頃だったか・・・年に1度ほど父に連れて行ってもらっていた。
あの頃は父のルアーロッドを借りていたと思う。

その頃とはアクセスも改善されて“あぶくま高原道路”を使えば、いわきから白河は意外と近い。
オープンが7:00のところ、1時間半前の5:30に着いたけど、それでも5人ほど先客がいた。
ここはランディングネットを置いて順番取りするのがローカルルールとなっている。

メープルサーモン

この競争率の激しさ・・・ポイント選びの自由度を考えても、本当は平日に来たい釣り場だ。
更には水面に氷が張ってしまえば、溶けるまでの時間は流れ込みしか釣りが出来ない。
予報では最低気温マイナス10℃の朝だったから、ポイント確保のためにも早起きは必須だったのだ。

先客5名はルアーマンのようだ。
これならフライ専用のセカンドポンドは独り占め・・・が、しかし!
“土日のセカンドポンドはルアー解禁です。”との案内・・・

メープルサーモン


オープンすると先客2名はサードポンドに、3名はセカンドポンドに・・・!
良型が溜まるとされる流れ込みは占領されてしまったため、ファーストポンドの流れ込みから入ってみた。

僕の戦略は“アホの一つ覚え”的に決まっている。
(インジケーターを付けた)ルースニングで、2mとかのロングティペットを使用してボトムに沈める。
水深が2m無いポイントでも、軽いフライをボトムに到達させるにはオーバーかと思うほどのロングティペットが要される。

と・・・某エリアオーナーに手ほどきを受けたのですが。

これを実践することで特に得をするのが、この厳寒期なのです。
水温が下がって魚がボトムに沈む季節・・・良型が優先的にボトムに陣取るためか、このボトムまでフライを沈める方法だと良型のヒット率が明らかに高い。

僕は本当にエリアトラウトの知識は乏しいのだけど、この理屈だけ覚えて愚直に実践しているだけで、高確率で美味しいお土産に恵まれる。
それで今回も実践したのですが・・・
幸先良く周りのルアーマン達はヒットさせる中で、僕にだけファーストヒットが訪れない。

でも想定内・・・!
ルアーもフライも、動かす釣り方だと好奇心旺盛なアベレージサイズのトラウトは積極的に反応するみたい・・・と言うのは、過去何回かの経験で知っている。
念の為それを確かめようとストリーマーを引っ張ってみたら、30cmほどのレインボーが簡単にヒットした。

持ち帰り制限が10匹のため、理想は良型を10匹揃えること。
だから幸先良く釣れた30cmはリリースした。

“動かせば釣れる”ことはわかったけど、あくまでも僕は“数釣り”をしに来たのではない。
いつもの釣り方を信じて続ければ、10匹全てとは言わずとも数匹の良型(50~60cm)には出会えるだろう。

そう考えて、周りのペースに惑わされないよう自分の釣り方を続けると言う・・・己の心との闘いのような1日が幕を開けた!



ファーストポンドで2匹目を釣ることが出来ず、セカンドポンドに移動した。
目の前のルアーマンは連発している。
だが、30cm台のレインボーだ。
『俺はあれを釣りに来たのではない!』
そう何度も自分に言い聞かせる。
(でも時々・・・『小さくてもいいから釣りたい・・・!』との気持ちもよぎったけど。)

そして、自分の選択が間違いではないことを確信できた瞬間が、ようやく訪れた。
久し振りのインジケーターの消し込みにフッキングしたら・・・
ジジーっ!!
良型確定のファーストラン!
ラン&・・・ブレイク!!

何故だ~?!

実は前夜に父からインジケーター接続済みのティペットを譲り受けたのですが、これがどうやら古く劣化していたようで・・・でも1度のブレイクでは、それを疑うことが出来なかった。
たまたま結び目から切れていたから、ノットが甘くて抜けてしまった?と考えて、再び父のティペットを結びなおして再開した。

そしてほどなく・・・ジジーっ!!・・・プツン!

何故だ~?!

ティペットを確認すると、結び目でもない個所から切れていた。
それでようやく“劣化”を疑った。

“逃がした魚は大きい”

だけど時刻はまだ10時前だ。
再び良型と遭遇出来ることを願って、次は前日に調達した新品のティペットを結んだ。
だけど、その後は遂に、ドラグを勢いよく引っ張り出すほどの良型は現れなかった。

どの釣りでもそうだけど、素晴らしいチャンスは何度も訪れない。
だから貴重なチャンスは確実にモノにしなければ。

改めて思い知らされた。



落ち込む僕を嘲笑うかのように、ポンド内の清掃要員である巨大なチョウザメが何度も目の前を泳いだ。
メープルサーモン
2mはあるだろうか・・・デカい。


・・・それにしてもヒットのペースが悪い。

周りのルアーマンはハイペースで釣っている。
(きっと心の中では俺をバカにしているに違いない・・・)とか、どんどん弱気になる。
動かせば釣れることはわかっている。
でも、良型だけ持ち帰りたい・・・!

非情に激しい葛藤があったけど、それでも昼までは同じ釣り方を貫いた。
10:00にFSカフェがオープンしたアナウンスがあり、気分転換のためにも早めの昼食にしようと考えた。
10:30だかには休憩にしたと思うけど、その時点で釣果は僅か4匹・・・
でも2匹目以降は40cmほどのサイズで、とても太って銀ピカのヒレピン・・・と質には恵まれたから、3匹はキープした。



そして楽しみな昼食・・・!
ここに釣りに来ると、楽しみの半分は昼食かもしれない。
中には時間を惜しんで昼食も摂らずに釣りを続けたり、釣りながらオニギリを頬張っているような人も目にする。
だけど、これだけ美味しいメニューを食べれるのだから、僕は昼食には時間を贅沢に使いたい。

メニューを眺めていると・・・
『寒かったでしょう。』
と言ってコンソメスープのサービスが!
美味しいスープが身に染みる・・・!

そして目に留まったのは
メープルサーモン
イトウ食べたことない!

迷わず注文した。
メープルサーモン

他には若サケのスモークオイル・・・なんだっけ?正式名称は忘れた。
メープルサーモン

そして白河FS定番のジャンバラヤ!
メープルサーモン

どれも美味しかった!
でも・・・ランチに¥3,000は張り切り過ぎた。
当たり前の値段のルアーが2個も買えるがな!

だけど、それでも悔いが残らないくらい美味かった。


そして後半・・・!
もうサイズを選ぶ余裕は無くなりつつある。
しばし同じ釣り方は続けるけど、キープの基準を若干下げておこう。
それでも数が揃わなかったら、やはり最終的には小さいとわかってはいても表層の元気な魚を釣ることも致し方ない。

そう考えながら迎えた12:30・・・?
放流タイムが!

放流された魚は直後から口を使うのか?
そもそも放流される魚の型・質はどうなのか?

疑問はあったけど、まずは釣ってみよう。

放流直後にペースアップしたフライマンのインジケーター位置を参考にした。
中層を釣っているようだ。

ここで遂に僕も、そのフライマンを真似る形でティペットを短くした。

そして呆気なく釣れたレインボーが・・・
お?型も質も悪くない!

ずっと求めていた良型ではないけれど、40cmほどでメタボ体型な銀ピカ・ヒレピンだった。
放流された魚の質がこれならば、食い気が立っているうちに何匹か釣ってみよう!

そこからプチ連発で・・・スカリの中には食べごろサイズが8匹ほど揃った。

そして放流直後のラッシュは落ち着いてしまったのだけど、ここで残りノルマ2匹の計画を練り直した。
幸先良く9匹目のキープは確保してから、残り1匹はやはりボトムで良型を狙いたい。

それで、朝一に入りたかったポイントの近くに入ることが出来て、幸先良く9匹目のキープが出来た。



最後の1匹はボトムで・・・と考えたけど、結局は沈黙が長すぎて心が折れてしまった。
最後も中層で追加して、まずまずの美味しそうな体型のレインボー10匹を持ち帰ることが出来た。
(イロモノは混じらなかった。ゲストとして嫌いではないのだけど。)



さて・・・!
帰宅して本来の楽しみである食卓!!

この魚は身の色で美味しさが格段に違う(身が赤いほど美味しい)と思うのですが、この40cm級では身が白い可能性もある・・・50~60cmが混じらなかったから今回は刺身は無しかと半ば諦めていたのですが・・・
2枚に卸したところで、台所を覗きに来た父とともに喜ぶ!
『赤いな~!』

これが・・・父曰く『昔と比べても本当に美味しくなって来てる。』林養魚場の“メープルサーモン”!!

翌日以降に調理して食べる予定だったのですが、急きょ当日の夕飯に刺身を用意しました!
メープルサーモン
刺身を褒めることは少ない母が『甘いね~!』と・・・

この味・・・林養魚場のトラウトは本当に美味しいけれど、確かに5年も前であれば40cm程のレインボーではこれほどの旨味はなかったと思う。
震災直後にエリア通いをした頃なら、イワナ系とレインボー系を交配させた種(ロックトラウトとか)に限っては独特の旨味を感じることはデキた。
でも、とうとう大半を占めるアベレージサイズのレインボーまで、この旨味に辿り着いたのか・・・!

林養魚場を強烈にリスペクトします!

このトラウトの味に対して、数年前の記憶で“こんなものか”と結論付けてしまっている方がいるのなら、どうか“年々改良されている”ことを理解して、また時々は食べてみることを、心からオススメ致します。



そうして翌日の日曜日は休日当番で会社に泊まり・・・
月曜の夕方に帰宅しました。
そしたら・・・!
メープルサーモン

“立春朝搾り”て・・・自分は初めて知ったのですが、全国の酒造で割と盛んみたいです。
立春の朝に搾った酒です。

立春・・・実は!立春である2月4日は僕の誕生日なのです。
(自分の誕生日から春が始まるみたいで昔から気に入っているのですが・・・)

それで父が、誕生日プレゼントとして注文してくれていたのでした。
1日遅れの宴・・・!
そう、肴は冷蔵庫にストックされている!

メープルサーモン
ルイベ!

メープルサーモン
ハラスの塩焼き!
(マグロのトロみたいに脂がスゴイ!)

メープルサーモン
フライ!秋に山形で買って来たタルタルソースが合う!

メープルサーモン
筋子!

もう数週間すればイクラになるのでしょうか?
イクラが“レッドキャビン”と呼ばれるのに対して、僕の中ではマスの卵は“オレンジキャビン”でイワナ系の卵は“イエローキャビン”だと思ってます。
(もしかしたら公に呼ばれている名称かも)

どれも旨い~!
酒が進みました!



更に更に!
翌6日は・・・
仕事を昼で終えて午後は燻製!

(燻製器から立ち上る煙を見ていたら、思わずウイスキーを求めてコンビニに走ってしまいました。)

出来上がり・・・
メープルサーモン
冷燻!
これが最も食べたかった!
文句なしに旨い~!



最終的には温燻で熱を通したものも本日7日に食べたのだけど、写真を撮り忘れました。



残るはルイベが3筋ほど冷凍庫に。
これは来客時の肴としましょう。

とても満足な食材確保となりました!






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